ローソン
日本のコンビニエンスストアチェーン ウィキペディアから
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ローソン(英: LAWSON)は、日本のコンビニエンスストアチェーン。三菱商事とKDDIが折半出資する子会社株式会社ローソン(英: Lawson, Inc.[5])によって運営されている。
本社が入居するゲートシティ大崎 | |
種類 | 株式会社 |
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機関設計 | 監査役会設置会社[1] |
市場情報 |
非上場 (2000年7月26日 - 2024年7月24日 )[2] |
本社所在地 |
日本 〒141-8643 東京都品川区大崎一丁目11番2号 ゲートシティ大崎イーストタワー 北緯35度37分6.7秒 東経139度43分55.6秒 |
設立 |
1975年(昭和50年)4月15日 (ダイエーローソン株式会社) |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 2010701019195 |
事業内容 | フランチャイズチェーンシステムによるコンビニエンスストア等の経営に関する事業 他 |
代表者 |
竹増貞信(代表取締役社長兼CSO) 雨宮俊武(代表取締役副社長) |
資本金 |
585億6百万円 (2024年2月29日現在)[3] |
純利益 |
連結: 521億48百万円 単独: 447億22百万円 (2024年2月期)[3] |
純資産 |
連結: 2847億52百万円 単独: 2664億12百万円 (2024年2月29日現在)[3] |
総資産 |
連結: 2兆2974億98百万円 単独: 8205億27百万円 (2024年2月29日現在)[3] |
従業員数 |
連結: 11,666人 単独: 4,361人 (2024年2月29日現在)[3] |
決算期 | 2月末日 |
会計監査人 | 有限責任監査法人トーマツ[3] |
主要株主 |
三菱商事株式会社 50% KDDI株式会社 50% (2024年8月15日現在)[4] |
主要子会社 | #関連会社参照 |
関係する人物 |
中内㓛 新浪剛史 |
外部リンク | https://www.lawson.co.jp/ |
特記事項:連結は国際会計基準のため、純利益は親会社の所有者に帰属する当期利益、純資産は親会社の所有者に帰属する持分 |
コンビニエンスストアチェーンとしてはセブンイレブン・ジャパン、ファミリーマートに次ぐ日本国内店舗数3位(2019年時点)であり、1997年7月には業界で初めて47都道府県全てに出店した。
一般的な「ローソン」のほか、品揃えが異なる「ナチュラルローソン」や「ローソンプラス」、「ローソンストア100」も展開している。各地の青果店などと連携して新鮮な野菜や果物、米の取り扱いを増やすなど全国画一ではない商品構成を模索している[6]。
2001年2月に三菱商事の子会社となり、現在ローソンは三菱グループの主要事業の1つとなっている(三菱広報委員会の会員企業にもなっている)。
1939年、酪農家のJ・J・ローソンは、オハイオ州カイヤホガフォールズにあるブロードブールバードの乳製品工場で、ミルクを販売するための店を始めた[7]。 ローソンズ・ミルク・カンパニーは、主にオハイオ州においてチェーン店を持つまでに成長した[7]。ローソンは、1959年にコンソリデーテッド・フーズに買収された。
ローソンのコンビニエンスストアは1960年代から1980年代半ばまでオハイオ州でよく見られ、牛乳、パン、卵、オレンジジュースのほか、デリカカウンターの「チップス」スタイルのハムやサワークリームポテトチップスディップなどの特産品を販売していた。店舗はペンシルベニア州など近隣の州にも広がり、ローソンはピッツバーグを含む州西部で営業していた。
1985年、コンソリデーテッドはサラ・リーに社名を変更した[8]。ほぼ同時期に、米国内のローソンの店舗は、コネチカット州エンフィールドの小規模なコンビニエンスストア・チェーン、デイリー・マートに売却された[7]。デイリー・マートは本社をカヤホガフォールズに移し、ローソンの店舗名をデイリー・マートとしてその後17年間チェーン店を運営した[9]。
2002年、カナダのコンビニエンスストア会社、ケベック州ラヴァルのアリマンタシォン・クシュタールがデイリー・マートの資産と社名を買収。アリマンタシォン・クシュタールは翌2003年にサークルKを買収、元々ローソンだった店舗や、ローソンがあった地域にある旧デイリー・マート店舗のほとんどはサークルKブランドへ転換された。消費者からの要望もあり、ローソンの「チップ・ディップ」は店名に関係なく販売し続けることが発表された[10][11]。オハイオ州コロンバス地域の独立経営のデイリー・マート数店舗はサークルKから独立して存続し、アリメンテーション・クシュタールからのライセンスでデイリー・マートの名前とロゴを使い続けていたが、2021年9月にこれらの店舗はブランド名を外し、正式にデイリー・マートは消滅した。
ローソンは長らくダイエーが親会社であり、福岡ダイエーホークス(現・福岡ソフトバンクホークス)の多くの選手がCMに出演していた。しかしダイエー本体は業績悪化に伴い保有するローソン株の多数を総合商社の三菱商事に売却した。2001年(平成13年)からは三菱商事が30.68%の議決権を有する筆頭株主である。また、2007年(平成19年)5月31日までは登記上の本店が大阪府吹田市豊津町9番1号の旧ダイエーグループ本社ビル(江坂東洋ビル、現:ビーロット江坂ビル)にあったが、2007年6月1日より東京都品川区に移転した。
2016年時点はローソンHMVエンタテイメントやダイエーグループ商品券、OMCカードの取り扱いを行っていたが、ダイエーグループ商品券はダイエーがイオンの完全子会社になったため2015(平成27年)6月末を以って取り扱いを終了した。2015年(平成27年)11月10日には、同年12月よりイオンが展開する電子マネーWAONが利用可能になる事が発表された[85]。
既述のように2001年(平成13年)以降ローソンは三菱商事の傘下に入ったが、2016年(平成28年)に三菱広報委員会へ入会し名実とともに三菱グループの一員となった[86]。これと前後して、ローソンの経営としてもこれまで以上に三菱商事との連携を強化する方針とし、玉塚元一が会長CEOとなり、社長COOに三菱商事出身の竹増貞信が就任(副社長から昇格)し、三菱商事とのパイプ役も担うこととなった(なお、玉塚の前の社長・会長だった新浪剛史も三菱商事出身)。2017年(平成29年)2月に三菱商事の子会社となっている。
三菱商事グループには同じ小売業のライフコーポレーションが存在するが小規模な協業に留まり、ローソンとライフコーポレーションとの間で業務提携は行われていない。
2024年(令和6年)には通信大手の一社であるKDDIによる株式公開買付け(TOB)が発表[79]。TOB成立後の株式併合(スクイーズアウト)を経て、三菱商事との出資比率は折半となった[4][84]。KDDIは三菱商事系列のポイントプログラム「Ponta」とも出資・提携しており、2020年(令和2年)5月にau WALLETポイントをPontaと統合させている。
2016年11月25日、銀行業参入に向け三菱東京UFJ銀行(BTMU)ともに、ローソンが95%、BTMUが5%出資して資本金10億円でローソンバンク設立準備株式会社を設立した[89]。新会社の会長には財務省出身の岩下正、社長には新生銀行出身の山下雅史を迎えた。また開業については2018年度中を目指していると報じられている[90][91]。
金融庁は2018年8月10日、認可申請中だった「ローソン銀行」について銀行業の免許を交付[92]、同年10月15日から業務が開始された[93]。
外観 | 特徴 |
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ローソンは中国に1996年に進出(日本のコンビニとしては初の中国進出だった)。2012年現在は現地法人の上海華聯羅森有限公司を通じて主に上海市・重慶市・大連市で展開を行っているが、中国国内の外資規制などの影響を受け、店舗数は350店舗程度に留まっている[124]。
中国以外への展開は従来全く行われていなかったが、2011年にインドネシアに進出したのを皮切りに[125]、2012年6月にハワイに店舗をオープン[126]、同年11月にはタイのサハグループとの合弁会社設立を発表するなど[127]、本格的な日本国外展開を開始した。しかし日本国外の店舗数は2012年現在合計で400店舗弱にとどまっており、セブンイレブンやファミリーマートなど同業他社に比べるとやや出遅れていた。
その後、2019年2月時点でローソン海外店舗数は2209店舗となり、そのうち中国が2007店舗と大半を占めるに至った。また同年、2020年までに北京で300店舗出店計画や、生鮮ミニスーパー出店計画[128]、さらにはローソン中国法人が2025年までに1万店規模への拡大計画[129] が報じられた。
下記の他、各地の景観条例に配慮し、店舗のカラーリングを通常と変更している店舗が多数存在する。病院内店舗や高速道路内の店舗はカットする。また、店舗名の前にLが付く店舗はローソンプラスかローソンハイブリッドである。
下記の他、何らかの理由で社会的な注目を集めた店舗については、「事件・トラブル」の節を参照。
産学連携店舗や、運営方法に特徴のある店舗のみ記す。
出店形態に特色のあるものについてのみ記す。
日本郵政グループとの包括提携により展開する店舗。源流は郵政事業民営化前の日本郵政公社との提携店舗「ポスタルローソン」。
2003年(平成15年)8月5日の代々木局店を皮切りに[132]郵便局・郵政庁舎(現在の日本郵政グループビル)のロビーや空き区画からスペースを捻出し、ミニ店舗で開始。2008年2月現在、代々木局店など5店舗を展開し、店のロゴも切手をモチーフにした独自のものを使用していた[133][134]。
2008年2月12日に両社社長が、共同店舗を3年間で800店展開するなどの業務提携や、将来の日本郵政上場後の相互出資の構想を表明[133][134]。この包括提携に基づき、2008年8月に郵便局株式会社が運営する新形態「JPローソン」を新規に6店舗開店。この「JPローソン」の展開に伴い、既存の「ポスタルローソン」(日本郵政旧本社ビル内にあった「ポスタルショップ」(2013年閉店)を含む)は順次「JPローソン」に切り替わった[135][注釈 4]。
ポスタルローソンは旧日本郵政公社、民営化後の郵政グループの不動産を所有する郵便局会社などへ賃料を支払った上でローソン側が運営しており、経営上は同グループから独立していた。JPローソンは郵便局会社・合併後の日本郵便を経て、2012年度以降は子会社の郵便局物販サービスがフランチャイジーとして運営している[注釈 5]。
下記の店舗は特記されている店舗を除き、各企業関係者以外の立ち入りができない区域に設けられており、関係者しか利用できない。
各地域を本拠とするプロスポーツとのコラボレーション店舗が複数存在する。多くの店舗で、店舗の装飾が各チームのイメージカラーに合わせてあるほか、各チームのグッズを多くそろえる。
店舗名の前にアルファベットが付く店舗が存在するが、意味は次の通りである。詳細は店舗の種類を参照。
1986年(昭和61年)4月15日発売[155]。鶏の胸肉(国産ないしはブラジル産[156])の唐揚げを紙箱に封入して販売するファストフード主力商品。もとは1983年にニチレイフーズが開発・製造する業務用冷凍食品の商品名であり[157]、冷凍食品の状態で店舗に納品され、店内で揚げ物調理のうえファストフードとして販売している。ネーミングの由来は開発当時流行していた漫画「かりあげクン」[96] であり、同作中で主人公が「からあげクン」と呼ばれる事もある。
味は基本的にはレギュラー・レッド・チーズの3種類。現在は5個入りだが、時期により1個増量する場合がある。発売当時は9個入りの箱型もあった。なお、2013年(平成25年)10月からは焼き印入りのレア物が極稀に入っている[158]。
現在のパッケージは3代目(2003年(平成15年)より使用)で、パッケージに描かれているキャラクターはニワトリではなく妖精である[159]。身長は10cm(おにぎり3個分、うち身長の3分の1がトサカ)、体重は約10g、胴回り21cm、ライバルはLチキで、普通の人間には見えず、心の純粋な人のみ見えるという[160]。 また、パッケージのキャラクターには、レギュラーは「レギュラーくん」、レッドは「レッドママ」、チーズは「チーズパパ」という名前が付けられている[159]。家族構成は、先述のレッドママがレギュラーの母、チーズパパが同じく父とされている点に加え、レギュラーの兄がのりしお、同じく姉がピザ、同じく双子の弟にガーリックペッパー、育ての親にからあげおやじ(初代のパッケージに描かれたキャラクター)など、様々な関係も明らかになっている[160]。
季節・地域限定で様々なフレーバーやパッケージを出している。2009年(平成21年)にはカルビーとのコラボレーションで「ピザポテト風味」が登場。期間限定で映画作品等とのコラボレーション(スパイダーマン3・ONE PIECE・ナルト等)、アイドルグループNEWSとのコラボレーションなどを行ったこともある。また、秋田県では過去に秋田放送「超神ネイガーVSホジナシ怪人」のコラボレーションCMを放送していた。
2011年(平成23年)には、発売25周年となることを記念した「からあげクン25周年記念キャンペーン」を実施。
日本唐揚協会監修による“ご当地唐揚げ味”シリーズの第一弾として2011年(平成23年)6月7日より「からあげクン 宇佐しょうゆダレ味」を、第二弾として同年7月12日より「からあげクン 名古屋手羽先ダレ味」を、第三弾として同年8月16日より「からあげクン 中津しおダレ味」をそれぞれ発売。延期されていた前述の紀州南高梅味を挟んで、第四弾として同年9月21日より「からあげクン 仙台味噌味(せんだいみそあじ)」を発売。なお、仙台味噌味の販売価格210円のうち10円が「夢を応援基金」に寄付された。第五弾として同年10月18日より「からあげクン タルタルソース味」を、第六弾として同年12月13日より「からあげクン 徳島すだち味」をそれぞれ発売。
2012年5月からは“ご当地唐揚げ味”シリーズとは別にから揚げも単品販売されている。
タイ王国内の「ローソン108」では「くんからあげ」の名で売られているが、これはタイ語で「くん」=「あなた」を意味するため、「からあげクン」よりも馴染みやすいと判断されたためである[163]。
フライドチキン「Lチキ」は、2009年(平成21年)3月24日に発売された[164]。名前の由来は「ローソンのチキン」から。味は基本的には、レギュラー、レッドの2種類で他にレモン味(2010年(平成22年))・ゆず風味(2011年(平成23年))もある。2009年(平成21年)にはカルビーとのコラボレーションでポテトチップス「Lチキ味」が発売されている。2009年8月18日には「Lチキバンズ」というLチキをはさんで食べるパンも発売されている[165]。値段はLチキが税込148円、Lチキパンズが72円(発売当初は50円)となっていて、カロリーはレギュラーが288kcal、レッドが310kcalとなっている。
2010年(平成22年)3月16日にはLチキの発売一周年を記念して、全国のローソン店舗(ナチュラルローソン、ローソンストア100、SHOP99は除く)で2010年(平成22年)3月23日(火)から一週間限定でLチキを1個購入することができ、Lチキの無料引換券などがその場であたる「Lチキくじ」を展開していた[166]。
また、2012年には通常の1.5倍の大きさであるキングサイズが期間限定商品として発売された[167]。
2024年にタイのローソンの「LAWSON 108」の旗艦店として開かれた「LAWSON 108 Flagship Store」にて「Lチキ」が発売され、同製品が初めてタイで発売された例となった[168]。同店舗での販売価格は56バーツ(オープン時のレートで約238円)と高価だが計画の7倍売れており、ローソン側は訪日時に「Lチキ」を食べた客も多く、日本と同じものを食べられる点が支持されたとみている[169]。
最も有名なものとしてはローソンの原点であるミルクにちなんで、ローソン牛乳(PB第1号)がある。その他にはシェービングや洗剤、入浴剤などがある。かつては缶の緑茶、烏龍茶、紅茶などや2Lの北アルプス天然水、烏龍茶があった。
2010年(平成22年)からは、惣菜・飲料・菓子・乾麺などの食料品からトイレットペーパー・洗剤など日用品を安価で扱う『ローソンセレクト』が展開されており、2011年(平成23年)10月からセブン-イレブンに対抗して拡充された。ローソンセレクトは提携しているポプラでも一部取り扱っている。韓国のハイト眞露を第3ビールのPBブランドの輸入先にするなど海外との提携も行っている。
2020年(令和2年)、約680品目に及ぶPB製品のパッケージをnendoが手掛けたシンプルなデザインに統一。1年以上かけて行われたデザイン変更だったが、早々に分かりにくいとの声があがり、納豆、マーガリンなどではパッケージの再変更が決定された[170]。
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この節に雑多な内容が羅列されています。 |
おやつごろ。(おやつごろ。)は、ローソンから発売しているプライベートブランドの菓子シリーズである[171]。製造は複数の製菓会社が行っている。
チョコレート、せんべい、ポテトチップなどを全品108円(ただしビッグサイズはその限りではない)で販売している。パッケージに、水性インキを使っていることを示すロゴや、「味のポイント」が書かれている。
など
ファミリーマート「三ツ星パスタ」やサークルKサンクス「rubetta」に対抗し開発。2012年10月16日に発売した「焼パスタ ラザーニャ ボロネーゼ」が発売から19日で100万食を超えるヒットとなった。[172]
オリジナルのチルドデザートブランド。以前は「Casual Sweets」名義で展開されていたが、セブン-イレブン「7iro cafe」やファミリーマート「Sweets+」、サークルKサンクス「Cherie Dolce」に対抗するため2009年(平成21年)9月に立ち上げられた。
スプーンで食べるロールケーキやシュークリームなどのプレミアム品がラインナップされているのが特徴。中でもロールケーキは約半年間で販売個数1800万個を突破する大ヒット商品となり、コンビニのオリジナルチルドデザートとして初めてモンドセレクション(2010年(平成22年)度)製菓部門において金賞を受賞した。なお、ロールケーキの成形は全て手作りである。
2012年2月からは、和菓子の本格展開をスタートさせ、うち餡を使用したアイテムに「あんこや」のブランドを付けている。また2012年4月には従来のチルド飲料ブランド「L's Style」を統合し、チルド飲料のラインを追加した。
おにぎりブランド「おにぎり屋」・パンブランド「実りベーカリー」(2013年4月2日〜・旧:「とっておき宣言」)・一品弁当ブランド「浪そん亭」(2011年(平成23年)3月 - )・惣菜ブランド「マチのおかず屋さん」などがある。また一部店舗でFrancfranc製の雑貨を販売している。
2006年(平成18年)8月1日、ローソン・サークルKサンクス・ファミリーマートの3社は共同企画商品の清涼飲料水を発売。発売されたのは、日本コカコーラ社「カナダドライパイナップルフィズ」・サントリーフーズ「デカビタCデカボンベ」・伊藤園「本味」(緑茶)の3商品。いずれも税込147円。
ローソンでは懸賞への応募・お試し引換券などに交換できるポイントサービスを実施している。 レジでカードを提示すると、税抜200円で0:00〜15:59は1ポイント、16:00〜23:59は2ポイントが加算される。 ただしタバコ・公共料金・ロッピー関連のほとんどの支払い・プリペイド式電子マネーのチャージ等は買上ポイントの対象とならない商品もある。 2008年(平成20年)4月1日より北海道地区限定で、レジ袋を辞退したポイントカード会員に「レジ袋削減ポイント」として1ポイント付与を開始した[179]。この他、カードの提示により特定商品の割引やボーナスポイントが付与される場合もある。
付与されるポイントは支払方法(現金・クレジットカード・商品券など)によらず一律である。 2008年(平成20年)12月からはレジで直接1ポイント(1円相当)単位でポイントを利用する事ができるようになった。
従来のローソンでのみ展開されていたポイントは2010年(平成22年)3月1日から親会社である三菱商事が中心になって立ち上げた共通ポイントサービス「Ponta」に移行。 既存のローソンパス・マイローソンポイントはそのままPontaカードとして利用可能。
クレジット機能があるポイントカード(17歳以下を対象としたローソンパスジュニアを除く・通常のローソンパスでもクレジットカード機能のないものもある)。 クレジットカードはローソンのみで利用可能な独自のもの(ローソンパスハウス)と、VISA機能が付帯されている提携カード(ローソンパスVISA・JMBローソンパスVISA)がある。ローソンパスジュニアとローソンパスハウスは2007年2月28日をもって新規会員募集を終了しており、現在は発行されていない。 JMB機能付のカードはJALマイレージバンクとの相互交換も可能である。 当初はクレディセゾンとローソン・三菱商事の合弁会社ローソンCSカードによる運営で、クレディセゾンがカードに関わる全ての業務をアウトソーシングする形であった。しかし2008年4月にローソン持株分をクレディセゾンが全て取得、同年9月1日付けで簡易吸収合併された。
前述のローソンパス機能のうち、ポイントの積み立て及びポイントの利用による各機能のみに削ぎ落とした現金ポイント専用カードでローソンパス会員価格商品・ボーナスポイント対象商品・ローソンエンターメディアの先行販売については本サービスの対象外であった。 カードのデザインは「ポインター」という犬をモチーフにしたものであり、ナチュラルローソンの店舗で配布されている申込書にて申し込んだ場合は、ナチュラルローソンのオリジナル図柄のカードが発行されたが、通常柄のマイローソンポイントとナチュラルローソン柄のマイローソンポイントの2枚を持つことができず、また双方同時に申し込んだ場合についてはいずれか一方のカードが発行される[180]。誰でも申し込む事ができるが、16歳未満の場合は親権者の署名が必要である。 現在のところは、他のポイントとのポイント交換は不可。
現金以外の支払(電子決済)手段が同業他社に比べて充実しており、クレジットカード・デビットカード・クオカード・電子マネー・バーコード決済に対応している。
バーコード決済はAlipay、LINE Pay、楽天ペイ、d払い、PayPay、QUOカードPay、WeChat Pay、メルペイ、au PAY、NAVER Pay、Smart Code加盟の全てのバーコード決済、に対応している[181]。このうちAlipay・LINE Payがコンビニストアの全店規模で導入されるのは日本初[182]。Origami PayはOrigami Payサービスの終了に伴い、コード決済機能は2020年4月28日22時に終了した[183]。
デビットカードについてはJ-Debitと異なる独自の規格で導入されており、ゆうちょ銀行・東和銀行・島根銀行・西京銀行および全国の信用金庫のキャッシュカードのみの対応する。
長らくNEC製の決済端末を用いていたが、2017年に深刻化する人手不足への対応や複雑化する店舗業務の効率化を目指すことを目的にPOSシステムの全面刷新を実施。多言語化対応・オールタッチパネル式の自動釣銭機機能付きPOSレジを導入し[184]、決済端末はパナソニック製のJT-R600CRに順次変更された。
クレジットカードのVISA・mastercard・JCB・AMERICANEXPRESSではコンタクトレス決済も可能。
1990年(平成2年)7月に業界で初めて、ダイエーグループのカード会社であるダイエーファイナンス(現:セディナ)と提携し「ローソン ステーション メンバーズカード」を発行。同時に東京都、大阪府・兵庫県の店舗から現金自動支払機の設置を開始し、現在ではOMC及び五大国際ブランド、中国銀聯など多くのブランドが利用できる。クレジットカードでの切手・葉書・有価証券の購入はできない。また、Loppiサービスについては、決済手段に一部制限がある。
使用可能な電子マネーは、プリペイドタイプの楽天EdyとWAON、ポストペイタイプのiDとQUICPay、交通系電子マネーが使用可能である。2014年末までローソンストア100及びローソンマートでは利用できなかったが、2015年1月から上記のWAON以外の各電子マネーでも決済に対応可能となった。
決済方法は、当初は画面上より使用する電子マネーを自ら選択して決済する方法であったが、POSシステム更新後は決済に使用する電子マネーをあらかじめ申告し、店員により操作する方法に変更されている。電子マネーもクレジットカード同様、切手・葉書・有価証券の購入はできず、Loppiサービスについては、決済手段に一部制限がある。
楽天Edyが全店で利用できるコンビニはam/pm(現在はファミリーマートへ統合・移管)、サークルKサンクス、ポプラグループ、ファミリーマートに次ぐ5社目である。
交通系電子マネーについては2009年(平成21年)4月8日にSuicaショッピングサービスがJR東日本エリア内の全店舗に導入されたのを皮切りに、各地で導入が相次いだ。同年8月24日からは、JR西日本エリア内の全店舗(約2,700店)に、ICOCA電子マネーが順次導入された[22]。同年10月下旬からは、福岡県内の全店舗に西鉄のnimocaが導入された。(これ以前から福岡市内50店舗でnimocaは利用可能であったが、暫定的導入であったため他の電子マネーの決済端末とは別にnimoca専用のJREM製複数マネー対応端末が設置されていた。当時は利用者がタッチパネルで選択する方式であったが、nimocaでの決済時には口頭で伝えなければならないなど、レジとは連動していなかった)
近畿2府4県および三重県・愛知県内の店舗では、関西の私鉄などで利用できる、ポストペイ(後払い)方式のPiTaPaも取り扱いが可能である。また、札幌市営地下鉄4駅構内の店舗及び札幌オーロラタウン店・ポールタウン店では、札幌市交通局などで利用できるSAPICAも取り扱い可能である(チャージ不可)。さらに、愛媛県松山市内の10店舗では、伊予鉄道等で利用できるICい〜カードの決済・チャージが2007年(平成19年)3月 - 2008年(平成20年)2月の1年間試験導入された。これも専用端末による対応である[185]。
2010年から、一部の店舗でセルフレジを導入している[186]。現金を取り扱わない決済(電子マネー・クレジットカード及びポイント決済)限定である。
2016年からは東京都内の設置型オフィス内コンビニ「プチローソン」に交通系電子マネー専用のセルフレジを導入している[187]。
2019年からはすべての通常POSレジをセルフモードに切り替えることができるようになっており、2020年7月よりCOVID-19感染拡大防止の観点からも、セルフモードの活用を進めることを発表している[188]。
コンビニATMは、原則として子会社のローソン銀行[注釈 6] が運営する「ローソン銀行ATM」が大半の店舗に設置されている。しかし、一部地域ではローソン銀行ATMでなく、地元金融機関やゆうちょ銀行のATMを設置している店舗もある。また、かつて新鮮組本部運営の一部店舗にはローソン切り替え前からのイーネットATMが継続して設置されていたが、現在はすべてローソン銀行ATMに転換されている。
この他にも、ローソン店舗敷地内の駐車場に店舗外ATMが設置されている事例もある。
柄は以前から[いつから?]変わらない、青と白のストライプ(縦縞模様)である。2000年代にはマイナーチェンジされた。デザインは有名な化粧会社作製[どこ?]で、ブランドはかつて同じくダイエー系列だった百貨店のプランタン銀座である。半袖及び長袖がある。配色は青、白、桃色。ペットボトルによる再生糸を採用しており、比率は50%以上。エコマークが左袖に付いている。また、制服にはICチップが縫いつけられており、制服のリース等の管理に活用されている。なお一部の直営店では青いシャツに黒いエプロンを採用している。2009年(平成21年)10月からは再びマイナーチェンジされ、歴代に続き青いストライプのデザインが残されている。2011年(平成23年)6月25日からは、東日本大震災の影響などにより、青色のエプロンに「がんばろう日本!」のロゴが入った制服を東北・関東エリアで採用していたが、衣替えと同時にストライプの制服に変更された。
なお、MACHI Cafe取扱店では、制服は着用せず、専用のシャツの上にMACHI Cafeのエプロンを着用するという形式になっている。
2022年(令和4年)6月14日 -
2018年(平成30年)春 -
2016年(平成28年)1月 -
2015年(平成27年)6月 - 2016年(平成28年)1月
2013年(平成25年) -
2011年(平成23年) -
2015年(平成27年)3月 - 5月
2010年(平成22年)から2011年(平成23年)夏[注釈 8]
2008年(平成20年)「元気になろーソン」がキャッチコピー。無人島に漂着したNEWSのメンバー達がサバイバル生活に悪戦苦闘するが、ローソンによって救われる。
2007年(平成19年)3月より「元気荘物語」と題されたショートドラマ仕立てのCMが放送された。出演者は以下のとおり。
2006年(平成18年)3月より「とっておき宣言」をキャッチコピーとしたストーリー仕立てのCMが放送された。次年度は篠原涼子サイドがイメージ転換を図りたいとの理由で契約更新をせずに終了。出演者は以下のとおり。
2002年(平成14年)1月より同年末までは「週刊ローソン」をキャッチコピーとしたストーリー仕立てのCMが放送された[189]。出演者は以下のとおり。
2001年(平成13年)1月 - 12月。キャッチコピーは「新型ローソン」。
以下、それより以前のシリーズのタレントを列記。
1980年代以降、現在もアニメやゲームなどとのタイアップ企画を積極的に行っている[193]。
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