カルビー株式会社 (英 : Calbee, Inc. )は、日本 のスナック菓子 メーカー。シリアル食品(グラノーラ )なども製造・販売している。
概要 種類, 機関設計 ...
カルビー株式会社Calbee, Inc.
本社の入居する丸の内トラストタワー本館
種類
株式会社 機関設計
監査役会設置会社 [1] 市場情報
本社所在地
日本 〒 100-0005東京都 千代田区 丸の内 一丁目8番3号丸の内トラストタワー 本館 設立
1949年 (昭和 24年)4月30日 業種
食料品 法人番号
8010001133757 事業内容
スナック菓子 を中心とした菓子の製造・販売、コーンフレーク等の製造・販売 代表者
代表取締役 社長 兼CEO 江原信 資本金
120億46百万円 発行済株式総数
1億3382万1800株 売上高
連結:2,793億1,500万円 単体:1,866億7,700万円 (2023年3月期) 営業利益
連結:222億3,300万円 単体:179億4,100万円 (2023年3月期) 経常利益
連結:234億6,000万円 単体:202億9,400万円 (2023年3月期) 純利益
連結:147億7,200万円 単体:138億9,600万円 (2023年3月期) 純資産
連結:1,826億8,600万円 単体:1,620億2,100万円 (2023年3月31日時点) 総資産
連結:2,390億9,500万円 単体:2,073億4,400万円 (2023年3月31日時点) 従業員数
連結:4,839名 単体:1,960名 (2023年3月31日時点) 決算期
3月31日 会計監査人
有限責任あずさ監査法人 主要株主
オランダ FRITO-LAY GLOBAL INVESTMENTS B.V. 20.03% 日本 一般社団法人幹の会 17.16% アメリカ合衆国 STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 4.09% 日本 鳥越製粉 株式会社 1.45% アメリカ合衆国 THE BANK OF NEW YORK, NON-TREATY JASDEC ACCOUNT 1.15% (2017年3月末時点) 主要子会社
日本 カルビーポテト 株式会社 100.0% 日本 スナックフード・サービス 株式会社 100.0% アメリカ合衆国 Calbee North America, LLC 100.0% 大韓民国 Haitai-Calbee Co., Ltd. 50.0% フィリピン Calbee-URC, Inc. 50.0% インドネシア PT. Calbee-Wings Food 50.0% イギリス Calbee (UK) Ltd 100.0% (2017年3月末時点) 関係する人物
松尾孝 (創業者)松尾聰 (第2代社長)松尾雅彦 (第3代社長)松本晃 (元会長兼CEO)中田康雄 (元社長兼CEO・CIO) 外部リンク
www.calbee.co.jp/index.php 特記事項:広島市 で創業 テンプレートを表示
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年表
カルビー旧本社ビル(北区 赤羽南一丁目)。現在はPALTAC 東京支社。
カルビー広島工場東棟
カルビー広島工場西棟
1949年 (昭和 24年) - 広島に松尾糧食工業株式会社 を設立。
1955年 (昭和30年)
1964年 (昭和39年) - 「かっぱえびせん 」を発売。
1968年 (昭和43年) - 宇都宮工場を操業。
1969年 (昭和44年) - 千歳工場(現在の北海道工場)を操業。
1971年 (昭和46年) - 「仮面ライダースナック 」を発売。
1972年 (昭和47年)
1973年 (昭和48年)
6月20日 - 本店を広島市宇品御幸一丁目12番23号から東京都 北区 東十条 六丁目1番15号に移転。広島の旧本店は支店に変更。
12月27日 - 商号をカルビー株式会社 に変更。
「仮面ライダーV3 スナック」を発売。
「プロ野球スナック 」を発売。
1975年 (昭和50年)
1976年 (昭和51年) - 宇都宮第2工場、滋賀工場(現在の湖南工場)を操業。原料部門が独立し、カルビーポテト 株式会社を設立。
1982年 (昭和57年)2月22日 - 本店を東京都北区赤羽南 一丁目20番1号に移転。
1983年 (昭和58年) - 各務原工場を操業。
1986年 (昭和61年) - 広島西工場(現在の広島工場西棟)を操業。
1988年 (昭和63年) - シリアル食品市場に参入。
1989年 (平成 元年) - シリアル製造の清原工場を操業。
1990年 (平成2年) - スナックフード・サービス 株式会社を設立。
1991年 (平成3年)
F1世界選手権 に参戦するティレル にスポンサードを開始(1994年シーズンまで)。同時にアルファベットで「CALBEE」表記のロゴマークを制作する[7] 。
東京研究開発センターを開設。
1992年 (平成4年) - 「ピザポテト 」発売。
1993年 (平成5年) - 「堅あげポテト 」発売。
1994年 (平成6年)
VI の導入で、社名ロゴを「Calbee」に改める[7] 。
旧本社ビルが完成。
1995年 (平成7年)
1996年 (平成8年) - ガーデンベーカリー 株式会社を設立。
1999年 (平成11年) - 綾部工場(現在の京都工場)を操業。じゃがいも不作により「ポテトチップス」を価格据え置きで100グラム→90グラムに減量。2世代目のカルビーポテト丸の竣工。
2000年 (平成12年) - 株式会社カルナック を設立。
2004年 (平成16年)
シリアル製造部門が独立し、オイシア 株式会社を設立。
研究開発の拠点となるR&DDEセンター(現在の研究開発本部)を設立。
2005年 (平成17年) - 滋賀工場が独立し、カルビー湖南株式会社(現在のカルビー・イートーク 株式会社)を設立。
2006年 (平成18年)
「じゃがビー」(Jagabee)を発売。
旧広島工場(宇品 )を閉鎖し、現広島工場(現在の広島工場東棟、廿日市市 )創業。
2007年 (平成19年) - 「ポテトチップス 」のコンビニ専用サイズを従来の90グラムから85グラムに減量。参考価格は税 抜き140円。コンビニ以外サイズは70グラムから65グラムへ減量。参考価格は消費税抜き100円。
2009年 (平成21年) - ペプシコ と業務・資本提携を締結、ペプシコがカルビーの発行済み株式を20%取得し、カルビーがジャパンフリトレー を完全子会社化する[4] 。「ポテトチップス 」のコンビニ以外サイズを従来の65グラムから60グラムに減量。参考価格は税 抜き100円。
2010年 (平成22年) - 本社を現在地(丸の内トラストタワー本館)に移転[8] 。旧本社屋はその後、吉野家ホールディングス の本社として2016年1月まで使用されたのち、同年11月よりPALTAC 東京支社となっている。また、2008年11月より「ポテトチップス」のコンビニ専用サイズが158円(85グラム、税込参考価格 )となっていたが、値下げされ148円となった。
2011年 (平成23年)3月11日 - 東京証券取引所1部上場。[注釈 3]
2012年 (平成24年) - 世界最大のポテトチップス(501キログラム)を作成し、ギネス世界記録 に認定。
2013年 (平成25年) - 2004年に独立させたオイシア株式会社を吸収合併。
2015年 (平成27年)秋 - 同社初となる筒入り型「ポテトチップス クリスプ」を発売[9] 。
2019年 (令和 元年)5月6日 - 「ポテトチップスコンソメパンチ 」40周年を記念して、「ポテトチップスコンソメ肉パンチ」と「ポテトチップスコンソメ野菜パンチ」が発売。
2020年 (令和 2年) - カルビー(中国)管理有限公司(中国上海市)を設立。株式会社ポテトかいつかを100%子会社化[10] 。
2022年 (令和4年)以降 - 「ポテトチップス 」コンビニ向け80グラム、コンビニ以外60グラムともに2022年上旬、2022年9月、2023年6月に原材料費高騰を理由に値上げ。2023年 7月現在で、80グラムが参考価格170円前後(税抜)、60グラムが参考価格160円前後(税抜)となっている。
2024年 (令和6年)4月1日 - 東京ディズニーリゾート を運営しているオリエンタルランド との間でスポンサー契約を締結。東京ディズニーランド のレストランであるキャンプ・ウッドチャック・キッチン、東京ディズニーシー 「ファンタジースプリングス 」[注釈 4] のレストランであるアレンデール・ロイヤルバンケットとスナグリーダックリングを提供する[11] 。
北海道 の1,300のジャガイモ畑と契約している。専用の運搬船「ポテト丸 」(現在運用されているのは2017年に就航した3代目)や、トラック 、鉄道貨物 で、本州 等の工場へと運搬される[12] 。
直営店
下記の情報は公式サイト[14] による。
Calbee+(カルビープラス):アンテナショップ 。
Yesterday's tomorrow(イェスタディズ・トゥモロー):日本各地の菓子メーカー約120社の製品を販売[広報 1] 。
その他:
GRAND Calbee(グランカルビー):大阪市の阪急百貨店うめだ本店 地下1階。
スナックキッチン my Calbee(マイカルビー):広島県廿日市市のゆめタウン廿日市 内。
Calbee kitchen(カルビーキッチン):神奈川県の東名高速道路・海老名サービスエリア (下り)内。
現在(2006年〜)のコーポレートメッセージは、「掘りだそう、自然の力。 」 。
1976年から2005年までは「健康とまごころをお届けする。 」。当時の提供番組であった『まんが日本昔ばなし 』『おはよう!ナイスデイ 』『青春ファンタジア 菊池桃子 あなたと星の上で 』の提供企業紹介で読まれていた。
かっぱえびせん
こんがりトースト焼き焼き
カルビーポテトチップス :地域限定商品を含めると年間で約200種類が販売されている[15] 。
1983年発売。カルビー初の厚切りウェーブカット。
1986年〜1993年に発売。当時の激辛ブームに乗せて発売。2018年3月12日から復刻版を発売(5月下旬までの期間限定発売の予定)[16]
1987年〜1993年に発売。2018年3月12日から復刻版を発売(5月下旬までの期間限定発売の予定)[16]
1989年〜1993年に発売。前身は「OKONOMI CHIPS」。2018年3月12日から復刻版を発売(5月下旬までの期間限定発売の予定)[16]
お酒のつまみに合うポテトチップスをローソン で2012年3月20日に限定で発売。
冷やして食べるとうまいポテトチップスがコンビニで2012年4月16日に、コンビニ以外では4月30日に期間限定で発売。
昔ながらの釜揚げ製法で製造された厚切りにして堅めの食感を持ったオールドスタイルのポテトチップス。
3.5ミリメートルと厚めにカット。2017年発売[広報 2] 。
ポテトチップス47都道府県の味(地元チップス)。各都道府県の地元の味を再現したポテトチップスを数量限定・期間限定で発売[広報 3] 。
サッポロポテト
じゃがりこ
miino(ミーノ)
じゃがポックル (地域限定)
野菜スナック(サッポロポテトつぶつぶベジタブル、さやえんどう、ベジたべる、ベジップスなど)
チーズビット(春夏限定)
おさつスナック(秋冬限定)
フルグラ (フルーツグラノーラ )
フルグラ くるみ&メープルシロップ味(2015年10月12日発売、2015年度秋・冬限定販売)[17]
機能性表示食品としても展開。[18]
Oh! おつまみ
カード付きスナック・ポテトチップス
1999年に復刻版として「仮面ライダーチップス」が発売される。第2弾カードにレアカードが続出、オークションで高値売買される。
『仮面ライダー 』放送終了後に後継商品として発売された、後に発売されるおさつクッキー と同じ物を採用。
※この3つの商品は、トレーディングカード がおまけに必ず付いてくることで人気のロングセラー商品。当たり(=ラッキーカード)が出ると、当たり1枚でカードを収納するアルバム、2枚で全選手サイン入りカードが貰える。
※この5つの商品もカード付きで当たりが出るとカードアルバムが貰える。1980年代前半の藤子不二雄劇場 の放送に合わせて発売された。なお、ドラえもんチップスは2014年に再発売された。
コラボ商品
DVD
プロフェッショナル 仕事の流儀 経営者・松本晃の仕事 まっすぐ稼げ!飽くなき野心(2018年9月21日、NHKエンタープライズ)ASIN B07F34BK2W
注釈
「おまけ」の「仮面ライダーカード」のおかげで記録的な売り上げを達成したが、カードだけを取ってスナックを廃棄する現象が全国で発生。「ライダースナック 投棄事件」として社会問題化した。
上場日の2011年3月11日(金曜日)14時46分に東日本大震災 が発生し市場の終了間際に株価が急落した。
一部広告専門マスコミ通信社向け配信サイトからの情報で「カルビー広告戦略見直しで2014年10月以降はスポット広告重視に」という記事を受けたもの。
出典
【ジュニアプレス】ポテチ ご当地の味開発/カルビー 地元の人に試食依頼『読売新聞 』夕刊2018年3月10日
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