八重瀬町
沖縄県島尻郡の町 ウィキペディアから
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八重瀬町(やえせちょう)は、沖縄本島南部に位置する町[1]。2006年1月1日、島尻郡東風平町と具志頭村が合併して誕生した[1]。
やえせちょう 八重瀬町 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 九州地方 | ||||
都道府県 | 沖縄県 | ||||
郡 | 島尻郡 | ||||
市町村コード | 47362-6 | ||||
法人番号 | 4000020473626 | ||||
面積 |
26.96km2 | ||||
総人口 |
32,318人 [編集] (推計人口、2024年10月1日) | ||||
人口密度 | 1,199人/km2 | ||||
隣接自治体 | 豊見城市、糸満市、南城市、島尻郡南風原町 | ||||
町の木 | リュウキュウコクタン | ||||
町の花 | マリーゴールド | ||||
町の花木 町の魚 |
ヒカンザクラ トビウオ | ||||
八重瀬町役場 | |||||
町長 | 新垣安弘 | ||||
所在地 |
〒901-0492 沖縄県島尻郡八重瀬町字東風平1188番地 北緯26度09分29秒 東経127度43分07秒 八重瀬町役場 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
ウィキプロジェクト |
町内には現存する最古のシーサーといわれる富盛のシーサーがあり、沖縄県指定有形文化財に指定されている(最古のシーサーを参照)[2]。
町の中央に最高地点となる八重瀬岳(標高163m)があり、周囲は丘陵台地となっている[1]。町内には二級河川が4本ある(長堂川、饒波川、雄樋川、報得川)[1]。
150メートル前後の、第三紀層から成る丘陵地帯。北部を饒波川が西流する。
八重瀬町と全国の年齢別人口分布(2005年) | 八重瀬町の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 八重瀬町
■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
八重瀬町(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
代 | 氏名 | 就任日 | 退任日 |
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初代 | 中村信吉 | 2006年2月12日 | 2010年2月11日 |
2代 | 比屋根方次 | 2010年2月12日 | 2018年2月11日 |
3代 | 新垣安弘 | 2018年2月12日 | 現職 |
[3]。
旧東風平町と旧具志頭村に分けることが多く、小・中学校の校区は旧町村ごとに分かれている。
なお、合併後の地名表記は「旧町村名」をそのまま「八重瀬町」に読み替えるだけで、ほぼ同じ時期に合併したうるま市、宮古島市、南城市とは違い、合併前の旧町村名が残らない。 例:
元は村制前の6村を引き継いだ6字を置いていたが、のちに分割や新設により7字新設され、現在は13字を数える。
以下は1947年(屋宜原のみ1948年)に新設された字である。
以下は後にに新設された字である。長毛は1966年に設置されたが、他2つはいつできたか不詳である。90年代頃の可能性が高い。
合併前の東風平町は2003年より北海道日本ハムファイターズが二軍のキャンプ地として使用していた。しかし一軍のキャンプ地である沖縄本島北部の名護市との間で選手やコーチの往来に不便があるため、2006年はキャンプ後半の日程を北部の国頭村で行い、2007年からは全日程を国頭に移すことになった。したがって合併後の八重瀬町として日本ハムの二軍キャンプが行われたのは2006年の前半のみということになる。
東京ヤクルトスワローズが2009年から2011年まで2月に二軍キャンプ地として東風平運動公園野球場を使用し、その後2013年から2019年まで、韓国のハンファ・イーグルスが2~3月に開幕前のキャンプで使用していた。
2019年に創設された野球チーム・琉球ブルーオーシャンズが八重瀬町を準本拠地として活動し、東風平運動公園野球場を使用する。
町内を通るバスは主に琉球バス交通と沖縄バスの2社で運行されている。
以下の路線が市内を通っている。琉球バス交通は那覇市と南城市内の百名バスターミナル・玉泉洞を結ぶ路線が中心で、沖縄バスは那覇市と糸満市を結ぶ路線が中心である。両社とも、ほかに糸満市と南城市を結ぶ路線もある。
下表の運行会社の「琉」は琉球バス交通の路線、「沖」は沖縄バスの路線。
番号 | 路線名 | 運行 会社 |
起点 | 終点 | 八重瀬町内の主な経由地 |
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那覇市 - 南風原町 - 八重瀬町 - 糸満市 | |||||
34 | 東風平線 | 沖 | 那覇バスターミナル | 糸満バスターミナル | 友寄、東風平、富盛 |
35 | 志多伯線 | 友寄、東風平、志多伯 | |||
200 | 糸満おもろまち線 | おもろまち駅前広場 | 友寄、東風平[4]、志多伯 | ||
235 | 志多伯おもろまち線 | 友寄、東風平、志多伯 | |||
334 | 国立劇場おきなわ線 | 国立劇場おきなわ(浦添市)[5] | 友寄、東風平、富盛 | ||
那覇市 - 南風原町 - 八重瀬町 - 南城市 | |||||
50 | 百名(東風平)線 | 琉 | 那覇バスターミナル | 百名バスターミナル | 友寄、東風平、新城、具志頭 |
51 | 百名(船越)線 | 名幸原 | |||
54 | 前川線 | 玉泉洞前 | 友寄、東風平、新城、具志頭、名幸原 | ||
83 | 玉泉洞線[6] | 友寄、東風平、新城、具志頭 | |||
糸満市 - 八重瀬町 - 南城市 - 与那原町 - 南城市 | |||||
36 | 糸満〜新里線 | 沖 | 糸満バスターミナル | 南城市役所 | 東風平 |
糸満市 - 八重瀬町 - 南城市 | |||||
81 | 西崎・向陽高校線 | 琉 | 糸満バスターミナル | 玉泉洞前 | 与座、具志頭 |
82 | 玉泉洞糸満線 |
上記の路線のほかに、南城市が沖縄バスに委託し運行するコミュニティバス「Nバス」のうちC・D2・F3・Gルートが経路上町内を通過するが、長毛バス停・向陽高校入口バス停に停車する以外は町内の停留所をすべて通過する。また町北西部の豊見城市との境界付近の県道82号バイパスには那覇バスの446番(那覇糸満線)が通るが、八重瀬町内に停留所はない。小城入口など、八重瀬町との境界に近い停留所がある。
郵便は合併前は、東風平・具志頭両郵便局それぞれで旧町村ごとに集配業務を行っていたが、合併と同時に東風平郵便局に一元化した(具志頭郵便局は無集配となった)。郵便番号は以下の通りとなっている。
市外局番は復帰前093だったが、1972年の本土復帰とともに098993、1976年には098998に変更された。長らく現町域内の通話は市内局番がなく加入者番号の4桁をダイヤルするだけだった。そして1990年12月に那覇市や周辺市町村とともに098に統一され、旧市外局番の末尾の「998」が市内局番となり、現町域内でもようやく市内局番が導入された。これまで域外の市内通話は市外局番から10桁ダイヤルしていたのを市内局番からの7桁で済む反面、域内通話はこれまでの4桁から市内局番の998から7桁ダイヤルしなければいけなくなった。以降市内局番は998のほかに、835や840といった8から始まる市内局番も出てきた(他の市町でも使用されているため加入者番号の頭1桁で地域を分けている)。電話の開設・移転が窓口受付だった頃は那覇市の那覇電報電話局で行っていた(現在は116をダイヤルするのみ)。
合併後の町役場は旧具志頭村役場に置かれたが、2016年1月に東風平に新築された新庁舎に移転した。
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