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この項目では、SMBCファイナンスサービス株式会社が発行するクレジットカードについて説明しています。法人としての旧株式会社オーエムシーカードについては「セディナ」をご覧ください。 |
OMCカード(オーエムシーカード)は、SMBCファイナンスサービス株式会社が発行するクレジットカードである。
旧・株式会社オーエムシーカード時代から発行されていたカードであり、その原点は1978年にダイエーのハウスカードとして発行開始された「ダイエーメンバーズカード」である。1983年には「オレンジメンバーズカード」と改称され、頭文字を取った「OMC」(Orange Member's Card)が通称となっていた。国際カード化に先立つ1987年から「OMCカード」が正式名称となり現在に至る。
国際ブランドは特記がない限りVisa、MasterCard、JCBから選ぶことが出来る。ただし、一部のプロパーカードや提携カードではブランド選択肢が限られる(もしくは、特定ブランドしか選択出来ない)ことがある。一般カード・GOLDカード・プラチナカードには、ハローキティデザインのタイプがある。
当初旧オーエムシーカードから継承した「OMCカード」は表面のロゴが「OMC」のみだったが、その後「Cedyna」も併記されるようになった。
2024年4月の三井住友カードへの合併後は、一部のカード(ハローキティデザインを含む)が名称とデザインを変更の上で更新および再発行され、JCBブランドも継続されるが、新規発行の再開については未定。
本節では、カード券面に「OMC」ロゴが表記されており、2022年8月時点で新規申込受付を行っている提携カードを述べる。「Cedyna」ロゴ仕様の提携カードについては、セディナ#発行クレジットカードを参照。
- miberryカード
- 日本旅行のグループ会社である日本旅行リテイリングとの提携カード。年会費は1,650円(10%消費税込)。国際ブランドはVisaのみだが、カードデザインがアクティブレッド、クリアブルー、ライトオレンジの3色が設定されている。
- LEncoreカード
- ローソンエンタテインメントとの提携カードで、ローソンチケットにて初回登録を済ませることでLEncore会員の特典を受けることが可能。年会費は1,650円(10%消費税込)。国際ブランドはVisaとJCBの2種類。
- ニシザワカード
- ニシザワとの提携カード。年会費は1,100円(10%消費税込)だが、前年度のカードショッピングの利用合計額が税込5万円以上の場合は翌年度の年会費が無料となる。国際ブランドはJCBのみ。
- アトムカード
- 手塚プロダクションとの提携による鉄腕アトムデザインの社会貢献型カード。カードショッピングの利用金額の0.3%相当額をSMBCファイナンスサービスが負担する形で(カード会員への負担なしで)寄付される。寄付先については固定をせず、両社の代表者で構成される「アトムカード委員会」にて子供達の夢を叶える活動や子供達を救う活動に合致する団体が毎年選定されている。年会費は初年度無料で次年度以降は1,100円(10%消費税込)。国際ブランドはMasterCardのみ。
- ありがとうカード
- 今治デパートとの提携カード。年会費は初年度無料、次年度以降は1,100円(10%消費税込)だが、前年度のカードショッピングの利用合計額が税込3万円以上の場合は無料となる。イオン・ダイエーでのわくわくポイント3倍の対象外となる。
- OSAKAメセナカード
- 大阪府との提携による社会貢献型カード。カードショッピングの利用金額の0.3%相当額をSMBCファイナンスサービスが負担する形で(カード会員への負担なしで)大阪府文化振興基金へ寄付される。年会費は初年度無料、次年度以降は1,100円(10%消費税込)だが、前年度のカードショッピングの利用合計額が税込3万円以上の場合は無料となる。カードデザインは国際ブランド毎に異なる。
- 慶應OMCカード
- 慶應義塾大学及び慶應学術事業会との提携カード。同大学の関係者のみ申込可能で、現役学生を対象とした慶應義塾生活協同組合の組合員証との一体型カードとなる(塾生)と、短期大学を含む卒業生・教職員・現役学生の両親や祖父母を対象とした(塾員)の2種類がある(なお、(塾生)は大学卒業に合わせて(塾員)へ切り替わる)。(塾生)は在学中は年会費無料で、イオン・ダイエーでのわくわくポイント3倍の対象カードであるが、日本国内でのカードキャッシングは原則利用不可となり、大学内の生協食堂・購買部・書道部で少額対応のクレジット払いをメインとしている(海外でのカードキャッシングの利用ついては、渡航前に「アンサーセンター」へ連絡し、所定の手続きを行い、一定の審査を通過することで可能となる)。(塾員)は日本国内でのカードキャッシングが利用可能になるなどサービスが拡充されるが、年会費1,100円(10%消費税込)がかかる。(塾生)・(塾員)ともに国際ブランドはMasterCardとJCBの2種類で、JCBはハローキティデザインとなる。
- 慶應OMCGOLDカード
- 「慶應OMCカード(塾員)」のゴールドカード仕様で、申し込み対象者は「慶應OMCカード(塾員)」に準じる。年会費は6,600円(10%消費税込)で、国際ブランドはJCBのみ。ハローキティデザインとなる。
- 長渕剛カード/長渕剛クラブカード
- 貯めたわくわくポイントをオリジナルグッズに交換できる特典が付与されるカード。「長渕剛カード」は年会費は初年度無料、次年度以降は1,100円(10%消費税込)。「長渕剛クラブカード」はオフィシャルファンクラブ「長渕剛クラブ」の会員証との一体型となり、年会費の自動引落が行われる(年会費の自動引落は指定した金融機関から引き落とされる)。年会費は永年無料となる。いずれのカードも国際ブランドはMasterCardのみ。
- BPセレクトカード
- 万代シテイ ビルボードプレイス(新潟県にあるファッションビル)との提携カード。年会費は初年度無料、次年度以降は1,100円(10%消費税込)だが、前年度のカードショッピングの利用合計額が税込3万円以上の場合は無料となる。イオン・ダイエーでのわくわくポイント3倍の対象外となる。国際ブランドはVisaとMasterCardの2種類。
- フラレアカード
- 文踊社が発行するハワイアン・ビジュアルマガジン「フラレア」とのコラボレーションカード。「OMCカード」や「セディナカードクラシック」と同等レベルの保険額となる旅行傷害保険やショッピング保険(動産総合保険)、カード紛失・盗難保険が付帯する。年会費は1,100円(10%消費税込)。国際ブランドはVisaのみだが、カードデザインがピンク基調の「アウアナ」とブラウン基調の「カヒコ」の2種類が用意されている。
- フラレアGOLDカード
- 「フラレアカード(アウアナ)」のゴールドカード仕様。旅行傷害保険やショッピング保険(動産総合保険)の最高保険額が「OMC GOLDカード」と同等レベルに引き上げられ、旅行傷害保険額は国内・海外ともに最高5,000万円、ショッピング保険(動産総合保険)は最高100万円となり、ネットセキュリティサービスや会員専用ロードサービスが付帯される。年会費は6,600円(10%消費税込)で、国際ブランドはVisaのみ。