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日本の女優 (1981-) ウィキペディアから
尾野 真千子(おの まちこ、1981年〈昭和56年〉11月4日[1] - )は、日本の女優。奈良県吉野郡西吉野村(現・五條市)出身[2]。身長161cm[1]。TOM company所属[1]。
おの まちこ 尾野 真千子 | |||||||||||
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生年月日 | 1981年11月4日(43歳) | ||||||||||
出生地 | 日本・奈良県吉野郡西吉野村(現・五條市) | ||||||||||
身長 | 161 cm | ||||||||||
血液型 | A型 | ||||||||||
職業 | 女優 | ||||||||||
ジャンル | 映画、テレビドラマ | ||||||||||
活動期間 | 1997年 - | ||||||||||
配偶者 |
一般人男性(2015年 - 2017年) 一般人男性(2021年 - ) | ||||||||||
事務所 | TOM company | ||||||||||
公式サイト | 公式プロフィール | ||||||||||
主な作品 | |||||||||||
テレビドラマ 『火の魚』/『Mother』 『名前をなくした女神』/『カーネーション』 『疑惑』/『最高の離婚』 『夫婦善哉』/『夏目漱石の妻』 『麒麟がくる』 映画 『萌の朱雀』/『リアリズムの宿』 『殯の森』/『クライマーズ・ハイ』 『探偵はBARにいる2 ススキノ大交差点』 『そして父になる』/『きみはいい子』 『ナミヤ雑貨店の奇蹟』/『茜色に焼かれる』 『ハケンアニメ!』 | |||||||||||
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4人姉妹の末っ子として生まれる[3]。1996年春、14歳の時に地元中学校で靴箱の掃除をしている姿が映画監督河瀨直美の目にとまり[4]、1997年の映画『萌の朱雀』で主演デビュー[5]。第10回シンガポール国際映画祭で主演女優賞、第12回高崎映画祭で最優秀新人女優賞を受賞。
2000年、奈良県立御所高等学校(現・奈良県立青翔高等学校)を卒業後に上京し[6]、女優活動を本格的に始める。
2007年、地元・奈良県で撮影された主演映画『殯の森』で10年ぶりに河瀬直美監督とタッグを組み、作品は第60回カンヌ国際映画祭コンペティション部門でグランプリを獲得する[5]。
2009年、ヒロインを演じた広島発地域ドラマ『火の魚』(NHK広島)が、イタリア賞や文化庁芸術祭大賞をはじめ国内外で高く評価される[6]。本作により第36回放送文化基金賞演技賞を受賞。
2010年、水曜ドラマ『Mother』(日本テレビ)において、自らを取り巻く環境に追い込まれネグレクトを行ってしまう母親を演じ、昨年の『火の魚』とともに東京ドラマアウォード2010助演女優賞を受賞[7]。
2010年、奈良県五條市名誉市民の第1号受章者に選ばれる[8]。
2011年、平成23年度下半期のNHK連続テレビ小説『カーネーション』(NHK大阪)のヒロインにオーディションを経て起用され[3]、コシノ三姉妹の母でファッションデザイナー・小篠綾子をモデルとする主人公・小原糸子を演じる。バイタリティあふれる演技が多くの支持を集め[9][10]、東京ドラマアウォード2012主演女優賞などを受賞[11]。本作はギャラクシー賞のテレビ部門・大賞を朝ドラとして初めて受賞する。
2013年、多くの作品賞を受賞し、韓国でリメイクされるなど高い評価を受けたドラマ『最高の離婚』(フジテレビ)において[12][13]、シリオコミック(真剣でかつ滑稽)な役柄の妻を演じ[14]、大竹しのぶに続き2人目となる2度目の放送文化基金賞演技賞を受賞[15]。「どんな役を演じても『はまり役』と思わせる、その人物造形の巧みさに大きな才能が感じられる。」と評され、高い評価を受ける[14]。同年には、メインキャストを務めた映画『そして父になる』(是枝裕和監督)が、第66回カンヌ国際映画祭コンペティション部門において審査員賞を受賞。自身は第37回日本アカデミー賞で優秀主演女優賞を受賞する[16]。
2014年4月クールの『極悪がんぼ』で、フジテレビ系月9ドラマに初主演[17]。
2017年公開の映画『ナミヤ雑貨店の奇蹟』(廣木隆一監督)で、一人の女性の19歳、27歳、51歳の3世代を演じ分け、第30回日刊スポーツ映画大賞助演女優賞[18]、第41回日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞。
2018年、初の写真集『つきのひかり あいのきざし』(撮影:川島小鳥)が刊行される[19]。合わせて同名の写真展が開催され、地元の奈良県をはじめ全国各所を巡回する。2019年、出身地である奈良県五條市の観光PRポスターモデルを務める。
2021年、コロナ禍の世相を描いた主演映画『茜色に焼かれる』(石井裕也監督)で多くの苦難に翻弄されながらも信念を持って生きるシングルマザーを演じ[20]、第95回キネマ旬報ベスト・テン主演女優賞[21]、第76回毎日映画コンクール女優主演賞[22][23]、第43回ヨコハマ映画祭主演女優賞[24]、第13回TAMA映画賞最優秀女優賞[25]など、主要映画賞を多数受賞。
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