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日本の都道府県 ウィキペディアから
京都府(きょうとふ)は、日本の近畿地方に位置する府。府庁所在地は京都市。
きょうとふ 京都府 | |||||
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| |||||
国 | 日本 | ||||
地方 | 近畿地方 | ||||
団体コード | 26000-2 | ||||
ISO 3166-2:JP | JP-26 | ||||
面積 |
4,612.21km2 | ||||
総人口 |
2,524,463人[編集] (推計人口、2024年7月1日) | ||||
人口密度 | 547人/km2 | ||||
隣接都道府県 |
福井県 三重県 滋賀県 大阪府 兵庫県 奈良県 | ||||
府の木 | 北山杉 | ||||
府の花 | しだれ桜、嵯峨ぎく、ナデシコ | ||||
府の鳥 | オオミズナギドリ[1] | ||||
府の歌 | 京都府の歌(1984年制定) | ||||
京都府庁 | |||||
知事 | 西脇隆俊 | ||||
法人番号 | 2000020260002 | ||||
所在地 |
〒602-8570 京都府京都市上京区下立売通新町西入藪の内町85番地3 北緯35度01分16秒 東経135度45分20秒 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
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ウィキポータル | 日本の都道府県/京都府 | ||||
ウィキプロジェクト |
令制国でいう山城国の全域、丹波国の東部および丹後国の全域を府域とする。恭仁京(木津川市)や長岡京(向日市・長岡京市・京都市西京区)、平安京(京都市)など、1868年まで日本の首都が置かれていた歴史がある。また、現在でも京都市と共に双京構想政策を掲げている。 2023年、京都市に文化庁を誘致することに成功。これは中央省庁としては明治以来初めての東京以外への移転となった。
国土地理院地理情報 によると、京都府の東西南北それぞれの端は以下の位置となっている。
北端 北緯35度46分45秒 東経135度13分25秒 ↑ | ||
西端 北緯35度35分19秒 東経134度51分13秒← | 京都府庁舎所在地 北緯35度01分17秒 東経135度45分20秒 | 東端 →北緯34度44分19秒 東経136度03分20秒 |
↓ 南端 北緯34度42分21秒 東経135度51分04秒 | ||
日本の本州の中央付近、近畿地方に位置し、福井県、滋賀県、三重県、奈良県、兵庫県、大阪府の各府県と隣接し、北部は日本海に面する。北西から南東方向に長さ約140kmの細長い形状をしている。
北部の丹後半島と舞鶴湾、若狭湾で日本海に面する。北部に丹後山地、福知山盆地、中央部に丹波高地、亀岡盆地、南部に京都盆地があり、標高1,000m以下の低山地帯を形成している。府の面積の75%以上が山地・丘陵地である。
府北部は日本海側気候、府南部の宇治市より南は瀬戸内海式気候である。それに併せて、舞鶴・綾部及び丹後は海洋性気候、それ以外は内陸性気候を示す。また、府北部を中心に豪雪地帯が広がる。北部山間部は有数の豪雪地帯であり[2]、上世屋、木子では積雪が2mを超えることは珍しい事ではない[3]。
平年値 (月単位) |
丹後 | 舞鶴・綾部 | 福知山 | 南丹・京丹波 | 京都・亀岡 | 山城北部 | |||||||||||
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京丹後市 | 宮津 | 舞鶴 | 綾部市 | 福知山市 | 南丹市 美山 |
京丹波町 | 京都市 | 長岡京 | 京田辺 | ||||||||
間人 | 峰山 | 岡町 | 故屋岡 | 荒河 | 三岳 | 三和 | 本庄 | 須知 | 西ノ京 | 京北 | |||||||
平均 気温 (°C) |
最暖月 | 26.3 (8月) | 26.4 (8月) |
26.5 (8月) | 26.4 (8月) | 24.9 (8月) | 27.8 (8月) | 26.6 (8月) | |||||||||
最寒月 | 4.8 (2月) | 3.5 (2月) |
3.4 (1,2月) | 2.0 (1月) | 1.7 (1,2月) | 4.0 (1月) | 3.7 (1月) | ||||||||||
降水量 (mm) |
最多月 | 213.3 (12月) | 213.5 (1月) | 213.5 (9月) |
229.8 (9月) | 198.9 (9月) | 227.9 (9月) |
200.9 (9月) | 196.4 (7月) | 225.0 (9月) |
215.4 (6月) | 197.6 (7月) | 198.6 (7月) |
229.9 (6月) | 204.0 (7月) | 249.9 (6月) |
221.2 (6月) |
最少月 | 101.8 (4月) | 100.7 (4月) | 108.3 (4月) |
115.3 (4月) | 69.7 (12月) | 119.9 (4月) |
62.7 (12月) | 98.2 (11月) | 68.5 (12月) |
103.6 (12月) | 83.3 (12月) | 55.1 (12月) |
41.7 (12月) | 73.9 (12月) | 36.7 (12月) |
40.1 (12月) | |
降水 日数 (日) |
最多月 | 22.4 (1月) | 22.2 (1月) | 19.4 (1月) |
17.9 (1月) | 15.9 (1月) | 20.2 (1月) |
14.8 (1、2月) | 18.2 (1月) | 14.8 (3月) |
17.9 (1月) | 16.0 (1月) | 13.6 (3月) |
11.9 (6月) | 15.3 (2月) | 12.0 (6月) |
12.4 (6月) |
最少月 | 8.3 (8月) | 9.0 (8月) | 9.0 (8月) |
8.8 (8月) | 7.2 (8月) | 9.4 (8月) |
9.0 (8月) | 9.4 (8月) | 8.2 (8月) |
8.9 (8月) | 9.0 (8月) | 7.7 (8月) |
6.1 (11、12月) | 8.8 (8月) | 5.9 (12月) |
6.0 (12月) |
猛暑日 | 真夏日 | 夏日 | 熱帯夜 | 冬日 | 真冬日 | |
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間人 | 2.2 | 34.2 | 93.6 | 16.6 | 11.3 | 0.1 |
宮津 | 5.9 | 46.9 | 112.8 | 4.9 | 41.2 | 0.3 |
舞鶴 | 6.5 | 52.6 | 116.8 | 6.3 | 40.9 | 0.2 |
福知山 | 10.7 | 60.1 | 125.1 | 4.7 | 58.1 | 0.2 |
美山 | 3.5 | 47.4 | 109.9 | 0.6 | 80.9 | 0.6 |
園部 | 10.5 | 64.5 | 131.3 | 0.5 | 79.4 | 0.0 |
京都 | 15.4 | 71.3 | 136.8 | 20.7 | 22.9 | 0.0 |
京田辺 | 9.1 | 67.5 | 132.8 | 3.1 | 62.8 | 0.0 |
都市雇用圏(10%通勤圏)の変遷
1980年 | 1990年 | 2000年 | 2010年 | 2015年 |
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京都 都市圏 236万1205人 |
京都 都市圏 248万5352人 |
京都 都市圏 258万3304人 |
京都 都市圏 267万9094人 |
京都 都市圏 280万1044人 |
舞鶴 都市圏 10万9383人 |
舞鶴 都市圏 10万8684人 |
舞鶴 都市圏 10万6154人 |
舞鶴 都市圏 9万9745人 |
舞鶴 都市圏 9万4586人 |
福知山 都市圏 9万1433人 |
福知山 都市圏 9万2775人 |
福知山 都市圏 13万6096人 |
福知山 都市圏 11万5488人 |
福知山 都市圏 11万2756人 |
綾部 都市圏 4万2544人 |
綾部 都市圏 4万0582人 | |||
宮津 都市圏 2万8881人 |
宮津 都市圏 3万3400人 |
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京都府には、以下の15市6郡10町1村がある。町の読み方はすべて「ちょう」。村は南山城村の1村のみで「むら」と読む。
府庁によって、丹後地域、中丹地域、南丹地域、京都市域、山城地域の5つの地域圏に分けられている。保健所と土木事務所の管轄は、丹後、中丹東、中丹西、南丹、京都市、乙訓、山城北、山城南に分けられる。観光地域としては海の京都、森の京都、京都市、竹の里・乙訓、お茶の京都に分けられる[5]。
府庁所在地である京都市への人口集中率が約56%と、東京都(旧東京府)以外の道府県では第1位である(※東京都を含めた場合は、東京都特別区(旧東京市)が第1位で、2/3に当たる)。
京都府は南北に細長く、内陸側に位置し京都盆地を中心とする南部(京都・山城・南丹地域)と、日本海に面している北部(中丹地域・丹後地域)との格差が大きい。
南部(山城国)は畿内に当たり、滋賀県南部や阪神、奈良県北部との交流が深い。一方で、北部(舞鶴市、福知山市、宮津市など)は北近畿(山陰道)とも呼ばれ、兵庫県北部(但馬国)や福井県嶺南(若狭国)との交流が深い。
第二次世界大戦後の経済成長において、畿内の一角に当たる山城はいち早く発展したのに対し、北部は取り残されていった。
近年では丹波にも工業団地が造成され、畿内(大阪市)から丹後(舞鶴市)を経て北陸(敦賀市)を結ぶ舞鶴若狭自動車道や京都縦貫自動車道の建設や山陰本線複線電化工事が施工されるなど、南北格差の是正が図られている。また、丹波国域も1965年ごろから亀岡市及び旧園部町、旧八木町など南丹地区は京都市や大阪府との結びつきが強くなり、行政では京都府を南北のみで区分する場合は、船井郡以南を南部とする(ただし、行政では亀岡市及び南丹市、船井郡京丹波町を中部と区分する場合が多い)。
1960年国勢調査(昭和35年)時点での人口は199万人であったが、1979年には250万人を上回るなど急速に人口が増加した。80年代以降は首都圏や近隣の滋賀県への人口流出が慢性化して人口は頭打ちとなった。1990年には260万人を上回り、2005年の265万人をピークに微減傾向にある。
現在の人口は約250万人だが、そのうちの140万人以上は京都市に集中しており、他地域の人口は少ない。都道府県内最大人口の自治体が総人口の50%以上を占めている都道府県は他に存在しない(東京23区を1つの自治体として仮定した場合を除く)。
増加
5.0 - 7.4 %
2.5 - 4.9 %
0.0 - 2.4 % |
減少
0.0 - 2.4 %
2.5 - 4.9 %
5.0 - 7.4 %
7.5 - 9.9 %
10.0 % 以上 |
京都府と全国の年齢別人口分布(2005年) | 京都府の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 京都府
■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
京都府(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
現在、技術上の問題で一時的にグラフが表示されなくなっています。 |
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山城国に幕府直轄地の拠点として置かれた二条城の他に淀藩、丹波国には亀山藩(亀岡藩)、福知山藩、園部藩、綾部藩、山家藩、丹後国には田辺藩、峰山藩、宮津藩があった。
首都は一国の中心となる都市のことを指し、行政府の所在する都市と認識されている。行政府が東京へ移転した明治2年(1869年)をもって首都は移転したと認識されている。しかし、当時の行幸時に複都制と勅令が出ていること、2021年(令和3年)現在において天皇の玉座である「高御座」は京都御所に常設されていること、日本の首都を直接定めた法令が存在しないことなどから、現在も京都府が日本の首都であるという主張がある。府の公式では双京構想を掲げ、文化庁設置をきっかけに文化の都を標ぼうしている[6]。
南北に長い京都府では従来、京都市を除く12の地域に地方振興局を設置し、地域にあった振興策を策定していたが、社会情勢の大きな変化により、2004年(平成16年)5月に地域の中核都市(宇治・亀岡・舞鶴・京丹後)に地方振興局を集約、4の広域振興局体制に再編した。また今までの権限を強化するとともに、特定非営利活動法人(NPO法人)の認証や大規模小売店舗の届出確認など府から新たな権限を委譲するなど機能強化が図られている。
歳入は約7割が府税、地方交付税などの一般財源となっている。歳出は人件費などの義務的経費が約4割を占め、社会保障に由来する補助費と公債費の割合が増加傾向にある[9]。
衆議院の小選挙区が6。参議院では、全府で1区を構成している。
国会の「代理戦争」が、京都府議会に持ち込まれることが度々ある。このため、地方政治の分野で「京都」と呼んだ場合、京都市ではなく、京都府を指すことも多い。蜷川虎三のいわゆる「革新自治体」も、京都市ではなく、京都府であった。
平成時代の京都府出身の有力国会議員では、野中広務(旧園部町出身)や前原誠司(京都市出身)、谷垣禎一(福知山市出身)などがいる。党派では、野中・谷垣は利益分配路線で「旧来の地域ボス型」、前原は新自由主義路線で「新来の若手ネオコン型」に当たると言われている。しかし、野中広務は中央政界を引退しその影響力は低下、逆に谷垣禎一が「麻垣康三」の一人になるなど総理大臣を狙う存在に浮上していた。
年度 | 万円 |
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1975 | 126.2 |
1980 | 205.7 |
1985 | 264.9 |
1990 | 342.9 |
1995 | 369.7 |
2000 | 382.6 |
2005 | 379.0 |
2010 | 369.0 |
2015 | 396.3 |
2018年度の府内総生産(名目)は10兆6655億円である。構成比は製造業が最も大きく、不動産業、卸売・小売業、保健衛生・社会事業が続く。本社を置く企業については「Category:京都府の企業」を参照。大阪府・奈良県と接する南部では関西文化学術研究都市の整備が進められている。
京都府の指定金融機関は京都銀行である。府下の大半の市町村も京都銀行を指定金融機関としているが、歴史的な経緯などから、京都市は三菱UFJ銀行(指定金融機関#三菱UFJ銀行の選別と撤退を参照)を、木津川市は南都銀行を指定金融機関としている。
サービス業と中小・零細企業が多く、銀行が手を出しづらい顧客層を信用金庫が育ててきた「信金王国」となっている[14]。
刑法犯の認知件数は人口1万人あたり46件(2020年度)で、全国平均より少ない。
単独設置による11消防本部と一部事務組合による3消防本部、合計15の消防本部がある。人口1万人あたりの年間出火件数は2.0件(2019年度)であり、全国平均より少ない。 消防学校は2017年に施設が京都市と共同化された。消防指令センターも亀岡市以北の6消防本部と京都市以南の9消防本部でそれぞれ共同運用する計画がある。
民放テレビ局のうち、4大キー局系列の放送区域は近畿広域圏に属する。 以下の府域放送2局は、比叡山の中腹に隣接して親局が置かれている。
テレビ東京系列のテレビ大阪(リモコンキーID:7)は、京都盆地など府南部地域を中心に生駒山もしくは枚方局(所在は島本町)を直接区域外受信か、ケーブルテレビで視聴する世帯がある(府北部のケーブルテレビ局では地形的な問題などから区域外再放送対象外)。福知山市[15]・京丹後市・宇治市・城陽市・八幡市などでは兵庫県を放送対象地域とするサンテレビジョン(リモコンキーID:3)[要出典]、京都市山科区[16]、宇治田原町の一部などでは滋賀県域のびわ湖放送(リモコンキーID:3)[要出典]、城陽市・井手町・精華町・木津川市などでは奈良県域の奈良テレビ放送(リモコンキーID:9)[17]、舞鶴市・宮津市・伊根町などでは福井県の民放全2局(福井放送・福井テレビジョン放送、リモコンキーIDはそれぞれ7と8)がそれぞれ受信可能[要出典]である。
AMラジオも近畿広域圏に属する。在阪民放3局は府南部では京都市東山区に中継局が存在しているが、出力が300Wと弱く、京都市内でも受信状態が芳しくない地域が少なくない。府北部では中継局(福知山・舞鶴・宮津)が NHK とKBS京都(宮津はNHK第1放送のみ)のみで、これらの地域で在阪民放3局は受信困難な地域が多いが、この場合でもradikoで聴取が可能。 かつてはNHK京都放送局も第1放送の県域放送を行っていたが、大阪局の大電力化で放送対象地域が重複する事もあり、2015年2月の局舎移転を前に、2月2日午前1時をもって放送を終了、廃止された[18]。
県域FM局の親局送信所は西京区の小塩山に置かれている。KBS京都のFM補完中継局は、同局の放送対象地域に滋賀県も含まれているため府県境の比叡山(KBSの地上デジタルテレビ送信所と同一施設)に設置されている。 FM COCOLOも、京都市内のみ放送対象地域に含み放送を行っている。
水道普及率は2020年時点で99.7%。 用水供給事業は府営水道が府内の給水量の1割強を担い、宇治市・城陽市・向日市・長岡京市・八幡市・京田辺市・木津川市・久御山町・大山崎町・精華町の7市3町を給水地域としている。上水道事業は22の市町、簡易水道事業は5町村が行なっている。京都府を北部・中部・南部の圏域に分けて広域連携を進める構想がある。
府内の私立高校に通学する府民に対して「授業料無償化制度」があり、2011年度より対象世帯が年収350万円未満から500万円未満の世帯にまで拡大した。2020年時点で、年収910万円以下の世帯に国の支援金に上乗せする制度がある。
京都府内に空港はない。近隣の空港は以下の通り。
京都市域および同市域へ乗り入れる路線は比較的発達しており、市内の基幹的な交通を担っている。※詳細は、京都市#路線バスを参照。 なお、府内各地のコミュニティバスについては日本のコミュニティバス一覧#京都府を参照。
府内区間の最高速度はすべて80km/h以下となっており、政令指定都市を抱える都道府県では唯一の形態である。府内の休憩施設はパーキングエリアのみで、サービスエリアは存在しない。
国道8号は府内全区間国道1号と重複のため、事実上存在しない。
京都の方言というと京言葉(京都弁)が知られているが、京言葉と呼ばれる方言が話されるのは京都市とその周辺であり、それ以外の地域では京言葉とは異なる方言が話されている。また、京言葉と言っても、地域や社会階層・年齢層によって違いがある。
旧山城国の方言は京都市内の方言とあまり違いがないが、南端部の木津川市や相楽郡などでは奈良弁の影響がみられ、旧京街道沿いの八幡市などでは大阪弁の影響がみられる。京都府南部は大阪への通勤圏であるため、八幡市や木津川市などは関西共通語化が著しい。
旧丹波国のうち亀岡市などの南丹(口丹波)地方も京都市内の方言と大きく変わらない。しかし、福知山市・綾部市から舞鶴市にかけての中丹地方では、京阪式アクセントではなく垂井式アクセントであり、「はる」敬語よりも「てや」敬語を用いるなど、京都市内と異なる点が多くなる(丹波方言参照)。
舞鶴市・宮津市南東部以外の旧丹後国の方言(丹後弁)は、東京式アクセントであり、断定の助動詞に「や」ではなく「だ」を使用するなど、舞鶴市以南と大きな違いがある。舞鶴市以南の諸方言は近畿方言(いわゆる関西弁)に分類されるのに対し、丹後弁は兵庫県但馬地方や鳥取県などと同じ中国方言東山陰方言に分類される。
京都府は、異文化理解や国際交流を目的として、以下の州または省と友好提携を結んでいる[20]。いずれの都市も、歴史的古都や学術の中心地など何らかの点で京都府と共通しており、こうした点に着目して提携が結ばれている。
自治体による国際組織のイクレイに2014年から加盟している。
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また、和久峻三作「赤かぶ検事」シリーズと「あんみつ検事」シリーズの中にも、京都を舞台にした作品が多くある。
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近畿地方のご当地ソング一覧#京都府も参照のこと。