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日本のバスケットボールリーグ ウィキペディアから
ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(英: Japan Professional Basketball League、略称: B.LEAGUE)は、日本のプロバスケットボールリーグである。
Bリーグ B.LEAGUE | |
---|---|
最新シーズン・大会: Bリーグ 2024-25 | |
前身 | NBL NBDL bjリーグ(TKbjリーグ) |
競技 | バスケットボール |
創立 | 2015年4月1日 |
代表 | 島田慎二(チェアマン) |
開始年 | 2016年 |
参加チーム | 38(B1:24、B2:14) |
リーグレベル | 1部・2部 |
下位大会 | B3リーグ |
国内カップ戦 | Bリーグアーリーカップ |
国 | 日本 |
連盟 | 日本バスケットボール協会 |
前回優勝 | B1 広島ドラゴンフライズ(1回目) B2 滋賀レイクス(1回目) |
最多優勝 | アルバルク東京(2回) 宇都宮ブレックス(2回) |
参加資格 | Bリーグクラブライセンスを参照 |
テレビ局 | #放送・配信を参照 |
スポンサー | #協賛団体を参照 |
創立者 | 川淵三郎 |
公式サイト | https://www.bleague.jp/ |
日本における男子バスケットボールのトップリーグは、2005年にbjリーグ(TKbjリーグ)がJBAおよびJBL機構から独立する形で発足して以来、2リーグ(NBL・TKbjリーグ)の並立する状態が続いていた。この状況に懸念を示したFIBAが、「トップリーグの統一」「協会の体制および組織の改革」「ユース世代を含めた代表強化体制」の3つが必要であると指摘したが、トップリーグの統合さえ遅々として実現に至らなかった。
2013年12月17日、国際オリンピック委員会(IOC)委員でもあるパトリック・バウマンFIBA専務理事(当時)がJBAに対し、2つのリーグがある状況を早期に改善するよう通告した。現状のままでは、2020年東京五輪の開催国枠を日本代表に付与しない可能性もあるとして、「今回がラストチャンス」と言及した[1]。世界連盟が一国の競技団体に対し、ここまで改革を要求するのは異例の事態であり、東京五輪出場にまで波及する「最後通告」の形となった。これは、FIBA本体も組織改革や大会システムの大幅な変革を進め、バスケットボールのブランド力を高めようとしてきた事の反映であった。
2014年4月、バウマンが再来日した際に回答期限を10月末とした上で、改めてリーグ一元化と協会の内部統制の改善を求めた[2]。同年7月、「新リーグ組織委員会」が発足し、JBA・NBL・bjリーグによる話し合いが続けられたが、期限を過ぎても十分な方向性を示すことはできなかった[2]。同年11月26日、FIBAがJBAの会員資格を無期限停止し、日本代表の国際試合への出場が不可能となった[3][4]
これを受けて、2015年1月、FIBAは両リーグの統合を含むJBAの諸問題を改革するため、1993年に開幕したJリーグの創設に大きく貢献したJリーグ初代チェアマンの川淵三郎がチェアマン(代表)を務める作業チーム「JAPAN 2024 TASKFORCE」を発足させた。その後、TASKFORCEの主導のもと両リーグの統合を検討した上で、同年4月1日にジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ(JPBL)が設立され、川淵が初代チェアマン(理事長)に就任した。同年8月9日に資格停止処分が解除され、国際試合への出場が可能となった[5]。
リーグの名称はBリーグ(ビーリーグ、英: B.LEAGUE)。『Bはシンプルに、バスケのB。「Boys, be ambitious」のbe動詞のBのように、可能性を秘める』として命名された[6]。
ポストシーズンについては2021年より日本生命保険が特別協賛しており[7]、「日本生命 B.LEAGUE FINALS」と称している。
2024-2025シーズンより、りそなホールディングスとシーズンタイトルパートナー契約を締結[8][9]し、「りそなグループ B.LEAGUE (2024-25シーズン)」と称している。
2部制を採用する(概要は以下の通り)[10][11]。B3リーグに参加するクラブは、一定の条件を満たせばJPBLへの「準加盟」クラブとして対応する[12][13]。
カテゴリ | クラブ数 (2016-17シーズン) |
クラブの形態 | 選手 | ホームゲーム(主催試合)[14] |
---|---|---|---|---|
B1 | 18 | プロのみ | アマチュア登録は2名まで | 全体の80%以上を同一の会場で行う |
B2 | 5名以上をプロ登録する | 全体の60%以上を同一の会場で行う | ||
B3リーグ(参考) | 9 | プロ・アマチュアの混成 | - | - |
2016-17シーズンにB1・B2およびB3リーグへ参加するクラブは2015年3月31日時点でNBL・TKbjリーグ・NBDLのいずれかに所属するクラブから選ばれた[注 1][10]。2017-18シーズン以降も、条件を変えたうえで新たに参加するクラブを募集する[15]。
参入にあたっての基準は以下の通り[10][13][14][15][16]。
2018-19シーズンについては、日本社会人バスケットボール連盟の設立に伴い、2017年11月に開催の「日本社会人バスケットボール選手権プレ大会」に出場したクラブを対象としてB3リーグへの参入審査を行う(ただし、和歌山トライアンズについては左記大会の出場有無に関わらず審査対象とする)。2019-20シーズン以後は、日本社会人バスケットボール連盟が推薦したクラブを対象としてB3昇格の審査を行うとしている。
2017-18シーズンより、翌年度シーズンのB1に昇格する場合の案件として、従来の成績面(上位2チームが自動昇格。3位はB1の16位との入れ替え戦)に加え、1試合平均の観客動員が1500人未満である場合はB1昇格権利を喪失(この場合でも次点チームの繰り上げはない)とするルールが定められた。
B1とB2の大会方式は以下の通り[19]。
に、1~6番目を東地区、7~12番目を中地区、13~18番目を西地区とする。
以下の組み合わせで各クラブとも60試合のレギュラーシーズンを戦う。
2016-17シーズンは
で行われた。
QUARTERFINALS(準々決勝) | SEMIFINALS(準決勝) | FINALS(決勝) | ||||||||||||
地区1位-1 | 1 | |||||||||||||
ワイルドカード下位 | 8 | |||||||||||||
1対8の勝者 | A | |||||||||||||
4対5の勝者 | B | |||||||||||||
地区2位-1 | 4 | |||||||||||||
地区2位-2 | 5 | |||||||||||||
A対Bの勝者 | ||||||||||||||
C対Dの勝者 | ||||||||||||||
地区1位-3 | 3 | |||||||||||||
地区2位-3 | 6 | |||||||||||||
3対6の勝者 | C | |||||||||||||
2対7の勝者 | D | |||||||||||||
地区1位-2 | 2 | |||||||||||||
ワイルドカード上位 | 7 |
2026-27年度シーズンからの「B.革新」の実施を念頭に置いて、2024-25年度シーズンは上位リーグへの昇格、並びに下位リーグへの降格規定が一部変更された。[25]
※2024年10月5日現在[26]
チャンネル/配信サービス | 放送局/配信元 | 備考 |
---|---|---|
バスケットLIVE | バスケットLIVE | 2018-19シーズンから配信開始 2016-17シーズン・2017-18シーズンはスポナビライブで配信[27] |
NHK総合・BS・ラジオ第1 | 日本放送協会 | |
J SPORTS J SPORTSオンデマンド | J SPORTS | 2016-17シーズンから放送開始[28] |
バスケットLIVE for Amazon Prime Video | Amazon Prime Videoチャンネル | 2019-20シーズンから配信開始[29] |
U-NEXT | U-NEXT | 2024-25シーズンから配信開始[30] |
BSJapanext | ジャパネットブロードキャスティング | 2024-25シーズンから放送開始[31] |
シーズン | 曲名 | アーティスト名 | 備考 |
---|---|---|---|
2016-17 | Take-A-Shot! feat. PKCZ® | ShuuKaRen | 開幕戦テーマソング[33] |
【パラレル・シンクロニシティ】produced by m-flo | チャンピオンシップ2016-17 テーマソング[34] | ||
2017-18 | BREAKOUT | FlowBack | [35] |
2018-19 | B-THE ONE | SPYAIR | [36] |
2019-20 | JAM fo' freedom (SASUKE Remix) | 久保田利伸 + SASUKE + RUN THE FLOOR | [37] |
2020-21 | FIGHT DUB CLUB | ALI feat. J-REXXX, RUEED | [38] |
2021-22 | Win / Lose | Survive Said The Prophet | [39] |
2022-23 | Insane(B.LEAGUE Version) | 岡崎体育 feat. 木村昴 & アイクぬわら | [40] |
※2024年9月20日現在[8]
協賛カテゴリー | 社名 | 契約年 | 備考 |
---|---|---|---|
タイトルパートナー | りそなグループ | 2024年 | [8] |
トップパートナー | ソフトバンク | 2016年 | [41][42] |
イノベーションパートナー | インフロニア・ホールディングス | 2024年 | [43] |
グロースパートナー | 電通 | 2024年 | [44] |
パートナー | |||
日本郵便 | 2019年 | [45] | |
カシオ計算機 | 2016年 | オフィシャルタイムキーパー[46] | |
日本生命保険 | 2021年 | B.LEAGUE FINALS特別協賛[7] 2023年よりB.LEAGUEパートナーに昇格 | |
サポーティング カンパニー | モルテン | 2016年 | オフィシャルボールサプライヤー[47] |
朝日新聞社 | 2017年 | [48] | |
大塚製薬 | 2020年 | [49] | |
乃村工藝社 | 2019年 | [50] | |
EY | 2022年 | [51] | |
エニタイムフィットネス | 2023年 | [52] | |
アーシャルデザイン | 2023年 | [53] | |
ストライク | 2024年 | [54] | |
TIS | 2024年 | [55] | |
アルペン | 2024年 | [56] | |
サプライヤー | アダストリア | 2023年 | レフェリーウェアサプライヤー[57] |
エンタテインメントパートナー[58] | ソニー・ミュージックエンタテインメント | 2016年 | [33] |
オフィシャルコミュニケーションパートナー | LINEヤフー | 2021年 | [59] |
スポーツ振興パートナー | 日本スポーツ振興センター(スポーツくじ〔WINNER〕) | 2022年 |
地域 | チーム名 (呼称) | 略称 | カテゴリ ・地区 | ホームタウン (ホームアリーナ) | 加盟 年度 | 旧所属 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
北海道 | レバンガ北海道 Levanga Hokkaido |
北海道 | B1 ・東 | 北海道札幌市 (北海きたえーる) |
2016-17 | NBL | |
東北 | 青森ワッツ Aomori Wat's |
青森 | B2 ・東 | 青森県青森市 (カクヒログループスーパーアリーナ) |
2016-17 | TKbjリーグ | |
仙台89ERS Sendai 89ERS |
仙台 | B1 ・東 | 宮城県仙台市 (ゼビオアリーナ仙台) |
2016-17 | TKbjリーグ | ||
秋田ノーザンハピネッツ Akita Northern Happinets |
秋田 | B1 ・東 | 秋田県秋田市 (CNAアリーナ★あきた) |
2016-17 | TKbjリーグ | ||
パスラボ山形ワイヴァンズ (山形ワイヴァンズ) Yamagata Wyverns |
山形 | B2 ・東 | 山形県天童市 (山形県総合運動公園) |
2016-17 | NBDL | ||
福島ファイヤーボンズ Fukushima Firebonds |
福島 | B2 ・東 | 福島県郡山市 (宝来屋 郡山総合体育館) |
2016-17 | TKbjリーグ | ||
関東 | 茨城ロボッツ Ibaraki Robots |
茨城 | B1 ・東 | 茨城県水戸市 (アダストリアみとアリーナ) |
2016-17 | NBL | |
宇都宮ブレックス Utsunomiya Brex |
宇都宮 | B1 ・東 | 栃木県宇都宮市 (ブレックスアリーナ宇都宮) |
2016-17 | NBL | 2018-19まで「栃木ブレックス」 | |
群馬クレインサンダーズ Gunma Crane Thunders |
群馬 | B1 ・東 | 群馬県太田市 (OPEN HOUSE ARENA OTA) |
2016-17 | TKbjリーグ | ||
越谷アルファーズ Koshigaya Alphas |
越谷 | B1 ・東 | 埼玉県越谷市 (越谷市立総合体育館) |
2019-20 | NBDL | 2018-19は準加盟 | |
アルティーリ千葉 Altiri Chiba |
A千葉 | B2 ・東 | 千葉県千葉市 (千葉ポートアリーナ) |
2022-23 | - | 2021-22は準加盟 | |
千葉ジェッツふなばし (千葉ジェッツ) Chiba Jets |
千葉J | B1 ・東 | 千葉県船橋市 (LaLa arena TOKYO-BAY) |
2016-17 | NBL | ||
アルバルク東京 Alvark Tokyo |
A東京 | B1 ・中 | 東京都渋谷区 (国立代々木競技場第一体育館) |
2016-17 | NBL | 2025-26シーズンより東京都江東区に移転予定 | |
サンロッカーズ渋谷 Sunrockers Shibuya |
SR渋谷 | B1 ・中 | 東京都渋谷区 (青山学院記念館) |
2016-17 | NBL | 2026-27シーズンより東京都江東区に移転予定 | |
川崎ブレイブサンダース Kawasaki Brave Thunders |
川崎 | B1 ・中 | 神奈川県川崎市 (川崎市とどろきアリーナ) |
2016-17 | NBL | ||
横浜ビー・コルセアーズ Yokohama B-Corsairs |
横浜BC | B1 ・中 | 神奈川県横浜市 (横浜国際プール) |
2016-17 | TKbjリーグ | ||
中部 | 富山グラウジーズ Toyama Grouses |
富山 | B2 ・東 | 富山県富山市 (富山市総合体育館) |
2016-17 | TKbjリーグ | |
福井ブローウィンズ Fukui Blowinds |
福井 | B2 ・東 | 福井県福井市 (福井県営体育館) |
2024-25 | - | 2023-24は準加盟 | |
信州ブレイブウォリアーズ Shinshu Brave Warriors |
信州 | B2 ・東 | 長野県長野市 (ホワイトリング) |
2016-17 | TKbjリーグ | ||
ベルテックス静岡 Veltex Shizuoka |
静岡 | B2 ・西 | 静岡県静岡市 (静岡市中央体育館) |
2023-24 | - | 2019-23は準加盟 | |
三遠ネオフェニックス San-en Neophoenix |
三遠 | B1 ・中 | 愛知県豊橋市 (豊橋市総合体育館) |
2016-17 | TKbjリーグ | ||
シーホース三河 Seahorses Mikawa |
三河 | B1 ・中 | 愛知県刈谷市 (ウィングアリーナ刈谷) |
2016-17 | NBL | ||
豊通ファイティングイーグルス名古屋 (ファイティングイーグルス名古屋) Fighting Eagles Nagoya |
FE名古屋 | B1 ・中 | 愛知県名古屋市 (名古屋市枇杷島スポーツセンター) |
2016-17 | NBDL | 2019-20までの呼称は「Fイーグルス名古屋」 | |
名古屋ダイヤモンドドルフィンズ Nagoya Diamond Dolphins |
名古屋D | B1 ・西 | 愛知県名古屋市 (ドルフィンズアリーナ) |
2016-17 | NBL | ||
近畿 | 滋賀レイクスターズ (滋賀レイクス) Shiga Lakes |
滋賀 | B1 ・西 | 滋賀県大津市 (滋賀ダイハツアリーナ) |
2016-17 | TKbjリーグ | 2021-22までの呼称は「滋賀レイクスターズ」 |
京都ハンナリーズ Kyoto Hannaryz |
京都 | B1 ・西 | 京都府京都市 (京都市体育館) |
2016-17 | TKbjリーグ | ||
大阪エヴェッサ Osaka Evessa |
大阪 | B1 ・西 | 大阪府大阪市 (おおきにアリーナ舞洲) |
2016-17 | TKbjリーグ | ||
神戸ストークス Kobe Storks |
神戸 | B2 ・西 | 兵庫県神戸市 (GLION ARENA KOBE) |
2016-17 | NBL | 2022-23まで「西宮ストークス」 | |
バンビシャス奈良 Bambitious Nara |
奈良 | B2 ・西 | 奈良県奈良市 (ロートアリーナ奈良) |
2016-17 | TKbjリーグ | ||
中国 | 島根スサノオマジック Shimane Susanoo Magic |
島根 | B1 ・西 | 島根県松江市 (松江市総合体育館) |
2016-17 | TKbjリーグ | |
広島ドラゴンフライズ Hiroshima Dragonflies |
広島 | B1 ・西 | 広島県広島市 (広島サンプラザホール) |
2016-17 | NBL | ||
四国 | 愛媛オレンジバイキングス Ehime Orange Vikings |
愛媛 | B2 ・西 | 愛媛県松山市 (松山市総合コミュニティセンター) |
2016-17 | TKbjリーグ | |
九州 | ライジングゼファーフクオカ (ライジングゼファー福岡) Rizing Zephyr Fukuoka |
福岡 | B2 ・西 | 福岡県福岡市 (照葉積水ハウスアリーナ) |
2017-18 | TKbjリーグ | 2016-17は準加盟 |
佐賀バルーナーズ Saga Ballooners |
佐賀 | B1 ・西 | 佐賀県佐賀市 (SAGAアリーナ) |
2020-21 | - | 2019-20は準加盟 | |
長崎ヴェルカ Nagasaki Velca |
長崎 | B1 ・西 | 長崎県長崎市 (HAPPINESS ARENA) |
2022-23 | - | 2021-22は準加盟 | |
熊本ヴォルターズ Kumamoto Volters |
熊本 | B2 ・西 | 熊本県熊本市 (熊本県立総合体育館) |
2016-17 | NBL | ||
鹿児島レブナイズ Kagoshima Rebnise |
鹿児島 | B2 ・西 | 鹿児島県鹿児島市 (西原商会アリーナ) |
2024-25 | NBDL | 2016-17はB2所属 2017-24は準加盟 | |
琉球ゴールデンキングス Ryukyu Golden Kings |
琉球 | B1 ・西 | 沖縄県沖縄市 (沖縄アリーナ) |
2016-17 | TKbjリーグ |
地域 | チーム名 | 略称 | ホームタウン (ホームアリーナ) | 承認 年度 | 旧所属 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|
関東 | さいたまブロンコス The Saitama Broncos |
埼玉 | 埼玉県さいたま市・所沢市 (浦和駒場体育館・所沢市民体育館) |
2016-17 | TKbjリーグ | 2019-20まで「埼玉ブロンコス」 |
東京ユナイテッドバスケットボールクラブ Tokyo United Basketball Club |
東京U | 東京都江東区 (有明アリーナ) |
2022-23 | - | ||
アースフレンズ東京Z Earthfriends Tokyo Z |
東京Z | 東京都大田区 (大田区総合体育館) |
2016-17 | NBDL | 2022-23まではB2所属 | |
立川ダイス Tachikawa Dice |
立川 | 東京都立川市 (アリーナ立川立飛) |
2022-23 | - | ||
東京八王子ビートレインズ Tokyo Hachioji Bee Trains |
八王子 | 東京都八王子市 (エスフォルタアリーナ八王子) |
2016-17 2022-23 |
NBDL | 2018-19はB2所属 2019-20に準加盟失格となり、承認が取り消されている。 | |
横浜エクセレンス Yokohama Excellence |
横浜EX | 神奈川県横浜市 (横浜武道館) |
2020-21 | NBDL | 2016-17, 2018-19はB2所属 2019-20まで「東京エクセレンス」 | |
中部 | 岐阜スゥープス Gifu Swoops |
岐阜 | 岐阜県岐阜市 (OKBぎふ清流アリーナ) |
2021-22 | クラブ連盟 | |
中国 | トライフープ岡山 Tryhoop Okayama |
岡山 | 岡山県岡山市・津山市 (ジップアリーナ岡山) |
2019-20 | - | |
山口パッツファイブ Yamaguchi Patsfive |
山口 | 山口県宇部市 (俵田翁記念体育館) |
2022-23 | - | 2022-23まで「山口ペイトリオッツ」 | |
四国 | 香川ファイブアローズ Kagawa Fivearrows |
香川 | 香川県高松市 (高松市総合体育館) |
2016-17 | TKbjリーグ | 2022-23まではB2所属 |
徳島ガンバロウズ Tokushima Gambarous |
徳島 | 徳島県徳島市 (とくぎんトモニアリーナ) |
2023-24 | 社会人連盟 | ||
地域 | チーム名 | 略称 | ホームタウン | 参加 年度 | 降格 年度 | 旧所属 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
東北 | 岩手ビッグブルズ Iwate Big Bulls |
岩手 | 岩手県盛岡市 | 2016-17 | 2017-18 | TKbjリーグ | 2023-24から再昇格 |
岩手ビッグブルズ Iwate Big Bulls |
岩手 | 岩手県盛岡市 | 2023-24 | 2023-24 | TKbjリーグ | 2度目の降格 | |
関東 | アースフレンズ東京Z Earthfriends Tokyo Z |
東京Z | 東京都大田区 | 2016-17 | 2022-23 | NBDL | |
東京八王子ビートレインズ Tokyo Hachioji Bee Trains |
八王子 | 東京都八王子市 | 2018-19 | 2018-19 | NBDL | 2020年1月に経営面の問題があり、B.LEAGUE準加盟資格失格[97] | |
中部 | 新潟アルビレックスBB Niigata Albirex BB |
新潟 | 新潟県長岡市 | 2016-17 | 2023-24 | TKbjリーグ | B1所属及びCS出場経験クラブで初のB3降格 |
四国 | 香川ファイブアローズ Kagawa Fivearrows |
香川 | 香川県高松市 | 2016-17 | 2022-23 | TKbjリーグ | B2PO出場経験クラブで初のB3降格 |
地域 | チーム名 | 略称 | ホームタウン | 参加 年度 | 降格 年度 | 旧所属 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
関東 | 横浜エクセレンス Yokohama Excellence |
横浜EX | 神奈川県横浜市 | 2016-17 | 2016-17 2019-20 |
NBDL | ホームアリーナの要件を満たせずB2ライセンスが不交付となり2017-18よりB3へ。 その後、新たなホームアリーナの建設が決まり2018-19にB2ライセンスが交付、2019-20にB2へ昇格。 しかし、建設計画が白紙になり再びホームアリーナの要件を満たせず、B2ライセンスが不交付となり2020-21よりB3へ。 2021年7月にホームタウンを東京都板橋区から神奈川県横浜市へ移転。 2020-21まで「東京エクセレンス」。 |
中部 | 金沢武士団 Kanazawa Samuraiz |
金沢 | 石川県金沢市 | 2017-18 | 2018-19 | TKbjリーグ | 3期連続で当期純損失を計上したため B2ライセンスが不交付となり2019-20よりB3へ。 |
九州 | 鹿児島レブナイズ Kagoshima Rebnise |
鹿児島 | 鹿児島県鹿児島市 | 2016-17 | 2016-17 | NBDL | 運営団体の経営悪化によりB2ライセンスが不交付となり2017-18よりB3へ 2023-24から再昇格 |
選手契約および登録に関する概要[98]
この節の加筆が望まれています。 |
2021年7月1日、B.LEAGUEが発足して10周年となる2026年シーズンに向けた将来構想のサイトが開設された[107]。これは6月22日に発表されたもので[108]、新しいB.LEAGUEの将来構想は国内プロスポーツ全体の発展を牽引することを目的とし、「毎試合満員」、「毎日B.LEAGUE開催」、「真のアリーナエンタメ」を目標とし、「国内外の有望な選手がプレーする高いレベルの環境」、「世界基準の競技力を誇り、国際大会でも活躍するクラブの誕生」を実現し、やがてNBAに次ぐ、世界第2位のリーグを目指している。
ファン | 快適な観戦環境 質の高いエンターテイメントの享受 |
---|---|
地域 | 交流人口増による地域活性 地域課題解決 |
選手 | 待遇・環境の向上 多くの観客の前でプレーすることによるモチベーション向上 |
子供達 | 憧れを抱く選手の輩出 育成世代のプレー環境整備 |
パートナー | パートナーの事業への貢献 新たなエンターテイメントの共同開発 |
クラブ | 長期的な成長戦略 人材への投資、働く環境の整備 |
リーグが長期的に成長し、関わる人々が幸せにする存在を目指すため、クラブが地域活動に投資できる経営力をつけることが不可欠[109]。リーグの将来構想により、クラブは長期的視野で成長のための投資を行うことが可能となり、アリーナ計画の推進につながるとともに、地域活性や社会課題解決にも取り組みやすくなる。
現行の制度のもとでは、高いレベルで事業・競技を両立し順調に成長するクラブが現れる一方で、昇降格リスクがあるためチーム投資が優先されてしまい、事業投資がままならないクラブも多く存在する。新制度はより高いレベルで事業力・競技力の拮抗を図るための「基準の引き上げ」、事業投資ができる環境を整え安定的な成長を促すための「昇降格の撤廃」により、クラブがより一層、事業にフォーカスできる環境を作る。
クラブが事業投資ができる環境を整え安定的な成長を促すため、B.LEAGUE PREMIERは単年度の競技成績による昇降格を廃止し、エクスパンション型のリーグへ移行する[110]。またB.LEAGUE PREMIERのクラブ数には上限がなく、基準を満たしたクラブは2027年以降も順次、参入が可能である。なお、2026年シーズン開幕時は原則最大18クラブを想定している。
こうした制度のもとで、クラブは長期的視野で成長のための投資を行うことが可能となり、アリーナ計画の推進につながるともに、地域活性や社会課題解決にも取り組みやすくなる。また、B1・B2とB3で分かれているリーグ運営法人を将来構想においては一本化し、B.LEAGUE PREMIERからB.LEAGUE NEXTまでが一体のプロリーグとして発展を目指す。
リーグ | 概要 | 各ディビジョンのクラブが目指す姿 |
---|---|---|
B.LEAGUE PREMIER | 地域・日本を代表し、 世界と伍する“輝く”リーグ | 世界基準の競技力・アリーナエンターテイメント 地域活性の中心 ビジネスのグローバル化(世界市場・アリーナ) 世界標準の経営力(20億~30億円の売上、20%以上の利益率・投資力) |
B.LEAGUE ONE | 地域に根差し、 世界と戦う準備をするリーグ | 地域において普及・地域活性・社会課題解決ができている 現行のB1上位クラブと同等の経営力(8-10億円) 結果、アリーナや投資の機運を高め、新B1への挑戦準備ができている |
B.LEAGUE NEXT | プロ水準のリーグ | 安定した経営ができるプロクラブ(経営安定、地域貢献) クラブビジネスの基盤を築く(スポンサー、ファンベース) いつでも新B1・新B2に昇格できる経営力をつける |
クラブが地域に貢献し、成長を続けるための要件は「入場者数」(事業の基盤)・「売上」(事業投資の裏付け)・「アリーナ」(成長の原動力)の3つであり、その基準を超えたクラブによる切磋琢磨で日本のバスケを盛り上げる。そして、その門戸は常に開いており、クラブがそれぞれの計画に沿ってB.LEAGUE PREMIERを目指せるスタイルとなっている[111]。
B.LEAGUE PREMIERライセンスでは、売上基準が12億円に引き上げられるとともに(現行のB1は3億円)、新設アリーナ基準では、ハード面(スイートルームなど)、ソフト面(試合日設定など)の両方において、現行基準にない項目に加えて、また現行制度ではライセンス基準に含まれていない入場者数基準が新たに設けられる。
B.LEAGUE PREMIERの入会審査は2024年から、B.LEAGUE ONE、B.LEAGUE NEXTの入会審査は2025年から毎年実施。新B.LEAGUE開幕後も、上位のディビジョンに参入する可能性もある。
B.LEAGUE PREMIERだけではなく、B.LEAGUE ONE、B.LEAGUE NEXTのクラブライセンス基準も引き上げる。B.LEAGUE NEXTも完全プロリーグに移行し、新Bリーグ全体が事業力を高め、地域や競技に還元できる制度になる。
リーグ | 入場者数 | 売上基準 | アリーナ基準 |
---|---|---|---|
B.LEAGUE PREMIER | 4,000名 | 12億円 | 新設アリーナ基準充足 5,000席など |
B.LEAGUE ONE | 2,400名 | 4億円 | 現B1基準充足 3,000席など |
B.LEAGUE NEXT | - | 2億円 | 現B2基準充足 3,000席など |
審査は段階的に行われ、段階によって、またNEW B.LEAGUE開幕前と開幕後によって審査基準が変動する項目がある。
入会後も毎年、入会時同様の基準に沿った審査を実施し、継続的な審査を行うことで、永続的に地域に貢献できるクラブとなれる仕組みを構築する。
また、複数年の基準未達があった場合には下位ディビジョンへの降格となる。
さらに、資金繰り等に重大な問題がある場合には3期または2期未達でなくても降格する場合もある。
2024年10月17日に1次審査、2次審査、3次審査の結果発表があり、以下のクラブがB.LEAGUE PREMIER参入を決めた[112]。
なお、4次審査対象のライセンス交付クラブは、2024年12月に審査が行われた後、改めて発表予定。またB.PREMIERライセンス交付クラブが10クラブ以上に確定したため、5次審査は実施しない。このうち越谷アルファーズとファイティングイーグルス名古屋は審査基準をみたしていないため2026-27シーズンからのB PREMIER参入は事実上消滅で2部に当たるB.LEAGUE ONEになることが事実上決まった[113][114]。
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