皆子山
京都府・滋賀県の山 ウィキペディアから
京都府・滋賀県の山 ウィキペディアから
丹波高地の東端を形成する花折断層の一部をなしており、東側に安曇川上流の葛川(かつらがわ)を間にして比良山地と対峙している。北側山麓には葛川の支流が谷を形成し、足尾谷と呼ばれており、丹波高地有数の渓谷美で知られている。足尾谷を挟んだ北側には、同じ丹波高地に属し、高層湿原として知られる八丁平(はっちょうだいら)を抱く峰床山が続いている。南側山麓は葛川とその上流の百井川が流れており、南斜面から百井川に注ぐ谷は皆子谷と呼ばれている。皆子谷の源頭は山頂付近に達しており、山頂のすぐ西側でなだらかなすり鉢状・高原状の地形を形成している。
京都府京都市左京区の北部に位置し、京都府の最高峰である。
参考文献:国土地理院 基準点成果等閲覧サービス
一般的に利用される登山道は、北側の足尾谷から谷沿いに登るルート、東側から尾根沿いに登るルート、南側から谷沿いに登るルートが知られている[4]。足尾谷からのルートは旧国道367号に接続する足尾谷林道の終点に登山口があり、足尾谷沿いに北西方向へ迂回したのち、標高580m付近で合流するツボクリ谷に沿って南方向へ進路を変えて直登する[4]。東尾根を登るルートは葛川沿いにある集落から直登する[4]。南側からのルートは、葛川沿いから支流の寺谷を登るルートと、百井川から皆子谷を登るルートがある[4]。
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