旭川市
北海道の市、上川総合振興局所在地 ウィキペディアから
北海道の市、上川総合振興局所在地 ウィキペディアから
旭川市(あさひかわし)は、北海道北中部(道北地方)に位置し、上川総合振興局に属する市。上川盆地に広がっている。振興局所在地であり、札幌市に次ぐ北海道第2位の人口(約32万人)を有する中核市である[1]。
あさひかわし 旭川市 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 北海道地方 | ||||
都道府県 | 北海道(上川総合振興局) | ||||
市町村コード | 01204-1 | ||||
法人番号 | 9000020012041 | ||||
面積 |
747.66km2 | ||||
総人口 |
316,802人 [編集] (住民基本台帳人口、2024年10月31日) | ||||
人口密度 | 424人/km2 | ||||
隣接自治体 | |||||
市の木 | ナナカマド | ||||
市の花 | ツツジ | ||||
他のシンボル |
市民の鳥:キレンジャク 市民の虫:カンタン | ||||
旭川市役所 | |||||
市長 | 今津寛介 | ||||
所在地 |
〒070-8525 北海道旭川市7条通9丁目 北緯43度46分14秒 東経142度21分54秒 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
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ウィキプロジェクト |
北海道中央部に位置し、道北の経済・産業・文化の中心都市[2]。ユネスコの「デザイン都市」、そして「国際会議観光都市」に認定されている[3]。交通面では国道や鉄道路線の終起点となり高速道路が整備されているなど道内物流の拠点となっている[2]。全国的に知名度の高い旭川市旭山動物園が存在し、年間500万人以上の観光入込客数があることから、札幌市・小樽市・函館市と並ぶ北海道の観光都市として知名度が高い都市である[4]。北海道パウダーベルトに位置し、冬季はカムイスキーリンクスを中心としたスキーリゾート観光もメインとなっている[5]。また、旭川にゆかりのある文学者や芸術家も多く[6]、市内各所に野外彫刻作品が置かれているほか(旭川の野外彫刻)[6][7]、旭川家具をはじめとした木工業が盛んである[注 1][9]。
一般に、旭川の名が初めて登場したのは明治23年9月20日の開村告知の時[10][注 2]とされているが、実際にはその7か月ほど前の明治23年2月9日付『北海道毎日新聞』に掲載された以下の記事がある[11][注 3]。
この記事は、当時の北海道庁長官(兼屯田兵本部長)永山武四郎の直属の部下である岡部方幾(屯田兵司令部付曹長)[注 4]が会見したもので、前年末に上川への離宮設置が山縣有朋内閣によって閣議決定されて以降、まだ村名すら決まっていない地の離宮の名称について語っている。現在確認できる資料[注 5]としては開村前に「旭川」の名が登場する唯一のものである。
命名者の意図として『旧称(アイヌ地名)の意義を存し(有し)且つ大日本帝国等の意味に縁あり』と明確にしており、「旭川」の名は、アイヌ語に由来する「日」=「旭」の意と、大日本帝国の象徴としての「旭」の意を併せ持つ名として命名された事が読み取れる。
ただ、旭川開村を伝える同年9月23日付北海新聞記事[注 6]などは、名の由来についてアイヌ語意訳部分しか伝えていない。
なお、記事中の「忠別」とは従前からのこの地域の呼称で、岡部方幾が語ったアイヌ語源「チユプペト」の意訳は、翌年発刊の永田方正『北海道蝦夷語地名解』[12]のチュプペツ項[13]に記述された意訳[注 7]とほとんど同じ意である。永田は函館県令・北海道庁の命を受けて全道のアイヌ語地名を調査した当時の権威学者であるが、空知・上川・樺戸3郡の調査は同年3月[14]であるはずの永田の意訳が2月のこの時点で既に成されていた[注 8]という事は、この意訳が調査以前に創作されていた疑いがある。
「旭川」の名の由来については、かなり以前からこの新聞記事の存在は市史編集会議や郷土史家[15]など各方面で知られていたが、旭川市をはじめとしてその見解は長年アイヌ語意訳のみに固定化しており、地名とは直接関係のない忠別川語源説[16][注 9]が諸説として混同されるなど種々誤解が多い。
旭川市は北海道内最大の盆地となる上川盆地にあり、石狩川、牛朱別川、忠別川、美瑛川などの河川合流部に位置している[17]。市西部に幌内山地、天塩山地、嵐山丘陵が南北に連なっており[17]、石狩川は幌内山地を侵食して神居古潭渓谷を形成している[17]。大雪山系ではエゾナキウサギ、キタキツネ、エゾリスなどの動物が観られる。「神居古潭渓谷の変成岩」として「日本の地質百選」に選定されている[18]。市北部に比布丘陵、市東部に米飯山地が分布している[17]。突哨山(とっしょうざん)には日本最大級のカタクリ群落がある[19]。
札幌市に次ぐ北海道内第2の人口規模を持つ都市であり、東北地方を含めても長らく札幌市、仙台市に次ぐ第3の人口を持つ都市であったが、2010年代に入ってから人口減少が加速化し、2016年にいわき市に抜かれている[20]。昭和中期に周辺6町村を吸収合併したこと、および都市部への人口集中により1985年(昭和60年)頃まで人口増加傾向が続いてきたが、横ばいとなった後、2003年(平成15年)から減少傾向となっている[21]。近年は、都市圏人口はそこまで減っていないにもかかわらず、東神楽町や東川町といった隣接する町がベッドタウンとして人口増加をみせているため(ドーナツ化現象)、市域人口の減少はペースを上げている。
旭川市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 旭川市の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 旭川市
■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
旭川市(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
2015年国勢調査によれば、以下の集落は調査時点で人口0人の消滅集落となっている[22]。
2024年現在約32万人となっており人口減少が続いている。旭川市の人口推移を見ていくと1950年(昭和25年)では人口18万人程度に過ぎなかったが急速な発展を遂げ、1980年には35万人に到達し、30年間でほぼ人口は倍増するなど急速な発展を果たした。旭川市の人口は1950年から1980年にかけては年間5000人から6000人に及ぶ大幅な人口増加が続いていたが、1980年以降は距離の近い札幌市に集約される流れが強まり人口移動は社会減少に転じた。1983年には36万人を上回った後2000年頃までは人口は36万人前後で頭打ちとなった。2000年以降は自然動態の減少もあり人口減少傾向が年々強まっている。
実施年 | 旭川市人口(人) | 旭川市増加数(人) | 旭川市増加率(%) | 国内増加率(%) |
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1950年 | 184,227 | - | - | - |
1955年 | 214,463 | 30,236 | 16.4 | 7.3 |
1960年 | 239,636 | 25,173 | 11.7 | 4.6 |
1965年 | 271,930 | 32,294 | 13.5 | 5.2 |
1970年 | 297,189 | 25,259 | 9.3 | 5.5 |
1975年 | 320,526 | 23,337 | 7.9 | 7.9 |
1980年 | 352,619 | 32,093 | 10.0 | 4.6 |
1985年 | 363,631 | 11,012 | 3.1 | 3.4 |
1990年 | 359,071 | 4,560 | 1.3 | 2.1 |
1995年 | 360,568 | 1,497 | 0.4 | 1.6 |
2000年 | 359,536 | 1,032 | 0.3 | 1.1 |
2005年 | 355,004 | 4,532 | 1.3 | 0.7 |
2010年 | 347,275 | 7,729 | 2.2 | 0.2 |
2015年 | 339,605 | 7,670 | 2.2 | 0.8 |
2020年 | 329,306 | 10,299 | 3.0 | 0.8 |
ケッペンの気候区分によると、旭川市は湿潤大陸性気候(または亜寒帯湿潤気候)に属する。寒暖の差が大きく気温の年較差、日較差が大きい顕著な大陸性気候である。降雪量が多く、豪雪地帯に指定されている。
1902年1月25日に日本の気象官署での観測史上最低気温となる-41.0℃を記録[23][24]、2021年7月31日に旭川市郊外の江丹別で最高気温38.4℃を記録し、7月における北海道内の観測史上最高気温となっている[25]。
春は移動性高気圧に覆われる日が多く、穏やかな天気の日が続くが、寒さが残る[26]。夏になるとオホーツク海高気圧の影響により、肌寒い日もあるが、梅雨前線の北上と太平洋高気圧の勢力が強まることにより、気温も上昇する[26]。時折、雷を伴った強い雨が降ることもある[26]。秋は低気圧や秋雨前線が北海道付近を通るため、天気は周期的に変わる[26]。昼と夜の気温の差が大きくなり、明け方頃に晴れていると放射冷却現象により、大きく気温が下がって霜が降りたり、水たまりに氷が張ることもある[26]。冬はシベリア高気圧の勢力が強まり、オホーツク海に低気圧が進んで等圧線が南北に走る西高東低の冬型の気圧配置となり、気温は氷点下で雪の日が続く[26]。
降雪量は市内各地区によって違いがあり[27]、忠和地区や春光台地区では旭川気象台観測より約30%増の降雪量を観測する[27]。降雪量の平年値は北海道内で倶知安町、岩見沢市に次ぐ数値を記録しているが[27]、ドカ雪が比較的少ないため、最深積雪はあまり大きくならない[27]。1年間に雪の降る日数は143.8日で、日本国内の都市で最も多い[28]。
冬季の旭川市中心部はヒートアイランド現象により、最低気温の上昇が著しく、-25℃を下回る気温が観測されることも少なくなった。一方、旭川市郊外の江丹別では近年でも-30℃を下回る気温を観測することが珍しくなく、2020年2月6日に-31.6℃、2020年2月8日に-30.3℃、2020年2月9日に-36.0℃、2020年12月31日に-31.5℃、2021年1月24日に-31.8℃、2021年2月8日に-31.5℃、2023年1月30日に-31.3℃、2023年2月15日に-31.2℃を観測している[25]。
旭川市(旭川地方気象台)の気候 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
最高気温記録 °C (°F) | 11.7 (53.1) |
13.8 (56.8) |
18.8 (65.8) |
29.6 (85.3) |
34.3 (93.7) |
35.9 (96.6) |
37.6 (99.7) |
37.9 (100.2) |
33.3 (91.9) |
28.2 (82.8) |
22.0 (71.6) |
14.7 (58.5) |
37.9 (100.2) |
平均最高気温 °C (°F) | −3.3 (26.1) |
−1.7 (28.9) |
3.0 (37.4) |
11.2 (52.2) |
18.8 (65.8) |
22.8 (73) |
26.2 (79.2) |
26.6 (79.9) |
21.9 (71.4) |
14.9 (58.8) |
6.2 (43.2) |
−0.8 (30.6) |
12.2 (54) |
日平均気温 °C (°F) | −7.0 (19.4) |
−6.0 (21.2) |
−1.4 (29.5) |
5.6 (42.1) |
12.3 (54.1) |
17.0 (62.6) |
20.7 (69.3) |
21.2 (70.2) |
16.4 (61.5) |
9.4 (48.9) |
2.3 (36.1) |
−4.2 (24.4) |
7.2 (45) |
平均最低気温 °C (°F) | −11.7 (10.9) |
−11.8 (10.8) |
−6.1 (21) |
0.2 (32.4) |
6.1 (43) |
12.0 (53.6) |
16.4 (61.5) |
16.9 (62.4) |
11.7 (53.1) |
4.4 (39.9) |
−1.5 (29.3) |
−8.0 (17.6) |
2.4 (36.3) |
最低気温記録 °C (°F) | −41.0 (−41.8) |
−38.3 (−36.9) |
−34.1 (−29.4) |
−19.0 (−2.2) |
−7.1 (19.2) |
−1.2 (29.8) |
1.0 (33.8) |
2.4 (36.3) |
−1.8 (28.8) |
−8.0 (17.6) |
−25.0 (−13) |
−30.0 (−22) |
−41.0 (−41.8) |
降水量 mm (inch) | 66.9 (2.634) |
54.7 (2.154) |
55.0 (2.165) |
48.5 (1.909) |
66.6 (2.622) |
71.4 (2.811) |
129.5 (5.098) |
152.9 (6.02) |
136.3 (5.366) |
105.8 (4.165) |
114.5 (4.508) |
102.4 (4.031) |
1,104.4 (43.48) |
降雪量 cm (inch) | 125 (49.2) |
97 (38.2) |
80 (31.5) |
15 (5.9) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
0 (0) |
2 (0.8) |
82 (32.3) |
158 (62.2) |
557 (219.3) |
平均降水日数 (≥0.5mm) | 22.2 | 18.6 | 18.6 | 14.2 | 12.1 | 10.8 | 11.6 | 11.9 | 14.2 | 16.9 | 21.4 | 25.1 | 197.6 |
平均降雪日数 | 30.2 | 26.5 | 26.0 | 13.8 | 1.6 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 0.0 | 3.3 | 20.3 | 30.1 | 151.5 |
% 湿度 | 82 | 78 | 73 | 66 | 67 | 73 | 77 | 79 | 79 | 79 | 80 | 83 | 76 |
平均月間日照時間 | 75.3 | 96.1 | 141.3 | 169.5 | 197.4 | 176.5 | 159.8 | 154.6 | 144.7 | 125.9 | 67.3 | 58.1 | 1,566.5 |
出典:気象庁(平均値:1991年 - 2020年、極値:1888年 - 現在)[29][30] |
旭川(旭川地方気象台)1961年 - 1990年平均の気候 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
平均最高気温 °C (°F) | −4.3 (24.3) |
−3.0 (26.6) |
2.0 (35.6) |
10.5 (50.9) |
17.9 (64.2) |
22.3 (72.1) |
25.9 (78.6) |
26.2 (79.2) |
21.1 (70) |
14.1 (57.4) |
5.7 (42.3) |
−0.8 (30.6) |
11.5 (52.7) |
日平均気温 °C (°F) | −8.4 (16.9) |
−7.7 (18.1) |
−2.5 (27.5) |
5.0 (41) |
11.6 (52.9) |
16.4 (61.5) |
20.4 (68.7) |
20.9 (69.6) |
15.3 (59.5) |
8.5 (47.3) |
1.8 (35.2) |
−4.2 (24.4) |
6.4 (43.5) |
平均最低気温 °C (°F) | −13.4 (7.9) |
−13.2 (8.2) |
−7.5 (18.5) |
−0.1 (31.8) |
5.7 (42.3) |
11.2 (52.2) |
15.8 (60.4) |
16.5 (61.7) |
10.5 (50.9) |
3.6 (38.5) |
−1.8 (28.8) |
−8.1 (17.4) |
1.6 (34.9) |
出典:理科年表 |
江丹別(1991年 - 2020年)の気候 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
最高気温記録 °C (°F) | 7.0 (44.6) |
11.5 (52.7) |
16.1 (61) |
25.7 (78.3) |
33.5 (92.3) |
36.1 (97) |
38.4 (101.1) |
37.7 (99.9) |
32.0 (89.6) |
26.6 (79.9) |
19.7 (67.5) |
12.6 (54.7) |
38.4 (101.1) |
平均最高気温 °C (°F) | −3.6 (25.5) |
−2.3 (27.9) |
2.2 (36) |
9.2 (48.6) |
17.6 (63.7) |
22.0 (71.6) |
25.7 (78.3) |
25.8 (78.4) |
21.4 (70.5) |
14.3 (57.7) |
5.6 (42.1) |
−1.5 (29.3) |
11.4 (52.5) |
日平均気温 °C (°F) | −9.1 (15.6) |
−8.4 (16.9) |
−3.3 (26.1) |
3.1 (37.6) |
10.6 (51.1) |
15.7 (60.3) |
19.8 (67.6) |
20.0 (68) |
15.1 (59.2) |
8.0 (46.4) |
1.1 (34) |
−5.7 (21.7) |
5.6 (42.1) |
平均最低気温 °C (°F) | −16.3 (2.7) |
−16.3 (2.7) |
−10.5 (13.1) |
−2.9 (26.8) |
3.5 (38.3) |
9.6 (49.3) |
14.6 (58.3) |
15.1 (59.2) |
9.7 (49.5) |
2.6 (36.7) |
−3.1 (26.4) |
−11.0 (12.2) |
−0.4 (31.3) |
最低気温記録 °C (°F) | −37.1 (−34.8) |
−38.1 (−36.6) |
−30.6 (−23.1) |
−18.6 (−1.5) |
−4.8 (23.4) |
−1.4 (29.5) |
2.5 (36.5) |
3.8 (38.8) |
−0.5 (31.1) |
−7.8 (18) |
−23.4 (−10.1) |
−31.5 (−24.7) |
−38.1 (−36.6) |
降水量 mm (inch) | 96.8 (3.811) |
78.6 (3.094) |
76.0 (2.992) |
62.7 (2.469) |
80.0 (3.15) |
71.1 (2.799) |
144.2 (5.677) |
158.8 (6.252) |
166.9 (6.571) |
147.4 (5.803) |
165.0 (6.496) |
147.4 (5.803) |
1,394.9 (54.917) |
平均降水日数 (≥1.0 mm) | 20.8 | 17.2 | 17.2 | 12.3 | 11.7 | 10.2 | 12.0 | 12.4 | 14.7 | 17.1 | 21.2 | 24.7 | 191.5 |
平均月間日照時間 | 54.0 | 71.0 | 112.3 | 154.3 | 186.1 | 159.7 | 152.3 | 148.5 | 139.8 | 113.5 | 52.4 | 32.9 | 1,376.8 |
出典1:Japan Meteorological Agency | |||||||||||||
出典2:気象庁[31] |
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出典:気象庁[32] |
旭川市 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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雨温図(説明) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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「旭川市の概要 あゆみ」参照[33]
2023年(令和5年)11月6日に旭川市総合庁舎新庁舎がオープンした(第二庁舎は改修、旧総合庁舎と第三庁舎は解体される)[46]。
代 | 氏名 | 在任期間 | 備考 |
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旭川町長 | |||
1 | 本田親美 | 1900年(明治33年)8月31日 - 1903年(明治36年)12月25日 | |
2 | 奥田千春 | 1904年(明治37年)1月29日 - 1908年(明治41年)1月28日 | |
3 | 齋藤米藏 | 1909年(明治42年)5月3日 - 1911年(明治44年)2月13日 | |
4 | 奥田千春 | 1911年(明治44年)3月28日 - 1914年(大正3年)3月31日 | |
旭川区長 | |||
浅山正名 | 1914年(大正3年)3月28日 - 1914年(大正3年)7月23日 | 区長事務取扱(上川支庁長) | |
1 | 市來源一郎 | 1914年(大正3年)7月24日 - 1920年(大正9年)7月23日 | |
村本初太郎 | 1920年(大正9年)7月24日 - 1920年(大正9年)8月29日 | 区長代理(旭川区助役) | |
2 | 市來源一郎 | 1920年(大正9年)8月30日 - 1922年(大正11年)5月1日 | 在任中に死去 |
村本初太郎 | 1922年(大正11年)5月2日 - 1922年(大正11年)7月31日 | 区長代理(旭川区助役) 市制施行により自然退任 |
「日本歴代市長」参照[49]
代 | 氏名 | 在任期間 | 期数 |
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官選 | |||
初 - 2 | 岩田恒 | 1923年(大正12年)6月25日 - 1928年(昭和3年)10月5日 | 2 |
3 | 奥田千春 | 1929年(昭和4年)6月20日 - 1933年(昭和8年)6月19日 | 1 |
4 | 渡邊勘一 | 1933年(昭和8年)6月28日 - 1936年(昭和11年)7月4日 | 1 |
5 | 井上英 | 1936年(昭和11年)9月10日 - 1938年(昭和13年)11月21日 | 1 |
6 - 7 | 足立富 | 1939年(昭和14年)3月18日 - 1946年(昭和21年)11月7日 | 2 |
公選 | |||
初 | 大塚守穂 | 1947年(昭和22年)4月5日 - 1947年(昭和22年)5月14日 | 1 |
2 | 前野与三吉 | 1947年(昭和22年)6月11日 - 1951年(昭和26年)3月14日 | 1 |
3 | 坂東幸太郎 | 1951年(昭和26年)4月25日 - 1955年(昭和30年)4月14日 | 1 |
4 - 5 | 前野与三吉 | 1955年(昭和30年)4月30日 - 1963年(昭和38年)4月29日 | 2 |
6 - 8 | 五十嵐広三 | 1963年(昭和38年)4月30日 - 1974年(昭和49年)9月30日 | 3 |
9 | 松本勇 | 1974年(昭和49年)11月17日 - 1978年(昭和53年)11月16日 | 1 |
10 - 13 | 坂東徹 | 1978年(昭和53年)11月17日 - 1994年(平成6年)11月16日 | 4 |
14 - 16 | 菅原功一 | 1994年(平成6年)11月17日 - 2006年(平成18年)11月16日 | 3 |
17 - 20 | 西川将人 | 2006年(平成18年)11月17日 - 2021年(令和3年)8月31日 | 4 |
21 | 今津寛介 | 2021年(令和3年)9月26日 - | 1 |
市民憲章
わたくしたちは、旭川市の市民であることに誇りと責任を感じ、この憲章を掲げて、よりよい旭川をつくることに努めましょう。— 昭和35年9月20日制定[50]
- 1. 元気で働き、楽しい家庭をつくりましょう。
- 1. 親切をつくし、あたたかい社会をつくりましょう。
- 1. きまりを守り、明るいまちをつくりましょう。
- 1. 自然を愛し、きれいな都市をつくりましょう。
- 1. 文化を育て、豊かな郷土をつくりましょう。
都市宣言
候補者名 | 当落 | 年齢 | 党派名 | 新旧別 | 得票数 |
---|---|---|---|---|---|
宮崎アカネ | 当 | 49 | 無所属 | 新 | 50,796票 |
林祐作 | 当 | 33 | 自由民主党 | 新 | 48,345票 |
木下雅之 | 落 | 45 | 自由民主党 | 新 | 37,547票 |
当落 | 候補者名 | 年齢 | 所属党派 | 新旧別 | 得票数 | 重複 |
---|---|---|---|---|---|---|
当 | 東国幹 | 53 | 自由民主党 | 新 | 128,670票 | ○ |
西川将人 | 52 | 立憲民主党 | 新 | 93,403票 | ○ | |
齊藤忠行 | 30 | NHKと裁判してる党弁護士法72条違反で | 新 | 9,776票 | ○ |
独立行政法人
地方独立行政法人
特殊法人等
体育館
公園施設
旭川市は大日本帝国陸軍第七師団が移駐した影響により経済や産業基盤が成立していき[59]、 農業をはじめ食料品、紙・パルプなどの製造業を基幹産業とし[60]、地理的条件により北北海道(道北、オホーツク、北空知)の商業、物流の拠点になっている[60]。 また、医療、教育、文化などの都市機能が集積している[60]。
産業別の就業者では、第三次産業に従事している割合が全体の約80 %と最も高く[60]、製造品出荷額等では食料品製造業の割合が最も高くなっている[60]。 旭川市は多くの河川が市内を流れて大雪山系の雪解け水や伏流水の恩恵を受けているため、様々な産業で水資源を有効活用している[59]。
水稲作付面積と収穫量ランキングは北海道内でともに岩見沢市に次ぐ2位となっており[61]、ソバの作付面積は北海道内で幌加内町、深川市に次ぐ3位となっている[62]。 また、豊富な水資源と良質な米によって酒造りが行われているほか[63]、 旭川地域では家具や木材、木製品(木器)に関係する企業が集積している[64]。
市の指定金融機関は、1998年11月から旭川信用金庫が指定されている[92]。それ以前は北海道拓殖銀行が指定されていた。
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業界紙・フリーペーパー・映像制作会社など
現存する旅客列車は全てJR北海道の路線である。毎時1本もしくは2本の頻度で、特急列車が札幌 - 旭川間を1時間半で結んでいる。
北海道運輸局による「一般乗用旅客自動車運送事業(タクシー)の自動認可運賃等」では「北海道B地区」に区分[102]。営業区域は旭川交通圏。
市内を通る幹線道路は、シーニックバイウェイの「大雪・富良野ルート」、大雪 - 富良野 - 十勝を結ぶ「北海道ガーデン街道」になっている[104][105]。
北海道を代表する観光地「旭川市旭山動物園」を始め、北海道ガーデン街道の「上野ファーム」・北北海道エリア屈指の規模を誇る「カムイスキーリンクス」・大雪山連峰を一望できる展望地「就実の丘」等が存在する。また、全国的に有名な「旭川ラーメン」・「ジンギスカン」に加え「塩ホルモン」・「新子焼き」といった肉類の名物料理、さらに流通の拠点として北海道各地から新鮮な海産物が集まることから、ガイドブックではグルメが充実した都市と紹介されることも多く、[106][107]近年では北海道有数の観光都市となっている[108]。特に歓楽街である「3・6街」には、約800店の飲食店がひしめき合い、札幌市のすすきのに次ぐ規模の歓楽街として知られている。
上記に加え、近隣の美瑛町 (青い池・丘陵風景)・富良野市 (ラベンダー園)・東川町(大雪山国立公園)・上川町(層雲峡温泉・大雪高原温泉など)へのアクセスの拠点となっているため、旭川市内での宿泊者も多い。
「旭川市内の指定・登録文化財」参照[109]
「旭川市勢要覧 ランキングで見る旭川」参照[28]
1990年(平成2年)から3年おきに『国際家具デザインフェア旭川』(IFDA ASAHIKAWA)を開催し[118]、2000年(平成12年)から『旭川彫刻フェスタ』も開催している[119]。特に9月に開催される「北の恵み 食べマルシェ」は、北海道最大級のグルメイベントとして、多くの市民・観光客が来訪する一大イベントとなっている。
日本国内有数の米どころであり、郊外には大雪の山々を背景とした田園風景が広がっている[124]。大雪山連峰に源を発している伏流水が田を潤し、盆地ならではの寒暖の差が米のおいしさを増している[124]。さらに、冷涼な気候は病害虫の発生が少ないので農薬の散布量も比較的少なくて済む利点がある[124]。1891年(明治24年)に屯田兵が入植した年から酒造りが始まっており[125]、1996年(平成8年)には大雪地ビールが誕生した[114]。江丹別地域を中心にソバの栽培が盛んで、江丹別そばが有名である[126]。旭川ラーメンは北海道遺産「北海道のラーメン」の1つであり、加水率の低い麺を使用している[127]。粉をこねるときに加える水が少ないことでスープをよく吸って小麦の香りを感じる歯触りの良い麺となる[127]。米と同様に良い水に恵まれていることが麺の要因となっている[127]。また、かつて養豚業が盛んであったことから塩ホルモン、豚トロは旭川が発祥の地とされている[59][128]。
ご当地グルメとしては主に旭川や空知地方の一部で提供しているもつそば、おにぎりとホットドッグを足して2で割ったかのようなジュンドッグ[129]、若鶏の半身を炭火などで素焼きした新子焼き[130][131]、イカの足を片栗粉でまぶして揚げたゲソ丼[132]がある。
旭川家具は100年以上ある歴史の中で機能性やデザイン性に優れた家具づくりをしており、日本国外の見本市にも出展している[133]。
名誉市民
旭川市功労者
旭川市貢献賞
旭川市民栄誉賞
旭川市文化賞
旭川市新人奨励賞
栄誉をたたえて
旭川市特別表彰
旭川観光大使
※太字は旭川観光大使
政治
行政
経済
軍事
学術
教育
文化
芸能
ポピュラー音楽
マスコミ
格闘技
陸上競技
球技
ウインタースポーツ
その他
2010年(平成22年)の旭川市開村120年に合わせて誕生した[139]。旭橋のベルトや旭川ラーメンのフリンジなど旭川の特徴を取り入れ[139]、“旭川”の“ハッピー”を願うキャラクターとなっている[139]。
ロケーション撮影に関する窓口として「旭川地域フィルムコミッション」(旭川FC)を設立している[140]。
北海道のご当地ソング一覧も参照。
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