町田 瑠唯(まちだ るい、1993年3月8日 - )は、日本の女子バスケットボール選手、実業家である。北海道旭川市出身でバスケットボール女子日本リーグ富士通レッドウェーブに所属。背番号10。その後アメリカのWNBAのワシントンミスティックスに所属している。ポジションはガード。背番号13。162cm[3]札幌山の手高等学校卒業。

概要 富士通レッドウェーブ No.10, ポジション ...
町田 瑠唯
RUI Machida
2018年10月19日
富士通レッドウェーブ  No.10
ポジション PG
所属リーグ Wリーグ
基本情報
愛称 ルイ
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1993-03-08) 1993年3月8日(31歳)
出身地 北海道旭川市[1]
血液型 A型[2]
身長 162cm (5 ft 4 in)
体重 57kg (126 lb)
キャリア情報
高校 札幌山の手高等学校
プロ選手期間 2022年–現在
経歴
2011-富士通レッドウェーブ
2022ワシントン・ミスティクス
受賞歴
  • 5×Wリーグベスト5(2014-15、2017-18、2018-19、2019-20、2021-22)
  • 6×アシスト1位(2014-15、2017-18、2018-19、2019-20、2020-21、2021-22)
  • ルーキー・オブ・ザ・イヤー(2011-12)
  • 皇后杯全日本選手権ベスト5(2019)
  • 東京2020オリンピック オールスター5
Stats WNBA.com
代表歴
キャップ 日本の旗 日本 2015-
獲得メダル
日本の旗 日本
バスケットボール
オリンピック
2020 東京
アジア競技大会
2014 仁川女子
アジアカップ
2015 武漢女子
2017 バンガロール女子
2019 バンガロール女子
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人物

札幌山の手高校では3年次の2010年に主将としてインターハイ国体ウィンターカップの三冠に導いた。

卒業後の2011年、富士通に加入。ルーキーシーズンの2011-12シーズンは、レギュラーシーズン27試合に出場し、1試合平均3.3アシストを記録。Wリーグルーキー・オブ・ザ・イヤー受賞[4]

Wリーグ2014-15シーズンは、アシスト数でリーグ1位の成績を残し、リーグベスト5に初選出された。富士通にとって7シーズンぶりのファイナル進出にも貢献。2021-22シーズン終了までにベスト5を4回受賞、アシスト1位は5回達成している。

2023年9月に株式会社RUIを設立し、代表取締役社長に就任。オリジナルファッションブランドの展開、アスリートのマネジメント、スポーツコンサルティング業務などを行う。

WNBA

2022年2月14日、WNBAのワシントン・ミスティクスとの契約締結が発表された[5][6]。Wリーグ2021-22シーズンのプレーオフ・ファイナル終了まで富士通でプレーした後、4月23日に渡米して25日に入団会見を行った[7]。27日にプレシーズンマッチに初出場[8]

5月6日、本拠地でのインディアナ・フィーバー戦にて1Qに途中出場し、日本人4人目のWNBA出場を果たした。11日のラスベガス・エーシズで初めてスターターで出場した[9]。レギュラーシーズン全36試合に出場し、1試合平均1.8得点、2.6アシストを記録した。ワシントンは5位でプレイオフに進出し、4位のシアトル・ストーム戦と対戦した1回戦に町田も出場したが、2連敗で敗退となった。

経歴

  • 札幌山の手高校 - 富士通(2011年〜) - ワシントン・ミスティクス(2022年)

日本代表歴

  • 高校3年生時の2010年にU-18アジア選手権に出場し、準優勝。
  • 富士通加入後の2011年、U-19世界選手権7位 ベスト5とアシスト王に輝いた[10]
  • 2014年、若手選手中心で構成された日本代表に選出され、仁川アジア大会で銅メダルを獲得した。
  • 2015年 アジア選手権[11]優勝 - インド戦で16アシストを記録している。
  • 2016 リオデジャネイロオリンピックベスト8
  • 2017 FIBAアジアカップ優勝 - 1試合平均18.2分の出場で5得点、5.2アシスト。決勝のオーストラリア戦は32分出場で7得点、9アシストを記録した。
  • 2018 FIBAワールドカップ9位
  • 2019 FIBAアジアカップ優勝 - 1試合平均16.2分の出場で2.8得点、4.6アシストを記録した。
  • 2020 FIBA東京2020オリンピック予選大会
  • 2021 東京オリンピック準優勝
    • 全6試合スターターで出場し、日本初のオリンピック準優勝メンバーとなった。1試合平均25.6分の出場で7.5得点と全選手中1位の12.5アシストを記録し、オールスターファイブに選出された(トータルのアシストは75本だったのに対し、ターンオーバーは15本だった)[12]。予選リーグ3試合目のナイジェリア戦では20分間の出場で、1996年アトランタオリンピックテレサ・エドワーズが記録したオリンピック記録に並ぶ15アシストを記録した[13]。さらに、準決勝のフランス戦は約27分の出場で、オリンピック1試合個人アシスト新記録の18アシストを記録した[14]

受賞歴

国内大会

  • Wリーグ
    • ベスト5(2014-15、2017-18、2018-19、2019-20、2021-22)
    • アシスト1位(2014-15、2017-18、2018-19、2019-20、2020-21、2021-22)
    • ルーキー・オブ・ザ・イヤー(2011-12)
  • 皇后杯全日本選手権
    • ベスト5(2019)

国際大会

  • U-19世界選手権ベスト5(2011)
  • 東京2020オリンピック オールスター5(2021)

その他

  • 旭川市民栄誉賞(2019)

脚注

関連項目

外部リンク

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