旭川中央郵便局(あさひかわちゅうおうゆうびんきょく)は、北海道旭川市にある郵便局。民営化前の分類は集配普通郵便局。
長らく旭川市を含む道北地域の中心的な郵便局だったが、郵便事業に関しては、交通手段の変化もあり2002年(平成14年)、道北・オホーツクエリアの地域区分業務を旭川東郵便局に移管した。
分室
分室はなし。過去に存在した分室は以下のとおり。
- 1893年(明治26年)12月16日 - 旭川郵便電信局(三等)として開設[1]。
- 1894年(明治27年)12月1日 - 為替・貯金取扱を開始。
- 1903年(明治36年)4月1日 - 通信官署官制の施行に伴い旭川郵便局(二等)となる。
- 1947年(昭和22年)12月11日 - 郵便局で取扱う電話通話事務を除く電話事務を旭川電話局に移管[2]。
- 1948年(昭和23年)8月26日 - 旭川市近文三線四号に春光分室を設置[3]。
- 1957年(昭和32年)1月21日 - 電話通話および和文電報受付事務の取扱を開始。
- 1958年(昭和33年)12月1日 - 春光分室において、電話通話および和文電報受付事務の取扱を開始。
- 1961年(昭和36年)
- 12月1日 - 春光分室を廃止。同日、旭川春光郵便局を設置。
- 12月17日 - 和文電報受付および電話通話業務を廃止。
- 12月18日 - 旭川市四条通九丁目から同市六条通九丁目に移転。
- 1981年(昭和56年)10月5日 - 旭川市六条通九丁目から同市六条通六丁目に移転。
- 1988年(昭和63年)3月1日 - 局名の読みを「あさひがわ」から「あさひかわ」に変更。
- 1990年(平成2年)7月2日 - 旭川中央郵便局に改称[4]。
- 1992年(平成4年)8月3日 - 外国通貨の両替および旅行小切手の売買に関する業務取扱を開始。
- 2002年(平成14年)7月29日 - 07・09地域区分局の業務を旭川東郵便局(〒078-8799)に移管。旭川北郵便局[5](〒071-8799→〒071-8131)から集配業務を移管。
- 2007年(平成19年)10月1日 - 民営化に伴い、併設された郵便事業旭川支店、かんぽ生命保険旭川支店に一部業務を移管。
- 2012年(平成24年)10月1日 - 日本郵便株式会社の発足に伴い、郵便事業旭川支店を旭川中央郵便局に統合。
- 2014年(平成26年)8月18日 - ゆうゆう窓口の24時間営業を廃止。
山口修監修 『全国郵便局沿革録 明治編』 日本郵趣出版 1980年12月28日発行
昭和22年逓信省告示第358号(昭和22年12月5日付官報第6269号掲載)
昭和23年逓信省告示第307号(昭和23年8月19日付官報第6479号掲載)
平成2年郵政省告示第387号(平成2年6月25日付官報第398号掲載)
集配郵便局時代は集配普通郵便局であった。現在も同じ所在地・建物で無集配郵便局として営業している。
中央郵便局ではあるが、貯金・保険窓口の平日18時までの営業時間延長は行っていない。