納内駅
北海道深川市にある北海道旅客鉄道の駅 ウィキペディアから
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納内駅(おさむないえき)は、北海道深川市納内町字納内にある北海道旅客鉄道(JR北海道)函館本線の駅である。駅番号はA25。事務管理コードは▲120104[2]。
当駅の所在する地名より。アイヌ語の「オサナンケプ[注釈 1]」(川尻にてヨシを刈るところ)、あるいは「オサラウンナイ(オサルンナイ)[注釈 2]」(川尻に・ヨシ原・のある・川)のいずれかの転訛とされる[8]。
2面2線の相対式・島式ホームを持つ地上駅。2番のりばとは跨線橋で結ばれている。かつては電化開業まで当駅から先神居古潭駅を経由して近文駅までが単線であり、下り線旭川方面への列車が待避を行う関係で2面3線であったが[注釈 3]、主に旭川方面への通過線として設置されていた旧2番線が撤去され、芦別線(未成線)や普通列車の待避用に設けられていた3番線を2番線として運用となり、その後深川寄りの蝦名林業(現在は廃業)への木材搬入用に設置されていた貨物用の側線・北側の農産物貨物専用側線が撤去されており、その後北側の踏切も側線があった位置に南へ数メートル程度移設されている。
現在の駅舎は旧駅舎を取り壊した上で1998年(平成10年)11月に新築されたもので、待合室のほか深川市役所納内支所や多目的ホールを併設している[4]。
旧駅舎が存在していた頃は、簡易委託駅として駅舎前の商店で乗車券(近距離乗車券は硬券、長距離乗車券は軟券)を販売していた時期もあったが、新駅舎が建設される前に完全な無人駅となっている。
当駅は芦別線の分岐駅となる計画だった。芦別〜石狩新城間の路盤が完成したが、石狩新城〜納内間は測量と一部の用地買収を行っただけで、未成線に終わっている。
乗車人員の推移は以下のとおり。
年度 | 乗車人員 | 出典 | 備考 | |
---|---|---|---|---|
年間 | 1日平均 | |||
1967年(昭和42年) | 172,202 | 470 | [9] | |
1968年(昭和43年) | 144,739 | 397 | ||
1969年(昭和44年) | 123,026 | 337 | ||
1970年(昭和45年) | 125,573 | 344 | ||
1971年(昭和46年) | 47,439 | 130 | ||
1972年(昭和47年) | 121,403 | 333 | ||
1973年(昭和48年) | 111,593 | 306 | ||
1974年(昭和49年) | 126,061 | 346 | ||
1975年(昭和50年) | 118,201 | 323 | ||
2011年(平成23年) | 56 | [10] | ||
2012年(平成24年) | 66 | |||
2013年(平成25年) | 68 | |||
2014年(平成26年) | 52 |
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