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スーパーマーケット運営会社を統括する持株会社 ウィキペディアから
株式会社アークス(英: ARCS COMPANY, LIMITED)は、北海道・東北地方・北関東においてスーパーマーケットなどの小売事業を展開する流通グループ・アークスグループの統括会社となる純粋持株会社。
種類 | 株式会社 |
---|---|
機関設計 | 監査役会設置会社 |
市場情報 | |
本社所在地 |
日本 〒064-0913 北海道札幌市中央区南13条西11丁目2-32 |
設立 |
1961年10月28日 (株式会社ダイマルスーパー) |
業種 | 小売業 |
法人番号 | 1430001018377 |
事業内容 | グループ全体の統括・戦略立案(純粋持株会社) |
代表者 |
横山清(代表取締役会長CEO) 古川公一(取締役副会長CFO) 猫宮一久(代表取締役社長COO) |
資本金 |
212億500万円 (2024年2月期) |
発行済株式総数 |
57,649,000株 (2024年2月29日) |
売上高 |
連結:5915億5700万円 単独:87億円 (2024年2月期) |
経常利益 |
連結:184億3900万円 単独:30億8200万円 (2024年2月期) |
純利益 |
連結:117億6600万円 単独:30億7800万円 (2024年2月期) |
純資産 |
連結:1778億900万円 単独:611億8300万円 (2024年2月期) |
総資産 |
連結:2749億7200万円 単独:1031億100万円 (2024年2月期) |
従業員数 |
連結:5720名 単独:134名 (2024年2月期) |
決算期 | 2月末日 |
会計監査人 | EY新日本有限責任監査法人 |
主要株主 |
日本マスタートラスト信託銀行株式会社(信託口)7.00% 横山清 5.63% 株式会社北海道銀行 4.69% 有限会社丸治 2.66% 株式会社北洋銀行 2.62% 株式会社バローホールディングス 2.47% 株式会社リテールパートナーズ 2.47% アークスグループ社員持株会 1.93% 三浦建彦 1.90% アークスグループ取引先持株会 1.85% (2024年2月29日) |
主要子会社 | #グループ企業参照 |
外部リンク | 株式会社アークス |
特記事項:経営指標は、株式会社アークス『第63期 有価証券報告書』(2024年5月28日)を参照。 |
1960年、海産物商社の野原産業(東京)の北海道支店が養豚事業を開始する。これには「乗れ残った魚かすを飼料として消化したい」とのアイデアから生まれ、翌年のダイマルスーパー(現:アークス)設立のきっかけとなった[1]。その後大丸産業、大丸スーパーと名前を変え、1989年に衣料品チェーン「金市舘」の小売事業を分割した丸友産業株式会社と経営統合し、株式会社ラルズ(初代)となった。
2002年に北海道の地場スーパーであるラルズと福原が経営統合を行い、ラルズ(初代)が株式会社アークスとして持株会社へ移行。同日、会社分割により営業の全てを承継した株式会社ラルズ(2代目)を設立[2]。
その後、「ビッグハウス」や「スーパーアークス」といった大型スーパーマーケット・ショッピングセンターの出店を進めると共に、道内各地のスーパーを次々と傘下に納めた。
2009年10月には東急グループであった札幌東急ストアを買収した(同年11月付で東光ストアに改称)。これにより、グループ連結の売上高は大台の3,000億円を突破[3]。道内のスーパー業界では、ライバルのコープさっぽろやイオン北海道と名実ともに三つ巴の戦いを繰り広げている[4]。
2011年6月には青森県八戸市に本拠を置くユニバースを買収すると発表し[5]、同年10月をもってユニバースを完全子会社化した[6][7]。これによって、アークスグループは初の道外進出を果たすと共に、売上高4000億円を突破し国内の食品スーパーではライフコーポレーションに次ぐ2位、総合スーパーでも7位の企業規模となった。また、同年11月には網走市内に店舗を展開している篠原商店を子会社化するなど[8]、道内の中小スーパー(50 - 100億円規模)を次々にグループ傘下に収め、更なる規模拡大を図った。
2012年9月には岩手県盛岡市に本拠を置くジョイスを[9]、2014年9月には同地に本拠を置くベルプラスを傘下に置くベルグループをそれぞれ完全子会社とした[10][11]。さらに、2016年3月にはジョイスとベルプラスの合併により、ベルジョイスが発足した[12]。また、同年3月には道東ラルズと篠原商店の合併により、道東アークスが発足した[13]。
2016年2月5日には、子会社のラルズが余市町で「スーパーチェーンシガ」を運営する丸しめ志賀商店と同社関連会社を買収した[14][15]。
社名の由来は、「一つひとつの企業が強い弧(ARC)となり、大きな円=ARCSを創りあげ、地域社会に貢献していく」ことを意味しており、Always、Rising、Community、Serviceの頭文字から構成されている[16]。
旧法人名や屋号には「大丸」が含まれているが、「大丸」を冠するほかの小売事業者とは無関係である。
1964年(昭和39年)
1966年(昭和41年)
1969年(昭和44年)
1980年(昭和55年)
1987年(昭和62年)
1993年(平成5年)
1995年(平成7年)
1996年(平成8年)
1997年(平成9年)
1998年(平成10年)
2000年(平成12年)
2002年(平成14年)
2004年(平成16年)
2005年(平成17年)
2006年(平成18年)
2007年(平成19年)
2008年(平成20年)
2009年(平成21年)
2010年(平成22年)
2011年(平成23年)
2012年(平成24年)
2013年(平成25年)
2014年(平成26年)
2016年(平成28年)
2018年(平成30年)
2020年(令和2年)
2021年(令和3年)
2022年(令和4年)
2023年(令和5年)
アークスRARAカードは、2008年4月より、導入したアークスグループ共通のポイントカードである。当初はRARAカード(現金)とRARA JCBカードの2種類であったが、2012年11月よりラインアップが一新された。
共通の機能としてアークスグループ各店(ユニバース・ジョイスは2013年より順次導入)での買い物を対象としたRARAポイントが備わっている。また、2009年10月からグループ外にもRARAポイント対象を拡げ、ガソリンスタンドやタクシーなどでの利用でポイントを貯めることもできる(カードにより支払い方法が限定される)。
詳細はアークスRARAカードについて(公式サイト)を参照。
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