千葉テレビ放送株式会社 (ちばテレビほうそう、英 : Chiba Television Broadcasting Corporation )は、千葉県 を放送対象地域 として、テレビジョン放送 事業を行っている特定地上基幹放送事業者 である。放送では愛称のチバテレ を多用する[注 1] 。
コールサイン はJOCL-DTV 。呼出名称 はちばテレビデジタルテレビジョン [4] 。
2003年 (平成 15年)4月1日 に 愛称を「千葉テレビ」から「ちばテレビ 」に変更。2006年 (平成18年)4月1日愛称を「チバテレビ 」に変更。ロゴを「ctc」から「CTC 」に変更。同時に1971年 (昭和46年)に開局して以来長年使われてきた「ctc坊や 」に代わり新キャラクターの「チュバ 」の使用を開始[5] 。2008年 (平成20年)4月1日、「チバテレビ 」と共に使われた「チバテレ 」に愛称統一。
デジタル放送
中継局
“ch番号+V”は垂直偏波[7]
中継局 ch 中継局 ch 中継局 ch 中継局 ch
東金 29 銚子 30 勝浦 30 大多喜 30
香取佐原 30 香取小見川 30 君津 30V 館山 30V
下総光 30V 市原加茂 30 長南 30
アナログ放送
2011年(平成23年)7月24日停波時点。
物理チャンネル - 46ch(船橋三山放送所)、コールサインはJOCL-TV
ch番号設定は当初はダイヤル式のU にするのが一般的だったが、リモコン式が普及後は関東地方のVHFに使用されていなかった5 chに設定されるのが一般的となった。
映像出力 - 5k W
音声出力 - 1.25 kW
中継局
“ch番号+V”は垂直偏波
中継局 ch 中継局 ch 中継局 ch 中継局 ch
東金 31 銚子 39 館山 46V 勝浦 47
牛久 57V 加茂 60 君津 40V 富津 52V
富津湊 62V 富津金谷 48 香取佐原 35 香取小見川 48
旭海上 42 多古 15 長南 40 勝浦総野 45
いすみ大原 39 いすみ岬 42 いすみ長志 34 大多喜 62
御宿 43 鴨川 33 鋸南 36V 南房総白浜 47
南房総富山 44V 南房総丸山 39
企業・団体は当時の名称。出典:[8] [9] [10] [11] [12]
2020年3月31日 - 2021年3月31日
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資本金 発行済株式総数 株主数
17億8,066万4,000円 3,561,328株 57
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株主 株式数 比率
千葉県 600,000株 16.84%
中日新聞社 378,996株 10.64%
千葉日報社 180,000株 0 5.05%
千葉トヨペット 140,626株 0 3.94%
千葉銀行 138,000株 0 3.87%
ベイエフエム 123,000株 0 3.45%
千葉市 120,000株 0 3.36%
住友商事 100,000株 0 2.80%
読売新聞東京本社 0 99,998株0 2.80%
そごう・西武 0 85,332株0 2.39%
キッコーマン 0 81,356株0 2.28%
京葉銀行 0 80,000株0 2.24%
千葉興業銀行 0 70,000株0 1.96%
京成電鉄 0 60,000株0 1.68%
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過去の資本構成
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資本金 授権資本 1株 発行済株式総数
10億円 12億円 500円 2,000,000株
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株主 株式数 比率
千葉県 200,000株 10.00%
千葉日報社 180,000株 0 9.00%
千葉銀行 140,000株 0 7.00%
紫光 100,630株 0 5.03%
千葉そごう 0 85,332株0 4.26%
キッコーマン醤油 0 81,356株0 4.06%
中日新聞社 0 80,000株0 4.00%
千葉県農業協同組合中央会 0 80,000株0 4.00%
千葉興業銀行 0 70,000株0 3.50%
千葉相互銀行 0 70,000株0 3.50%
千葉県都市公社 0 60,000株0 3.00%
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資本金 授権資本 1株 発行済株式総数 株主数
10億円 12億円 500円 2,000,000株 48
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株主 株式数 比率
千葉県 200,000株 10.00%
千葉日報社 180,000株 0 9.00%
中日新聞社 126,332株 0 6.31%
フジ通商 100,630株 0 5.03%
千葉銀行 100,000株 0 5.00%
読売新聞社 0 99,998株0 4.99%
千葉そごう 0 85,332株0 4.26%
キッコーマン 0 81,356株0 4.06%
千葉県都市公社 0 80,332株0 4.01%
千葉興業銀行 0 70,000株0 3.50%
京葉銀行 0 70,000株0 3.50%
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資本金 発行済株式総数 株主数
10億円 2,000,000株 47
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株主 株式数 比率
千葉県 200,000株 10.00%
千葉日報社 180,000株 0 9.00%
中日新聞社 126,332株 0 6.31%
プレミアムオートモービル千葉 100,630株 0 5.03%
千葉銀行 100,000株 0 5.00%
読売新聞東京本社 0 99,998株0 4.99%
そごう 0 85,332株0 4.26%
キッコーマン 0 81,356株0 4.06%
千葉県まちづくり公社 0 81,332株0 4.06%
千葉興業銀行 0 70,000株0 3.50%
京葉銀行 0 70,000株0 3.50%
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開局時から2006年3月まで使用された初代「ctc 」ロゴ[注 3]
協力関係の変遷
1971年 (昭和46年)5月1日 、関東では群馬テレビ に次ぎ2局目の独立放送局 として開局した当放送局は、テレビネットワークには加盟せず、独自編成を基本として現在に至っている。その一方で他都府県の独立局や一部キー局との緩やかな協力関係は早い段階から構築されており、一部番組を共同で製作、放送する例もある。
本社には主調整室 及び3つのスタジオ と2つの副調整室 (サブ)がある。
第1スタジオ(60坪)
『カラオケ大賞 』、『白黒アンジャッシュ 』[注 7] 、『AKB48チーム8のKANTO白書 バッチこーい! 』、『ザ・サンデー千葉市 』[注 8] 、『ウィークリー千葉県』などが使用。
第2スタジオ
かなり小規模なスタジオであり、主に報道・情報系番組にて使用。
『newsチバ 』、『高校野球ダイジェスト 』(夏季のみ)、『Rising Reysol 』などが使用。
過去には、『CTCニュース 930ライフ』『NEWS C-master 』『朝まるJUST 』にて使用。
オープンスタジオ
2011年 (平成23年)4月開始の早朝ワイド番組『ハピはぴ・モーニング〜ハピモ〜 』専用として、千葉テレビ本社1階のロビー内に新設された。『ハピモ』の後継番組である『シャキット! 』、『ちば朝ライブ モーニングこんぱす 』でも引き続き専用スタジオとして使用されている。
このスタジオは第2副調整室(サブ)から駆動されている(カメラやマイクなどの機材は一部を除き第2スタジオのものを使用)。なお、放送時以外は番組宣伝用の素材が置かれ、番組の宣伝を兼ねたギャラリーとなっている。
『チバテレビカラオケ大賞21』(現:『カラオケ大賞』)時代、グランドチャンピオン大会では、出演者とその応援団の人数が多くて第1スタジオに入りきらないため、オープンスタジオ近くにも出演者・応援団が着席していた(2017年 (平成29年)からは、青葉の森公園芸術文化ホール での収録に変更)。特別番組では2011年の『速報!今日の高校野球 』、『高校野球ダイジェスト 』[注 9] などで使用されており、『熱血BO-SO TV』でも一部回で使用している。
この他、2022年に公開された映画『さかなのこ 』(東京テアトル など制作)ではのん が演じるミー坊(さかなクン がモデル)がテレビ出演するシーンをオープンスタジオを借用した上で撮影している[37] 。
基本的な運用とは別に、イレギュラー運用時にはスタジオを入れ替えたり、連続運用することもある。一例として『newsチバ』(18:00枠)はスタジオが第2スタジオ、サブは主調整室の手動送出卓(いわゆる「マスターサブ」)を使用したり、第2スタジオで『高校野球ダイジェスト』と『NEWSチバ930』が連続する場合は、前者を放送数時間前に事前収録(いわゆる「擬似生放送」)で対応し、後者は通常通り生放送するケースもある。さらに千葉県内の市町村長クラスの選挙開票特番は第1スタジオから放送(通常ニュースは第2スタジオの映像と音声を第1副調整室で受けて放送する場合も)などの例もある。
『千葉テレビ放送二十年』には、第1スタジオにあたるのがAスタジオ、第2スタジオのような小規模スタジオはBスタジオとCスタジオが存在することが記載されている。
本社は築50年を経過しており、老朽化が進行しているが、耐震補強工事や内装のリニューアルなどを施しながら使用を続けている。なお正面入口から左側の建物は1992年 11月に増築された。
開局から2000年代まで
開局からやや経過した頃、昼(『午後のテレポート 』)やゴールデンタイムの生ワイドを放送するなど自主制作に意欲的であったが、当時県北西部では広域局のVHF波が東京から届く関係で当放送局を視聴するためにはUHFアンテナを新たに設置しなければならず、実際に視聴できる世帯は広域局のそれより少なかった。県域の放送広告市場自体も未発達であり、わずか数年で経営危機が訪れる。
そのため、関東広域圏 の独立放送局では唯一1990年代前半頃までは日中に(事実上の)中断時間が存在し、その時間帯はフィラー 音楽番組を放送していた時期があった。一時期は単にカラーバーをバックにBGM を流していたスタイル、1970年代 - 1980年代中期までは『お茶の間BGM』(県花・菜の花や成田空港 やマザー牧場 の牛や犬吠埼等の風景静止画(10分ごとに更新)やアルバムのジャケットや高校野球雨天中止時は雨が降っている球場を固定カメラで中継等の画像に曲目リストのテロップにBGMというスタイルの音楽番組。実質はフィラーであるが、新聞番組表にも掲載されていた正式な編成番組)、のちに音楽ビデオクリップ番組『サウンドホップ』『—ステップ』『—ジャンプ 』へ変更された(群馬テレビ は開局当初は主として夕方から夜間のみの放送。テレビ神奈川、テレビ埼玉は午前中からの準全日放送だった。なお、テレビ埼玉には『お茶の間BGM』と同様のスタイルを持った『ピットインミュージック 』という番組があった)。1990年代前半頃以降は番組ソフトの充実化が進められ、1990年代中盤頃にはその役目を終えたとしてフィラー音楽番組は終了となった。
1983年 (昭和58年)から2002年 (平成14年)までは千葉県の施策に基づき『なのはな体操 』を放映していた[38] 。
かつて県内の一部の公立 高等学校 ならびに私立 の成田高等学校 (当時は成田市唯一の高校)の合格発表当日に、合格者の氏名を長丁場放送していた(現在は個人情報保護の面から行われていない)。その際に番組スポンサーとして、高校制服の取扱店である千葉三越 ・千葉そごう などの千葉県内のそごう 各店・扇屋ジャスコ (現:イオン )などがスポンサーとなっていた。CMの内容としては高校合格に対しての餞の弁やそれぞれの高校の制服の宣伝が主だった。
1990年代中盤位まで土曜日の22時からは県内のあらゆる所から中継する、通行人をつかまえ回答者にする県内各所を題材にしたクイズ番組『おじゃまします街かどクイズ』を轟二郎 ならびに矢野明仁 の司会で放送していた。この番組は2007年 (平成19年)の元日に一度だけ復活放送した。そして、2007年 (平成19年)6月15日からは『おじゃまします市町村街かどクイズ 』としてレギュラー放送が復活し、2021年(令和3年)3月まで放送された。司会は轟二郎(2013年3月以降は矢野明仁)と小川麻希。
現在の概要
現在は他の独立放送局同様、自社制作番組や再放送番組などを放送しつつ、30分おきにテレビショッピング を放送している。
天気予報の全国の天気で、関東地方の部分が東京ではなく千葉になっている。2010年 (平成22年)3月までは、千葉のみ赤文字になっていた[注 10] 。また、スポンサーがついている天気予報の場合、天気予報の背景画像がそのままそのスポンサーの宣伝になっていることがある。
千葉県の物産を扱う「房の駅」がスポンサーである天気予報(房の駅せいたの天気予報)の場合、千葉県北西部・東京都等関東1都6県の天気に混ざって、運営する諏訪商店 の本社がある市原市 (後に「房の駅(市原)」と表記)の天気予報を組み入れる等特徴がある(詳細は諏訪商店#テレビCM を参照)。
歌手のミュージック・ビデオ の下部に天気予報を流す「歌う天気予報」もしばしば行われている。曲の演奏時間の関係上、通常の関東1都6県に加え、山梨県 の天気や千葉県の週間天気予報もあわせて放送される番組がある。
1990年代 までは地球 を主体としたCG映像を使用。
音楽番組は自社制作・外部制作問わず、大半が演歌 ・懐メロ 関連番組である。そのため、千葉テレビが主催・協賛[注 11] するコンサートも演歌や懐メロが多い。主に、平日8時台(主に本放送)と22時台(主に再放送)と2つの時間帯で放送されている。一方、ロック・ポップス系の番組は年々減ってきており、2016年3月に『MUSIC LAUNCHER 』(チバテレとビーイング の共同制作)が終了して以降、チバテレ制作のロック・ポップス系のレギュラー番組は消滅している。他局制作番組でも『saku saku 』(テレビ神奈川制作)などごく僅かである。また、かつては前述の『サウンドジャンプ』以来の流れを汲む音楽ビデオクリップ番組を放送していたが、2015年3月に『ONGAX 』のレギュラー放送が終了・不定期のミニ番組として規模縮小となり、前述の『MUSIC LAUNCHER』終了以後は唯一の自社制作ロック・ポップス系番組となっている(演歌・歌謡曲の音楽ビデオクリップ番組は、『ほっと!ヒット!歌謡曲 』が現在も放送中である)。
首都圏トライアングル・東名阪ネット6・5いっしょ3ちゃんねるに参加して各地の独立放送局と協力しているが、その一方で千葉テレビは他局とのネットを敢えて行わない編成が見受けられる。以下はその一例。
ドラマは、他の放送局の権利が切れた日本作品、および海外作品を放送している。
平日13時台については、日本作品で懐かしの30分ドラマが放送されている。
2016年9月までは、『はるちゃん 』シリーズなど、主に東海テレビ制作昼の帯ドラマ を放送していた。
2016年10月からは、TBSテレビ 制作の「木下恵介アワー 」作品を主に放送している。その中には当時の千葉県知事である森田健作が出演していた『たんとんとん 』も放送されていた(2016年11月8日 - 12月15日)。
ただし2015年10月から12月は一時的にこの枠でも時代劇を放送しており、当時は時代劇が14:00台とあわせ2枠となっていた。
平日14時台は、時代劇 の再放送で固定されている。各系列のあらゆる時代劇がこれまでに放送されている。
2019年からは、金・土・日の20時台を「週末時代劇」と位置づけ、こちらも時代劇枠となった。また、TBSテレビ制作(「ナショナル劇場 」枠)の時代劇が放送されるようになった。
韓国ドラマ も多く放送されている。時期により放送枠は若干異なるが、平日では2,3枠程度の放送があり、土日でも主に昼間に放送がある。
平日は5時、土日は5時30分が放送開始の起点に当たり、放送終了は26:00 - 28:00の間が多い。放送休止中は、放送設備の保守点検を行っているが、完全に停波することはあまりなく[注 13] 、「試験電波発射中」という文字、現在時刻とともにカラーバーをバックにした画面(現在では、津田沼駅 <JR東日本 総武本線 >周辺を映した千葉工業大学 に設置された情報カメラ動画)で放送されている。なお、データ放送は休止中でも停波していなければ閲覧することが可能である。
チバテレ ミライチャンネル
サブチャンネル(032ch)については、2021年4月までは主にマルチ編成で利用されていた(地デジのマルチ編成は、千葉テレビ以外は定期放送ではNHK教育テレビ、東京メトロポリタンテレビジョン、放送大学のみ。千葉テレビと同じ不定期ではNHK総合テレビ、テレビ朝日、テレビ埼玉、テレビ神奈川しか行っていない)。主にスポーツ番組で活用しており、サブチャンネルでは以下のような放送が行われている。
前述のとおり、2021年5月からはサブチャンネルの番組ソフト拡充が行われ、「チバテレ ミライチャンネル」の愛称がつけられた。あわせて、ウォーターマーク も「チバテレ ミライチャンネル」表示となった。これまでのスポーツ中継や知事定例記者会見に加えて、平日日中帯にこのチャンネル内で『チバミライチャンネル 』を新設し、県内学生制作番組、聴覚障がい者向け番組、教養に関する番組(『ちば見聞録 』、『戦国鍋TV 』再放送など)といった教育チャンネルとしての機能を持たせることとなった。
緊急報道時の特別対応
1989年 の昭和天皇 崩御 の際は、2日間、放送予定を変更し、日本テレビ の崩御特番に切替えた(テレビ神奈川、テレビ埼玉、群馬テレビも同様)。また、2月24日の大喪特番も同時放送された。これは千葉テレビがNNS にオブザーバー加盟していたことによるもの。
2011年 (平成23年)に発生した東北地方太平洋沖地震 (東日本大震災 )では、発生直後は本社の情報カメラを使用して千葉市内の状況を放映、JFE千葉製鉄所 で出火する様子が伝えられた(後に同じ敷地にあるJFEケミカルで事故回避のため可燃ガスを焼却放出したものと判明した)。その後千葉県内では浦安市 ・香取市 ・我孫子市 などで液状化現象 、旭市 などで津波 被害発生が伝えられたことから、東日本大震災直後約1ヶ月間は、主に日中のテレビショッピングやドラマ再放送枠のほとんどを中止にして、震災関連の報道特別番組 を多く編成していた(深夜アニメなどは通常どおり放送していた)。当時の通常番組である『朝まるJUST』・『もうすぐお昼ですよ 』・『NEWSチバ600・930』なども事実上報道特別番組と同様の構成となっていた。これは、東北地方の被災状況ばかり放送し千葉県や茨城県 の被災状況がほとんど放送されなかった関東キー局 を補完する役目も果たしていた。
特別番組では震災の被害状況・計画停電 の時間帯とエリア・放射線量 だけでなく、液状化現象が起きた地域では水道利用がままならなかったことから、利用可能な給水所・銭湯 ・コインランドリー の情報も伝えられた。こうした情報は特別番組以外でも、2011年 (平成23年)4月頃まで随時L字型画面 で表示していた。
東日本大震災の節目の時期には、『未来へ…被災地・千葉の○年』という特別番組が放送されている。主に、津波により東北地方以外では最多の犠牲者が出る被害があった旭市、液状化現象の被害があった浦安市や茨城県潮来市 、放射性廃棄物 処理問題を抱える東葛地域 (柏市 ・我孫子市など)の現状などが伝えられている。
2011年9月11日:『未来へ…被災地・千葉の半年』[41] - テレビ神奈川でも同日中に遅れネットで、テレビ埼玉では9月25日に放送された
2012年(平成24年)3月11日:『未来へ…被災地・千葉の1年』 - 阪神・淡路大震災 の被災地にあたるサンテレビでも同時ネット
2013年(平成25年)3月10日:『未来へ…被災地・千葉の2年』
2014年(平成26年)3月11日:『未来へ…被災地・千葉の3年』 - 当日の『NEWSチバ930』を1時間に拡大した特別番組として放送
2019年 (令和元年)に発生した令和元年房総半島台風 (台風15号)では、千葉県内で停電・断水・長期にわたる交通機関の運休などの甚大な被害が発生した。そのため、前述の東日本大震災時と同様に、一部番組を休止して報道特別番組を編成し、交通情報・利用可能な給水所や銭湯などの情報が伝えられた。通常番組放送時でも随時L字型画面でこれらの情報が伝えられた。やはりこの際も、NHKでL字型画面で伝えられたのを除けば、関東キー局では殆ど報じられなかったため[42] 、結果的にキー局を補完する役目となっていた。
ローカル局かつ、県南部を中心とした広範囲における大規模停電や倒木、電線切断などによる危険な通行路の影響で初動の取材が遅れたこともあり、放送倫理・番組向上機構 (BPO)にも批判が寄せられることもあったが[43] 、ニュース番組の臨時編成や、L字放送、データ放送を通じ、終日災害関連情報を「文字」で放送を続けていた。
放送以外では、災害発生前後より早くから公式ツイッターや、自社YouTube チャンネル、自社情報サイト「チバテレ+プラス 」や外部ネットニュースサービス等を効果的に活用し、災害報道体制と並行した災害情報や生活支援関連情報を細かく発信。これらの情報発信で広く生活者への支援を行ったことから、ニュースサービスの「スマートニュース 」は、自社情報サイト「チバテレ+プラス 」と連携をしたスマートニュース内の同ニュースチャンネルをこの年の 「SmartNews Awards 2019 ベストパートナー賞」 に選定し、選定理由を「台風15号の際は迅速かつ密な報道を行い、地元メディアとしての責務を果たした。とりわけ避難所・給水所情報の適切なタイミングでの更新は、被災者やその関係者のライフラインの確保、情報共有に大きく寄与した」としている[44] 。
この年の一連の県内災害を機に20年3月に同じ県内メディアでもある千葉日報 社やベイエフエム との間で災害時の報道連携に関する協定を締結。千葉テレビの篠塚社長は「3社が一体となって1社の取材力ではフォローしきれない情報を発信していきたい」と災害時における報道体制を強化することを発表した[45] 。
2020年 2月からの2019新型コロナウイルス 感染症拡大のニュースでは、県内の各種ローカル情報が伝えられた。例として、千葉県内で発生した感染者数のニュースや小・中・高(特別支援学校 含む)の各学校の一斉休校や学校再開の事についてのニュース。2月29日から休園の東京ディズニーランド や東京ディズニーシー の休園延期、その他の千葉県内の東京ドイツ村 や鴨川シーワールド や千葉市動物公園 や市川市動植物園 やマザー牧場 等の各テーマパークの休園状況。及び、千葉県内のイベントの延期や中止。またスポーツ関連では、千葉ロッテマリーンズのプロ野球開幕延期やジェフ市原や柏レイソル等のJリーグ延期及びスポーツイベントの中止や延期についてのことや、森田健作県知事からの東京都への外出自粛についてのニュースが多く報道された。4月7日に新型インフルエンザ等対策特別措置法 に基づき日本政府 から発令された緊急事態宣言 では、宣言を受けて行われた森田知事の臨時記者会見 を行うため、当初同日19時から放送する予定だった韓国ドラマ を差し替える形で同会見を生中継で放送した[46] 。
その後、天気予報などの5分枠の一部を中止して、県内の電話相談窓口などを伝える特別番組が放送されている。
県内小・中・高各学校の一斉休校が続いており、自宅学習の補助や規則正しい学習の習慣づけの観点から、学習支援番組が放送されることになった[47] 。期間は同年5月13日から29日までの平日日中帯(概ね9:00 - 12:00[注 14] および14:00 - 15:00)に、第2チャンネルを利用して放送される。これは、千葉県および千葉市教育委員会と連携して制作される。
茨城県との関連
千葉テレビは千葉県域局ではあるが、茨城県 内でも千葉寄りの県南 ・県西 ・鹿行 を中心に広く視聴可能であり、県域民放テレビ局がないことも相まって茨城の視聴者も多く、茨城向けの番組・CMも少なからず放送されている。この点はベイエフエムと共通する。
ただしあくまで通常のUHFアンテナを建てて受信できる地域は県西 、県南 、鹿行 エリアの千葉県からの電波を妨げる障害物のない地域で、妨げる障害物がある地域や県央(水戸都市圏) 、県北(日立都市圏) では高利得アンテナを建てるか、ケーブルテレビ (下述)での再放送を利用する。このため、茨城県で発売される全国紙・ブロック紙の東京新聞 のほかに、茨城新聞 にもテレビ埼玉・とちぎテレビ共々番組表を掲載している。
茨城県をエリアとするケーブルテレビ局では、現在全ての局で千葉テレビを配信している。以前はテレビ神奈川がCS放送 [注 15] を展開していたため、CS放送からの再放送、または地上波を受信点を経由して再放送するところも多かった。CS撤退後tvkの再放送が大幅縮小され、千葉テレビの再放送が増えつつある。2014年にひたちなか市 のJBCC (千葉テレビは配信していなかった)が撤退して以降、結果的に茨城県をエリアとするケーブルテレビ局では全て配信されることになった。
ただし、大方のケーブルテレビ局は県南・県西地域(土浦市 、つくば市 、取手市 、古河市 、筑西市 など。県北部では日立市 ・東海村 ・ひたちなか市 の一部でケーブルテレビでの視聴が可能)がエリアであり、左記以外の県北・県央ではケーブルテレビがないため、これらの地域では高利得UHFアンテナを千葉方向に向ける必要がある。また光放送 ・IP放送 (スカパー!プレミアムサービス光・フレッツテレビ ・ひかりTV )では、現在県外局の再放送認可が下りていないため受信することができない。この光放送はケーブルテレビ局がない県央・県北部もサービスエリアになっている(一部地域は対象外あり。詳細はスカパー!プレミアムサービス光#サービスエリア 、または ひかりTV(外部リンク)・茨城エリア 参照)。但し、この場合でも直接受信用アンテナを光放送・IP放送用のチューナー専用のアンテナ線と直接受信用のアンテナを混合させるか、混合させないで直接テレビのアンテナ端子にアンテナ線をつないで、千葉県側にアンテナを向けさせて受信する事は可能である。
1988年からは、千葉県公立高校と同様に、茨城県公立高校入学試験の直後に試験問題の解説も放送していた[48] 。しばらく放送はなかったが、2012年以降は毎年必ず茨城県公立高校入試の解説番組が15分番組ではあるが放送されている。
この番組はチバテレの公式YouTubeチャンネル動画配信対象であるため、直接受信が難しい地域やケーブルテレビ局自体がない地域でも放送当日には確認可能である。
茨城県内企業のCMは震災前から放送例はいくつかあった。後述する「ミュージアムパーク茨城県自然博物館 天気予報」などの例がある。震災後は茨城県関連・茨城県に本社を置く企業のCM放映が増加傾向にあり、例としてめんたいパーク 、アクアワールド・大洗 、こもれび森のイバライド (旧:ポティロンの森)等の茨城県内観光スポット、及び茨城県の建築関連CM(「いばらきの家」、イバケンなど)が頻繁に放送されている。
『アクアワールド・大洗天気予報』では、前述の『房の駅せいたの天気予報』同様に、冒頭(千葉県北西部よりも先)で「アクアワールド・大洗」の天気予報が表示される。また、天気予報内で「アクアワールド・大洗」で飼育されている主な生き物や、イルカ やアシカ のショーを見ることができる。
この他、2010年の茨城空港 開港時や、偕楽園 の梅 まつり、袋田の滝 をはじめとした大子町 の観光シーズン、稲敷市 の「いなしき復興祭」開催時など、季節・時期に応じた観光CMも多く放送される。
千葉県の情報番組でも、時折茨城県が扱われることがある。震災直後の『熱血BO-SO TV』(2011年3月19日放送)では、冒頭で茨城県被災者へのお見舞のコメントが行われた。『熱血BO-SO TV』で時折茨城県が取り上げられる他にも、『ハピはぴ・モーニング〜ハピモ〜』の「Info cute」(通常は千葉県内の飲食店を紹介)や、『くらしの探索 』シリーズ(通常は柏市周辺の地域情報を紹介)といった千葉県内の地域情報を扱う番組でも、時折高萩市 の観光など茨城県の地域情報を扱っている。
2011年7月28日には、東日本大震災からの現状を伝える震災報道活動の一環として、茨城県被災者応援のため、全国高等学校野球選手権茨城大会 の決勝戦の模様を放送した[49] 。
1984年 の第66回全国高等学校野球選手権大会 で茨城県立取手第二高等学校 が優勝した際に記念特番を放送した。
1990年代の一時期、取手競輪 開催日の22時45分から15分間にレースダイジェストを放送した。また、同競輪場で特別競輪 (現:GP/G1/G2相当)の開催があった場合、千葉テレビを監事局として全国に実況中継されたことがあった。
スポーツ関連
プロ野球関連
土曜・日曜の試合は、たとえ主催戦であっても中継はしない。「浅草お茶の間寄席 」の放映が優先される。
高校野球関連
夏の高校野球中継 ではスポンサーが多い。試合により異なるが、大会前半では大体12社、決勝辺りになると大体15社 - 20社前後のため、提供を下から上へスクロールさせて表示している[注 19] 。この手法は、前述の2010年日本シリーズ『マリーンズナイタースペシャル』でも行われ、一時はそれがなかったこともある。現在だとスポンサーのロゴがフルカラーだが、以前だと白一色だった[注 20] 。
基本的には、千葉県野球場 (主に大会前半、準々決勝)又は千葉マリンスタジアム (通称「ZOZO マリンスタジアム」、主に大会後半)の試合を中継する[注 21] 。
試合と試合の間には、穴埋めとして例年以下のようなコーナーがある。
店内放送協力店の紹介 : 高校野球中継を店内で流している店舗を字幕で紹介し続けるコーナー。毎年6月頃に協力店の募集告知CMを行っている。応募できる店舗は、(高校野球中継が行われている)昼間に営業している飲食店・理髪店 ・美容室 ・スポーツ施設が対象となっている。千葉県外の店舗であっても応募可能で、実際に千葉県外(茨城県、東京都 など)の協力店も一部存在している。その年の協力店の数にもよるが、概ねAからEの5パターン程度が用意されていて、市または郡のあいうえお順に並べられている(最初のAパターンが旭市 ・我孫子市 など、最後のEパターンが八街市 ・八千代市 ・四街道市 などや茨城県・東京都の協力店となる)[56] 。2020年(令和2年)・2021年(令和3年)は新型コロナウイルスの影響で行われていなかったが、2022年(令和4年)で復活した。
他球場の結果を字幕表示しながらバックミュージックを流すフィラー形態を取ることや、5分程度のテレビショッピング・『ちば美彩』を挿入することもある。
過去には「チバスタ」という、千葉テレビ本社にいるアナウンサーが応援FAXを紹介するコーナーが存在した。また、2013年までは「クローズアップキャンパス in Chiba」 (県内にある大学の案内、詳細は後述 )もこの枠で放送されていた。
他の独立放送局にも高校野球のダイジェスト版の放送はあるが、千葉テレビでは『高校野球ダイジェスト 』として放送枠を約1時間(開催日の22時台)設け、応援FAXを紹介するなど特に熱を入れて放送している。また、夕方にも2019年(令和元年)まで『高校野球ダイジェスト 白球ナイン』(旧:『速報!今日の高校野球 』→『高校野球全力応援TV ガチファン 』)として30分のダイジェスト番組を放送していた。『速報!今日の高校野球』『ガチファン』では、例年、当日試合のあった学校の野球部員・応援団の生出演が可能だった。
以前は早朝にもダイジェスト番組を放送していた。2018年までは、朝の情報番組(『朝まる』→『ハピモ』→『シャキット!』)内で、当該期間中に試合結果を伝えるコーナーが10分間程度設けられており、実質的に継続していた。2019年・2020年は、当該期間に限り朝の情報番組を時間短縮して、前日の『高校野球ダイジェスト』を再放送している。
いつからかは不明だが同局のスポーツ番組の統一した、お決まりの行進曲調で、オープニングとエンディングで異なるスポーツテーマ[注 23] があり、現在は高校野球県大会中継で使用されている。1992年 (平成4年)の千葉ロッテマリーンズ誕生時の『CTCマリーンズナイター』でも初期ならその曲を利用していた。
前述のとおり、茨城県には民放テレビの独立放送局がなく、また視聴者も多くいることから、2011年 (平成23年)に全国高等学校野球選手権茨城大会 も決勝のみ放送した[49] 。
かつては選手の出身中学校を表示する際には、千葉県以外のだと都道府県名しか書かれないこともあった。
毎年視聴者からキャッチフレーズを募集しており、そのキャッチフレーズが各試合の開始時に、前述の下から上へスクロールする提供表示の後に表示される。
一方で、春季および秋季大会は基本的に中継や応援番組の放送がない。
ただし、秋季については中継がされる場合があり、1991年(平成3年)までは放送されていた。しばらく放送がなかったが、2022年(令和4年)に31年ぶりとなる中継(準決勝・決勝)が、チバテレ ミライチャンネルで放送される[57] 。
1970年代には甲子園球場 で行われる春・夏の全国大会において千葉県の出場校の試合を放送したことがある。春の選抜高校野球 は1974年から1976年まで毎日放送 [58] 、夏の高校野球選手権 は1972年から1975年まで朝日放送 [59] からそれぞれネット受けしていた。
動画配信
『週刊バイクTV 』や『ちば見聞録』などといった、一部の自社制作番組は権利処理した上でチバテレのYouTubeでも配信している。2017年(平成29年)からはYahoo!ニュース やLINE ニュースと提携して、県内のニュースを映像付きで配信している[69] 。
また、2022年(令和4年)3月7日から民放公式配信サービスのTVer に参加。同日から一部の自社製作番組[注 28] の配信を順次開始している。なお、これらの番組は日本テレビが運営している無料動画配信サービス「日テレ無料TADA! 」に供給されており、TVerでは更にその供給を受ける形で配信されている。この経緯から、TVerでは日本テレビ系列の番組として扱われている[73] 。
なお、高校野球 や高校サッカーなど、県内で行われる学生スポーツ大会を中継する際は主催者の都合上、以下の動画配信サイトで同時・見逃し配信される。
区域外再放送 同意の方針として、日本民間放送連盟 の方針で地元地上基幹放送事業者 の同意があり、かつ基本的にケーブル加入者宅でアンテナ(高性能なものも含む)及び受信点で受信出来る場合に無償同意しているとされる。ただしひかりTV とスカパー!プレミアムサービス光 ・フレッツ・テレビ は県外の区域外再放送に同意していないため視聴不可。
太字の局 はパススルー再放送している[7] 。
前述のとおり、下記は茨城県内をエリアとする全てのケーブルテレビ局である。
茂木啓三郎
勝又壹次郎
久保勇(元千葉日報 社長)
中野晟(元自治大臣 官房会計課長→宮内庁 皇室経済主管→千葉県副知事)
古谷和夫
堀越正雄(元千葉県都市部長。 - 2000年6月)
野村栄一(元千葉県企業庁長→千葉県住宅供給公社理事長。2000年6月 - 2003年6月。現在は税理士 )
今泉由弘(元千葉県企画部長→bayfm 社長。2003年6月 - )
中野康男(元報道部長。 - 2013年6月)
上田誠也(元総務省 近畿総合通信局 長→BS11 執行役員制作局長。2013年6月 - 2018年6月)
篠塚泉 (2018年6月 - )
千葉テレビではアナウンサー採用を定期的に行っていない。2008年 (平成20年)以降のアナウンサーは、テレビ埼玉同様に正社員ではなく、フリーアナウンサー等を所属事務所からの派遣契約として採用している(立場上は「嘱託」)[注 54] 。その上で現在、アナウンサーとして在籍しているのは女性のみで男性はいない[88] 。
報道番組についても人手が足りない影響か、以前はフリーアナウンサーが「嘱託」として、実質的に土日専門アナウンサーのように機能していた。例えば、坂口千夏 (2010年 (平成22年)2月 - 2011年(平成23年)3月)や川角きみの (2011年(平成23年)4月 - 2011年(平成23年)9月)が該当する。2013年6月以降はアナウンサーを報道番組(ニュース番組のキャスターとレポーター、選挙特番)に特化させ、バラエティ番組などは元アナウンサーが担当している。2016年(平成28年)1月から3月までは再度人手不足のため、土日専門アナウンサー制度が復活しており、前述の『朝まるJUST』・『ハピモ』で交通情報を担当していた「ボイスコーポレーション」のMC・声優が担当していた。
スポーツ放送についても、かつては石井力 、藤巻久也、新納泰一といった正局員のアナウンサー[注 55] が勤めていたが、2007年 (平成19年)以降は男性正・契約局員のアナウンサーがいない。そのため、スポーツ放送に出演する男性アナウンサーについては、小笠原聖 、黒沢幸司 、西達彦 、桑原秀和 など、外部のフリーアナウンサーに依存する状況が続いている。これらのアナウンサーは、スポーツ以外の情報番組やバラエティ番組などの出演例も少なくない。また、全国高等学校サッカー選手権大会 の千葉県大会決勝戦中継では、番組の実制作は千葉テレビが担当しながら、幹事局である日本テレビ のアナウンサーが実況を担当したことがある。
過去に在籍したアナウンサー
男性
石井力 (1979年4月 - 2005年3月。退社後はフリー)
藤巻久也(1971年1月 - )
新納泰一(にいのう たいいち)(1972年4月 - )
今井広海 (1996年4月 - 2007年3月。退社後はTOKYO FM アナウンサー等を務め、2020年3月で退社。その後、再び同局へ復帰し報道部記者(一部番組ではナレーションを担当))
女性
アナログ放送の46チャンネルは、開局前にNHKがカラーテレビ試験放送 で使用していた時期があった。
コールサインのJOCL は、かつて鹿児島県 のMBC阿久根中継局 に指定されていたが1969年 (昭和44年)までに廃止された。
愛称が決まる前、本社屋上の鉄塔には「千葉テレビ」という巨大ロゴタイプが縦に取り付けられ、夜は赤く光っていた(現在は撤去されている)。
愛称が「ちばテレビ」だった頃、「ちばてれビ〜ム」というキャッチコピーがあった。
前述のとおり、現在の局の愛称は「チバテレ」である。しかし、「チバテレビ」を使用する例も今なお少なくなく、事実上は両方とも愛称として使用されている。
新聞・テレビ雑誌・電子番組ガイド の番組表 ではほとんどが「チバテレビ」と表記されていたが、2012年(平成24年)6月以降[注 56] は表記を「チバテレ」に変更する新聞・テレビ雑誌が相次いでいる。
地上デジタル放送のウォーターマークと局ロゴは2013年9月まで「チバテレビ」であった(「チ」と「バ」の間にチュバのマークが入る)。
番組名では『チバテレビカラオケ大賞21』があり、さらには賞の1つに「チバテレビ賞」があった。2019年(平成31年)に『カラオケ大賞』にリニューアル後は、賞の名前も「チバテレ賞」に変更された。
演歌番組においては、『知里のミュージックエッセンス 』で、知里 へのリクエストソング募集の宛先が「チバテレビ 知里のミュージックエッセンス」と表記されている。2020年(令和2年)に放送開始した、『こころのふるさと会津』においても、制作著作は「チバテレビ」表記である。
開局40周年記念として、2012年(平成24年)3月3日に行われたコンサート(前述の「チバテレ☆アニメカーニバル」中止の代替)は、『チバテレビ開局40周年記念 豪華絢爛 演歌まつり』である。
2001年(平成13年)には開局30周年記念のキャンペーンで、「朝から晩まで千葉テレビ」というキャッチコピーがあった。
中央・地方ともに競馬関連番組を多く放送している関係もあり、中央・地方ともに社杯となるレースが毎年行われている。
中央では、毎年12月に中山競馬場 で、競馬の特別競走(通常は2勝クラス(旧:1,000万円以下条件戦)として)「チバテレ杯」が行われている(2012年までは「千葉テレビ杯」)。
地方では、毎年1月に船橋競馬場で、準重賞(報知グランプリカップ (SIII)トライアル)として「チバテレ盃」が行われている(2014年までは「千葉テレビ放送盃」)。
2017年5月5日(かしわ記念 (JpnI)実施日)には、チバテレで船橋競馬の全12レースが初めて生中継されることを記念し[90] 、3レースで「チバテレ全レース中継記念」が行われた。なお、この競走に勝利した的場文男 騎手が生涯通算7,000勝を達成し、偶然ではあるが記念すべきレースともなった[91] 。
情報カメラを本社屋上、船橋市 (三山 の送信所鉄塔)、成田国際空港 、館山市 (館山商工会議所の屋上)、津田沼駅前 (習志野市 の千葉工業大学 1号館屋上)[92] に設置している(すべてハイビジョンに対応)。
チバテレの番宣 CMがBAYFM でも流れ[注 57] 、逆にBAYFMのCMがチバテレでも流れている(ただし流れる頻度は少ない)。また、『朝まるJUST』では毎週火・木曜日に「BAYFM Information」というコーナーを設けていた。
千葉日報 では番組欄を最終面の最左端に掲載していたが、2010年(平成22年)10月現在は左から8列目(の次の列)に掲載している。その他地方紙 では東京新聞 (ブロック紙 )、茨城新聞 にも掲載。また、全国紙 では中面での掲載が多い。
カンニング竹山 はかつて、「サンミュージック の第1号タレントの森田健作 が千葉県知事 を務めているためか、サンミュージック所属者が千葉テレビへの出演が多い」と発言したことがある[注 58] 。2019年(令和元年)12月にも週刊文春 が、前出の令和元年房総半島台風の発生時の対応のまずさと絡めて問題視し、「知事 による私物化」と批判している[86] [93] 。 実際、カンニング竹山の発言があった2011年(平成23年)2月現在では『熱血BO-SO TV 』に森田知事・ブッチャーブラザーズ ・小林アナ が出演、『カラオケトライアル II』は髭男爵 が司会(2011年(平成23年)3月に降板)、竹山自身も東名阪ネット6共同制作のドラマ『ねこタクシー 』に主演などの例がある。ただし、他プロダクションでもプロダクション人力舎 所属中心の『白黒アンジャッシュ 』、マセキ芸能社 所属中心の『ナイツのHIT商品会議室 』、ケイダッシュステージ 所属中心の『全開!女子力!! 』等がある。なお、森田は知事を2021年(令和3年)の任期満了をもって退任。『BO-SO TV』『カラオケトライアルII』も退任前に終了している。
開局以来、歴代千葉県知事が相談役を務めている[ 要出典 ] 。
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