勝浦市
千葉県の市 ウィキペディアから
勝浦市(かつうらし)は、千葉県南東部に位置する市。海域公園と海岸部は南房総国定公園に指定されている。1958年(昭和33年)市制施行。
概要
勝浦は古くから漁師町として栄えた。中心部の勝浦地区にある勝浦漁港は銚子漁港に次いで千葉県第2位の漁獲量であり[1]、カツオの漁獲量は関東地方の漁港では最大である[2]。
日本三大朝市のひとつである勝浦朝市や[3]、かつうらビッグひな祭りなど、祭事・催事も盛んである。ご当地ラーメンとして2015B-1グランプリin十和田でゴールドグランプリを受賞した、まちおこし団体「熱血!!勝浦タンタンメン船団」の地域PR活動により有名になった勝浦タンタンメンは勝浦を代表するご当地グルメ。また、観光都市であり、リゾート開発が進んでいる[4]。守谷海水浴場は快水浴場百選、日本の水浴場88選、日本の渚百選に選定されており、鵜原海水浴場などとともに水質は関東地方屈指の透明度である[5]。
広い市域の北東部を総野地区、北西部を上野地区、南東部を勝浦地区、南西部を興津地区と呼称する[6]。これは、昭和の大合併で「勝浦市」が成立する前の自治体の行政区域と一致する。太平洋沿岸部は国道128号、内陸部は大多喜方面へと接続する国道297号が縦貫している。
地理
要約
視点

千葉県南東部に位置し、東京都の都心から75キロメートル圏内である[7]。なお、東京都(特に羽田空港)や神奈川県からは東京湾アクアラインまたは東京湾フェリーを利用した場合が移動距離の短縮となる[6]。
太平洋(外房)に面しており、関東平野に含まれ、市街地は太平洋の勝浦湾沿いに形成されている。市の北西部である上野地区は房総丘陵であり、海抜150 - 250メートルの丘陵性山地が広く分布している。南西部である興津地区は勝浦海中公園を持ち、海岸線のほとんどはリアス式海岸になっており、南房総国定公園に指定されている。市域の3分の2が山地である[8]。
市域
- 面積 94.20平方キロメートル[6]
- 南北 12.5キロメートル
- 東西 14キロメートル
- 最高地 268メートル
- 最低地 0メートル(海抜)
隣接する自治体
北西: 大多喜町 | 北: 大多喜町 | 北東: いすみ市 |
西: 鴨川市 | 勝浦市 | 東: 御宿町 |
南西: 太平洋 | 南: 太平洋 | 南東: 太平洋 |
気候
太平洋に面し黒潮の影響を受けやすい海洋性気候。周辺地域に比べ、通年では温暖で、冬は暖かく、夏は涼しい。風向は南寄りが多い。また南東や東の風に伴う雨は雨量が多い傾向にある[8]。
夏は避暑地となっているが、特に、同じく海沿いにある鴨川などで猛暑日を観測することがある一方で、勝浦の8月の平均気温は25.9度で、最高気温は30度を超えることが少ない。更に観測史上最高は34.9℃(1924年8月23日に記録)で、1906年の観測開始以来一度も猛暑日になったことがない。2020年代に入り、東京近郊において夏でも涼しい町としてマスメディアに取り上げられることが多くなった。涼しさの理由は、ヒートアイランドの影響が少ないこと、海風の影響で真夏でも気温が上がりにくいことが挙げられる。海風について勝浦の沿岸では、南寄りの風による沿岸湧昇が海のやや深い層の冷水を運び気温を下げる効果があることが指摘されている。また、勝浦のアメダス観測点は海から約200 mで、鴨川などに比べ海に近い影響もあるとされている[8][9][10][11][12]。なお、地球温暖化に伴う地域全体の気温上昇で近い将来、猛暑日を観測する可能性も指摘されている[13]。
冬をみると、1月の平均気温は6.8度、最低気温は2.9度と暖かく[8]避寒地でもある。
勝浦特別地域気象観測所(勝浦市墨名、標高12m)の気候 | |||||||||||||
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月 | 1月 | 2月 | 3月 | 4月 | 5月 | 6月 | 7月 | 8月 | 9月 | 10月 | 11月 | 12月 | 年 |
最高気温記録 °C (°F) | 22.5 (72.5) |
21.7 (71.1) |
22.7 (72.9) |
25.7 (78.3) |
29.3 (84.7) |
32.9 (91.2) |
34.5 (94.1) |
34.9 (94.8) |
34.6 (94.3) |
29.9 (85.8) |
25.9 (78.6) |
22.9 (73.2) |
34.9 (94.8) |
平均最高気温 °C (°F) | 11.1 (52) |
11.4 (52.5) |
13.9 (57) |
17.7 (63.9) |
21.2 (70.2) |
23.8 (74.8) |
26.7 (80.1) |
29.0 (84.2) |
26.7 (80.1) |
22.3 (72.1) |
18.1 (64.6) |
13.5 (56.3) |
19.6 (67.3) |
日平均気温 °C (°F) | 6.8 (44.2) |
7.2 (45) |
10.0 (50) |
14.2 (57.6) |
18.0 (64.4) |
20.8 (69.4) |
23.9 (75) |
25.9 (78.6) |
23.5 (74.3) |
18.8 (65.8) |
14.2 (57.6) |
9.3 (48.7) |
16.0 (60.8) |
平均最低気温 °C (°F) | 2.9 (37.2) |
3.1 (37.6) |
6.1 (43) |
10.5 (50.9) |
14.9 (58.8) |
18.4 (65.1) |
21.7 (71.1) |
23.5 (74.3) |
20.9 (69.6) |
15.8 (60.4) |
10.6 (51.1) |
5.5 (41.9) |
12.8 (55) |
最低気温記録 °C (°F) | −7.0 (19.4) |
−5.5 (22.1) |
−4.8 (23.4) |
−0.8 (30.6) |
4.3 (39.7) |
8.9 (48) |
12.4 (54.3) |
16.0 (60.8) |
12.0 (53.6) |
5.1 (41.2) |
−1.5 (29.3) |
−4.7 (23.5) |
−7.0 (19.4) |
降水量 mm (inch) | 103.9 (4.091) |
103.9 (4.091) |
180.2 (7.094) |
157.5 (6.201) |
164.7 (6.484) |
222.2 (8.748) |
166.3 (6.547) |
107.7 (4.24) |
245.6 (9.669) |
295.2 (11.622) |
165.5 (6.516) |
89.8 (3.535) |
1,998.9 (78.697) |
平均降水日数 (≥0.5 mm) | 7.9 | 8.8 | 12.8 | 12.3 | 11.3 | 12.9 | 10.5 | 7.5 | 12.4 | 13.4 | 10.7 | 8.6 | 128.8 |
% 湿度 | 59 | 62 | 68 | 74 | 80 | 86 | 88 | 85 | 82 | 77 | 71 | 63 | 75 |
平均月間日照時間 | 174.7 | 152.4 | 161.1 | 176.7 | 181.9 | 132.1 | 158.9 | 217.5 | 156.1 | 136.5 | 140.6 | 161.9 | 1,943.1 |
出典:気象庁 (平均値:1991年-2020年、極値:1906年-現在)[14][15] |
地域
勝浦市は、主に1955年(昭和30年)の合併以前の旧町村ごとに以下の4地域に分類される。
- 勝浦地区(旧勝浦町・現市域南東沿岸部)
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- 興津地区(旧興津町・現市域南西沿岸部)
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- 上野地区(旧上野村・現市域西部内陸部)
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- 総野地区(旧総野村・現市域北部内陸部)
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沿革
要約
視点
地名の由来
天富命とともに阿波国から房総半島に移住した勝占(勝浦)の忌部氏の名が由来となったとする説がある[16]。また、紀伊半島の勝浦も同じく忌部氏に由来する。
歴史
- 縄文時代には夷隅川に沿って作られた小規模な集落に暮し、興津から奈良にアワビを運んだ記録が発見されている[8]。
- 戦国時代には安房国の里見氏の武将正木時忠が勝浦城に入り、地域一帯を領有した[17][8]。
- 勝浦の地は江戸時代初期までは落涙たる寒村といわれてきたが[18]、中世末から近世初頭にかけて地域経済の拠点と同時に遠隔地交易の中継基地としての開発が進み、米をはじめとする諸物資が海運や陸運を利用して集積・発送され、同時に太平洋海運の中継基地として発展していたことが明かになっている[19]。
- 1590年(天正18年)正木氏が小田原征伐後に安房国に戻り、徳川家康の幕臣である植村土佐守泰忠が勝浦城に入城し、町屋を営んだ。これが現在の勝浦市街地の基礎となる。
- 興津地区は、江戸時代に幕府の直轄領となり、妙覚寺に仙台藩取締り所がおかれていたことで、江戸と東北を結ぶ重要港として繁栄した[8]。
- 1913年(大正2年)6月20日 - 勝浦駅が開業。
- 1937年(昭和12年)4月1日 - 勝浦町と豊浜村が合併し、勝浦町が発足。
- 1953年(昭和28年)5月18日 - 国道128号が制定。
- 1955年(昭和30年)2月11日 - 勝浦町、興津町、上野村、総野村が合併し、勝浦町が発足。
- 1958年(昭和33年)10月1日 - 勝浦町は市制施行し勝浦市となる。
行政区域変遷
- 変遷の年表
勝浦市市域の変遷(年表) | ||
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年 | 月日 | 現勝浦市市域に関連する行政区域変遷 |
1889年(明治22年) | 4月1日 | 町村制施行に伴い、以下の村がそれぞれ発足。[20][21]
|
1890年(明治23年) | 3月12日 | 勝浦村が町制を施行し、勝浦町となる。 |
1921年(大正10年) | 1月1日 | 清海村が町制を施行、改称し興津町となる。 |
1937年(昭和12年) | 4月1日 | 勝浦町と豊浜村が合併し、勝浦町が発足。 |
1955年(昭和30年) | 2月11日 | 勝浦町、興津町、上野村、総野村が合併し、勝浦町が発足。 |
1958年(昭和33年) | 10月1日 | 勝浦町は市制施行し勝浦市となる。 |
- 変遷表
勝浦市市域の変遷表 | |||||||||
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1868年 以前 |
明治元年 - 明治22年 | 明治22年 4月1日 |
明治22年 - 昭和19年 | 昭和20年 - 昭和64年 | 平成元年 - 現在 | 現在 | |||
勝浦村 | 勝浦村 | 明治23年3月12日 町制 |
昭和12年4月1日 勝浦町 |
昭和30年2月11日 勝浦町 |
昭和33年10月1日 市制 |
勝浦市 | 勝浦市 | ||
浜勝浦村 | |||||||||
墨名村 | |||||||||
串浜村 | |||||||||
松部村 | |||||||||
部原村 | 豊浜村 | 豊浜村 | |||||||
新宿村 | |||||||||
沢倉村 | |||||||||
川津村 | |||||||||
大沢村 | 清海村 | 大正10年1月1日 興津町に町制改称 | |||||||
浜行川村 | |||||||||
興津村 | |||||||||
守谷村 | |||||||||
鵜原村 | |||||||||
松野村 | 総野村 | 総野村 | |||||||
小松野村 | |||||||||
中倉村 | |||||||||
杉戸村 | |||||||||
市野川村 | |||||||||
市野々村 | 明治10年 市野郷村 | ||||||||
郷渡村 | |||||||||
佐野村 | |||||||||
宿戸村 | |||||||||
新戸村 | |||||||||
中谷村 | |||||||||
平田村 | |||||||||
関谷村 | |||||||||
白木村 | |||||||||
白井久保村 | |||||||||
芳賀村 | |||||||||
大楠村 | |||||||||
蟹田村 | |||||||||
台宿村 | 上野村 | 上野村 | |||||||
大森村 | |||||||||
名木村 | |||||||||
上植野村 | |||||||||
赤羽根村 | |||||||||
中里村 | |||||||||
貝掛村 | |||||||||
下植野村 | 明治16年 植野村 | ||||||||
宮田村 | |||||||||
小羽戸村 | |||||||||
中島村 | |||||||||
法花村 | |||||||||
山田村 | 明治12年 南山田村 | ||||||||
荒川村 |
人口
![]() | ||||||||||||||||||||||||||||||||||
勝浦市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 勝浦市の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 勝浦市
■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
勝浦市(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
平成27年国勢調査より前回調査からの人口増減をみると、7.41%減の19,248人であり、増減率は千葉県下54市町村中46位、60行政区域中52位。
関東地方の市で最も人口が少なく、唯一2万人を割っている。また県内の横芝光町、酒々井町、栄町よりも人口が少ない。2014年(平成26年)3月31日には総務省から過疎地域に指定された[22]。
最も多くても終戦の年である1945年の34589人で、戦後(1946年以降)に人口はピークを迎え、以後徐々に減少し始めた。1955年に合併で現在の市域に確定し、1958年に市制施行したが、その頃には既に人口減少が顕著に現れていた。
勝浦市には国際武道大学のキャンパスがあるため、20歳前後の人口が突出しており、市の全人口の約1割を国際武道大学の学生が占めている。
行政
市長
- 市長:照川由美子(2022年8月28日就任)
歴代市長[23]
市役所

- 市役所庁舎
- 勝浦市新官1343-1
- 市役所庁舎分館(勝浦市水道課事務所)
- 勝浦市沢倉515-2
警察・消防
- 勝浦警察署(管轄は勝浦市および夷隅郡大多喜町)
- 夷隅郡市広域市町村圏事務組合消防本部 勝浦消防署
- 勝浦市消防団(2020年4月1日現在、6分団31班382人[26][27])
- 第1分団 - 勝浦、浜勝浦、出水、墨名、串浜、松部、新官(一部)
- 第2分団 - 川津、沢倉、新官、部原
- 第3分団 - 大沢、浜行川、興津久保山台、興津、守谷、鵜原、吉尾
- 第4分団 - 台宿、上植野、古新田、大森、名木、中里、赤羽根、植野、中島、荒川、貝掛、法花、南山田、小羽戸
- 第5分団 - 関谷、中谷、平田、新戸、宿戸、白木、白井久保、芳賀、蟹田、大楠
- 第6分団 - 小松野、松野、中倉、杉戸、佐野、市野郷、市野川、花里
国の機関
県の機関
- 夷隅健康福祉センター(夷隅保健所)
- 勝浦水産事務所
- 千葉県水産総合研究センター種苗生産研究所勝浦生産開発室
市の機関・施設

- 勝浦市芸術文化交流センターKüste(キュステ)
- 勝浦市立図書館
- 勝浦市保健福祉センター
- 勝浦市こども館
- 勝浦市清掃センター
- 勝浦市学校給食共同調理場
- 国民健康保険勝浦診療所
- 荒川テニスコート
- かつうら聖苑
- 市営駐車場
- 勝浦駅北口月極駐車場
- 墨名市営駐車場(旧市民会館跡地)
- 出水市営駐車場(旧勝浦警察署跡地)
- 浄水場
- 佐野浄水場
- 松部浄水場
議会
市議会
- 定数:15人
- 任期:2023年5月10日 - 2027年5月9日[28]
衆議院
経済
市内に本社を置く企業
漁業
勝浦は古くから漁業がさかんで、なかでも勝浦漁港は国内有数のカツオの水揚げ港である。1990年(平成2年)には勝浦漁港がカツオの水揚量で日本一を記録し、現在でも関東地方の漁港としては最大である。また、海岸線のほとんどがリアス式海岸のため岩場が多く、マグロ、キンメダイ、カジキ、イカなども多く水揚げされる[1]。リアス式海岸のため小規模な漁港も多い。
主な漁港
農業
姉妹都市・提携都市
- 友好都市
- 全国勝浦ネットワーク(友好都市)
教育
大学
中学校
小学校
学校教育以外の教育訓練施設
- 市民大学
- 千葉県生涯大学校(園芸科教室)
施設
文化施設
- SGT美術館
- 海の博物館(千葉県立中央博物館分館)
- 勝浦中継局(テレビ・FM中継局)
- 宇宙航空研究開発機構勝浦宇宙通信所 - 独立行政法人宇宙航空研究開発機構 (JAXA) の施設。
運動施設
医療施設
- 塩田病院
宿泊施設
海水浴場などリゾート開発が進んでおり、市内には旅館やリゾートホテルが点在する。
交通
鉄道
バス
高速バス
- 御宿 / 安房小湊 - 上総興津 - 勝浦駅 - 高速武大入口 - 高速宿戸 ⇔ 市原鶴舞BT ⇔ バスターミナル東京八重洲(東京湾アクアライン経由)
- ◆市原鶴舞BTで羽田空港・横浜行高速バスに乗り換えができる。
路線バス
タクシー
- エミタスタクシー南総 本社営業所
道路
船舶
名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事
要約
視点
名所・旧跡
- 遠見岬神社
- 八幡岬の海中鳥居(かつての遠見岬神社の一の鳥居)
- 勝浦中央海水浴場の鳥居(熊野貴船神社)
- 熊野貴船神社
- 津慶寺
観光スポット
- 勝浦温泉
- 勝浦海中公園
- 勝浦灯台
- 勝浦ダム
- 鵜原理想郷(明神岬)
- 勝浦ぞうの楽園
- 行川アイランド
- 跡地を2020年春より勝浦シーサイドパークリゾート(仮称)が着工予定。
- おせんころがし
- 浜行川・大沢両地区との境にあたる旧街道沿いの海に面した崖上に「孝女おせんの碑」が建っている。
- おせんころがし
- かつうら海中公園
- 勝浦灯台
海水浴場
- 勝浦中央海水浴場
- 興津海水浴場
- 鵜原海水浴場(日本の渚百選)
- 守谷海水浴場(日本の水浴場88選、快水浴場百選、日本の渚百選)
- 遠浅の湾内には渡島(わたしま)が浮かび、水質は本州でも屈指の透明度である。2010年は約35万人に達し、千葉県内第2位の来場客数となっている[32]。1992年(平成4年)11月8日には「第12回全国豊かな海づくり大会」が開催された。天皇・皇后も参列し、記念像も建てられている。
- 部原海岸
- 勝浦中央海水浴場
- 鵜原海水浴場
- 守谷海水浴場
- 部原海岸
祭事・催事
鵜原の大名行列、勝浦大漁まつり以外は開催日が変更になる場合がある。
- かつうらビッグひな祭り:2月下旬 - 3月上旬
- 勝浦港カツオまつり:5月最終土曜日または6月第1土曜日(未開催有り)
- 鵜原の大名行列(千葉県記録選択無形民俗文化財):7月第4土曜日
- かつうら若潮まつり:8月12日
- 勝浦大漁まつり:9月第3月曜日(敬老の日)を最終日とする4日間
- 勝浦朝市(日本三大朝市[1])
- 遠見岬神社のビッグひな祭り
- 勝浦大漁まつり(船渡し)
- かつうら若潮まつり
名物・名産品
文化財

番号 | 指定・登録 | 類別 | 名称 | 所在地 | 所有者または管理者 | 指定年月日 | 備考 |
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1 | 県指定 | 有形文化財(彫刻) | 木造僧形坐像 | 千葉県立中央博物館大多喜城分館 | 応徳寺 | 平成3年2月15日 | 1躯 |
2 | 有形文化財(彫刻) | 木造地蔵菩薩立像 | 千葉県立中央博物館大多喜城分館 | 応徳寺 | 平成3年2月15日 | 1躯 | |
3 | 有形文化財(工芸品) | 鋳銅鰐口 | 勝浦市法花128 | 龍蔵寺 | 昭和35年6月3日 | 1口 | |
4 | 記念物(史跡) | 官軍塚 | 勝浦市川津1394 | 国 | 昭和38年5月4日 | ||
5 | 記念物(天然記念物) | 高照寺ノ乳公孫樹 | 勝浦市勝浦49 | 高照寺 | 昭和10年3月26日 | ||
6 | 上野村ノ大椎 | 勝浦市名木276 | 寂光寺 | 昭和11年1月24日 | |||
7 | 八坂神社の自然林 | 勝浦市鵜原793-1 | 鵜原区 | 昭和53年2月28日 | |||
8 | 国登録 | 登録有形文化財(建造物) | 旅館松の家 | 勝浦市勝浦30 | 個人 | 平成15年7月1日 | 1件 |
9 | 吉野酒造店舗兼主屋他 | 勝浦市植野字腰越571他 | 個人 | 平成20年4月18日 | 10件 |
出身有名人
勝浦市を舞台・ロケ地とした作品
- 映画『ぬくもりの内側』(2023年11月公開 イオンエンターテイメント、白石美帆、三田佳子、渡辺裕之、島田順司、音無美紀子)
- 日本テレビ系『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで! 大晦日年越しSP』
- 勝浦市立興津中学校
- 2017年(平成29年)11月7日から8日まで「絶対に笑ってはいけないアメリカンポリス24時!」のロケ地として使用。放送日は同年12月31日。
- 勝浦市立北中学校
- 2017年(平成29年)11月7日から8日まで「絶対に笑ってはいけないアメリカンポリス24時!」のロケ地として使用。放送日は同年12月31日。
- 2018年(平成30年)11月5日から6日まで「絶対に笑ってはいけないトレジャーハンター24時!」のロケ地として使用。放送日は同年12月31日。
- 勝浦市立興津中学校
- ドラマ『日常の絶景』 - 第2話「勝浦の砂防」(2023年9月27日、テレビ東京)
脚注
関連項目
外部リンク
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