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『女と刀』(おんなとかたな)は、TBS系列の「木下恵介アワー」(当時:日産自動車一社提供)の第1弾で、1967年に放送されたテレビドラマ。第5回ギャラクシー賞、第1回期間選奨受賞作品。優秀映画鑑賞会推薦。日本視聴者会議推薦。
鹿児島在住の作家中村きい子の原作を木下恵介、山田太一が脚色したドラマ。封建色の強い鹿児島という風土に生まれ、明治・大正・昭和の3代にわたる80余年の生涯をひたすら新しい女の人生を目指し、士族の血を誇りに生き抜いた女の激しい一生を描く。
原作の『女と刀』は薩摩藩士の娘である母をモデルにした小説で、1964年から翌年まで『思想の科学』に連載され、その後光文社から単行本として、講談社から文庫本として刊行された。1966年に第7回田村俊子賞受賞。自分のつれあいを刀のひとふりの重さもない男と見限って70歳で離婚した没落士族の娘の一代記。
** ほか
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