株式会社ホリプロ(英: HoriPro Inc.)は、日本の芸能事務所。ホリプロ・グループ・ホールディングスの子会社。
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旧本社ビル | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場(以下は過去のデータ) |
本社所在地 |
日本 〒153-8660 東京都目黒区下目黒1丁目2番5号 北緯35度37分59.9829秒 東経139度42分49.6026秒 |
設立 | 1960年5月 |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 9013201005452 |
事業内容 | 芸能プロダクション、CM・テレビ番組制作ほか |
代表者 |
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資本金 | 1億円 |
売上高 |
159億2000万円 (2016年3月期) |
営業利益 |
23億8400万円 (2016年3月期) |
経常利益 |
30億100万円 (2016年3月期) |
純利益 |
17億4,800万円 (2024年3月期)[1] |
総資産 |
246億5,600万円 (2024年3月期)[1] |
従業員数 | 261名(2023年3月15日現在) |
決算期 | 毎年3月31日 |
主要株主 | ホリプロ・グループ・ホールディングス |
関係する人物 | |
外部リンク |
www |
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種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
日本 〒153-8660 東京都目黒区下目黒1丁目2番5号 |
設立 | 2014年12月15日 |
業種 | サービス業 |
法人番号 | 6011001103289 |
事業内容 | ホリプログループ各社の統括 |
代表者 | 代表取締役社長CEO 堀義貴 |
資本金 | 1億円 |
主要株主 | 有限会社青春社[注釈 1] 45.3% |
主要子会社 |
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外部リンク | https://www.horipro-ghd.co.jp/ |
本項ではホリプログループ各社を統括する持株会社である株式会社ホリプロ・グループ・ホールディングス(英: HORIPRO GROUP HOLDINGS, INC.)についても記述する。
1960年5月に有限会社堀プロダクションとして設立され、1963年1月に株式会社へ改組し、社名をホリプロダクション(略称:ホリプロ)に社名変更。1990年10月に株式会社ホリプロへと2度目の社名を変更、それまでの略称名が正式社名となった。
「芸能プロを一企業として社会に認知させたい」との思いから経営の健全化を進め、1989年に業界初の株式公開を果たし、1997年には東証2部(現・スタンダー ド)上場、2002年9月には東証1部(現・プライム)上場を果たした[2]。しかし、2011年12月には、経営環境の変化から経営の自由度を確保するため、マネジメント・バイアウト(MBO)による上場廃止を発表した[3]。
創業者の堀威夫は、一貴(ホリプロ・エンターテインメント・グループ・インク社長)・義貴(現・ホリプログループ会長)兄弟の父親で、元・ファウンダー最高顧問。
自社企画の新人発掘イベントを幾つか主催しており、中でも「ホリプロタレントスカウトキャラバン」は女性アイドルの登竜門として有名で、多くの人気タレントを輩出している。
同社の広告・ポスター等で所属芸能人の名前を書くときは、現在は必ずといって良いほど和田アキ子等が一番上に来る(先輩であり創業時より在籍する守屋浩等が一番上に来る事もある。)。
所属タレントのアルバイトは禁止されている事が所属歴のあるタレントの口から語られている[25]。
入寮制度があり、後日有名になった者でも若手時代には寮暮らしをしている。
所属タレントへの報酬の支払については、浮き沈みが極めて不安定な芸能界において歩合制を原則とする他の芸能事務所とは異なり、基本的には定額報酬制(固定給とも言われるが、あくまで専属マネジメントに関する委託契約に係る事業報酬の支払規定の一種であり、厳密には異なる)を取っているとされる。所属タレントの小島瑠璃子等は、普通のOLと同じぐらいの給料だと発言したことがある[26]。また和田アキ子等でさえ長者番付(2006年に廃止)に載らないくらいとも言われている。和田や生前40年以上在籍した鈴木ヒロミツ等の他にも、長年所属しているタレントが同業他社と比較して多いのが特徴である。業界に於けるホリプロの影響力は非常に強く、定額制であることを差し引いても所属タレントには様々なメリットがあると言われている。どんぶり勘定も少なくない芸能事務所において、会計歳入歳出の管理に非常に厳格であることで知られている。
1990年初頭、お笑いブームの影響とアイドルの衰退の影響があったこともあり、お笑い芸人の育成を強化するために、お笑い勉強会を開設した。事前のオーディションで合格すると、無料で週一回のホリプロの勉強会に参加できるようになる。お笑い部門は形態が異なっており、1990年代から所属していた芸人はホリプロ所属、子会社のM2カンパニー出身の芸人、およびホリプロが子会社化してから所属した芸人はホリプロコム所属となっている。女性芸人も2011年までは全員がホリプロ所属だったが、それ以降は女性芸人もホリプロコム所属となった。
勉強会では、まず最初にネタ帳の提出をしなければならない。その後、ホリプロのお笑い担当の幹部にネタ見せをする。上層部のOKが出ればその中で何組かがライブへ出られる。
勉強会はお笑い養成所の中で吉本興業等と並んでトップクラスの厳しさを誇る。参加者に対して「帰れ!」「辞めてしまえ!」など厳しい怒声が飛ぶことは日常茶飯事で、ときにはネタ帳を破り捨てられたりすることもあったという(おぎやはぎが『ごきげんよう』(フジテレビ)で暴露)。礼儀にも厳しく、遅刻すればネタを見せられないという罰則がある。このように厳しい養成所ではあるが、活躍している芸人の殆どがホリプロコムの前身にあたるM2カンパニー出身者か、吉本等の別の事務所出身者であることが多く、直接ホリプロのお笑い部門に在籍した人物が売れっ子になった人物は少ない。また、賞レースで活躍している人物も少ない。おぎやはぎ等も、実際にホリプロのオーディションに参加したことがあり、ネタを披露したところお笑い担当の幹部から酷評されたという。しかし、同じネタをプロダクション人力舎等のオーディションで披露したところ絶賛されたことをラジオで語っている。後におぎやはぎは、プロダクション人力舎でデビューした。
2002年4月には、ホリプロのお笑い芸人養成学校として「目黒笑売塾」が開校された。
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