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日本の歌手 ウィキペディアから
舟木 一夫(ふなき かずお、本名:上田 成幸(うえだ しげゆき)、1944年〈昭和19年〉12月12日 - )は、日本の歌手、タレント。橋幸夫、西郷輝彦とともに“御三家”と呼ばれている。学生服と八重歯がトレードマークで、デビュー当時は、学園ソングとよばれる、高校生活をテーマにした歌が多かった。血液型はO型。身長172cm。
初期の所属事務所はホリプロダクション、現在のホリプロであった。
愛知県中島郡萩原町(現・一宮市)出身。当初は舟木和夫という芸名になる予定だったが[注 1]、舟木が「和はひ弱な感じがあるので、一にして欲しい」と希望したために一夫になったという[1]。本人は、紙に書いたら字が縦に長くなって横倒しになりそうで頼りない感じがしたので、「和」を「一」にして“つっかえ棒”としてほしい、とお願いしたとも話している[2]。のびやかな美声で1960年代を中心にヒットを飛ばし、同じ時期にデビューした西郷輝彦、橋幸夫とともに「御三家」として人気を集める。青春ソングの定番「高校三年生」に代表されるように、学生時代を題材にした歌謡曲のほか、『銭形平次』のテーマソングのように、時代モノも数多く歌っている。また舞台などにも出演し、多彩な活動をしている。
1944年12月12日、愛知県中島郡萩原町(現・一宮市)に生まれる。「燃えよドラゴンズ!99」のカップリング曲「ROCK'N ROLL ふるさと」の歌詞には生家への行き方が書かれている。父親は石川県河北郡津幡町笠谷の旧家の出で、父方の祖父は「立山伊次郎」の四股名で雷部屋に所属した力士であった[3]。舟木が父から聞いたという話によると、本名の「成幸」という名前は楠木正成と真田幸村の二人の武将から一字ずつとって命名したとのことである[2]。音楽に興味を持ち始めたのは、1か月間肩叩きを続けたご褒美にと祖母からハーモニカをプレゼントしてもらったこと、ラジオで三橋美智也の歌を聴いたことがきっかけの一つ[4]。13歳年下の弟が出来た頃、家が貧しかったことから「誰かがこの家にお金を入れ続けないと。弟が物心つくまでに人並みの生活をさせてあげたい」として学校卒業後は自分の才能で短い間に稼げる世界に行きたいと思うようになり、そんな時に友人の家のテレビで歌手を見て、これだと思い歌手を目指すようになった[5]。中学2年生の時に父に頼み込み、中学の音楽の先生の紹介で指揮者の山田昌弘を紹介してもらい、名古屋市内の教室に通ってレッスンを受ける[6]。高校2年であった1962年2月、地元のCBCテレビの番組『歌のチャンピオン』に出場して松島アキラの『湖愁』を歌い、チャンピオンになる[6]。同年3月、名古屋市内のジャズ喫茶で行われた「松島アキラショー」で、ステージ上の松島アキラが『湖愁』を誰か一緒に歌わないかと客席に声を掛けた所、前列に居た高校生が勢いよく手を上げた。少年は隣に居た同級生に手首を掴まれての事であった。狐に摘まれた表情で舞台に上がった少年は、見事松島と共に「湖愁」を歌いきった。この少年こそ、後の舟木一夫である[7]。 偶然そこに取材に来ていた「週刊明星」の記者恒村嗣郎が目を付け、上田少年に氏名と住所を聞き、東京に帰ると、早速ホリプロの会長だった堀威夫に名古屋での出来事を話し、興味を持った堀は、電話で上田少年に歌のテープを送ることを依頼。そのテープを聴いた堀は、翌年5月上田少年を上京させ、日本コロムビアのディレクターだった斎藤昇に紹介。斎藤は作曲家遠藤実にレッスンを受けさせることにし、上田少年は、愛知高等学校から転校した自由ヶ丘学園高等学校へ通いながら、遠藤実のレッスンを受けることとなった[7]。
上田少年は芸名を舟木一夫とし、ホリプロに所属することになった。社長の堀は、当時デビュー2年目で全盛期を迎え、舞台で時々学生服を着て歌っていた橋幸夫の対抗馬として、当時現役高校生だった舟木を学生服デビューさせると決定した[8]。
1963年6月5日、デビュー曲は恩師遠藤実作曲、日本コロムビア専属だった丘灯至夫作詞の「高校三年生」と決定した。同年3月で高校を卒業していた舟木だったが、「学生服で行け」という遠藤実の指示で、歌謡界異例の学生服デビューとなった。なお、「高校三年生」のレコードジャケットで舟木が着ているのは当時の母校の制服である[8]。
「高校三年生」は、発売1年で100万枚の大ヒットを飛ばし、舟木は第5回日本レコード大賞新人賞を、丘は作詞賞を受賞した。デビューから2ヵ月後、本人が主演した同名映画も大ヒットし、舟木は一躍スター歌手になった。それに続き、学園三部作と言われた「修学旅行」「学園広場」もヒットした。
1964年3月には初のワンマンショーを東京・浅草国際劇場で行う。当日には、地元・一宮市から東京駅まで国鉄がワンマンショー観覧客のための特別列車を運行させ、東京駅から浅草国際劇場まではパトカー先導の元で観光バス19台で移動するというほどまでになった[9]。
1970年前後には、こうした青春ソング以外にも時代モノ、民謡調などの歌にも独特の持ち味で数々のヒットを飛ばした。テレビ時代劇『銭形平次』のテーマソング「銭形平次」も、番組のロングランもあって舟木の歌としてよく知られるところとなった。
また特に詩歌、文学をモチーフにした叙情歌謡と呼ばれるジャンルでは持ち前の歌唱を活かして第一人者的存在となり、「絶唱」「夕笛」「初恋」などがヒットし、1966年には「絶唱」で第8回日本レコード大賞歌唱賞を受賞した。このジャンルとしてはその集大成ともいうべきアルバム『その人は昔』がある。これは作家松山善三の長編抒情詩を正味1時間すべて舟木の歌唱で埋めるという、前代未聞の作品であり舟木の歌唱力が最大限に発揮されている。更にこの作品はLPとしては当時記録的な売上となり、後に舟木と内藤洋子の主演により映画化もされた。そしてこのLPおよび映画が劇画作家ながやす巧に大いなる影響を与え、その代表作『愛と誠』を生むきっかけとなった、という事実は、コミック界では有名なエピソードである。
1969年までは名実共に高い人気を保持していたものの1970年に入ると、かねて多数出演していた歌謡映画が廃れ、TVドラマへの需要が無くなり、それに追い討ちを掛けるが如く歌謡界の変化に伴い表立った仕事は激減し舞台と地方公演が主な活動の場となってゆく。それゆえに1970年、1971年、1972年に自殺を図るが未遂に終わったり、1973年には心身の不調のため翌年まで10ヶ月間静養することとなる。また、私生活でも可愛がっていた年の離れた弟が、死亡するという不幸にもあっている。
その後十数年に渡り不遇時代が続いたが、デビュー30周年プレ公演を機に、主に中高年女性のアイドルとして人気再燃、そのなかで「同じ青春を過ごした仲間にしか通用しない歌い手でいい」と述べている[10][11]。1997年には念願でもあった新橋演舞場での初座長公演を行う[12]。そして1999年には中日ドラゴンズの応援歌「燃えよドラゴンズ!'99」を歌い(舟木自身も大のドラゴンズファンである)、25年ぶりにオリコン40位ランクインを記録。
2007年にはデビュー45周年を迎え記念コンサートを行う。そして「単なる流行歌でない。何も変える必要はない。これでいい」と述べている。
2016年、第1回あらえびす文化賞・特別賞を受賞[13]。
# | 発売日 | A/B面 | タイトル | 作詞 | 作曲 | 編曲 | 規格品番 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 1963年 6月5日 | A面 | 高校三年生 | 丘灯至夫 | 遠藤実 | 福田正 | SAS-60 |
B面 | 水色のひと | ||||||
2 | 1963年 8月 | A面 | 修学旅行 | SAS-97 | |||
B面 | 淋しい町 | ||||||
3 | 1963年 10月 | A面 | 学園広場 | 関沢新一 | SAS-130 | ||
B面 | 只今授業中 | ||||||
4 | 1963年 11月 | A面 | 仲間たち | 西沢爽 | SAS-139 | ||
B面 | はるかなる山 | ||||||
5 | A面 [注 2] | 聖夜 | 由木康 | F.Gruber | 松尾健司 | SAS-151 | |
6 | 1964年 1月 | A面 | 叱られたんだね | 関沢新一 | 山路進一 | SAS-176 | |
B面 | 初恋の駅 | 中村貞夫 | |||||
7 | A面 | あゝ青春の胸の血は | 西沢爽 | 遠藤実 | 福田正 | SAS-202 | |
B面 | 夕月の乙女 | ||||||
8 | 1964年 3月 | B面 [注 3] | さあさ踊ろよ[注 4] | 西條八十 | 市川昭介 | SAS-200 | |
9 | A面 | 涙の敗戦投手 | 丘灯至夫 | 戸塚三博 | 福田正 | SAS-206 | |
B面 | さらば古い制服よ | ||||||
10 | A面 | 君たちがいて僕がいた | 遠藤実 | SAS-230 | |||
B面 | 青春はぼくらのもの | ||||||
11 | 1964年 4月 | A面 [注 5] | 貝がらの唄 | 西村益子 | 遠藤実 | 安藤実親 | SAS-222 |
12 | A面 [注 6] | 東京新宿恋の街 | 荒木忠雄 | SAS-232 | |||
13 | 1964年 6月 | A面 | まだみぬ君を恋うる歌 | 丘灯至夫 | 山路進一 | SAS-253 | |
B面 | ひとりになると | ||||||
14 | A面 | しあわせの星二つ | 富山紫峰 | 上原げんと | SAS-290 | ||
B面 | 織姫音頭[注 7] | 城ゆたか | 森一也 | 山路進一 | |||
15 | 1964年 7月 | A面 [注 8] | 夢のハワイで盆踊り[注 9] | 関沢新一 | 船村徹 | SAS-315 | |
16 | A面 | アロハ・オエ | 丘灯至夫 | L.kalani | 松尾健司 | SAS-316 | |
B面 | 少女 | 石本美由起 | 山路進一 | ||||
17 | 1964年 8月 | A面 | おみこし野郎 | 関沢新一 | 遠藤実 | 安藤実親 | SAS-335 |
B面 | いなせじゃないか若旦那 | 安部幸子 | 遠藤実 | ||||
18 | 1964年 9月 | A面 | 花咲く乙女たち | 西條八十 | SAS-318 | ||
B面 | 若き旅情 | ||||||
19 | A面 [注 10] | 青春の大阪 | 西沢爽 | 和田香苗 | SAS-355 | ||
20 | 1964年 11月 | A面 | 右衛門七討入 | 遠藤実 | SAS-357 | ||
B面 | 右衛門七節 | 遠藤実 | 安藤実親 | ||||
21 | 1965年 1月 | A面 | 火消し若衆 | 安部幸子 | SAS-402 | ||
B面 | 木挽哀歌 | ||||||
22 | 1965年 3月 | A面 | 北国の街 | 丘灯至夫 | 山路進一 | SAS-437 | |
B面 | はやぶさの歌 | ||||||
23 | A面 | 成人のブルース | 遠藤実 | SAS-472 | |||
B面 | あの娘をまもろう | ||||||
24 | A面 | 竹千代音頭 | 中林きみを | 津田二郎 | 山路進一 | SAS-475 | |
B面 | 竹千代の唄 | ||||||
25 | 1965年 4月 | A面 | 東京は恋する | 丘灯至夫 | 山路進一 | SAS-456 | |
B面 | 虹のむこうに | ||||||
26 | 1965年 6月 | A面 | あゝりんどうの花咲けど | 西沢爽 | 遠藤実 | SAS-502 | |
B面 | 待っている人 | ||||||
27 | 1965年 7月 | A面 | 渚のお嬢さん | 関沢新一 | 松尾健司 | SAS-574 | |
B面 | 月とヨットと遠い人 | ||||||
28 | 1965年 8月 | A面 | たそがれの人 | 安部幸子 | 山路進一 | SAS-542 | |
B面 | 夜霧のラブレター | ||||||
29 | A面 | 浜の若い衆 | SAS-560 | ||||
B面 | 磯浜そだち | ||||||
30 | A面 | あゝ鶴ヶ城 | 野村俊夫 | 古関裕而 | SAS-561 | ||
B面 | お城かこんで輪になって[注 11] | 丘灯至夫 | 市川昭介 | ||||
31 | 1965年 10月 | A面 | 高原のお嬢さん | 関沢新一 | 松尾健司 | SAS-588 | |
B面 | 夏の日の若い恋 | ||||||
32 | 1965年 11月 | A面 | 歩いて行こうよどこまでも | 山岡多恵子 | 越部信義 | SAS-630 | |
B面 | すたこら音頭 | 丘灯至夫 | 市川昭介 | ||||
33 | 1965年 12月 | A面 | 東京百年 | 船村徹 | SAS-632 | ||
B面 | やなぎ小唄 | 関沢新一 | 山路進一 | ||||
34 | 1966年 1月 | A面 | 山のかなたに | 丘灯至夫 | SAS-656 | ||
B面 | ふるさとの乙女 | 西沢爽 | 遠藤実 | ||||
35 | 1966年 2月 | A面 | 哀愁の夜 | 古野哲哉 | 戸塚三博 | SAS-657 | |
B面 | 銀座すずらん通り | 丘灯至夫 | 船村徹 | ||||
36 | 1966年 4月 | A面 | 友を送る歌 | 植田俤子 | 戸塚三博 | SAS-680 | |
B面 | おもいをこめて手をふろう | 西沢爽 | 遠藤実 | ||||
37 | 1966年 5月 | A面 | 今日かぎりのワルツ | 高杉敏 | 山路進一 | SAS-697 | |
B面 | ひぐれ山唄 | 丘灯至夫 | |||||
38 | A面 | 敦盛哀歌 | 村上元三 | 古賀政男 | 安藤実親 | SAS-707 | |
B面 | 銭形平次 | 関沢新一 | 安藤実親 | ||||
39 | 1966年 6月 | A面 | 踊ろうぼくと | 大林郁恵 | 船村徹 | SAS-717 | |
B面 | ひとりぼっちの女の子 | 深沢真弓 | |||||
40 | A面 | 太陽にヤァ! | 関沢新一 | SAS-746 | |||
B面 | 真珠っ子 | 植田俤子 | |||||
41 | 1966年 8月 | A面 | 絶唱 | 西條八十 | 市川昭介 | SAS-767 | |
B面 | 雨の中に消えて | 丘灯至夫 | 山路進一 | ||||
42 | 1966年 11月 | A面 | ジングル・ベル | J.Pierpont | 松尾健司 | SAS-803 | |
B面 | おやすみ恋人よ | 山路進一 | |||||
43 | 1966年 12月 | A面 | ブルー・トランペット | 古野哲哉 | 船村徹 | SAS-804 | |
B面 | 話してごらんこの僕に | 丘灯至夫 | |||||
44 | 1967年 1月 | A面 | 一心太助江戸っ子祭り | 関沢新一 | 山路進一 | SAS-834 | |
B面 | 淋しかないさ | ||||||
45 | 1967年 3月 | A面 | 星の広場へ集まれ! | 古野哲哉 | 戸塚三博 | 大西修 | SAS-864 |
B面 | 北国の旅情 | 西河克己 | 松尾健司 | ||||
46 | 1967年 6月 | A面 | 夏子の季節 | 丘灯至夫 | 船村徹 | SAS-883 | |
B面 | あいつと私 | ||||||
47 | 1967年 7月 | A面 | 心こめて愛する人へ | 松山善三 | SAS-913 | ||
B面 | じっとしてると恋しい | ||||||
48 | 1967年 8月 | A面 | 夕笛 | 西條八十 | SAS-937 | ||
B面 | さんざしの花咲けば | 丘灯至夫 | 戸塚三博 | ||||
49 | 1967年 11月 | A面 | センチメンタル・ボーイ | 河端茂 | 山屋清 | SAS-997 | |
B面 | 愛につつまれて | 丘灯至夫 | 戸塚三博 | ||||
50 | 1968年 1月 | A面 | くちなしのバラード | 万里村ゆき子 | 河村利夫 | SAS-1013 | |
B面 | 北風のビギン | 西沢爽 | 和田香苗 | ||||
51 | 1968年 3月 | A面 | 残雪 | 高峰雄作 | 戸塚三博 | SAS-1047 | |
B面 | 幸せよ急げ | 関沢新一 | 山路進一 | ||||
52 | 1968年 4月 | A面 | 知りたくないの | なかにし礼 | D.Robertson | 河村利夫 | SAS-1068 |
B面 | 恋心 | 早川清至 | E.Macias | ||||
53 | 1968年 5月 | A面 | 夜霧の果てに | 大倉宏之 | 船村徹 | SAS-1104 | |
B面 | 夢の中の恋人 | 島田幸一 | |||||
54 | 1968年 6月 | A面 | オレは坊っちゃん | 西條八十 | SAS-1128 | ||
B面 | 喧嘩鳶 | 村上元三 | |||||
55 | 1968年 9月 | A面 | 荒城の月 | 土井晩翠 | 瀧廉太郎 | 松尾健司 | SAS-1164 |
B面 | 赤とんぼ | 三木露風 | 山田耕筰 | ||||
56 | A面 | 銀色の恋 | 西條八十 | 桜田誠一 | SAS-1190 | ||
B面 | ふたりだけの街角 | 高峰雄作 | 山路進一 | ||||
57 | 1969年 1月 | A面 | 青春の鐘 | 丘灯至夫 | 古関裕而 | SAS-1222 | |
B面 | 幸せを抱こう | ||||||
58 | 1969年 2月 | A面 | 永訣の詩 | 横井弘 | 古賀政男 | 佐伯亮 | SAS-1251 |
B面 | 京の恋唄 | 西條八十 | 竹岡信幸 | ||||
59 | 1969年 5月 | A面 | 追憶のブルース | 万里村ゆき子 | 戸塚三博 | 河村利夫 | SAS-1265 |
B面 | 素敵なあなた | ||||||
60 | 1969年 7月 | A面 | ああ!!桜田門 | 西沢爽 | 船村徹 | SAS-1303 | |
B面 | 恋のお江戸の歌げんか[注 12] | 山路進一 | |||||
61 | 1969年 8月 | A面 | 夕映えのふたり | 丘灯至夫 | 現英生 | SAS-1325 | |
B面 | 高原のひと | ||||||
62 | 1969年 12月 | A面 | 北国にひとり | 水木京子 | 山屋清 | SAS-1373 | |
B面 | いつか来るさよなら | 井上忠夫 | 山路進一 | ||||
63 | 1970年 4月 | A面 | 再会 | 井上かつお | 郷徹也 | SAS-1398 | |
B面 | 心配だから来てみたけど | 松山善三 | 万里村ゆき子 | 大西修 | |||
64 | 1970年 7月 | A面 | 青年の唄 | 西川ひとみ | 井上かつお | 馬飼野俊一 | SAS-1429 |
B面 | うわさのあいつ | ||||||
65 | 1970年 9月 | A面 | 紫のひと | 丘灯至夫 | 北原じゅん | 斉藤恒夫 | SAS-1461 |
B面 | 東京みれん雨 | ||||||
66 | 1970年 12月 | A面 | 霧の街 | 水上勉 | 田辺信一 | SAS-1479 | |
B面 | 二人の夜 | ||||||
67 | 1971年 4月 | A面 [注 13] | あゝ名古屋城 | 竹岡信幸 | 佐伯亮 | SAS-1510 | |
68 | 1971年 5月 | A面 | 日曜日には赤い薔薇 | 万里村ゆき子 | 長谷史彦 | SAS-1527 | |
B面 | 三本のローソク | ||||||
69 | 1971年 8月 | A面 | 春の坂道 | 泉漾太郎 | 古賀政男 | 佐伯亮 | SAS-1558 |
B面 | 里の花ふぶき | 橋本比禎子 | |||||
70 | 1971年 9月 | A面 | 初恋 | 島崎藤村 | 若松甲 | SAS-1563 | |
B面 | あなたの故郷 | 石本美由起 | 船村徹 | ||||
71 | 1972年 1月 | A面 | 遥かなる草原 | 吉岡治 | 服部良一 | 小谷充 | SAS-1584 |
B面 | さりげない別れ | ||||||
72 | 1972年 3月 | A面 | よみがえる夜明け | ちあき哲也 | 小谷充 | 馬飼野俊一 | SAS-1596 |
B面 | 麦笛 | 宇崎竜童 | |||||
73 | 1972年 7月 | A面 | 帰郷 | 横井弘 | 船村徹 | SAS-1616 | |
B面 | どこかへあなたと | 石井ケイ | 水木まこと | 小谷充 | |||
74 | 1972年 10月 | A面 | 流浪 | 松坂直美 | 遠藤実 | 只野通泰 | SAS-1636 |
B面 | 青春 | 丘灯至夫 | |||||
75 | 1973年 1月 | A面 | 都井岬旅情 | 黒木清次 | 服部良一 | 甲斐靖文 | SAS-1652 |
B面 | 白鳥 | 横井弘 | 竹岡信幸 | ||||
76 | 1973年 4月 | A面 | 少年いろの空 | 井口愛 | 田村博正 | SAS-1668 | |
B面 | 明日に向って走れ! | 吉岡治 | 小谷充 | 馬飼野俊一 | |||
77 | 1973年 7月 | A面 | 親不孝通り | 山川啓介 | いずみたく | 小谷充 | SAS-1680 |
B面 | 俺が死ぬ日 | 藤田敏雄 | |||||
78 | 1973年 9月 | A面 | サンチャゴの鐘 | 横井弘 | 船村徹 | AA-7 | |
B面 | 夏子 | 古野哲哉 | 船村徹 | 栗田俊夫 | |||
79 | 1974年 9月 | A面 | 旅路 | 丘灯至夫 | 遠藤実 | 斉藤恒夫 | AA-77 |
B面 | 寝顔 | 西沢爽 | |||||
80 | 1975年 1月 | A面 | 愛の新雪 | 石本美由起 | 佐伯亮 | AA-100 | |
B面 | 別れの瞳 | 門田ゆたか | 古関裕而 | 佐伯亮 | |||
81 | 1975年 4月 | A面 | 日本晴ればれ音頭[注 14] | 石本美由起 | AA-114 | ||
B面 | (軽音楽バージョン) | - | |||||
82 | A面 | むかえ火 | 吉田旺 | 船村徹 | 栗田俊夫 | AA-115 | |
B面 | 津和野川 | 船村徹 | |||||
83 | 1975年 12月 | A面 | 許されるなら | 中山大三郎 | あかのたちお | AA-164 | |
B面 | 哀しみの旅 | 古野哲哉 | 中山大三郎 | 佐伯亮 | |||
84 | 1976年 4月 | A面 | 別れの部屋 | 里中さとる | 岩鬼まさみ | 山屋清 | AA-186 |
B面 | 噂めぐり | 里中さとる | |||||
85 | 1976年 8月 | A面 | レマンのほとり | 石坂まさを | 竜崎孝路 | AK-18 | |
B面 | 日曜の恋人 | ||||||
86 | 1977年 1月 | A面 | 一葉舟 | 鈴木晴彦 | 浜圭介 | 福井峻 | AK-42 |
B面 | 恋唄 | すずきじろう | 佐伯亮 | ||||
87 | 1977年 6月 | A面 | 快傑!!児雷也 | 渡辺宙明 | AK-71 | ||
B面 | さくら仁義 | 幸田成夫 | 佐伯亮 | ||||
88 | 1977年 8月 | A面 | 愛はまぼろし | 石坂まさを | 竜崎孝路 | AK-87 | |
B面 | 君の手で花束を | 中村泰士 | 馬飼野俊一 | ||||
89 | 1977年 11月 | A面 | 春哀し | 猪又良 | 船村徹 | 佐伯亮 | AK-101 |
B面 | 愛を探しに | ||||||
90 | 1978年 6月 | A面 | 立ち話 | 尾中美千絵 | 三木たかし | AK-130 | |
B面 | この胸に帰れ | ||||||
91 | 1979年 2月 | A面 | ららばい | 藤公之介 | 大野真澄 | 戸塚修 | AK-169 |
B面 | はぐれカモメ | ||||||
92 | 1980年 1月 | A面 | グッド・バイ・ソング | 舟木一夫 | 若草恵 | AK-214 | |
B面 | 明日は明日で | ||||||
93 | 1980年 10月 | A面 | どうしているかい | 吉法かずさ | 徳久広司 | 竹村次郎 | AK-714 |
B面 | 秋着駅 | 遠藤幸三 | 中村弘明 | ||||
94 | 1981年 5月 | A面 | さんざしの花 | 中山大三郎 | 中島薫 | 竜崎孝路 | AH-59 |
B面 | 日本海の見える町 | 麻生香太郎 | |||||
95 | 1982年 6月 | A面 | 愛だなんて言うまえに | 上田成幸 | 川口真 | AH-224 | |
B面 | End・Love | 杉村俊博 | |||||
96 | 1983年 4月 | A面 | つばさ | AH-319 | |||
B面 | 青春ばなし | 青木望 | |||||
97 | 1990年 9月21日 | 01 | 落日のあとで | 秋元康 | 徳久広司 | 竜崎孝路 | CODA-8591 |
02 | 風のワルツ | ||||||
98 | 1991年 11月21日 | 01 | 友よ | 杉本真人 | CODA-8947 | ||
02 | いつか愛したおまえ | ||||||
99 | 1992年 6月1日 | 01 | 人生半分 | CODA-24 | |||
02 | これから | ||||||
100 | 1993年 5月21日 | 01 | 泣かないで | たきのえいじ | CODA-191 | ||
02 | 北の道しるべ | 前田俊明 | |||||
101 | 1994年 1月21日 | 01 | ありがとう あなた | 建石一 | 津村泰彦 | 竜崎孝路 | CODA-296 |
02 | めぐり逢う日を… | ||||||
102 | 1995年 9月21日 | 01 | 風、好きに吹け〜迷夢本望〜 | 小椋佳 | 甲斐正人 | CODA-701 | |
02 | 最後の恋 | ||||||
103 | 1996年 6月21日 | 01 | Love Letters | 吉田旺 | V.Young | 竜崎孝路 | CODA-950 |
02 | RAMONA | L.W.Gilbert | M.Wayne | ||||
104 | 1996年 12月28日 | 01 | 想春 | 川内康範 | 遠藤実 | CODA-1081 | |
02 | いつでも青春 | ||||||
105 | 1997年 8月21日 | 01 | 君へ心こめて | 上田成幸 | CODA-1289 | ||
02 | 29小節の挽歌 | ||||||
106 | 1999年 1月21日 | 01 | 君よ振りむくな | 杉本健 | CODA-1689 | ||
02 | 明日は明日で | 舟木一夫 | 平野融 | ||||
107 | 1999年 7月17日 | 01 | 燃えよドラゴンズ!'99 | 山本正之 | 神保雅彰 | CODA-1766 | |
02 | ROCK'N ROLL ふるさと | 上田成幸 | 戸塚修 | ||||
03 | 燃えよドラゴンズ!'99 韓国三銃士 | 山本正之 | 神保雅彰 | ||||
108 | 2000年 1月21日 | 01 | 想い出カフェ・オ・レ | 上田成幸 | 平野融 | CODA-1818 | |
02 | どうせOn The Rock | 舟木一夫 | 吉迫浩介 | ||||
109 | 2000年 8月23日 | 01 | 小さな手紙[注 15] | 白峰美津子 | 松本俊明 | 岩崎元是 | CODA-1898 |
02 | (舟木一夫ソロバージョン) | ||||||
110 | 2000年 10月6日 | 01 | 蜃気楼 | 上田成幸 | 杉本健 | CODA-1888 | |
02 | さよならの朝に | 陶山進 | |||||
111 | 2002年 5月18日 | 01 | 浮世まかせ | 杉村俊博 | CODA-2043 | ||
02 | ありがとうも さようならも | 上田成幸 | 水沢弘之 | 陶山進 | |||
112 | 2004年 7月21日 | 01 | 恋唄 | すずきじろう | 浜圭介 | 竜崎孝路 | COCA-15497 |
02 | たそがれの人 | 安部幸子 | 山路進一 | 矢野立美 | |||
113 | 2006年 7月19日 | 01 | 船頭小唄 | 野口雨情 | 中山晋平 | 竜崎孝路 | COCA-15914 |
02 | 燦めく星座 | 佐伯孝夫 | 佐々木俊一 | ||||
114 | 2012年 1月1日 | 01 | 明日咲くつぼみに | 永六輔 | 久米大作 | 杉村俊博 | COCA-16527 |
02 | 浮世まかせ | 上田成幸 | |||||
115 | 2014年 6月18日 | 01 | 眠らない青春 | 舟木一夫 | 川崎浩史 | COCA-16823 | |
02 | 恋人形 | 山路進一 | |||||
116 | 2015年 6月18日 | 01 | 春はまた君を彩る | 松井五郎 | 南こうせつ | 佐藤準 | COCA-17036 |
02 | そばにいるから | ||||||
117 | 2017年 1月25日 | 01 | みんな旅人 | 舟木一夫 | 杉村俊博 | COCA-17248 | |
02 | 下町どこさ | ||||||
118 | 2018年 7月4日 | 01 | 「その人は昔」のテーマ | 松山善三 | 船村徹 | COCA-17471 | |
02 | ROCK'N ROLL ふるさと | 舟木一夫 | |||||
119 | 2022年 12月7日 | 01 | 湖愁[注 16] | 宮川哲夫 | 渡久地政信 | COCA-18058 | |
02 | 浮世まかせ (60周年ライブヴァージョン) |
上田成幸 | |||||
年 | 楽曲 | タイアップ |
---|---|---|
1966年 | 山のかなたに | 日本テレビ系ドラマ「山のかなたに」主題歌 |
銭形平次 | フジテレビ系ドラマ「銭形平次」主題歌 | |
絶唱 | 日活映画「絶唱」主題歌 | |
雨の中に消えて | 日本テレビ系ドラマ「雨の中に消えて」主題歌 | |
1967年 | 一心太助 江戸っ子祭り | 東映映画「一心太助 江戸っ子祭り」主題歌 |
北国の旅情 | 日活映画「北国の旅情」主題歌 | |
あいつと私 | 日本テレビ系ドラマ「あいつと私」主題歌 | |
心こめて愛する人へ | 東宝映画「その人は昔」主題歌 | |
夕笛 | 日活映画「夕笛」主題歌 | |
センチメンタル・ボーイ | 東宝映画「君に幸福を」主題歌 | |
1968年 | 残雪 | 日活映画「残雪」主題歌 |
1969年 | 青春の鐘 | 日活映画「青春の鐘」主題歌 |
永訣の詩 | 松竹映画「永訣」主題歌 | |
いつか来るさよなら | 松竹映画「いつか来るさよなら」主題歌 | |
2000年 | 小さな手紙 | NHK「みんなのうた」挿入歌 |
年度/放送回 | 回 | 曲目 | 出演順 | 対戦相手 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
1963年(昭和38年)/第14回 | 初 | 高校三年生 | 19/25 | 三沢あけみ | |
1964年(昭和39年)/第15回 | 2 | 右衛門七討入り | 18/25 | 倍賞千恵子 | |
1965年(昭和40年)/第16回 | 3 | 高原のお嬢さん | 01/25 | 三沢あけみ(2) | トップバッター |
1966年(昭和41年)/第17回 | 4 | 絶唱 | 14/25 | 園まり | |
1967年(昭和42年)/第18回 | 5 | 夕笛 | 01/23 | 水前寺清子 | トップバッター(2) |
1968年(昭和43年)/第19回 | 6 | 喧嘩鳶 | 16/23 | 園まり(2) | |
1969年(昭和44年)/第20回 | 7 | 夕映えのふたり | 21/23 | 佐良直美 | |
1970年(昭和45年)/第21回 | 8 | 紫のひと | 19/24 | いしだあゆみ | |
1971年(昭和46年)/第22回 | 9 | 初恋 | 09/25 | 藤圭子 | |
1992年(平成4年)/第43回 | 10 | 高校三年生(2回目) | 07/27 | 伊東ゆかり | 21年ぶりに復帰出場 |
2009年5月12日、舟木一夫のファンクラブを経営している会社「舟木一夫友音事務所」が、ファンからの支援金など約1億6000万円を隠し、3年間で約5000万円を脱税したとして、同社と藤谷和子社長が法人税法違反罪で告発されていたことが発覚。同社は「カンパは預かり金で、売り上げではない」と主張したが、修正申告を行った。藤谷社長は、支援金は「将来、コンサート会場に空席が目立つようになってしまったら舟木さんが悲しむ。そのときの動員に使ってほしい」などと会員から寄せられたものであると説明した[14]。
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