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文化庁主催の芸術家の顕彰制度 ウィキペディアから
各年度毎に芸術各分野において優れた業績をあげた人物に対し「芸術選奨文部科学大臣賞」[注 2]、またその業績により新生面を開いた人物に対し「芸術選奨文部科学大臣新人賞」[注 3][注 4] の各賞が贈られる。(芸術選奨新人賞)
1950年(昭和25年)に文化庁芸術祭から分離される形で「芸能選奨」(げいのうせんしょう)として設立され、1956年(昭和31年)に現在の名称に改められた。文化庁による賞としては、他に文化勲章、文化功労者、文化庁メディア芸術祭などがあるが、それらとは別の制度である。
芸術分野をいくつかの部門に分けて、それらの分野において顕著な活躍を見せた人物に「芸術選奨文部科学大臣賞」が贈呈される。1955年(昭和30年)の第5回(1954年〈昭和29年〉度)までの旧名称は「芸能選奨文部大臣賞」、2000年(平成12年)の第50回(1999年〈平成11年〉度)までの旧名称は「芸術選奨文部大臣賞」。
対象部門は時代とともに変遷し、2009年現在、演劇、映画、音楽、舞踊、文学、美術、放送、大衆芸能、芸術振興(2004年から)、評論等、メディア芸術(2008年から。メディアアート、漫画、アニメなど)の11部門が対象となる。また、作品ではなく、人が受賞の対象であり、受賞の年(1月~12月)の優れた業績を対象としている。そのため、受賞理由として挙げられている作品が、必ずしも当人の代表作というわけではない。
毎年3月中旬に受賞者が発表され、同月下旬に東京都内のホテルにて贈呈式が行われる。受賞者には賞状と賞金30万円が贈られる。2024年度から120万円に引き上げられた[2]。
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