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1955-, 造形作家、批評家 ウィキペディアから
岡﨑 乾二郎(おかざき けんじろう、1955年10月24日 - )は、日本の造形作家、批評家。東京大学大学院客員教授[1]、武蔵野美術大学客員教授。妻は詩人のぱくきょんみ。他におかざき乾じろ名義が存在する[2][3][4]。
東京都出身。父親は建築家、母親は発明家。多摩美術大学彫刻科中退。Bゼミスクール修了。
平面・立体での両面で多彩な創作活動を展開、「ART TODAY 2002 岡﨑乾二郎展」(セゾン現代美術館)をはじめ、内外でさまざまな展覧会を開いてきている。美術領域の表現を越えても建築および景観設計、8ミリ映画「回想のヴィトゲンシュタイン」(1988)から、地域再生計画「灰塚アースワーク・プロジェクト」(1994-)にいたるまで、その活動はきわめて広範囲に及ぶ。2002年のヴェネツィア・ビエンナーレ第8回建築展では日本館のテーマ展示「漢字文化圏における建築言語の生成」のディレクターを務めた。2007年には舞踏家トリシャ・ブラウンとのコラボレーション「I Love my robots」でも話題を呼んだ。また、主著『ルネサンス 経験の条件』(2001)のほか、編集・執筆にかかわった美術雑誌『FRAME』(第1-3号、1990-1991年)や共編著『批評空間 増刊号 モダニズムのハードコア』(1995)などは、美術の領域を超えて大きな影響をもった。『ルネサンス 経験の条件』は「歴史的な書物の誕生」[5]と浅田彰によって評された。近畿大学国際人文科学研究所の活動の一環として主任ディレクターを務めた四谷アート・ステュディウムは、新しい教育・創造活動の拠点として注目されていた。
2019年、『抽象の力 近代芸術の解析』で芸術選奨文部科学大臣賞受賞[6]。2022年、『感覚のエデン』で毎日出版文化賞文学・芸術部門を受賞した。弟子に沢山遼がいる。
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