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日本の西洋美術研究者 ウィキペディアから
森 洋子(もり ようこ、旧姓:有沢)は、西洋美術史、とくに16世紀のネーデルラント(現ベルギー)の画家ピーテル・ブリューゲル(父)の研究者。明治大学名誉教授。日本ことわざ文化学会の理事・会長を勤め[1]、2021年より顧問となる[2]。
現在の新潟県上越市出身。1959年(昭和34年)お茶の水女子大学文教育学部哲学科卒業、ドイツ・ミュンヘン大学美術史学科留学、美術史家ハンス・ゼーデルマイヤーに学ぶ。
国際基督教大学大学院比較文化研究科で「16世紀フランドルの子供の遊戯-ブリューゲル「子供の遊戯」の図像学的研究を中心にして」により、1988年(昭和63年)に学術博士号取得、その後アメリカ・ブリンマー・カレッジ大学院美術史学科修士課程修了、ベルギー政府給費留学を経て、東京工芸大学助教授、明治大学工学部助教授、明治大学理工学部教授を歴任。2007年(平成19年)に明治大学を退職、名誉教授となった。
1988年(昭和63年)、ブリューゲル研究によりベルギー国王から王冠勲章シュヴァリエ章受章。翌年、『ブリューゲルの「子供の遊戯」』でサントリー学芸賞、日本児童文学学会特別賞受賞。
1992年(平成4年)『ブリューゲルの諺の世界』で芸術選奨文部大臣賞受賞、1996年(平成8年)1996年(平成8年)ベルギー(アントワープ)のウジェーヌ・ベ国際賞受賞、1999年(平成11年)『シャボン玉の図像学』で茗水クラブ学術奨励賞、2001年(平成13年)紫綬褒章受章[3]。
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