龍田直樹

日本の男性声優 (1950-) ウィキペディアから

龍田 直樹(たつた なおき、1950年9月8日[1][3][4][10] - )は、日本男性声優和歌山県那賀郡岩出町(現:岩出市)出身[3]青二プロダクション所属[6]

概要 たつた なおき龍田 直樹, プロフィール ...
たつた なおき
龍田 直樹
プロフィール
本名 龍田 直樹[1]
愛称 たっちゃん[2]
性別 男性
出身地 日本和歌山県那賀郡岩出町(現:岩出市[3]
生年月日 (1950-09-08) 1950年9月8日(74歳)
血液型 A型[3][4][5]
職業 声優
事務所 青二プロダクション[6]
配偶者 高木早苗[3][7]
公式サイト 龍田 直樹|青二プロダクション
公称サイズ(時期不明)[8]
身長 / 体重 155 cm / 54 kg
活動
活動期間 1976年 -
デビュー作 ドン・チャック物語[9]
声優テンプレート | プロジェクト | カテゴリ
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芸名竜田 直樹(読み同じ)。

略歴

明治大学卒業[11]

東京俳優学校第25期[12]俳協養成所第3期卒[12]東京俳優生活協同組合アーツビジョンを経て、現在は青二プロダクション所属[6]

キャリア

映画『男はつらいよ』のスチルを担当していたが、渥美清の演技に憧れ、役者を目指して養成所に入所[5]

マネージャーに「僕は映像作品は無理ですね〜」と探りを入れたところ「アハハ! そうだね!!」と言われ、声優に切り替えて声優としての活動を始める[5]

人物

要約
視点

趣味は音楽鑑賞、ドライブ[13]

一人っ子である[14]。妻は声優高木早苗[3][7]。息子がいる[4][7]

特色

音域はA - E[6]方言大阪弁[6]

声優としては、アニメゲームに出演の他、テレビ番組ナレーションも務めている[15]

ナレーションや人間以外のキャラクターを多数こなしている。同一作品内で動物役を兼役で演じることもしばしば(「『特定のマーガリン(ラーマソフト)じゃないと嫌だ』と身をよじる食パン」など、動物でも生き物でもないものを演じることも多い)。「『擬音(効果音)を生音に近い形でやってくれ』とも言われたことがある」と語っている[6]。少しキャラクター性のあるナレーションが多く、アニメでもそうした明るいキャラクター性をいかした役柄が多い[16]

アドリブにも定評がある[17]。『キャッ党忍伝てやんでえ』で共演した沢木郁也は「龍田さんって人は、俺の台詞を台本そのまま言っても大丈夫なようなアドリブを入れてくるんですよ。狡猾なアドリブ。けど、そうするとそのまま台本の台詞を俺が言うとすごくつまらなくなる。そういう事をしかけてくる人なんですよ」と語っている。共演者にアドリブを明かすことはなく、沢木はいつアドリブがくるか分からないため油断大敵だったという[2]。アニメ版『星のカービィ』のエスカルゴン役は回が進むごとにデデデの横暴についていけない、と思いアドリブで「ため口・ぼやき・モノローグ」を始めていったと語っている[18]

エピソード

普段は三枚目役やコミカルな演技が多いため、『新世紀GPXサイバーフォーミュラ』のエデリー・ブーツホルツ役のような二枚目の役は「ホントにこの声を僕がやるんですか」と当初驚いたという[4]

身長155cmと男性声優の中では小柄であり、背が高い声優と同じマイクで喋ろうとする際は「マイクが高すぎちゃって、喋れないんですよ(笑)」と語ったこともある[4]

1985年11月から12月にかけて肝付兼太の喉の手術に伴い、『ドラえもん(テレビ朝日版第1期)』の骨川スネ夫[3]と『オバケのQ太郎』のハカセ役を代役で務めていたが、『オバケのQ太郎』では龍田はキザオ役をすでに演じていたので一人二役となった。

キテレツ大百科』において、1991年1月より途中降板した大竹宏に変わり、ブタゴリラ役を引き継いだ[19]

くまのプーさん』では富山敬の逝去に伴い、ラビット役を『新くまのプーさん1995年10月放送分より引き継いでいる。

ドラゴンボール』シリーズでは当初、ウーロン役で出演していた[20]が、2015年9月に八奈見乗児が病気療養に伴う休業に入ったことに伴い、『ドラゴンボール超』第12話よりナレーションと北の界王役を引き継いだ[21]

島田敏を「敏ちゃん」と呼んでおり[22]、仲が良い。事務所の後輩で島田や龍田と一緒に仕事する機会が多かった野島健児は「2人とも見ている僕まで楽しくなるほど生き生きと仕事をされる」「本当にこの仕事が好きなんだな」とありありと感じたという[23]

また、野島は声優になったばかりの頃、「とにかくもらった役を全うしよう」と必死になっていたが、龍田と一緒にお酒を飲んでいた時に「野島くんの技量やカラーは十分わかったから、これからは仕事を楽しみな」とアドバイスをもらい、それからは「楽しむって方法があるんだ」と知り楽しさを基準にモノを考えられるようになったという[24]

2011年10月より妻の高木早苗や声優仲間の島田敏、塩屋浩三、服部友香らとグループ活動「龍のとなり」を行っている[25]

出演

要約
視点

太字はメインキャラクター。

テレビアニメ

1976年
1977年
1978年
1979年
1980年
1981年
1982年
1983年
1984年
1985年
1986年
1987年
1988年
1989年
1990年
1991年
1992年
1993年
1994年
1995年
1996年
1997年
1998年
1999年
2000年
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
2010年
2011年
2012年
2014年
2015年
2016年
2017年
2018年
2019年
2020年
2021年
2022年
2023年
2024年
2025年

劇場アニメ

1980年
1981年
1982年
1983年
1984年
1985年
  • Gu-Guガンモ(アキラ)
1986年
1987年
1988年
1989年
1990年
1991年
1992年
1993年
1994年
1996年
1997年
1998年
1999年
2000年
2001年
2003年
2006年
2007年
2008年
2009年
2011年
2012年
2013年
2019年
2023年

OVA

1985年
1986年
1987年
1988年
1989年
1990年
1991年
1992年
1993年
1994年
1996年
  • ぞくぞく村のオバケたち(ゴブリン親父、ペロリ)
1997年
1998年
1999年
2000年
2003年
  • ぼくたちピチューブラザーズ・パーティはおおさわぎ!のまき(デルビル)
2004年
2005年
2008年
2010年
2011年

Webアニメ

ゲーム

1989年
1990年
1991年
1992年
1993年
1994年
1995年
1996年
1997年
1998年
1999年
2000年
  • 熱闘ゴルフ(リコ)
2001年
2002年
2003年
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2010年
2011年
2012年
2013年
2014年
2015年
2016年
2017年
2018年
2019年
2020年
2022年
  • 風のクロノア 1&2アンコール(バグジ)
  • ドラゴンボール ザ ブレイカーズ(ウーロン、国王、界王)
2023年
2024年
時期未発表
  • キャッ党忍伝てやんでえ(カラス幻ナリ斎[150]

吹き替え

映画

テレビドラマ

テレビ番組

アニメ

人形劇

特撮

テレビドラマ

映画

  • 帝都物語(1988年)
  • さかなクン研究所 さかなの世界へレッツギョー!飛ぶ!闘う!踊る!編(2015年) - ヒゲじいの声[171]
  • さかなクン研究所 すっギョイおさかな大集合!ジャンプ!隠れる!世界最大!編(2015年) - ヒゲじいの声[172]
  • 劇場版 ダーウィンが来た!アフリカ新伝説(2019年) - ヒゲじいの声
  • 恐竜超伝説 劇場版ダーウィンが来た!(2020年) - ヒゲじいの声
  • 驚き!海の生きもの超伝説 劇場版ダーウィンが来た!(2021年) - ヒゲじいの声[173]
  • 日本列島生きもの超伝説 劇場版ダーウィンが来た!(2023年) - ヒゲじいの声[174]
  • 恐竜超伝説2 劇場版ダーウィンが来た!(2024年) - ヒゲじいの声[175]

人形劇

CD

カセットブック

ラジオドラマ

CM

テレビ番組

パチンコ

その他コンテンツ

脚注

外部リンク

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