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千原ジュニアの座王
日本のバラエティ番組 ウィキペディアから
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『千原ジュニアの座王』(ちはらジュニアのざおう)は、関西テレビで放送されているバラエティ番組。
テレビ番組・中継内での各種情報(終了した番組・中継を含みます)は、DVDやBlu-rayなどでの販売や公式なネット配信、または信頼できる紙媒体またはウェブ媒体が紹介するまで、出典として用いないで下さい。 |
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概要
芸人たちがお笑いの即興力で競い合う番組[1]。千原ジュニアが企画を考案しMCも務める冠番組で、千原がライブで行っていた企画を関西テレビのスタッフや放送作家が改良し、同局の企画募集に出したところ番組化が決まった[2]。
公式サイトでは「新感覚お笑い番組」と謳っており[3]、千原はお笑いの総合力が試される内容から「お笑い十種競技」と例えている[1]。2021年に全国ネットSPが放送されてからは「笑いの総合格闘技」とも称している[3]。
2017年10月28日から2018年3月31日まで月1回の特番として放送され[1]、同年4月9日よりレギュラー放送を開始した[4]。
2018年4月から同年6月までは毎週火曜(月曜深夜)、2018年7月から2021年3月までは毎週日曜(土曜深夜)、2021年4月からは毎週土曜(金曜深夜)に放送されている。
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出演者
要約
視点
MC
アシスタント
いずれも関西テレビアナウンサー。公式サイトでは、2020年6月13日深夜の放送まで「進行」と記載されていたが、番組開始当初から実際の進行は殆ど千原が務めている。
プレイヤー
- 西田幸治(笑い飯) - 唯一のブラックビブス所持者(300勝以上)。座王(優勝)獲得回数、対戦勝利数が全プレイヤーで1位。その圧倒的な強さから「座王の鬼」と評される。
- R藤本 - ゴールドビブス所持者(100勝以上)。基本的にベジータのモノマネで出演し、出演者・ナレーターからも芸名ではなく「ベジータ」と呼ばれる。
- 堂前透(ロングコートダディ) - ゴールドビブス所持者。番組で活躍する「細身メガネセンス系芸人[注 1]」の筆頭。
- 西森洋一(モンスターエンジン) - ゴールドビブス所持者。「鉄工所モノマネ」「ヘビースモーカー」などのギャグを持つ。
- 大須賀健剛(セルライトスパ) - ゴールドビブス所持者。体格を活かしたギャグ・モノマネや持病の腰痛ネタを得意とする。
- 田崎佑一(藤崎マーケット) - 座王獲得回数は10回以上。イーロン・マスクのモノマネなど、多彩なネタで勝利を積み重ねる。
- 稲田直樹(アインシュタイン) - 座王獲得回数は10回以上。大喜利や自身の容姿を活かしたネタを得意とする。
- 岩部彰(ミサイルマン) - 準優勝回数が多い。「武将様」のキャラクターで対戦時以外に出演者の誰かを呼んでネタやコントを披露する。歌を得意とする。100勝達成間近の99勝を誇るが、それ以降13連敗(番組最多記録)とスランプに陥っている。
- 浅越ゴエ(ザ・プラン9) - 番組開始当初は審査委員長として出演。「細身メガネセンス系芸人」のひとりで、大喜利・モノボケを得意とする。
審査委員長
- お〜い!久馬(ザ・プラン9) - 審査委員長としては最多出演[7]。
- ほんこん - 久馬と共に審査委員長を長く務める[7]。
- 藤本敏史(FUJIWARA) - 2019年11月より出演。2023年10月の当て逃げ事故発覚により、2023年11月から2024年12月までは出演を自粛した。
- くっきー!(野性爆弾) - SPおよび日本武道館ライブではプレイヤーとして出演。
- 西田幸治(笑い飯) - 2022年より審査委員長を兼任。
- 板尾創路 - 2021年まで新春SPに出演。2022年11月11日深夜の放送でレギュラー回に初出演。
- ケンドーコバヤシ - 日本武道館ライブではプレイヤーとして出演。
- 中川家礼二
- 小杉竜一(ブラックマヨネーズ) - 主にSPやチャンピオン大会に出演。
- 松本人志 (ダウンタウン) - 2022年の新春SPに出演。
- 今田耕司 - 2022年5月3日放送の全国ネットSP、2023年・2024年の新春SPに出演。
- 大竹一樹(さまぁ〜ず) - 2022年10月18日放送の全国ネットSPに出演。番組初の吉本興業所属以外の審査委員長(ホリプロ所属)。
- 柴田英嗣(アンタッチャブル) - 2024年12月23日放送の全国ネットSPに出演。2人目の吉本所属以外の審査委員長(プロダクション人力舎所属)。
- バカリズム - 2025年の新春SPに出演。3人目の吉本所属以外の審査委員長(マセキ芸能社所属)。
その他のプレイヤーおよび審査委員長として出演した芸人の詳細は放送リスト節を参照。
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ルール
要約
視点
基本ルール
- 毎回異なる10名[注 2]の芸人がプレイヤーとして出演し、イス取りゲームを行う。イスには「大喜利」「ギャグ」「モノマネ」などの即興ネタのお題が書かれている[8]。
- イスに座れなかった芸人(座れず芸人[注 4])は、座っている芸人とお題を吟味し、「このお題だったら勝てる」と思う芸人を指名する。対戦相手を狙い撃ちしたいときや、苦手なお題のイスが残ったときなど、作戦としてあえてイスを譲り、座れず芸人となってもよい。
- 指名された芸人のイスに書かれたお題に沿って、両者が即興ネタを披露し対決する。先攻は座れず芸人、後攻は指名された芸人となる。
- 両者のネタの披露後、審査委員長(各回のゲスト芸人)が勝敗を判定する。勝者はゲームに残り、敗者は敗者席へと退場する。「引き分け」の判定が下ることもあり、その場合は同じお題で再戦する。「大喜利」「歌」「中継」などのお題では、問題が変更される。
- 対戦に使用したお題のイスは取り除かれ、イス取りゲームと対戦が繰り返される。最終的に、2名による決勝戦で勝利した芸人が優勝者「座王」となる。座王はエンディングにてトロフィーを持ち、MC席後方にある背もたれ付きの豪華なイスに座ることができる。
グループ勝ち抜き方式
2020年6月6日深夜から同年12月5日深夜までの放送では、「3つの密」を避ける収録状況においてイス取りゲームができなかったため、グループ勝ち抜き方式が行われた。2020年6月6日深夜と同13日深夜の放送では、千原と審査委員長のくっきー!(野性爆弾)はリモートで出演した[9]。
- 10名の芸人プレイヤーは、5名ずつAグループとBグループに分けられる。前半はAグループ、後半はBグループの芸人がスタジオに入り、離れて着席する。残りの芸人は別室にて待機し、戦況を見守る。
- まず、千原がAグループの芸人の中からくじで1名を抽選する。抽選された芸人が先攻となり、9個の即興ネタのお題(「大喜利」は2個)からひとつを選択する。お題は使い切りで、次の対戦からは選択できない。
- 千原がAグループからもう1名を後攻として抽選し、抽選された2名がお題に沿った即興ネタで対決する。
- 審査委員長が勝敗を判定し、敗者は退場の代わりに「敗者」と書かれたバッジを付けられ脱落となる。
- 次の対戦は、千原が新たに抽選した2名で行う。対戦を繰り返し、最後まで残った1名がAグループ代表となる。
- Bグループも同じ要領で代表を決定し、各グループの代表同士で決勝戦を行う。先攻は千原が抽選し、最後まで残ったお題で対戦する。勝利した芸人が優勝者「座王」となる。
2021年1月16日深夜、および同年2月6日深夜から3月20日深夜までの放送では、グループを分けずに10名による勝ち抜き方式で行われた。対戦ルールは2グループでの勝ち抜き方式と同様で、最後まで残った芸人が「座王」となる。
2022年10月18日放送の全国ネットSP、および2023年以降の新春SPでは、従来のイス取り形式を取り入れつつ2グループに分かれた形式を行った。各グループ残り2名になった時点で決勝ステージ進出となり、決勝ステージは勝ち残った4名でイス取りを行う。開始前にグループ戦で残ったお題に加え、審査委員長がお題を1つ追加する。
主なお題
2025年現在の放送では、以下の6個のお題がほぼ毎回登場する。
- 大喜利 - 一般的な大喜利の問題のほか、回答形式が指定される問題[注 5]、下ネタの問題、千原せいじやアンミカ、その回の審査委員長(ほんこんなど)らをいじる問題なども出題される。視聴者から問題を募集し採用することもある。
- 大喜利の問題はスタッフ総出で毎回1000個以上の案を出し合い、最終的に千原によって20個から30個ほどに絞り込まれている[2]。
- ギャグ - 「モノマネのようなギャグ(モノマネをしながら一言ボケるネタなど)」も許容される。
- モノマネ - 同じく、「ギャグのようなモノマネ(「あるあるネタ」「〇〇でよく見る人」を一人コントとして演じるネタなど)」も許容される。
- モノボケ - スタッフが用意した小道具を使ってボケるお題。それ以外にも、自身が着用している物や出演者・スタッフなど、スタジオ内にあれば何を使ってもよい[注 6][注 7]。
- 歌 - 出題曲に合わせて適当な詞をつけて歌うお題。基本的に替え歌ではなく、ヒット曲のイントロ部分や、番組やCMなどで使われるBGM[注 8]、クラシック音楽、インストゥルメンタルなどが出題される。
- 1分トーク[注 9] - 自由なテーマで1分ほどのトークを披露するお題。トークが1分を超えても罰則はない。話し終わった後は手元のボタンを押して終了となる[注 10]。
それ以外のお題は、毎回2~3個ほどが週替わりで登場する。週替わりのお題の一部を示す。
- 写真 - 出題される写真を使ってボケるお題。いわゆる「写真で一言」。2020年8月22日深夜の放送までは、上記のお題と共にほぼ毎回登場していた。
- 土下座 - プレイヤーが土下座をしながら、過去の過ちを謝罪するお題。土下座をしながら懇願するネタが披露されることもある。
- キス - プレイヤーがマネキンにキスをし、その直前もしくは直後にボケるお題。新型コロナ感染症流行以降は、対戦の間に除菌している様子が映されている。
- 死に際 - プレイヤーがベッドに横たわりながら、死に際の一言という設定でボケるお題。
- 中継 - 出題される中継先の設定で、プレイヤーが面白おかしくレポートをするお題。背景はグリーンバック合成で表示される。
- メンチ - プレイヤーがMC席の審査委員長に対して睨みつけながら近付き、一言物申すお題[注 11]。
- 作家 - プレイヤーが考えたネタを、用意されたゲスト芸人に演じさせるお題。
- ふすま - プレイヤーがふすまを開け閉めして、ふすまの向こうにいる設定の人物への呼びかけで笑いをとるお題。
- 楽屋 - プレイヤーが楽屋挨拶に行き、任意のタレントに対して挨拶する際もしくは事後の一言で笑いをとるお題。
- ぬいぐるみ - プレイヤーがクマのぬいぐるみを抱きながらイスに座り、反省や愚痴など心の声をぬいぐるみに吐露するお題。
- 司令官 - プレイヤーが新世紀エヴァンゲリオンの登場人物・碇ゲンドウ風の司令官に扮し、任意の人物に対して司令を出すお題。
- 弔辞 - プレイヤーが千原を故人に見立てて、思い出やエピソードなどを語りボケるお題。
- 反対 - プレイヤーがデモ行進の先頭に立つ参加者に扮し「反対! 反対!」と言い、任意の何かに対して叫ぶお題。
- 耳打ち - プレイヤーが千原に対して筒を使い、大きな声では言えないことを耳打ちするお題。
- ビンタ - プレイヤーがマネキンを任意の人物に設定して、ビンタをする前もしくは事後の一言で笑いをとるお題。
- 取り調べ - プレイヤーが取り調べ室のセットで刑事に扮し、任意の人物に対して取り調べを行うお題。
- 訂正 - プレイヤーがニュースキャスターに扮し、間違えて伝えた情報を訂正してボケるお題。
- 駆け込み - プレイヤーがスタジオの端から慌てながら駆け込み、千原に慌てている理由を報告するお題。
なお、前述した「ギャグ」と「モノマネ」の相互乗り入れたネタのように、あるお題に他のお題の要素を組み込むこともある程度許容される[注 12]。
- その他のお題
それぞれに設定されたシチュエーションに沿って一言ボケるお題が多い。
- 顔 / 説教 / 口癖 / 悪口川柳 / プロポーズ / 写メ / 叫び / 留守電 / ささやき / つぶやき / 効果音 / ツンデレ / 寝言 / かるた / 過去 / 暗闇 / 小窓 / CM前 / 原西 / お告げ / ジェスチャー / ちゃぶ台 / 神社[注 13] / 魔王 / すりガラス / タクシー / 絶望 / 井戸 / 寝坊 / 三度見 / 特技 / インターホン / 反対 / ニュース / かご / 通知 / 目撃 / ※個人 / カンペ / なぐさめ / 未来 / お見舞い / ツッコミ / 施術 / 逮捕 / ラジオ / 退店 / 仮面 / 目撃者 / 殉職 / 美容師 / 強制終了 / 視聴者 / 添い寝 / 待ち合わせ / 有名人 / 目覚め / 子守り / 暗転
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番組の特徴・備考
- 芸人プレイヤーは各自が白いTシャツを用意し[注 14][注 15]、その上に男性は水色のビブス、女性はピンク色のビブスを着用して参加する。
- 対戦で100勝を達成するとゴールドビブスが[11]、200勝を達成すると名前および「200[注 16]」が金色で刺繍された20万円相当のブラックビブスが、それぞれ番組から用意される[12]。2025年現在、100勝達成者は西田幸治(笑い飯)と堂前透(ロングコートダディ)、R藤本、西森洋一(モンスターエンジン)、大須賀健剛(セルライトスパ)の5人のみで、西田は2021年4月30日深夜の放送にて200勝[12]、2023年11月24日深夜の放送にて300勝を達成し[13]、唯一のブラックビブス所持者となっている。西田はその強さから「座王の鬼」「ミスター座王」と称されている[11]。
- 2021年1月30日深夜の放送からは、土下座王(後述)用に灰色のビブスが用意された。土下座王が対戦で1勝すると、通常のビブスに復帰する[14]。
- なお、MCの千原はスーツ、審査委員長は赤のジャケットと蝶ネクタイを着用して出演する[注 17][注 18]。板尾創路のみ、彼が千原と共演した『着信御礼!ケータイ大喜利』(NHK総合)と同じく、白のタキシードと蝶ネクタイを着用して出演する[15][注 19]。
- スタジオのセットは白を基調としている[注 20]。関西ローカルの深夜枠ということで予算が限られており、割り切って簡素化させ真っ白なセットとなった。出演する芸人に対して「真っ白な状態で新しい面白いことをやってほしい」という意味もある[2]。収録は通常カンテレ大阪本社スタジオで行われるが、全国ネットSPは東京のスタジオ(主にフジテレビ湾岸スタジオを使用)で収録が行われている。
- モノマネをしながら参加する芸人もいる。実例として、ベジータに扮するR藤本、野沢雅子に扮する田島直弥(アイデンティティ)[16]、オール巨人に扮する兼光タカシ(プラス・マイナス[注 21])[17]、井上公造のモノマネで「井上小公造」に扮する市川義一(女と男)[18]らがいる。
- ギャグやモノマネを得意とする芸人が敗退した場合は、千原からの振りや本人の要望でネタを披露する時間が設けられる場合がある。また、オープニングでの出演者紹介やイス取りゲームの対戦相手指名のくだり、途中に挟まれる敗者席コメントで笑いをとるなど、出演芸人による自由なボケも見どころとなっている。
- 面白いネタに大笑いした千原が、MC卓を両手で何度も叩くことがあり、「机ドンドン」と称されて番組の名物となっている[2]。これまでの最多ドンドンはヘンダーソン中村のぬいぐるみ「母親とスーパーマラドーナ武智がディープキスしていた話」で36回(中村が話してから審査員西田が判定札を上げるまで)。
- 番組初期の出演者は吉本興業所属の芸人がほとんどであったが、2020年1月2日深夜放送の新春即興王SPでは、30名のプレイヤーのうち半数の15名が他事務所の芸人だった[16]。この回以降、吉本所属以外の芸人も毎回数名が参加する。2020年7月4日深夜の放送では木村美穂(阿佐ヶ谷姉妹)が決勝で笑い飯西田を破り、吉本所属芸人以外で初の座王となった[19]。
- 番組初期の新春SPなど、通常よりも多くのプレイヤーが参加する回では、敗者復活戦が実施される場合がある。10名ないし20名が退場した時点で、それまでの敗者からクイズやくじ引き、審査委員長による推薦などで復活候補者を絞り、大喜利対決で復活する1名を決定する。
- 2022年10月18日放送の全国ネットSP以降は、敗者復活戦は行われていない。
- 特番時代は、各回の座王に賞金1万円が贈られた。
- レギュラー放送が開始された当初は、その週に活躍した芸人5名が翌週も参加できるというルールがあった[4]。
- コロナ禍以前は、「なるべく劇場でやっているような空間を作りたい」という意図から30人ほどの観覧客を入れて収録していた[2]。観覧客も白のトップスを着用していた。
- 2020年12月12日深夜の放送からイス取りゲームが復活した際は、イスおよびプレイヤーの間隔が空けられ、プレイヤーはフェイスガードを着用する処置がとられた。千原からは「接触を避けて、譲り合いの精神でイス取りゲームをするように」という説明がなされた[20]。
- 2021年8月20日深夜から同年10月8日深夜までの放送では、プレイヤーはマスクを着用していた[21]。
- 2023年6月9日深夜の放送からフェイスガードなしに戻った。
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特別企画
要約
視点
チャンピオン大会
約半年ごと(2020年上半期、2021年下半期、2024年上半期を除く)に、それまでの座王獲得者が「グランド座王」を目指す大会が開催される。グランド座王には、金のイス[注 24]が贈られる。
新春SP
レギュラー放送化以降、毎年1月2日には多人数による新春SPが放送される。
- 2019年から2021年までは深夜枠の2時間拡大版として放送され、審査委員長は板尾創路が務めた。座王には、各回ごとの優勝賞品が贈られた。
- 2022年からは全国ネット(FNS系列)・プライムタイム(22:00 - 23:30)の1時間半拡大版として放送される。放送内容の詳細は次の全国ネットSPの項目を参照。
全国ネットSP
2021年5月4日より『笑いの総合格闘技!千原ジュニアの座王』と題し、全国ネット(FNS系列)での特番が放送されている。全国ネットSPの座王には、「金の座王像」が贈られる[注 27]。番組のレギュラー放送回数には数えられない。
傑作選
過去のネタや対戦を振り返る企画。
- 爆笑傑作選1時間SP
- 2019年4月6日深夜放送[43]。MCの千原、審査委員長を多く務めるザ・プラン9お〜い!久馬、最多優勝者の笑い飯西田が、過去の名勝負や爆笑ネタを振り返った。
- 新型コロナウイルスによる収録休止期
- 2020年5月2日深夜から同年5月30日深夜まで、および同年6月20日深夜は、新型コロナウイルスが感染拡大し新規に収録ができなかった状況から、過去のチャンピオン大会や傑作選(笑い飯西田の爆笑ネタ55連発、座王歌謡祭2020、R藤本の「ベジータ外伝[注 30]」、ものまね座王傑作選)が放送された。
- 座王V50記念!笑い飯西田の爆笑ネタ50連発SP
- 2021年12月3日深夜放送。笑い飯西田の優勝50回を記念して過去の西田のネタを千原の解説付きで振り返った。
- 堂前ネタ傑作選
- 2023年3月31日深夜放送。堂前の過去のネタを千原の解説付きで振り返った。
- 座王歌謡祭2024
- 2024年6月28日深夜放送。4年ぶりに「歌」のお題で披露された傑作ネタを特集した。
- 怒り座王
- 2024年9月27日深夜放送。「メンチ」「ディスり大喜利」「ビンタ」などの傑作ネタや、番組で起きた「怒りの3大事件」を特集した。
女芸人SP
不定期に行われる女性芸人のみでの座王。第2回以降は放送時間を拡大して行われる。
年末1時間SP
その他の特別企画
- 好評御礼!人気芸人15人!!春の1時間SP
- 2020年3月7日深夜放送[48][注 33]。審査委員長はブラックマヨネーズ小杉が務めた。座王はR藤本。
- 土下座王
- 2020年9月5日深夜放送[49]。フルーツポンチ村上の「弱い奴だけで戦わせてほしい」という提案により、村上を含めた座王未獲得者10名が参加した[注 34]。5名ずつ関東グループと関西グループに分かれ、グループ負け残り方式を行い[注 35]、最弱の「土下座王」を決定した。審査委員長は笑い飯西田が務めた。土下座王は女と男市川。決勝戦で、当時の最多記録の11連敗中だったしずる池田に敗れ、大会名に合わせてエンディングで土下座を行った[50]。更に同年10月31日深夜の放送では勝ち抜き方式の待機中に市川にのみ椅子が用意されない、2021年1月30日深夜の放送からは通常ビブスを没収され、前述の灰色のビブスを着て出演、同年3月20日深夜の放送で初戦敗退してからは「女と土下男 土下男」名義で出演させられるといった事実上の罰ゲームを受けた。いずれも同年4月30日深夜の放送でフルーツポンチ村上に勝利した時点で解除された。
- 放送300回記念1時間SP
- 2024年2月18日深夜放送[51]。芸人15名が参加。審査委員長はほんこんが務めた。座王は笑い飯西田。
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座王獲得者
要約
視点
座王の初獲得が早い順に記載する。座王初獲得放送日はいずれも「深夜」の記載は省略する。備考欄の各種記録は、最新放送回現在。所属事務所が記載されていない芸人は、吉本興業所属。太字は初登場で座王達成者。
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放送リスト
要約
視点
放送日は公式サイト上の表記に倣い、「深夜」の記載は省略する。特記が無い限り、実際の放送日は記載した日付の翌日となる。
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ネット局
要約
視点
- 2025年4月現在
- 過去のネット局
- さくらんぼテレビ(SAY) - 2023年3月12日(11日深夜)から日曜 1:15 - 1:45(土曜深夜)に放送されていたが、打ち切り。
- 福島テレビ (FTV) - 2021年10月9日(8日深夜)から土曜 2:10 - 2:40(金曜深夜)に放送されていたが、2022年4月2日(1日深夜)に一旦打ち切り。2023年4月4日から水曜 0:55 - 1:25(火曜深夜)に放送再開(第251回から)したが、再度打ち切り。
- テレビ山梨(UTY・TBS系列) - 2022年4月から月曜 1:20 - 1:50(日曜深夜)に放送されていたが、同年9月打ち切り。
- テレビ愛媛(EBC) - 水曜 0:25 - 1:00(火曜深夜)に放送されていたが、打ち切り。
- テレビくまもと(TKU) - 月曜 1:25 - 1:55(日曜深夜)に放送されていたが、打ち切り。
この他にも、不定期放送(フジテレビなど)や全国ネットSPのみを同時ネットする系列局が多数存在する。
- 全国ネットSPのネット局
前述の通り2022年始の新春SPは、2024年5月より、放送ライブラリー(神奈川県横浜市中区、横浜情報文化センター内)にて視聴可能となっている[35][36]。
インターネット配信
最新回配信は関西テレビ放送日基準のため、遅れネット局ではインターネット配信が放送より先行する。
- 過去のインターネット配信
- GYAO! - 2023年3月31日をもって動画配信サービスを終了した。
アーカイブ配信
以下の動画配信サービスサイトで、過去回のアーカイブを配信している。
- 過去のアーカイブ配信
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テーマ曲
要約
視点
オープニングテーマ
番組開始当初は、独自のインストゥルメンタル曲を使用した。
放送回によっては、『バカサバイバー』以外の楽曲をオープニングテーマに使用することもある[注 63]。
エンディングテーマ
エンディングテーマは月替わりとなっている。
特番時代は、エドワード・エルガーの『威風堂々』をロックアレンジした楽曲を使用した。レギュラー放送でも、エンディングの冒頭で同曲が流されている[注 64]。
全国ネットSPでは、オープニングと同じく『バカサバイバー』を使用する。
ライブ
2025年3月11日に日本武道館でのライブイベント「千原ジュニアの座王 in 日本武道館」が開催された[5]。2024年7月26日深夜放送の「チャンピオン大会45分SP」にて開催の第一報が報じられた[24]。会場観覧のほか、動画配信(生配信・期間限定アーカイブ)も行われた。
21名のプレイヤーがイス取りゲームを行う形式で、座王のロングコートダディ堂前には特製のチャンピオンベルトが贈られた[56]。なお、日本武道館ライブの座王は番組公式記録の座王獲得回数に含まれない。
当初はプレイヤーとして錦鯉渡辺、サルゴリラ児玉も出場予定だったが、体調不良のため欠場となり[57]、リザーバーとして出演予定だったななまがり森下がプレイヤーに昇格した。
2025年3月28日深夜に、名勝負ハイライトや裏話を特集した「千原ジュニアの座王 in 日本武道館 Special Edition」を放送した。
出演者
- MC
- 千原ジュニア(千原兄弟)
- アシスタント
- 竹上萌奈(関西テレビアナウンサー)
- 審査委員長
- プレイヤー
芸名の後の☆は座王(グランド座王)獲得により出場権を獲得、■は通常回では審査委員長として出演することを示す。
- 初瀬悠太☆、森下直人(以上 ななまがり)、西田幸治(笑い飯)、R藤本、堂前透(ロングコートダディ)、村上健志☆(フルーツポンチ)、ケンドーコバヤシ■、くっきー!■(野性爆弾)、長谷川雅紀(錦鯉)、阪本(マユリカ)、稲田直樹(アインシュタイン)、出井隼之介(ヤーレンズ)、ガク(真空ジェシカ)、サーヤ(ラランド)、福田麻貴(3時のヒロイン)、ルシファー吉岡、ナダル(コロコロチキチキペッパーズ)、溜口佑太朗(ラブレターズ)、芝大輔(モグライダー)、渡辺江里子、木村美穂(以上 阿佐ヶ谷姉妹)[58]
- ゲスト
受賞
スタッフ
レギュラー
- 2025年5月9日深夜放送分以降
- 企画:千原ジュニア
- ナレーション:畑中ふう(メインナレーション)、大橋雄介(関西テレビアナウンサー、お題の問題読み)
- 構成:長谷川朝二、田中亮治、中野貴至
- TD/SW:西村武純(カンテレ、TD/CAMの場合あり)
- CAM:井上佑介、宇治澤晋吾(以上カンテレ、井上はTD/SWの場合あり)【週替り】
- VE:結城芳彦、大西祐輔、帆足聡一郎、中川裕貴(以上カンテレ)、松浦洋輔(ウエストワン)【週替り】
- 照明:原口祥明(大阪共立)、盛麗依奈【週替り】
- 音声:大貫修平(カンテレ)、小原智美【週替り】
- MA:野口嵩仁
- 効果:増田恭土
- 編集:角野靖明、高尾匡秀
- 美術制作:大石竜也(カンテレ)
- 美術進行:バンブルビー
- デザイン:井内克信(レフティーデザイン)
- 装置:大神良一(以前は大道具操作、全国ネットSPでは大道具)
- 大道具:袖垣成治(装置を担当する場合もあり)
- 装飾:川本美唯菜
- 園芸:山藤園芸
- 衣装:東京衣裳
- メイク:パウダー
- 編成:木村弥寿彦(カンテレ、以前はチーフプロデューサー)
- 配信:向山敬子(カンテレ)
- 宣伝:柴崎由紀乃(カンテレ)
- ロゴ:アイデアリミックスクラブ
- 写真提供:PIXTA
- 協力:ウエストワン、大阪共立、イノセント、SOUND-K、東京オフラインセンター
- キャスティング協力:BE-HONEST
- 衣装協力:洋服の青山、TAKEO KIKUCHI、FABRIC TOKYO ほか
- AD:笹橋功一、黒清夏、吉川敦也(以上カンテレ)、谷藤雪乃
- AP:水流園修二(ビーオネスト)、大谷智郎(吉本興業)
- ディレクター:芳仲真雪子、赤司京香(以上カンテレ、赤司は以前はFD)、佐久間俊輔(バックアップメディア)、岡本和樹(レジスタx1)、東啓慈(メディアプルポ)
- 演出:鴨脚光貴(カンテレ、以前はFD→ディレクター)
- プロデューサー:池田和彦(カンテレ、以前は演出も兼務)、真鍋理恵(吉本興業)
- 制作協力:吉本興業
- 制作:カンテレクリエイティブ本部制作局 制作部
- 制作著作:カンテレ(関西テレビ放送)
全国ネットSPのみのスタッフ
- TM:大嶋徹(共同テレビジョン)
- CAM:西口雄太、山本美咲(以上共同テレビジョン)
- VE:小野寺毅(共同テレビジョン)
- 音声:河田菜央佳(共同テレビジョン)
- 照明:堀田耕二(fmt)
- 編集:加田晃紀(イノセント)
- 美術制作:木村文洋(フジアール)
- 美術進行:横山勇(フジアール)、永田道徳、西口英希(以上バンブルビー)
- 大道具:村上公示(東宝舞台)
- 小道具:石橋莉理子
- 特別効果:菅谷守(東京特殊効果)
- アクリル装飾:松浦由佳(ヤマモリ)
- 電飾:藤村香那
- メイク:櫻井菜々子
- 衣装:東京衣装
- 協力:共同テレビジョン、フジアール、fmt
- 衣装協力:京都丸紅株式会社、Cupid Heart、ADELLY、azabu tailor ほか
- プロデューサー:坂口大輔(吉本興業)
過去のスタッフ
- ナレーション:林弘典、堀田篤(以上関西テレビアナウンサー、お題の問題読み)
- SW:堀田香菜美(共同テレビジョン)
- CAM:横山和明、鈴木智雄、伊地知孝仁、古川歩、宮田大(以上カンテレ)
- VE:中島知晶、田中翔、松岡泰助、松井勝正(以上カンテレ)、越水隆太、大森喜章(以上ウエストワン)、野瀬かおり、草場博基(以上共同テレビジョン)
- 音声:伊藤裕樹、澤津橋武志(以上共同テレビジョン)、中西俊介、野村理恵、中道尚宏(以上カンテレ)、村脇昭一
- MA:中川和哉
- 照明:穴田建二(fmt)、大塚美穂、二位裕之
- 効果:片岡幸司
- 編集:平賀雄貴(Reファクト)、藤崎一成、吉原裕樹
- 美術制作:西川夏子、岡﨑忠司、乗本孝治(以上カンテレ、岡崎は以前は美術プロデューサー)、中越章浩(バンブルビー)
- 小道具:小澤智子
- 装飾:三村つかさ、三島吾子(全国ネットSPでは小道具)
- 特別効果:菅谷守、川上勝大、西川隼人、田中沙季(以上東京特殊効果、全国ネットSPのみ)
- 電飾:桑島亮太(テルミック)
- アクリル装飾:松本健(ヤマモリ、全国ネットSPのみ)
- 衣装:田中由紀
- メイク:水落万理子(山田かつら)、安井文江
- 編成:西井孝、中村道郎、前洋平、廣瀬重之(以上カンテレ)
- 配信:駒井有紀子、村岡嶺(以上カンテレ)
- 宣伝:秋田成子、長谷川由紀、石岡雅樹、松川さやか、春田享子(以上カンテレ、石岡は以前は配信)
- 協力:エビスラボ、Step、レモンスタジオ、PIXTA
- 衣装協力:HANABISHI、ARTISAN、FABRIC TOKYO ほか
- FD:橋本堅史(カンテレ)
- AD:田中健太、木下裕正、石田聖乃、永富康太郎、赤松秀政、川原悠、田中悠司(以上カンテレ、田中悠は以前はD)、進藤咲和(レジスタx1、全国ネットSPのみ)、吉田光希、姉﨑珠有
- AP:森本将也、西山扶三予、谷澤開人(以上吉本興業)
- ディレクター:吉岡治郎、田中祥吾、増倉直人、柳百恵、石田陽希(以上カンテレ、増倉は以前はAD)、加藤伸一(バックアップメディア)
- プロデューサー:佐野拓水(カンテレ)、小林めい、後藤ちあき、亀井俊徳、牧里子(以上吉本興業)
脚注
外部リンク
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