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日本のお笑いタレント、画家 ウィキペディアから
くっきー!(1976年〈昭和51年〉3月12日 - )は、日本のお笑いタレント、画家、ミュージシャン。野性爆弾のボケ、ネタ作り担当。吉本興業(東京本社)所属。本名および旧芸名は川島 邦裕(かわしま くにひろ)。別名は肉糞太郎(にくぐそたろう)、肉糞亭スポーツ、引田くっきー。愛称はくーちゃん。滋賀県守山市出身。
テレビ番組・中継内での各種情報(終了した番組・中継を含みます)は、DVDやBlu-rayなどでの販売や公式なネット配信、または信頼できる紙媒体またはウェブ媒体が紹介するまで、出典として用いないで下さい。 |
くっきー! | |
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第30回東京国際映画祭にて(2017年10月) | |
本名 | 川島 邦裕(かわしま くにひろ)(旧芸名) |
ニックネーム | くーちゃん |
別名義 |
くっきー(旧芸名) 肉糞 太郎(美術活動時) 肉糞亭 スポーツ(肉糞亭一門活動時) 引田くっきー(引田天功公認) チェチェナちゃん(『めちゃイケ』出演時のキャラ) |
生年月日 | 1976年3月12日(48歳) |
出身地 | 滋賀県守山市 |
血液型 | AB型 |
身長 | 180 cm |
言語 | 日本語 |
方言 |
関西弁 滋賀弁 |
最終学歴 | 滋賀県立守山北高等学校 |
出身 | NSC大阪校13期 |
コンビ名 | 野性爆弾 |
相方 | ロッシー |
芸風 |
コント 漫才 |
立ち位置 | 左 |
事務所 | 吉本興業 |
活動時期 | 1995年 - |
同期 |
次長課長 徳井義実(チュートリアル) ブラックマヨネーズ ほか |
配偶者 | 既婚 |
公式サイト | 公式サイト |
受賞歴 | |
2012年 R-1ぐらんぷり 決勝進出 2017年 ドキュメンタル Season4 優勝 2020年 ドキュメンタル Season8 優勝 |
くっきー! | ||||||||
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YouTube | ||||||||
チャンネル | ||||||||
活動期間 |
引田くっきー 2019年 - 持ち方先生 2017年 - | |||||||
登録者数 |
引田くっきー 65万人 持ち方先生 2.6万人 | |||||||
総再生回数 |
引田くっきー 1億1275万回 持ち方先生 245万回 | |||||||
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チャンネル登録者数・総再生回数は 2024年6月23日時点。 |
小学3年生の夏休みに父から「畑に刀埋まってる」と言われて畑で穴を掘り続けることになる。その最中に熱射病になり、生死の境を彷徨う。刀は見つからなかったが、この体験が自身の世界観や芸風の原点となっているとのちに述懐している[1][2]。
中学生時代にバンドブームの影響を受け、JUN SKY WALKER(S)、THE BLUE HEARTSをきっかけにパンク・ロックに熱中する[3]。高校生からバンド活動を行い、ギターを担当。生徒会長になることで留年を回避できると誤解していたことから、高校では生徒会長を勤めた[4]。
一緒にバンドを組んでいたボーカル担当の人物に誘われることでお笑いの世界に進み、1994年にNSC(吉本総合芸能学院)に入校するが、入校してまもなくしてボーカルはNSCを辞める。同じタイミングでNSCに入校したロッシーとともに野性爆弾を結成する[5]。相方のロッシーとは幼稚園時代からの幼馴染であるが、高校の文化祭で一緒にバンドを組むまでは知り合い程度の関係であった[5]。
2008年に活動拠点を東京に移して以降は、『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』の企画「七変化」に出演するが、ゴールデン番組等には馴染めなかったためにテレビの仕事が減っていく[5]。
2016年より『HITOSHI MATSUMOTO presents ドキュメンタル』に出演し、2017年に『めちゃ×2イケてるッ!』の企画「単位上等!爆走数取団」に出演[6][7]。2018年ごろよりInstagramやテレビで「白塗り顔まね」を披露すると注目されるようになる[2]。
2024年に第41回ベストジーニスト2024 協議会選出部門を受賞する[8]。
身長180cm、体重99kg。隆々とした体格・威圧的な目つきと蓄えられた顎鬚というコワモテな外見で、上半身や腕などに入れ墨があるため、温泉等での服を脱ぐ企画では全身の水着を着る事もある。両手首に彫られた星マークの入れ墨を隠すためにテーピングなどをしているが、大阪時代は隠さずに出演した事も度々あった。なお、自身のSNSでは、入れ墨を隠していない画像もアップしている。
2007年の夏ごろから髪型は丸刈りに統一していたが、2021年ごろから伸ばすようになっている。かつては髪型が変わりやすく、一時期はロッシーよりも長いほど伸ばしていた。
傍若無人な印象だが、雨上がり決死隊によれば出番前には丁寧に挨拶を行ったり、先輩に対しては礼儀が正しく後輩への面倒見も良いなど根は非常に真面目である。視力が悪く、コンタクトレンズを着用している。また、肌が弱く、乗り物酔いをするうえに、昔は喘息持ちであった。
知らない人(飲食店以外)が作った料理が食べられない。海好きであるが、刺身等の生ものは食べられない。カニ味噌も同様に食べられない。生魚などが嫌いな理由として2020年9月8日放送分の『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ)で魚について「生き物として得体が知れな過ぎて、宇宙の生き物だと思ってたんですよ」と説明していた[9]。
喫煙者であり、1日に30本ものたばこを吸うヘビースモーカーである。肺年齢は2019年現在で「64歳」と診断され、医師から禁煙を勧められたが、「たばこはやめない」と断固拒否していた[10]。
愛車は日産・プレジデント ソブリンVIP(250型、1990年式)。「車の豪華な飾りで神輿が作れる」と2016年6月16日放送分の『雨上がり決死隊のトーク番組 アメトーーク!』(テレビ朝日)「旧車芸人」の回で愛車を披露した。オートバイにも趣向があり、愛車はライトチューンが施されたスズキ・GT380。
絵が得意であり、独特且つ高い絵画の腕前で知られる。そのほとんどは性別に関係なく、全裸で大きめの乳房が描かれている。人物画を描く際、『好きな人が 優しかった...。』等の不可解な言葉を添える。また、やなぎ浩二の似顔絵を頻繁に描きおろしていた[要出典]。
2013年5月9日放送の『ビーバップ!ハイヒール』(朝日放送テレビ)でのたむらけんじの発言によると、たむらが経営する「炭火焼肉たむら」のロゴデザインをくっきー!に依頼し、たむらは謝礼として20万円を支払い、くっきー!はそれで妻へのプレゼントとして指輪を購入した[要出典]。
基本はペンで輪郭を完成させ、アクリル絵具で一気にカラフルに仕上げ、最後にマジックで縁取りをし、黒で絵を締めるというスタイル[11]。ドライヤーで一気に速乾できることから、アクリル絵具を愛用している[11]。立体アートも多く作成している[11]。
2019年春にニューヨークで開かれた世界最大級の美術マーケット『Artexpo New York』に「肉糞太郎」のアーティスト名で初出展し、1000組以上のアーティストの中から「最も注目する5人」に選ばれる[11]。
雑誌ライターの「作品作りに特別なインスピレーションはありますか?」との質問に、「汚いものも、すべての生き物は美しくなる権利があると言いたいです」と答えている[11]。
ギターの演奏が得意であり、ギター専門誌「YOUNG GUITAR」の表紙を冠徹弥と共に飾ったことがある[12]。作詞・作曲も手掛け、お笑いのネタ的な曲、真剣に作った曲も含めオリジナル曲を多く持ち、パンク・ロックバンド「盆地で一位」ではリードボーカル・サイドギターを担当。同バンドでメジャーデビューも果たしている。
baseよしもと時代には夏のイベント「base SUMMER SMILE」のテーマソング「SUMMER SMILE」の作詞を水野透(リットン調査団)と共に手がけ、後の盆地で一位のメンバーで演奏を担当[注 1]。他に構成作家のおにぎりと共に、テクノユニット「想ひ出よ、今日は。」を結成し、野性爆弾のイベントやお笑い番組『野爆テレビ』ヨシモトファンダンゴTV)、レースガイドに出演。
また小堀裕之(2丁拳銃)、藤田憲右(トータルテンボス)らとTHE SESELAGEESというバンドも結成しており、こちらでもギターを担当している。
2018年からは、自らがレギュラー出演する『BAZOOKA!!!』(BSスカパー!)の企画において結成されたバンド「ジェニーハイ」で、ベースを担当している。
同期のてつじ(シャンプーハット)とは、「親友」と呼ばれるほどの間柄である。AKB48の中では、同じ滋賀県出身の田名部生来がいち推しのメンバーであり、自身のTwitter上で田名部に関するコメントを時折残している。時東ぁみのファンであり自身のYouTubeにてスペシャルゲストに呼んだり仕立てたスーツに時東ぁみが歌った曲名を刺繍したりしている。
1995年に本名の川島邦裕でデビューし、2015年9月12日によしもと祇園花月で開催された「野性爆弾20周年記念単独ライブ『野性爆弾 初!ネタのみGIG』」において、芸名を「くっきー」に改めた[13]。由来は、タレントのベッキーにあやかり、自分の名前から付けたもの。2019年8月18日に『ニノさん』(日本テレビ)において「くっきー!」に改名[14]。
ほぼ下ネタ・非道徳的なボケや暴言を連発、一般人にも芸人同士のノリでからみに行くなど、お笑いやテレビの世界の常識にとらわれない芸風が特徴。
「肉糞」、「スペースキャンサー」等独特の言語感覚を持ち、ネタ中のみならずトークやロケの機会でも使用される。また、一種のギャップ狙いとして、敢えて古典的な言い回しや価値観を用いることもある。
ネタ作りやコントの小道具は全てくっきー!が手掛けている。台本を嫌っているため、ネタは相方のロッシーに口頭とイラストで伝えている。「ビニテアート」と称する自作の小道具は特徴的なものであり、過去に展覧会が催されたほどの作品数を誇るほか、野性爆弾以外のネタやイベント用に制作することもある。
ケンドーコバヤシやたむらをはじめ、先輩後輩を問わずよしもと内では多くの芸人に才能を認められている。コバヤシは、「自分が軍団を作るとしたらメンバーに入れたい」、「芸人の目から見て本物」と述べたが、「才能をムダ使いしている」とも述べた。同期である吉田敬(ブラックマヨネーズ)もバラエティ番組『マヨブラジオ』(読売テレビ)でくっきー!について、「ワケの分からんことをしてなかったら、もっと仕事増えるはずやのに」と述べた。2017年頃からテレビサイズに収まりブレイクした[15]。
3兄弟の第2子で次男。兄、妹がいる。2004年12月、28歳の時に一般人女性と結婚し[20]、2008年3月に長女、2012年1月に長男が誕生。
かつて東京で山口智充らとお酒を飲んでいる際にファンレターを貰ったことが妻との馴れ初め[21]。その後、くっきー!が連絡して交際することになり、妻が大阪に移住し7年間の同棲生活を経ての結婚だった。自身の浮気が原因で喧嘩をしている最中に妻が過呼吸になり、それを落ち着かせるため、抱きしめて「結婚しよう!」と告げたことがプロポーズとなっている。
結婚式の際、夫婦初めての共同作業としてガンダムのプラモデルの頭を一緒に組み立てた。ちなみに、このプラモデルには武器を持たせておらず、争いを避ける気持ちを表現した。一方、新婦が父親に自分の誕生時の体重と同じ重さのテディベアのぬいぐるみをプレゼントとして渡したのに対し、誕生時の体重と同じ重さの武器である鎖鎌をプレゼントした。また披露宴に参列した相方ロッシーの食事にはお子様ランチを提供した。
自身を「肉糞亭スポーツ」と称して、肉糞亭一門を創設している。肉糞亭一門のメンバーには先輩・後輩の垣根を越えた様々な芸人が名を連ねており、イベント「肉糞華劇団」を時折開催している[22][23][24][25] 。
レギュラー番組
特別番組
*MCもしくはメインキャスト
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