なすなかにしは、那須晃行と中西茂樹からなる日本のお笑いコンビ、声優。那須の母と中西の父が姉弟のため、互いにいとこの関係にあたる。略称は「なすなか」。一時期、『いまぶーむ』というコンビ名だったことがあった。松竹芸能所属。
- 中西 茂樹(なかにし しげき、1977年〈昭和52年〉9月24日 - )(47歳)ボケ・ネタ作り担当、立ち位置は向かって左。
- 大阪府枚方市出身。寝屋川市生まれ。ダミ声。
- 身長172cm。体重86kg。血液型B型。
- 眼鏡をかけている方(当初はかけていなかった)。
- 昔、同級生と『セクシィー』というコンビを組んでいた。解散理由は中西曰く「(当時の相方は)面白くない」。元相方は時々ラジオにゲスト出演しては那須にあたる。
- 趣味はゲーム。楽屋でも一人でしている。全ての新作ゲームを毎週チェックしていて売れ行きを調べる為、自ら店頭にも頻繁に足を運んでいる。
- ひらかたパークでアルバイトしていた。ひらかたパークでのバイト歴は那須よりも長い。上京後は上野動物園の前で肉まんを売るバイトをしながらパチンコ生活をしていた[8]。
- アニメが大好きで特にアニメソングに詳しい。過去のアニメのイントロクイズで負けた事が無い。
- 『ドラゴンボール』、『キン肉マン』等昔の漫画に非常に詳しく、細部のセリフ等まで演じる事が出来る。過去にライブやラジオの企画でアニメオタクとクイズ対決をし、数々の勝利を収めた。
- 子供の頃に「漫画は読み方次第で面白さが変わるから」という考えから、本を全部読み終わった後は逆から読み、その後は左下のコマだけ読んでいた。
- 仏像が好きで、一人でよく拝観に行き、プライベートで仏像のイラストを書いている。仏像を描くのは「精神が乱れた時」。
- 幼少期に漫画家を目指していたのでイラストが得意。イラストは色を付けずに黒の色鉛筆一本で書き上げる。色を付けない理由は「面倒だから。」子供の頃は那須と一緒に漫画家になろうと言っていたことがあるという[9]。
- おもちゃが好きでおもちゃ屋によく足を運ぶ。子供の時買えなかったどうしても欲しいおもちゃがあってそれを手にする事が夢。
- 一部分だけものまねという独自の技を持っている。
- サバイバルゲームにはまっていて週1回はやっている。1ヶ月でハンドガン等の武器を4つ買い揃えた。2017年末ごろにテニスをしていないのにテニス肘を患ってしまい、最近はあまりできなくなっている[10]。
- ネタ帳はイラスト入りで、舞台上での動きまで綿密に書かれている。相方・那須にしか見ることを許していない。
- 介護福祉士の資格を持っている。
- 自称「中西軍団」というファミリーが存在する。メンバーは片山裕介(元・ヒカリゴケ、筆頭)、西口宜夫(自由きまま)など。
- 2017年1月31日、高田紗千子(梅小鉢)との結婚を発表[11]。
- 2019年8月7日、第1子男児が誕生[12]。
- 2023年6月9日、第2子男児の誕生を報告[13]。
- 「なすなかにし」は仮のコンビ名で、正式なコンビ名を決めて名乗ることが恥ずかしかったことから、9年間そのままで活動を続けていた。だが、事務所の先輩の岡田圭右(ますだおかだ)から「なすなかにし」だと那須と中西のどちらかが分かりづらく[20]、コンビ名も地味だと改名を勧められ、『PON!』で共演しているビビる大木や番組スタッフたちと会食中、いくつか挙がった候補の中からくじ引きで「いまぶーむ」を引き当てた。他に挙がった候補は「岡田屋すべるかぶる」「神輿かつぐおろす」「一級河川寝屋川」「扇子あおぐそよぐ」など[21]。
- この他にも、同じ事務所で『ちちんぷいぷい』でも共演した堀ちえみからも「ペロペロキャンディー」「くずはモールチョップ」の候補が出され、くじに加えられた[22]。
- しかしその後コンビ名がなかなか定着せず、さらに『爆笑レッドカーペット』などのネタ番組の終了に伴い、レギュラー番組がなくなってしまう。中西によると収入は改名前の10分の1になったとのこと。そして単独ライブを機に、コンビ名を再改名するに至る[23]。
- 出会いは那須が生まれてすぐ、両親同士の仲が良く、よく枚方市内で会って遊んでいた。ひとりっ子の那須の方が大事にされていることで中西は嫉妬していたが、夏のある日、中西がスイカの種を部屋に飛ばし、「こうすると畳の間から芽が出て来るんやで」と言ったのに対し那須が「こんな所に生えたら困るやん!」と人生初のツッコミをしてから中西は態度が激変、那須を「相方にしよう!」と決めたらしい。
- 那須家・中西家は親族一同で仲が良く、毎年正月に親族が一堂に会してのビンゴ大会が開催され、なすなかにしがMCを担当している[24]。
- 松竹芸能の養成所を出てから2人はひらかたパーク(ひらパー)でアルバイトをしていた[9]が、ひらパー社員から「君ら頑張ったら行けるんちゃう?」と背中を押されて松竹芸能に帰ってきた。現在でもプライベートで同園を訪れている。
- かつては若手らしからぬ風貌と声質のため、しばしばベテランと勘違いされると本人たちが語っていた[14]。第42回上方漫才大賞に出場した際には、舞台裏でオール巨人(オール阪神・巨人)に「お前らベテランやのに若手の賞レース出るな」と注意された。現在は芸風と風貌が年齢にようやく一致してきたとされる。
- コンビ揃って「モンスターハンター」が得意でハンター歴もPS2時代からやっているので長い。いろんな人の手助けをする接待モンハンを得意としている。
- YouTubeに2人がプライベートでアップしている「なすなかチャンネル」というものがあり、そこでは2人のプライベートで遊んでいる映像が見られる。映像編集は中西自らが行っている。[注 1]
- 『新婚さんいらっしゃい!』(朝日放送テレビ)へは、中西夫妻が2017年、那須夫妻(中西も出演)が2023年の、いずれも9月10日放送分に出演している。
- 2007年 第42回上方漫才大賞 優秀新人賞
- 2016年 第51回上方漫才大賞 奨励賞(ノミネート)
- 2017年 第52回上方漫才大賞 奨励賞(ノミネート)
- 2019年 第54回上方漫才大賞 奨励賞(ノミネート)[25]
年度 |
結果 |
エントリー
No. |
備考 |
2002年(第2回) |
2回戦進出 |
不明 |
|
2003年(第3回) |
準決勝進出 |
1753 |
|
2004年(第4回) |
準決勝進出 |
2597 |
|
2005年(第5回) |
準決勝進出 |
3356 |
|
2006年(第6回) |
準決勝進出 |
3903 |
|
2007年(第7回) |
準決勝進出 |
4219 |
|
2008年(第8回) |
3回戦進出 |
4466 |
|
2009年(第9回) |
3回戦進出 |
472 |
|
2010年(第10回) |
3回戦進出 |
585 |
|
2015年(第11回) |
3回戦進出 |
924 |
|
2016年(第12回) |
準々決勝進出 |
1530 |
結成15年目 |
THE MANZAI
- 2011年 THE MANZAI 1回戦進出
- 2012年 THE MANZAI 2回戦進出
- 2013年 THE MANZAI 認定漫才師
- 2014年 THE MANZAI 認定漫才師
過去の出演番組
映画
- 笑う招き猫 (漫才師・きんぴら役) 主演2人の漫才監修も務めた
- 関西ジャニーズJr.のお笑いスター誕生!
- LIVE!チクる JAPAN TOUR 2004(2004年12月22日発売)
- Live!チクる 笑いのEXPO 2005(2005年12月7日発売)
- チクる2006スペシャル 松竹芸能お笑い大集合!(2006年12月13日発売)
- いまぶーむのいーとこ〜元なすなかにし〜(2011年1月26日発売)
PSO2 アークスライブ!ワンモア!2018年2月3日放送
『お笑いスタイルLAUGH! 2005年冬号』 竹書房、2005年、96-97頁。
立ち位置が向かって左が中西、右が那須なので、旧コンビ名の「なすなかにし」では個人名が出ないテロップが出ると名前が逆になる(ますだおかだと同じパターン)。
注釈
この二項目については、GERA「なすなかにしのおじさんではございません」#58にて中西本人が「自分で記述した」と発言。