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日本のお笑いコンビ ウィキペディアから
金属バット(きんぞくバット)は、吉本興業に所属する日本のお笑いコンビ。2007年4月結成。THE SECOND 〜漫才トーナメント〜2023・2024ファイナリスト。
金属バット無問題 | ||||||||
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YouTube | ||||||||
チャンネル | ||||||||
活動期間 | 2022年 - | |||||||
ジャンル | ||||||||
登録者数 | 約22.6万人 | |||||||
総再生回数 | 約6500万回 | |||||||
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チャンネル登録者数・総再生回数は 2024年5月13日時点。 |
2006年4月、堺市立工業高等学校の同級生であった2人が共にNSC大阪校へ入学。コンビ名を決める際、金属バットの他に「超豪華中華三昧」「チェインギャング」が候補に挙がった。
デビュー後はbaseよしもと(後の5upよしもと)のオーディションライブ「baseプレステージ」や数多くのインディーズライブに出演。ワッハ上方レッスンルームには2013年に閉鎖するまで頻繁に出演し、2012年5月には初単独ライブも行った。
2009年5月2日、『マツケン・今ちゃん・オセロのGO!GO!サタ』(フジテレビ)でテレビ初出演。スタジオゲストの大東俊介の幼馴染として小林がVTRで登場し、友保と共にネタを披露した。
2013年4月、YouTubeにて自主ラジオ『金属バットのラジオバンダリー』の配信を開始。2018年9月9日に一旦終了したが、2018年12月から大阪・ポストよしもとでの公式ライブとして公開収録が復活し、以後月1回更新。その後2019年8月のポストよしもと閉館に伴い番組は再度幕を閉じた。
2016年8月、初の東京での単独ライブ「KAZOKU」を開催。
2016年10月、友保が道頓堀角座で開催されたバッファロー吾郎主催の「ダイナマイト関西2016オープントーナメント プレ予選」で優勝を果たし、なんばグランド花月で開催された予選トーナメントに出場。西田幸治(笑い飯)に初戦で敗れた。
2017年6月、西田幸治(笑い飯)の推薦で『マヨなか笑人』(読売テレビ)に出演しネタを披露[10]。
2018年4月、先述のラジオバンダリー5周年を記念した単独ライブ『大ラジオバンダリー』を開催。チケットは3分で300件の応募があり即完売。しかしこの単独ライブを始め、本来吉本ではNGとされているインディーズライブへの出演を多数行ったことのペナルティとして吉本公式の仕事が一旦全てなくなった。それと同時によしもと漫才劇場にも出入り禁止の状態となっていたが、2019年2月19日「新ネタライブ!!ハイキック寄席!!」で1年4か月ぶりに出演。以降は「さらにさらにマンゲキ」「マイネタバトル」「漫才漫才×コントコント」など毎月のユニットライブもスタートし、劇場所属ではないものの毎月定期的に出演している。
2018年9月6日から9月17日まで大阪・あべのロフトにて期間限定で初の公式グッズを販売。
2018年のM-1敗者復活戦までは共にアルバイトをしていたが(小林はファミリーマートの夜勤、友保はゲームセンターや出前バイトを経て最終的に天王寺動物園のソフトクリーム売り場)、敗者復活戦に出場した直後から一気に仕事が増えた影響で、お笑いのみでの生活が出来るようになる。
2018年12月31日、初のよしもと公式での単独ライブ「スーパージュリエッ単」を開催。
2019年4月25日、『アメトーーク!』(テレビ朝日)に初出演。番組プロデューサーの加地倫三は『佐久間宣行のオールナイトニッポン0(ZERO)』(ニッポン放送)にゲスト出演した際に注目の若手芸人として金属バットの名前を挙げ、出演オファーをした際に一度断られて更に想いが強くなったことを明かしている[11]。
2020年1月28日、前述の『ラジオバンダリー』の事実上後継番組にあたる『金属バットの声流電刹』が開始。以後毎週木曜日20時に更新。
2021年7月21日発売の『Quick Japan別冊 芸人雑誌3』の限定版で表紙を飾った。
2021年12月1日、なんばグランド花月の本公演に初出演。以降もNGKには本公演・夜公演含め定期的に出演しており、これは劇場に一度も所属してない芸人としては異例のこと。また、よしもと漫才劇場所属ではないことからこれまで同劇場の寄席公演への出演は一切なかったが、2022年2月10日に森ノ宮よしもと漫才劇場での寄席公演にゲストとして初出演。
2022年5月29日、4年ぶりかつ初のなんばグランド花月での単独ライブ「GAINYA VICTORY OVER ZAN」を開催。
2023年2月19日、初の地上波ラジオ冠番組『金属バットの社会の窓』(ABCラジオ)が放送された[12]。同年8月よりPodcastにてレギュラー化され、2024年4月1日から地上波に進出している[13]。
2023年6月11日から4週にわたって、初の地上波テレビ冠番組『ダミ声ドキュメンタリーガラガラGO』(ABC朝日放送)が放送[12]。
『M-1グランプリ』にはNSC在学中の2006年から出場。2018年大会からラストイヤーの2022年大会まで5年連続で準決勝に進出したが[14]、最終的に決勝戦に進出することはできなかった[15]。特に2021年大会の敗者復活戦ではハライチに僅かに及ばす2位に終わっている。また、2019年大会・2022年大会ではGYAO!ワイルドカード枠での準決勝進出で、過去に2回ワイルドカードに選ばれたのは金属バットが唯一である。2022年大会では準決勝直前に友保が新型コロナウイルスに感染。復帰日が準決勝当日と重なり、当日は午前中に保健所の判断を受けて復帰した上で夕方の準決勝に出場した[16]。
その一方で、M-1の予選会場で無料配布されるどん兵衛を毎年大量に持って帰る友保の姿が度々話題となり、2023年9月より「どん兵衛どろぼう」としてコンビ揃って日清食品公式のCMキャラクターに抜擢されている[17][18]。
2023年、この年から始まった芸歴16年目以上の漫才師による大会『THE SECOND 〜漫才トーナメント〜』にエントリーし、決勝大会の「グランプリファイナル」に進出。これが金属バットにとって初の全国区賞レースでの決勝大会進出となった。翌年もグランプリファイナル進出を決め、唯一の2年連続ファイナリストとなっている。
三浦マイルドは金属バットのデビュー当時から自身のライブに呼んでおり、現在も「マイルド軍団」の一員として恒例のイベントに出演している。
ヤングともデビューしてすぐにインディーズライブ「キタイ花ん」で知り合い、以降長く交流がある。なお、後述の「漫才ブーム」の前身となる「漫才やめなさいライブ」はミルクボーイ、ツートライブ、ヤング(当時は「ぷくぷく隊」)、金属バットの4組で出演していた。年齢はヤングのほうが年下だが、ヤングが2003年結成で芸歴では先輩のため嶋仲・寺田両人に敬語で接している。
かつては「キタイ花ん」のほか、「コメディスタジアム」「爆笑!ドラゴンボール亭」「毒針」など数多くのインディーズライブに出演。その頃から交流のあるDr.ハインリッヒ、デルマパンゲとは2016年以降ユニットライブ「話をする人と話を聞く人」、2017年からはミルクボーイ、デルマパンゲ、ツートライブと「漫才ブーム」を開催し、現在も継続中。
また、インディーズ時代に共演していた村橋ステム、ポピー藤原、シーチキン佐野らは現在も交流がある。
バッファロー吾郎AはYouTubeにアップされているよしもと漫才劇場お披露目公演(2014年12月)をすぐにチェックし100組近くのネタを観た中で「一番面白かったのが金属バット」とのことで、すぐさまヤナギブソン(ザ・プラン9)に「金属バットっていう若手を知ってるか?」とメールを送ったことをヤナギブソン自身が語っている[19]
同期の森田哲矢(さらば青春の光)、盛山晋太郎(見取り図)とは同郷。友保と盛山は小・中学校の同級生で、小林と盛山は幼稚園が一緒である(ただし、小林にその記憶は無い)。なお、2019年11月によしもと漫才劇場にて収録された見取り図の冠番組『ろくでなしミトリズ』(GAORA・大阪チャンネル)にさらば青春の光とともにゲスト出演、同期かつ同郷の3組の共演が実現した。
NSCでは見取り図、コマンダンテ、吉田たち、ヘンダーソンらと同期。友保は同期のボブ(元・プルートボブ)と同居中(小林も以前ボブとの同居経験がある)。
2015年以降、東京でのライブ出演増加に伴って東京芸人との交流機会も増加。馬鹿よ貴方は、ランジャタイらとはユニットライブを行ったほか、マヂカルラブリー、虹の黄昏とは2019年以降ユニットライブ「同じ匂い」を不定期で東京・ルミネtheよしもとにて開催。
里見まさと(ザ・ぼんち)も彼らを高く評価しており、「天辺へ行っててもおかしくないコンビ」「本当に力があるコンビ。僕が同じ世代だったら迷惑」と語っている[20]。ザ・ぼんちの古希記念ツアーにもゲストとして出演。
中田カウスからはルミネtheよしもとの劇場出番で初めて一緒になった際、出番後楽屋に招かれて直接「面白い」「キャラが良い」と高い評価を受けた[21]。
なんばグランド花月の新看板である中川家と海原やすよ ともこは2023年8月13日放送の『やすとも×中川家の旅はノープラン』(読売テレビ)内で『今一番気になる漫才師』として金属バットを挙げ、「昔の雰囲気がありながらもネタはちゃんとしていて面白い」「出囃子も面白い」「THE SECONDの決勝でもトップで立派にやっていた」と絶賛した[22]。
金属バットのラジオバンダリー →金曜ニュースタイム →金属バットの声流電刹 | |
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ジャンル | バラエティ番組 |
放送方式 | 録音 |
放送期間 |
ラジオバンダリー:2013年4月12日 - 2018年9月9日、12月30日 - 2019年8月22日(全289回) 金曜ニュースタイム:2018年8月19日 - 2019年2月8日(全23回・第22回と23回はバレンタイン直前合併号) 声流電刹:2020年1月28日 - |
放送時間 |
ラジオバンダリー:毎週金曜日深夜-土曜日早朝→月1回の公開収録直後または翌日 金曜ニュースタイム:毎週金曜日深夜-土曜日早朝 声流電刹:毎週木曜日 |
放送局 | YouTube |
パーソナリティ |
金属バット (小林圭輔、友保隼平) |
公式サイト | 公式サイト |
『金属バットのラジオバンダリー』(きんぞくバットのラジオバンダリー)は、金属バットがパーソナリティを務め、YouTubeにて配信されていたラジオ番組。2018年12月以降は月1回、大阪・ポストよしもとでの公開収録の模様がアップロードされていたが、2019年8月末にポストよしもとが閉館されて以降更新はストップ状態。その後、動画は全て削除され全289回が聴けない状態となっている。
2020年1月28日、新たなYouTubeチャンネルを開設し新番組『金属バットの声流電刹』(きんぞくバットのせいりゅうでんせつ)がスタート。毎週木曜日更新のラジオ番組ではあるが、今回からは動画付きでの配信となっている。サムネイルの挿絵はラジオバンダリーと同様に小林が担当。
当時全く仕事のなかった2人が「お互い全く会わないのをどうにかしよう」という理由で、2013年4月からスタート。当初は30分放送だったが、届いたメールを全て読むシステムだったため徐々にメール数が増えるにつれて時間が拡大。それにより2時間を越える放送回がしたため、第166回にて「来週から30分放送」と宣言し第167回は30分放送で行われた。しかし第168回からは小林がランダムでメールを選び紹介するシステムで1時間放送となった。
2018年9月まで収録は基本的に小林の自宅(バンダリースタジオ)で行われ、月1回ライヴ喫茶亀にて公開収録を開催。
2018年9月9日、あべのロフトで行われた金属バット公式グッズ即売会「金属バットのスーパー大B反市」内で公開収録を開催、この回(第281回)が最終回となり番組は5年5か月の歴史に幕を閉じた。
2018年12月30日、吉本公式のライブとして大阪・ポストよしもとにて公開収録が復活。翌日、3か月のブランクを経て第282回が公開され、その後は月1回の公開収録をポストよしもとが閉館する2019年8月まで実施。
2020年1月28日配信分の第0回にてタイトルと配信曜日を決定。レギュラー番組「金属バットもういっちょ」が毎週土曜日に配信されているのを考慮し木曜日更新とした。
ラジオバンダリー時代は小林の自宅での収録だったが、「声流電刹」は開始当初、基本的に東京での仕事のために宿泊しているホテルにて収録。その後第11回より、新型コロナウイルス感染拡大による社会情勢を考慮しそれぞれの自宅からのリモート収録となった。自粛明け以降は再び対面での収録となったが、スケジュールの都合で出番前の楽屋、もしくは吉本本館の会議室などでの収録に。
第53回(2021年1月28日配信分)をもって諸事情のため一旦休止、その後3か月の充電期間を経て再開。また第61回(2021年6月24日配信分)からは小林が描いたサムネイルの挿絵の制作過程が見れるようになるといった工夫がされている。
2020年までは結成年がNSC入学のタイミングである「2006年4月」とされていたが、「NSC在学期間中は芸歴に含めない」というM-1内のルールに基づき、2021年エントリーのタイミングで「2007年4月」に修正された。
年 | 結果 | エントリーNo. | 備考 |
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2006年 | 1回戦敗退[23] | 695 | NSC時代 |
2007年 | 1回戦敗退[24] | ||
2008年 | 2回戦敗退[25] | ||
2009年 | 2回戦敗退[26] | ||
2010年 | 3回戦敗退[27] | 2543 | |
2015年 | 準々決勝敗退[15] | 1835[15] | |
2016年 | 準々決勝敗退[15] | 2253[15] | |
2017年 | 準々決勝敗退[15] | 3256[15] | |
2018年 | 準決勝敗退[15] | 3072[15] | 予選21位、敗者復活戦8位 |
2019年 | 準決勝敗退[15] | 3452[15] | GYAO!ワイルドカード枠 |
2020年 | 準決勝敗退[15] | 3478[15] | 敗者復活戦7位 |
2021年 | 準決勝敗退[15] | 2460[15] | 敗者復活戦2位 |
2022年 | 準決勝敗退[15] | 3104[15] | ラストイヤー、GYAO!ワイルドカード枠 |
年 | 結果 |
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2023年 | グランプリファイナル ベスト8 |
2024年 | グランプリファイナル ベスト4 |
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