5upよしもと
かつて大阪府大阪市中央区にあった吉本興業の劇場 ウィキペディアから
かつて大阪府大阪市中央区にあった吉本興業の劇場 ウィキペディアから
5upよしもと(ファイブアップよしもと)は、大阪府大阪市中央区難波千日前にあったお笑い専門の劇場。2011年1月1日に開館、2014年11月24日を以て閉館された。なんばグランド花月の向かい、YES-NAMBAビル[注釈 1]の5階にあった。
2010年12月3日に閉館したbaseよしもと(現NMB48劇場)を引き継ぐ若手お笑い芸人の拠点として、2011年1月1日に大阪府から吉本興業に返還された大阪府立上方演芸資料館(ワッハ上方)内のワッハホールを改装し開業。座席数は最大313(A列からO列の15列×21席 A列のみ19席)。
劇場名の「5up」とは旧baseよしもとのあった地下階から現在の5階に上がったこと、若手芸人の飛躍の場となる期待をこめて命名された。
過去には、『銀シャリの5upベイベー』(GAORA)、『わっしょい!5up』(ABCテレビ)[注釈 2]、『ソガのプワジ』(毎日放送)[注釈 3]、『熱血!人情派コメディ しゃかりき駐在さん』(ABCテレビ)[注釈 4]の収録が行われていた。
また、当劇場を本拠とする若手芸人がパーソナリティを務めるラジオ番組『5upよしもと ガチモリ』がラジオ大阪で放送されていた。
劇場所属ではない芸人のイベントも催しており、また東京所属芸人による全国ツアーの大阪会場として使用されることが多かった(COWCOW、佐久間一行など)。
2014年11月24日に行われたイベントを最後に閉館し、12月1日より上方漫才協会発足に伴い「よしもと漫才劇場」と改名してリニューアルオープンした[1]。
公演プログラムは若手中心である点に変わりはないが漫才を中心に据えたプログラムとなり、「よしもと漫才ライブ」「極LIVE」は若手以外にベテラン・中堅の漫才コンビも2~3組程度出演する点が「5up」時代と異なる。
前身のbaseよしもとと同様なピラミッド形のシステムを採っていた。
2012年12月31日に大阪市中央体育館で開催された「THE FINAL COUNTDOWN LIVE bye 5upよしもと〜前代未聞!!1万人への手渡しチケットLIVE〜」を以て、芸歴10年以上(大阪NSC25期以上〔扱い含む〕)のメンバーが卒業した[注釈 5]。新システムへのリニューアルに向けて、2013年1月1日から2月28日までを移行期間とし、卒業組によるソロイベントなどを開催した[2]。2013年1月7日からの「5upチャンピオンシップ」で「煌〜kirameki〜TOP」3組、「煌〜kirameki〜Member」15組、「煌〜kirameki〜Jr.」30組を決定し、2013年3月1日からは「煌〜kirameki〜West」として新たなピラミッド形のシステムを採っている。観客と審査員による投票の累計ポイントのランキングによって、MemberとJr.は3ヶ月に1回、Jr.とAuditionは1ヶ月ごとに入れ替え戦が実施されていた[3]。このシステムは、ヨシモト∞ホール出演芸人による「彩〜irodori〜East」と共通で、定期的に東西交流戦などが行われていた[4]。また、「煌〜kirameki〜TOP」3組→2組と「煌〜kirameki〜Member」上位4組→5組による「キラメン7」がメディア出演やイベントを通して劇場をPRして盛り立てていた。
2014年2月28日を以て、大阪NSC26〜28期(扱い含む)の59組が卒業した[5]。このうち46組が同年2月に卒業公演を実施。同年3月からは吉田たちとプリマ旦那を新たな「煌〜kirameki〜TOP」に据えた新体制となる。さらに、平成26年度 NHK新人お笑い大賞を受賞したアイロンヘッドが11月公演より「煌〜kirameki〜TOP」に昇格した[6]。
太字は東京進出
他多数。
Seamless Wikipedia browsing. On steroids.
Every time you click a link to Wikipedia, Wiktionary or Wikiquote in your browser's search results, it will show the modern Wikiwand interface.
Wikiwand extension is a five stars, simple, with minimum permission required to keep your browsing private, safe and transparent.