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日清食品ホールディングス傘下の日本の食品加工会社 ウィキペディアから
日清食品株式会社(にっしんしょくひん、英: NISSIN FOOD PRODUCTS CO., LTD.)は、東京都新宿区と大阪府大阪市淀川区に本社(登記上の本店は大阪市淀川区)を置くインスタントラーメンを中心とした食品加工会社。日清食品ホールディングス(持株会社)の子会社である。
東京本社 大阪本社 | |
種類 | 株式会社 |
---|---|
略称 |
日清食品 日清食 日清 nissin |
本社所在地 |
日本 東京本社 〒160-8524 東京都新宿区新宿6-28-1 大阪本社 〒532-8524 大阪市淀川区西中島4-1-1 |
本店所在地 |
〒532-8524 大阪市淀川区西中島4-1-1 |
設立 |
2008年(平成20年)10月1日 (創業は1948年〈昭和23年〉9月4日) |
業種 | 食料品 |
法人番号 | 7120001133929 |
事業内容 |
即席袋めん、スナックめんを主とするインスタント食品の製造および販売 その他食品事業など |
代表者 | 代表取締役社長 安藤徳隆 |
資本金 | 50億円(2022年3月31日現在)[1] |
売上高 |
2047億1000万円 (2022年3月期)[1] |
営業利益 |
234億1800万円 (2022年3月期)[1] |
経常利益 |
264億8700万円 (2022年3月期)[1] |
純利益 |
197億5400万円 (2022年3月期)[1] |
純資産 |
1424億7500万円 (2022年3月31日現在)[1] |
総資産 |
2104億9700万円 (2022年3月31日現在)[1] |
決算期 | 3月31日 |
主要株主 | 日清食品ホールディングス 100% |
主要子会社 | 関連会社参照 |
関係する人物 | 安藤百福(創業者) |
外部リンク |
www |
特記事項:旧・日清食品株式会社(1948年9月4日設立)は持株会社制移行により2008年10月1日に日清食品ホールディングス株式会社に改組。同日に新会社として設立された。 |
1948年9月4日に「中交総社」として設立され、1958年「日清食品」として引き継がれた。創業者の安藤百福によって、大阪府池田市の自宅の小屋でインスタントラーメンの草分けのひとつである「チキンラーメン」が開発された。
「日々清らかに豊かな味をつくる」という創業者である安藤百福の言葉が社名の由来となっている。尚、「日清」と名乗る企業のうち日清製粉グループ、日清オイリオグループ、日清医療食品、日清紡ホールディングスとは設立経緯・資本・人材含め無関係である。
2008年10月1日に持株会社体制に移行し、(初代)日清食品株式会社は日清食品ホールディングス株式会社に商号変更した。現在の日清食品株式会社は同社傘下のドライ商品事業会社として、持株会社化と共に会社分割方式で設立された。
日清食品では以下の4冊を発行している。
営業拠点については日清食品HPの会社情報を参照。
業態 | 工場名 | 記号 | 所在地 |
---|---|---|---|
自社工場 | 関東工場 | A | 茨城県取手市清水667 |
静岡工場 | F | 静岡県焼津市相川17-2 | |
滋賀工場 | O | 滋賀県栗東市下鈎140-1 | |
関西工場 | S | 滋賀県栗東市下鈎21-1 | |
下関工場 | B | 山口県下関市小月小島1-1-12 | |
グループ 工場 |
札幌日清食品株式会社[注 3] | D | 北海道千歳市上長都1042 |
札幌日清株式会社[注 4] | T | ||
東日本明星株式会社 埼玉工場 (明星食品グループ) | R | 埼玉県比企郡嵐山町川島2360 | |
東日本明星株式会社 神戸工場[注 5] | H | 神戸市東灘区深江浜町34-2 | |
西日本明星株式会社 神戸工場[注 6] | W | ||
協力工場 | ラミーパスタ工業株式会社 | P | 群馬県渋川市中村1166 |
鳥取缶詰株式会社 | V | 鳥取県境港市渡町1460 | |
株式会社クレバー | CL | 大阪府八尾市竹渕2-95 | |
レンジ商品のブランド名は日清Chin(ニッチン)。
「ごんぶと」「どん兵衛」などの一部商品では、「東日本向け」「西日本向け」などの地方向けバージョンが存在し、パッケージやふたに「W」「E」など判別用の記載があり、見分けることが可能。どん兵衛のバージョンについては「どん兵衛#つゆや具材の相違点」を参照。
など
など
一時期、スナック菓子を製造販売していたことがある。菓子部門は現在日清シスコが請け負っている。
など
宇宙食開発の取り組みは、創業者・安藤百福の「人間はどこに行っても、どんな環境でも食べなければならない。宇宙に行っても同じ。」という思いから始まった。
2005年7月下旬に打ち上げられたスペースシャトル「ディスカバリー」を使用したミッション(STSー114)に、世界初の宇宙食ラーメン「スペース・ラム(Space Ram)」が搭載された。宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同で開発したもので、宇宙船内という特殊な環境下でもラーメンが楽しめるという画期的なものである。
特徴は以下の通り。
2005年11月2日より放映された、カップヌードルの「NO BORDER」シリーズCFの第7作目「宇宙篇」では、宇宙飛行士が空中に浮遊する塊状麺を食べるシーンがあるが、これは実際に国際宇宙ステーション(ISS)内のロシア居住モジュールで撮影されたものである[14]。
このCF撮影は、JAXAやロシア連邦宇宙庁などの全面協力のもと、約2年間の準備期間を経て実現した。2005年10月1日に打ち上げられたソユーズロケットに撮影機材や特製カップヌードルが搭載され、ISSへ送られた。
実際の撮影に当たっては、地上の管制センターとISSの間で連続最長10分の交信が可能な「リアルタイム・ダウンリンク」を使用して撮影の指示を出す等、一企業のCF撮影としては破格の国際協力が行われた。
この撮影に使われたカップヌードルは、上記の「スペース・ラム」をベースに、CF撮影用としてカップヌードルのロゴなどをパックに印刷した特製のもので、ソユーズへの搭載およびISSへの持ち込み許可などの厳しい基準をクリアしたものである。
2010年3月には、最新鋭の宇宙食として、世界初の宇宙食ちらし寿司「スペース・チラシ」、宇宙食豚しゃぶ「スペース・ブタシャブ」、端午の節句用の宇宙食柏餅「スペース・カシワ」を開発。これもスペース・ラム同様、野口宇宙飛行士のリクエストに応じて開発し、JAXAに提供され、ISSに運び込まれている。なお、これらの宇宙食は2010年3月27日より東京・大阪で行われているイベントにも展示された[15]。
2010年7月に「ラ王」を8月で生産終了することを発表し「ラ王追湯式典」と題したイベントを大々的に展開したのち、8月2日に生産終了後、1か月もたたないうちに新「ラ王」を発売したが、その展開と同名新商品に関する情報が公表されないまま旧商品生産終了後の直近時期に新発売された手法には、多くの消費者などから批判も相次いだ[17]。
さらに同年9月8日には、新「ラ王」の山頂で男性タレントが新「ラ王」を食べる所作をしているテレビCMが、その撮影において一般登山者の登頂を妨害して撮影したことが露見したため、このCMの放映自粛を決定した(後述)。
2010年(平成22年)9月9日から放送予定だった、日清ラ王のテレビCM(照英出演)撮影が槍ヶ岳山頂で行なわれた際、トラブル発生の為、険しい山道で多数の登山客らを足止めしたと報道された[18][19]。また、撮影はヘリコプターを使用。撮影に際して、環境省中部地方環境事務所松本自然環境事務所から広告代理店の電通と、製作会社の葵プロモーション(現・AOI Pro.)は、登山者に迷惑をかけないことと、周辺環境へ配慮し、ヘリコプターを飛ばさないことを事前に求められていたが、これを日清食品に対し伝えていなかった。
当問題発覚後、環境省の松本自然環境事務所は3社に報告を要求、「非常に遺憾」とする文書を出し、現地の国有林を管理する中部森林管理局中信森林管理署も9月に3社を指導、謝罪文提出を求めた[20]。これにより当CMの放送自粛と新たな内容への変更が発表された[21]。
2016年4月、矢口真里を起用したカップヌードル リッチのCMを放送。矢口真里の不倫をネタにしたものであり、非難が殺到し放映が中止となり、同社はお詫びを行った[23]。
2019年1月にネット上に公開された「新テニスの王子様」とコラボし、所属する錦織圭と大坂なおみが描かれたカップヌードルのアニメCMで、内外から大坂の描写についてホワイトウォッシュではないかとの声が上がり、公開中止とお詫びがされた[24]。
2024年8月22日、日清食品が小売業者に対し、カップヌードルなどの店頭での販売価格を全国一律で同額に引き上げることを強要したのは独占禁止法違反(再販売価格の拘束)の恐れがあるとして、公正取引委員会は同社に対し警告を行った[25][26][27]。
日本生活協同組合連合会との共同開発により「鶏ガララーメン」「コープの焼そば」「コープヌードル」および「コープのラーメン屋さん」シリーズを製造、全国各地の生協へ供給している[34]。
原材料価格の高騰を理由に2008年1月、17年ぶりにカップめんや袋めんを値上げした(カップ麺1つ当たり数十円)。一方2009年4月より輸入小麦政府引き渡し価格が値下げする際、中川晋社長は「既存商品の付加価値向上」や「麺増量の新商品投入」で『小麦の値下がりを消費者に還元する』として、既存商品の値下げは見送る方針を表明し下記の理由を挙げた[35]。
現在。本社HPのCM | 日清食品グループでも視聴可能。ただし、出演契約中であっても現在放送されていない場合もある。
製品別に列挙。
☆は「スープの達人」にも出演
※は北海道地区のみ「道産子」のCMにも出演
☆は「がんそば」のCMにも出演
※すでに終売となっている製品も含む。
太字で記載しているものは一社提供番組(冠スポンサー番組含む)。
ここに列挙している番組は代表的なもの。このほか深夜番組や、不定期特別番組(スポーツ中継など)の提供をしていることが多い。 ★印は字幕付き。
ほか多数
★は番組自体現在も継続中。
他多数
太字は冠大会。
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