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『全国こども電話相談室・リアル!』(ぜんこくこどもでんわそうだんしつリアル)は、2008年10月5日から2015年3月29日までTBSプロネックスが制作し[2]、TBSラジオなどJRN各局で毎週日曜日の朝に放送されていたラジオ番組である。通称・略称は「こども電話リアル」「こども相談室リアル」「こどもリアル」。
2008年10月、44年3か月間に渡る長寿番組として放送された『全国こども電話相談室』をリニューアルする形でスタートした[3]。前番組では科学や雑学などについての素朴な疑問に答えていたのに対し、『リアル!』は、恋愛やいじめといった子どもたちの現実的=リアルな悩みに、パーソナリティの山本シュウとプロのこどもたち=リアル・フレンズらが真剣に話し合いながら答えていくという、人生相談を軸とした内容であった。
前身番組は長らく生放送であったが、当番組は収録放送であった[4]。
「お悩みドキュメント」の副題があるように一度取り上げた悩みを長期に渡って取り上げるのが特徴で、山本はリスナーのことを、親戚のように普段そばに居ないが悩みには親身に向き合い、答える存在と位置づけ「We are シンセキ」と呼んでいた[5](当番組に限らず、山本が教育関係の仕事では常に呼びかけているスタンスでもある)。
なお、題に「電話」と付いてはいるが、原則収録放送となった関係上、相談の受付ははがきや電子メールがメインであり、電話では留守番電話のみとなっていた(電話窓口での受付は廃止)。相談は匿名でも構わないとしていた。また、相談できるリスナーの上限学年も中学3年生までから高校生までに引き上げられた。
開始当初は、いじめや家庭内暴力など深刻な悩みを取り上げることが多かったが、2009年6月からは内容をソフト路線に転換。家族の悩みから勉強での悩み、さらには将来の希望における悩みまで、幅広く取り上げていた。
番組開始時からTBS RADIO podcasting954によるポッドキャストが配信されていた[6]。
2009年2月8日の放送は特別番組『第14期 環境キャンペーン・食べるって何だ?〜福岡伸一教授と考える これからの「食」』放送のため裏送りされた。「民放ラジオ101社統一キャンペーン」の一環として、2009年3月1日の放送では東京都江東区立東川小学校での、2010年3月7日の放送では東京都杉並区立四宮小学校での公開収録の模様が放送された[7][8]。
ネット局でのCMフィラーは絢香の「Jewelry day」のカラオケ。
2015年3月29日をもって放送を終了し、前身番組『全国こども電話相談室』からの50年の歴史に幕を降ろすこととなったが[9][4]、放送終了後から2年8ヶ月後に復活版であるラジオスターがお悩みに回答! 10代限定相談室として当番組のスタッフとラジオ第1で平日の午後ベルト枠で放送中のごごラジ!スタッフ総動員で2017年11月23日から27日にかけてNHKラジオ第1と民放ラジオ101社にて放送されることが決定した。
番組開始当初は4人ずつの2チーム編成で、お互いのチームが週替わりで出演していた。
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