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日本のバラエティ番組 (1994-) ウィキペディアから
『ぐるぐるナインティナイン』は、日本テレビ系列で1994年(平成6年)4月10日から放送されているバラエティ番組であり、ナインティナインの冠番組。正式タイトルは『ぐるぐるナインティナイン Hi-Tension TV』(ぐるぐるナインティナイン ハイ・テンション・ティーブイ)。通称「ぐるナイ」。
テレビ番組・中継内での各種情報(終了した番組・中継を含みます)は、DVDやBlu-rayなどでの販売や公式なネット配信、または信頼できる紙媒体またはウェブ媒体が紹介するまで、出典として用いないで下さい。 |
ぐるぐるナインティナイン Hi-Tension TV | |
---|---|
ジャンル | バラエティ番組 |
企画 | 伊藤慎一(P兼務) |
構成 |
桜井慎一、堀江利幸 小野高義、山谷隆 桝本壮志、成瀬正人 他 |
総監督 | 三浦伸介(総合演出) |
出演者 |
ナインティナイン (岡村隆史・矢部浩之) ほか |
製作 | |
チーフ・プロデューサー | 藤森和彦 |
プロデューサー |
伊藤慎一(企画兼務) 合田伊知郎、戸倉百合子 |
製作 | 日本テレビ |
放送 | |
音声形式 | ステレオ放送 |
放送国・地域 | 日本 |
公式サイト | |
関東ローカル時代 | |
放送期間 | 1994年4月10日 - 1997年3月30日 |
放送時間 | 日曜日 16:55 - 17:15 →16:55 - 17:25 |
放送分 | 20→30分 |
ゴールデン・全国ネット以降 (1997年4月から2009年3月まで) | |
放送期間 | 1997年4月11日 - 2009年3月20日 |
放送時間 | 金曜日 19:00 - 20:00 →19:00 - 19:58 →19:00 - 20:00 |
放送分 | 60→58→60分 |
回数 | 444 |
(2009年4月から) | |
放送期間 | 2009年4月9日 - |
放送時間 | 木曜日 19:58 - 20:54 →19:56 - 20:54 →20:00 - 21:00 |
放送分 | 56→58→60分 |
特記事項: 本文中の放送時間はすべて日本標準時(JST)。また特記のない限り、放送時間・放送期間は日本テレビ(制作局、関東広域圏)でのそれに準拠するものとする。 放送回数はゴールデンタイム進出後の1997年4月から。 |
かつてナインティナインが所属・出演していた番組『吉本印天然素材』の後番組として、1994年4月10日にスタートしたナインティナインの冠番組である。同じくナインティナインが出演していた『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系列)とは異なり、原則としてコンビで行動する。
2023年9月まではナインティナインにとっては2018年3月の『めちゃイケ』終了後、唯一のコンビでのテレビレギュラー番組でもあった[注 1]。
期間 | 放送時間(JST) | 備考 | |
---|---|---|---|
1994.04.10 | 1996.03.31 | 日曜日 16:55 - 17:15(20分) | |
1996.04.07 | 1997.03.30 | 日曜日 16:55 - 17:25(30分) | ここまでは原則関東ローカルであるが、深夜に放送していた地域あり。 |
1997.04.11 | 1999.03.26 | 金曜日 19:00 - 20:00(60分) | ここからは全国ネット・ゴールデンタイム期 |
1999.04.09 | 2002.03.22 | 金曜日 19:00 - 19:58(58分) | ウッチャンナンチャンのウリナリ!!の放送時間拡大に伴う。 |
2002.04.05 | 2009.03.20 | 金曜日 19:00 - 20:00(60分) | ウッチャンナンチャンのウリナリ!!の終了に伴う。 |
2009.04.09 | 2009.09.10 | 木曜日 19:58 - 20:54(56分) | サプライズの開始に伴う。 |
2009.10.08 | 2022.03.24 | 木曜日 19:56 - 20:54(58分) | SUPER SURPRISEの放送時間縮小に伴う。 |
2022.04.07 | 現在 | 木曜日 20:00 - 21:00(60分) | フライングスタートの終了に伴う。 |
番組開始当初、食べ物を粗末にする場面が放送されることが多く視聴者からのクレームが相次いで低俗番組と批判されていたが、この傾向はゴールデンタイム移転前まで続いた。
関東ローカル期では銀座7丁目劇場からの公開収録とロケ企画がメインであった。1996年4月の放送時間変更時には17時20分に『笑点』ならぬ「小点」としてオープニング部分のパロディを放送した(矢部が矢部亭えんらく(5代目三遊亭圓楽)、岡村が観客のオバちゃんに扮した。日本テレビ第3下見室での収録)。
基本的に関東ローカルではあったが、テレビ新潟や西日本放送など一部地域では同時ネット放送が行われていた地域もあった。また、一部地域に番組販売ネットも行われていた。札幌テレビでは月曜日の24:45から8日遅れで、独立放送局のKBS京都でも放送されていた。
その後、1997年からは金曜19時台に移動し、それと同時にステレオ放送に移行した。
ゴールデン移動後、しばらくは夕方時代の人気企画が放送されていたが2年目の秋より「グルメチキンレース・ゴチになります!」が始まってからは、番組の視聴率も上昇していった。ゴールデン初期の提供読みは岡村のナレーションが用いられた。ただし移動当初は巨人戦の中継、木曜移転後は特別番組(単発のほか、同時間帯のレギュラー番組の拡大版)が編成され休止となり、時期によっては放送が月一回程度になる[注 2]。 2001年から2005年には当番組の企画として年越し特別番組も放送された(当番組のタイトルの表記はなし)。2008年からは年明けの特別番組として「おもしろ荘」のスペシャル版を放送しており、小島よしおやオードリー、ブルゾンちえみといった人気タレントを輩出している。
放送時間変更(下記)を経て、現在は「ゴチになります!」など、対決・ゲーム企画をメインに放送している[注 3]。
2009年4月6日より、平日19時台が1時間枠の生放送バラエティ番組『サプライズ』の切り替えにより、本番組も同年4月9日より木曜20時台(19:58 - 20:54、放送時間は4分短縮)へ移転することが併せて発表された。この件に関しては同年3月6日の放送で正式に放送時間変更の予告が放送されている。なお、月曜19時台と遅れネットではあるがテレビ大分で初めて本番組がゴールデン枠で放送されるようになる一方で[注 4]、これまで同時ネットだったテレビ宮崎では土曜15:30 - 16:30に放送時間を移動している(16日遅れ)。
本番組の放送時間の移動に伴い、当時「ゴチになります!」に出演していた船越英一郎がテレビ朝日系『木曜ミステリー』の出演を優先するため同年4月9日の放送を最後に「ゴチ」の出演を休止し、同年末(ゴチ10最終戦の出演時)に準会員となる形でレギュラーから離脱した。なお、翌2010年は岡村が病気療養中だったときに船越が岡村の代理として2度出演している。
なお、枠移行後の視聴率も同時間帯1位となることが多く、「ゴチになります!」放送時には15%以上を推移するなど、金曜19時台同様に好調である。特にスペシャル放送では20%を超えることがあり、2011年12月29日と2012年1月5日の放送では年を跨いで2週連続で20%超えを記録した。
2009年10月より『SUPER SURPRISE』の放送時間が2分短縮されるのに伴い本番組の放送時間が2分拡大され、毎週木曜日19:56 - 20:54に放送時間が変更された。これにより『SUPER SURPRISE』→『1900』(2010年4月から)との接続はステブレレスで行うこととなった(木曜20時台の番組のステブレレス開始は特番時を除いて史上初)。
2022年4月改編で『マジカル頭脳パワー!!』以来フライングスタートを廃止し20:00開始に変更。20:00開始は単発特別番組枠『木曜スペシャル』の1973年4月 - 9月放送分(20:00 - 20:55)[注 5]以来48年半ぶりで、レギュラー放送の番組ではこれも史上初である。また、変更と同時に19:54 - 20:00枠で「まもなくぐるナイ」が開始。日本テレビと一部のネット局で、本編の6分前から放送されるミニ番組。電子番組表(EPG)も分割されている。全国ネットではなくローカルセールス枠のため通常時同時ネットする局でも都合により臨時に非ネットの場合がある。
2023年8月31日は当初、放送予定だったが[1]、FIBAバスケットボールワールドカップ2023 順位決定戦『日本×フィンランド』の中継に伴い放送延期となった。
2024年12月31日には「ゴチになります!」をメイン企画に据えた年越しスペシャルが放送された[2]。
発言テロップの色は、岡村は赤色■、矢部は青色■。文字放送の字幕の色は、岡村の声は黄色■、矢部は水色■。
夕方時代より「相方を愛してるのはどっちだ!対決」(のちの企画「クイズぬいぐるみの中からこんにちは!」の原型)など司会・進行を多く担当。「ゴチになります!」では実況・司会・進行と3役を務める。
以下「ゴチメンバー」と表記する。
パート26のゴチメンバー
2024年度。名前右の色名や四角はイメージカラーである。
※記号は加入前あるいは降板後にVIPチャレンジャーとして参戦しているメンバー。
過去のゴチメンバー
上記メンバーの内、船越・セイン・二階堂・大杉はクビとは別の理由[注 16]で離脱している。また、※印はVIPチャレンジャーとしても参戦したことのあるメンバーである(ナインティナインの2人を除く)。
過去のゴチメンバー以外のレギュラー出演者
1998年10月23日放送分からスタート。番組最長企画シリーズでもある。
2007年5月25日放送分からスタート。架空のアパート「おもしろ荘」を舞台に、住人という設定の若手お笑い芸人が芸を披露する。
2010年以降、「ゴチになります!」や他のコーナーが定着したためにレギュラー放送でのオンエアはなくなり、年明け直後の新春特別番組として年に1回放送。2015年から一時期は「おもしろ荘ゴールデン」としてレギュラー放送でも不定期で放送された。
出演者の中には、喫茶ムーンやマードック、竹田こもちこんぶなどテレビ初出演という芸人も少なくない[3]。
このコーナーで特集した小島よしおがブームとなり、初回から連続出場し、以後、その他のコーナーにも小島が登場。さらにジョイマン、オードリーが回を重ねるごとに話題になり、両組は2008年後半にブレークを果たし、ぐるナイ本編の企画にも参加している。
2012年以降は優勝が決定されるようになったことで賞レース的側面も見せるようになり、優勝したおかずクラブ、ブルゾンちえみ、ぺこぱなどがブレイクした[4]。また、優勝者以外にもひょっこりはん、宮下草薙、ぱーてぃーちゃんなどが優勝者以上のブレイクに至った例も多く[5]、若手芸人の登竜門と評されることもある[6]。
注目を集めた出演者が日テレを中心に多く起用されることが多く、ブルゾンちえみ・ゆめちゃん・やす子はゴチになります!のコーナーレギュラーに起用された。
このコーナーの拡大版となるスピンオフ番組が2008年から年明け直後のスペシャル番組として放送されている(2011年元日の放送は前年11月まで岡村が長期休養していたこともあり、放送スケジュールの見通しが立たなかったため休止となった)。
放送日 | 放送時間 | 備考 |
---|---|---|
2008年1月1日 (2007年12月31日深夜) | 0:20 - 2:30 | 26時間ちょっとテレビ内で生放送 |
2009年1月1日 (2008年12月31日深夜) | 0:20 - 2:15 | 生放送 |
2010年1月1日 (2009年12月31日深夜) | 0:30 - 2:30 | 2009年以降は収録 |
2012年1月1日 (2011年12月31日深夜) | ||
2013年1月1日 (2012年12月31日深夜) | ||
2014年1月1日 (2013年12月31日深夜) | ||
2015年1月1日 (2014年12月31日深夜) | ||
2016年1月1日 (2015年12月31日深夜) | 0:30 - 2:00 | |
2017年1月1日 (2016年12月31日深夜) | ||
2018年1月1日 (2017年12月31日深夜) | ||
2019年1月1日 (2018年12月31日深夜) | ||
2020年1月1日 (2019年12月31日深夜) | ||
2021年1月1日 (2020年12月31日深夜) | ||
2022年1月1日 (2021年12月31日深夜) | ||
2023年1月1日 (2022年12月31日深夜) | ||
2023年12月31日 - 2024年1月1日 | 23:45 - 2:00 | 笑って年越し!THE笑晦日内で放送 |
2024年12月31日 - 2025年1月1日 |
2021年2月18日放送分からスタート。様々な漫画・アニメ・ゲーム作品のキャラクターのコスプレをしている有名人を当てるクイズ企画。ゲストとなる解答者は全員で相談して1つの答えを出すが、間違えると全員にガスが噴射される。若手芸人のコスプレをした矢部とアニメキャラのコスプレをした日テレ女性アナウンサーが司会。いろんなキャラのコスプレをする岡村はコスプレをしている有名人の部屋でリポートやヒントを出す。コスプレ担当回数1位は安村直樹アナ。武田真治や研ナオコも複数回参加しているものの、顔立ちや体格が個性的なせいかすぐバレてしまうのがお約束。
なお、開始当初から高い正解率を誇る滝沢カレンは途中から「最強解答者」として個人で別室で解答を行うが、2024年2月15日放送回からは正解率の低下から「1回の放送で正解1問以下の場合クビ」というルールが追加され、2024年10月31日放送回で5問中1問正解の結果によりコーナークビとなった。
2022年12月29日と、2023年12月28日と、2024年12月26日の4時間30分スペシャル[注 18]は「ダレダレコスプレ紅白歌合戦」として放送された。男女に分かれ、コスプレをしながら歌い、観客による採点の合計で競うが、誰がコスプレしているかがバレたら減点となる。
「食の鉄人」と呼ばれる実績ある料理人と岡村・長谷川雅紀(錦鯉)・酒井貴士(ザ・マミィ)の3人による料理に関して特に実績や期待はない凡人シェフ軍団が料理で対決する。ただし、凡人シェフ軍団には60分の制限時間があるのに対し、「食の鉄人」には10分しか与えられないハンデマッチとなっている。矢部と羽鳥は進行兼パネラーとして出演し、ゲストパネラーも出演する。なお、このコーナーで長谷川はデザートにこだわり、酒井はめちゃくちゃおかしい事をするため、岡村が混乱して大揉めするのが恒例である。
全世界の上位2%のIQを持つ人だけが入れる国際グループ・MENSAの会員である宇治原史規(ロザン)、藤本淳史、現役東大生のkokoroと岡村・長谷川・酒井の3人による「ダメンサ軍団」による対決。ひらめきが必要となる問題に挑戦するが、ダメンサ軍団にはメンサ軍団よりも先に10分間考えることができるハンデを与えられて対決をする。料理時間ハンデマッチと同じく、矢部と羽鳥は進行として出演する。
以下、クイズ解答者。 “ベスト・オブ・おバカ様”に輝いたクイズ参加者は、太字で表記。ベスト・オブ・おバカ様に輝いた参加者は全員2回ずつ選出されている。
『ぐるぐるナインティナイン 芸能界隠密奉行所スペシャル!!2時間半こりゃまた失敬します』
『ぐるぐるナインティナイン 芸能界隠密春の宴スペシャル!!2時間半岡村と矢部が幹事です』
『ぐるぐるナインティナイン 正月はナイスコンビスペシャル!!』
2001年から2005年に渡り、ぐるぐるナインティナインの企画として年越しカウントダウン番組が行われており、ぐるナイにおいてもこの特別番組に向けての修行が放送された。
2001年の大晦日には翌年の平和を願い、年明けの数分後に岡村が自ら炎に突っ込む儀式を行う「ナイナイの皆さーんご一緒にバカヤロースッキリ年越しスペシャル!!」を23:00から年明け後の0:53にかけて放送している。この儀式は2004年が最後とされていたが、岡村は続行を希望し結局2005年の年越しも放送されることになった。2006年以降は『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』の『笑ってはいけないシリーズ』を放送することになったので、2006年に岡村は『第57回NHK紅白歌合戦』にサプライズ出演した。また、年越しではないが2008年以降の年明けは「おもしろ荘へいらっしゃい!」のコーナーのスピンオフ拡大版が放送されている。
放送対象地域 | 放送局 | 系列 | 放送日時 | ネット状況 |
---|---|---|---|---|
関東広域圏 | 日本テレビ(NTV) | 日本テレビ系列 | 木曜 20:00 - 21:00 | 制作局 |
北海道 | 札幌テレビ(STV) | 同時ネット | ||
青森県 | 青森放送(RAB) | |||
岩手県 | テレビ岩手(TVI) | |||
宮城県 | ミヤギテレビ(MMT) | |||
秋田県 | 秋田放送(ABS) | |||
山形県 | 山形放送(YBC) | |||
福島県 | 福島中央テレビ(FCT) | |||
山梨県 | 山梨放送(YBS) | |||
新潟県 | テレビ新潟(TeNY) | |||
長野県 | テレビ信州(TSB) | |||
静岡県 | 静岡第一テレビ(SDT) | |||
富山県 | 北日本放送(KNB) | |||
石川県 | テレビ金沢(KTK) | |||
福井県 | 福井放送(FBC)[注 20] | |||
中京広域圏 | 中京テレビ(CTV) | |||
近畿広域圏 | 読売テレビ(ytv) | |||
鳥取県・島根県 | 日本海テレビ(NKT) | |||
広島県 | 広島テレビ(HTV)[注 21] | |||
山口県 | 山口放送(KRY) | |||
徳島県 | 四国放送(JRT) | |||
香川県・岡山県 | 西日本放送(RNC) | |||
愛媛県 | 南海放送(RNB) | |||
高知県 | 高知放送(RKC) | |||
福岡県 | 福岡放送(FBS) | |||
長崎県 | 長崎国際テレビ(NIB) | |||
熊本県 | くまもと県民テレビ(KKT) | |||
鹿児島県 | 鹿児島読売テレビ(KYT) | |||
大分県 | テレビ大分(TOS) | 日本テレビ系列 フジテレビ系列 |
月曜 14:45 - 15:45 | 遅れネット |
沖縄県 | 沖縄テレビ(OTV) | フジテレビ系列 | 不定期放送 | |
宮古テレビ(MTV) | ケーブルテレビ | 日曜 16:00 - 17:00 |
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