ニッチェ (お笑いコンビ)

日本の女性お笑いコンビ ウィキペディアから

ニッチェは、マセキ芸能社所属のお笑いコンビ。

概要 ニッチェ, メンバー ...
閉じる

メンバー

江上 敬子(えのうえ けいこ、1984年昭和59年〉9月17日 - )(40歳)
ボケ・ネタ作り担当、立ち位置は向かって左。
近藤 くみこ(こんどう くみこ、1983年〈昭和58年〉1月4日 - )(42歳)
ツッコミ担当、立ち位置は向かって右。

来歴

  • 日本映画学校(現・日本映画大学)出身の2人によって結成。ここでの漫才の授業でコンビを組んだのが結成のきっかけとなった[14]
  • 元々女優志望で2人は同校に入学したが、卒業間近になって進路相談の時に「お前らは女優なんて無理だ。お笑いに行け」と言われて芸人になった。なお、この忠告をしたのは同校の先輩でもある内村光良ウッチャンナンチャン)の恩師だった。2005年頃から活動を開始、当初はフリーのまま賞金の出るお笑いライブに参加して稼ぎをしていた。
  • コンビ名の由来は2人が出会った日本映画学校から。ニチエイ→ニチェイ→ニッチェになったが、あまり格好良くないということでドイツの哲学者・フリードリヒ・ニーチェからとったと話している。
  • 2011年1月からマセキ芸能社に所属となり、マセキユースメンバーとなる。芸歴・実績上では正式所属の水準にありながら、事務所預かり扱いのユースメンバーのままである。
  • 2018年12月10日放送の『女芸人No.1決定戦 THE W』(日本テレビ)では準決勝進出で次点となったが、決勝に進出したよしこ(ガンバレルーヤ)が下垂体腺腫診断で手術となったため一時休養、出場辞退となったためにニッチェが繰り上げで決勝進出を果たした(2年連続の決勝戦出場)[15][16]。この回の結果は前年より1つ順位を上げての3位。
  • 2018年12月5日CD『iiwake/HONNE』をリリースし、CDデビュー[17][18]

芸風

  • コント漫才[19]共に演じる。江上は欲張りな海女に扮するキャラクターを持ち、インタビューのコントなどで登場する。違うテーマのコントにおいても海女が登場することがある[20]NHK連続テレビ小説の『あまちゃん』が放送される前からこのネタがあり、「時代が追いついた」とブームに乗じてしばらくこのネタを中心としていた。
  • 実年齢は江上の方が2学年下だがおばちゃんに扮することが多く、近藤は若い子に扮する機会が多い[21]
  • 江上は童謡ヒット曲といった色々な曲を、ゴスペル調など渋めに歌い上げるという芸を持つ[22]
  • キレ芸に入ってそれを抑える時のポジションは、2人ともその芸に入ることがあるので特に決まってはいない。
  • 設定が海岸のコントなどで、2人揃ってビキニ姿で登場することがあった。

エピソード

  • 江上はネタのリハーサル中に大怪我をしたことがある。テレビで漫才を演じる際に動きが悪いということで、2人で練習した時に江上が突如悲鳴を上げ確認してみると両膝が変形(膝が外れていた)していたので病院へ急行、すぐさま入院。診断結果は「膝蓋骨脱臼による内側膝蓋大腿靭帯損傷」[23]で、診察した病院の医師も大変驚いていたという[24]
  • 真空ジェシカ川北の持ちギャグに、顔面が毛玉、お団子に相当する部分が江上の顔写真という「逆ニッチェ」がある[25]

出演

現在のレギュラー番組

準レギュラー・不定期出演

舞台

  • 姉さんは、暖炉の上の、壺の中—My Sister Lives on the Mantelpiece(2024年11月21日 - 12月1日〈予定〉、CBGKシブゲキ!!) - ファーマー先生 役[26]

過去

バラエティ

テレビドラマ

映画

テレビCM

DVD

  • ニッチェ「こんぺいとう」(2011年12月21日発売)

CD

  1. iiwake
  2. HONNE
  3. TATEMAE ※ボーナス・トラック
  4. iiwake(カラオケ)
  5. HONNE(カラオケ)
全曲、作詞:ニッチェ、作曲:田靡達也

書籍

ニッチェ江上 名義
  • ニッチェ 江上敬子のダンナやせごはん 胃ぶくろをつかむ、嫁ラクレシピ!(2016年6月10日、KADOKAWA[38]

受賞

  • ライブ!お笑いスター誕生!! 2008年度グランドチャンピオン 第16,23,25,30,32,34,37,38,39,40,42回 優勝(2007年4月21日 - 2009年6月21日)[39]
  • 関東女子お笑い選手権 関東お笑い女王決定戦〜2008春〜 優勝(2008年4月5日)[40]
  • 全日本女子お笑い選手権 優勝(2008年12月23日)[41]
  • 第2回お笑いハーベスト大賞 優勝(2011年7月24日)[42]
  • 平成23年度NHK新人演芸大賞演芸部門大賞 (2011年10月14日)[43]

脚注

外部リンク

Wikiwand - on

Seamless Wikipedia browsing. On steroids.