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日本の女性アイドルグループ ウィキペディアから
モーニング娘。(モーニングむすめ)は、ハロー!プロジェクトに所属する日本の女性アイドルグループ[2][3]。所属事務所はアップフロントプロモーション(アップフロントグループ)。
2013年のノートにおける議論により、西暦付きリダイレクトの作成・西暦付きページ名への改名を禁止する合意が成立しています。行った場合、移動保護や即時削除が行われることがあります。 |
モーニング娘。 | |
---|---|
モーニング娘。'24ロゴ | |
基本情報 | |
別名 | モーニング娘。'24(2014年以降その年ごとに当該年の西暦の下2桁を付記) |
出身地 | 日本 |
ジャンル | |
活動期間 | 1997年9月 - |
レーベル |
|
事務所 | アップフロントプロモーション |
共同作業者 | つんく♂ |
公式サイト | |
メンバー | |
旧メンバー | 卒業・脱退メンバーの一覧を参照 |
1997年9月にテレビ東京『ASAYAN』のオーディション企画である「シャ乱Qロックヴォーカリストオーディション」の落選者から選抜された5人により結成され、インディーズのCDシングル「愛の種」を5日間で5万枚売り切る条件を達成して翌1998年1月にメジャーデビューを果たした[4][5]。
略称は「モー娘。」(モーむす)。「娘。」(むすめ)と略されることもある。また、メンバーやOGなどは「モーニング」または「むすめ」と呼ぶことも多い。
正式名称について、2014年1月1日以降は「モーニング娘。」の後に当該年の西暦の下2桁を付して「モーニング娘。'○○」とし、毎年1月1日に名称が変わる(例:2024年は『モーニング娘。'24』)。読みは、「もーにんぐむすめ」に続いて、西暦の10の位と1の位をそれぞれ英語読みする(例:『モーニング娘。'24』ならば「モーニングむすめ トゥーフォー」[6])。
ほぼ全楽曲の作詞・作曲を同グループの生みの親でサウンドプロデューサー[注 2]のつんく♂(シャ乱Q)が手掛ける。1998年1月のメジャーデビューからリリースしたシングルの全ての作品がオリコンの週間CD販売ランキングのトップ10に、さらに3作品以外がトップ5に入り[注 3]、過去には『NHK紅白歌合戦』に10年連続出場するなどの、グループ発足から現在に至るまで20年以上に渡り活動している[3][8]。また、日本国外にもファンが存在し、海外ライブやイベントなども行う[9][10]。
日本で初めて新陳代謝・世代交代方式(既存メンバー「卒業」・新規メンバー加入・オーディションが行われた個々の回を「期」と呼ぶ)を導入し成功したアイドルグループである[11]。
名前 | ニックネーム | 生年月日[4] (現年齢) |
血液型[4] | 出身地[4] | 加入年月日 (加入期) |
メンバーカラー | 色種 | 特記事項[4] |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
生田衣梨奈 (いくた えりな) |
えりぽん えり 生田 |
1997年 (27歳) |
7月 7日A型 | 福岡県 | 2011年 (9期) |
1月2日黄緑[12][注 4] | リーダー | |
石田亜佑美 (いしだ あゆみ) |
だーいし あゆみん ウィーラー[13][注 5] |
1997年 (27歳) |
1月 7日O型 | 宮城県 | 2011年 (10期) |
9月29日ロイヤルブルー[14] | サブリーダー 2024年12月6日をもって卒業予定[15] | |
小田さくら (おだ さくら) |
小田ちゃん[16] さくら おださく さくらっきょ |
1999年 (25歳) |
3月12日A型 | 神奈川県 | 2012年 (11期) |
9月14日ラベンダー[17] | サブリーダー 元ハロプロ研修生 | |
野中美希 (のなか みき) |
ちぇる のなちゃん のなえもん |
1999年10月 (25歳) |
7日A型 | 静岡県 | 2014年 (12期) |
9月30日パープル[18] | ||
牧野真莉愛 (まきの まりあ) |
まりあ | 2001年 (23歳) |
2月 2日A型 | 愛知県 | ピンク[19][注 6] | 元ハロプロ研修生 | ||
羽賀朱音 (はが あかね) |
あかねちん はがちゃん ねちん ちん[注 7] |
2002年 (22歳) |
3月 7日O型 | 長野県 | オレンジ[20][注 8] | 元ハロプロ研修生 | ||
横山玲奈 (よこやま れいな) |
よっさん[21] よこやん |
2001年 (23歳) |
2月22日O型 | 埼玉県 | 2016年12月12日 (13期) |
ゴールドイエロー[22] | 元ハロプロ研修生 | |
北川莉央 (きたがわ りお) |
おんちゃん | 2004年 (20歳) |
3月16日O型 | 東京都 | 2019年 (15期) |
6月22日シーブルー[23] | ||
岡村ほまれ (おかむら ほまれ) |
ほまちゃん ほまたん |
2005年 (19歳) |
5月 9日A型 | 東京都 | デイジー[23] | |||
山﨑愛生 (やまざき めい) |
めいち パンダさん |
2005年 (19歳) |
6月28日B型 | 北海道 | ブライトグリーン[23] | 元ハロプロ研修生北海道 | ||
櫻井梨央 (さくらい りお) |
らいりー りーちゃん |
2005年11月11日 (19歳) |
O型 | 東京都 | 2022年 (16期) |
6月29日ミルクティー[24] | ||
井上春華 (いのうえ はるか) |
はるさん | 2006年 (18歳) |
5月 6日A型 | 京都府 | 2023年 (17期) |
5月23日ミントグリーン | ||
弓桁朱琴 (ゆみげた あこ) |
げったー あこちゃん[注 9][25] |
2008年 (16歳) |
7月 8日A型 | 静岡県 | ピュアレッド |
モーニング娘。では、公式にグループから離れることを「卒業」または「脱退」という。この発表は公式サイトでの発表や記者会見などのマスメディアを通じて行い、コンサートでの最終公演日程などを前々からファンに伝えている。福田から市井までは脱退と公式に発表されてきた。
モーニング娘。の「卒業」または「脱退」後は芸能活動を休止・停止するか、ソロまたは他のグループとしてそのままハロプロに在籍して芸能活動を継続するメンバー、ハロプロから離れつつも同事務所および系列事務所に所属し、芸能活動を続けるメンバーもいる。
卒業(脱退)の発表の時期は、後藤以前は卒業の1〜2か月ほど前だったが、後藤と同時に卒業が発表された保田からは半年〜1年前と長くなり、飯田・石川までその傾向が続いた。紺野・小川から亀井・ジュンジュン・リンリンまでは、卒業の2か月半〜4か月ほど前とそれまでの傾向よりは短くなった。高橋から道重までの卒業発表は概ね半年(4か月半〜9か月)ほど前だったが、鞘師以降は約2〜4か月前とやや短くなっている(7か月半前の工藤、11か月前の譜久村を除く)。ただし脱退となった矢口と藤本、そして諸般の事情により急遽卒業が決定した光井は例外となっている。
過去のメンバーのことは「モーニング娘。OG」と呼ばれている[26][27]。
名前 | ニックネーム | 生年月日 (現年齢) |
血液型 | 出身地 | 加入年月日 (加入期) |
卒業・脱退日 (発表日) 卒業公演の開催地 |
在籍時 加入- |
年齢 卒業 |
在籍日数 | メンバーカラー | 色種 | ハロプロへの在籍状況 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
福田明日香 (ふくだ あすか) |
明日香 ボーリング娘[注 10] 焼き銀杏[注 11] |
1984年12月17日 (39歳) |
B型 | 東京都 | 1997年 (1期) |
9月14日1999年 (1999年1月17日) 東京厚生年金会館 |
4月18日
14歳 | 581日 (1年7か月と4日) |
N/A | N/A | 同時にハロプロも卒業 (同時に芸能活動も一時休止[注 12]) | |
石黒彩 (いしぐろ あや) |
あやっぺ 黒江[注 13] |
1978年 (46歳) |
5月12日A型 | 北海道 | 2000年 (1999年12月5日) 大阪厚生年金会館 |
1月 7日
21歳 | 845日 (2年3か月と24日) |
N/A | N/A | 同時にハロプロも卒業 (同時に芸能活動も一時休止[注 14]) | ||
市井紗耶香 (いちい さやか) |
市井ちゃん さやりん 母さん |
1983年12月31日 (40歳) |
A型 | 千葉県 | 1998年 (2期) |
5月 3日2000年 (2000年5月7日) 日本武道館 |
5月21日
16歳 | 749日 (2年と18日) |
スカイブルー | 同時にハロプロも卒業 (同時に芸能活動も一時休止[注 15]) | ||
中澤裕子 (なかざわ ゆうこ) |
ゆうちゃん 中澤姐さん |
1973年 (51歳) |
6月19日O型 | 京都府 | 1997年 (1期) |
9月14日2001年 (2001年3月7日) 大阪城ホール |
4月15日
27歳 | 1309日 (3年7か月と1日) |
深緑[注 16] | ソロとしてハロプロに在籍 2009年3月31日ハロプロを卒業[注 17] | ||
後藤真希 (ごとう まき) |
ごっちん ごっつぁん ゴマキ |
1985年 (39歳) |
9月23日O型 | 東京都 | 1999年 (3期) |
8月22日2002年 (2002年7月31日) 横浜アリーナ |
9月23日
17歳 | 1128日 (3年1か月と1日) |
オレンジ | ソロとしてハロプロに在籍 2007年10月28日ハロプロを卒業 | ||
保田圭 (やすだ けい) |
圭ちゃん ケメ子 |
1980年12月 (43歳) |
6日A型 | 千葉県 | 1998年 (2期) |
5月 3日2003年 (2002年7月31日) さいたまスーパーアリーナ |
5月 5日
22歳 | 1828日 (5年と2日) |
ライトピンク | ソロとしてハロプロに在籍 2009年3月31日ハロプロを卒業[注 17] | ||
安倍なつみ (あべ なつみ) |
なっち | 1981年 (43歳) |
8月10日A型 | 北海道 | 1997年 (1期) |
9月14日2004年 (2003年7月27日) 横浜アリーナ |
1月25日
22歳 | 2324日 (6年4か月と11日) |
赤 | ソロとしてハロプロに在籍 2009年3月31日ハロプロを卒業[注 17] | ||
辻希美 (つじ のぞみ) |
辻ちゃん のの のん |
1987年 (37歳) |
6月17日O型 | 東京都 | 2000年 (4期) |
4月16日2004年 (2004年1月3日) 代々木第一体育館 |
8月 1日
17歳 | 1568日 (4年3か月と16日) |
N/A[注 18] | N/A | Wメンバーとしてハロプロに在籍 2007年3月に加護の契約解除に伴いソロに移行 2009年3月31日ハロプロを卒業[注 17] | |
加護亜依 (かご あい) |
加護ちゃん あいぼん |
1988年 (36歳) |
2月 7日AB型 | 奈良県 | 16歳 | N/A[注 19] | N/A | Wメンバーとしてハロプロに在籍 2007年3月に契約解除により脱退 | ||||
飯田圭織 (いいだ かおり) |
かおりん ジョンソン[注 20] |
1981年 (43歳) |
8月 8日A型 | 北海道 | 1997年 (1期) |
9月14日2005年 (2004年5月23日) 横浜アリーナ |
1月30日
23歳 | 2695日 (7年4か月と16日) |
紺 | ソロとしてハロプロに在籍 2009年3月31日ハロプロを卒業[注 17] | ||
矢口真里 (やぐち まり) |
やぐっちゃん やぐっつぁん まりっぺ |
1983年 (41歳) |
1月20日A型 | 神奈川県 | 1998年 (2期) |
5月 3日2005年 (2005年4月14日) 卒業公演なし[注 21] |
4月14日
22歳 | 2538日 (6年11か月と11日) |
黄 (ピンチランナー) →薄紫 (2005年春) |
ソロとしてハロプロに在籍 2009年3月31日ハロプロを卒業[注 17] | ||
石川梨華 (いしかわ りか) |
りかちゃん チャーミー |
1985年 (39歳) |
1月19日A型 | 神奈川県 | 2000年 (4期) |
4月16日2005年 (2004年5月23日) 日本武道館 |
5月 7日
20歳 | 1847日 (5年と21日) |
ディープピンク | 美勇伝メンバーとしてハロプロに在籍 2008年7月に美勇伝の解散に伴いソロに移行 2009年3月31日ハロプロを卒業[注 17] | ||
紺野あさ美 (こんの あさみ) |
こんこん こんちゃん |
1987年 (37歳) |
5月 7日B型 | 北海道 | 2001年 (5期) |
8月26日2006年 (2006年4月28日) 代々木第一体育館 |
7月23日
19歳 | 1792日 (4年10か月と27日) |
ピンク | 同時にハロプロも卒業 2007年7月15日にソロとしてハロプロに復帰・在籍 2009年3月31日に再度ハロプロを卒業[注 17] | ||
小川麻琴 (おがわ まこと) |
まこっちゃん | 1987年10月29日 (37歳) |
O型 | 新潟県 | 2006年 (2006年4月28日) 新宿コマ劇場[注 22] |
8月27日
18歳 | 1827日 (5年と1日) |
青 | ソロとしてハロプロに在籍 2009年3月31日ハロプロを卒業[注 17] | |||
吉澤ひとみ (よしざわ ひとみ) |
よっすぃー ヨッシー |
1985年 (39歳) |
4月12日O型 | 埼玉県 | 2000年 (4期) |
4月16日2007年 (2007年1月2日) さいたまスーパーアリーナ |
5月 6日
22歳 | 2576日 (7年と20日) |
紫 | ソロとしてハロプロに在籍 2009年3月31日ハロプロを卒業[注 17] 2018年9月に芸能界を引退 | ||
藤本美貴 (ふじもと みき) |
ミキティ | 1985年 (39歳) |
2月26日A型 | 北海道 | 2003年 (6期) |
1月 7日2007年 (2007年6月1日) 卒業公演なし[注 23] |
6月 1日
22歳 | 1606日 (4年4か月と25日) |
赤 | ソロとしてハロプロに在籍 2009年3月31日ハロプロを卒業[注 17] | ||
久住小春 (くすみ こはる) |
小春 | 1992年 (32歳) |
7月15日A型 | 新潟県 | 2005年 (7期) |
5月 1日2009年12月 (2009年9月19日) 東京厚生年金会館 |
6日
17歳 | 1680日 (4年7か月と5日) |
グレー (2005年春) →赤 (2007年6月以降) |
同時にハロプロも卒業[注 24] | ||
亀井絵里 (かめい えり) |
亀ちゃん えり えりりん |
1988年12月23日 (35歳) |
AB型 | 東京都 | 2003年 (6期) |
1月19日2010年12月15日 (2010年8月8日) 横浜アリーナ |
21歳 | 2887日 (7年10か月と26日) |
オレンジ | 同時にハロプロも卒業 (同時に芸能活動を無期限活動休止) | ||
ジュンジュン (純純) |
ジュンジュン | 1988年 (36歳) |
1月11日O型 | 中国 湖南省 | 2007年 (8期留学生) |
3月15日
22歳 | 1371日 (3年9か月) |
青 | 同時にハロプロも卒業 | |||
リンリン (琳琳) |
リンリン | 1991年 (33歳) |
3月11日B型 | 浙江省 | 中国19歳 | エメラルドグリーン | 同時にハロプロも卒業 | |||||
高橋愛 (たかはし あい) |
愛ちゃん テッテケテー[注 25] |
1986年 (38歳) |
9月14日A型 | 福井県 | 2001年 (5期) |
8月26日2011年 (2011年1月9日) 日本武道館 |
9月30日
25歳 | 3687日 (10年1か月と4日) |
黄 | 同時にハロプロも卒業[注 24] | ||
新垣里沙 (にいがき りさ) |
ガキさん[注 26] お豆ちゃん |
1988年10月20日 (36歳) |
B型 | 神奈川県 | 2012年 (2012年1月2日) 日本武道館 |
5月18日
23歳 | 3918日 (10年8か月と22日) |
黄緑 | 同時にハロプロも卒業[注 24] | |||
光井愛佳 (みつい あいか) |
愛佳 みっつぃー |
1993年 (31歳) |
1月12日O型 | 滋賀県 | 2006年12月10日 (8期) |
2012年 (2012年5月4日) 日本武道館 |
5月18日
19歳 | 1986日 (5年5か月と8日) |
ラベンダー | ソロとしてハロプロに在籍 2018年11月3日にハロプロを卒業 (同時に芸能界も引退) | ||
田中れいな (たなか れいな) |
れいな れーな れいにゃ 田中っち たなさたん |
1989年11月11日 (35歳) |
O型 | 福岡県 | 2003年 (6期) |
1月19日2013年 (2012年11月18日) 日本武道館 |
5月21日
23歳 | 3775日 (10年4か月と2日) |
水色[30] (ターコイズブルー) |
同時にハロプロも卒業[注 24] | ||
道重さゆみ (みちしげ さゆみ) |
さゆ さゆみん ちゃゆ しげさん |
1989年 (35歳) |
7月13日A型 | 山口県 | 2014年11月26日 (2014年4月29日) 横浜アリーナ |
25歳 | 4329日 (11年10か月と7日) |
レモン色 (2005年春) →ピンク (紺野卒業以降) |
同時にハロプロも卒業 (同時に芸能活動も一時休止[注 27]) | |||
鞘師里保 (さやし りほ) |
さやし りほりほ |
1998年 (26歳) |
5月28日AB型 | 広島県 | 2011年 (9期) |
1月 2日2015年12月31日 (2015年10月29日) 中野サンプラザ[注 28] |
17歳 | 1824日 (4年11か月と29日) |
赤 | ソロとしてハロプロに在籍 (同時に芸能活動を一時休止) 2018年11月30日にハロプロを卒業 | ||
鈴木香音 (すずき かのん) |
ズッキ | 1998年 (26歳) |
8月 5日B型 | 愛知県 | 2016年 (2016年2月7日) 日本武道館 |
5月31日
17歳 | 1976日 (5年4か月と29日) |
緑 | 同時にハロプロも卒業 (同時に芸能界も引退) | |||
工藤遥 (くどう はるか) |
くどぅー ハルちゃん |
1999年10月27日 (25歳) |
A型 | 埼玉県 | 2011年 (10期) |
9月29日2017年12月11日 (2017年4月29日) 日本武道館 |
18歳 | 2265日 (6年2か月と12日) |
オレンジ | 同時にハロプロも卒業[注 24] | ||
尾形春水 (おがた はるな) |
はーちん | 1999年 (25歳) |
2月15日A型 | 大阪府 | 2014年 (12期) |
9月30日2018年 (2018年3月27日) 日本武道館 |
6月20日
19歳 | 1359日 (3年8か月と21日) |
シーブルー[31] | 同時にハロプロも卒業 (同時に芸能活動を一時休止) | ||
飯窪春菜 (いいくぼ はるな) |
はるなん | 1994年11月 (30歳) |
7日O型 | 東京都 | 2011年 (10期) |
9月29日2018年12月16日 (2018年8月17日) 日本武道館 |
24歳 | 2635日 (7年2か月と17日) |
チョコレート色 (2011年秋) →ハニー色 (2012年秋) |
同時にハロプロも卒業[注 24] | ||
佐藤優樹 (さとう まさき) |
まさき まーちゃん まさキング |
1999年 (25歳) |
5月 7日A型 | 北海道 | 2021年12月13日 (2021年9月24日) 日本武道館 |
22歳 | 3728日 (10年2か月と14日) |
エメラルドグリーン | 同時にハロプロも卒業[注 24] | |||
森戸知沙希 (もりと ちさき) |
ちぃちゃん ちぃ もりとち |
2000年 (24歳) |
2月19日A型 | 栃木県 | 2017年 (14期) |
6月26日2022年6月20日 (2022年2月28日) 日本武道館 |
22歳 | 1820日 (4年11か月と25日) |
白 | 同時にハロプロも卒業 | ||
加賀楓 (かが かえで) |
かえでぃー かがちゃん かっちゃん |
1999年11月30日 (24歳) |
A型 | 東京都 | 2016年12月12日 (13期) |
2022年12月10日 (2022年9月3日) 日本武道館 |
23歳 | 2189日 (5年11か月と28日) |
イタリアンレッド | 同時にハロプロも卒業 | ||
譜久村聖 (ふくむら みずき) |
ふくちゃん みず☆ポン みーちゃん |
1996年10月30日 (28歳) |
O型 | 東京都 | 2011年1月2日 (9期) |
2023年11月29日 (2022年12月27日) 横浜アリーナ |
27歳 | 4714日 (12年10か月と29日) |
ホットピンク | 同時にハロプロも卒業 | ||
「卒業」または「脱退」という表現について、初期にはほとんどの場合に「脱退」という表現を使用していたが[注 29]、2001年以降公式には「卒業」という表現が使用されており(グッズなど)、過去に遡って卒業という表現で統一されていることも多い(卒業メンバーの呼称など)。
「卒業」という表現自体は最初にグループを離れた福田がファンへの呼び掛けのメッセージの中などで当時から使用しており、1999年に出版された自伝『もうひとりの明日香』に収録された年表には、「モーニング娘。を卒業、芸能界を引退」と表記されている。
使い分けの事例として、
2023年11月30日現在
代 | 名前 | 期間 | 日数 | 年齢 |
---|---|---|---|---|
1 | 中澤裕子[34] | 1998年1月28日 - 2001年4月15日 | 1173日(3年2か月と18日) | 24歳 - 27歳 |
2 | 飯田圭織[34] | 2001年4月16日 - 2005年1月30日 | 1385日(3年9か月と14日) | 19歳 - 23歳 |
3 | 矢口真里[34] | 2005年1月31日 - 4月14日 | 73日(2か月と14日) | 22歳 |
4 | 吉澤ひとみ[35] | 2005年4月15日 - 2007年5月6日 | 751日(2年と21日) | 20歳 - 22歳 |
5 | 藤本美貴[34] | 2007年5月7日 - 6月1日 | 25日 | 22歳 |
6 | 高橋愛[36] | 2007年6月2日 - 2011年9月30日 | 1581日(4年3か月と28日) | 20歳 - 25歳 |
7 | 新垣里沙[37] | 2011年10月1日 - 2012年5月18日 | 230日(7か月と17日) | 22歳 - 23歳 |
8 | 道重さゆみ[38] | 2012年5月19日 - 2014年11月26日 | 921日(2年6か月と7日) | 22歳 - 25歳 |
9 | 譜久村聖[39] | 2014年11月27日 - 2023年11月29日 | 3289日(9年と3日) | 18歳 - 27歳 |
10 | 生田衣梨奈 | 2023年11月30日 - 現在 | 継続中 | 26歳 - 現在 |
代 | 名前 | 期間 | 日数 | 年齢 |
---|---|---|---|---|
1 | 保田圭[40] | 2001年4月16日 - 2003年5月5日 | 749日(2年と19日) | 20歳 - 22歳 |
2 | 矢口真里 | 2003年5月6日 - 2005年1月30日[注 30] | 635日(1年8か月と24日) | 20歳 - 22歳 |
3 | 吉澤ひとみ[41] | 2005年1月31日 - 4月14日 | 73日(2か月と14日) | 19歳 - 20歳 |
4 | 藤本美貴[42] | 2005年4月15日 - 2007年5月6日 | 751日(2年と21日) | 20歳 - 22歳 |
5 | 高橋愛[36] | 2007年5月7日 - 6月1日 | 25日 | 20歳 |
6 | 新垣里沙[36] | 2007年6月2日 - 2011年9月30日 | 1581日(4年3か月と28日) | 18歳 - 22歳 |
7 | 譜久村聖[43] | 2013年5月21日 - 2014年11月26日 | 554日(1年6か月と5日) | 16歳 - 18歳 |
飯窪春菜[44] | 2013年5月21日 - 2018年12月16日 | 2035日(5年6か月と25日) | 18歳 - 24歳 | |
8 | 生田衣梨奈[45] | 2014年11月27日 - 2023年11月29日 | 3289日(9年と3日) | 17歳 - 26歳 |
9 | 石田亜佑美[46] | 2018年12月31日 - 現在 | 継続中 | 21歳 - 現在 |
10 | 小田さくら | 2023年11月30日 - 現在 | 継続中 | 24歳 - 現在 |
モーニング娘。の最も大きな特徴はメンバーが加入・卒業あるいは脱退を繰り返していくという点で、これは結成当時には他の女性音楽グループに類を見ないものだった[注 31][50][51]。
またグループのメンバー構成には、次の2つの特徴が見られる。
2023年11月30日時点の平均年齢は20.50歳である。
日時 | メンバー | 増減 | 人数 | 平均年齢 | 発売シングル |
---|---|---|---|---|---|
1997年 | 9月14日【1期】中澤裕子、石黒彩、飯田圭織、安倍なつみ、福田明日香 | 5人 | 17.40 | 0・1 | |
1998年 | 5月 3日【2期】保田圭、矢口真里、市井紗耶香 加入 | +3 | 8人 | 16.75 | 2・3・4 |
1999年 | 4月18日【1期】福田明日香 卒業 | -1 | 7人 | 18.29 | 5・6 |
1999年 | 8月22日【3期】後藤真希 加入 | +1 | 8人 | 18.13 | 7 |
2000年 | 1月 7日【1期】石黒彩 卒業 | -1 | 7人 | 18.14 | 8 |
2000年 | 4月16日【4期】石川梨華、吉澤ひとみ、辻希美、加護亜依 加入 | +4 | 11人 | 16.55 | 9 |
2000年 | 5月21日【2期】市井紗耶香 卒業 | -1 | 10人 | 16.60 | 10・11 |
2001年 | 4月15日【1期】中澤裕子 卒業 | -1 | 9人 | 16.56 | 12 |
2001年 | 8月26日【5期】高橋愛、紺野あさ美、小川麻琴、新垣里沙 加入 | +4 | 13人 | 15.77 | 13・14・15 |
2002年 | 9月23日【3期】後藤真希 卒業 | -1 | 12人 | 16.92 | 16 |
2003年 | 1月 7日【6期】藤本美貴 加入 | +1 | 13人 | 17.15 | |
2003年 | 1月19日【6期】亀井絵里、道重さゆみ、田中れいな 加入 | +3 | 16人 | 16.50 | 17[注 32]・18[注 32] |
2003年 | 5月 5日【2期】保田圭 卒業 | -1 | 15人 | 16.40 | 19・20・21 |
2004年 | 1月25日【1期】安倍なつみ 卒業 | -1 | 14人 | 16.86 | 22・23 |
2004年 | 8月 1日【4期】辻希美、加護亜依 卒業 | -2 | 12人 | 17.42 | 24・25 |
2005年 | 1月30日【1期】飯田圭織 卒業 | -1 | 11人 | 17.64 | |
2005年 | 4月14日【2期】矢口真里 脱退 | -1 | 10人 | 17.40 | 26[注 33] |
2005年 | 5月 1日【7期】久住小春 加入 | +1 | 11人 | 16.91 | |
2005年 | 5月 7日【4期】石川梨華 卒業 | -1 | 10人 | 16.70 | 27・28・29・30 |
2006年 | 7月23日【5期】紺野あさ美 卒業 | -1 | 9人 | 17.78 | |
2006年 | 8月27日【5期】小川麻琴 卒業 | -1 | 8人 | 17.75 | 31 |
2006年12月10日 | 【8期】光井愛佳 加入 | +1 | 9人 | 17.56 | 32 |
2007年 | 3月15日【8期(留学生)】ジュンジュン、リンリン 加入 | +2 | 11人 | 17.82 | 33[注 34] |
2007年 | 5月 6日【4期】吉澤ひとみ 卒業 | -1 | 10人 | 17.50 | |
2007年 | 6月 1日【6期】藤本美貴 脱退 | -1 | 9人 | 17.00 | 34・35・36・37・38・39・40・41 |
2009年12月 | 6日【7期】久住小春 卒業 | -1 | 8人 | 19.88 | 42・43・44 |
2010年12月15日 | 【6期】亀井絵里、【8期(留学生)】ジュンジュン、リンリン 卒業 | -3 | 5人 | 21.00 | |
2011年 | 1月 2日【9期】譜久村聖、生田衣梨奈、鞘師里保、鈴木香音 加入 | +4 | 9人 | 17.33 | 45・46・47 |
2011年 | 9月29日【10期】飯窪春菜、石田亜佑美、佐藤優樹、工藤遥 加入 | +4 | 13人 | 16.54 | |
2011年 | 9月30日【5期】高橋愛 卒業 | -1 | 12人 | 15.83 | 48・49 |
2012年 | 5月18日【5期】新垣里沙、【8期】光井愛佳 卒業 | -2 | 10人 | 15.60 | 50 |
2012年 | 9月14日【11期】小田さくら 加入 | +1 | 11人 | 15.73 | 51[注 35]・52・53 |
2013年 | 5月21日【6期】田中れいな 卒業 | -1 | 10人 | 15.70 | 54・55・56 |
2014年 | 9月30日【12期】尾形春水、野中美希、牧野真莉愛、羽賀朱音 加入 | +4 | 14人 | 16.07 | 57[注 36] |
2014年11月26日 | 【6期】道重さゆみ 卒業 | -1 | 13人 | 15.69 | 58・59・60 |
2015年12月31日 | 【9期】鞘師里保 卒業 | -1 | 12人 | 16.67 | 61 |
2016年 | 5月31日【9期】鈴木香音 卒業 | -1 | 11人 | 17.18 | 62 |
2016年12月12日 | 【13期】加賀楓、横山玲奈 加入 | +2 | 13人 | 17.38 | 63[注 37] |
2017年 | 6月26日【14期】森戸知沙希 加入 | +1 | 14人 | 17.85 | 64・D1 |
2017年12月11日 | 【10期】工藤遥 卒業 | -1 | 13人 | 18.31 | D2・65 |
2018年6月20日 | 【12期】尾形春水 卒業 | -1 | 12人 | 18.92 | 66 |
2018年12月16日 | 【10期】飯窪春菜 卒業 | -1 | 11人 | 18.90 | 67[注 38] |
2019年 | 6月22日【15期】北川莉央、岡村ほまれ、山﨑愛生 加入 | +3 | 14人 | 18.36 | 68・69・70 |
2021年12月13日 | 【10期】佐藤優樹 卒業 | -1 | 13人 | 20.62 | D3・71 |
2022年6月20日 | 【14期】森戸知沙希 卒業 | -1 | 12人 | 21.17 | |
2022年 | 6月29日【16期】櫻井梨央 加入 | +1 | 13人 | 20.85 | |
2022年12月10日 | 【13期】加賀楓 卒業 | -1 | 12人 | 21.08 | 72[注 39] |
2023年 | 5月23日【17期】井上春華、弓桁朱琴 加入 | +2 | 14人 | 20.79 | 73 |
2023年11月29日 | 【9期】譜久村聖 卒業 | -1 | 13人 | 20.50 | 74 |
2017年9月現在の公式資料ではモーニング娘。の結成日は、1997年9月14日としている[52]。過去の公式資料やマスコミ報道などでは異なる日付が書かれていることがあった。これは「モーニング娘。の結成日」として解釈できる日が複数あるためである。「モーニング娘。の結成日」として解釈できる日としては、
などがある。つんく♂がモーニング娘。誕生10年記念隊に寄せたコメントでは「モーニング娘。は1997年の9月8日に、お台場はフジテレビのとある楽屋で、僕が命名したときに魂が入った」という記述と「2007年11月3日の10歳のお誕生日」という記述がある[54]。この他にCDの販売関係のサイトや資料やマスコミなどでは、インディーズデビューの日やメジャーデビューの日をモーニング娘。が始まった日としているものがある。
追加メンバーの加入日についても、公式資料やマスコミ報道などで異なる日付が書かれていることがある。結成日と同様に「加入日」と解釈できる日が複数あるためである。
「加入日」として解釈できる日としては、
などがある。このうち1と2については公表されないことがあるため、通常は3以降のいずれかの日が加入日とされている。公式資料では加入が公表された日を加入日としていることがある。また、合格発表からコンサートツアーへ本格的に合流するまでの間に、合流する以前のコンサート(1つ前のツアーの最終公演など)に、お披露目として挨拶あるいは1曲だけ公演に参加することもある。6期メンバー以降は、その間にファンクラブの会員を対象とした握手会を行っている。
こうした状況のため、新メンバーが加入した日より後にリリースされたCDや写真集に新メンバーが参加していないということもある。テレビ番組の収録も初参加CDの曲披露までは別行動となることがある。
期 | 公表日 | お披露目日 | コンサート正式合流日 | 初参加CD発売日 |
---|---|---|---|---|
2 | 1998年5月3日 | 1998年7月12日[注 40] | 1998年5月27日 | |
3 | 1999年8月22日 | 1999年8月23日 | 1999年9月19日 | 1999年9月9日 |
4 | 2000年4月16日 | 2000年5月20日 | 2000年5月17日 | |
5 | 2001年8月26日 | 2001年10月21日[注 41] | 2001年10月31日 | |
6(藤本) | 2003年1月7日 | 2003年5月4日 | 2003年7月19日[注 42] | 2003年7月30日 |
6(藤本以外) | 2003年1月19日 | |||
7 | 2005年5月1日 | 2005年5月6日 | 2005年7月10日 | 2005年7月27日 |
8(光井) | 2006年12月10日 | 2007年1月27日 | 2007年3月17日 | 2007年2月14日 |
8(留学生) | 2007年3月15日 | 2007年5月6日 | 2007年7月15日 | 2007年7月25日 |
9 | 2011年1月2日 | 2011年4月3日 | 2011年4月6日 | |
10 | 2011年9月29日 | 2012年1月2日[注 43] | 2012年1月25日 | |
11 | 2012年9月14日 | 2013年1月2日 | 2013年1月23日 | |
12 | 2014年9月30日 | 2015年1月2日 | 2015年4月15日 | |
13 | 2016年12月12日 | 2017年1月2日 | 2017年3月8日 | |
14 | 2017年6月26日 | 2017年7月15日 | 2017年10月4日 | |
15 | 2019年6月22日 | 2019年7月13日 | 2019年8月24日 | 2020年1月22日 |
16 | 2022年6月29日 | 2022年7月10日 | 2022年8月27日 | 2022年12月21日 |
17 | 2023年5月23日 | 2023年6月26日 | 2023年8月23日[注 44] | 2023年8月30日[注 45] |
モーニング娘。は、「加入と脱退(卒業)(=新陳代謝、世代交代)を繰り返しながら進化していくグループ」と公式に表明されている。このメンバーチェンジを繰り返しながらグループを存続させていく方法は、音楽評論家の福田一郎がつんく♂に「『メンバーが脱退しても解散しないグループ』として、プエルトリコのアイドルグループ『Menudo(メヌード)』を参考にしなさい」とアドバイスをしたことが発端となり、モーニング娘。の着想やハロー!プロジェクトの構想に至ったことが、2003年10月12日に行われた「福田一郎を偲ぶ会」でのつんく♂の弔辞から明らかになった[55][56][57][58]。
しかし、1997年から1999年頃に出演していたテレビ番組内での状況、そして番組内でのつんく♂やメンバーの発言、コンサートのMCとの矛盾点もあり、1997年の結成当時から加入と脱退(卒業)を繰り返すシステムは実際に考えられていたか、もしくはそのシステムが結成当時から確立していたかなど、不明な点は多い。
デビュー25年目となる2022年現在も活動を続けており、女性アイドルグループとして特異性が高かったことから、宝塚歌劇団や他のアイドルグループ、歌手ユニットなどとの比較対象として挙げられることがあり、そういった考察をした文献や書籍も多数発表されている。
「モーニング娘。」は、「モーニングセットのように『いろいろ付いてくる、盛沢山、おトク感!』を意図したユニット」という理由からつんく♂によって命名された[62]。
ユニット名(グループ名)の候補として、つんく♂の命名段階で下記のような名前が理由と共に挙げられた[62]。
モーニング娘。には、先輩が「教育係」となって後輩を指導する慣例がある。
この節の内容の信頼性について検証が求められています。 |
初期の楽曲はメイン(主旋律)とハモリ(ハーモニー)で構成されていたことから、『ASAYAN』でメインパート争奪戦として取り上げられていた。「LOVEマシーン」以降のリレー式歌唱でも、サビの歌唱を中心として歌唱パートが多いメインと、その他に区別できる。
人数の増加に伴い、歌唱の中心である「メイン」に加え、ジャケット写真やダンスフォーメーション位置の中心(センターポジション)にいる「センター」も注目されるようになった。センターとメインは必ずしも一致しない。メインやセンターを一度も経験せずにモーニング娘。を卒業したメンバーもいる。
メインやセンターについては公式に発表されない場合があるため、誰がメインやセンターなのかはっきりしていない場合がある。
エース格とは、ユニットの中心格(シンボル)という意味である。エースに該当しないメンバーが素質または才能、そして人気が劣っているという意味ではない。エースについては、つんく♂ら関係者やマスコミによって言及されることがある。
インディーズデビュー曲である「愛の種」とメジャーデビュー曲である「モーニングコーヒー」に関わった桜井鉄太郎によれば、モーニング娘。に関わることとなった時に所属事務所の社員が「オーディションの落選者の中で安倍なつみがずば抜けて資質があるのでソロで売り出したいが、いきなりソロで売り出すのはちょっと早いのでしばらくグループの中で揉ませたい」と語ったことを述べている[注 47]。実際に安倍はモーニング娘。の初期のすべての曲でメインボーカルを務めており、中でも 「ふるさと」はモーニング娘。名義でリリースされた曲であるにもかかわらずソロパートがあるのが安倍1人であった(残りのメンバーはコーラスのみ)。かつてつんく♂は安倍についてモーニング娘。に在籍しソロデビューもしていなかった頃、当時安倍がユニット活動に参加せずソロデビューもしない理由として、安倍が「モーニング娘。の「顔」であり、「マザーシップ」だからモーニング娘。としての活動に専念させている」としばしば語っていたが、ここでいう「顔」や「マザーシップ」は「エース」とほぼ同じ意味だと考えられる。
安倍は歌手としてのソロ活動を開始したのは、同じくハロプロのエース格である後藤真希、松浦亜弥、藤本美貴と比べてもかなり遅かった(藤本は安倍に比べハロプロ加入が数年単位で遅かったが、ソロデビューは藤本の方が1年半程早かった)。しかし、モーニング娘。初のCMは安倍のソロ出演CMである『SALA』(カネボウ→クラシエ)であり、ソロでの本格的なドラマ出演やソロ写真集の発売などはいずれもモーニング娘。のメンバーの中では安倍が初めてである。
歴代のエース格メンバーは以下の通りである。(名前後ろの★印はソロシングルデビュー済)
モーニング娘。は、グループ内ユニットとしての「タンポポ」「プッチモニ」「ミニモニ。」などの活動も活発だった。
グループ内ユニットとは、結成から長らくメイン歌唱の安倍なつみに対してコーラス担当となっていた飯田圭織と石黒彩の歌唱力を活かすため、グループ内ユニットである「タンポポ」が発案され結成されたことが始まりである。追加メンバー3名からは声の相性を重視して矢口真里が選抜された。『ASAYAN』の企画としても注目が集まり、「メンバーの個性を高めてモーニング娘。に還元する」循環の成功事例となった。
この成功に続いて「プッチモニ」が結成され、モーニング娘。に続くミリオンセラーとなる。続く「ミニモニ。」はハロー!プロジェクトから「ココナッツ娘。」のミカを迎えて70万枚を超える大ヒットを記録する。この方向性をさらに進め、モーニング娘。のメンバーを既存のハロプロユニットである「カントリー娘。」に加えるレンタルを開始した。
2002年7月31日のユニット改編(タンポポ、プッチモニ、ミニモニ。のメンバー総入れ替え)の結果、タンポポはシングル1曲のみ、プッチモニはアルバム収録曲のリリースはあったもののシングルリリースなしで両ユニットとも活動休止状態に、ミニモニ。も改編後の路線変更を前後して売り上げが半減し、2004年5月のミカの卒業をもって活動を停止した。
2003年9月には、グループを2組に分割した「モーニング娘。さくら組」と「モーニング娘。おとめ組」が結成された。
2004年6月には「エコモニ。」が結成され、環境活動限定ながらアルバム曲が収録されるなど活動を続けている。2006年からはグループ内ソロユニットの「月島きらり starring 久住小春 (モーニング娘。)」やハロプロ枠内のユニット「GAM」「きら☆ぴか」「アテナ&ロビケロッツ」「MilkyWay」「High-King」といったユニット活動が再開している。
2009年7月15日に発売された『チャンブル①〜ハッピーマリッジソングカバー集〜』でチャンプルユニットが結成され、High-Kingに加え、タンポポに亀井絵里と光井愛佳、ミニモニ。にリンリン、ZYXに新垣里沙と久住小春、美勇伝に道重さゆみとジュンジュンがそれぞれ参加し、「タンポポ#」「新ミニモニ。」「ZYX-α」「続・美勇伝」として活動した。
モーニング娘。は、ライブやテレビ番組の本番前などに、控え室や舞台袖といった場所でメンバー全員が集合して円陣を組み、右手を重ね合わせ、掛け声によって気合い入れを行うことが仕来りになっており、モーニング娘。の歴史において欠かすことのできない独特の習慣である。メンバー間の絆や結束力を高め鼓舞し、『最高のパフォーマンスをしよう』という意思確認の目的で結成当時から行われている。
モーニング娘。さくら組とモーニング娘。おとめ組では下記の気合い入れも行っていた。
この他にも、ハロプロの各グループごとに独特の気合い入れや掛け声が存在する。
モーニング娘。の各メンバーにはメンバーカラーが存在し、そのカラーと同じ色のサイリュームをライブで使用することなどから、誰のファンなのかを明確にするようになっているが、その該当メンバーの卒業時にはメンバーカラーのサイリューム一色で会場を染める卒業セレモニーの企画が行われる[89][90][91]。起源は2002年9月23日、モーニング娘。の横浜アリーナ夜公演でタンポポ登場時に、黄色いサイリュームで会場を一色に染めたことによる。これはDVD『モーニング娘。LOVE IS ALIVE!2002夏 at 横浜アリーナ』にも収録された。卒業公演だけでなく、凱旋コンサート(メンバーの出身地で行われるコンサート)や生誕祭(メンバーの誕生日、もしくは誕生日付近に行われるコンサート)でも行われ、後にハロー!プロジェクトの他ユニットでも行われるようになった。
「LOVEマシーン」のシングルジャケットに写っている8名は、立ち位置(下記表)の右上から「石黒彩→市井紗耶香→中澤裕子→後藤真希→保田圭→安倍なつみ→飯田圭織→矢口真里」という順番で卒業(脱退)しており、法則があるとファンの間で話題になったことがある[92]。
飯田圭織 | 保田圭 | 中澤裕子 | 石黒彩 |
矢口真里 | 安倍なつみ | 後藤真希 | 市井紗耶香 |
モーニング娘。はアメリカ、ヨーロッパ、アジアなど海外にもファンがおり、私設ファンクラブが存在する。特にアジア(主に台湾、香港、韓国)ではジャニーズや安室奈美恵などの日本人アイドルと共に人気が高い[要出典](中国語圏での表記は「早安少女組」)。2006年12月10日の光井愛佳加入時に「2007年は結成10周年の年であり、2007年をアジアの中の日本として位置付ける」ことや、翌2007年3月15日に中国人留学生のジュンジュンとリンリンが加入したこともあり、ハロプロ全体でアジア戦略を模索している。モーニング娘。のアジア進出は同年10月より具体的に動き出した。
モーニング娘。は、邦楽アーティストあるいは女性グループとして以下のオリコンのシングル主要5部門でトップ記録を独占し[95]、2024年9月現在もそのうちの2部門でトップ記録を維持し続けている。
また、シングルについては他にも以下のトップ記録がある。
※以下の記録は更新され、2024年9月現在では2位以下となっている。
アルバムについても以下の2部門でトップ記録を有しており、上述のシングルの記録と合わせて「7冠」とされることもある。
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