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アミューズ

日本の山梨県富士河口湖町にある芸能事務所 ウィキペディアから

アミューズ
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株式会社アミューズ: AMUSE INC.)は、日本芸能事務所東証プライム市場上場。テレビ番組映画舞台作品の製作等へも多面展開している。グループ企業を通じて、DVDビデオBlu-rayCD等のソフト販売なども行っている。日本音楽制作者連盟(音制連)正会員。

概要 種類, 機関設計 ...
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沿革

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1997年から2021年まで本社が置かれ、2024年まで東京オフィスが入居していた渋谷インフォスタワー

昭和時代

  • 1977年
    • 7月、渡辺プロダクションキャンディーズ梓みちよのマネジャーをしていたが、路線の対立などを理由に同社から独立した大里洋吉が、東京都渋谷区代官山町のマンション「カスティヨ代官山」の一室に、新人シンガーソングライターであった原田真二の売り出しが目的で、個人企業「プロデュースハウスアミューズ」として設立。当初は原田とスペクトラムの前身である「ホーン・スペクトラム」のみが所属していた[6][7][8][9]
    • 原田はバーニングプロダクション社長の周防郁雄と会った時に「自分のための会社を作って欲しい」と言ったことから、周防はバーニングとは別の会社を作ることを決め、面識のあった大里に紹介し、大里と周防で資金を折半して設立している[10]
    • 「アミューズ」という社名は大里が命名し、英語で「人を楽しませる・喜ばせる」という意味がある「アミューズ(amuse)」と、ギリシャ神話に登場する文芸や音楽などの芸術を司る9人の女神を意味する「ミューズ(muse)」をかけ合わせている[11][12]
    • 前述の通り、当初、バーニングとは、運営資金の出資を受けたり、周防から原田やサザンオールスターズの紹介を受けるなどの関係があり、周防はアミューズをバーニングのグループ企業と認識していた。そのため、サザンオールスターズの「いとしのエリー」までの版権はバーニングパブリッシャーズが持っていた(それ以降は持っていない)。現在は特に関係はないようで、周防は「株式上場したときにも何の挨拶もなかった」「運営資金は返してもらっていない」と話している[13]
    • 渡辺プロとは、暖簾分けではなく、出資も受けていないが、当初は大里個人が引き続きキャンディーズのマネジメントも請け負うなど、一定の協力関係にはあった。
  • 1978年
    • 大里がキャンディーズの解散コンサートのプロデュースに専念し、原田を他のスタッフに任せている間、アイドルとしての売り出し方を嫌うようになった原田がアミューズを退社[6]
    • 原田の独立から2週間後、サザンオールスターズが入れ替えに入社し、同年6月にデビュー[6]。上半身裸、ランニングパンツ姿でのテレビ初出演が話題になる。アミューズ初のファンクラブ「サザンオールスターズ応援団」発足し、その後もウェブサイトやモバイルファンクラブ、アイテム販売型ファンサービスなどを行っている[14]
    • 10月、東京都渋谷区代官山町に「株式会社アミューズ」設立(資本金5百万円)[8]
  • 1980年
    • 三宅裕司のマネジメントを行なうことになり、サザンオールスターズと共に同社の二枚看板となる。
    • 10月、山本久が代表取締役社長に就任し、大里は代表取締役会長になる[6][15]
  • 1981年
    • 3月、劇場用映画製作・配給会社「アミューズ・シネマ・シティ」(1990年10月に「アミューズシネマ」に商号変更)を設立。1作目として、『モーニング・ムーンは粗雑に』を製作[7][16]
  • 1983年
    • 富田靖子がデビュー。富田は、唄やバラエティもこなしたものの、映画女優が活動の中心であり、同社は音楽(サザン)、演劇&バラエティ(三宅)、映画&ドラマ(富田)と、それぞれが重複の少ない分野をカバーする三枚看板体制となった。この三人(組)は四十年前後を経た現在も揃って同社に所属し続けている。
  • 1988年
  • 1987年
    • 3月、「アームコミュニケーションズ」(1996年1月に「藝神出版社」、1997年6月に「アミューズブックス」に商号変更。2003年業務停止)を設立[17]
    • 4月、東京都世田谷区のレコーディングスタジオ「アミューズスタジオ」が完成する[8]
    • アミューズ創立10周年を記念し、「アミューズ・10ムービーズオーディション」を行う。オーディションでは、福山雅治東根作寿英奥貫薫らを発掘した[14][18]

1989年 - 2000年代

2010年代

2020年代

  • 2020年
    • 4月1日、子会社のライブ・ビューイング・ジャパン内に、マネージメントオフィスApollo Bayを設立。これに伴い、アミューズ内で「ボイたまプロジェクト」として活動していた声優全員と、俳優の株元英彰がApollo Bayに移籍。
    • 12月14日、翌年7月より放送の、テレビアニメ「ラブライブ!スーパースター!!」(第1期)の主演かつLiella!のメンバーを選抜する一般公募オーディションの合格者、伊達さゆり青山なぎさの2名が新たにApollo Bayの所属となった。
  • 2021年
    • この年放送の、NHK大河ドラマ「青天を衝け」の主演に吉沢亮が起用された。また、NHK連続テレビ小説の同年度前期の「おかえりモネ」の主演に清原果耶、同年度後期の「カムカムエヴリバディ」の主演に深津絵里(トリプル主演)が起用され、同年度の連続テレビ小説の前期・後期とも所属俳優が務めることとなる。また、NHKの看板ドラマ枠である大河ドラマと連続テレビ小説の主演を、同年は、2作とも所属俳優が務めることとなる。
    • 4月1日、同年7月から山梨県富士山麓の富士河口湖町にアミューズ ヴィレッジを創立し、本社を移転することが発表された[47]。東京の旧本社(渋谷インフォスタワー)は移転後も東京オフィスとして活用する予定で、新本社と2か所を拠点に事業を展開する[48][49]。要因としては、新型コロナウイルスによって売り上げが大きく減少し、リモートワークがメインとなったこともあって、賃料が重い負担となっていたためとも報じられている[50][51]
      • また、同日付けで、佐藤健神木隆之介が、アミューズが出資し、アミューズ取締役であった千葉伸大が代表を務める、新会社「Co-LaVo(コラボ)」に、ONE OK ROCKが、アミューズのチーフマネジャーが代表を務める、「株式会社10969」に独立移籍した[52][53]
    • 4月22日、JUNON編集部とのコラボオーディション、JUNON×AMUSEアイドルオーディション「あなたの推しを教えて下さい #推しエール」の応募を開始し、8月13日にファイナリストが発表。8月18日に決勝大会が開催され、グランプリ及びSTATION IDOL LATCH!賞に磯野泉、準グランプリに澤田海瑠、STATION IDOL LATCH!賞に岩崎友泰林優大、特別賞に浅尾澪音、JUNON賞に永野孔規が選ばれた[54]
  • 2022年
    • 5月12日、この年7月より放送の、テレビアニメ「ラブライブ!スーパースター!!」(第2期)の主演かつLiella!の追加メンバーとして、一般公募オーディションから鈴原希実が起用され、新たにApollo Bay(子会社ライブ・ビューイング・ジャパン内のマネージメントオフィス)に所属となった。
  • 2023年
  • 2024年
    • 5月6日 - 2023年10月に募集を開始した大規模オーディション『NO MORE FILTER』の決勝大会が開催され、グランプリに倉須洸、準グランプリに西浦心乃助、審査員特別賞に鈴木太士が選出された。
    • 10月1日 - 組織改編を行い、タレントマネージメント部門に社内カンパニーを導入した他、子会社への事業分割を行った。また、東京オフィスを渋谷インフォスタワーから骨董通りの旧ニッカウヰスキー本社(東京都港区南青山5-4-31)[61]に移転した[62][63]
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特徴・社風

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所属タレント・アーティスト

要約
視点

※五十音順。

本項では2020年4月に子会社・ライブ・ビューイング・ジャパンの芸能マネジメント部門として発足したApollo Bay(アポロベイ)の所属タレント・アーティストについても記述する。なお、所属アーティストのうち、サザンオールスターズおよびSEKAI NO OWARIに関してはタイシタレーベルTOKYO FANTASYも参照のこと。

あ行

か行

さ行

た・な行

は行

ま行

や・ら・わ行

Apollo Bay

同事務所発足時にアミューズ所属者が一部移籍している。公式サイト[83]のロゴには「Apollo Bay AMUSE GROUP」と表記がある。

TOKYO FANTASY

ラストラム・ミュージックエンタテインメントとの共同出資により設立した、連結子会社[84]

かつて所属していたタレント・アーティスト

要約
視点

※五十音順。

あ行

さらに見る アーティスト名, 備考 ...

か行

さらに見る アーティスト名, 備考 ...

さ行

た・な行

は行

ま行

や・ら・わ行

さらに見る アーティスト名, 備考 ...
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現在の制作・制作協力番組

テレビ番組

NHK

TBS系列

過去の制作・制作協力作品

要約
視点

テレビ番組

NHK

日本テレビ系列

テレビ朝日系列

TBS系列

テレビ東京系列

フジテレビ系列

独立協

衛星放送

インターネットテレビ

ラジオ番組

映画・劇場アニメ

製作

舞台作品

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グループ会社

連結子会社

現在

過去

関連会社

現在

過去

出資会社

サポート会社

社員

現在
過去

不祥事

労働基準法違反

2019年4月、上限を超える時間外労働を従業員にさせた等として、労働基準監督署から是正勧告を受けていたことがわかった[91]2013年8月には労使協定三六協定)を届け出ずに従業員に残業させたとして、2018年10月には月に一日も休むことなく働いていた従業員がいた等と認定され、それぞれ是正勧告を受けていた[92]

脚注

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関連項目

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外部リンク

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