宮部藍梨
日本の女性バレーボール選手 (1998-) ウィキペディアから
来歴
兵庫県尼崎市出身。小学3年生でバレーボールを始める[3]。2013年末の全国都道府県対抗中学バレーボール大会で、最も将来有望な選手に与えられるJOC・JVAカップを受賞[3]。
2014年、金蘭会高等学校へ進学、同年2020年東京五輪へ向けた、日本協会の集中強化対象「Team CORE」(男子10人・女子8人)の一人となり[4]、2014年10月のアジアユースバレーボール選手権(U-17カテゴリ)では、優勝に大きく貢献し、MVPに選出される[5]。
2015年1月、全日本高校選手権に1年生エースとして出場。決勝では同じ大阪の大阪国際滝井高校と対戦し、両チーム最多の24得点を挙げチームの初優勝に貢献した[6]。
2015年4月、高校生でただ一人日本代表に選出され[7]、ワールドグランプリの登録メンバーに選出された[8]。
2015年7月10日のワールドグランプリ・イタリア戦の第2セットからスターターとして出場、18得点をあげてシニア国際大会デビューを果たした[9]。
高校卒業後は神戸親和女子大学に進学したが、2017年9月よりアメリカの2年制大学であるサウスアイダホ大学に留学[10]。2年時にはNJCAAディヴィジョンI全米選手権決勝で最多23得点、サービスエース2本を決め優勝に貢献し、AVCAが制定する2年制大学部門の女子年間優秀選手に選ばれた[11]。
2022年、6年ぶりに日本代表登録メンバーに選出された[13][14]。ネーションズリーグ予選ラウンド第3週のカナダラウンドに出場した[15]。世界選手権のメンバーにも選出された[16]。大会前の調整試合ではミドルブロッカーとしてのプレーも試され、世界選手権でもベルギー戦でミドルブロッカーとして出場し、チームの貴重な勝利に貢献した[17][18]。
2023-24シーズンより、姫路での背番号が29から11に変更となった[21]。
2025年1月、アミューズスポーツエージェンシーとのマネジメント契約が発表された[22][23]。
人物・エピソード
- 本人はもともと、それほど貪欲な性格ではなく、バレーボール自体も高校に入ってから続けるつもりはなく、積極的に2020年に向けて発言することもなかった[5]。ただし、中学3年生のときのJOC・JVAカップの受賞や、異なる年代の選手と接する機会が多くなるにつれ、刺激を受けるとともに、少しずつ意欲をふくらませてきており[5]、春高優勝時の主将も、「エースの自覚が出てきました」とコメントしている[5]。
- ミネソタ大では大学院も含め3年間ヒュー・マッカーチョンの指導を受けた。「すべてを基本から習い直した」「高いブロックに対してどう戦うかを考えた」と語っている[24][25]。
- 大学院の卒業論文のテーマは「オリンピックの経済効果」[24]。
球歴
受賞歴
- 2024年 - 2023-24 V.LEAGUE DIVISION2 WOMEN スパイク賞
所属チーム
- 尼崎市立金楽寺小学校
- 金蘭会中学校
- 金蘭会高等学校
- 神戸親和女子大学(2017年)
サウスアイダホ大学(2017-2018年)
ミネソタ大学ゴールデンゴーファーズ(2019-2022年)
- ヴィクトリーナ姫路(2022年- )
脚注
外部リンク
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