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テレビ朝日系列のプロ野球中継番組 ウィキペディアから
スーパーベースボール (SUPER BASEBALL)は、テレビ朝日系列各局やBS朝日、テレ朝チャンネル2 ニュース・情報・スポーツ(旧・朝日ニュースター)で放映されているプロ野球中継のタイトルである。
本項では、これまでテレビ朝日(前身のNET・日本教育テレビ時代を含む)および系列各局で放映されてきたプロ野球中継全般について記す。テレ朝チャンネル2における埼玉西武ライオンズ戦中継については『プロ野球完全中継 ライオンズ』を参照。
テレビ朝日系列のプロ野球中継のタイトルは、放送局や対戦カードによりばらつきがあったが、2003年度からはこのタイトルに統一された。
日本プロ野球のみに限らず、2010年からはメジャーリーグの放映権を獲得し[1]、年数試合程度このタイトルを使用して放映した実績がある。
系列局でもテレビ朝日と同じタイトルを使用しているが、一部系列局では独自のサブタイトルを付け加えている他、テレビ朝日とは異なるタイトルを使用している局もある(詳しくは#系列局の中継を参照)。
系列局ではプライムタイムにローカル中継を行う場合、本来放映される全国ネット番組を移動(まれに返上の場合もあり)させる必要があるため、テレビ朝日(番組によっては朝日放送テレビ)および当該番組のスポンサー各社との調整・許可を要する(全国ネットのスポンサーはローカル中継の中に組み込まれる)。朝日放送テレビのように中継を行う曜日や頻度が固定化されている局もある。振り替えられた全国ネット番組のCM枠はパーティシペーションとなる。なお、朝日放送テレビが制作する日曜20時台枠に関しては、同局がプロ野球中継をローカル放送する場合、通常放送される地域には裏送りで先行放送される形となる。
2005年度から数年間は『プロ野球完全燃焼主義』というサブタイトルがついていた。
年度 | タイトル | 備考 |
---|---|---|
ナイター | ||
1950年-1960年代 | ナショナル・火曜ナイター(火曜日のみ) | |
仁丹ナイター→パ・リーグ金曜ナイター(金曜日のみ) | ||
NECサンデー・ナイター→パ・リーグ日曜ナイター(日曜日のみ) | ||
1970年代 | ゴールデンナイター(巨人戦ビジターゲーム、対ヤクルト戦、対阪神戦、対広島戦) | 広島ホームテレビが、巨人戦全国中継を広島戦に差し替えた場合は、『ゴールデンナイター』の場合と『パワーアップナイター』の場合とがあった。 |
パワーアップナイター(対巨人戦以外の西武戦等) | ||
デーゲーム | ||
不明 | プロ野球中継 | |
2002年 | プロ野球超人バトル(テレビ朝日のみ) | |
DREAM BALLPARK(広島ホームテレビのみ) | ||
ナイター・デーゲーム共通 | ||
2003年 - | スーパーベースボール | 2005年度から数年間のみ『プロ野球完全燃焼主義』のサブタイトルを使用。 |
西武主催試合のテレ朝チャンネル2制作・放送分(ナイター・デーゲームを問わず[2]) | ||
2012年 | プロ野球完全中継 出しきれ!ライオンズ | |
2013年 | プロ野球完全中継 骨太!!ライオンズイズム | |
2014年 | プロ野球完全中継 全力!ライオンズ2014 | |
2015年 | プロ野球中継 ガチ!マジ!ライオンズ |
下記の表は全国放送分のもの。ローカル放送分については関西ローカルおよびその他のローカル中継の節を参照のこと。
時間帯 | 放送局 | 放送時間 | 中継の延長 | 備考 |
---|---|---|---|---|
ナイター | 地上波 (テレビ朝日系列局) | 19時00分 - 20時54分(平日) 18時56分 - 20時54分(土曜日・日曜日)[3] | 原則としてなし(日本シリーズ・侍ジャパン戦を除く) | テレビ朝日以外の局では平日の全国ニュース終了後の18:15から中継を開始する局がある。 全国ネット中継は2018年以降は日本シリーズ・侍ジャパン戦のみとなっている。 |
BS朝日 | 18時00分 - 20時54分 または 18時00分 - 21時54分[4] | 巨人戦は試合終了まで その他のカードは1時間延長か試合終了まで | ||
18:00 - 19:00 | なし | トップ中継。該当試合が地上波全国ネットの場合。 2017年以降はオールスターゲーム・侍ジャパン戦のみとなっている。 | ||
20:51 - 21:00 | 試合終了まで | リレー中継。該当試合が地上波全国ネットの場合。 2017年以降はオールスターゲーム・侍ジャパン戦のみとなっている。 | ||
デーゲーム | 地上波 (テレビ朝日系列局) | 土曜日 13:30 - 15:30 日曜日 13:55 - 15:20 巨人戦の場合のみ 16:30まで放送 | 原則としてなし | |
BS朝日 | 試合開始 - 3時間後 | 巨人戦は試合終了まで その他のカードは1時間延長か試合終了まで | ||
16:22 - 17:00 | 試合終了まで | リレー中継。対巨人戦で地上波中継が行われていた場合。 | ||
ナイターの冒頭4分間(日曜日のみ3分間)はミニ番組『直前情報』(かつては『ミニ中継[5]』と称していた)の扱いとなっている。この枠は一部ネット局では自社制作番組に差し替えられる。
2004年までは、週末のみ18時30分から中継を始めていた(18時35分まで『直前情報』)。翌2005年からは現在の開始時刻に落ち着いているが、2006年までは日曜日の阪神戦のみ例外であった。
朝日放送テレビ[6]では、水曜日のみローカル中継(後述)に準じて、夏季の高校野球中継開催時期以外は原則18時16分からのスタートとなるほか、朝日放送テレビを含む一部ネット局では自社制作のミニ番組を放映する兼ね合いで開始時刻が19時04分となっている(2005年以降)。
中継延長が行われる基準として、かつては20時40分の時点で試合が継続していた場合、試合の進行状況にかかわらず一律で21時24分まで延長されていたが、現在はそれまでに試合が終了した場合は定時で中継を終了する[7]。
日曜デーゲームについては、2015年4月8日から2017年4月2日まで『報道ステーション SUNDAY』が、2018年4月1日から2020年9月27日まで『サンデーステーション』がそれぞれ16:30 - 18:00(局によって17:55飛び降り)で放送されていたが、基本的なネットセールス枠(ANNニュース枠)は17:25 - 17:50に設定しており、テレビ朝日を除くフランチャイズ球団がある局(北海道テレビ、東日本放送、メ〜テレ、朝日放送テレビ、広島ホームテレビ、九州朝日放送)では試合日・試合開始時間によりネットセールスが始まる17:25まで延長オプションを行使する場合があり、この場合『報道ステーション SUNDAY』→『サンデーステーション』は事実上飛び乗りとなっていた。テレビ朝日で放送する巨人戦全国放送または一部地域放送時は、16:22以降はBS朝日(阪神戦はスカイ・エーも)へのリレー中継を行っていた。
北海道テレビ・広島ホームテレビ・九州朝日放送では2019年9月までは『スーパーJチャンネル』の土曜版が通常16:30 - 17:49:44に放送されていたが、デーゲーム中継日はネットセールス開始の17:30飛び乗りに変更された。
阪神戦とヤクルト戦については、トップ&リレー中継が行われる。
かつては地上波同時放送が基本だったが、近年は単独放送または対巨人戦でのトップ&リレー中継がメインとなっている。
地上波同時放送が行われていた日に地上波中継の終了時刻を迎えた場合は、BS朝日で中継を継続する旨が実況アナウンサーから伝えられた。また、他にネット局がある場合も同様に紹介される。基本的に地上波での進行に準拠しているため、地上波で放映されないごく一部時間帯(CM中など)に球場音声のみとなることがあった。
朝日放送テレビ制作の阪神主催ゲームは2010年までは同時放送を一切行っていなかった[8]が、翌年の2011年からの対巨人戦に限り中継を行うようになった(地上波全国中継時は平日ナイターはトップ&リレー中継、日曜デーゲームは原則としてリレー中継のみ、関西ローカル放送時は完全生中継。いずれもナイトゲームのみ対象で、デーゲームは中継されなかった)。2013年からは交流戦も年1試合放送。
オリックス戦も2007年のみ地上波同時放送だったが、2008年以降は朝日放送テレビからの裏送りによるBS単独放送となっている(オリックス球団が制作協力。BS朝日との共同制作名義)。
2010年6月13日以降のソフトバンク主催[9]、2011年5月17日以降の楽天主催、2012年6月13日以降の日本ハム主催[10]、2013年8月11日以降の広島主催(対巨人戦のみ))[11]、2015年5月20日以降の阪神主催、2019年6月16日以降のオリックス主催(交流戦の対戦阪神戦のみ)[11]の中継では実況・解説、スコア表示が地上波ローカルとBS朝日で各々別々となっている。
2015年までは基本「巨人戦のみ試合終了まで延長、その他カードは延長なし」となっていたが、2016年以降は対戦チームに関係なく、1時間延長や試合終了まで延長の中継が多くなっている。
2016年からは「野球黄金週間」と題して、特定の1週間開催されるプロ野球(まれに大学野球)の好カードを連日生放送する。
前身の衛星チャンネル→朝日ニュースターの時代に、「サテライトナイター」と称して年数試合、ヤクルト、西武、日本ハム主催試合からテレビ朝日の制作で中継放送をしていた。また地上波全国中継時には、トップ&リレー中継も行っていたが、CSデジタル放送の開始で他チャンネルがプロ野球中継を行うようになってからは一時撤退し、テレビ朝日は西武戦でJ SPORTS向けの中継に関与していた。
2012年より西武主催試合(西武球団制作)J SPORTSから移管される形でを基本的に試合開始15分前より4時間枠(試合終了まで延長対応)で放送した。なおオープン戦は編成上の都合により試合開始1分前から放送されていた。なお試合終了後時間に余りがある場合、その試合のダイジェスト、ないしは過去のライオンズ選手について特集したミニコーナーを行っていた。
放送対象地域 | 制作局 | 担当球団 | 備考 |
---|---|---|---|
関東広域圏 | テレビ朝日(EX) | 東京ヤクルトスワローズ 埼玉西武ライオンズ 千葉ロッテマリーンズ | 2005年から2008年まで読売ジャイアンツ主催試合の一部を担当 埼玉西武ライオンズ戦は2012年から2015年までCS放送・朝日ニュースター→テレ朝チャンネル放送分を埼玉西武ライオンズとの共同配給で制作。 |
北海道 | 北海道テレビ(HTB) | 北海道日本ハムファイターズ | 全国中継ではテレビ朝日制作[12] |
宮城県 | 東日本放送(KHB) | 東北楽天ゴールデンイーグルス | |
中京広域圏 | メ〜テレ(NBN) | 中日ドラゴンズ | 主催試合の放映権はないが、ビジターゲームのリポーター派遣と、制作協力・系列局の中継画面を使ったローカル向けの差し替え実況のみ。 |
近畿広域圏 | 朝日放送テレビ(ABC)[6] | 阪神タイガース オリックス・バファローズ | 全国中継時阪神戦レギュラーシーズンはABCテレビ主幹での共同制作、侍ジャパン戦やオールスターゲームの場合はテレビ朝日制作[13] |
広島県 | 広島ホームテレビ(HOME) | 広島東洋カープ | |
福岡県 | 九州朝日放送(KBC) | 福岡ソフトバンクホークス |
番組送出・スコア表示・提供アナウンスは朝日放送テレビ[6]制作分[24]を除いてテレビ朝日から行われる。BS朝日は、地上波全国中継時にテレビ朝日側から送出されるものを双方向光回線を通じてそのまま流していたが、現在は独自に行っている。
2022年6月現在は、全中継でハイビジョン制作[25]が行われているほか、テレビ朝日・BS朝日・朝日放送テレビ制作日には、地上波・BSと『sky・A sports+ HD』(スカパー!プレミアムサービス)において5.1chサラウンドステレオ放送を実施している。
また、テレビ朝日と朝日放送テレビ制作日には地上波とワンセグで連動データ放送も行われ、試合経過を随時確認することができるが、テレビ朝日と朝日放送テレビでデータ放送の内容やデザインが異なっている。BS朝日ではこれまでは行われていなかったが、2015年から2019年まで一部カードで独自に実施していた(主に対巨人戦)。
テレビ朝日制作分と朝日放送テレビ制作分(地上波の全国放送・関西ローカル放送およびsky・A sports+同時放送分を含む)ではリアルタイム字幕放送も実施される。
関西で開催のオールスターゲームについては、長らく毎日放送(腸捻転時代)→朝日放送テレビ主管制作で放送していたが、放映権が日本野球機構(NPB)主導での決定となり、放送局やスポンサーとの交渉に大手広告代理店が関与するようになった2011年以降、在京キー局との直接交渉となったためか、テレビ朝日主管制作(朝日放送テレビは制作協力団体扱い。実況アナウンサー・解説者・ゲストなど出演者の手配や番組のネットワーク送り出しもテレビ朝日が担当)に移行している[26]。
中継日程の特徴として、金曜日の放送が少ないことが挙げられる。これは、長寿番組の『ドラえもん』と『クレヨンしんちゃん』[27]、そして生放送の『ミュージックステーション』[28] がレギュラー番組として組まれている関係によるもの[29][30]。
BSデジタル放送の開始以前には、対巨人戦以外のカード(ヤクルト・大洋・広島・西武・日本ハム主催)を平日の20時台に1時間(あるいは19時30分から1時間半)だけ中継するというパターンもあった。
2000年代後半以降の全国ネット中継は、ゴールデンタイムのレギュラー番組およびサッカー日本代表戦・世界水泳といった他競技の中継を優先する編成方針から、ナイターはオールスターゲーム・日本シリーズ・侍ジャパン戦、デーゲームは阪神対巨人戦(朝日放送テレビ制作)に限られており、2014年以降のオールスターゲームの中継は同局での独占放送となっている。
2020年のテレビ朝日系列における地上波全国中継は、新型コロナウイルスの感染拡大による影響でシーズンの開幕が6月19日に遅れた[31]事で、オールスターゲームが初の開催中止となり[32]、阪神対巨人戦(朝日放送テレビ制作)のデーゲームも編成上の都合で放送されなかった事から、レギュラーシーズンの中継は1試合も放送されなかった[33]。その後日本シリーズの放送権を確保し、11月24日に『日本シリーズ第3戦・ソフトバンク対巨人』(福岡PayPayドーム)を全国ネットで放送した。
2021年6月20日には阪神対巨人戦(朝日放送テレビ制作)を地上波全国ネットで放送したが、テレビ朝日からは巨人ベンチリポート担当のアナウンサー・解説者などの制作要員派遣が行われなかったためか製作協力としてクレジットされず[34]、表面上は朝日放送テレビ単独制作となっていた他、テーマ音楽も『Dancing With My Fingers』(関西ローカル中継で使用)を使用していた他、全国中継の終了後の延長対応は関西ローカルのみで行われ、BS朝日へのリレー中継は行われなかった[35]。その一方で、球団公式映像を制作しているTigers-ai(阪神コンテンツリンク)が制作協力団体として参加したほか、ライブリッツの協力によりデータやAIを駆使した打撃動作などの解析・表示が試みられた。
時間帯 | 曜日 | 放送時間 | 中継の延長 | 備考 |
---|---|---|---|---|
ナイトゲーム | 水曜日 | 18時16分 - 19時00分(第1部) 19時00分 - 20時54分(第2部) | なし | 夕方のローカル報道・情報番組『news おかえり』の18時台ローカルパート(第2部)を休止するほか、19・20時台の全国ネット番組を差し替える。 テレビ朝日系列で3時間または20時から2時間の特別番組が放映される日は21時48分まで。 8月の全国高等学校野球選手権大会の開催期間中は原則として19時開始(詳細後述) |
日曜日 | 18時30分 - 20時54分 | サンテレビやKBS京都で放映の場合もあり。 (デーゲームはゴルフ中継がある場合のリレー中継のみ) | ||
デーゲーム | 日曜日 | 13時55分 - 16時30分 | 最大で17時25分まで | |
テレビ朝日系列局がない山梨県・富山県・鳥取県・島根県・徳島県・高知県・佐賀県や、地上波系列局が地元球団の中継に差し替える地域でも楽しむことができる。
対巨人戦の中継は年数回程度、番組全編を通じて筆頭スポンサーとなる協賛社名を冠した『(協賛社名)Sports Special』として放映される[105]。
近年は対巨人戦での地上波とのトップ&リレーまたは同一カードで地上波ローカル中継との別制作や、BS単独放送も行われている。以下、主催球団を基準に記載する。
テレビ朝日系列のCS放送局であるテレ朝チャンネルと旧・朝日ニュースター(現:テレ朝チャンネル2 ニュース・情報・スポーツ)では、番組編成の都合によりプロ野球中継は長年行っていなかった。
しかし、2012年からはsky・A sports+(現:スカイA)で行われていた楽天戦がJ SPORTSに移行し、J SPORTSで中継されていた西武戦が朝日ニュースターに移行し「プロ野球中継 出しきれ!ライオンズ」という題名で放送された(制作はライオンズ球団とテレビ朝日の共同制作[116]。
前年までのJ SPORTS西武戦に制作協力していたテレテックも引き続き協力)[16]。なお同年度はスカパー!プレミアムサービス、スカパー!のいずれでもハイビジョン放送を実施していなかったため(スカパー!プレミアムサービスは10月にハイビジョン放送開始、スカパー!は7月1日開始)、スカパー!プレミアムサービスはレターボックス16:9による額縁放送、スカパー!は16:9標準画質放送となり、スカパー!プレミアムサービスの「プロ野球セットHD」加入者向けに、スカチャンHDでのハイビジョン同時生中継も行っていた。また、ひかりTVのひかりTVチャンネルHD、パ・リーグTV、プロ野球24向けにも配信されていた。テレ朝ch2における西武戦の中継は2015年まで行われていた[117]。
「広島対巨人」が広島ホームテレビ・地上波テレビ朝日系列(広島県ローカル含む)、BS朝日で中継する場合とライオンズ主管試合が重複する場合がある時や、テレ朝ch2で他のスポーツイベントが開催される場合など、やむを得ない事情でテレ朝ch2で放送できない試合がある時は、広島対巨人戦をテレ朝チャンネル1に移行する場合もあった[118]。
なお、CSアナログ放送時代には朝日ニュースターの前身である『衛星チャンネル』がヤクルトと西武の主催ゲームの一部をテレビ朝日の制作により『サテライトナイター』のタイトルで中継を行い、地上波全国放送の際にはトップ&リレー中継もしていた。また、2011年までJ SPORTSで放映されていた西武のホームゲーム中継は、かつてテレビ朝日の持分法適用関連会社であったテレテックが制作していた(それ以前にテレビ朝日が制作していた時代もある)。
この他、朝日放送テレビ系列のスカイAも阪神主催ゲームを中継している(2011年までは楽天の主催ゲームも担当)が、基本的に朝日放送テレビではなく球団公式の番組が使用されている(朝日放送中継日の阪神主催ゲームのみ、一部の試合を除き朝日放送テレビの映像を使用する)。詳しくは『スカイA スタジアム』を参照のこと。
なお、オールスター・日本シリーズで地上波テレビ朝日系列・BS朝日での中継時は、2011年まではスカイAで放送していたが、2012年からはテレ朝チャンネル2で録画中継を行っている。ただし阪神・オリックスの主幹による関西圏開催で朝日放送テレビ制作(テレビ朝日主幹の場合を含む)となる場合はスカイAでの録画中継となる(例:2014年第1戦)。
2016年7月18日[119]・2017年9月12日[120]・2018年4月20日[120]・2019年7月9日[121]・2020年9月6日[120] には「阪神対巨人」(阪神甲子園球場、Tigers-ai制作[122])の中継も行われた[123][124]。
年度 | 曲名 | アーティスト | 備考 |
---|---|---|---|
ゴールデンナイター/パワーアップナイター | |||
? - 1978年 | スポーツマン | レイモンド服部(作曲) | |
1979年 - 1981年 | テレビ朝日スポーツ・テーマ | いずみたく(作曲) | 1980年のモスクワオリンピック中継用に作られた曲 |
1982年 - 1991年 | 朝日に栄光あれ | 神津善行(作曲) | 行進曲 |
1992年 - 1997年 | ROUND TRIP | DIMENSION | アレンジバージョンを使用 |
1998年 - 2000年 | Go for "The Dream" | 柳ジョージ | |
2001年 | Follow Winds | A-my | |
2002年 | 熱き鼓動の果て | B'z | |
スーパーベースボール | |||
2003年 | IT'S SHOWTIME!! | B'z | |
野性のENERGY | |||
2004年 | OH JAPAN 〜OUR TIME IS NOW〜 | TMG | |
ARIGATO | B'z | [125] | |
2005年 | 夢よ、舞いおどれ!! | なんばあきひろAND宇宙船地球号feat.八駿 | |
BANG! BANG! バカンス! | SMAP | ||
2006年 - 2007年 | buzzer beater | アジアシリーズまで | |
2007年 - 2009年 | 弾丸ファイター | 北京オリンピック・アジア地区最終予選中継から、2009年前期まで | |
2009年 - 2012年4月 | スーパースター★ | 2009年後期から 広島ホームテレビは主に全国放送またはBS朝日との同時放送のみ(後述) | |
2012年5月 - 2022年 | ファンタズムーンテーマ | 高梨康治 | [126] |
2015年 - 2022年 | 彼こそが海賊 | クラウス・バデルト | [127][128] |
2023年 - | FIRE BALL | KAZSIN | [129] |
備考
WBCやWBSCプレミア12等の日本代表戦においては、布袋寅泰の『BATTLE WITHOUT HONOR OR HUMANITY』を使用[130]。
朝日放送テレビの関西ローカル中継では、以下に挙げた独自のテーマ曲が使用されている。
年度 | 曲名 | アーティスト | 備考 |
---|---|---|---|
? - 1990年代半ば | ウィーンはいつもウィーン[131] | J・シュランメル(作曲) ボストン・ポップス・オーケストラ(演奏) アーサー・フィードラー(指揮者)[132] | 行進曲 腸捻転(ネットチェンジ)によりTBS系列だった時代にも使用[133] |
1998年 - 2002年 | BLACK BOTTOM BRASS BANDの楽曲 | sky・Aで放映されていた『sky・Aプロ野球速報』でも使用 | |
2021年 - 2023年 | Dancing With My Fingers | MIYAVI vs 三浦大知 | 番組内ではクレジットなし。朝日放送テレビの番組表に記載。 阪神対巨人戦及び日本シリーズのテレビ朝日系列地上波全国中継でも使用。 中継開始と終了時(中継時間内に試合が終了した場合のみ)に加え、新たにCM前にも流れている。 ハイライトでは『Lady Luck』(SANOVA)を使用[134] 。 BS朝日向けの地上波との別制作分または単独放送時は、テレビ朝日のテーマ曲を使用。 |
2024年 - | gg燦然 | 10-FEET | 『ABCフレッシュアップベースボール』(朝日放送ラジオ)および、 野球中継以外で朝日放送グループが関西ローカル向けに制作する 生放送番組[135]の阪神関連コーナー・企画と共用。 阪神対巨人戦のテレビ朝日系列地上波全国中継でも使用。 |
1991年まで、朝日放送・テレビ朝日以外のネット局では、朝日放送のマスターから直接全国送り出しとなった場合や、系列局間の個別ネット時は「ウィーンはいつもウィーン」がそのまま流れていたが(テレビ朝日・広島ホームテレビなど別途ネット受け局側で差し替えた場合もあり)、回線運用の都合上テレビ朝日を経由しての全国送り出しとなった場合は、テレビ朝日で「朝日に栄光あれ」に差し替えて配信されることがあった。このため、全国中継時は提供クレジットまでテーマ曲が続いていなかった。
1992年から全国中継で採用された『ROUND TRIP』は、『ゴールデンナイター』(対巨人戦全国中継)・『パワーアップナイター』(西武戦・対巨人以外のヤクルト・広島戦全国中継差し替えの阪神・近鉄・オリックス戦関西ローカル中継)に限り朝日放送でも使用されたが、初年度の中継ではCM前のジングルに1世代前のものを使用し、テーマ曲を差し替えていた時代の名残で、提供クレジット表示の時は球場の音声のみになることがあった。1993年からはジングルがテレビ朝日に揃えられ、テーマ曲も提供クレジットまで流れるようになった。
1998年には坂本冬美の曲(演歌ではない)がエンディングで使われたこともあった。
2002年から2004年(2003年以後は前期のみ)のテレビ朝日のテーマソングは、朝日放送ラジオの『ABCフレッシュアップナイター』でもテーマソングとして使われた。
2002年[136] から2011年までは、テレビ朝日系列のスポーツ中継の統一テーマソングとして、他種目のスポーツ中継でも使われていた(2005年前期は除く)。
なお、朝日放送テレビ制作の中継ではCMに入る時のジングルとしてテーマソングを流すことはないが(オールスター戦などで例外あり)、2006年からはローカル・全国放送に関係なくハイライト時にテーマソングを挿入している。
2012年5月から朝日放送テレビ制作で中継された試合では、全国(2017年まで)・ローカル(2020年まで)・BS朝日単独(2016年まで)時共にサンテレビ・KBS京都でのリレー中継時にハイライトで使用されるオリジナルBGMが朝日放送テレビ・テレビ朝日系列での放送時間帯のハイライトでも使用されていた。
朝日放送テレビとサンテレビ・KBS京都のトップ&リレー中継では、サンテレビでは『サンテレビボックス席』と共通の『スプリング・レディ・バード』(作曲:渡辺宙明)が、KBS京都では『KBS京都エキサイトナイター』と共通の『ヨーロッパ万歳』(作曲:ザハール・ブロン)が使われている。なお、2021年から中継終了時は、まず上記の朝日放送テレビ独自のテーマ曲が流れてから使用される流れになっている。
広島ホームテレビの広島県ローカル中継では、1987年までと、2009年から以下に挙げた独自のテーマ曲が使用されている。
年度 | 曲名 | アーティスト | 備考 |
---|---|---|---|
- 1987年 | 国民の象徴 | アーネスト・E・バグリー作曲 | |
2009年 - 2011年 | 20th Century Boy | T・レックス | |
2012年・2013年 | Sunny Day Sunday | センチメンタル・バス | 2013年8月6日の「ピースナイター」の対阪神戦は、別の演奏のみの楽曲。 |
2014年・2015年 | Wake Myself Again | MAN WITH A MISSION | 2015年5月17日の対DeNA戦は『プライマル』(奥田民生)を使用(奥田・伊藤大地・岸田繁によるサンフジンズがゲスト出演したため)。 |
2016年 | Survivor | MAN WITH A MISSION | |
2017年 | IMPACT | UVERworld | |
2018年 | Shake It Off | テイラー・スウィフト | |
2019年 | Freak It! | MAN WITH A MISSION feat.東京スカパラダイスオーケストラ | |
2020年 - | The Victors | MAN WITH A MISSION |
1987年まで一時期のの九州朝日放送と同じアーネスト・E・バグリー作曲の『国民の象徴』を、1988年以降はテレビ朝日に準じた曲を使用したが、2009年以降『カープ応援中継“勝ちグセ。”』として放映する際には独自の曲が使われている。
また試合自体がスポンサードゲームとして開催される際は、協賛企業が番組の冠提供となった事例がため、当該企業のCMソング・イメージソングをハイライトのBGMとして使用したことがある。
一例として、日本アイコム協賛時は同社のCMソング『RUN ~君のもとへ~』(キマグレン。アルバム『LOVE&BEACH』に収録)が使われた。
また、朝日放送テレビからビジターの対阪神戦をネット受けした時には、1989年以降、朝日放送テレビとは逆に『ウィーンはいつもウィーン』を『朝日に栄光あれ』や『ROUND TRIP』に差し替える場合があった。また、2005年度最初の中継では石田匠(元The Kaleidoscope〜Ricken's)の『Red 〜僕らの広島カープ〜』(広島新球場建設「たる募金」共同キャンペーン応援歌)をテーマ音楽にした独自のオープニングとした。
2016年8月30日の対DeNA戦から、『J SPORTS STADIUM』への配信分では、テーマ曲をJ SPORTS 側で別途差し替えている。
九州朝日放送の福岡県ローカル中継では、2019年から『KBCホークスナイター』(KBCラジオ)と共通のテーマ曲として以下に挙げた独自のテーマ曲が使用されている。
年度 | 曲名 | アーティスト | 備考 |
---|---|---|---|
1960・70年代 - 不明 | 国民の象徴 | アーネスト・E・バグリー作曲 | |
2019年 | LIFE | Smily Tinky | [137] |
2020年 | SWAG & PRIDE | THE RAMPAGE from EXILE TRIBE |
北海道テレビの北海道ローカル中継では、2018年から以下に挙げた独自のテーマ曲が使用されている。
東日本放送の宮城県ローカル中継では、2018年から以下に挙げた独自のテーマ曲が使用されている。
腸捻転時代にNETテレビ(テレビ朝日の前身)系列だった毎日放送制作の中継では、カール・タイケ作曲の『旧友』が使われていた。
2017年の2017 アジア プロ野球チャンピオンシップの決勝戦および、2023年の2023 アジア プロ野球チャンピオンシップの日本対韓国戦、オーストラリア対日本戦を放送している。
☆は年度によりBS朝日単独放送分にも出演。
系列局制作の出演者は各系列局の項目を参照。
★の解説者はサンテレビに出向扱いで出演。
基本的に江尻とダブル解説で出演。
(■は故人)
(NはNET時代)
現在はフジテレビTWOで放送。
以下は宇野勝のコーチ就任時に本数契約で出演した。
以下は北別府の休養〜前田のHOME専念までの期間に本数契約で出演した。
(■は故人)
○は2011年までのJ SPORTSからそのまま続投[172]。2013年からはテレビ朝日アナウンサー(清水、三上)も実況していた。
現在はフジテレビTWOで放送。
1988年10月19日、勝てば8年ぶりのパ・リーグ優勝、負ければ優勝を逃すという近鉄の最終戦、対ロッテ戦ダブルヘッダー(川崎球場)第2試合を通常番組を変更して全国放送。元々関西ローカルの中継予定(近畿地区については15:00開始の第1試合から中継放送を開始)だったが、急遽全国放送に変更された上、本来の放送枠の次に放送予定だった『さすらい刑事旅情編』も全編中止し、この枠ではコマーシャルを一切挿入しなかった。中継はその後の『ニュースステーション』[174] まで引き継がれ、試合終了までを中継した。
: 西武戦=テレテック技術協力(2011年まで)と、広島戦=広島ホームテレビの映像提供、およびオリックス戦=朝日放送の実況アナウンサー派遣。
: 2012年から2015年まで西武主催試合を中継。
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