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日本のCSチャンネル ウィキペディアから
フジテレビONE TWO NEXT(フジテレビ ワン ツー ネクスト)は、フジテレビジョンが運営するテレビ放送の専門チャンネルの総称である。
現在、3つのチャンネルを運営している。各チャンネルの詳細はそれぞれの項目を参照。
フジテレビが番組供給事業者としてスカパー!プレミアムサービス(衛星一般放送事業者はスカパー・エンターテイメント)、スカパー!(衛星基幹放送事業者は系列企業のサテライト・サービス[注釈 1])およびケーブルテレビへのチャンネル配信を行っている。
ONE・TWOについては単独でのチャンネル契約はできず[注釈 2]、スカパー!ではONE・TWO・NEXTの3チャンネル(月額1500円(税別))のセットかONE・TWOの2チャンネル(月額1000円(税別))のセット加入契約、もしくは各種セット・パックでの契約となる。NEXTについては単独契約が可能(月額1200円(税別)。ベーシック系パック、Jリーグ系セット、ONE・TWOセット(スカパー!のみで、これが適用されるとプレミアムサービスの3チャンネルセットと同額の1500円(税別))との割引あり)。
ケーブルテレビでは3チャンネルともオプションチャンネル扱いとなる局が多かったが、JCNでは2009年4月1日から基本料金のみでONE・TWOが視聴できるようになったのをはじめ[1][2]、2010年4月1日からJ:COM(J:COM TV デジタル[3])やeo光テレビ(プレミアムHD)でもONE・TWOがベーシックチャンネルに組み込まれている。その他ケーブルテレビでもONE・TWOのハイビジョンチャンネルは基本料金パックに含まれることが多くなっている。一方でNEXTはほぼすべてのケーブルテレビでオプションチャンネルである。
なお、在京5大キー局で唯一、ニュース・報道番組の専門チャンネルが放送されていない。報道番組は開始当初から2009年3月31日までは「フジテレビ739」(ONEの前身)、同4月1日から2012年3月23日までは「フジテレビTWO」(721改め)で、地上波で放送されたものをディレイ放送していたが、チャンネルの再々編(2012年4月1日より上記に再編)の実施によりフジテレビCSでの報道番組の放送は廃止された。2015年4月にはフジテレビ初の報道専門チャンネル「ホウドウキョク24」が開局したが、NOTTVおよびフジテレビオンデマンドでのみ視聴可能である。
また、チャンネルロゴは、地上波・BSのロゴを使用せず、独自のロゴを使用する[注釈 3]。
1997年5月、フジテレビジョン(現・フジ・メディア・ホールディングス)はソニーとともにニューズ・コープとソフトバンクによって設立された衛星放送プラットフォーム・ジェイ・スカイ・ビー(JスカイB)(1998年5月に日本デジタル放送サービス(現・スカパーJSAT)と合併)にイコールパートナーとして資本参加する。
JスカイB株主各社が出資した番組供給会社であるスカイエンターテイメント(現・ジェイ・スポーツ(J SPORTS))に番組を供給するとともに1998年には自ら委託放送事業者としてスカパー!・SKYサービスで2チャンネル分の認定を受け同年4月25日に「フジテレビ721」(Ch.721)、翌1999年4月1日には「フジテレビ739」(Ch.739)の放送を開始する。
2000年、スカイエンターテイメントの再編に伴い同社が運営していた日本映画専門チャンネル、時代劇専門チャンネルの受け皿となる新会社日本映画衛星放送に出資するとともに同年3月で放送終了した『北野チャンネル』の受け皿として721で『チャンネル北野』(2005年4月より「チャンネル北野eX」に番組名変更)の放送を開始する。
2002年に放送開始したスカイパーフェクTV!2(現・スカパー!)ではフジテレビが出資するサテライト・サービスで3チャンネル分を確保、721・739に加えて翌2003年3月18日にはテレビショッピング専門チャンネル「フジテレビ.ディノス」(2006年10月1日に「ディノスチャンネル」に改称)を放送開始。のちにスカパー!でも放送を開始したが、2007年12月31日に放送終了している。
2003年7月1日より、映像・音声情報の伝送容量が2チャンネルの合計で11Mbps(単体では最大7Mbps)の放送が可能となった。それまでは約4Mbps・合計約8Mbpsだった[5]。
2005年5月1日より、視聴料を月額735円から1050円(いずれも税込)に改定。
2007年6月、CS事業部はデジタルコンテンツ局ペイTV事業センターに改組。
2008年4月1日、スカパー!で民放キー局主体でのCSによる初のハイビジョンチャンネルとなる「フジテレビCSHD」の放送を開始。同年10月にはスカパー!HDでの放送も開始している。2009年3月末まではキャンペーンとして、スカパー!で721・739の両チャンネル契約者(「e2基本パック」契約者含む)、およびスカパー!HD契約者であれば無料で視聴可能であった。
2009年4月1日、大規模なチャンネル再編を実施。
なお2009年4月1日の0:00〜9:00の放送休止の間に既に地上波(アナログ・デジタル)で2008年12月から先行運用を開始した地上波・BS・CSの3波統合型マスター(東芝製)に切り替えられ(第1段階は地上波。第2段階はCS放送。第3段階はBS放送の順に切替)、スカパー!でのONE・TWOの放送は全番組が16:9フルサイズのSD放送(4:3SD収録の番組・CMはすべて額縁放送。NEXTはこれまでどおりハイビジョン放送)となる。また、ウォーターマークの表示位置が右下から右上(地上・BSデジタル放送と同様で16:9での固定表示。CM中のみ消去)に変更された[注釈 4]。スカパー!SDでのONE・TWOの放送は基本的に4:3ノーマルサイズで放送し、ハイビジョン制作の一部番組ではレターボックス放送となっている(4:3ノーマルサイズの場合はウォーターマークは表示されない)。なお、NEXT(SD)もレターボックス放送となっている。
2010年6月、デジタルコンテンツ局とライツ開発局が統合、クリエイティブ事業局に改組されたことに伴い、ペイTVセンターもクリエイティブ事業映像センターに改組。
2012年4月1日、複数のチャンネルに跨っていた番組編成を、チャンネルでジャンル分けを行うリニューアルを実施。ただし、プロ野球中継が同一時間帯で2試合重なる時(ヤクルトのホームゲームとフジテレビ系列局が放送権を持つ中日・阪神・広島の対巨人戦の中継が重なる時)など編成上の関係で本来のチャンネルで放送できない場合は従来どおり別のチャンネルで振替放送を行う。
2012年9月28日、衛星基幹放送におけるNEXTの放送事業者がスカパー・エンターテイメントからONE・TWOの放送事業者であるサテライト・サービスに移管。これにより同じ物理チャンネルで放送しているONE・TWOとの伝送量の調整が可能[注釈 5] となり、スカパー!にてONE・TWOのハイビジョン放送を開始した。その後、ごく一部の番組に限られているが字幕放送も実施するようになった。
2016年12月1日、スカパー!プレミアムサービスの衛星一般放送事業者がスカパー・ブロードキャスティングからスカパー・エンターテイメントに変更。
ここではONE・TWO・NEXTのうち、2つ以上のチャンネルにまたがって放送される番組について記す。それ以外の番組についてはONE・TWO・NEXTの項を参照。
主にONE+TWOのみ掲載している新聞、テレビ雑誌が多い(ただしテレビ雑誌ではNEXTを掲載しているものもある)。また新聞によってはケーブルテレビの番組表に掲載していることがあり、その場合「有料」がつくことがある。
など
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