ニューズ・コープ

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ニューズ・コープ

ニューズ・コープ(News Corp、正式名称: ニューズ・コーポレーション英語: News Corporation)は、アメリカニューヨークに拠点を置く出版メディア企業。オリジナルのニューズ・コーポレーション(1980年にルパート・マードックによって設立)のスピンオフとして2013年に設立された。

概要 種類, 市場情報 ...
ニューズ・コーポレーション
News Corporation
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種類 公開会社
市場情報 NASDAQ: NWS
NASDAQ: NWSA
ASX: NNC
略称 News Corp
本社所在地 アメリカ合衆国
ニューヨーク州ニューヨーク
設立 2013年6月28日 (11年前) (2013-06-28)
業種 マスメディア
事業内容 出版新聞関連事業
代表者 ルパート・マードック(名誉会長)
ラックラン・マードック(実行委員長
ロバート・トムソン(CEO
所有者 マードック家(議決権の39%)
主要子会社 ダウ・ジョーンズ
ニューズ・コープ・オーストラリア
ニューズ・インターナショナル
外部リンク newscorp.com
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概要

2013年6月28日に旧ニューズ・コーポレーションから主に出版・新聞関連の事業を切り離し、さらにこれらの関連企業を傘下に収めて誕生した(NASDAQ株取引は3日後の7月1日に開始)[1][2][3]。傘下企業にはウォール・ストリート・ジャーナルを発行するダウ・ジョーンズなどがある。また、MySpaceを運営するインターミックス・メディアや「TV Guide英語版」を出版するジェムスターテレビガイドの株を一部保有している。

一方、旧ニューズ・コーポレーションが展開していたエンターテインメントテレビ関連事業などは同じく分社化によって誕生した21世紀フォックスが引き継いた。

2022年10月14日、ルパート・マードックはフォックス・コーポレーションとの再統合を検討していることを表明。独立取締役で構成される特別委員会を同日に設置した[4]。しかし、株主から猛反対を受けたため、マードックは統合を断念し、提案自体を撤回したことを2023年1月24日に発表した[5]

2023年9月21日、ルパート・マードックは同年11月に会長職を退任し、ニューズ・コープの名誉会長に就くことを発表した。後任は自身の長男であるラクラン・マードックが就任した[6]

主な傘下企業・所有資産

新聞

アメリカ
イギリス
オーストラリア

出版

放送関連

  • ニューズ・コープ・オーストラリア衛星放送FoxtelFOXスポーツ・オーストラリア、Sky News Australia[注 1]

デジタル教育技術

  • アンプリファイ・エデュケーション

マーケティング

  • ニューズ・アメリカ・マーケティング

気候変動に対する姿勢

ニューズ・コープは長年にわたり地球温暖化に対する懐疑論を発信してきたと科学者やジャーナリストなどから批判されている[8][9]

一例として、戦略対話研究所英語版の調査で、Sky News Australiaは気候変動に関する誤情報の世界的な発信源となっていることが判明している[10]

ルパート・マードックは「ニューズ・コープに気候変動否定論者はいない」と述べている[11]

2021年、ニューズ・コープは国際的な非難や広告主からの圧力を受け、「ミッションゼロ2050」というネットゼロ英語版目標を立てたが、それ以降も懐疑論の発信は継続されている[9]

脚注

関連項目

外部リンク

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