フォックス・コーポレーション(Fox Corporation)は、アメリカ・ニューヨークに拠点を置くマスメディア企業。
種類 | 株式会社 |
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市場情報 |
NASDAQ: FOX NASDAQ: FOXA (S&P 500に含まれる) |
本社所在地 |
アメリカ合衆国 ニューヨーク州ニューヨーク市 |
設立 | 2019年3月19日 |
業種 | 情報通信業 |
事業内容 | テレビ放送事業 |
代表者 |
ルパート・マードック(名誉会長) ラクラン・マードック(執行会長兼CEO) ジョン・ナレン(CCO)[1] |
売上高 | 139.8億米ドル(2024年) |
営業利益 | 18億3700万米ドル(2024年) |
純利益 | 15億1000万米ドル(2024年) |
純資産 | 219.7億米ドル(2024年) |
総資産 | 107.1億米ドル(2024年) |
従業員数 | 10,200 (2024) |
所有者 | マードック家(議決権の39%) |
主要子会社 |
フォックス放送 フォックス・ニュース フォックス・スポーツ |
外部リンク |
www |
フォックス放送、フォックス・テレビ局、フォックス・ニュース、フォックス・ビジネス、米国でのフォックス・スポーツなどを展開する。マードック家が家族信託を通じて39.6%の株式を所有し、ルパート・マードックが会長、息子のラクラン・マードックが執行会長兼CEOを務めている。マードック氏の支配下にある姉妹会社であるニューズ・コープは、同氏の印刷権やその他のメディア資産を保有している。
ウォルト・ディズニー・カンパニーによる21世紀フォックスの買収により2019年に設立され、ディズニーが買収しなかった資産がフォックス・コーポレーションとして分離され、2019年1月1日に株式の取引が開始された。
概要
フォックスの名称の由来は1915年にウィリアム・フォックスが設立したフォックス・フィルムまで遡り、その後に多くの買収・合併を経て今に至る。
2017年12月、ウォルト・ディズニー・カンパニーが21世紀フォックスの映像製作事業、ケーブル放送事業、映像配信サービス事業の買収(ディズニーによる21世紀フォックスの買収)を発表した[2]。そして残った事業に関しては新たな会社が立ち上げられ、事業を継続することとなった。これはディズニーが既に放送ネットワークであるABCや、スポーツ放送局であるESPNの大部分を所持しているため、寡占が懸念されたためである[3]。
2018年に入ると、コムキャストが21世紀フォックスの買収を考えている事が明らかになった。これはイギリスのメディア企業Sky獲得のためで、当時21世紀フォックスはSkyの株を多数保有していた。そのためディズニーは21世紀フォックスの買収額を大幅に引き上げる事となった。しかしその後コムキャストは21世紀フォックスの買収を断念し、その理由をSky単体での獲得へ集中するためとしている[4]。
2019年3月12日、ディズニーは2019年3月20日までに買収が完了すると発表した[5]。そして2019年3月19日、FOXコーポレーションがS&P 500で21世紀フォックスと入れ替わる形で正式に取引を開始した。
2022年10月14日、ルパート・マードックはニューズ・コーポレーションとの再統合を検討していることを表明。独立取締役で構成される特別委員会を同日に設置した[6]。しかし、株主から猛反対を受けたため、マードックは統合を断念し、提案自体を撤回したことを2023年1月24日に発表した[7]。
2023年9月21日、ルパート・マードックは同年11月に会長職を退任し、ニューズ・コープの名誉会長に就くことを発表した。後任は自身の長男であるラクラン・マードックが就任した[8]。
傘下企業
脚注
外部リンク
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