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A.R.ガーニー作の朗読劇 ウィキペディアから
『ラヴ・レターズ』(原題:Love Letters)は、アメリカ合衆国の劇作家A.R.ガーニーが制作した朗読劇の戯曲。幼なじみの男女が1930年代から1980年代にかけ半世紀にわたって交わす往復書簡により綴られる恋物語で、互いを意識しつつも別々の道へ進んだ2人がやがて再会し激しく惹かれ合うさまを描く[1]。1990年ピューリッツァー賞戯曲部門最終候補作。
初演は、1988年コネチカット州ニューヘイブンのロング・ウォーフ・シアター。並んで座った2人の男女が、手にした台本を読み上げるだけのシンプルな舞台構成であるが、1989年にブロードウェイ、エディソン・シアターに登場するや注目を浴びた。以後、イギリス、フランス、オーストラリア、デンマーク、オランダ、アルゼンチン、ドイツ、日本など世界各地で上演されている。
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幼馴染みのアンディとメリッサ。二人は思春期を迎えてお互いを一番近い異性として意識しはじめる。しかし同時に、自分たちが友だち以上の関係にはなれないことにも気づき、二人はそれぞれまったく別の道へと進んでいく。互いに別の人間と結婚した二人だったが、ふとしたきっかけで再会する。
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この節には内容がありません。 (2019年6月) |
Gurney, A. R. (1990). Love letters, and two other plays, the golden age and What I did last summer. New York, N.Y., U.S.A.: Plume. [2] [注 1]
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作品の魅力に惹かれたプロデューサーの内藤美奈子(PARCO劇場・当時)と翻訳家・演出家の青井陽治が上演権を獲得し、青井の訳・演出により東京・PARCO劇場にて1990年8月19日に役所広司と大竹しのぶの出演で初演、同月に劇書房で『ラヴ・レターズ』が刊行された。以来、同じ台本をさまざまな年齢・個性のカップルが四半世紀以上にわたって演じ続け、朗読劇の金字塔を打ち立てた[3][4]。当初の10年間は劇場スケジュールの隙間に、上演中の演目の休演日などを利用して舞台セットもそのままに上演されていたが、定着した2000年より本作のために劇場スケジュールが割かれるようになった[3]。建て替えに伴う2016年からの劇場休館時には、旧劇場閉館前の最後の演目として上演[5][6]。また2020年の新劇場開館時に「ラヴ・レターズ こけら落しスペシャル」として上演が予定され、あわせて「日本上演30周年」「上演回数500回」となる[4][7][8]。
作者A.R.ガーニーの指定により稽古は1回のみで[9]、まず演出の青井が作品を解釈する上で基礎となる物語の時代背景や社会情勢などを4、5時間かけて丁寧に説明し、続いて本読みを1回のみ行う。基本的に「こう読んでください」という指示はなく、「読みたいように読んでください」と演者の感覚に委ねられている[3]。第1回公演から第469回公演(2016年12月)まで26年間に渡って演出を手掛けた青井が2017年9月に死去した後は[10]、同年12月の青井の追悼公演より藤田俊太郎が後を引き継ぎ、青井の残したノートをもとに演出を手掛ける[9]。
青井は生前最後まで「今のお客様にダイレクトに言葉を伝えるにはどうしたらいいのか」と翻訳の見直しを続けており、2019年の「黒柳徹子スペシャル『ラヴ・レターズ』[11]」より青井が最後に翻訳を手直しした新訳版の台本にて上演されている[1]。
Season (1 - 5)
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Season (6 - 10)
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Season (11 - 15)
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Season(16 - 20)
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Season (21 - 25)
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Season (26 - 30)
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Season (31 - )
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