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日本の小説家 (1951-) ウィキペディアから
浅田 次郎(あさだ じろう、本名:岩戸 康次郎〈いわと こうじろう〉[1]、1951年〈昭和26年〉12月13日 - )は、日本の小説家。
浅田 次郎 (あさだ じろう) | |
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誕生 |
岩戸 康次郎 (いわと こうじろう) 1951年12月13日(73歳) 日本・東京都中野区鍋屋横丁 |
職業 | 小説家 |
国籍 | 日本 |
活動期間 | 1991年 - |
ジャンル | 時代小説・大衆小説 |
代表作 |
『蒼穹の昴』(1996年) 『鉄道員(ぽっぽや)』(1997年) 『壬生義士伝』(2000年) 『中原の虹』(2007年) 『終わらざる夏』(2010年) 『一路』(2013年) |
主な受賞歴 |
吉川英治文学新人賞(1995年) 直木三十五賞(1997年) 日本冒険小説協会大賞(1997年) 柴田錬三郎賞(2000年) 中央公論文芸賞(2006年) 司馬遼太郎賞(2006年) 吉川英治文学賞(2008年) 毎日出版文化賞(2010年) 本屋が選ぶ時代小説大賞(2013年) 紫綬褒章(2015年) 大佛次郎賞(2016年) 菊池寛賞(2019年) 日本歴史時代作家協会賞(2020年) |
デビュー作 | 『とられてたまるか!』 |
ウィキポータル 文学 |
中央大学杉並高等学校卒業。陸上自衛隊に入隊、除隊後はアパレル業界など様々な職につきながら投稿生活を続け、1991年、『とられてたまるか!』でデビュー。悪漢小説作品を経て、『地下鉄に乗って』で吉川英治文学新人賞、『鉄道員』で直木賞を受賞。時代小説の他に『蒼穹の昴』、『中原の虹』などの清朝末期の歴史小説も含め、映画化、テレビドラマ化された作品も多い。
2011年から2017年に日本ペンクラブ会長。2013年には、柴田錬三郎賞、山本周五郎賞選考委員、2022年現在、直木賞選考委員[2]。
9歳まで東京都中野区鍋屋横丁(旧・上町[3])で育ち、以後、都内を転々とすること18回[4]。エッセイやメディアなどでは神田出身とも述べている[5]。母の実家は奥多摩の御岳山(みたけさん)の宮司を務めていた[6][7]。家業はカメラ屋だった[8]。生家は神田で喫茶店を営んでいた(バブル期に閉店[9])。戦後のどさくさにまぎれて闇市で父が一旗上げて成金になり[10][11]、父の見栄で杉並区の私立のミッションスクールに運転手付きの外車で通い(電車通学もした)、メイドがいる裕福な家庭で育った[12][13]。 9歳の時に家が破産[14]、両親は離婚し[15]、母は失踪[16]、しばらくの間、親類に引き取られた[14]。間もなく、母に兄と浅田を引き取る目処がつき3人暮らしが始まり、貧しいながらも駒場東邦中学校を受験し[17]、第11期生として入学したが、読書の時間が取れないことを理由に[18]高校1年の時に同校を去り[15][19]、2学年より中央大学杉並高等学校へ転入し、1970年(昭和45年)に同校を卒業[20][21](5期生[20][22])。13歳の時に集英社の『小説ジュニア』に初投稿して[23]以降、数々の新人賞に応募と落選を続け、30歳ぐらいの時に群像新人賞の予選を初めて通過した(最終選考には残らなかった)[24]。
青春時代の知的シンボルで憧れの存在だった三島由紀夫が三島事件を起こし、“世界中がまっしろになるような”大きな衝撃を受け[25][26]、陸上自衛隊に入隊、第32普通科連隊に所属。自分がその後小説家となったこともあり、照れ臭さから[27]当初エッセイでは「2度目の(大学)受験に失敗し、食いつめて自衛官になった」と、三島に影響を受けたことを否定していた[28][25][29] が、後にこの動機は事実であると告白している[30]。基礎訓練後に配属されたのは、東京出身だったこともあって奇しくも三島が自害した市ヶ谷駐屯地だった[25][26]。在職時は、「おまえは実戦ならまっさきに戦死だ」などと言われていた[31]。なお、『きんぴか』には、三島由紀夫の自殺に衝撃を受けた経験を持つ元自衛官が登場する。高校時代に小説家を志し原稿を出版社に持ち込んだ帰り道、ボディービルジムにいる三島を見かけたことがある[注 1]。田中角栄政権の時代に一回だけ災害派遣の経験をするが、後の阪神淡路大震災と比べて政府が大変迅速だったと述べている[32]。1973年春に自衛隊を任期満了で除隊[33]。元々、小説家になりたいと思っていたが、自衛隊生活も思いの外気に入っていたことや、第一師団司令部への転属の誘いもあり、辞めるべきかどうか深く悩んだという[34]。小説家になるという昔からの夢を叶えるために除隊、入隊中の2年間の遅れを取り戻すべく、小説を書く時間が取れる仕事[注 2]をしながら習作や投稿を続けたが、一向に日の目を見ることはなかった[28]。
婦人服販売会社を営む傍ら[35]、雑誌ライターとして、インタビュー、書評、風俗ルポ、競馬予想など注文に応じて様々なテーマの記事を書き、記名原稿の場合は、その都度記事に合った異なるペンネームを使用していた。ヤクザの抗争事件が頻発していた頃、ヤクザの日常生活や事件の解説をヤクザ側の人間になりきって書く「極道エッセイ」の連載を依頼された。『昭和残侠伝 唐獅子牡丹』のヒーロー花田秀次郎の名をペンネームとして拝借しようとしたが、校了当日に編集部から「やはりこの名前はまずい」と言われ、時間がないまま、たまたまその時机の上に置いてあった、出版社から突き返された小説のボツ原稿(初めて新人賞の予選を通過した小説)の主人公の名前「浅田次郎」が「花田秀次郎」と3文字一緒だったこともあり、それをペンネームにした。1990年から『週刊テーミス』で連載された「とられてたまるか! 」は好評で、1991年に学習研究社から単行本化された。同作に注目した複数の出版社から「極道小説」という制約付きでいくつか小説の依頼を受けるようになった。極道ものから初めて脱却した『地下鉄に乗って』を書いた時にはペンネームを変えるべきか悩んだという。今となっては、(五十音順で)書店で探しやすい、サインがしやすいなどの利点も感じているという[36]。
当初の作品傾向から悪漢(ピカレスク)小説を中心とした作家としての認知が先行したが、『きんぴか』刊行から間もなく、徳間書店の編集者から依頼を受け、1992年、“将来この路線に埋もれることのないよう”に、“かけがえのない習作”として『プリズンホテル』を執筆[35]。1995年に『地下鉄に乗って』で吉川英治文学新人賞を受賞した際に初めて新聞に著作の広告が載り[注 3]、「売れない小説家」という家族の見方を覆した[37]。その後は、清朝末期の宮廷を舞台に宦官を主人公とした大作『蒼穹の昴』が1996年に第115回直木三十五賞(直木賞)の候補作となり、受賞は確実視されていたが欠点を指摘する選考委員も少なくなく落選、当時『週刊現代』で連載していたエッセイ「勇気凛凛ルリの色」で落選を「敗北」と表現し、悲嘆にくれる文章を発表した[38]。落選し憔悴しきり、「もう書けない」と泣く浅田を女性編集者が叱咤激励し、書き上がった作品が「角筈にて」(『鉄道員』に収録)であった[39]。翌1997年、『鉄道員』にて第117回直木賞を受賞した際には、同じく『週刊現代』のエッセイで受賞の喜びを「栄光」と表現し[40]、4週に渡ってその喜びを、家族や編集者への感謝の気持ち[41][42]、受賞の連絡の瞬間[43]、受賞後のパニック[44]など、様々な角度から伝えた。直木賞受賞後は講演などの仕事も増え、非常に多忙になったが、自衛隊で培った自慢の体力で過酷なスケジュールをこなしている[45]。
エッセイなどでは、自身を「ハゲ、デブ、メガネ」と表現する。20代半ば頃から進行し始め[46]、30歳で抵抗を諦めた “ハゲ”を気にしており、夏の外出時にはパナマ帽を被る[5]。頭囲が62cmあるが、それに合う大きさの帽子は国内ではほとんど取り扱われておらず、自分の頭の大きさを気にしている[47]。40歳を過ぎてから近視になり、眼鏡をかけるようになった[48] 。
自宅では、執筆時に限らずあぐらで過ごすことが多く、飛行機や長距離電車に乗った時もあぐらをかく[49]。あぐらをかくのが楽という理由もさることながら、体型の問題もあり、日頃から着物を着る習慣がある[49]が、いかにも「物書き」という着物姿で近所を歩くのは恥ずかしいため、コンビニなどに行く時は着替えるという[50]。
祖先は武士で、家柄は譜代関宿藩の御馬廻役300石であった[51]らしいが、祖父母は関東大震災と東京大空襲で2度焼け出され、古い習わしで幼少期にもみ上げを長く伸ばしていたことや、「御一新の折にはひどい目をついた」という口伝や祖父の口癖[注 4][注 5][11]以外に家紋も伝承もなく、証拠がないという。父と兄が揃って「テキトーに」家紋を決めたため、浅田自身も紋付き袴を仕立てる時に著作『輪違屋糸里』に因んで、二ツ輪違いに決めたという[52]。
祖母は祖父と結婚する前は向島の芸者だったという。河竹黙阿弥の芝居を好んだこの祖母に歌舞伎の観覧によく連れて行かれ、その影響で、黙阿弥を文学の神様のように信奉するようになった[53]が、どういう作家が好きかと問われると、シェイクスピア、谷崎潤一郎、柴田錬三郎……など次々と浮かんできても決められないという[54]。
原稿を書くことについてはマメだが、手紙などは「医者の不養生」ならぬ「作家の筆無精」とも言えるほどで苦手である[55]。
趣味は買い物[56]、読書、競馬。下戸で[57]、愛煙家である[58] 。
子供の頃から読書好きで、小学生の頃から図書館で借りた本をその日のうちに読み終えて翌日に返却するというパターンになって以来、1日1冊の読書が生活になった、いわゆる活字中毒である[59][注 6]。1日4時間は読書タイムと決めており、この時間を削るくらいなら、寝るのをやめると言うほど読書が好きである[60]。読む本がなくなったらどうしようという恐怖感が働くため、旅先にも必ず滞在日数分の本を持っていく[61]。気に入った物語に出会うと読むだけでは飽き足らず、学校から帰ると遊びに行くでもなく作品を原稿用紙に書き写して文章力の向上を図り、時には自分好みの結末に改竄したりもしていたほど、小説という虚構の世界が好きだった[55]。
風呂及びサウナを良く好み、サウニストを自負する[62]。一時期は、鞄に常に手拭いと石けん箱を入れ、いつでも銭湯に行けるよう持ち歩いていた[63]。
大の競馬好きとして知られる。競馬予想家として生活し、競馬の収入と小説の収入が拮抗していた時期もあり[64][65]、この方面に関するエッセイも多数ある。父がティンバーカントリー、母がブライアンズタイム産駒のスカイワード号、及びライブインベガス号という名の馬も持っていた[66][67]。芦毛のメダイヨン号は現役引退後に京都・上賀茂神社の神馬「六代目神山号」となっている[68]。実父の葬儀当日など限られた日を除いて週末は競馬場へ通う。自ら、自衛隊除隊後は「ほぼ競馬場に皆勤賞」と語るほど[69]。しかも全国で開催されている全レースの馬券を買い求めるという[70]。 競馬に限らずラスベガスには、健康体を保つために義務として年に1回、権利として年に2回、……、叶うなら年に5回は行きたいというほど、ギャンブルが好きである[71][注 7]。
動物好きで、あわや保健所行きとなりかけた犬や捨て猫など[72]、多い時には最大で13匹の犬猫を飼っていたことがある[73]。家族同然である彼らを「ペット」と呼ぶことに抵抗があり、「飼う」という表現も好まない[74] 。しかしながら、動物を題材とした作品は少なく、愛猫に死なれた女性と神獣・獬(シエ)との奇妙な生活を描いた短編「獬(シエ)」(『姫椿』所収)ぐらいしかなく、浅田自身は同作を失敗作とは言わないまでも書いたことを悔やんでおり、“こういうかわいそうな小説は二度と書くまい”と思ったという[74]。また、『民子』で描かれた、かつて一緒に暮らしていた元野良猫の「斎藤民子」のように、動物たちは浅田家の血縁ではないとの考えから、名前だけでなく名字も与える[75]。民子とのエピソードは、マルハペットフードの創立10周年記念にCMとして映像化された。
乗り物酔いしやすい性質で、遊園地のアトラクション、スキー場のゴンドラ、飛行機のファースト・クラス、自衛官時代には装甲車内でも嘔吐した経験がある。40代頃から、多少改善したという[76][77]。
2008年の夏に狭心症と診断され、ステント留置手術を受けて以来、禁煙、減量、食事のカロリー制限などを申し渡された[78] が、なかなか守られていない[50]。
400字詰めの原稿用紙に万年筆で[79]、おびただしい種類の辞書に囲まれた書斎で文机にあぐらというスタイルで執筆する[49]。
原稿用紙は、駒形の舛屋(満寿屋)製のもので、中学生の頃に日本近代文学館で見た川端康成の自筆原稿が格好よいと感じ入ったためである。数ある原稿用紙の中から、三島由紀夫と同じ「赤罫」を用いるようになった。最初にその原稿用紙を買ったのは、自衛隊除隊後に貰った退職金でだった[80]。職業作家としてやって行けるという自信を持った時、舛屋に依頼して用紙の左隅に「浅田次郎用箋」と入れてもらった特製の原稿用紙で執筆を始めた[81][注 8]。
400字詰めの原稿用紙でなければ字が書けないという珍しい性質の持ち主で、子供の頃から、授業は面白く聴き学問も嫌いではなかったが、ノートを取るという作業ができず、提出を求められた際には友達から借りたノートを徹夜で丸写ししていたという。以上の性質から、作品の構想をメモに書き留めるということも出来ず、思いついたアイディアは、以前はその場で頭の中で書き始め、後で原稿用紙に書き写すという作業をしていたが[82]、一度すっぽりと忘れてしまったことがあり、家人や秘書、編集者がいれば、彼らに話しておくようになった[55][注 9]。
常に複数の連載を掛け持ちし、その合間に短編小説やエッセイの依頼も受け、ワーカホリックな一面もあるが、急病も含め、いまだに連載原稿を落としたことがない[83][79]。
「小説の大衆食堂」を自称、「書くのは最大の道楽」と語る。現代小説では「平成の泣かせ屋」の異名を持ち、人情味あふれる作風に特徴がある。
自衛隊時代の経験を元に執筆した『歩兵の本領』[84]、祖先が武士であることから時代小説も多く書いており、『壬生義士伝』などの新撰組を材に求めた作品のほか、人間の不変さを描いたという『お腹召しませ』などの作品がある。東京人であることにこだわっているが、ダイナミックな変化により町名の変更など過去を振り捨てて発展する東京のあり方には疑問を持っている。新宿が好きだと言い、『角筈にて』など小説の舞台になることも多い。しかし、かつては悪い思い出が多すぎるためあまり行かなかったという[85]。
暴力団・窃盗犯などのアウトローに対し、ユーモアやペーソスを交えながら、肯定的に描くことが多い。
ヘビースモーカーであり、エッセイ「勇気凛凛ルリの色」のシリーズにて、「喫煙権について」などの稿で、喫煙者の立場から喫煙の権利を訴えている。また前述の競馬以外にもギャンブル全般が趣味で、カジノを題材にした『オー・マイ・ガアッ!』といった小説や、『カッシーノ!』などのエッセイがある。
作品の舞台については、各種資料で調査しているが、現地を訪れることなく書かれた作品も多い(「鉄道員」『蒼穹の昴』など)。現地を見ないで書いた方が、ロマンのある作品になるともいう。
日本航空の機内誌『SKYWARD』に毎月連載されているエッセイ「つばさよつばさ」では他作品の作風とは異なり、土産のキャビアが想像以上に高額だったことに愕然とする話・鹿児島市で名物の白くま(本人曰く「生しろくま」)を食べ損ねた話(後に再び現地へ赴き賞味を果たす)・楽勝だと思って始めた朝カレーダイエットに思わぬ苦慮をさせられる話など、作者の普段の生活をユーモアを交えて紹介している。
極道実録関係
その他
タイトル | 公開年月日 | 監督 | 脚本 | 主な出演者 | 備考 |
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極道懺悔録 | 1998年2月21日 | 望月六郎 | 石川均 | 松岡俊介、鶴見辰吾、金谷亜未子 | |
ラブ・レター | 1998年5月23日 | 森崎東 | 中島丈博 | 中井貴一、山本太郎、耿忠、根津甚八 | 原作は『鉄道員』収録の同名作品 |
鉄道員(ぽっぽや) | 1999年6月5日 | 降旗康男 | 岩間芳樹 降旗康男 | 高倉健、大竹しのぶ、広末涼子 | |
天国までの百マイル | 2000年11月25日 | 早川喜貴 | 田中陽造 | 時任三郎、大竹しのぶ、羽田美智子、八千草薫 | |
壬生義士伝 | 2003年1月18日 | 滝田洋二郎 | 中島丈博 | 中井貴一、三宅裕司、佐藤浩市、中谷美紀 | |
パイラン | 2003年6月14日[注 13] | ソン・ヘソン | ソン・ヘソン アン・サンフン | チェ・ミンシク、セシリア・チャン | 原作は「ラブ・レター」、韓国映画 |
地下鉄(メトロ)に乗って | 2006年10月21日 | 篠原哲雄 | 石黒尚美 | 堤真一、岡本綾、常盤貴子、大沢たかお | |
椿山課長の七日間 | 2006年11月18日 | 河野圭太 | 川口晴 | 西田敏行、伊東美咲、成宮寛貴、和久井映見 | |
憑神(つきがみ) | 2007年6月23日 | 降旗康男 | 降旗康男 小久保利己 土屋保文 | 妻夫木聡、森迫永依、赤井英和、西田敏行 | |
オリヲン座からの招待状 | 2007年11月3日 | 三枝健起 | いながききよたか | 宮沢りえ、加瀬亮 | 原作は『鉄道員』収録の同名作品 |
銀色の雨 | 2009年11月28日 | 鈴井貴之 | 宇山圭子 鈴井貴之 | 賀来賢人、前田亜季、中村獅童 | 原作は『月のしずく』収録の同名作品 |
日輪の遺産 | 2011年8月27日 | 佐々部清 | 青島武 | 堺雅人、中村獅童、福士誠治 | |
柘榴坂の仇討 | 2014年9月20日 | 若松節朗 | 高松宏伸 飯田健三郎 長谷川康夫 | 中井貴一、阿部寛、広末涼子 | 原作は『五郎治殿御始末』収録の同名作品 |
王妃の館 | 2015年4月15日 | 橋本一 | 谷口純一郎 国井桂 | 水谷豊、田中麗奈、吹石一恵 | |
輪違屋糸里〜京女たちの幕末〜 | 2018年12月15日 | 加島幹也 | 金子成人 門間宣裕 加島幹也 | 藤野涼子、溝端淳平、松井玲奈、佐藤隆太、田畑智子、塚本高史 | |
タイトル | 放映日 | 監督 | 脚本 | 主な出演者 | 備考 |
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とられてたまるか! | 1992年10月9日 | 高橋伴明 | 高橋伴明 上田武郎 | 哀川翔、清水健太郎、浅野愛子 | |
とられてたまるか!2 | 1993年8月13日 | 高橋伴明 | 上田武郎 | 哀川翔、清水健太郎、川越美和 | |
とられてたまるか!完 | 1994年9月9日 | 高橋伴明 | 上田武郎 | 哀川翔、川越美和、白竜 | |
通称!ピスケン | 1996年5月10日 | 高橋伴明 | 剣山象 | 哀川翔、金山一彦、村上里佳子 | 原作は『きんぴか』 |
ピイナッツ―落華星― | 1996年5月17日 | 三池崇史 | 井上鉄勇 | 竹内力、前田耕陽、喜多嶋舞 | 浅田は原案、原作はもとはしまさひでの漫画 |
プリズンホテル | 1997年3月28日 | 福岡芳穂 | 高田純 | 三上大和、広瀬仁美、哀川翔、安岡力也 | |
鉄砲玉、散る〜ゲスは殺(と)ったれ!〜 | 1997年10月24日 | 早川喜貴 | 西村孝史 | 哀川翔、草野康太、真弓倫子、でんでん | |
タイトル | 放送局 | 放送日 | 演出 | 脚本 | 主な出演者 | 備考 |
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月曜ドラマスペシャル・プリズンホテル | TBS | 1993年12月6日 | 和田旭 | 竹山洋 | 古谷一行、中田喜子、芦田伸介 | |
月曜ドラマスペシャル・プリズンホテル2 | 1995年4月3日 | |||||
うらぼんえ | フジテレビ | 1998年11月27日 | 笠置高弘 | 島田淳子 高田静 | 清水美砂、平幹二朗、伊原剛志 | 原作は『鉄道員』収録の同名作品 関西テレビ制作 |
活動寫眞の女 | NHK BS-2 | 1999年1月9日 - 2月13日 | 宮崎純 ほか | 宮村優子 | 橋龍吾、菊池麻衣子、森口瑤子 | 全6話、NHK大阪放送局制作 同年9月に全3話に再編集して地上波で放送された |
プリズンホテル | テレビ朝日 | 1999年4月17日 - 6月19日 | 堤幸彦 ほか | 成田はじめ | 松本明子、井ノ原快彦、武田鉄矢、北村総一朗 | 全10話、 |
角筈(つのはず)にて | テレビ東京 | 1999年11月4日 | 石橋冠 | 松原敏春 | 西田敏行、竹下景子、柄本明、橋爪功 | テレビ東京開局35周年記念番組 原作は『鉄道員』収録の同名作品 |
天国までの百マイル | テレビ東京 | 2001年4月26日 | 大山勝美 | 松原敏春 | 西田敏行、室井滋、風吹ジュン、柄本明 | テレビ東京21世紀特別企画 |
聖夜の肖像 | BS-i | 2001年12月23日 | モモイカオリ | 寺田敏雄 | 桃井かおり、岸部一徳、宇崎竜童 | 原作は『月のしずく』収録の同名作品 |
鉄道員 / 青春編 | テレビ朝日 | 2002年1月2日 | 出目昌伸 | 松原敏春 | 岸谷五朗、飯島直子、いかりや長介 | 新春ドラマスペシャル |
壬生義士伝〜新選組でいちばん強かった男〜 | テレビ東京 | 2002年1月2日 | 松原信吾 長尾啓司 | 古田求 田村恵 | 渡辺謙、高島礼子、内藤剛志、柄本明 | 新春ワイド時代劇として放送 |
恋のエチュード 第27・28話「花や今宵」 | BS日テレ | 2003年4月6日 | 戸田菜穂、林泰文 | 原作は『月のしずく』収録の同名作品 | ||
恋のエチュード 第37話「金の鎖」 | BS日テレ | 2003年6月14日 | とよた真帆 | 原作は『見知らぬ妻へ』収録の同名作品 | ||
ラブ・レター | テレビ東京 | 2003年6月18日 | 石橋冠 | 金子成人 | 西田敏行、余貴美子、いかりや長介 | 原作は『鉄道員』収録の同名作品 |
天切り松 闇がたり | フジテレビ | 2004年7月30日 | 本木克英 | 金子成人 | 中村勘九郎、椎名桔平、渡辺謙 | 関西テレビ制作 |
シェエラザード〜海底に眠る永遠の愛〜 | NHK総合 | 2004年7月31日 | 吉村芳之 | 鄭義信 | 反町隆史、小澤征悦、長谷川京子、伊武雅刀 | |
恋愛小説 | TBS | 2006年7月17日 | 北村龍平 | 尾崎将也 | 藤原紀香、泉谷しげる、北村一輝 | オムニバスドラマ 原作は「月のしずく」 |
もういちど地下鉄に乗って | テレビ朝日 | 2006年10月14日 | 森田空海 ほか | 立見千香 ほか | 岩田さゆり、能世あんな、豊原功補、浅野和之 | 全4話 映画『地下鉄に乗って』公開記念アナザーストーリー |
輪違屋糸里 | TBS | 2007年9月9日・10日 | 清弘誠 | 竹山洋 | 上戸彩、中嶋朋子、小田茜 | |
椿山課長の七日間 | テレビ朝日 | 2009年12月19日 | 猪原達三 | 後藤法子 | 石原さとみ、船越英一郎、戸田菜穂、中村俊介 | |
蒼穹の昴 | NHK BShi | 2010年1月 - 7月 | 汪俊 (ワン・チュン) | 楊海薇 (ヤン・ハイウェイ) | 余少群(ユィ・シャオチュン) 周一囲(ジョウ・イーウェイ)、田中裕子 | 日中共同制作 同年9月から地上波で放送された |
シューシャインボーイ | テレビ東京 | 2010年3月24日 | 石橋冠 | 鎌田敏夫 | 西田敏行、柳葉敏郎、安田成美 | テレビ東京開局45周年記念番組 原作は『月島慕情』収録の同名作品 |
一路[91][92] | NHK | 2015年7月31日 - 9月25日 | 石原興 ほか | 渡邉睦月 | 永山絢斗、渡辺大、ミムラ | |
ハッピー・リタイアメント | テレビ朝日 | 2015年10月18日 | 秋山純 | 岡本貴也 | 佐藤浩市、石黒賢、石田ゆり子 | |
きんぴか | WOWOW | 2016年2月13日 - 3月12日 | 西浦正記 | 久松真一 | 中井貴一、ユースケ・サンタマリア、ピエール瀧 | 連続ドラマW |
琥珀[93] | テレビ東京 | 2017年9月15日 | 雨宮望 | 岡田惠和 | 西田敏行、寺尾聰、鈴木京香 | 原作は『夕映え天使』収録の同名作品 |
プリズンホテル | BSジャパン | 2017年10月7日 - 12月16日 | 青山貴洋、岡野宏信 | 三浦駿斗、田中智章 青塚美穂、宮本武史 | 田中直樹、柄本明、菅田俊、矢野聖人 | |
黒書院の六兵衛 | WOWOW | 2018年7月22日 - 2018年8月26日 | 李闘士男 | 牧野圭祐 | 吉川晃司、上地雄輔 | 連続ドラマW |
おもかげ | NHK BS4K | 2023年3月27日 | 小林聖太郎 | 吉田康弘 | 中村雅俊 | |
母の待つ里 | NHK BSプレミアム4K NHK BS | 2024年8月16日・23日 9月21日・28日 | 森義隆、阿部修英 | 一色伸幸 | 中井貴一 | 特集ドラマ |
函館朝市の店から個人情報が漏れ、カニの「宅配詐欺」被害に遭ったとする内容のエッセイを日本航空の機内情報誌『SKYWARD』2009年12月号に寄稿したが、このエッセイを知った函館朝市協同組合連合会が2009年12月に調査を実施したところ、浅田の家族が朝市の実在する店からの電話を受けカニを注文していたことが判明した。協同組合連合会が浅田に連絡すると、浅田は謝罪したとされる[94][95]。
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