ちちんぷいぷいの特別番組一覧 (ちちんぷいぷいのとくべつばんぐみいちらん)は、『ちちんぷいぷい』(毎日放送で1999年10月11日から2021年3月12日まで放送されていた情報番組、以下『ぷいぷい』と略記)から派生した特別企画・特別番組を示している。
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ちちんぷいぷい物産展
毎日放送の本社に近い梅田(大阪市北区)の百貨店で定期的に開かれている期間限定のイベント。2004年から2008年までは、阪急百貨店とMBSのタイアップ企画として、毎年4月中旬にうめだ本店の大催物場で実施されていた。「キッチンぷいぷい」に出演中の料理人と番組スタッフなどが企画・開発した「ぷいぷい弁当」が目玉商品である。この他、番組で紹介した拘りの一品料理や全国各地からの惣菜・菓子・生活用品などを販売する。2007年には八木早希・松川浩子・松本麻衣子の女子アナウンサー3人の企画による「ぷいぷいケーキ」が発売された。
2005年からは一時、阪急百貨店うめだ本店7階に「ちちんぷいぷい情報ステーション」を開設。「ぷいぷい物産 いっぺんぜひ!」等で紹介された品物の展示・販売を実施していた。2009年10月中旬には、「ちちんぷいぷい」の番組開始10周年を記念して、「阪神のちちんぷいぷい秋のうまいもん物産展」が阪神百貨店梅田店8階催場で開催された[1]。
関西ローカルでの放送回数が4000回を迎えた2016年には、「番組放送"4000回記念"大感謝祭 MBSちちんぷいぷい物産展」を、8月10日(水曜日)から16日(火曜日)まで阪急百貨店うめだ本店の9階で開催していた。
他局とのコラボレーション企画
2005年9月9日には、当時総合司会を務めていた角淳一が『痛快!エブリデイ』(関西テレビ)に生出演。この週は『エブリデイ』が放送3000回を迎えた記念すべき1週間であり、金曜の企画「こんとい亭」のゲストとして角が関西テレビの番組に初めて出演した。角がゲストということで、CM前のジングルも本番組で使われている物と同じ音楽を使用、さらに、『ぷいぷい』のCM前カットに『痛快!エブリデイ』と書かれたのがCM前カットとして使われた。そして、同日の本番組に『エブリデイ』の司会を務める落語家の桂南光が生出演。角が『エブリデイ』に出演した時の模様が『ぷいぷい』で紹介された。この日は本番組と『エブリデイ』の"コラボレーション"が実現した日でもあった。
南光は2006年4月から、本番組へのレギュラー出演を開始(2009年3月まで水曜日→以降は木曜日)。角は、『エブリディ』への出演後、『ムハハnoたかじん』(関西テレビ、2009年3月放送終了)や『なるトモ!』(読売テレビ、2009年3月放送終了)や各種イベントにも登場した。その際には、出演者・参加者の言動や演出が、『ぷいぷい』をかなり意識したものになっていた。
タイアップ商品
「ちちんぷいぷい 角の☆印弁当」(2009年)
当番組とセブン-イレブンの共同開発により、2009年5月27日から関西地区のセブン-イレブンで2週間限定で発売されたすき焼き弁当。「地産地消」をテーマに、近畿2府4県で生産された食材のみでおかずを構成したため、「関西を元気にするコンビニ弁当」というキャッチフレーズが付けられた。2週間の売り上げは約50万食(発売終了後に当番組で発表)。発売期間中には、角が登場する弁当のスポットCMが、MBSテレビ限定で放送されていた。
「ちちんぷいぷい コラボパン」
当番組では、山崎製パンとのコラボレーションで、2010年・2012年・2015年にオリジナルの菓子パンや総菜パンを開発。期間限定のプロデュース商品として、主に近畿地方のスーパー・コンビニエンスストアで発売した。
2010年(角パン・西パン)
2010年6月15日から8月30日まで発売。淡路島・神戸で収穫されたいちじくから作られたオリジナルのいちじくジャムを使用した角プロデュースの「レーズンコロネ いちじくジャム&れん乳ホイップ」「ランチパック いちじくジャム&れん乳ホイップ」(以下「角パン」と略記)、当時木・金曜日の総合司会を担当していた西靖(毎日放送アナウンサー)がデミカツ丼(出身地である岡山県のご当地グルメ)をヒントにブロデュースを手掛けた「デミカツパン」(以下「西パン」と略記)の3種。宣伝隊長としてU.K.が「パンだパンいちろう」として宣伝活動を、近畿地方や徳島県などのスーパー・コンビニなど各地で行い、その模様は発売後、毎日番組内で静止画で紹介された。また当時参院選が行われる時期だった事にかけて、「パン院選」という、3種のパンのうち、売上がトップになるのはどのパンかを視聴者が予想する企画も行われ、「デミカツパン」が1位となった。8月には460万個を超える大ヒット商品となり、山崎製パンの社員が2010年7月31日に毎日放送に訪れ、角にヒット御礼の特製ケーキを贈呈した。この模様は2010年8月2日の番組内で放送された。最終的な売上個数は、「角パン」の総計で約500万個、「西パン」で約173万個であった。
2012年(ウルトラパン大作戦)
レギュラーアナウンサーの西・河田直也・山中真・大吉洋平が2011年9月中旬からプロデュースに携わった以下のパンを、2012年1月23日(月曜日)から3月31日(土曜日)まで関西地方限定で発売。「ウルトラパン大作戦」と称するキャンペーンを通じて、4種類のパン合計で「角パン」の累計売上個数を更新することを目指していた。
- 西:「愛の新婚朝ごはん 目玉焼き風&ソーセージパン」(以下「西パン」と略記)
- 山中:「つぶあん&ヨーグルト風味ホイップパン」(以下「山中パン」と略記)
- 河田:「ランチパック トマトジャム&トマト風味ホイップ」(以下「河田パン」と略記)
- 大吉:「味噌だれ風味の豆腐ハンバーグパン」(以下「大吉パン」と略記)
「ウルトラパン大作戦」は、ウルトラシリーズを制作した円谷プロダクション公認のキャンペーンで、名前には「ウルトラ級(500万個)の売上を記録した角パンを超えたい」という上記4人の願望を込めていた。
折しも、2012年にウルトラシリーズが開始45周年を迎えることから、当番組では同シリーズにちなんだポスターをキャンペーン用に製作した。ウルトラマン風の西・河田・山中・大吉がそれぞれ清水の舞台から飛び降りる構図のポスターで、ウルトラ隊員風の衣装に身を包みながら販売店でのキャンペーンや取材を担当する「ウルトラパン宣伝隊員」のくっすん・市川義一・酒井藍(吉本新喜劇)に加えて、既に当番組のレギュラーを退いていた角も「ウルトラパンの父」として描かれている。
また当番組では、前述の「パン院選」に続いて、ハガキ限定の視聴者参加企画「ハガキで4連パン」を発売1週目(1月23日~27日)に実施。競馬の三連単予想にちなんで、発売1週間(23日~30日)のパンの売上個数の多い順に1位から4位まで予想させる企画で、31日(火曜日)の放送中に以下の結果を発表した。この結果は5番人気の予想と一致していたため、的中者から抽選で5名にルンバ (掃除機)のハイエンド・モデルを進呈している。
- 1位:西パン(83万990個)
- 2位:山中パン(67万1,375個)
- 3位:大吉パン(63万1,628個)
- 4位:河田パン(54万2,210個)※発表後に始まった「2012年ヤマザキ春のパンまつり」対象商品
なお、「ハガキで4連パン」に想定を上回る数の応募(約6万通)があったことから、当番組では同企画の続編として「今週の○○パン」(番組で毎週指定する1つのパンについて、上記4つのパンの中での売上の順位を1週間単位で予想させる企画)を実施。2月10日(金曜日)には、上記のパンを販売していない東京都内の円谷プロ本社において、「ウルトラパン宣伝隊員」の酒井が同社のスタッフ(特殊技術の彫刻家として知られる品田冬樹など)にパンを差し入れた模様のVTRも放送した。
4種のパン合計での累計売上個数は、発売1週間時点で約267万個で、前回の「角パン・西パン」(約199万個)から大幅に増加[2]。発売3週間目には、「西パン」単独での累計売上個数が100万個を超えたのをはじめ、売上総数が約350万個に達した[3]。さらに、2012年2月第3週の時点で、売上総数が500万個を突破。発売開始から1ヶ月足らずで、「角パン」の売上記録を更新するに至った[4]。
2月6日の放送には、角が「ウルトラパンの父」としてVTRで登場。「西パン」に200万個、「山中パン」「河田パン」「大吉パン」に各100万個の売上目標を課したうえで、目標を達成できたアナウンサーには「ウルトラパン」(ウルトラマン風の着ぐるみをまとったキャラクター)として販売店への「達成御礼行脚」に出向くことを求めた。その結果、4種のパンの最終売上総数は578万5,682個に達した。以下では、4月3日放送分で発表された種類別の内訳を記す。
- 西パン:186万8,234個(目標未達で「ウルトラパン」への変身ならず)
- 山中パン:150万9,204個(最初に目標を達成→「ウルトラパンエース」へ変身)
- 大吉パン:123万2,646個(2番目に目標を達成→「ウルトラパンタロウ」へ変身)
- 河田パン:117万5,598個(3番目に目標を達成→「ウルトラパンセブン」へ変身)
ちなみに、「ウルトラパン」に変身した山中・大吉・河田は、円谷プロ制作の特撮映画『ウルトラマンサーガ』の大阪舞台挨拶(3月24日)にも登場。パンの販売期間末期には、同作品の公開直前と重なったこともあって、同作品の出演者(DAIGOなど)がVTRを通じて当番組にエールを送っていた。
2015年(ラッキーパン大作戦)
「ウルトラパン大作戦」にも関わっていた大吉に、後輩のレギュラーアナウンサー(福島暢啓・豊崎由里絵)を加えた3名のプロデュースによるパンを、2015年11月24日(火曜日)から2016年1月31日(日曜日)まで発売した。
基本として関西地方のスーパーマーケット・コンビニエンスストアで販売していた[5] ため、当番組では同年10月27日放送分から、火曜日を中心に第2部(関西ローカルパート)でプロデュースやキャンペーンの模様を紹介。また、当時HBCとの相互ネットを第1部で実施したことから、番組内のメニュー映像には、北海道内の視聴者に対する配慮から「関西のスーパー・コンビニで発売」「関西にお越しの際のお土産に」というメッセージを必ず表示していた。
3名が個別にプロデュースを担当した製品は以下の通り。山崎製パンが関西地区で運営するパン工場単位でのプロデュースで、作戦名の由来は、3名とも苗字に「ラッキー」を連想させる縁起の良い漢字(「大吉」「福島」「豊崎」)が入っていることによる[6]。
- 大吉:ランチパック「明石焼き風味とそばめし風味」(主に大阪第一工場で生産:通称「大吉ランチパック」)
- 福島:コッペパン「苺のゼリー入りクリーム&つぶあん」(主に京都工場で生産:通称「福島コッペパン」)
- 豊崎:メロンパン「ブラン入りメロンパン・メロンパンゼリー入り豆乳クリーム」(主に大阪第二工場で生産:通称「豊崎メロンパン」)
当番組では、上記の製品の発売を機に、製品のPRと人気調査を担当する「宣伝隊員」に市川と藤林を起用。また、過去の企画に続いて、売上1位の製品を視聴者にハガキで予想させる企画を12月4日(金曜日)まで実施した。同月8日(火曜日)には、発売初日から放送前日(7日)までの2週間にわたる累計販売個数を、以下のように発表[7]。予想が的中した参加者から、抽選で3名にトースターを進呈した。
- 福島コッペパン:677,139個
- 豊崎メロンパン:673,355個
- 大吉ランチパック:595,569個
「ぷいぷい飴」(2013・2014年)
当番組とUHA味覚糖のコラボレーションによる袋入りの飴で、2013年4月22日から近畿地方および徳島県内で期間・個数限定発売。「ぷいぷい飴」は1袋210円で、西・河田・山中のプロデュースによる以下の飴を詰めている。さらに、「ぷいぷい飴」にオリジナルの巾着袋を付けた数量限定の「巾着袋入りセット」を、1袋368円(いずれも希望小売価格)で発売している。
- 西(西あめ):「日頃の感謝を込めてありが糖 岡山マスカット黒糖あめ」
- 河田(河田あめ):「うれしい春におめで糖 満開桜ミルクあめ」
- 山中(山中あめ):「もうちょっ糖頑張りたいあなたへ 元気わくわくサイダーあめ」
当番組では、「ぷいぷい飴」の発売を機に、今別府と市川によるキャンペーンユニットとして「あめちゃんご縁つなぎ隊」を結成。外出中に飴を持ち歩く女性(主に中高年)1,000人を対象に、手持ちの飴1個を「ぷいぷい飴」から好きな1種類の飴と交換したうえで、選んだ飴の名前にちなんだテーマ(ありがとう・おめでとう・もうちょっと)でエピソードを披露させる街頭ロケを発売開始から2週間にわたって実施していた。また、当番組で放送のスポットCMでは、「アメマ」というギャグで知られる間が通天閣の屋上で「発売宣言」を絶叫している。
さらに、交換の際に女性が選んだ飴の多さを基準に、「ぷいぷい飴」の人気順を予想させるハガキ限定の視聴者参加企画「飴ですけどグアム旅行プレゼント」も実施。「1位:河田あめ、2位:山中あめ、3位:西あめ」という予想を的中させた視聴者から、抽選で1名に3泊4日のグアム旅行の権利を進呈した。
山本浩之を月 - 木曜日の総合司会に起用した2014年には、西・河田に加えて、山本もプロデュースに参加。当初は西・河田・山本のみで進める予定だったが、5月からは、山中も自身の希望でプロデュースに加わった。そして、8月5日から1袋各389円(希望小売価格)で発売された。本年は全ての飴を一商品に詰めていた前年と異なり、以下の商品ごとに販売するとともに、商品ごとに違った以下のオリジナルのおまけを付ける形式とした。
- 西「西 つるつるe-ma」(e-maのど飴をベースに開発した卵型の「ミルクセーキ味杏仁あめ」) おまけ・e-maケース
- 河田「河田 のびのびあめ」(ぷっちょをベースに開発した「高野豆腐バナナぷっちょ」・「ピーナッツバナナぷっちょ」) おまけ・巾着袋
- 山中「山中 らんらんグミ」(ザクロ味・ソーダ味・ヨーグルト味・ジンジャーエール味でぷいぷいさん一家の形をしたグミ) おまけ・ミニトートバック
- 山本「ヤマヒロ ぴかぴかあめ」(はちみつカモミール味がベースの「マンゴーあめ」・「金箔入りブランデーあめ」) おまけ・あめちゃん缶
当番組では、前年に引き続き、発売期間中に、すっちー・「いっちー」(市川)・「だいきっちー」(大吉)によるキャンペーンユニット「ぷいぷい飴宣伝隊」を結成。近畿各地の販売店を訪れた模様を番組内で紹介していた。
さらに、「ぷいぷいアメデミー賞」を設けたうえで、以下の部門賞と「アメデミー賞」を8月20日(水曜日)に番組内で発表した。
- 出演者&スタッフ部門(1位:「らんらんグミ」(2位:「ぴかぴかあめ」、3位:「のびのびぷっちょ」、4位:「つるつるe-ma」))
- 販売部門(1位:「ぴかぴかあめ」(2位:「つるつるe-ma」、3位:「らんらんグミ」、4位:「のびのびぷっちょ」))
- ハガキ部門(1位:「ぴかぴかあめ」(2位:「のびのびぷっちょ」、3位:「つるつるe-ma」、4位:「らんらんグミ」))
- ぷいぷいアメデミー賞(「ぴかぴかあめ」が受賞(2位:「らんらんグミ」、3位:「のびのびぷっちょ」、4位:「つるつるe-ma」)。)
なお、ハガキ部門で「ぴかぴかあめ」に投票した視聴者から、抽選で2名に「あんめん(安眠)」できる東京西川製の高機能マットレスを進呈した。
『ぷい正月』 (2001年 - 2006年)
2001年より、毎年元日(1月1日)の午後(『ニューイヤー駅伝』放送後)から夕方までレギュラー陣総出演による生放送の特番。各地の初日の出映像などはもちろん、街頭インタビューによる“日本一早い紅白歌合戦視聴率予想”や角による年末年始の特番評価、“血液型別今年の運勢”などを放送している。
2005年は角がこの年の元日に還暦(60歳)を迎えたということで、角がこれまで歩んできた60年の歴史を当時の流行を交えたクイズ形式のバラエティー『ぷい正月 Happy New 60Years Old!』として放映された。
2006年は、『角淳一の大大大正月2006』というタイトルで、MBSスタジオ in USJから生放送された。司会は『ぷいぷい』から角淳一、『っちゅ〜ねん!』から司会の上泉雄一と木曜レギュラーの宮根誠司の3人が務めた(番組中盤は上泉が司会、中継先から堀江貴文を連れて戻った八木早希のアシスタントによるクイズコーナー。角、宮根の2人は回答者席に)。松浦亜弥、桂ざこば、なるみ、ロザン、未知やすえ、トミーズ健が出演。ライブドア社長の堀江貴文(当時)、格闘家のボビー・オロゴンも特別ゲストとして生出演した。梅田淳がヘリコプターから元日の関西各地の模様をリポート、また、チュートリアルの2人が滋賀県のスキー場で「巨大雪だるま」作りに挑戦し、番組終了までに無事完成させた。
堀江にとって、この番組が逮捕前最後の生放送でのテレビ出演となった。
2007年は、テーマを「○(まる)」と題し、コマ回しバトルや初○滑り中継などを行った。また、初○滑り中継内で特別ゲストとして、フィギュアスケートの髙橋大輔が初滑りを行った。北海道和寒町からの中継では、西・石田英司に加え、毎日新聞論説委員の与良正男が、雪原の中でドラム缶風呂に入る場面もあった。ゲストはマルシア(名前の○にちなんでいる)。番組冒頭から酔っていた桂ざこばが、本気でマルシアを口説く場面も放送される。
2007年・2008年には、年始の『ぷい正月』に代わって、『VOICE』と合体・コラボレートした年末スペシャル(ちちんぷいぷい特大号)を生放送。しかし、2009年の年末には、『ぷいぷい』と『VOICE』で別々にスペシャル番組を放送した。
なおMBSテレビ・山陽放送・中国放送・RKB毎日放送では、2013年1月1日(火曜日)の『ニューイヤー駅伝』中継終了後(14:30 - 17:45)に、4局共同制作、西日本7局ネット[8] による新春特別番組『西日本横断生放送スペシャル どうにもとまらない2013』を放送。厳密には当番組の特別番組ではないが、当番組総合司会の西・元金曜アシスタントの吉竹史(いずれもMBSアナウンサー)が同局スタジオで司会・東野幸治のアシスタントを務めたほか、当番組のレギュラー陣から桂ざこば・なるみやロザン(宇治原史規・菅広文)がスタジオに出演した。また、福島暢啓(月曜レギュラー、MBSアナウンサー)や月亭八光(水曜レギュラー)がリポーターを務める一方で、「たむらけんじの学校に行こッ!」(月曜日)を母体にした4局共同企画「西日本 情熱!ハイスクール」などが放送された[9]。
競走馬企画
『ぷい正月2002 ?これでいいのだ?』の番組内で、2002年が午年ということもあり競走馬の企画がスタート。角の知り合いでマヤノトップガンの馬主でもあった田所祐(田所病院院長)と本谷兼三(神戸市のホテル「ホテルピエナ神戸」代表取締役)の計らいで、田所氏の持ち馬のうちの1頭に「チチンプイプイ」と、本谷氏の持ち馬のうちの1頭に「コレデイイノダ」と名付けてもらい、番組でこの2頭の「追っかけ」をすることになった。
- チチンプイプイ
- 2000年3月16日生まれ。牝。鹿毛。栗東・梅内忍厩舎。父:マヤノトップガン、母:マヤノジョウオ(母の父:ハビトニー)。馬主:田所祐→田所英子。生産牧場:佐々木節哉。通算24戦3勝。2006年1月18日付けでJRAの登録を抹消され、繁殖入りをした。
- 2004年、競馬月刊誌「サラブレ」で毎年行われている「年度代表珍名馬」の読者投票で、459票中98票を得て2003年度の年度代表珍名馬に選ばれた。番組が放送された関西地区からの支持が圧倒的だったとされる。番組の中で表彰式が行われた。もっとも、「年度代表珍名馬」の主宰である競馬ライターの梶原もじゃは「チチンプイプイ」を最初に紹介した際、その名前がまさか番組名だとは思わず、おまじないの方だと思っていたが、関西の競馬ファンからの投書で初めて番組名であることに気づいた。
- コレデイイノダ
- 2000年4月8日生まれ。牡。鹿毛。栗東・藤沢則雄厩舎。父:バブルガムフェロー、母:ウェディングダイヤ(母父ブライアンズタイム)。馬主:本谷兼三。生産牧場:吉田又治。通算66戦6勝、2着10回。2010年1月20日付けでJRAの登録を抹消された。
- 2003年3月8日、チチンプイプイより先に勝ち上がり(鞍上・武豊。その模様は早速翌日の番組内で放送)、同年4月27日に2勝目(鞍上・武豊)を挙げた後オープン特別レースにも出走したが、その後脚部不安により長期休養を強いられ、2004年8月に1年3ヶ月ぶりにレースに復帰した。2005年8月14日には1年4ヶ月ぶりとなる3勝目(3歳上500万下)を挙げ(鞍上・川島信二)、2006年4月9日には番組が4時間に拡大することへの前祝いでもなかろうが、横山典弘を鞍上にして、赤穂特別(1000万下)をハナ差で制した。その後、2007年1月20日の河原町特別(1000万下)を安藤勝己を鞍上にして、クビ差で制した。2007年3月18日中京競馬場でのトリトンステークス(1600万下)では、鞍上に竹之下智昭を迎え、出走16頭中15番人気ながら、1着馬にクビ差の2着に入り、三連単で65万7,510円の配当という万馬券の立役者となった。これで目が覚めたのかたまたまなのか、続く中山競馬場での船橋市制70周年記念(1600万下)では10番人気で2着、阪神競馬場での淀屋橋ステークス(1600万下)では4番人気で3着と好走を続けていた。翌走京都競馬場での洛陽ステークス(1600万下)では勝ち馬とクビ差の2着に入着。更に、翌走中京競馬場での飛騨ステークス(1600万下)では勝ち馬とクビ差の2着に入着と更なる好走を続けていた。
- 内にササる癖があり、また「最内枠がダメ」など好走するための条件が結構ある。脚部不安の影響もあってかほとんどダートのレースを使われていたが、2008年12月14日の六甲アイランドステークス(1600万下)で芝での初勝利をあげた。
『ちちんぷいぷい特大号』(2007・2008年)
上記の『ぷい正月』に代わって、2007年・2008年に放送された年末特別番組。『ちちんぷいぷい特大号』というタイトルは、2008年のみ採用された。
『ぷい正月』を放送した時期には、『ぷいぷい』を休止。『VOICE』では、番組内の企画「憤懣本舗」で取り上げた内容のその後を追跡・取材した「憤懣本舗・その後」や、阪神タイガースのシーズンを振り返るなど、その年のニュースを振り返る内容で放送していた。以上の内容を継承したうえで、『ぷいぷい』の生放送と合体したのがこの特別番組である。
- ちちんぷいぷい&VOICE 空気は読めたか'07 笑いと怒りの生4時間
- 2007年12月28日の14:00 - 18:00に放送。「MBS年の瀬感謝スペシャル」の冠が付く。この年「KY(空気が読めない)」ということが盛んに言われた年であったことから名づけられている。『ぷいぷい』の角と『VOICE』の高井美紀が司会を務めた。その他の出演者は西靖、石田英司、馬野雅行、西村麻子、桂ざこば、堀ちえみ、トミーズ健、与良正男、玉木正之ほか。
- VOiCEに☆印2008
- 2008年12月26日の14:00 - 17:50に放送。角も出演したが、全体的な進行は西が務めた。出演者は前年とほぼ同じで、堀ちえみに替わりハイヒール・リンゴが出演した。2007年の放送時と違って18:16からは『VOiCE』も通常放送した。
上記の特別番組では、長居陸上競技場のトラックから、「日本一足の速い女子アナ」との異名を取る西村(陸上高校女子200m京都府記録保持者)と女性視聴者代表との100m競走企画を必ず生中継(2007年は「世快陸上女子100m」、2008年は「100m走で西村麻子に勝ったら10万円」)。いずれも、西村の圧勝に終わった。ちなみに、テレビ番組での賞金レースへの出場に関する日本陸上競技連盟のアマチュア規定に沿って、同連盟に現役引退届を受理されてから半年以上経過した短距離走の元選手も挑戦者の中にいた。
2009年には、12月28日に『VOICEスペシャル「大胆提言!ど〜する関西」』(生放送)、12月29日に『ちちんぷいぷい年末スペシャル 角の東京物語〜ぶらり幸せさがし日記〜』(後述)を、いずれも16:00 - 18:00に編成。『ぷいぷい』と『VOICE』による合同特別番組は放送されなかった。
両番組で年末に別々の放送枠でスペシャル番組を放送する体制は、2010年以降も継続。2011年以降の『ぷいぷい』については、年末でレギュラー放送を終了した後に、本編全体ではなくコーナー単位で複数の特別番組を編成している(後述)。
『年またぎも元気ですスペシャル』(2011年・2012年)
- ちちんぷいぷい 年またぎも元気ですスペシャル 河田直也の60日間ほぼ世界一周総集編スペシャル
- 『ちちんぷいぷい 年またぎも元気ですスペシャル』の第1弾として、2011年12月28日・29日の13:55 - 15:55に関西ローカルで放送。松本麻衣子(火曜アシスタント)のナレーションによる「河田直也の60日間ほぼ世界一周 昔の人は偉かったザ・ワールド」のダイジェスト映像に加えて、「旅先で食べた現地の名物料理」をテーマに河田が当番組パネリストの中尾彬などと語り合った無料公開イベント(同月16日=金曜日の当番組本編終了後に毎日放送の本社1階で実施)の映像も流した。
- ちちんぷいぷい 年またぎも元気ですスペシャル 昔の人は偉かった総集編スペシャル
- 『ちちんぷいぷい 年またぎも元気ですスペシャル』の第2弾として、2011年12月30日・31日と2012年1月2日の午前中に関西ローカルで放送(30日は7:30 - 11:15、31日は7:00 - 9:25、1月2日は7:00 - 9:45)。2010年10月から毎週木曜日に放送されている河田・くっすん(楠雄二朗)のロケ企画「昔の人は偉かった」でのダイジェスト映像に加えて、2人が同企画でも巡った第五番札所の葛井寺の境内でこたつに入りながら「反省会」を実施した映像も流した。ナレーターは、同企画に続いて桂こごろう(現在の桂南天)。
- ちちんぷいぷい 年またぎも元気ですスペシャル 大吉京平への道 総集編
- 『ちちんぷいぷい 年またぎも元気ですスペシャル』の第3弾として、2012年1月6日(金曜日)に当番組のレギュラー放送枠(14:55 - 17:45)で放送。大吉洋平(ちちんぷいぷい京都支局長)が同企画で京都市内の老舗に住み込みで修行してきた隔週金曜日の企画「大吉京平への道」の総集編で、修行風景のダイジェスト映像に、修行先の店舗を大吉・西・宇都宮まきが訪れた映像を組み込んだ。
2013年
- ちちんぷいぷい 昔の人は偉かった 近畿国宝めぐり総集編スペシャル
- 2013年1月2日の8:00 - 11:45に関西ローカルで放送。「昔の人は偉かった」で2012年に放送された「近畿国宝めぐり」のダイジェスト映像に加えて、河田・くっすんが同企画でも巡った姫路城の敷地内でこたつに入りながら「反省会」を実施した映像も流した。ナレーターは桂南天。
- ちちんぷいぷいお正月スペシャル 歩くってええなぁ
- レギュラー放送木曜日の特別番組として、2013年1月3日の8:54 - 11:40に関西ローカルで放送。西がスタジオ進行を務めたほか、同曜日のスタジオレギュラー陣(桂南光・堀ちえみ・佐藤弘道・廣田遥)も揃ってスタジオへ出演した。
- 当番組は、木曜日のレギュラー企画「昔の人は偉かった」と「とびだせ!えほん」の特別編を中心に構成。「昔の人は偉かった」では、レギュラー版の開始以来初めて陣笠を新調した河田・くっすんが、傘松公園を起点に京都府北部のパワースポットを巡った(ナレーターは桂南天)。また、「蔵出しスペシャル」と称して、伊勢神宮から熊野古道へ出発したレギュラー版第1回放送(2010年10月7日)の映像を放映した。さらに後半では、(放送時点でいずれも独身の)西・廣田(陣笠の文字は赤字で「遥」)・今別府直之(同じく黒字で「今」)が、「縁結び」にちなんだ奈良県内の神社仏閣(橿原神宮など)を「昔の人は偉かった」と同じスタイルで巡る「奈良“良縁祈願”の旅」の模様も放送した。
- 通常は京都府内(主に京都市内)で日帰りロケを実施する「とびだせ!えほん」では、静岡県でコーナー初の1泊2日ロケを実施。絵本作家の長谷川義史が、「富嶽三十六景」にちなんで、36枚にわたって富士山の風景画を描いた(ナレーターはレギュラー版と同じく寺田ゆみこ)。また、河田・くっすんが傘松公園でのロケ中に描いた風景画(天橋立)を、長谷川が宿泊先で評価する一幕もあった。
2014年
- ちちんぷいぷいお正月スペシャル 昔の人は偉かった にっぽん小京都めぐり 総集編
- 2014年1月2日の8:00 - 11:50に関西ローカルで放送。「昔の人は偉かった」で2013年に放送された「にっぽん小京都めぐり」のダイジェスト映像を放送した。ナレーターは桂南天。
- ちちんぷいぷい新春スペシャル 縁起もん探しに行こッ!
- 2014年1月3日の8:54 - 11:45に関西ローカルで放送。「昔の人は偉かった」の特別編として、同年の干支(午)にちなんで滋賀県内で実施した縁起もん(縁起物)探しロケや「酒井藍の密着まるまる1日」の特別編などのVTR企画を放送した。
- ちちんぷいぷい特別編 山中真 大阪マラソン3時間切りへの軌跡
- 2014年12月23日の15:50 - 17:30に関西ローカルで放送。山中真が大阪マラソンで4年をかけて、3時間切りを達成するまでの軌跡を未公開映像も交えて放送した。ナレーターは大平サブロー。
2015年
- ちちんぷいぷい特別号 幸せかもしれない2015大トーク&クイズ祭り
- 2015年1月1日の14:30 - 17:00に関西ローカルで放送。放送日当日は初代総合司会を務めた角淳一の70歳の誕生日であり、角は古希を迎える。番組は2011年9月末で「ぷいぷい」を卒業した角が約3年ぶりに出演し、西、山本浩之らぷいぷいメンバーたちとクイズ・トークなどを展開したほか、しあわせ家族ドラフト会議やチチンプイプイ号のその後を追うなどのVTR企画や生中継などを放送した。
- ちちんぷいぷい 昔の人は偉かった 最南端から最北端 近畿縦断622kmの旅 総集編
- 2015年1月2日の7:00 - 11:45に関西ローカルで放送。「昔の人は偉かった」で現在も放送中の「最南端から最北端 近畿縦断622kmの旅」のこれまでのダイジェスト映像に加えて、(ぷいぷい内で事前に募集していた)視聴者が、この旅で印象に残っていることや河田・くっすんへのメッセージなどのハガキを紹介する映像も流した。なお、ハガキを紹介された視聴者には、昔の人は偉かった手ぬぐいがプレゼントされた。ナレーターは桂南天。
- ちちんぷいぷい音楽祭
- 10月11日の12:54 - 17:00に放送。10年前のこの日に番組が開始されたことを記念した記念特番かつ角主宰のカバーをメインとした音楽特番。カバー進行は西靖と宇都宮まきが務めた。この日のスタッフロールの最後には、普段付けられていないジ〜ンが付けられていた。2010年3月6日の13:54 - 16:00に、同年1月20日に発売されたCD『すごくおいしいうた』の売り上げ公約として角、西とCDの宣伝隊長を務めたU.K.の3人が同年3月1日に頭を丸刈りにしたことを記念(?)して、音楽祭の選りすぐりのシーンから再編集した『角淳一・西靖丸刈り記念アンコール ちちんぷいぷい音楽祭』が放送された。
- 角の東京物語〜ちょっと新世界へ〜
- 10月12日の13:55 - 17:50に放送。上記の『音楽祭』とセットで、番組開始10周年の記念特番の第2弾。同年9月末に5日間、東京六本木のマンスリーマンションで、角自身初めての一人暮らしの模様を見るという内容。番組最後には、事前に応募した「新しい“○淳一”」ということで、「角(すみ)」に替わる1文字でかつ2音の文字を募集し、1番多かった「丸(まる)淳一」(理由の1つとして、この10年間で丸くなったから)として、ミラボールのような扮装をして登場した。同年12月29日の16:00 - 18:00には、未公開映像を含めた完全版『ちちんぷいぷい年末スペシャル 角の東京物語〜ぶらり幸せさがし日記〜』も放送されている。
- 角の芸能界・○○界 一期一会スペシャル
- 11月7日の15:24 - 17:00に放送。上記の『音楽祭』・『角の東京物語』に続く、番組開始10周年の記念特番の第3弾。番組開始から、番組にゲスト出演や「今日のダレ?」・「ロングインタビュー」などで行ってきた過去10年分の角との対談企画のダイジェスト番組。お祝いゲストとして、『日曜劇場・JIN-仁-』の中で「ちちんぷいぷい、ちちんぷいぷい、ちちんぷいぷい」というセリフがあったことから、喜市役の伊澤柾樹が駆けつけ、角とVTRを見つつ、途中角が伊澤のためにとん平焼きを作り、二人で試食した。ナレーションは松本麻衣子。
2019年10月11日(金曜日)放送分で関西ローカルでの放送開始から20周年に到達したことを記念して、翌週(14日 - 18日)と翌々週(21日 - 25日)のレギュラー放送枠(13:55 - 15:49)に編成。放送時点で唯一のネット局にして、放送期間がわずか2年の宮崎放送でも全編を放送している。
期間中には、以下のような特別企画を連日放送。サブタイトルに「ヤバイ」という形容詞を入れたのは、ヤバイTシャツ屋さんに20周年記念ソング「はたちのうた」の制作を依頼したことによる。
- 10月14日(月曜日・体育の日):ヤバイTシャツ屋さんによる「はたちのうた」発表
- 10月15日(火曜日):「ちちんぷいぷい MC5(エムシーファイブ)大集合」
- 「MC5」(放送時点での月・火曜日MC:山中、水 - 金曜日MC:河田および、歴代MCの角・西・山本浩之)が初めて一堂に会したロケ企画。大阪府内でお好み焼きの材料を調達した後に、舞洲パームガーデン(大阪市此花区)でお好み焼きを作ったり、花火を上げたりした模様を放送した。12月23日(月曜日)の「ちちんぷいぷい特別編」内で、未公開映像を含めて再放送。
- 10月16日(水曜日):「ようこそ!お魚ワールドへ 山中アナの串本海中散歩」
- 10月17日(木曜日):「『昔の人は偉かった』 挑戦!ふたりの獅子舞編」
- 10月18日(金曜日):「山登り中継」
- 過去に通算で70回実施してきた生中継企画シリーズを、2019年4月に毎日放送へ入社したばかりで、登山・テレビ番組の生中継とも未体験の野嶋紗己子アナウンサーによる 天滝(兵庫県養父市) からのリポートで復活。新人のアナウンサーを「山登り中継」のリポーターに起用した事例はシリーズ史上初めてで、天滝は上泉雄一を起用した第1回(2000年9月)の中継先でもあった。
- 10月21日(月曜日):「思い出のいらんTシャツでアート作り!」
- ヤバイTシャツ屋さんが「はたちのうた」を制作したことにちなんだ企画。番組関係者、視聴者、街ゆく人々などから集めた「思い出のいらん(不要な)Tシャツ」を、月曜日に準レギュラー扱いでスタジオパネラーを務める大宮エリーが「思い出のいらんアートツリー」(302枚のTシャツに丸鏡を付けて34輪の花に仕立てた樹木状のオブジェ2体)に仕立てたうえで、毎日放送本社M館1階のロビーで公開する模様を生中継で放送した。
- 放送時点でのレギュラーアナウンサー全員(MCの河田・山中、アシスタントの松川浩子・古川圭子・松本麻衣子、後述する「駅前シャッターチャンス」担当の福島暢啓)やスタッフが、「いらんTシャツ」の提供・収集や作品の制作に協力。山中からは毎日放送での在外研修中に研修先のインド国内で購入したTシャツ、河田からは前述の「60日間ほぼ世界一周」(いずれも2011年)中に描いた絵をかたどったTシャツ、古川からは夫(同僚アナウンサーの亀井希生)が同社での宿直勤務中に社内で着用していたTシャツが提供された。
- 大宮は「ぷいぷい20」(当番組の放送開始20周年と「思い出のいらんTシャツ」のエピソードにちなんだ詩)も創作したため、当日の放送中には、無料観覧制(入場定員80人)の公開朗読会を「ちゃプラステージ」で開催。「アートツリー」の公開に続いて、大宮・松川・古川・松本が「ぷいぷい20」を群読する模様を中継した。
- 「アートツリー」については、当日から10月23日(水曜日)まで毎日放送本社のロビー、同月29日(火曜日)から11月7日(木曜日)まで同社付近の大阪工業大学 梅田キャンパスで一般に公開。鑑賞者が手で触れることも可能なオブジェで、上記の期間以降の常設展示も想定しているため、展示先を募集している。
- 10月22日(火曜日・国民の祝日[10]):「宇治原を倒せ! クイズ『道案内しよッ!』」
- 宇治原史規(ロザン)だけの「宇治原チーム」と「打倒 宇治原チーム」(火曜日の長寿ロケ企画「ロザンの道案内しよッ!」のファン代表=男性1人・女性4人の視聴者から成るチーム)が、同企画の放送済み映像や「菅ちゃん英語」(宇治原の相方・菅広文が英語圏の観光客を案内する際に発する独特の英語表現)から出されるクイズで対決。その模様を、「ちゃプラステージ」からの公開生中継方式で放送した。司会・進行を山中と松川が担当。宇治原を除く火曜日のレギュラーパネラーからは、菅が「チェアマン」、沢松奈央子とトミーズ健が「時の証人」として対決を見届けた。
- クイズは、以下の4ステージ方式で出題。クイズへ1問正解するたびに、「菅ちゃん人形」(1体が1ポイントに換算される菅の似顔絵人形)を与えたうえで、獲得したポイントの総数によって勝敗を決した。
- ファーストステージ:「クイズ!菅ちゃん英語」
- 日本語から「(『過去の放送で菅が実際に使った』という意味で)正しい菅ちゃん英語」を当てさせるクイズ。
- セカンドステージ:「クイズ!ダレがまあまあやねん!」
- 就職活動中のロケで宇治原から当時在籍していた大学名を訊かれたあげく、『(宇治原の出身校である京都大学に比べたら)まあまあやね』という言葉で冷たくあしらわれた(ロケの収録時点で)女子学生の後日談を当てさせるクイズ。
- サードステージ:「クイズ!訳せ!菅ちゃん英語」
- 「菅ちゃん英語」の正しい日本語訳を、ボタンの早押し方式で、正解が出るまで答えさせるクイズ。
- ファイナルステージ:「写真クイズ!この後どうなる!?」
- 過去に放送された名シーンが映った写真から、撮影の前後に起こった出来事を当てさせるクイズ。
- 「打倒 宇治原チーム」については、参加を希望する視聴者から、筆記試験とオーディションによってメンバーを選抜。「宇治原チーム」に勝利した場合には、賞金(総額20万円=メンバー1人につき4万円)に加えて、宇治原から「まあまあやね」という表現で直々に褒められる権利を得られるようになっていた。結果は、23ポイント対8ポイントで「宇治原チーム」に圧勝。
- 10月23日(水曜日):「『駅前シャッターチャンス』スペシャル!」
- 毎日放送で2018年1月(宮崎放送で2019年4月)から放送されている「駅前シャッターチャンス」(使い切りカメラ1箱だけで昭和レトロを感じさせる情景や出会った人物を撮影する駅前ロケ企画)からの派生企画で、10月6日(日曜日)に阪急宝塚線の庄内駅界隈で収録。前川清・松川コンビと水谷千重子・福島コンビが別々のエリアでロケへ臨んだ後に、前川と水谷が即興による「ちちんぷいぷい おかげさまで20年 前川清・水谷千重子歌謡ショーin庄内」を 「サンパティオ庄内店」3階の庄内サンパティオホール で開いた模様を放送した。松川はロケVTR全体のナレーター、福島はショーの司会も兼務。
- 前川と水谷が歌謡ショーや「駅前シャッターチャンス」のロケで共演するのは初めてで、ロケ中には写真の撮影に加えて、ショーの開催を告知するチラシを開演(16:00)の2時間前から配布。チラシが無料での入場券を兼ねていて、庄内サンパティオホールへ持参するだけでショーを鑑賞できるようになっていたため、70人以上の観客がショーを見届けた。12月25日(水曜日)の「ちちんぷいぷい特別編」内で再放送。
- 10月24日(木曜日):「ピーコ&ナジャの声でちゃってごめんなさい」
- 10月25日(金曜日):「番組と同い年 20歳(はたち)だらけのちちんぷいぷい」
- 番組と同い年(1999年生まれ)で「当番組で伝えたいことがある」という20歳の男女を、プロ(芸能人)・アマチュアを問わずにあらかじめ募集。そこからオーディションで選ばれた8人による「はたちの☆印」を中心に放送した。出演した8人には、大阪☆春夏秋冬のメンバー(YUNA)やソロのアーティストとして活動する芳森由奈、吉本新喜劇の女性座員の小林ゆう、神戸大学落語研究会所属の男子学生(金曜日のスタジオパネラー・桂吉弥の後輩)が含まれていた。
- 「はたちの☆印」以降のパートでは、上記の8人が、ロザンの菅・宇治原やアシスタントの松本と共にスタジオへ出演。スタジオ進行や、「次にくるグルメ」「SNSの炎上問題」というテーマでのロケリポートを分担した。さらに、イタリアンレストランで修業中の女性シェフが8人の中に選ばれていたことから、当日のみ「キッチンぷいぷい」を放送。レギュラー放送と違って、松本・宇治原・三澤肇(毎日放送報道局解説委員)以外の出演者から、プロ野球ドラフト会議方式の籤引きで6人を試食役に選んでいた。
- 当日の放送中のみ、全世界に向けて、YouTubeで動画のライブ配信を実施。上記の8人と宇治原・菅が、配信用の特設スタジオでテレビ(本編)のやり取りを鑑賞しながら、生放送やCMを意識せずに本音を語り合う模様を映した動画を流している。また、配信中にはYouTubeのチャット機能を開放。毎日放送・宮崎放送の放送対象地域内にいるYouTubeの視聴者には、テレビ映像との同時視聴を推奨していた。
- 本編でも、一部の時間帯で、YouTubeとの同時二元生放送を実施。「はたちの☆印」の放送中には、河田と金曜日のレギュラーパネラー陣(吉弥・ハイヒールモモコ・三澤)が、8人の進行やリポートを見届けながら、配信用のスタジオで放送に乗らないフリートークを展開した。金曜日のロケコーナー「ヤッター商店街」でリポーターを務めるマルセイユも、別のパートを放送中に、配信用のスタジオへ登場している。
また、期間中は10月24日まで「キッチンぷいぷい」を休止する代わりに、山崎製パンとのコラボレーション企画「キッチンぷいぷいPresents 茶屋町秋のパン祭り」を実施。放送時点で「キッチンぷいぷい」を担当する料理人が、同社製のパンを使ったオリジナルの総菜パンを作ったうえで、毎日放送本社M館の玄関前に駐めたキッチンカーを通じて1個200円(税込価格)で販売した。日替わりで用意されるパンは数量限定(毎日200個)で、販売時間を放送終了後の17:00まで設定していたが、実際には整理券(1人につき1枚)の配布が完了次第受付を終了。結果として、全てのパンが放送中に完売した。ちなみに、購入者には、「午後の紅茶」(キリンビバレッジ)3種類のうち、好みの種類のペットボトル1本を無料で進呈していた。
当番組と山崎製パンのコラボレーションによるオリジナルパンの販売は、前述した2015年秋の「ラッキーパン大作戦」以来4年振りであった。販売されたパンは以下の通りで、放送中にはキッチンカー前からの生中継を実施。野嶋と共にアナウンサーとして2019年に毎日放送へ入社した清水麻椰と、マルセイユ (津田康平・別府貴之)が交互に(または共同で)リポーターを務めた。
MBSテレビでは、「オーサカキング」(2004年から2008年まで大阪城及び大阪城公園一帯で開かれた毎日放送主催のイベント)の実施を機に、2006年から毎年夏季(7月下旬または8月上旬)の1週間に当番組を特別編成(2011年のみレギュラー放送内で特別企画「河田直也の60日間ほぼ世界一周 昔の人は偉かったザ・ワールド」)で放送している。レギュラーで放送中のコーナーについては、「キッチンぷいぷい」のように全編にわたって休止するか、特別企画を編成。また、この期間の放送には、「ぷいぷい顧問団」のメンバーが出演しないことが多い。
「オーサカキング」関連番組(2006 - 2008年)
オーサカキング期間中は通常の内容を休止するが、出演者は、石田英司と八代英輝を除き(この2人は、この期間に合わせて夏休みを取っている)、ほぼいつもの面々で、スタジオもぷいぷいと同じスタジオから放送される。通常の総合司会を務める角淳一は"御意見番"としての立場で出演(休む日もあり)。オーサカキング会場からの中継も随時放送される。
- ちちんぷいぷいは夏休みオモロイことはぜ〜んぶやる!ニッポンの夏じるし(2006年)
- 2006年7月31日 - 8月4日の1週間に放送。総合司会は上泉雄一が担当。西靖が富士山の頂上に登り、連日生中継で山頂の様子を伝える企画が番組の目玉だった。その他行われた企画には『JNN各局うまいもんめぐり』(静岡放送から富士宮やきそば、北海道放送からメロン、信越放送から軽井沢ソフトクリーム、テレビ高知、山陽放送からも紹介)、『キッチンぷいぷいPresents 高校生カレー甲子園(第1回大会)』、『キンキキング』(伊藤広・前田阿希子両アナウンサーが、大阪府を除く近畿地方各府県から探し求めた食材による料理を振る舞う企画)、『今出東二・初めての海外旅行』(行き先はヨーロッパ各国の温泉)、『パパロックフェステバル』など。また、この1週間エンディングは一貫して夏らしい、ゆずの「夏色」だった。
- ちちんぷいぷい夏休み 西から南からアツアツオーサカキングSP(2007年)
- 2007年7月30日 - 8月3日の1週間に放送。総合司会は西靖が担当。その他の出演者は角淳一(ご意見番、7月30日 - 8月1日)、今出東二(オープニング天気、8月2日はレガッタ企画にも参加)、上泉雄一(山登り中継)、たむらけんじ(「カレー甲子園2007」実行委員長)、近藤亨(世帯陸上・5mダッシュ・レガッタ実況)。実施された企画には、ハワイ旅行と米30kg獲得を目指して夫婦やカップル、恋人などのペアがリレーで競い合う『第1回世帯陸上 かみさんかつぎ〜おしどりタイムトライアル〜』(芸能人代表として、内場勝則・未知やすえ、オール阪神夫妻、ディラン&キャサリン(なだぎ武・友近=架空の夫婦)、かつみ♥さゆりが日替りで出場)、西日本各地の滝を紹介する『上泉の山登り中継』、『高校生カレー甲子園2007』(優勝は大阪府立八尾北高等学校)、「今日のポン!」コーナーのスペシャル版として、ゲストがリクエストして味付けをする『今日のポン! オーサカキングSP』(ゲストは後藤真希、梅垣義明、Lead、モーニング娘。(道重さゆみ・光井愛佳)、神木隆之介、大後寿々花)、新人アナウンサーが沖縄県、大分県、鳥取県、徳島県、山口県からうまいものを仕入れて串焼きにし、会場の来場者に振る舞った『西日本産地直送バーベキュー』、オーサカキングの公式ソング『わたしの空』の合唱、桂ざこばと山中真の韓国・済州島の旅、ロザン・菅広文のドラムパフォーマンス、総合司会の西も挑戦した関西大学女子ボート部とのレガッタ勝負、『よゐこのお笑い5mダッシュ選手権』があった。なお、レガッタ企画の日は西の代役としてよゐこが代理司会を担当することになっていたが、オーサカキング会場からMBSへの移動中に渋滞に巻き込まれたため、この日ニュース担当のアナウンサー・千葉猛がよゐこ到着までの間、代理を務めた。
- ちちんぷいぷい夏休み オーサカキングは愛と青春と音楽とけん玉でキラキラSP(2008年)
- 2008年7月28日 - 8月1日の1週間に放送。総合司会は、前年同様に西靖が担当。月曜日の同年7月28日には、午後からの突然の大雨により企画の中止・変更が行われ、金曜日の同年8月1日には、オールスターゲームの中継の編成で、17時台がニュース枠(『イブニング・ニュース』・『VOICE』)となったため、他の曜日に比べ1時間少ない放送時間となった。なお、高校生カレー甲子園の進行を務める予定だったたむらけんじは自ら経営する焼肉店で食中毒騒動が起こった影響で出演を取りやめた。
- 主な曜日企画
- 月曜日 オケぷい♪(小中高生62人によるオーケストラ、監督・指導、指揮は服部隆之。オーサカキングの会場で行われる予定だったが、大雨で中止となり、茶屋町のMBSスタジオに舞台を変更して行われた。オーサカキング2008最終日の2008年8月3日に改めてオーサカキング会場で演奏が行われ、同年8月4日の「ちちんぷいぷい」でその一部始終が放送された)
- 火曜日 ロザン宇治原の三線演奏(前年は、菅のドラムパフォーマンスであったが、今年はその逆で宇治原が挑戦する形態となった。)
- 水曜日 フラレディース(吉本新喜劇の女性がフラダンスを披露)
- 木曜日 スイミングボーイズ(前年のレガッタ対決の雪辱を果たすため行われた。団員は板東英二、今出東二、安田大サーカス安田団長、アナウンサーの千葉猛。)
- 金曜日 スウィングレディース THE MOVIE(前年も行われた企画で、演奏する内容を映画音楽に限定したもの。前年同様監督・指導、指揮はMALTA。)
MBS開局60周年記念特別番組(2010年)
この節では、毎日放送の開局60周年を記念した『ちちんぷいぷい』内での特別番組についてまとめる。当番組では、木・金のメイン司会を務め、同局アナウンサーでもある西靖による「西靖の60日間世界一周」をメイン企画とし、通常の『ちちんぷいぷい』生放送内でもコーナー化し、西の旅の現況について生中継を結んだりしてきた。
- 西靖の60日間世界一周 まだまだ旅の途中スペシャル
- 2010年8月7日の13:54 - 15:30に放送。「ちちんぷいぷい緊急特番」と冠が付いている。同年6月28日から8月25日までの60日間、世界一周の旅に出掛けた西の行程が、この日ちょうど40日目を迎えたことを記念し、これまでの旅の模様をダイジェストとして生放送し、その時滞在していたメキシコから西とも生中継を結んだ。総合司会を角淳一、進行を『ぷいぷい』木曜担当の前田阿希子が担当。ゲストはトミーズ、月亭八方、ローラ・チャン、玉木正之が出演。番組終盤には、西の応援歌として「大丈夫」を披露するためji ma maも出演した。
- 西の60日間世界一周
- 2010年8月10日から8月25日まで、木曜日以外と2010年8月13日放送分は深夜の『MBSニュース』、木曜日は『土俵ガール!』、2010年8月20日放送分は『ごぶごぶ』の直後に、平日深夜5分間のミニ番組として放送。これまでの旅のダイジェストを放送。冒頭のナビゲーターは『ぷいぷい』火曜担当の松本麻衣子。
- 西靖は今日帰国します そのとき角は…スペシャル
- 2010年8月25日の13:55 - 17:45に放送。この日に「60日間世界一周」の旅を終え、日本(大阪)へと帰国した西を出迎えるスペシャル版として放送。降り立った関西国際空港から毎日放送に向かうバス車内での中継も交え、通常の『ぷいぷい』の内容も放送した。さらに、帰国したての西に対し、同日京セラドーム大阪で行われた「阪神対広島戦の始球式をするように」というお題がサプライズで出されたため、京セラドーム大阪へと向かった西の様子も生中継した。
- ちちんぷいぷい夏祭り おかげさまで60年スペシャル
- 2010年8月26日の13:55 - 17:45に放送。下記の『近畿から世界だよスペシャル』の前夜祭(番組内でも「前日祭」と称した)的内容で放送。「西靖の60日間世界一周完全版」の第1回目や、翌週の『近畿から世界だよスペシャル』内で行う企画「高校生粉もん甲子園」に先駆けて、木曜日レギュラー出演者によるエキシビジョンマッチも行った。当特番は、9月2日までの開局記念ウィーク幕開け・キッフオフ特番も兼ねており、実際に、開局60周年を記念して結成した「ハッピー隊」隊長の西川きよしと、その隊員の一人でもある月亭八光も冒頭出演し、きよしが代表してくす玉を割った。番組終盤・エンディングには、同日の夜に生放送した『第8回MBS新世代漫才アワード』の決勝会場であるシアター・ドラマシティへと出演者が移動し、決勝戦の対戦組み合わせ抽選の模様も放送した。この日は木曜日であったため、通常の『ぷいぷい』木曜レギュラー陣に加えて、寿美花代も出演した。総合司会は普段の『ぷいぷい』木曜には出演しない角が担当、通常『ぷいぷい』木曜進行の西は、角をサポートするサブ司会に回って出演した。
- ちちんぷいぷい夏祭り 近畿から世界だよスペシャル
- 2010年8月27日の14:55 - 17:45と、同年8月30日 - 9月2日の13:55 - 17:45に放送。この5日間全日に渡って、総合司会を角が、角をサポートするサブ司会は西が担当。内容は、毎日放送の放送エリアであり、毎日放送本社がある大阪以外の近畿圏の最先端を、角自身の取材・リポートによる「近畿の最先端(さきっちょ)☆印」、「西靖の60日間世界一周完全版」が通し企画で、8月27日以外では「高校生カレー甲子園」に替わる企画として「高校生粉もん甲子園」も加えて放送した。
- 西靖の60日間世界一周 三夜連続旅の軌跡完全版スペシャル
- 2011年1月4日(日付上は、同年1月5日)の24:20 - 26:20、1月5日(日付上は、同年1月6日)の24:30 - 26:15、1月6日の23:50 - 25:25に放送された。60日間の旅の模様に加えて、西との対談相手として、60周年記念ソングかつ同コーナーのテーマ曲「ハッピーアワー」を歌うトータス松本(4日)、たむらけんじ・宇都宮まき(5日)の裏話トークや、6日には、2010年12月19日に京都の新風館で行われた小籔千豊とのトークショーの模様も織り交ぜて放送した。
3000回感謝ウィーク「やっぱり地元ってええなぁ」(2012年)
- 当番組が2012年7月2日(月曜日)に放送3000回を迎えたことを記念して、同年8月27日(月曜日)から31日(金曜日)までレギュラーの放送枠内で放送。日替わりのテーマ(27日「先っちょ」・28日「クイズ」・29日「スポーツ」・30日「お宝」・31日「お祭り」)を設けたうえで、レギュラーコーナーの『MBSニュース』「きょうの☆印」「キッチンぷいぷい」を休止する代わりに、下記の特別企画を連日実施していた。なお、8月29日(水曜日)の放送では、角が前年9月の番組卒業以来約11ヶ月振りにスペシャルゲストとしてスタジオに登場。その一方で、同月上旬から病気で入院していた石田や、「ぷいぷい顧問団」のメンバーはこの期間の放送に出演しなかった。
- 主な企画
- 「U-13(アンダーサーティーン)大阪おどろキッズ」
- 番組開始の1999年10月以降に、(大阪府内に限らず)関西地方で生まれた(放送当時13歳以下)の子どもによる驚くべき特技や知識をスタジオで紹介。紹介する子どもが生まれた日に当番組を放送していた場合には、当日放送分のダイジェスト映像を流した。
- 「高校生カレー甲子園」
- 前述の「オーサカキング」で実施していた企画を、4年振りに毎日放送本社1階の特設スタジオで復活。関西地方の高校から1校につき3人構成のチームを募集したうえで、予選会を勝ち上がった8チームが、一般参加の審査員101名の投票を通じて「ご当地カレー」の味を競い合った。
- 月曜日から木曜日までは、2チームによる対決形式で、放送中に準決勝を実施。最終日である金曜日の放送では、準決勝を勝ち残った4チームを対象に決勝戦を開催した。ハウス食品の特別協賛による企画で、2013年以降の夏季特別番組でも継続(後述)。
- 準決勝・決勝とも、たむらけんじと前田阿希子が司会を担当。レギュラー放送では前田が全編のアシスタントとして出演している金曜日については、この期間のみ上田悦子(月曜アシスタント)がアシスタント代理を担当する。
- 「大阪砂もんアート」
- 当番組で特別に結成した「チーム大吉」(大吉洋平・女と男・今別府直之)と日本を代表するサンドアートの第一人者(小山功など)が、「大阪ふれ合いの水辺」(大阪市が毎年夏季限定で都島区の大川右岸に設ける親水区画)の一角に、大阪にちなんだ高さ5mの砂像(通称「大阪砂もんアート」)を5日がかりで製作。8月31日のエンディングで、砂像のお披露目に漕ぎ着けた。大吉はサンドアート初体験ながら、砂像のデザインも担当。製作中は、当番組のレギュラーアナウンサー(来栖正之・松本麻衣子・福島暢啓・山中真)が、「大阪ふれ合いの水辺」から日替わりで中継リポートを入れていた。なお、砂像は特別番組の放送直後(9月1日・2日)に一般へ公開されてから、当初の予定に沿って解体されている。
- 「関西情熱リレー 3000m走り隊」
- 8月29日(水曜日)に長居陸上競技場から生中継。同競技場のトラックを舞台に、レギュラー出演者きっての健脚を誇る山中真・一般公募で選ばれた年代別の視聴者代表11名・「助っ人」(水曜レギュラーで元阪神タイガース投手の遠山奨志)で構成されたリレーチーム「3000m走り隊」(監督・井上悟)が、放送3日前に北海道マラソンを走ったばかりのエリック・ワイナイナと3,000m走で対決した。生中継では、スポーツアナウンサーの井上雅雄(ぷいぷい運動部キャプテン)が実況を担当するとともに、「3000m走り隊」の応援で河田直也とET-KINGも登場。なお結果は、井上監督の判断で年代と走力ごとにメンバーの走行距離を変えていた「走り隊」が、ワイナイナに1周近い差を付けて大勝した。
- 野村克也と西によるスペシャル対談
- (現役の捕手時代に)一軍戦への3000試合出場を達成した野村の行き付けの飲食店(大阪市内)で事前に収録してから、8月29日に放送。野村が(レギュラー放送を含めて)当番組へ出演するのは、この対談が生涯で唯一だった。対談の最後には、なんばパークス(南海ホークス時代の野村の本拠地だった大阪スタヂアムの跡地)を、西の案内で野村が初めて訪れる一幕もあった。
- 野村は、2020年2月11日(火曜日・建国記念の日)に84歳で永眠。当番組では、翌12日(水曜日)に野村の訃報を伝える際に、この対談のダイジェスト映像を放送した。
ちちんぷいぷい夏休みスペシャルウィーク(2013年)
- 2013年の番組テーマである「これも何かのご縁ですから・・・」を基に、同年8月5日(月曜日)から9日(金曜日)まで放送。レギュラー枠(14:55 - 17:50)で生放送の「ちちんぷいぷい夏休み 未来にご縁スペッシャル!!!」に加えて、通常は『MBSドラマの光』(連続ドラマや自社制作・深夜バラエティ番組の再放送枠)に充てている前枠(13:55 - 14:55)で「夏休み!石田英司のHOTジャーナル」を編成した。
- 「夏休み!石田英司のHOTジャーナル」
- レギュラー放送で石田が解説を務める「石田NEWS」を発展させた生放送番組で、石田が司会・解説役、山中が進行役として出演。レギュラー放送では15時台後半に組み込まれている「MBSニュース」をオープニングに内包したうえで、石田(または山中)のVTR取材に石田のスタジオ解説を組み合わせた「ニュースが見える!関西HOTな現場」、石田の解説による「ニュースな言葉を一発検索!Ishipedia」を放送した。
- スタジオには、当番組のレギュラー(☆で表記)・元レギュラー(★で表記)・「ぷいぷい顧問団」のメンバー(◎で表記)を中心に、以下の3名がパネラーとして出演。当番組からステブレレスで後述の「ちちんぷいぷい夏休み 未来にご縁スペッシャル」につなぐ構成になっていた。
- 「ちちんぷいぷい夏休み 未来にご縁スペッシャル!!!」
- レギュラーコーナーである「プリマ旦那の若旦那21」(水曜日)「とびだせ!えほん」「昔の人は偉かった」(いずれも木曜日)「酒井藍の密着まるまる1日」(金曜日)の特別版に加えて、以下の特別企画を放送した。
- 「みんなで食べよう!真夏のスイカ開き!」
- 毎日放送の本社前から放送するオープニング企画で、当日の出演者から1名がスイカ割りに挑戦。そのスイカを切り分けたうえで、2013年に同局へ入社したばかりの新人アナウンサー・豊崎由里絵が、スイカをあしらった大きな帽子に浴衣姿で来場者から毎日先着100名に配布する。豊崎にとっては、当コーナーが事実上のテレビ番組デビューになった。また、当コーナーの直後には、今出と当日のアシスタントが本社前から天気予報を伝えている。
- 「つながれ!ご縁ザ・ワールド〜万国おどろキッズ紀行〜」
- 総合司会の西が7月5日(月曜日)から1ヶ月にわたって、世界12ヶ国(タイ→インド→スイス→スペイン→オーストリア→ベルギー→モザンビーク→ポルトガル→ペルー→アルゼンチン→ジャマイカ→アメリカ)を渡航しながら行く先々で「おどろキッズ」(大人が驚くような特技や才能を持つ子ども)を取材した成果のうち、渡航中のレギュラー放送では取り上げなかった「おどろキッズ」を5日にわたって詳しく報告。取材対象の「おどろキッズ」が「将来の夢」をテーマに描いた絵も、スタジオで紹介した。
- 西は8月5日の放送中に帰国したため、当日の放送では、河田が全編の総合司会を務めた(6日の放送からは西が総合司会に復帰)。
- 「未来への先っちょ!☆印〜生活に役立つ未来のチカラ〜」
- レギュラー企画の「きょうの☆印」を発展させた取材企画で、8月8日(木曜日)まで毎日2回に分けて放送。テーマを「未来への先っちょ!(実用化に向けて開発・実験中の最先端技術)」に特化したうえで、レギュラーアナウンサーの山中・大吉・福島が取材とスタジオ報告を担当した。
- 「高校生カレー甲子園」
- 放送内容は前年の「3000回感謝ウィーク」と同じ。石田は、『夏休み!石田英司のHOTジャーナル』に続いて、(投票に関与しない)「特別審査員」として毎日登場していた。
- 「ご縁プレゼント」
- レギュラー放送での取材を通じて「ご縁」をつないだ著名人から、視聴者向けに日替わりで特別なプレゼントを提供(8月5日:壇蜜、6日:鈴木雅之、7日:遠藤保仁、8日:4代目市川猿之助、9日:能見篤史)。ハガキでの応募を条件に、希望する視聴者から、毎日1名に進呈した。
- 「沢松vs今岡 異種スポーツ対決」
- 「沢松(元プロテニス選手)がテニスラケット放つ強烈なサーブを今岡(元阪神タイガース・千葉ロッテマリーンズ内野手、いずれも出演時点で当番組のレギュラー)が木製のバットでどこまで打ち返せるか」という9回勝負の対決で、8月6日(火曜日)の17時台にブルボンビーンズドーム(兵庫県三木市)から、井上雅雄(毎日放送のスポーツアナウンサー)による実況と遠山奨志(当番組元レギュラー・元タイガース投手)・浅越しのぶ(元プロテニス選手)による解説で生中継。対決に際しては、沢松が今岡から空振りや見送りのストライクを奪えば沢松に1点、今岡が沢松のサーブを「ホームランゾーン」に打ち返せば今岡に2点、「ヒットゾーン」のフェンスに当てるかゾーンに転がせば今岡に1点というルールを設定した。また、対決の舞台になったドーム内のコートには、テニスと野球のルールを踏まえて数々の趣向が施されていた。結果は1-0で今岡の勝利。
- 「ぷいぷいチアガール」
- 7月上旬のレギュラー放送で、「大切な人をチアリーディングで励ましたい」という意欲を持つ視聴者を募集(年齢・性別・チアリーディングの経験不問)。オーディションで選ばれた8歳から64歳までの女性8名によるスペシャルチームが、1ヶ月足らずの練習を経て、8月9日(金曜日)放送分の17時台に毎日放送本社1階の特設ステージでチアリーディングを披露した。オーディションで応募者の面談に携わった大吉が、参加者へのVTR取材や、放送当日の生中継リポート・ステージ進行も担当。
2000年
- こどもの日スペシャル
- 5月5日の14:05 - 17:54に、ゴールデンウィークのスペシャルとして放送。月 - 金までの各レギュラー(当時)【月曜:大平サブロー・大東めぐみ、火曜:ハイヒール、水曜:桂ざこば・なるみ、木曜:板東英二・堀ちえみ・松川浩子、金曜:トミーズ健・奥山佳恵】と、角・今出東二・石田(前半は今出が、後半は石田が角とタッグを組んだ)による「毎日チーム(毎日放送の毎日ではなく、「毎日出ているから」という意味からである)」の合計6チームによるクイズ合戦である。この日の総合司会は、西・河田で、アシスタントは陣内智則、毎日チームの助っ人として登場したコギャルたちのインタビュアーや、ストラックアウト、ラストクイズとなった「河田の後走り」の実況を担当した上泉も出演した。この日が金曜日であったため、板東は、『板東英二金曜生BAN BAN』終了後の16時以降からの参加になった。また、事前にこの6チームでどこが優勝するかというのを視聴者が予想しており、ペア2組にニューカレドニア旅行がプレゼントされた。この日のクイズは、健が買い物をする場所でお馴染みの鶴橋クイズや、「昨夜の関口さん」と題してざこばに密着したもの、吉本芸人による「今日の晩ごはん何?」、「スミっこニュース」、板東による「ストラックアウト」などから出題され、特にこのストラックアウトを見ていた角は、「木曜日の(積み立て)クイズ、あれにしょうか…」とここから派生した企画もあった。
2006年
- ちちんぷいぷい 京都大大大紅葉スペシャル
- 11月23日14:00 - 17:50(本放送と同時間帯)に放送。MBS京都プロジェクトの一環で、毎年『京都の日(11月23日、MBSが制定)』に放送している特別番組。主な内容は、ロザンがおでんの具を自転車で調達、Leadが生殺陣に挑戦、「スタアの愛した味」特集、今出東二&千鳥の「紅葉絶景風呂 叡山電鉄の旅」やなすなかにしの従来企画の特別編・「京都から来はったん?」、平原綾香の特別ライブなど。他の出演は、角淳一、上泉雄一、松川浩子、中尾彬、堀ちえみ、原田伸郎(途中から)、西靖(途中から)。全編京都からの生中継。なお、この日の「ニュース」は、画面の約半分が紅葉で埋め尽くされたニューススタジオから千葉猛が行った。石田の出演はなし。
2007年
- チュートリアルでごめんなさい4時間全部家族愛テレビ
- 1月5日14:00 - 17:50生放送の新春特別番組。2006M-1グランプリチャンピオン・チュートリアルが司会。進行は八木早希。正式タイトルは「ちちんぷいぷい冬休み・チュートリアルでごめんなさい4時間全部家族愛テレビ」。スタジオゲストはトミーズ、桂ざこば、間寛平、月亭八方、たむらけんじ、海原やすよ・ともこ他。番組のテーマは「家族愛」。家族の親と子の愛情にスポットを当てた。チュートリアル・福田充徳の実母が生出演し、「家族愛キッチン」と題し、親子で親子丼を作った。また、八方の息子の月亭八光、ざこばの長女の関口まい、たむらけんじの長男が生で父への手紙を読み上げた。生放送中に角が飛び入りで出演した。
2008年
- おちゅかれさまスペシャル
- 2008年11月24日の14:55 - 17:50に生放送された。この日は普段ならば祝日(休日)のため、放送が休止するのが通例であるが、連休および少し早めの2008年お疲れ様でしたというコンセプトのもと放送。角も出演したが、西が全体の進行役で出演した。
2012年
- ちちんぷいぷいホリデースペシャル 春休みだよ!ニッポン列島北へ南へ&世界へ! 気の合う仲間と2人旅
- 2012年3月20日(火曜日)に当番組のレギュラー放送枠(14:55 - 17:45)で放送。同日は祝日であったことから、「旅」をテーマにした内容で、「前略、旅先にて」の復活版、山中真と酒井藍による北海道日帰りグルメツアー、「ロザンの道案内してもらおッ!」など特別企画で放送した。司会は河田直也、スタジオ出演はロザン、前田典子、ピーコ、和田美枝(女と男)。途中から桜 稲垣早希も出演。レギュラー放送では総合司会を務める西靖は、京都からの生中継で、トミーズ健とともにタケノコ掘りに臨んだ。
- ちちんぷいぷい京都スペシャル 新しい京都見つけに行こッ!
- 「MBS京都ウィーク」(2012年4月30日 - 5月6日)の一環として、同年5月3日(木曜日)に当番組のレギュラー放送枠(14:55 - 17:45)で放送。同日は祝日でもあったことから、「きょうの☆印」は「京の☆印」と改題したうえで、全編を京都にまつわるクイズ企画「クイズ京都知新」(出題VTRのナレーターは松本麻衣子)に充てた。また、番組内の天気予報・『MBSニュース』を休止する代わりに、今出東二・河田直也による京都市内からの生中継や、京都を舞台にした「とびだせ!えほん」と「大吉京平への道」を組み込んだ。さらに、MBS本社1階で「MBS京都まつり」を開催していた関係で、直前番組の『もうすぐぷいぷい』とオープニングは1階から放送。本編でも、「京都まつり」の会場から大吉洋平がリポートで登場していた。司会は西靖。スタジオには、木曜レギュラーの桂南光・堀ちえみに加えて、安田美沙子(京都府出身、「MBS京都ウィーク」イメージキャラクター)と近藤正臣(京都市出身、国民文化祭・京都2011特命大使)も出演。「クイズ京都知新」では、西以外のスタジオ出演者が解答者として参加したほか、データ放送による最多正解者の予想投票を実施していた。
2013年
- ちちんぷいぷい 寒さ本番!みんなであったまろうスペシャル
- 2013年1月25日(金曜日)に当番組のレギュラー放送枠(14:55 - 17:45)で放送された特別版で、同曜日のレギュラー陣(西、前田、石田、ハイヒール、桂吉弥、つるの剛士)がスタジオに出演。「西の☆印」は、「西のあったか☆印」に改題したうえで、寒さ対策・グッズの紹介や(河田のVTR取材による)週末に家族で入浴できる珍しい温泉・銭湯の紹介に特化した。また、山中・西川忠志などが兵庫県香美町で大人3名が入る大きさのかまくらを作る様子を、現地から随時生中継。同曜日17時台のレギュラーコーナー「酒井藍の密着まるまる1日」では、スタジオの出演者を巨大なこたつへ入れるとともに、「酒井藍の密着あったまるまる1日」とのタイトルで酒井が「常夜燈」(大阪市北区で営業中のおでん専門店)で1日修業した模様を放送した。さらに、ハガキでの応募を条件に、ハイヒールモモコがヨドバシカメラ梅田店で選んだ総額1万円分の家電製品を「あったか福袋」として抽選で1名の視聴者にプレゼント。16時台の「キッチンぷいぷい」(洋風豚汁の作り方を紹介)からゲストとして登場したMALTAは、エンディングで特別にサックスを演奏している。その一方で、レギュラー放送では今出が担当する天気予報を休止。『MBSニュース』も、金曜ニュースキャスターの来栖正之がストレートニュースを3項目伝えるだけにとどまった。
- ちちんぷいぷい年末総集編
- 2013年のレギュラー生放送を12月25日(水曜日)で終了させることを前提に、26日(木曜日)・27日(金曜日)のレギュラー放送枠で編成。両日とも、事前に収録した内容を放送した。
- 26日には、木曜日のレギュラー放送をベースに、「昔の人は偉かった」の第8章(岡山県備前市内にある兵庫県との県境から広島県・厳島神社までの旅)・第9章(にっぽん小京都めぐり)および「とびだせ!えほん」の総集編を放送。「昔の人は偉かった」総集編の間に「とびだせ!えほん」の総集編をはさんだ3部構成で、総集編の合間には、毎日放送本社のエントランスで収録した西と木曜日のレギュラー陣(桂南光・堀ちえみ・安田美沙子・廣田遥・佐藤弘道)によるトークも放送した。
- 27日には、人気子役の鈴木福・本田望結を当番組のスタジオに招いたうえで、「つながれ!ご縁ザ・ワールド〜万国おどろキッズ紀行〜」の総集編を放送。同企画で世界各国を取材した西がスタジオ進行、火曜アシスタントの松本麻衣子がナレーターを務めた。
ちちんぷいぷい学園祭
2011年から実施し、体育の日に合わせて全編梅田スカイビルからの生中継で放送。月曜企画の「たむらけんじの学校へ行こッ!」で訪れた高校の部活動・クラス単位や、一芸を持った高校生のパフォーマンスを生で披露するなど高校生主体の内容。
- ちちんぷいぷい学園祭2011秋 元気があればなんでもできちゃ〜うスペシャル
- 2011年10月10日の14:55 - 17:15に生放送。総合司会は西靖とたむらけんじ。他の出演者は桂ざこば、なるみ、大畑大介、廣田遥、アシスタントは吉竹史。番組中に「ちゃやまちハッピーアワー祭〜はじめまし展 2011秋〜」(2011年10月8日 - 10日にMBS1階で開催)の生中継も行った。(大吉洋平、河田直也、くっすん)
- ちちんぷいぷい学園祭2012秋 みんな応援しちゃ〜うスペシャル
- 2012年10月8日の14:55 - 17:45に生放送。総合司会は西靖とたむらけんじ。他の出演者は桂ざこば、なるみ、八木かなえ、アシスタントは上田悦子。番組終盤に放送同日から水曜19時台から月曜19時台へと枠移動したことを告知するために『水野真紀の魔法のレストラン』オーナー水野真紀が「茶屋町カンカン!」(2012年10月6日 - 28日にMBS1階で開催)会場からの生中継も実施した。
『ちちんぷいぷい5000回 5000人とつながりたいスペシャル』(2020年)
関西ローカルにおける通算の放送回数が2020年9月22日(火曜日・秋分の日)で5000回に到達したことを記念して、13:55 - 17:50に関西ローカルで生放送。当番組単体での4時間近い生放送は、2019年3月22日(金曜日)のレギュラー版以来およそ1年半振りであった。
2019年4月改編以降における火曜日のレギュラー版をベースに制作されたことから、MCの山中、アシスタントの松川、レギュラーパネラーのトミーズ健・ロザン・沢松がスタジオに集結。さらに、木・金曜日MCで46歳(いずれも放送時点)の河田が、「A(ええ)おっさん」と称して「5000人とつながりたい 私のアニバーサリー」(後述)に出演した。主な企画は以下の通り。
- ヤバいTシャツ屋さんのプロデュースによるスペシャルオープニングムービーの制作・放送
- 前年(2019年10月)に当番組の20周年記念ソング「はたちのうた」を制作したヤバいTシャツ屋さんが、「ぷいぷいができるまで」というテーマで、放送当日の打ち合わせから本番開始までの段取りを再現したオープニングムービーをプロデュース。この日から2020年9月25日(金曜日)までの4日間にわたって、本来のタイトルムービーの前に放送された。
- ヤバいTシャツ屋さんのメンバー(こやまたくや、しばたありぽぽ、もりもりもと)は、ムービーの制作に先駆けて、2020年9月2日(水曜日)の午前中にレギュラー版の「ぷいぷいができるまで」の作業を毎日放送の本社内で取材。「しみのじ新発見」(当日は野嶋が進行を担当)「へぇ~のコトノハ」(当日は森本尚太が進行を担当、いずれも放送時点で水曜日の15時台にレギュラーで放送されるコーナー)のリハーサルには、本番で同席するスタジオパネラーのスタンドイン(ダミー役)として参加した。この時の取材や体験を基に、「寿司くん」という名義で映像作家としても活動するこやまが、「ぷいぷいができるまで」のドタバタ振りを3分弱の映像で再現させた。
- 再現映像には、MCの山中・河田、アシスタントの松川・古川・松本麻衣子、気象キャスター(フィールド気象予報士)の前田智宏が本人役で登場。以下のように、「ぷいぷいができるまで」の流れを7つのシーンに分けたうえで、曜日別の主なスタジオパネラー(いずれも放送時点)がスタッフに扮して出演した。
- 第1シーン「午前08:30 朝の打ち合わせ」(河田・古川が本人役で出演)
- プロデューサー(演:桂南光)、チーフディレクター(演:未知やすえ=いずれも木曜パネラー)
- 吉本新喜劇の座員でもある未知が河内弁で南光にまくし立てるなど、吉本新喜劇風の演出が盛り込まれている。
- 第2シーン「午前10:00 毎日放送本社M館前のロケ」(前田が本人役でリポーターとして出演)
- 取材ディレクター(演:なるみ)、カメラマン(演:月亭八光=いずれも水曜パネラー)、前田の後方でカメラに写り込む「ヤバめの大学生」(演:ヤバいTシャツ屋さん)
- このシーンのロケ中に水曜パネラー(ぷいぷい顧問)の立岩陽一郎が撮影現場を偶然通りかかったため、メイキング映像には私服姿の立岩の姿が映り込んでいる。
- 第3シーン「午前11:00 放送用原稿の作成」
- 台本にトミーズ雅の似顔絵を描いているだけの放送作家(演:トミーズ健)、リサーチャー(演:沢松)
- 沢松が「かねてから真似てみたかった」というトミーズ健のギャグを、本人と一緒に披露する演出が盛り込まれている。
- 第4シーン「午前11:45 スタジオリハーサル」(山中が本人役で出演)
- フロアディレクター(演:菅広文)、山中の周囲でフロアディレクターの指示に振り回されるアシスタントディレクター(演:宇治原史規=いずれもロザン)
- 第5シーン「午後01:00 映像編集室」(松本が本人役で出演)
- 取材映像の編集スタッフ(演:ハイヒール・モモコ)、取材ディレクター(演:桂吉弥=いずれも金曜パネラー)
- 第6シーン「午後01:45 楽屋ロビー」(松川が本人役で出演)
- 松川のメイク担当(演:ナジャ・グランディーバ)、楽屋受付(演:ハイヒール・リンゴ=いずれも月曜パネラー)
- 新型コロナウイルスへの感染が拡大している時期の撮影であることを踏まえて、リンゴは口元のイラストが描かれたマスクを付けて出演。
- 最終シーン「午後01:54 副調整室(スタジオサブ)」(ヤバいTシャツ屋さんのメンバーだけで配役を分担)
- ディレクター(演:こやまたくや)、スイッチャー(演:しばたありぽぽ)、タイムキーパー(演:もりもともと)
- 3人が声を合わせてカメラの前で「『ちちんぷいぷい』スタート!」と叫んだタイミングで、調整卓にあるタイトルムービー用のスタートボタンをこやまが押したシーンに合わせて、タイトルムービーが流れる趣向を講じていた。
- 「5000人とつながりたい 私のアニバーサリー」
- レギュラー版の第1回放送日(1999年10月11日)から放送の当日(2020年9月22日)までの期間を対象に、「私のアニバーサリー」(視聴者にとっての個人的な記念日)に関するエピソードと、笑顔が映った写真を募集。写真を寄せた視聴者から、抽選で50名に5,000円相当のAmazonギフト券を贈呈した。
- 放送中には、スタジオセットのある「ライブセンター」とは別のスタジオを「特設会場」に充てたうえで、視聴者から寄せられた写真を撮影の年・月・日付順にボードへ掲示。「Aおっさん」に扮した河田が、写真とエピソードを随時紹介しながら、一部の抽選を実施していた。
- 生放送中の抽選については、撮影年月日だけを記した紙を入れた抽選箱から、河田がその紙をランダムに1枚ずつ取り出す方式で実施。取り出した紙に記載の年月日に撮影された写真を投稿した視聴者を「当選者」と認定した。ちなみに、河田は放送中に、「当選者」の一部と電話をつないでいた。
- 実際には9月第1週のレギュラー版から企画を告知していたが、当日の本番前までに届いた写真が1,365通だったことから、番組スタッフは本番中に追加で寄せられる写真を200通程度と想定。「特設会場」には、電子メールで送られた画像データを写真として印刷するために、家庭用のカラープリンターを1台だけ設置していた。しかし、写真投稿の受付を放送中の17:00にまで延長したところ、放送中だけで2,439通を受信。投稿の総数が3,645通にまで達したため、写真の印刷と紹介が追い付かない事態に至った。この事態を受けて、スタッフは投稿を受け付けた画像をすべて、本番終了後に印刷。「ライブセンター」を当番組でも『ミント!』でも使用していない時間帯に、印刷した写真を河田とスタッフが「ライブセンター」の床に1枚残らず並べたうえで、可能な限り多くの写真を録画映像で紹介する方策を講じた。以上の顛末は、本番から1週間後の2020年9月29日(火曜日のレギュラー版)で、写真を並べる模様を収録した映像を交えながら特別に紹介されている。
- 当選者の一部には、「番組スタッフがAmazonのギフト券を手渡す」という名目で、月亭八光、ナジャ・グランディーバ、宇都宮まき(放送時点では金曜準レギュラーパネラー)が個別に訪問。その模様を、「特設会場」からの中継の合間に放送した。宇都宮は、当番組で長らくロケ企画のリポーターを務めていたが、当番組のロケに参加するのはレギュラー版を含めても3年振りだったという。
- 当日分の「前田智宏のきょうのそらいろ」(天気予報)では、前田が京都大学在学中の2008年に、学内のグライダー部員としてグライダーを初めて操縦した際の記念写真が紹介された。
- 「私の町の☆印」
- 視聴者からあらかじめ募集した「『ちちんぷいぷい』で取材して欲しい地元のおもしろニュース」を基に、山中と河田が、情報を寄せた視聴者への取材を交えながら、以下のスポットへ突撃取材を敢行した模様を放送。
- 「クイズ!『ちちんぷいぷい』のダメなところを街の人に聞いてみたら けっこうガチでひざがガクガクしてます(GHG)スペシャル」
- 「街で出会った視聴者の皆様に、番組に対する忖度も斟酌もないご意見をいただき、あす(翌9月23日)の5001回目(の放送から)活かしていきたい・還元していきたい」という趣旨の下に、総勢136名から寄せられた意見(「~に足りないもの」という質問で最も多かった回答)に関するクイズを、山中からトミーズ健、ロザン、沢松に3問出題。2問正解で優勝した菅に、番組公式グッズの1つである「ちちんぷいぷい水筒」が贈られた。
- 「ちちんぷいぷいに足りないもの」という質問では、1位から順に「笑い」「報道・ニュース(に重点を置いた番組構成)」「(レギュラー陣の)若さ」「(芸人の)ロケ」「元気」といった改善点が挙げられていた。また、「山中に足りないもの」の1位は「トーク力」、「河田に足りないもの」の1位は「根性」だった。
- 視聴者への街頭インタビューでは「ちちんぷいぷいにやって欲しいこと」も訊いていたが、当日に放送できなかったため、2020年9月29日(前述)で改めて紹介した。ちなみに、最も多かった回答は「(新型コロナウイルスへの感染拡大前のように)ロケ企画を増やして欲しい」で、2位以下の回答は「(毎日放送以外の民放テレビ局が制作している『アメトーーク!』や『ダウンタウンDX』のように)バラエティー的なコーナーを放送して欲しい」「いわゆる『イケメン』の出演者を増やして欲しい」「全国規模のニュースに時間をもっと割いて欲しい」「芸人をもっと多く出演させて欲しい」だった。
- 2020年10月以降のレギュラー放送では、この企画で寄せられた意見を踏まえて、「ニュースな街の☆印」というロケ(または生中継)企画を全曜日のオープニングパートに編成。山中・河田を中心に、アシスタントの松川・古川などが連日取材に赴いている。
- 「『ロザンの道案内しよッ!』presents 元祖クイズ王の『ダレがクイズ界の老害やねん!』~東京の人にバレないように宇治原さんを強くしよう~」
- 「芸能界一のクイズ王」との異名を取っているにもかかわらず、全国ネットで放送されるクイズ番組での成績が年々低下している宇治原の「クイズ脳」を、クイズに強い視聴者の力を借りながら強化させようと試みた企画。前半(ファーストステージ)では梅田スカイビル内の空中庭園展望台でのロケ、後半(ファイナルステージ)では「ちゃプラステージ」からの生中継で放送した。
- ファーストステージでは、山中が出題、菅が進行を担当。「クイズが得意」という視聴者代表(2名の女性が別々に出演)、SNS上で有名な「宇治原ウォッチャー」(女性2名のコンビ)、「阪大謎制作サークル OUtfoX」に所属する大阪大学の男子学生2名(『全国高等学校クイズ選手権』出場経験者と朝日放送テレビの本社で制作する『パネルクイズ アタック25』予選会突破者のコンビ)を、早押し問題やフリップ問題で宇治原と対戦させていた。結果は宇治原の2勝2敗。
- ファイナルステージでは、山中と菅が進行、松川が出題を担当。トミーズ健と沢松を「見届け人」として、宇治原が「大阪府 宇治原史規」名義で一般参加者3名と対戦しながら惨敗した2017年10月8日放送分『アタック25』[11] の優勝者(大阪府在住の女性)との再戦を実現させた。
- 『アタック25』と違って、クイズに用いるパネルを3行×3列の9マスで構成していたため、放送上は「アタック9」と呼称。早押しクイズで1問正解するたびに1マスを獲得できるところは『アタック25』と同じだが、○×ゲームの要領で、獲得したマスが先に一列揃った回答者を「勝利」とみなした。また、『アタック25』の「アタックチャンス」にちなんで、菅の裁量による「スガチャンス」を途中で設定。「スガチャンス」対象クイズの正解者には、1マスを獲得する権利に加えて、その時点で相手が獲得していたマスから1つを消せる権利が与えられた。
- 宇治原は『アタック25』で獲得パネル0枚(菅曰く「ゼロ原」)に終わっていた[11] が、当該回での優勝者に「アタック9」で雪辱。その結果、「全国ネットのクイズ番組に行くことを『ちちんぷいぷい』として許可する」という名目で、新大阪駅・東京駅間の新幹線普通回数券のパロディパネルが菅から贈られた。
- 「アタック9」は、「おうち時間に嬉しい3万円相当の食材セット」のプレゼントを賭けた対戦でもあった。ちなみに、『アタック25』の優勝者が「アタック9」にも勝利した場合には、食材セットを賞品として獲得。宇治原が勝利した場合には、食材セットを希望する視聴者を専用のメールアドレスで募集したうえで、宇治原が最後に獲得したマスと同じ数の応募者に抽選で贈呈することになっていた。実際には宇治原が3マスを獲得したため、上記の方法で応募した視聴者から抽選で3名に、食材セットを贈ることが決まった。
『リアル世界くんスペシャル』シリーズ
当番組のレギュラー放送で随時実施しているMBSアナウンサーの海外取材企画「リアル世界くん」の総集編を兼ねた特別番組。大半の番組では、「ぷいぷい顧問団」の一員であるジャーナリストの池上彰が解説役を務めている。また、MBS以外のJNN系列局でも、同時または遅れネット形式で放送する場合がある。
「ちちんぷいぷい特別編 池上彰さんに聞く世界のハテナ?」
いずれも関西ローカルでの放送時間で、第1回(2010年10月28日)から第3回(2012年5月10日)までは『スパモク!!』(木曜日の19:00 - 20:54)、第4回( 2012年12月12日)以降は『水トク!』(2014年3月まで水曜日の19:00 - 20:54 → 2014年4月から2017年8月まで水曜日の19:56 - 21:54→2017年10月以降は水曜日20:00 - 21:57)の全編差し替えで対応。
以下で挙げる出演者には、メイン司会者兼解説者の池上を含めず、「世界一周の旅」「リアル世界くん」の取材報告を担当した毎日放送関係者(アナウンサーまたは報道局解説委員)に●と取材国を記載。「パネラー」は出演時点での当番組レギュラー・準レギュラー出演者、「ゲストパネラー」は(角を除く)非レギュラー出演者を示す。ちなみに、2014年4月から当番組の総合司会に加わった山本浩之は、以下のシリーズ番組に出演していない。
- 第1回(2010年10月28日)「池上彰さんに聞く世界のハテナ? 西靖の60日間世界一周特別編」
- 出演者:西靖●(共同司会兼「60日間世界一周の旅」リポーター)、山中真(アシスタント)、角淳一(ご意見番)、友近、なるみ、ロザン(宇治原史規・菅広文)、トミーズ健、石田英司(いずれもパネラー)
- 2010年12月27日の15:00 - 17:45には年末アンコール企画として、本放送ではカットされた部分も含めた「たっぷりバージョン」(後述)で再放送。山陽放送(西の出身地である岡山県の地元系列局)でも、2010年12月31日の6:00 - 7:54に放送した。また、2009年度にレギュラー放送の同時ネットを実施していた山陰放送・琉球放送や、レギュラー放送未ネットのJNN系列局(静岡放送や長崎放送など)でも、2011年の正月特別番組として放送された。
- 第2回(2011年4月7日)「池上彰さんに聞く世界のハテナ?II それホンマ?リアル世界くんスペシャル」
- 出演者:西靖●(共同司会兼「60日間世界一周の旅」リポーター)、山中真●(南アフリカ、中国、インド[12])、大吉洋平●(カナダ、中国、南アフリカ、タイ、モンゴル、ノルウェー、スウェーデン)、八木早希●(韓国)[13]、松本麻衣子●(ナレーター兼リポーター:アメリカ[14])、角淳一(ご意見番)、トミーズ健、未知やすえ、たむらけんじ、和田ちゃん(女と男)、小籔千豊(いずれもパネラー)。
- 2011年4月から取材・執筆活動に専念することを宣言していた池上が、「リアル世界くん」でアナウンサーたちが訪問した18か国の取材映像を交えながら、世界の現状と今後・大阪の今後について解説した。レギュラー放送未ネット局の熊本放送(同時ネット)と山陽放送(4月9日14:00 - 15:55に時差ネット)で放送された。
- 第3回(2011年11月10日)「ちちんぷいぷい特別編 池上彰さんに聞く世界のハテナ?III」
- 出演者:西靖●(共同司会)、河田直也●(総合司会兼「60日間ほぼ世界一周の旅」リポーター)、トミーズ健、なるみ、桂吉弥、たむらけんじ、女と男(和田ちゃん・市川くん)、月亭八光(いずれもパネラー)、橋本のりこ(ナレーター)
- 『ちちんぷいぷい』関連の特別番組では初めて文字多重放送を実施。「河田直也の60日間ほぼ世界一周 昔の人は偉かったザ・ワールド」で河田が訪れた世界各国の素朴な疑問を池上が解説した。「世界のハテナ?II」(前述)でいったん当番組を卒業した池上は、この特別番組で事実上「ぷいぷい顧問団」に復帰。レギュラー放送未ネット局のうち、熊本放送が同時ネットを実施したほか、テレビユー山形が11月17日、山陽放送が12月31日(いずれも9:50 - 11:45)に放送した。
- 第4回(2012年5月10日)「ちちんぷいぷい特別編 池上彰さんに聞く世界のハテナ?IV」
- 出演者: 西靖(共同司会兼ナレーター兼リポーター:ブータン)、吉竹史●(「吉竹史が行く!春の世界一周桜物語 咲いたらさんが通る」リポーター[15])、山中真●(ロシア、エストニア、チュニジア、イスラエル)、松本麻衣子●(アメリカ)、間寛平、ロザン、ピーコ(いずれもパネラー)、宇都宮まき(ゲストパネラー[16])
- 2011年11月から2012年4月までに放送された「リアル世界くん」および、「吉竹史が行く!春の世界一周桜物語 咲いたらさんが通る」(2012年3月放送)をベースに、「日本は世界の国々とどう付き合っていけばいい?」というテーマで、池上が世界の政治・外交情勢や宗教事情を解説した。また、当番組より先にアースマラソンで世界一周を果たした間がスタジオに出演した。
- 番組の途中には、宇治原が「学級委員」という肩書で、「先生」役の池上に私見を投げ掛ける企画を放送。以降のシリーズ番組でも続けられている。
- 第5回(2012年12月12日)「ちちんぷいぷい特別編 池上彰さんに聞く世界のハテナ?V」
- 出演者:西靖(共同司会)、河田直也●(「嗚呼!花の応援マン」リポーター:イギリス)、山中真●(2012年アメリカ合衆国大統領選挙、香港、チリ、ウクライナ、ミャンマー、ロシア、スイス)、大吉洋平●(シンガポール、フィンランド、メキシコ)、ロザン、沢松奈生子、ダニエル・カール(いずれもパネラー)、宇都宮まき、山崎邦正[17](いずれもゲストパネラー)。
- 2012年4月から11月までに放送された「リアル世界くん」および、「嗚呼!花の応援マン」(河田によるロンドンオリンピック期間中の現地周辺取材企画)をベースに、「日本が動き出すために・・・」というテーマで池上が世界の政治・外交情勢や経済状況を解説した。
- 河田は、ロンドンでの取材報告を兼ねて、「世界のビジネスチャンス」という企画コーナーの進行役も担当。当番組アシスタント経験者の関岡香・前田阿希子・上田悦子アナウンサーが、取材映像のナレーションを分担した。また、ウクライナへの滞在中に山中がチェルノブイリ原子力発電所の建物や周辺地域を取材した映像や、フィンランド・ロシア・スイス・メキシコでのクリスマスの風習に関する映像も放送した。
- 第6回(2013年5月29日)「ちちんぷいぷい特別編 池上彰さんに聞く世界のハテナ?VI」
- 出演者:西靖(共同司会)、山中真●(アイルランド、ギリシャ)、大吉洋平●(ガーナ、コロンビア、カナダ)、間寛平、ロザン、村井美樹、佐伯チズ(いずれもパネラー)、西川忠志[18]、内博貴(いずれもゲストパネラー)
- 2012年12月から2013年4月までに放送された「リアル世界くん」をベースに、「ニュースではあんまり伝えられない国の今を知る!!」というテーマで、池上のスタジオ解説を交えながら取材のダイジェストを紹介した。
- 取材映像については、上田悦子・松本・前田でナレーションを分担した。また、大吉・山中が取材報告を終えるたびに、「リアル世界くん」の放送済み映像から取材国の歴史・文化・風習・生活習慣に関するクイズを出演者へ1問ずつ出題。フリップを使った自由記述式のクイズで、放送上はCMをはさんだ後に正解を発表した。
- 第7回(2013年11月20日)「ちちんぷいぷい特別編 池上彰さんに聞く世界のハテナ?VII」
- 出演者:西靖●(共同司会兼「つながれ!ご縁ザ・ワールド」リポーター:インド、ジャマイカ、アメリカ)、山中真●(フィリピン、オマーン、ポルトガル)、大吉洋平●(フランス)、吉竹史●(ポーランド)、間寛平、ロザン、安田美沙子(いずれもパネラー)、磯野貴理子、月亭方正(いずれもゲストパネラー)
- 2013年5月から10月までに放送された「リアル世界くん」および、前述の「つながれ!ご縁ザ・ワールド〜万国おどろキッズ紀行〜」をベースに、「世界に学ぼう!日本の生きる道」をテーマに、フィリピン(格差問題)、オマーン(異文化とのつき合い方)、インド・ジャマイカ・アメリカ(いずれも教育問題)、フランス・ポーランド(地方都市の生き残り方)、ポルトガル(経済危機)の取材ダイジェストを池上のスタジオ解説を交えながら紹介した。構成やナレーターの分担を、『世界のハテナ?VI』から踏襲。
- 第8回(2014年6月4日)「ちちんぷいぷい特別編 池上彰さんに聞く世界のハテナ?VIII」
- 出演者:西靖(共同司会)、山中真●(ドイツ、スロベニア、クロアチア、スロベニア、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ウクライナ)、大吉洋平●(ラオス、タイ)、間寬平、ロザン、桂吉弥、沢松奈生子、川崎亜沙美(いずれもパネラー)
- 2013年11月から2014年5月までに放送された「リアル世界くん」のダイジェストに、それ以前の海外取材(放送時点で通算80ヶ国)で撮影した絶景映像を織り交ぜながら放送。山中の取材映像に沿って、「ドイツが、法律で脱原発の方針に踏み切れたのはなぜか?」「ユーゴスラビアから独立したスロベニア、クロアチア、スロベニア、ボスニア・ヘルツェゴビナがEUへ入りたがるのはなぜか?」といった疑問を、池上が解説する一幕もあった。2014年10月からレギュラー放送の同時ネットを開始した北海道放送や、非ネット局のあいテレビでも同時ネットを実施。
- ロザンが当番組の火曜日で担当している「ロザンの道案内しよッ!」からの派生企画として、「ロザン菅が聞く 日本のハテナ?」(大阪市内を観光中の外国人からロザンの菅が独特の「菅ちゃん英語」を駆使しながら日本人にとって当たり前のことに対する疑問を訊くロケ企画)を初めて放送。宇治原の「学級委員」役とともに、以降のシリーズ番組でも続けられている。
- 第9回(2014年11月12日)「ちちんぷいぷい特別編 池上彰さんに聞く世界のハテナ?9」
- 出演者:河田直也(共同司会)、山中真●(ノルウェー、ブラジル、パナマ)、大吉洋平●(スコットランド、インドネシア)、ピーコ、ロザン、沢松奈生子、川崎亜沙美、大畑大介、廣田遥(いずれもパネラー)、月亭方正(ゲストパネラー)
- ニュースキャスターとしての活動にほぼ専念するようになった西に代わって、河田が進行。2014 FIFAワールドカップの取材でブラジルに赴いた山中が、貧困街のファヴェーラを取材した模様も、改めて紹介した。レギュラー放送ネット局の北海道放送に加えて、非ネット局のテレビユー山形・新潟放送、元ネット局の北陸放送でも同時ネットを実施。
- 『世界のハテナ?VII』での絶景紹介を発展させた企画として、この回から「ハテナツアーズ」(「リアル世界くん」の取材中に遭遇した絶景や観光スポットをツアープラン仕立てで紹介する企画)の放送を開始。「案内する代」(あんない するよ)という女性添乗員風のアニメキャラクター[19] が登場するようになった。この企画は、前述した「日本のハテナ?」と共に、以降のシリーズ番組でも続けられている。
- 第10回(2015年5月27日)「ちちんぷいぷい特別編 池上彰さんに聞く世界のハテナ?10」
- 出演者:山中真●(南極、アメリカ、キューバ、イラン、カザフスタン)、大吉洋平●(イタリア、アルゼンチン、モルディブ)、角淳一(ご意見番)、ロザン、沢松奈生子、月亭八光、西川忠志、廣田遥(いずれもパネラー)
- 池上による単独司会体制へ移行する一方で、角が出演を再開。山中が「リアル世界くん」で南極大陸を取材した模様などを、改めて紹介した。
- 第11回(2016年4月6日)「ちちんぷいぷい特別編 池上彰さんに聞く世界のハテナ?11」
- 出演者:山中真●(アゼルバイジャン)、福島暢啓●(台湾)、豊崎由里絵●(ケニア)、ロザン、沢松奈生子、ヒロ寺平、有野晋哉(よゐこ)、月亭八光、宇都宮まき(いずれもパネラー)
- 毎日放送へ入社してから海外取材をほとんど経験していなかった福島・豊崎が、初めて「リアル世界くん」のリポートを担当した際のダイジェストなどを放送。ロザンによるロケ取材企画では、大阪市内を観光中の外国人が日本への滞在中に撮影した写真(画像)を通じて、彼らが日本で興味を持っていることを探った[20]。
- 第12回(2017年1月18日)「ちちんぷいぷい特別編 池上彰さんに聞く世界のハテナ?12」
- 出演者:山中真●(2016年アメリカ合衆国大統領選挙)、大吉洋平●(フィリピン)、豊崎由里絵●(インド)、ハイヒールモモコ、ロザン、桂吉弥、廣田遥、ヒロ寺平(いずれもパネラー)、三船美佳(ゲストパネラー)
- 山中がニューヨークでドナルド・トランプ大統領誕生の瞬間に立ち会った模様や、豊崎がインドでガンジス川の沐浴・「ヨガの初期段階」に当たる鼻洗浄を体験した模様などを改めて紹介。ロザンによるロケ取材企画では、大阪市内を観光中の外国人に対して、「あなたの母国でのビッグニュース」を訊いた。
- 第13回(2017年2月28日)「ちちんぷいぷい特別編 池上彰さんに聞く世界のハテナ?13」
- 出演者:山中真●(タイ)、大吉洋平●(カナダ)、豊崎由里絵●(アメリカ・ハワイ州)、辻憲太郎●(解説委員:中国)、間寛平、ロザン、ナジャ・グランディーバ(いずれもパネラー)、厚切りジェイソン、鈴木奈々(いずれもゲストパネラー)
- 毎日放送が運営するJNN上海支局でかつて支局長を務めた辻が、「リアル世界くん」のリポーターとして初出演。大吉がカナダ滞在中に担当したLGBTパレードについて、ナジャが女装家の立場からコメントを寄せるなど、過去のシリーズ番組とは異なる趣も見られた。
- 第14回(2018年12月19日)「ちちんぷいぷい特別編 池上彰さんに聞く世界のハテナ?14」
- 出演者:山中真●(アメリカ)、大吉洋平●(ナイジェリア)、玉巻映美●(南アフリカ)、辻憲太郎●(サウジアラビア)、ロザン、月亭方正、ギャル曽根、山口真由(いずれもパネラー)、三船美佳(ゲストパネラー)
- 2018年内の「リアル世界くん」での取材内容にちなんだクイズを池上の解説に織り交ぜる構成で、この年の8月から月曜日に準レギュラー扱いで登場している山口と、30ヶ国以上の海外渡航歴があるギャル曽根が初登場。山口が東京大学法学部からの首席卒業・財務相主税局への任官経験を持つ弁護士であることから、京都大学法学部を8年がかりで卒業した「学級委員」の宇治原との間で、クイズの解答権やコメントの主導権を争うやり取りが随所で展開された。また、宇治原が相方の菅と担当するロケ企画を、梅田スカイビル最上階の空中庭園で収録する「菅ちゃん英語で聞く 日本のNO GOOD!」にリニューアル[21]。
- 第15回(2020年1月15日)「ちちんぷいぷい特別編 池上彰さんに聞く世界のハテナ?15」
- 出演者:山中真●(韓国)、大吉洋平●(モナコとリヒテンシュタイン)、辻沙穂里●(ロシア共和国サハリン州)、三ツ廣政輝●(カタール)、ロザン、ナジャ・グランディーバ(いずれもパネラー)、月亭方正、朝日奈央(いずれもゲストパネラー)
- 後述する2019年8月の「夏休みウィーク」中にサハリンで海外取材を初めて経験した辻と、同年9月下旬 - 10月上旬にカタールのドーハで開催された世界陸上で「Meets HERO in 世界陸上2019ドーハ」と称して周辺取材を担当した三ツ廣が初出演。同年4月から『ミント!』のMCへ異動した大吉(前月に異動前最後の仕事として「リアル世界くん」でヨーロッパ取材を担当)や、同番組の月曜パネラーへ転じた方正も、『ちちんぷいぷい』のスタジオへ久々に登場した。放送時点での金曜アシスタントである松本と、2019年3月まで木曜日のアシスタントだった藤林温子が、メインのナレーションを分担。
- 「菅ちゃん英語」に関する恒例のクイズ企画は、ロザンによる梅田スカイビル空中庭園でのロケVTRから、菅が実際に発した「菅ちゃん英語」を池上に推測させる形式に変更。池上がかねてから「菅ちゃん英語」による菅と外国人観光客とのコミュニケーションを高く評価していることを踏まえたクイズだったが、当の池上はどのVTRからも正解を導き出せなかったため、最後には菅に対して「参りました」と述べている。
「リアル世界くんスペシャル」
- ホンマかいな?!リアル世界くんスペシャル
- 2011年6月16日の18:59 - 20:54に『スパモク!!』を差し替える形で放送。過去に「リアル世界くん」で放送したロシア・インド(リポーターは山中真)・ブラジル(リポーターは大吉洋平)の取材を振り返るとともに、角淳一とトミーズ雅が当番組用に中国を取材。ぷいぷい顧問団の涌井雅之・玉木正之・小宮一慶の3人による解説を交えながら、BRICS諸国を中心に世界の「今」を検証した。出演者は他にトミーズ健、堀ちえみ、たむらけんじ、和田美枝。ナレーターを古川圭子が務めた。ちなみに、角が海外へ赴いたのは、プライベートを含めても10年振りであったという(当番組放送翌週の「リアル世界くん」で再び中国取材の模様を紹介した際の発言より)。
- 角淳一&トミーズ雅 びっくり上海・北京旅 完全版スペシャル
- 2011年7月2日の13:54 - 14:54に放送。上記「ホンマかいな?!リアル世界くんスペシャル」で放送した、角淳一とトミーズ雅の中国取材旅行の様子を完全版で放送。内容的には観光旅行の側面を中心に構成されており、「ホンマかいな?!リアル世界くんスペシャル」では放送されなかった場面も多く放送された。他の出演者は二胡奏者の中西桐子、番組ナレーターは松本麻衣子。
その他
2001年
- 生きぃ〜よ…
- 「主な企画内容」内の「おばあちゃん数珠つなぎ」をそのまま60分の特番にしたもの。5月27日(日付上は、同年5月28日になる)の深夜に放送。また、横山たかしにとって初のメイン司会を務めた番組。このタイトルは、たかしの「すまんのぉ〜」と同じく持ちギャグであり、おばあちゃんとの別れの挨拶の際に用いられていた。番組には、見届け人として、コーナー実施曜日(木曜日)のレギュラー堀ちえみも出演し、エンディングには、ぷいぷいと同じ花*花の「ずっと一緒に…」がかけられた。
2008年
- たむらけんじの学校に行こッ!〜イマドキのセイシュン〜
- 5月31日の16:00 - 17:00に放送。月曜日の1コーナー「たむらけんじの学校に行こッ!」で、名場面を選りすぐった再編集版。番組ナビゲーターとして、コーナー担当者でもあるたむらけんじが出演し、ナレーターも、通常このコーナーを担当している橋本のりこが務めた。第35回放送文化基金賞テレビエンターテインメント番組賞を受賞。
2010年
- ウチに、帰ろっかナ…
- 5月28日(日付上は、同年5月29日になる)の深夜26:55 - 27:45に放送。レギュラー放送内の帯企画「昨夜のシンデレラ」と「今日の晩ごはんは?」のダイジェスト版。スタジオでは西靖と、木曜レギュラーの桂南光と堀ちえみが出演。「今日の晩ごはんは?」のコーナーにちなんで、2008年オリコン調べによる「今どき10代のおふくろの味ランキング」1位の料理「カレーライス」を調理・振る舞うために木曜「キッチンぷいぷい」担当の高橋泰松も出演、VTR中のナレーションは桂こごろうが務めた。
- 同年11月5日、民放連が発表した平成22年日本民間放送連盟大賞での番組部門の「テレビエンターテインメント番組」で、当番組が優秀賞を獲得した[22]。2011年1月1日の6:45 - 7:30に再放送された。
2012年
- ロザンと?[パテナ]案内しよっ!SP
- ロザンをメインに据えた特別番組で、2012年10月31日(水曜日)の23:50 - 24:55に関西ローカルで放送。当番組のスタッフが選んだ「道案内しよっ!」(火曜日の17時台にロザンが担当するVTRロケコーナー)の名場面集に、『パテナの神様!』(同年11月7日から同枠で放送を開始したレギュラー番組)のPR企画を組み合わせた。ロザン以外の出演者は、同番組で共演する千原ジュニアと西川忠志。「道案内しよっ!」の名場面集では、菅広文が外国人への道案内でたびたび披露する独特の英語(通称「菅ちゃん英語」)が海外で現地人に通用することを検証する目的で、当企画では異例の海外(グアム)ロケに臨んだ際の映像も放送された。
- とびだせ!えほんスペシャル 長谷川義史とMBSアナのものがたりの世界
- 2012年11月23日(金曜日・勤労感謝の日)の11:00 - 11:30に、前述の「とびだせ!えほん」と「おはなし夢ひろば」(毎日放送が定期的に開催しているアナウンサーの絵本朗読イベント)の連動による特別番組として、関西ローカルで放送。長谷川をナビゲーターに、「MBSアナウンサーものがたりの世界2012」(同年11月4日にイオン化粧品シアターBRAVA!で開催)昼公演の舞台裏の模様を紹介した。同局のアナウンサーからは、放送時点での当番組レギュラー(来栖正之・上田崇順・上田悦子・大吉・福島暢啓)のほか、元レギュラーの女性アナウンサー(関岡香・高井美紀・武川智美・松川浩子・西村麻子・斎藤裕美)や森本栄浩・田丸一男・福本晋悟も出演した。
2016年
- 鳴呼! 花の応援マン in リオデジャネイロ総集編
- 2016年12月29日(木曜日)14:55 - 17:30に関西ローカルで放送。
2006年
- 笑って泣いて緊急手術 角淳一、波乱の3カ月一挙公開スペシャル
- 7月17日(祝日・海の日)の14:00 - 15:55に放送。「ちちんぷいぷい増刊号」と冠が付いている。番組の冒頭で、胆石の手術を終えたばかりの角が病室から登場。摘出した胆石を2006年の「オーサカキング」に展示することも自ら明かした。2006年4月末に初めてリングアナウンサーに挑戦した時の密着ドキュメントや同年4月30日に開催され、ディープインパクトが勝利した天皇賞(春)観戦ドキュメント。そして、渡辺謙、中島みゆき、松山千春、カルロス・ゴーン、叶美香、平原綾香らと対談した模様などをダイジェストとして放送した。ナレーションは小野陶子が務めた。また、番組の最後に角が7月14日に退院したことを伝えるテロップが流れた。
- 星になった子どもたち 〜沖縄・離島 戦争マラリア生存者の証言〜
- 10月8日(日付上は、同年10月9日になる)の深夜24:30 - 25:30に放送。「ちちんぷいぷい増刊号」と冠は付けられたものの、生存者が高齢になる中、生存者の言葉を後世に伝える為に取材、リポートしたものになっており、上記の「“地上の楽園”は、今」と同様、報道・ドキュメンタリーの要素が強い内容になっている。また、こちらも「“地上の楽園”は、今」と同様、番組内でニュース解説を担当し、この特別番組の制作統括も担当している石田英司が冒頭と最後に解説を入れ、西靖がナレーターを務めた。この番組の取材映像も「“地上の楽園”は、今」と同様、ぷいぷい内の石田英司のニュース解説で3日連続放送されたものを再編集したものである。
2007年
- 角VSジャニーズ軍団SP 〜よゐこと、ボクと時々オトン〜
- 6月17日15:24 - 16:50に放送。角、ざこば、堀ちえみ、よゐこと関西ジャニーズJr.のメンバーがトークやゲームに歌を繰り広げた。また、堀ちえみを除くメンバーはスタジオを飛び出して舞洲でバーベキューを行った。スタジオ進行は上泉雄一で、ナレーションは古川圭子。タイトルのネタ元は『東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜』にちなんでいる。
- 感謝とアンコールの夏・2007オーサカキング総集編
- 10月8日(祝日・体育の日)の14:00 - 15:55に放送。「熱かった夏」と同様、オーサカキング中に行われた、ちちんぷいぷい夏休み特番の名場面・舞台裏を紹介。ロザンの菅広文がドラムパフォーマンスに挑戦したシーンや、小籔千豊が竹富島の夕日に感動したシーン、「スウィングレディース」と銘打って関西在住の主婦たちがジャズ演奏を披露したシーンなどが放映された。ナレーションは松川浩子、橋本のりこ他。案内役は西靖。
2008年
- ちちんぷいぷい2000回記念 角の思いでちょっ蔵出しスペシャル!!
- 4月24日に放送開始から満2000回を迎えたことを記念した特別番組で、4月26日の13:54 - 16:00に放送。レギュラー放送での名シーンを角淳一自らDVDに編集してジャンル別(トーク、旅、音楽など)に保存していることを公表し、その中からの映像(角がカルロス・ゴーンや黒柳徹子、中島みゆきと対談した時のシーンや角と石田英司がトワイライトエクスプレスに乗車して北海道まで旅行したシーンなど)を厳選して放送。また、角が「キッチンぷいぷい」のこれまでのレシピの中で最もおいしかったという「きつねうどん」を角自らが作り、石田英司に食べさせようという企画が番組のメインであった。進行は河田直也、ナレーションは関岡香。
- 6月のオイシィ〜とこスペシャル
- 6月28日の14:54 - 17:00に放送。2008年6月(30日は除く)分の総集編とも言える内容で、番組開始以来初めてとなる月間総集編的なもの。出演は角淳一、石田英司、山中真。
- オーサカキング大感謝スペシャルひとつになった夏
- 9月13日の14:54 - 17:00に放送。「オーサカキング2008」でのちちんぷいぷい夏休み特番内で行われた企画の名場面・舞台裏を紹介ダイジェスト・ドキュメンタリータッチで紹介。
- 土曜はヤング!
- 10月12日の14:55 - 17:00に放送。放送時間が再度3時間になったことの宣伝も込められた内容ではあるが、タイトルに「ヤング」が付けられたこともあって若い世代(この時、スタジオには高校生が招かれた)に向けたものであった。内容は月曜のたむら、火曜のロザン、水曜の小籔が担当しているコーナーVTRの名場面を見て、どのVTRがおもしろかったかを判定したり、途中退席したたむらに替わってゲストとして登場した狩野英孝と角も加わって、お悩み相談コーナーが設けられ、誰の回答が的確でよかったかというのも判定された。進行は吉竹史。
- 韓国ウォン安! 達人と行くマニアックソウル
- 12月23日の16:54 - 17:50に放送。韓国通の八木早希とアンミカが案内役となり、韓国の知られざるスポットなどを紹介した旅番組。加藤紀子も出演しており、ナレーターは野村啓司が務めた。
当番組では、放送開始10周年記念特別番組(2009年)としてスタジオから放送した「ちちんぷいぷい音楽祭」(前述)を、2010年から音楽イベントとして年に1回大阪で実施。イベント終了後に関西ローカルでダイジェスト番組を放送していた。
2011年
- ゴールデンウィークスペシャル ちちんぷいぷい音楽祭2011
- 2011年5月5日の16:15 - 17:45に放送。同年4月24日に開催した「ちちんぷいぷい音楽祭2011」の模様をダイジェスト版にしたもの。出演はおいしいうたファミリー、角淳一、西靖、ナレーションはライブのMCの一員として参加したくっすん、吉竹史が務めた。
2012年
- ちちんぷいぷい音楽祭2012〜未来の花束〜
- 西靖、河田直也、くっすん、吉竹史の司会で2012年5月4日に開催した「ちちんぷいぷい音楽祭〜未来の花束〜」のダイジェスト番組として、同年7月7日の13:54 - 15:24に放送。音楽祭では、「ぷいぷい軽音部」などの豪華アーティストに加えて、前年9月に番組を卒業した角淳一も登場した。西はナレーターも兼務。番組のエンディングには、音楽祭に出演した男性アーティスト(カサリンチュ、キマグレン、Rake、押尾コータロー)に対して、西が当番組の放送3000回記念ソングの制作を依頼するシーンも放送された。なお、上記4組のアーティストは、この依頼を機にコラボレーションユニット「PuiPui HOME TOWNS」を結成。当番組の放送4日前(7月4日)には、番組完全プロデュース第3弾シングルCD「この街に生まれて/いつまでも変わらない」のリリースに漕ぎ着けた。
「MBS落語プロジェクト」の一環で、『らくごのお時間』(福島が「案内人」を務めるMBSテレビの落語番組)との共同企画による有料の落語会として、2017年から2019年まで毎日放送本社北隣のシアター・ドラマシティで年に1回開催。開催後に関西ローカル向けのダイジェスト番組を編成する一方で、この番組で扱えなかった演目や企画も、『らくごのお時間』で数回にわたって放送している。
落語会は昼夜2部制で、開催時点でのレギュラーアナウンサーから2名が共同で司会、当番組へのレギュラー出演を経験した女性アナウンサーから1名が和服姿で「お茶子」として登場。「お茶子」は、高座の座布団を交換したり、演目が変わるたびに「名ビラ」(演者の名前が書かれた紙)をめくったりしている。さらに、昼夜公演とも、大トリ前の仲入りで「ぷいぷい企画」を実施。2018年の第2回までは、「昔の人は偉かった~上方落語編」(河田とくっすんが徒歩で名所旧跡を巡る当番組木曜日のVTRロケコーナー「昔の人は偉かった」からの派生企画)のロケ映像を上演していた。
なお、落語会には当番組のレギュラーではない人物も登場するため、以下では開催時点でのレギュラー出演者に◎印を記す。山本浩之はステージに登場しないが、月 - 木曜日のメインパーソナリティだった時期には、2018年の第2回まで事前収録で場内アナウンスを担当していた。
2017年
- 「ぷいぷい落語会」として、6月17日(土曜日)に開催。7月22日(日曜日)の25:20 - 27:20(23日の1:20 - 3:20)に、同じタイトルでダイジェスト番組を放送した。福島は司会ではなく、「落語ナビゲーター」(解説兼サブ司会)という肩書で登場。
- 司会:河田直也◎(「ぷいぷい企画」の進行も担当)、落語ナビゲーター:福島暢啓◎、お茶子:豊崎由里絵◎、「ぷいぷい企画」パートナー:くっすん◎
- 昼の部(13:00開演)の出演者:桂佐ん吉、桂吉弥◎、月亭八光◎、桂南光◎(高座の合間に上映された「昨夜のシンデレラ特別編」のロケ映像にも出演)
- 夜の部(17:30開演)の出演者:桂三語、桂南天◎[23]、月亭八光◎、桂南光◎
- 当初は桂ざこばが夜の部の大トリを務める予定だったが、公演の直前(5月27日)に急性の脳梗塞を発症。緊急入院を余儀なくされたため、出演を見合わせたうえで、桂南光を急遽大トリに起用した。レギュラー陣以外の演者では、桂佐ん吉が兄弟子の吉弥、桂三語が所属事務所(よしもとクリエイティブエージェンシー)での同僚に当たる月亭八光の推薦で出演。
- 「昔の人は偉かった 上方落語編」では、昼公演で「高津の富」(演:桂吉弥)、夜公演で「野崎詣り」(演:桂南天)の舞台を河田とくっすんが訪ね歩いた映像を流した。
2018年
- 「ぷいぷい落語会2018」として、5月9日(日曜日)に開催。6月2日(日曜日)の25:20 - 27:20(3日の1:20 - 3:20)に、同じタイトルでダイジェスト番組を放送した。
- 司会:河田直也◎(「ぷいぷい企画」の進行も担当)・福島暢啓◎、お茶子:藤林温子◎、「ぷいぷい企画」パートナー:くっすん◎
- 昼の部(13:00開演)の演者:笑福亭喬介、月亭八光◎、桂ざこば◎、桂南天◎[23]
- 夜の部(17:30開演)の演者:桂三輝、月亭方正◎、桂南光◎、桂吉弥◎
- 前述した事情で前年の落語会に出演できなかった桂ざこばが、昼の部の中トリを務めた。レギュラー陣以外の演者は、「上方落語若手噺家グランプリ」(入門4年目から18年目までの落語家を対象に催される落語のコンテスト)の受賞者から起用(米輝は2017年の第3回、喬介は2018年の第4回で受賞)。
2019年
- 「ぷいぷい落語会2019」として、6月17日(日曜日)に開催。当番組のレギュラー陣以外に、東京の落語界から、三遊亭円楽 (6代目)と三遊亭小遊三を初めて迎えた。7月8日(月曜日)の未明(1:45 - 4:15)に、同じタイトルで歴代最長(2時間半)のダイジェスト番組を、関西ローカル向けに放送。
- 司会:河田直也◎・山中真◎、お茶子:辻沙穂里[24]、「ぷいぷい企画」パートナー:福島暢啓◎
- 昼の部(13:00開演)の演者:笑福亭鉄瓶、月亭方正、三遊亭圓楽、桂南天◎、桂ざこば◎
- 夜の部(17:30開演)の演者:桂ちょうば、月亭八光◎、三遊亭小遊三、桂吉弥◎、桂南光◎
- 落語会のテーマは「『ぷいぷい』だから『ええ(素晴らしい)落語』に会える」で、この年の4月から山本浩之の後任扱いで当番組のMCを交互に務める山中と河田が、初めてコンビで司会を担当。昼の部には、前年に初期の肺がん手術を受けた圓楽が中トリ、この年の4月から「駅前シャッターチャンス」(水曜日に放送される街頭ロケ企画)で当番組への出演を再開している桂ざこばが大トリを務めた。なお、鉄瓶は2016年文化庁芸術祭・大衆芸能部門新人賞、ちょうばは2019年の「第5回上方落語若手噺家グランプリ」受賞を背景に出演。
- 「ぷいぷい企画」については、ダイジェスト番組向けに楽屋で収録する対談企画(福島の司会によるざこば・圓楽および南光・小遊三の「大御所楽屋トーク」)に変更された関係で、前年までステージに登場していたくっすんの出演が見送られた。ダイジェスト番組も、以上4名の落語家による演目と「大御所楽屋トーク」の映像で構成されたため、2019年7月から9月まで、他の落語家による演目の収録映像を『らくごのお時間』で順次放送した。
2006年
- “地上の楽園”は、今〜過渡期に立つ北朝鮮
- 7月2日(日付上は、同年7月3日になる)の深夜24:45 - 25:15に放送。「ちちんぷいぷい特別企画」と冠はついているものの、毎日放送が14年振りに、かつて“地上の楽園”と呼ばれた北朝鮮を取材し、その内情をリポートしたものになっており、報道・ドキュメンタリーの要素が強い内容になっている。このため、番組内でニュース解説を担当し、この特別番組の制作統括も担当した石田が冒頭で、取材に至るまでの経緯や取材の背景を説明した。またこの際に、「恐らく、日本のマスコミが持っている北朝鮮の一番新しい映像であろう」とも付け加えて説明した。ナレーションは西が務めた。この番組の取材映像はぷいぷい内の石田英司のニュース解説で3日連続放送されたものを再編集したものである。
- 松竹角淳一座
- 11月3日の16:24 - 17:50に放送。松竹芸能の創立50周年・記念番組。角淳一が、笑福亭鶴瓶、笑福亭鶴光、オセロ、よゐこ、安田大サーカス、北野誠ら松竹芸能に所属する芸人たちと楽しいトークで進めた。また、森脇健児の進行で松竹の若手芸人No.1を角が決める「角-1グランプリ」という企画もあった(面白くない場合は、数秒でカーテンが閉じる仕組み。優勝は代走みつくに)。番組の最後は、横山たかし・ひろしら松竹オールスターズによる「世界に一つだけの花」の合唱で締めくくった(プロモーションVTRは11月9日の「ちちんぷいぷい」でも再放送された)。ナレーターは2006年入社の伊藤広と、酒井くにお・とおるの酒井とおる、木曜レギュラーの堀ちえみが務めた。
2009年
- ちちんぷいぷい 歌って笑って忘年会2009
- 12月11日の13:54 - 16:00に放送。角・西とぷいぷい若手出演者(たむらけんじ、宇都宮まき、ロザン、なすなかにし)がカラオケボックスでトークを繰り広げる。途中、出演者の企画の総集編と若手芸人を集めた新レギュラーオーディションを放送。
2010年
- ちちんぷいぷいゴールデンウィーク 角・西“明日の空”大合唱 すごくおいしいうたスペシャル
- 5月4日の13:55 - 15:00に放送。同年4月24日に開催した「すごくおいしいうた CD発売記念ライブ」の模様をダイジェスト版にしたもの。ナレーションはライブのMCの一員として参加した西靖が務めた。地上波アナログ放送ではレターボックス形式で放送した。
2011年
- ちちんぷいぷい深夜便 歌うたいの故郷
- 2011年8月7日の24:50 - 25:20に放送。東日本大震災発災5か月を迎えるに当たり、番組と縁のあるアーティストに、「ぷいぷいファミリーが語る音楽の“故郷”(げんてん)」をテーマに西靖と角淳一がインタビューした。出演者はRake、秦基博、カサリンチュ、BEGIN。
- ちちんぷいぷい特別編 河田直也の60日間ほぼ世界一周 まだまだ旅の途中スペシャル
- 2011年8月27日の15:00 - 16:30に、当番組のスタジオから関西ローカルで生放送。同年7月25日から放送中の企画「河田直也の60日間ほぼ世界一周 昔の人は偉かったザ・ワールド」の途中経過を、レギュラー放送でのダイジェスト映像、未公開映像、ブルガリアに滞在中の河田との生中継を交えながら振り返った。スタジオ司会は西靖。他の出演者はなるみ、たむらけんじ、桂南光。また、エンディングにはカサリンチュが登場。同企画のテーマソングでもある「やめられない とまらない」を河田に向けて歌った。
- ちちんぷいぷい学園祭2011秋 元気があればなんでもできちゃ〜うスペシャル
- 2011年10月10日の14:55 - 17:15に生放送。全編梅田スカイビルからの生中継。月曜日の1コーナー「たむらけんじの学校に行こッ!」で訪れた高校の部活動・クラス単位や、一芸を持った高校生のパフォーマンスを生で披露した。総合司会は西靖とたむらけんじ。他の出演者は桂ざこば、なるみ、大畑大介、廣田遥、アシスタントは吉竹史。番組中に「ちゃやまちハッピーアワー祭〜はじめまし展 2011秋〜」(2011年10月8日 - 10日にMBS1階で開催)の生中継も行った。
2014年
- ピカピカの一年生〜ようこそ!ちちんぷいぷいへ〜
- 2014年4月6日の15:00〜17:00に放送。ちちんぷいぷい&ヤマヒロ開幕SPとして第1部は「角・菅ちゃんとそこから歩いていいんかい!?」関西テレビのある扇町から中崎町を経由して茶屋町(MBS)まで道案内。角淳一、山本浩之、豊崎由里絵アナ(1部のナレーションも兼務)、ピーコ、ロザン菅の5人。ぷいぷい終了後の打上げで西靖、佐川満男が合流。(2014年3月19日収録)第2部は「嵐山西・満男とピカピカトリオ結成」西靖、山本浩之、佐川満男のピカピカトリオと「とびだせえほん」長谷川義史の4人で京都・嵐山を散策。2部のナレーションは寺田ゆみこ。
- あすから放送「ちちんぷいぷい」ってなんやねん
- 2014年10月6日からHBCでのネット開始に先駆け、前日の10月5日の16:00〜16:54に北海道ローカルで放送。そのため、MBSでは放送されていない。北海道の視聴者向けに、高橋友理(HBCアナウンサー)が当番組の舞台裏をリポートした番組である。番組の進行、「リアル世界くん」「昨夜のシンデレラ」などのコーナー紹介などで展開された。高橋アナの他にも、メインMCを担当する西靖・山本浩之・河田直也が出演した。
2020年
- ちちんぷいぷい特別編 満喫!秋の京都女子旅
- 2020年11月3日(火曜日・文化の日)の9:55 - 11:30に、関西ローカルで放送(10:25以降はTBSテレビ制作『ひるおび!』午前枠の同時ネットを臨時に返上)。京都府が「もうひとつの京都」と総称している府内の観光圏(森の京都、海の京都、お茶の京都、竹の郷・乙訓)の魅力や観光客向けの施設・サービスを、放送時点での本編(13:55 - 15:49)にレギュラーで出演している4人の女性レギュラーアナウンサーが、現地での体験ロケを通じて紹介(「森の京都」:清水麻椰、「海の京都」:古川圭子、「お茶の京都」:藤林温子、「竹の郷・乙訓」:玉巻映美)。放送時点での現職府知事である西脇隆俊が全体のナビゲーターを務めたほか、本編のMCを分担している山中・河田の両アナウンサーも、本編のスタジオセットから事前収録でオープニングに登場した。また、上記の観光圏からの「お土産」を、電子メールで応募した視聴者から抽選で1名に進呈する企画も実施された。
- 当日は阪神対東京ヤクルトスワローズ(甲子園球場)のデーゲーム中継で本編の放送を休止したため、本来は本編の終盤(15:40から3分間)に編成される「ジャパネットたかた生放送ショッピング」を、事前収録に切り替えたうえで当番組に内包する措置を講じた。
「ハガキで4連パン」の結果を発表した2012年1月31日の放送で公表
「大吉ランチパック」のみ、当番組を放送していない東京都内でも、JR池袋駅構内にある「ランチパックショップ」で2015年12月21日から27日まで販売。
徳仁の第126代天皇即位礼正殿の儀開催に伴う祝日で、当初は天皇陛下の即位パレードも東京都心で計画。毎日放送と宮崎放送では、『Nスタスペシャル 完全中継!天皇陛下即位パレード』(TBSテレビ制作・全国ネットの特別番組)を15:00 - 16:15に編成する関係で、当日のみ当番組を15:00で終了させる予定だった。令和元年東日本台風(台風19号)が東日本を中心に甚大な影響を及ぼしていることを踏まえて、パレードを11月10日(日曜日)に延期することが10月17日(土曜日)に日本政府から発表されたため、実際には通常どおり15:49まで放送枠を編成。
2011年1月から3月まで、毎日放送の在外研修の一環で滞在。
放送直前の2011年3月31日付で毎日放送を退社(フリーアナウンサーに転身)したため、在職中の取材VTR内のみの出演。
取材時点では当番組の金曜アシスタント。2012年4月から『プリプリ』(2013年3月まで平日の午前中に編成されていた生放送の情報番組)の司会に転じていたが、取材報告を兼ねて特別に出演した。
出演時点では、吉竹と共に『プリプリ』の司会を務めていたため、当番組からいったん離れていた。
出演時点では『プリプリ』火曜日のレギュラー出演者で、落語家転身後の2017年10月以降は、「月亭方正」として当番組の月曜日に準レギュラー扱いで登場。
出演時点では当番組のレギュラーではなかったが、「母方(西川ヘレン)の祖父がアイルランド系」という縁で登場。当番組でも、後に水曜日のレギュラーを務めた。
松本麻衣子(産前産後休暇中は橋本のりこ)が声を当てている。
「昔の人は偉かった 上方落語編」のナレーターも兼務。
2019年3月で当番組のレギュラー出演を終了(翌4月から『ミント!』へ異動)していたが、「ぷいぷいファミリー」扱いで登場。
前年までは古巣である関西テレビの選挙特別番組を担当
政党系のキャラクターには、「自民学園」(自由民主党)「共産学院」(日本共産党)「希望ヶ丘高校」(希望の党)「立民舎」(立憲民主党)「維新義塾」(日本維新の会)「こころ高校」(日本のこころ)「社民館」(社会民主党)「公明ハイスクール」(公明党)という架空の高校名を使用。毎日放送では、「目指せ当選!国会学園」の特設サイトで、番組の開始直後(2017年10月22日20:05)から翌日(23日19:00)までキャラクターの人気投票も実施した(1位は「自民学園」)。
放送時点でのレギュラーネット局であった南日本放送と宮崎放送では、JNN九州ブロックネット形式の特別番組『U字工事の1日1組限定めぐり』(長崎放送制作)を13:55 - 14:50に放送。
放送時点で開催されていた平昌オリンピックの周辺取材リポーターである辻憲太郎も、平昌からの生中継で登場。
放送時点でのレギュラーネット局であった南日本放送と宮崎放送では、JNN九州ブロックネット形式の特別番組『世界が見える!?ミッションinNAGASAKI』(長崎放送制作)を13:55 - 15:50に放送。
放送時点でのレギュラーネット局であった宮崎放送では、自主編成で対応。
レギュラー化当初は「Today's VOICE」の直後、2019年1月以降は17:00前後に放送。いずれも、松本と市川が隔週交代でロケ取材とスタジオ報告を担う。2019年4月から8月までは、「特命取材班 チーム」と改題したうえで、毎週木曜日の17時台に『ミント!』内で放送。
5月3日・10日・17日(いずれも日曜日)にも再放送。
4月17日から5月24日までの日曜日(5月3日・10日・17日は『JIN-仁- レジェンド』直前の1時間分を再放送枠として編成)
ハイヒールリンゴ、ナジャ・グランディーバ、有野晋哉(よゐこ)、大畑大介(以上月曜日)、トミーズ健、沢松奈生子(以上火曜日)、大平サブロー、なるみ、月亭八光、小林祐梨子(以上水曜日)、桂南光(木曜日)、ハイヒールモモコ、間寛平、桂吉弥、ヒロ寺平、マルセイユ(以上金曜日、いずれも放送時点でのレギュラー出演曜日)。ただし、登場映像が放送される曜日は、本来の出演曜日と必ずしも一致していない。
ハイヒールモモコ、桂吉弥、宇都宮まき(放送時点で金曜日のレギュラーパネラー)、沢松奈生子、月亭八光など。
杉浦みずき(月曜日)、辻沙穂里(火曜日)、久保恵佳(水曜日)、野嶋紗己子(木・金曜日)、市川いずみ(金曜日、杉浦・久保と同じくフリーアナウンサー)など。
松川と福島暢啓(本来は『ミント!』木曜日の17時台に辻憲太郎の進行で放送されるコーナー「辻憲のBUZZ Report」のナレーター)が日替わりでナレーションを担当。
月曜日:橋本のりこ(本来は「たむらけんじの学校へ行ここッ!」のナレーター)、火曜日:玉巻映美(本来は「出たとこリサーチ」のナレーター)、水曜日:豊崎由里絵(本来は「わざわざグルメ調査隊」のナレーターで、『ミント!』木・金曜日の初代アシスタントから2019年10月の毎日放送退社を経てフリーアナウンサーへ転身)、金曜日:馬野雅行(本来は「密着 朝駆け夜討ち」のナレーターで、毎日放送のアナウンス室長・スポーツアナウンサー)
当番組の最終レギュラー放送枠をNスタスペシャル・東日本大震災から10年~つなぐ、つながる~』(TBSテレビ制作の全国ネット向け報道特別番組)の同時ネットに充てることに伴う措置。
この日で放送を終了(前夜インタビューを収録)。レギュラー企画としての初回から、大阪府内の繁華街(うえほんまちハイハイタウンなど)を中心に、およそ3,300人もの「シンデレラ」(夜の街で飲食を嗜んだ後にほろ酔い気分でシンデレラのように帰宅を急ぐ一般人)を取材していた。
最終日の26日のみ、18:30から『サッカー国際親善試合「U-24日本代表×U-24アルゼンチン代表」』中継〈TBSテレビ制作〉の放送を控えていたため、17:45 - 18:30に変更。
実際には、NHKでの在職中にも一時、社会部の記者としてNHK大阪放送局へ赴任していた。
2011年放送の第五章「西国三十三ヶ所巡礼編」(河田が「60日間ほぼ世界一周」へ出発する直前)と、2016年放送の第十四章「百人一首の旅」のロケでも訪問。