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カナダの落語家 ウィキペディアから
桂 三輝(かつら さんしゃいん、1970年4月6日 - )、本名グレゴリー・ロビッチ(英: Gregory Robic)は、カナダの落語家。トロント大学卒業。上方落語協会会員。現在は、活動の拠点をアメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨークに置いている。
トロント大学にて古典演劇を専攻する。劇作家・作曲家としてカナダの大学院在学中に制作した初ミュージカル作品「Clouds」はトロントの劇場で15か月間上演され、カナダ人制作のミュージカルとしては最長記録を樹立した。
日本の伝統芸能である能に興味をもち1999年に来日。三遊亭亜郎のミュージカル落語の音楽などを手掛けたのち[3]、2003年からカナダ亭恋文(かなだていらぶれたー)や楽喜亭三陀(らっきーていさんだー)を名乗りアコーディオン漫談や英語落語で活動を始める。2007年に大阪芸術大学大学院芸術研究科に入学し、相羽秋夫のもとで創作落語を研究。2008年9月1日、桂三枝(現:六代桂文枝)に弟子入し桂三輝と命名される。2009年4月26日、カナダにて英語落語で初舞台[4]。その後は上方落語会初の外国人噺家として落語修業中。他に、同じ外国人のリー5世との漫才でM-1グランプリに挑戦したり、先輩落語家らの依頼で古典落語を英訳する活動も行っている[5]。
あなたの街に住みますプロジェクトで、2011年11月から三重県伊勢市河崎の古民家に居住。この移住に際しては、師匠の三枝がかつて実践した「大阪から徒歩での伊勢神宮参拝」をおこなった[6][7][8]。その後、移住先の古民家を改装し、2012年6月17日に寄席小屋「伊勢河崎輝輝亭」(いせかわさきききてい)を開業させた[9][10]。
2013年8月7日、駐日カナダ大使館でカナダ文化大使に就任し、8月から10月にかけてアメリカとカナダでの巡業を発表した[11][12][13][14]。
2014年7月29日から7か国で39公演を行う世界ツアーを開催[15]。
2017年9月〜10月にはレスター・スクエア・シアター(Leicester Square Theatre)にて3週間のロンドン公演を実施。その後、11月〜12月にはソーホー・プレイハウス(SoHo Playhouse)にて3週間のニューヨーク公演を成し遂げた。 修行後より、英語、フランス語を駆使した世界ツアー公演を独自に開始し、5年でアメリカ、カナダ、イギリス、フランス、オーストラリア、シンガポール、スリランカ、香港、タイ、ネパール、ガーナ、セネガル、ガボン、南アフリカでの五大陸15ヵ国で公演を開催するなど世界に向けた日本文化の発信活動を続けている。
2020年5月、ニューヨークのオフブロードウェーの芸能賞「第10回オフブロードウェー・アライアンス・アワード」の「最優秀ユニーク演劇体験」部門にノミネートされたが、受賞は逃した[17]。
高座着として、岡山産のデニム生地を使用、男性用だがファスナー付きの着脱可能な振袖を用いた海外での街着やパーティー着として楽しめるようにした自作の和服を着用している[18][19]。
「ブリテンズ・ゴット・タレント」に出演したとにかく明るい安村のネタの英訳を手伝った[20]。
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