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株式会社ランシステム: RUNSYSTEM CO.,LTD.)は、神奈川県横浜市に横浜本社(実際の本社機能)、埼玉県狭山市に埼玉本社(登記上の本店)を置く、複合カフェを展開する日本の企業。AOKIホールディングスの子会社[3]

概要 種類, 市場情報 ...
株式会社ランシステム
RUNSYSTEM CO.,LTD.
種類 株式会社
市場情報
東証スタンダード 3326
2004年6月18日上場
本社所在地 日本の旗 日本
171-0014
東京都豊島区池袋二丁目43番1号
池袋青柳ビル3・4F
本店所在地 350-1304
埼玉県狭山市狭山台四丁目27番地の38
設立 1988年昭和63年)12月21日
(有限会社ランシステム)
業種 サービス業
法人番号 3030001026708 ウィキデータを編集
代表者 日高大輔(代表取締役社長)
資本金 1億円(2021年6月30日現在)[1]
発行済株式総数 2,380,900株
(2021年6月30日現在)[1]
売上高 連結: 49億18百万円
(2021年6月期)[1]
営業利益 連結: △6億33百万円
(2021年6月期)[1]
経常利益 連結: △6億14百万円
(2021年6月期)[1]
純利益 連結: △9億51百万円
(2021年6月期)[1]
純資産 連結: 1億11百万円
(2021年6月30日現在)[1]
総資産 連結: 36億47百万円
(2021年6月30日現在)[1]
従業員数 210人(2021年6月30日現在)[1]
支店舗数 92店
決算期 6月30日
主要株主 株式会社AOKIホールディングス 50.71%
プラザ商事株式会社 6.84%
GAUDI株式会社 6.73%
(2022年6月8日現在)[2]
主要子会社 株式会社ランウェルネス(100%出資子会社)
株式会社ランセカンド(100%出資子会社)
関係する人物 田中千一(創業者)
外部リンク https://www.runsystem.co.jp/
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概要

業界大手の複合カフェスペースクリエイト自遊空間」の経営を主体とする。2004年にはJASDAQに上場している。

組織

  • 横浜本社(神奈川県横浜市):実際の本社機能
  • 埼玉本社(埼玉県狭山市):登記上の本店

沿革

  • 1985年(昭和60年)6月 - 埼玉県狭山市に田中千一が個人でレンタルレコード店「友&愛」をフランチャイズとして開業。
  • 1988年(昭和63年)12月21日 - レンタルレコード店を法人化し、埼玉県狭山市に有限会社ランシステム設立。
  • 1991年(平成3年)11月7日 - 株式会社ランシステムに組織変更。
  • 2004年(平成16年)6月18日 - 株式を店頭登録(現在のJASDAQ)。
  • 2005年(平成17年)
    • 8月23日 - 当社とフランチャイズ契約を締結していたカジュアル衣料ストアなどを経営する株式会社マルカワ(東京都八王子市)が東京地方裁判所民事再生法の適用を申請。
    • 9月1日 - 株式会社マルカワが東京地方裁判所より再生手続き開始決定。
    • 11月8日 - 株式会社マルカワと再生支援に関するスポンサー基本合意書締結。
  • 2006年(平成18年)
    • 2月28日 - 株式会社マルカワの事業譲受のため、東京都八王子市に株式会社グローバルファクトリー連結子会社)を設立。
    • 3月16日 - 株式会社グローバルファクトリーが株式会社マルカワより全事業を譲受。
    • 10月25日 - 本社機能を東京都豊島区(東京本社)に移転(同時に株式会社グローバルファクトリーの本社も東京都豊島区に移転)。なお、登記上の本店は従来通り埼玉県狭山市(埼玉本社)で変更なし。
  • 2007年(平成19年)6月30日 - 「スペースクリエイト自遊空間旭川大町店」の営業権をすでに当社とフランチャイズ契約を締結している株式会社フジタコーポレーション北海道苫小牧市)に譲渡(同時に株式会社グローバルファクトリーが運営していた「スペースクリエイト自遊空間旭川永山店」の営業権も譲渡。いずれも直営店(グローバルファクトリーは連結子会社のため直営店扱い)をフランチャイズ店に転換)。
  • 2008年(平成20年)
    • 2月7日 - マイクロソフト株式会社オンラインサービス事業部・株式会社アクションと提携し、「スペースクリエイト自遊空間」の会員向けにWindows Live HotmailWindows Live メッセンジャーなどのWindows Liveサービス利用を可能とする自遊空間オリジナルメールの提供を開始。
    • 5月18日 - 創業者で代表取締役社長の田中千一が心不全のため59歳没
    • 5月19日 - 専務取締役総務部部長の山本実が代表取締役社長に就任。
  • 2009年(平成21年)9月25日 - 事業統括担当の濱田文孝が代表取締役社長に就任。
  • 2010年(平成22年)1月1日 - 株式会社グローバルファクトリーを吸収合併[4]
  • 2011年(平成23年)
    • 1月31日 - 桃太郎事業の一部を譲渡。
    • 11月 - 株式会社ナムコが運営していた「知・好・楽」の全店舗を譲受。
  • 2013年(平成25年)9月26日 - 副社長執行役員の日高大輔が代表取締役社長に就任。
  • 2015年(平成27年)10月19日 - 100%出資子会社「株式会社ランウェルネス」を設立。
  • 2017年(平成29年)
    • 2月28日 - 新規業態「Comics & Capsule Hotel コミカプ」の1号店(京都新京極店)を出店[5]
    • 5月1日 - 首都圏を中心に複合カフェ「Moopa!」(ムーパ)、「リバティハウス」、「コミカ」を運営するINCユナイテッド株式会社の全株式を取得し、連結子会社化[6][7]
    • 5月17日 - INCユナイテッド株式会社が運営する複合カフェ「Moopa!」(ムーパ)、「リバティハウス」、「コミカ」を「スペースクリエイト自遊空間」に順次リニューアル[8][9]
    • 8月1日 - INCユナイテッド株式会社が株式会社ランセカンドに名称変更[10]
  • 2021年(令和3年)12月31日 - 2022年6月期第2四半期末連結決算において債務超過となる[11]
  • 2022年(令和4年)6月8日 - 株式会社AOKIホールディングスが、第三者割当増資の引受と株式会社アニヴェルセルHOLDINGSからの株式譲受により、議決権所有割合ベースで50.71%の株式を取得し親会社となる[2]
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店舗数

「スペースクリエイト自遊空間」は直営店とフランチャイズ(FC)店があり、2024年3月31日現在で92店舗(直営店舗39、FC加盟店舗53)を展開し、全店舗が会員制である。

スペースクリエイト自遊空間

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自遊空間いわき鹿島店

店舗の設備・特徴

  • 前述の通り、全店舗が会員制を採用しており、初回のみ入会金として310円(ただし、店舗により異なる)かかる。ただし、下記の条件を満たした場合に限り入会金が無料となる。
    • ホテルわこう(鳥取県米子市)の宿泊者がホテルのフロントで割引カードを受け取り、併設されている米子店でホテルのルームキーと割引カードを提示し、入会した場合。
    • 平成エンタープライズが運行する高速バスVIPライナーのオプションで組み込まれていて、山手線沿線5店舗・横浜西口店・名駅店・祇園2店舗の2時間利用権(VIPラウンジでも購入可能)を購入し、2時間利用権を提示し、入会した場合。
    • その他、ウェブクーポンを印刷し持参するか、携帯電話の画面にウェブクーポンを表示した状態で提示して入会した場合も入会金が無料となる店舗がある。
  • 入会すると会員カード(裏側に発行店舗が表示)若しくはアプリでの会員証が発行され、会員カードは一部の店舗を除き、全国で利用可能となっている。また、1年ごとに更新手続きが必要となる(更新料は無料)。
    • なお、会員カードの発行店舗が閉店した場合は、そのままでは利用できないため、近隣の指定店舗(複数の場合もある)で、その店舗の会員カードに交換する必要がある[19]。(無料で切替可能だが免許証等が必要)
    • 「Moopa!」(ムーパ)、「リバティハウス」、「コミカ」から自遊空間にリニューアルした店舗の場合は、リニューアル後の店舗で、その店舗の会員カードに交換する必要がある。[20]
  • なお、かつてはランシステムがアコムと提携し、2002年(平成14年)8月20日から「自遊空間 MasterCard」を発行していたが2007年(平成19年)6月30日をもって提携を解消し、発行を終了した。
  • 開業初期はクレジットカードを使えない店舗の方が多かったが、直営全店とフランチャイズの大半の店舗で使用できるようになっている。ただし、とりわけフランチャイズ店での取り扱いブランドの統一化がされておらず、それぞれの事業者により加盟されているため、店舗公式サイトの記載ではダイナースのみ使えない店舗や、国内カード会社も多数表記がある店舗等が存在する。
  • 初期は対応店舗が少なかった電子マネーも交通系iDクイックペイ等が利用可。QRコード決済も進んで導入している。が、こちらも店舗によりばらつきがあり、国内の大半の電子マネーが使える店舗もあれば、クイックペイのみ使えない店舗、iDのみ使える店舗等も存在。ホームページより各店舗の使用可能決済が確認可能。
  • 店内に厨房設備を整えて軽食から洋食メニューまでを利用客に手頃な価格で販売している(同様のサービスはマンボーアプレシオなどでも行われている)。このため、店内にコンビニエンスストアファーストフードで購入した飲食物の持ち込みは禁止されていたが、現在は多くの店舗で持ち込み可能となっている。

主なサービス・設備・特徴

  • 日本複合カフェ協会加盟、テレビゲーム機・DVDソフト類・使用許諾を得て導入。
  • 雑誌漫画の閲覧
    • 特に新世紀エヴァンゲリオンとはタイアップを組んでおり、アーバン札幌店にはエヴァンゲリオンコンセプトカフェスペースと称したコンセプトルーム(会員登録不要)が設置されている[21]
  • インターネットアクセスができるパソコン:京都新京極店を除く。
  • オンラインゲーム:京都新京極店を除く。
    • 特にドラゴンクエストXとはタイアップを組んでおり、BIG BOX高田馬場店・天神サザン通り店にはスライムルームと称したコンセプトルームが設置されている。
    • かつてはアーバン札幌店にも設置されていたが、エヴァンゲリオンコンセプトカフェスペースに改装された。
    • かつては新京極よしもと店(現:京都新京極店)にも設置されていたが、「Comics & Capsule Hotel コミカプ」[22] への改装工事に伴い、閉鎖された。
  • ドリンクバー
  • カラオケ:一部店舗のみ。設置店舗は日本カラオケボックス協会連合会、各都道府県カラオケボックス協会にも加盟。
  • ビリヤード:一部店舗のみ。
  • 卓球:一部店舗のみ。
  • ダーツ:一部店舗のみ。
  • 個室シャワー:一部店舗のみ。
  • 女性専用エリア:一部店舗のみ。オートロック完備で、入退室には専用のカードキーが必要(一部店舗を除く)。
    • 特に五反田東口店はインテリア雑貨ショップ「アンジェ web shop」がプロデュースを手掛け、カフェ風の内装になっている。
    • かつてはアーバン札幌店にも設置されていたが、エヴァンゲリオンコンセプトカフェスペースと卓球エリアに改装された。
    • かつては新京極よしもと店(現:京都新京極店)にも設置されていたが、「Comics & Capsule Hotel コミカプ」[22] への改装工事に伴い、閉鎖された。

店舗によってサービス内容は一部異なる。

店舗の一覧

営業中の店舗は 店舗案内 を参照。

かつて営業していた店舗

北海道・東北

関東

北陸・甲信

東海

関西

中国・四国

九州

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CM出演者

関連会社

  • GAUDIグループ
    • GAUDI株式会社
    • GNEXT株式会社
    • プラザ商事株式会社
    • 大鐘産業株式会社

かつての関連会社

FC加盟社

※ここで挙げる以外にも多数存在する。

かつてのFC加盟社

ファミコンショップ桃太郎

かつて家庭用ゲーム機等を販売する店舗として運営していたが、2011年(平成23年)1月に株式会社エーツーへ一部を営業譲渡した。

ランシステム直営としては2013年(平成25年)2月をもってすべての店舗の営業を終了した。

自社開発システム

「スペースクリエイト自遊空間」でのノウハウを活かし、他業態で利用可能なシステム(入会システム・POSシステム・入退場システム・飲食注文システム等)を販売している。

主な導入先

脚注

外部リンク

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