東区 (熊本市)
熊本県熊本市の行政区 ウィキペディアから
東区(ひがしく)は、熊本市を構成する5区の行政区の一つである。熊本市の行政区で人口が最も多い。

地理
熊本市の東部に位置し、以前の町村では画津村(1932年に熊本市と合併)、健軍村の大部分(同1936年)、秋津村(同1954年)、託麻村の大部分(同1956年・1970年)の4村にあたる。北・西・南の3区は平成に入ってから熊本市となった地域を含むが、東区はすべて1970年(昭和45年)までに熊本市に併合された地域である。北区、中央区、南区のほか、菊陽町、益城町、嘉島町と隣接する。北区との境界は白川となっており、嘉島町との境界付近には加勢川が流れている。南西部には江津湖がある。北部の託麻地区には神園山、小山山、戸島山の託麻三山がある[1]。
名称
仮称は「D区」で、2010年9月に実施された「区名案の募集」では、多いものから順に、東区(48.4%)、城東区(21.5%)、託麻区(2.4%)、熊東区(1.7%)、健軍区(1.3%)、熊本東区(1.2%)、小楠区(0.8%)、肥後東区(0.7%)、江津区(0.6%)、東城区(0.6%)、(その他 20.7%)という結果であった[2]。熊本市の行政区画審議会がこれをもとに東区、城東区、肥後東区、託麻区、江津区を候補として選定、2010年12月に改めてこの5案による「意向調査」を行ったところ東区が第一位で57.0%を占め、審議会での議論のうえ2011年1月に区名を「東区」として市長に答申した[3]。翌月に熊本市の「方針」としてこれに決定され[4]、2011年12月に熊本市議会において市条例として正式決定された[5]。
人口
公的機関
国の機関
県の機関
市の機関
- 東区役所
- 託麻総合出張所
- 秋津出張所
- 東部出張所
- 東部土木センター
- 東消防署
教育
大学
専修学校
高等学校
- 県立高校
中学校
小学校
幼稚園
- 私立幼稚園・認定こども園
- 幼保連携型認定こども園 ことう
- 幼保連携型認定こども園 ことうだいに
- 幼保連携型認定こども園 とうぶ
- くるみ幼稚園
- さくら幼稚園
- 第2さくら体育幼稚園
- 九州音楽京塚幼稚園
- 幼保連携型認定こども園 にしばる
- 聖母幼稚園
- 幼保連携型認定こども園 めぐみ幼稚園
特別支援学校
交通
鉄道
路線バス
道路
- 高速道路
- 東区内には九州自動車道が通っている。北から順に述べると、北区から白川を渡って東区に入り、熊本インターチェンジ(国道57号と接続)、託麻パーキングエリアが設置されている。その後は益城町に入るが、熊本市との境界に近いところに益城熊本空港インターチェンジ(県道36号と接続)がある。その後は、再度東区、益城町を通り、嘉島町、御船町、甲佐町を経て、南区と甲佐町にまたがる緑川パーキングエリアに至る。
- 一般国道
- 国道3号(熊本北バイパス)
- 国道57号(熊本東バイパス): 区の北部から東部を経て南西部へ通っている。
- 国道266号・国道445号(熊本浜線バイパス): 東区の南西部(画図町)を通過する。
- 国道443号: 東区の東端を微かに通過する。
- 主要地方道
- 熊本県道28号熊本高森線
- 熊本県道36号熊本益城大津線(第二空港線)
- 一般県道
医療
主な施設・名所



- 熊本市動植物園
- 庄口公園
- 江津湖
- 健軍神社
- 熊本県民総合運動公園
- 熊本県民総合運動公園陸上競技場(KKWING)
- 熊本県民総合運動公園屋内運動広場(パークドーム熊本)
- 横井小楠記念館(四時軒)
- 秋津有楽園(2016年営業終了)
主な繁華街・商業施設
- ゆめタウンサンピアン
- ピアクレス(健軍商店街)
- シュロアモール長嶺
脚注
外部リンク
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