清須市
愛知県の市 ウィキペディアから
きよすし 清須市 | |||||
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![]() 清洲城模擬天守と大手橋 | |||||
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国 | 日本 | ||||
地方 | 中部地方、東海地方 | ||||
都道府県 | 愛知県 | ||||
市町村コード | 23233-5 | ||||
法人番号 | 7000020232335 | ||||
面積 |
17.35km2 | ||||
総人口 |
66,691人 [編集] (推計人口、2025年3月1日) | ||||
人口密度 | 3,844人/km2 | ||||
隣接自治体 | 名古屋市、一宮市、稲沢市、北名古屋市、あま市 | ||||
市の木 | 花水木(ハナミズキ) | ||||
市の花 | 桜・チューリップ | ||||
清須市役所 | |||||
市長 | 永田純夫 | ||||
所在地 |
〒452-8569 愛知県清須市須ケ口1238番地 北緯35度11分59秒 東経136度51分10秒 | ||||
外部リンク | 公式ウェブサイト | ||||
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特記事項 | 2005年(平成17年)7月7日に合併し成立した。 | ||||
ウィキプロジェクト |
概要

清洲は戦国時代に織田信長の本拠地であり、尾張の政治の中心だった歴史を持つ。
地名の由来
市名の由来は、この地に古くからある地名に由来する。
- 清須と清洲
「きよす」の表記は、「清須」と「清洲」の両方が混在しており、歴史書によって異なる。
伊勢神宮領を記録した14世紀中頃の『神鳳鈔』に「清須御厨(きよすみくりや)」として記載されているのが最古の記載としているが諸説ある。
江戸時代初期に書かれた書物『三河物語』には「清須」、同時代に書かれた書物『信長公記』には「清洲」と書かれている。
合併後の新市名には、前者の「清須」を採用した。
地理

地形は比較的平坦で、庄内川の下流域にあり、ほとんどの地域が海抜10m未満である。 そのため、2000年の東海豪雨の際には、現在の市域の各所(特に西枇杷島町:新川の堤防決壊)で多数の浸水被害が生じ、車ばかりでなく須ヶ口駅(新川検車支区)に配置されている電車も水没した。
地形
河川
- 一級河川

地域
→「清須市の地名」を参照
人口
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清須市と全国の年齢別人口分布(2005年) | 清須市の年齢・男女別人口分布(2005年) | |||||||||||||||||||||||||||||||||
■紫色 ― 清須市
■緑色 ― 日本全国 | ■青色 ― 男性 ■赤色 ― 女性 | |||||||||||||||||||||||||||||||||
清須市(に相当する地域)の人口の推移
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総務省統計局 国勢調査より |
隣接する自治体・行政区
歴史
戦国時代
江戸時代
沿革
行政
市長
- 市長
議会
市議会
→詳細は「清須市議会」を参照
県議会
- 2019年愛知県議会議員選挙
- 選挙区:清須市、北名古屋市及び西春日井郡選挙区
- 定数:2人
- 投票日:2019年4月7日
- 2015年愛知県議会議員選挙
衆議院
施設

警察
- 本部
- 交番
- 春日交番(清須市春日社子地)
- 新川交番(清須市須ヶ口駅前1丁目)
- 清洲交番(清須市清洲1丁目)
消防
- 本部
- 消防署
- 西消防署(清須市西田中白山88番地)
医療
- 保健所
- 愛知県清須保健所
- 春日地区にある。2014年に師勝保健所が市内に移転し改称。
- 主な病院
- 新川病院
- 豊和病院
- 老朽化による移転により後述のはるひ呼吸器病院に改称。
- はるひ呼吸器病院
- 市内唯一の救急指定病院。ほかに市境からはあま市民病院(あま市)、日本赤十字社愛知医療センター名古屋第一病院(名古屋市中村区)、名鉄病院(名古屋市西区)、済衆館病院(北名古屋市)などが近い。
文化施設
- 図書館
- 美術館
- 資料館
- あいち朝日遺跡ミュージアム・史跡貝殻山貝塚交流館(愛知県立)(旧 愛知県清州貝殻山貝塚資料館)
- 清須市西枇杷島問屋記念館
郵便局
- 郵便番号
郵便番号は以下の通りとなっている。2006年10月1日に変更。
- 主な郵便局
- 枇杷島郵便局
- 清洲郵便局
- 尾張新川郵便局
- 須ヶ口郵便局
- 枇杷島大和郵便局
- 清洲丸之内郵便局
- 春日郵便局
- 二ツ杁郵便局
対外関係
姉妹都市・提携都市
海外
- 姉妹都市
- フレンドシップ相手国
2005年(平成17年)に開催された愛知万博では「一市町村一国フレンドシップ事業」が行われた。名古屋市を除く愛知県内の市町村が、120の万博公式参加国をフレンドシップ相手国として迎え入れた[6]。
国内
- 姉妹都市
- その他
経済
第三次産業
商業
- 主な商業施設
- フィール清須店
- 西枇フランテ館
- ヨシヅヤ清洲店
- ピアゴ清洲店
- キシショッピングセンター清須店(現:綿半フレッシュマーケット清須店)
- マックスバリュ清須春日店
- アオキスーパー西枇杷島店
- ケーズデンキ清須店
- コーナン清須東店
金融機関
- 主な金融機関
拠点を置く企業

- ナカモ(味噌などの醸造)
- 武藤鉦製薬 本社・新川工場(入浴剤などの製造販売)
- キリンビール 名古屋工場
- アイカ工業 名古屋工場(旧 本社工場)。登記上の本店。
- 清洲桜醸造(日本酒や焼酎などの酒類醸造)
- アステラス製薬 清須事業場
- 明電舎 名古屋事業所
- 名糖産業 枇杷島工場
- 明治チューインガム 本社工場(明治のガム製造部門)
- ロピア 本社・工場(チルドスイーツの製造。稲沢工場・下津工場・春日工場が所在)
- 東海プリントメディア(読売新聞中部支社の工場。東海3県と静岡県遠州地方向けに発送する読売新聞とスポーツ報知を印刷)
- 日経名古屋製作センター(日本経済新聞社の工場。東海3県向けに発送する日本経済新聞を印刷)
- 豊和工業 本社工場
- 三菱重工サーマルシステムズ 枇杷島製作所
- 東海理化 西枇杷島工場
- 東海染工 名古屋営業所
- フジミインコーポレーテッド 本社
- 豊田合成 本社工場
- 株式会社エムエス製作所
- 株式会社池戸製作所
- パロマ 清洲工場
- 中央紙器工業 本社
- 三幸毛糸紡績 新川工場
- メディセオ 名古屋ALC
生活基盤
ライフライン
電力
- 中部電力
- 本市を担当する中部電力パワーグリッドの営業所は、中村区にある中村営業所である[7]。
ガス
上下水道
電信
- 西日本電信電話(NTT西日本)- NTT西日本-東海(NTTビジネスソリューションズ)
- 市外局番
ナンバープレート
- 名古屋市に隣接するが、車検証のナンバーは名古屋ナンバーではなく尾張小牧ナンバーである。
教育
短期大学
- 私立
専修学校
- 私立
高等学校
- 県立
- 愛知県立新川高等学校
- 愛知県立五条高等学校(あま市と跨る地に所在。敷地の大半があま市所在であるが体育館のみ清須市に所在する)
中学校
- 市立
小学校
- 市立
交通
鉄道
市の中心となる駅:須ヶ口駅
名古屋駅に近いため、JR・名鉄とも特急は基本的に市内の駅に停車しない(須ヶ口駅に一部の特急が停車する)。
清洲駅は稲沢市にあるが、駅の直ぐ南側が清須市になる。春日地区には鉄道は通っておらず、清洲駅または稲沢駅が最寄りとなる。
愛知県立五条高等学校の周辺など、あま市との境界から甚目寺駅まで徒歩で行くことも可能。
バス
路線バス
道路
高速道路
- (名古屋市西区) - (TB)清須TB - (604/614)清須出入口 - 清洲JCT
- 清洲JCT - (1601/1611)春日出入口 - (北名古屋市)
国道
県道
ナンバープレート
観光
名所・旧跡

- 主な城郭
- 主な寺院
- 眞福寺
- 信教寺
- 浄安院
- 阿弥陀寺
- 長谷院 - 堀江観音[9]。尾張三十三観音第二番札所。
- 善光寺
- 正覚寺
- 三光院
- 光円寺
- 念仏寺
- 宝国寺
- 浄楽寺
- 徳順寺
- 久證寺
- 明泉寺
- 米専寺
- 正願寺
- 蓮忍寺
- 本成寺
- 極楽寺
- 正念寺
- 慈光寺
- 浄休寺
- 西方寺
- 總見院 - 清洲越しで名古屋に移転したが(總見寺)、その後清州にも再興された。聖観音立像は愛知県指定有形文化財。
- 地蔵院
- 医王寺
- 清凉寺 - 清洲宿の中心地にあり、鐘楼で清洲宿に時を告げていた[9]。
- 東勝寺
- 大吉寺
- 松原寺
- 観音寺
- 庚申寺
- 弁天寺
- 高照寺
- 自閑院
- 光宣寺
- 阿原教会
- 大黒寺
- 光遠寺
- 瑞正寺
- 徳源寺
- 栄寿院
- 掉舟院
- 願成寺
- 蓮乗寺
- 法瑞寺
- 佛音寺
- 明仙寺
- 天桂寺
- 薬師寺
- 長谷院
- 清凉寺
- 主な神社
清須市内に約100近くの寺院・神社がある[11]。
- 日吉神社
- 主な史跡
観光スポット
- あいち朝日遺跡ミュージアム(愛知県清洲貝殻山貝塚資料館)
- 清須市夢広場はるひ
- 清須市西枇杷島問屋記念館
- 新川橋詰ポケットパーク
- 新川開削本陣記念公園
- 太閤天然温泉 湯吉郎
- キリンビアパーク名古屋
- 壱番屋記念館
- アルコ清洲
- カルチバ新川
- 西枇杷島町横断歩道橋 - 1959年に竣工した日本一古い歩道橋。2010年に撤去されて名古屋大学構内に移築された。
- あいち朝日遺跡ミュージアム
文化・名物

祭事・催事
- 主な祭事
- 織田信長公顕彰祭(6月2日)
- 尾張西枇杷島まつり
名産・特産
スポーツチーム
出身関連著名人
- 池田輝政(戦国武将、姫路城を現在の形に改修)
- 石田芳夫(囲碁プロ棋士)
- 江口亮輔(プロ野球選手、千葉ロッテマリーンズ)
- 大木浩(国会議員)
- 太田俊二(旧新川町出身。研究者、早稲田大学准教授)
- 笠井亮平(作家、翻訳家、アジア研究者)
- 加藤あい(女優)
- 鹿取洋子(タレント)
- 呉智英(評論家)
- 杉山裕子(フリーアナウンサー)
- 登田真由子(元・岩手朝日テレビアナウンサー)
- 早川敦子(フリーアナウンサー)
- 田山正雄(プロレスレフェリー)
- 堀江しのぶ(タレント)
- 山手和明(江戸時代の名の知れた商人、明治時代に持病の糖尿病で死亡。墓は市内にある)
- 松島正樹(ファッションデザイナー)
- 水野敬也(作家)
- 鳥山明(漫画家、イラストレーター。本市内在住。市制20周年ロゴ・キャラクターデザインを担当)[12][13][14]
清須市を舞台とした作品
小説
映画
脚注
関連項目
外部リンク
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