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テレビ時代劇シリーズ ウィキペディアから
『服部半蔵 影の軍団』(はっとりはんぞう かげのぐんだん)は、日本のテレビ映画による時代劇。主演:千葉真一、制作:KTV・東映、カラー16mmフィルム作品[1]。FNSにて1980年4月1日 - 9月30日の火曜日22時から22時54分に全27話が放送された。『#影の軍団シリーズ』の第1作である。
服部半蔵 影の軍団 Shadow Warriors | |
---|---|
ジャンル | 時代劇 |
企画 |
巻幡展男 (KTV) 翁長孝雄(東映) |
脚本 | #エピソードリスト |
監督 | #エピソードリスト |
出演者 |
千葉真一 三林京子 高岡健二 長谷直美 火野正平 春田純一 栗田洋子 菅貫太郎 石橋蓮司 金子信雄 犬塚弘 樹木希林 山村聰 西郷輝彦 |
ナレーター | 小池朝雄 |
音楽 |
渡辺茂樹 荒木一郎[注釈 1] |
オープニング |
スペクトラム 「服部半蔵 影の軍団 メインテーマ」 |
エンディング | 岡林信康「Gの祈り」 |
国・地域 | 日本 |
言語 | 日本語 |
時代設定 | 慶安年間 |
製作 | |
プロデューサー |
岩崎義 (KTV) 松平乘道 牧口雄二 奈村協(東映) |
制作 | 東映 |
製作 | KTV / 東映 |
放送 | |
放送局 | FNS |
映像形式 | カラー16mmフィルム[1] |
音声形式 | モノラル |
放送期間 | 1980年4月1日 - 9月30日 |
放送時間 | 火曜 22:00 - 22:54 |
放送枠 | 関西テレビ制作火曜夜10時枠の連続ドラマ |
放送分 | 54分 |
回数 | 27 |
服部半蔵 影の軍団 | |
特記事項: 制作協力 - サニ千葉エンタープライズ |
伊賀忍者・服部半蔵が影の軍団を率いて、三代将軍徳川家光の急死により、政情が混乱している幼君の四代将軍・徳川家綱の治世に、江戸幕府の老中・御三家間の権力争いや、伊賀忍者と甲賀忍者の宿命の関係が絡み、壮絶な戦いを繰り広げていく物語である[2]。服部半蔵には千葉真一、半蔵を狙う甲賀のくノ一に三林京子、将軍補佐役・保科正之に山村聰を配役した[2]。伊賀忍者が平素に市井で暮らす姿も描き、その正体を知らずに付き合う女性に樹木希林を配したことで、暗闘する忍者が活躍する内容と対照的な場面も見どころとなっている[2]。(⇒ #制作)
※ ( ) の数字は登場話数。無しは全話出演。1話のみの出演は#エピソードリストを参照。
※ゲストはクレジットタイトルに役名表記された出演者のみ記載。複数話に登場する人物は、演じる俳優が異なっていても#登場人物に表記。各表の下にその回のストーリーを載せる。
慶安四年、四代将軍・徳川家綱の治世になっていたが、家綱は僅か五歳。そのため、御三家・幕閣が盛り立てる決定が成された。一方、父・二代目服部半蔵が理不尽な理由で改易されて10年。三代目服部半蔵は幕府新体制の暗雲を予見しながらも「先代の時と同じように、どうせまた利用されるだけ。同じ轍は踏まない」と権力に距離を置いていた。服部家の再興を全く考えていない半蔵は「影はあくまでも影。光にはなれん。それが
三代目服部半蔵の力量に脅威を抱く公儀御庭番甲賀組頭領・水口鬼三太は、配下のくノ一で二代目半蔵に父を殺されたお甲に「三代目服部半蔵に近づき、謀反の証を掴め」と命じた。お甲はおりんを騙して、雉の湯で女中として働き始め、半蔵の動静を探る。そんな時、「伊賀忍法は甲賀忍法より上」と考える下柘植の大猿は、紀州から下忍を引き連れて江戸へ潜入し、矢継ぎ早に甲賀組へ戦いを仕掛ける。半蔵と服部衆が全く動いていないにも関わらず、次々と配下を消されていくことに苛立つ鬼三太。半蔵はなまじ腕が立ち、戦上手の大猿が次々と甲賀忍者を抹殺していくことは、最終的に幕府を敵に回すと危惧していた。同じ懸念を抱く参謀・津々美京之介に大猿の居場所を探すよう指示し、保科正之の元へ向かった半蔵。全国の伊賀衆のために隠し扶持を提供するよう頼むが、その条件が影の矜持を捨てざるを得ないものたったため、交渉は成立せずに終わった。半蔵は幼馴染の大猿と会い、戦闘を止めるよう、説得に向かう。
幕府は野州烏山藩による、百姓一揆収拾の不手際を咎め、領地没収・お家断絶とした。老中・酒井忠清は直ちに松代真田藩の江戸家老を呼びつけ、烏山城の受け取りを命じる。近隣の藩ではなく、遠隔の真田藩に命令してきた幕府に不信感を募らせる藩内をなだめる城代家老・真田典膳。烏山藩が抵抗し、受け取りを失敗したら、自分たちを潰すつもりだと想定しながらも上意で逆らえない典膳は、支藩の平久保藩に受け取りへ行くよう、依頼した。平久保藩家老・大内頼母は真田家に100年来の恩義があることを認識しているので、受け取りを引き受ける。頼母は家来の熊谷右衛門に、腕っぷしの強そうな浪人を集めさせ始めた。そんな熊谷にお甲は三代目服部半蔵の所在を教え、熊谷たちを雉の湯へ手引きする。半蔵はお甲の言動にきな臭さを感じながらも、保科正之から情報収集し、瓢六とお霧に酒井を探らせ、自らは大八・喜平次を連れ、平久保藩士たちを助けに行く。
京では、あわよくば政権を取り返そうとする朝廷の不穏分子が蠢いていた。幕府は京都所司代に牧野佐渡守を据え、取り締まりを強化。ある晩、公家が斬殺され、その場にいた里隠れの伊賀衆・清兵衛も殺された。倅の庄助は急ぎ江戸へ向かい、三代目服部半蔵に報告し、即座に京へ戻った。かつて清兵衛は半蔵に「いつか故郷の土を耕しながら、のんびりと暮らしたい」と話していた。半蔵は清兵衛の死の真相を明らかにし、「世に起こる波乱を未然に防ぐ。富と力が合い寄って偏るとき、おれは戦う」と決意。そして瓢六と共に入京した。すると清兵衛だけでなく、他の伊賀者の首が京都所司代の名で晒されており、半蔵は牧野を問い詰める。牧野は自分が指示したものではないと否定し、幕府よりの公家が更に殺され続けていることも踏まえ、「保科殿から知らせが届いており、全面的に協力する」と申し出た。半蔵らは修験者の出入りが多い東大路公房の屋敷に忍び入る。公房は公家らしからぬ鋭さがあった。警護する修験者と剣を交えた半蔵は、鞍馬衆と見切る。加えて京で一、二の身代を持つ山城屋が堺から荷を東大路の屋敷へ納めていることを掴む。一方、甲賀組もお甲に公房を探らせていた。
阿波徳島藩が大量の武器調達をしているという繋ぎが入り、公儀御庭番甲賀組の6人が潜入。しかし拷問され、全員が死体で戻ってきた。保科正之は三代目服部半蔵を頼るが、相手となる阿波徳島藩の目付・鬼木十太夫を半蔵は知っており、“神狩り”の異名を持つキレ者で敵に回すと面倒になることをわかっていた。それでも阿波徳島藩が謀反を起こすと、他の外様大名が続くことを危惧した保科は、半蔵に鬼木暗殺と武器破壊を重ねて依頼。半蔵は戦が再び起これば、民百姓が苦しむと引き受けた。一方、甲賀組頭領の水口鬼三太は半蔵たちより先に任務を終わらせようと、お甲も含めた更に甲賀忍者を増やして阿波徳島藩へ潜入させていた。半蔵、大八、喜平次は紀州和歌山より船にて、瓢六とお夕は山陽道から姫路、高松を経て、二方向に分かれて阿波徳島入りをすることとなった。お霧は鬼三太の動静を抑えるために江戸へ残り、お夕は歌と踊りの香具師をしながら、全国に散らばる伊賀衆を訪ね、阿波徳島にも行ったことがあるので、一行に加えられた。お夕は幼馴染の瓢六と連れ合いとして旅するようにしてくれた
三代目服部半蔵は「尋ねたき儀がある」と保科屋敷へ呼び出される。その場には公儀御庭番甲賀組頭・水口鬼三太もいた。保科正之の側用人・生駒春緒は「半月ほど前、長崎奉行所の同心ほか一名が殺された。察するに異国人より阿片を買い入れている密売組織が口を封じたのだろう」と話し出す。半蔵は「何故そんな話を自分に?」と意味がわからず、訝し気に問うた。すると水口は「阿片密売の首謀者は、長崎在住の伊賀隠れ忍に候。目的は公儀に対する謀反の軍資金確保と思われ候。確たる証拠を掴むため、監察費用の五十両を急ぎ送られたし」と記された水口配下・不知火の書状を読み上げた。半蔵は「あらぬ疑いだ。冗談ではない!」と言下に否定。水口は「先日、我が甲賀一門に戦を仕掛けてきた下柘植の大猿のように、長崎の伊賀者も同じこと」と決めつけ、「三代続いた服部一門の土台も腐りかけ、統率が取れていない」と嘲るように言うと、生駒に挨拶して座を外した。半蔵はこの報告を納得できずにいたが、生駒は「水口は公儀御庭番としての節度は心得ている。徒に火の無いところに煙は立てぬはず」と述べ、「我が殿が直々に貴殿の配下を取り調べるのが最善」と詰問する。半蔵は「保科殿に申したが、忍びは闇に生きる者。白日の下に晒すのは死も同然」と拒み、長崎へ向かうと決めた。江戸から長崎までおよそ350里。常人の脚なら1か月以上費やすところ、半蔵、瓢六、お霧、喜平次はたった12日で踏破し、長崎へ入る。当地の伊賀隠れ忍びと共に不知火を探し出し、口を塞がれた同心の足取りを洗い直し始めた。
保科正之と繋がりの深い大商人が、“天誅 保科 高遠”と残す盗賊に次々と金品を強奪されていた。10年前、信州高遠に転封された保科が、城を明け渡さない前藩主の榊原一族を処断したため、その残党からの恨みによる仕業であった。保科の片腕・生駒春緒も榊原の残党に襲われるが、生駒はその仲間に行方不明だった保科の息女・おえんを見つけ、驚愕。「娘は死んだ」と強弁する保科だが、生駒はその保科を慮りながらも、このままでは政敵にお家断絶の口実を与えかねないと危惧。一存で三代目服部半蔵に会い、親子の修復の仲立ちを依頼した。一方、甲賀組頭領・水口鬼三太は、半蔵を高く評価する保科を気に入らず、保科憎しの酒井忠清におえんが強盗犯の一員であることを上申した。酒井はおえんを生け捕りするよう、鬼三太に命ずる。
油問屋・讃岐屋徳兵衛は大奥から宿下がりをしてきた娘を「ふしだらな真似をしおって」と怒声を浴びせながら刺殺。自らも死を選んだ。髪結いで呼ばれていたおりんはこの事件が起きた真っ只中に居て、這う這うの体で逃げ出す。半さんには泣きながら、訳が分からないと説明。次に深川の御用達材木商・武蔵屋も大奥から宿下がりをしてきた娘に同じことを喚きながら、殺し、自殺する。雉の湯では常連客の金次が湯舟で殺され、お梅は気味の悪い折助が居たと証言。金次は日本橋芳町の廓に専属する髪結いで場所柄、武家・町人とあらゆる髪型を即座に結える腕と客の秘密を口外しないことが求められる生業をしていた。お霧が兄弟子・金次には男髪の結い方を教わった恩義があるので、真相を探りたいと三代目服部半蔵に懇願。金次は口が堅かったので、遺族の妻・なみには客のことを一切話していなかった。ただ一つの手がかりは、どこかの折助に声をかけられ、お屋敷で髪を結ってきたということだけ。一方、大八は一両で大奥女中を抱けるという誘いを受け、瓢六に金をせびる。瓢六はけんもほろろに断るが、半さんは大八に一両を渡し、行って来いと後押しをする。半蔵は讃岐屋の近くでおりんと鉢合わせした時に、店前に居た怪しい高貴な駕籠が素早く去ったこと、武蔵屋事件、金次の不審死など、次々と起こる殺しに繋がりと裏があると睨む。そんな時に甲賀組お甲が「折助の探索を止めなさい。服部衆の壊滅に繋がります。恐ろしい力で踏みつぶされるのです」と二度に渡って半蔵に忠告をしてきた。
三代目服部半蔵の従妹・黒文字のキララは、育ての親・権太と共に伊賀の里から江戸へやってきた。馬に乗るキララは権太を介添えして、とても目立っており、老中・酒井忠清の家来にイチャモンをつけられる。伊賀の山猫と異名を持つキララは売られたケンカを買い、権太と一緒に酒井勢を叩きのめす。これを偶然に目にした喜平次、そして甲賀組頭領・水口鬼三太とお甲。喜平次は町中で大騒ぎしたことを危惧し、半蔵に急ぎ報告へ行く。鬼三太はお甲にキララの行状を見届けるよう命じた。キララと再会した半蔵は江戸入り早々侍と大立ち回りしたことに、「あえて人目につかぬことが影の心得」と説教するが、キララには馬耳東風。キララが勝手に江戸へ乗り込んだのは「江戸にて伊賀忍法の誇りもお家再興の志も捨て去り、ひたすら湯屋の亭主風情に甘んじ、堕落の極み。既にその性根腐りたり」と風説される叔父の正体を見定めようとしてであった。キララと理無い仲の大八は江戸に来たことを喜ぶが、鬼三太は鼻っ柱の強いキララを利用して伊賀衆を陥れようとし、酒井忠清は半蔵と繋がりがある保科正之を失脚させようとそれぞれ陰謀が動き出す。
雉の湯ではおりんとお梅が半さんの取り合いで、いつもの痴話喧嘩を繰り広げていた。すると八丁堀の同心が「雉の湯の主が大怪我をした」と知らせにやってきた。お梅とおりんは、慌てて番所へ駆けつける。ところが同心に化けていた男は番所に着くと、おりんを気絶させ、お梅を拐かした。気絶しているおりんを偶然見つけた大八は、仔細を知り、三代目服部半蔵に報告。半蔵に右腕を斬られた甲賀組頭領・水口鬼三太の逆恨みであろうと、服部衆は見立てていた。しかし半蔵は、権力欲が強く公儀御庭番の地位を維持することに執着する鬼三太が、拐かすという行為を指示するとは思えず、服部衆と共にお梅の行方を追う。鬼三太は半蔵に斬られて右腕を失ってから、陰々滅々な日々を過ごしていた。お梅を拐かした茂丸は、鬼三太の弟・水口鬼四郎の下忍。お梅を囮にして半蔵をおびき出す、鬼四郎の企みであった。お甲姉妹の仇討ちに兄・鬼三太が助っ人として加わって戦えば、公儀にも道理が立つと、兄に説明する鬼四郎。鬼三太は弟の策に乗り、飛び道具を備えた義手を付けて再び戦おうと決意する。お甲は仇討ちよりも妹・お菊と静かに暮らしたいと思いから、甲賀組を抜けたいと暇乞いを鬼三太へ願い出た。しかし鬼三太は許さず、仇討ちを改めて厳命する。鬼四郎は鬼三太の恨みやお甲の仇討ちはどうでもよく、半蔵を討ち果たすことこそが最大目的のため、仇討ちの場に多くの甲賀忍者を潜ませる。鬼三太とお甲が半蔵を討ち漏らしても、手勢で討ち取ろうという鬼四郎の目論見であった。
五か所の伊賀衆隠れ里が次々と襲撃された。三代目服部半蔵は仲間の無残な姿に言葉が出ず、独特な矢、胸板を蹴破り、素手で首を折る手口から、夜叉神党の仕業と推定した。かつて夜叉神党は徳川家康の命を狙ったが、初代服部半蔵と伊賀衆の返り討ちで一網打尽にされていた。しかし残党の子孫が長年、力を蓄え、積年の恨みを晴らそうと三代目と伊賀衆に戦いを挑んできた。半蔵は全国各地に散在する伊賀衆の安否と、小頭以上が集会する来月の日時・場所を伝えるよう、すぐに服部衆を出立させる。半蔵自身は信州一円を預かる小頭・浦戸伊三郎に会うため、信濃路の鉢伏山へ足を運ぶ。伊三郎は服部衆からも兄貴と慕われ、半蔵と伊三郎は幼馴染で、二人の時はざっくばらんに付き合いをする間柄であった。半蔵は伊三郎がお美代を娶っていることを知り、「掟にこだわり、抜け忍を許さない時代は終わった。一人一人の意志を尊重する時が来ている」と小頭の任を解き、伊三郎に堅気の生活をするようにと諭す。伊三郎なら夜叉神党に後れを取ることはないと思う半蔵だが、伊三郎夫婦にすぐ山を下り、他の土地へ移るよう、半蔵は念押しをし、翌日旅立った。しかし夜叉神党は伊賀衆全滅を企み、一人でいたお美代を襲って人質にし、伊三郎を捕らえ、江戸へ連行してきた。
夜になり、雉の湯でいつものように釜炊きをしていた瓢六は妙な音に勘付き、耳を地面に添える。悲鳴だったので、押し込み強盗と思い、一緒にいた大八と共に、襲われている飛脚問屋へ向かった。平素の姿で6人の賊を取り押さえ、自身番へ引っ張っていこうとし、大立ち回りをする瓢六と大八。二人の行動を物陰で見ている半さんは、賊の首領・八兵衛が地面に火を放ち、逃亡する姿を見逃さず、土の中深く、四十二日もの間、埋められて修行をする土蜘蛛党の末裔と睨んでいた。翌日、盗賊を鮮やかに捕縛した瓢六と大八が瓦版で大々的に取り上げられ、南町奉行所からも三両の報奨金が渡される。雉の湯の常連は将棋を夢中で打っている半さんに、二人が武術をいつ身につけたのかと不思議そうに尋ねていた。三代目服部半蔵は世間の騒ぎ様を危惧し、瓢六・大八を呼び出す。そして「目立つ動きは、影としてあるまじきこと。現に慎め」ときつく言い渡す。実際、南町奉行の同心・三浦弥七郎は、二人を只者でないと逆に怪しみ始め、岡っ引・万之助に瓢六と大八の正体を探るよう、命じていた。
丑三つ時、長屋で寝ていた大八が襲撃され、金縛りに遭い、反撃もできず、瀕死の状態で雉の湯へ逃げてきた。三代目服部半蔵は寝込みを襲われたとはいえ、厳しい修練を積んでいる服部衆が易々と刃をうけたことや、己が狙われることはあり得ると想定していたものの、住処や名を知られていない服部衆が唐突に襲われたことを訝しむ。正体不明の敵に対処するため、半蔵は草加へ向かい、先代である父・二代目服部半蔵の右腕であった弥七に相談し、奇奇怪怪な敵の情報を得ようとする。しかし一足違いで弥七は斬殺されてしまった。半蔵は弥七ほどの使い手が大八同様、反撃をせず、死んでいたことに衝撃を受け、伊賀衆の情報が敵へ筒抜けになっているのではないかと考え始める。
三代目服部半蔵と瓢六が僧兵の集団に「我らは甲賀組。服部一門は改易を逆恨みし、幕府転覆を謀る謀反人。将軍家直々の命で成敗する」と言われ、襲われた。半蔵は甲賀組ではないと見抜き、襲撃を躱す。大奥では先代の一周忌を前に、幼き当代・家綱が挨拶を繰り返し作法していた。立ち会う先代の御台所孝子は「将軍家ならもっと鷹揚に」と言い放って幼君の頬をつねり、もはや指導というより虐待そのものであった。逃げ出した家綱は忍び込んでいた半蔵と遭遇。半蔵は幼君に事の次第を尋ねるが、家綱から「恐ろしい人が追うてくるのじゃ。助けてたもう、半蔵」と抱きつかれる。生母・お楽ノ方は半蔵に抱きかかえられた家綱を見て、安堵する。その様子を見ていた孝子は京都から親王を迎え、将軍を据える企みを半蔵に潰されており(第8話「潜入!大奥の昼と夜」)、その恨みを忘れていなかった。翌日、孝子は紀州頼宣や弟の鷹司信平から推薦された一ノ院浄空と面会していた。頼宣は将軍になろうと、浄空を使って孝子を凋落。浄空に溺れた孝子は、家綱を拐かす陰謀に加担した。保科正之は半蔵に幼君救出を依頼する。
高野聖の覚海と外道衆を倒した三代目服部半蔵だったが、家綱が居ると思われた箱の中には「幼君はみかん船にて紀州へ」と書置きが残されていた。半蔵は保科屋敷へ急ぎ戻り、この密書を残した女中・美和が保科正之の命で、幼君の警護に付いていた伊賀者・美和と知らされる。家光の一周忌法要まであと十五日と迫っており、それまでに幼君を取り戻せないと、将軍の座は紀州頼宣に奪われると正之は焦り、至急紀州へ向かうようにと半蔵に懇願する。お楽ノ方は正之から報告を受けるが、権力争いのために息子が殺されるのを拒み、将軍職を辞退すると言い出すが、正之は「家綱公でなければ、権力闘争が起き、幕府は崩壊します。法要までに必ず半蔵が取り戻します」と安心させる。半蔵は紀州へ向かう途中、一ノ院浄空の命を受けた外道衆に襲われるが、返り討ちした。このままでは奪回できぬと考えた半蔵は一門から仲間を集めるため、服部衆と共に伊賀の里へ立ち寄る。
江戸界隈では、上州安中藩二万石の家中を狙う辻斬が相次いでいた。おりんは同藩江戸屋敷から髪結いに呼ばれる。帰りは「夜分だから」と、輿を進められて帰途についた。同じように襲われるものの、賊徒は「こんな不細工な女ではない」と言い、退散。やり場のない思いを半さんに伝えようとおりんは翌日、雉の湯へ行くが、不在だったので身の不幸を嘆く。同時刻、三代目服部半蔵は、保科正之の命を受けた生駒春緒に呼び出され、螺旋状に巻かれたハリスの先端に尖った鏃が付く物を示される。半蔵は
いつものように湯屋の仕事より将棋に夢中な半さんに、「一手、お手合わせ願えますか」と丁重に挨拶してきた御仁。身なりは立派で大坂弁を柔らかく話すが、妙な迫力を醸し出している。雉の湯の常連でないこの男・浪花屋左衛門は三代目服部半蔵と知りながら、自ら値踏みをしようと訪れたのだ。将棋を指しながら浪花屋は「雉の湯とあなたの元で働く人たちを、言い値の倍で買いたい」と切り出す。その場に居合わせた大八は驚くが、半さんは笑って返事はせず、その場で二人は散会。大坂の浪花屋は儲かるために強引な商いをしており、不法行為も厭わない豪商で、江戸に乗り込んできたのだ。一方で保科正之には賄賂で、二人とも味方に引き入れようとしていた。そんなときに江戸と大坂の繋ぎを任されていた伊賀者・弥一が次郎に刺され、瀕死の思いで雉の湯へ辿り着き、大坂・堺の
年に一度、伊豆半島の天城山に薬草の採取を慣わしにしていた津々美京之介は、三味線を奏でて歌う女と幼き娘と出会う。娘は目が不自由であった。二人と別れ、江戸へ帰途につく京之介は山中で謎の集団に襲撃される。雉の湯では隠れ里の長が伊賀衆だけではなく、根来衆や蜂須賀党など、他の忍び衆の隠れ里が襲われたと、三代目服部半蔵に報告していた。その時、京之介が戻り、負傷した右腕を見せ、戦国時代に九州を拠点にしていた天魔一族の仕業と告げる。天魔は幕府に鎮圧され、出身地の天草諸島でひっそりしていたが、伊賀や甲賀よりも優れた火薬を駆使し、他の忍び衆を襲っていたのだ。半蔵は京之介の身辺まで知られていることから、天魔一族が江戸周辺に拠点を構えていると睨み、警戒を怠らぬよう、伊賀衆に指示をする。京之介は一旦帰宅すると、伊豆で会った母子が訪ねてきた。医者としての評判を聞き、娘の目を京之介に直してもらおうとしたのである。その頃、脇田左近の率いる天魔一族の先発隊は江戸の郊外・小菅に砦を構え、火薬の開発を行い、首領の権田重兵衛を待っていた。
三日月堀に3人目の若衆が飛び込んで死んだ。堀の奥に在る竹橋御殿には、徳松の母・桂昌院お玉の方と長松の母・天樹院お夏の方が[注釈 5]、隠棲。二人は息子に夢を託し、おぞましい暗闘を繰り広げ、女盛りのお夏の方が連夜、若衆を連れ込んでいると、江戸は騒然となっていた。津々美京之介は平戸で蘭学を共に学んだ平賀隆光と5年ぶりに遭遇。中間・中臈を従えて豪華な輿に乗る隆光は、袈裟を着る僧となっていたが、無視して去っていく。ある晩、喜平次の同僚・扇太郎が京之介とおりんを仲人にして、おこいと祝言を挙げた。宴が終わって喜平次は、扇太郎をおこいの元へ連れていく途中、謎の侍たちに襲われ、扇太郎を拐かされる。翌朝、三日月堀に無残な姿で発見された。瓢六は女駕籠に乗せられる扇太郎を見たという証言から、竹橋御殿に連行されたのではないかと三代目服部半蔵に上申。京之介は遺体にある無数の斑点から、半蔵に毒殺を示唆。急遽、保科正之に呼び出された半蔵は、幕府の権威を守るため、連続殺人の真相究明を依頼され、権力者でも下手人を斬るという条件で引き受けた。保科から隆光が桂昌院に足繁く通っていること、京之介から隆光は烏頭を研究していたと、各々聞いた半蔵は、服部衆の誰かが囮となり、御殿へ侵入しなければと決断する。大八は自分が適任と直訴するが、毎日むせび泣くおこいに心を痛めていた京之介は、半蔵へ「行かせてほしい」と懇願。京之介は烏頭と阿片を混ぜた毒と見立て、解毒剤を用意。おりんと逢引を装い、扇太郎同様に誘拐されようと囮になった。
No. | 放映日 | サブタイトル | 監督 | 脚本 | ゲスト |
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27 | 9月30日 | 乱入! 女湯の24時間 | 太田昭和 | 中村努 | 石田久美、丸平峯子、工藤英夫 |
※クレジット順。( ) の数字は担当話数で無しは全話担当。監督・脚本は#エピソードリストを参照。
1978年の『柳生一族の陰謀』は日本公開後にテレビ映画による連続時代劇が放送され、本作も同様に1980年の『影の軍団 服部半蔵』が公開後、連動して放送される予定だった[10]。同映画も千葉真一が服部半蔵役で主演するキャスティングで進められていたが[10][11]、脚本の変更により千葉は降板[10][12]。
テレビ映画の本作のみ千葉真一は主演することとなるが、この試みは成功し、全5作のシリーズと仕上がった[10]。千葉と彼が率いるJACのダイナミックなアクションだけでなく、市井で半さん(千葉真一)とおりん(樹木希林)のユーモア溢れる掛け合いや湯屋でのコミカルなお色気を観ることができる対照的な構成になっている[13][14]。闇で死闘・暗躍する忍者たちが幕府の権力闘争に巻き込まれ、その一方で庶民として街中で暮らす姿が一つの作品に描かれ、これらの同居が人気の一因になっており、この骨子はその後の作品にも踏襲されていく[13][14]。忍者屋敷を兼ね備えた一軒家の銭湯を伊賀忍者のアジトとするアイデアは、東映プロデューサーの翁長孝雄によると、「『必殺シリーズ』の山内久司も感心してくれた」と述べている[13]。
KTVプロデューサー・岩崎義の提案により、主題歌には岡林信康が起用された[15]。「山谷ブルース」で労働者の悲哀を表現した岡林のセンスを忍者たちに置き換えた形で、当時としては異例のフォークソングによる主題歌・挿入歌が本作品のイメージアップに貢献している[15]。
第三話まではそれぞれのストーリーに添っていたが、第四話以降は影の軍団が市井で暮らす平素な姿と、真横アングルから撮った顔の静止画を流している。オープニングのクレジットはお霧(長谷直美)、大八(火野正平)の順だが、エンディングでは大八、お霧の順となっている。
担当した渡辺茂樹の楽曲のほか、千葉真一主演映画『東京-ソウル-バンコック 実録麻薬地帯』(1973年)で荒木一郎の劇伴(ドラムロールをメインにした2つの楽曲)も流されている。
OPのメインテーマにはAタイプとBタイプの2パターンがあり、テンポが遅め(M.M.=115)のロングバージョンがAタイプ。音源は「影の軍団 音楽編」の1-17「忍軍激突」より『オープニング1'44" #2』と、1-20「オープニング・テーマ〜サブタイトル」より『(Ⅰ)オープニング1'44" #1』の2つに分けられる(以後それぞれ後者をAタイプ#1、前者をAタイプ#2と区別する)。テンポが速め(M.M.=123)のショートバージョンがBタイプ。音楽編の1-1「オープニングテーマ」より『オープニングM-2 #2』が該当する。初回OPのみAタイプ#2、それ以降のOPはBタイプで固定されている。殺陣でメインテーマが使用される際は、長めのシーンではAタイプ、短めのシーンではBタイプ、と使い分けられている。Aタイプ#1は本作第4話以降の次回予告から使用されている。CM前に挿入されるアイキャッチは、音楽編の1-10「影、行動開始」である。
2006年12月8日に『服部半蔵 影の軍団』全27話を完全収録したDVDボックスが発売、同商品のテレビCMでは歴代の服部半蔵を演じた千葉真一のナレーションが新規に録音された。
2021年12月10日から東映時代劇YouTubeで無料配信が行われている(毎週金曜日11:00)。第1・2話は常時、第3話以降は1週間の期間限定配信となる。
影の軍団II Shadow Warriors II | |
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ジャンル | 時代劇 |
企画 |
巻幡展男 (KTV) 翁長孝雄(東映) |
脚本 | #エピソードリストII |
監督 | #エピソードリストII |
出演者 |
千葉真一 真田広之 江藤潤 朝加真由美 星正人 黒崎輝 崎津隆介 樹木希林 成田三樹夫 長門勇 志穂美悦子 山村聰 |
ナレーター | 小池朝雄 |
音楽 |
渡辺茂樹 荒木一郎[注釈 9] |
オープニング |
スペクトラム 「服部半蔵 影の軍団 メインテーマ」 |
エンディング | 泉洋次「光と影のバラード」 |
国・地域 | 日本 |
言語 | 日本語 |
時代設定 | 宝暦年間 |
製作 | |
プロデューサー |
岩崎義 (KTV) 松平乘道(東映) 清水敬三(東映) 亀岡正人(東映) 佐藤公彦 |
制作 | 東映 |
製作 | KTV / 東映 |
放送 | |
放送局 | FNS |
映像形式 | カラー16mmフィルム[16] |
音声形式 | モノラル |
放送期間 | 1981年10月6日 - 1982年3月30日 |
放送時間 | 火曜 22:00 - 22:54 |
放送枠 | 関西テレビ制作火曜夜10時枠の連続ドラマ |
放送分 | 54分 |
回数 | 26 |
影の軍団II | |
特記事項: 制作協力 - サニ千葉エンタープライズ |
主演:千葉真一、制作:KTV・東映、カラー16mmフィルム作品[16]。FNSにてにて1981年10月6日 - 1982年3月30日の火曜日22時から22時54分に全26話が放送された。『#影の軍団シリーズ』の第2作である。
本作では雇われて暗躍する忍者という本来の姿ではなく、世間と隔絶していた伊賀衆が権力者に濡れ衣を着せられ、復讐していくことがモチーフ・テーマとなっている。千葉真一演ずる頭領・柘植新八は腰の大刀を背後に隠し、左右どちらからも抜ける「変異抜刀霞斬り」の達人となっており、この剣法は千葉自身のアイデアである[17]。志穂美悦子が敵役として登場[17]。平賀源内が開発した武具・武器を活用するなど、自らの忍法以外も使って戦い、忍び装束では昼間に迷彩柄を着用するようになった。復讐した相手の手形を取り、控えと照合することも本作の特徴である。
時は宝暦8年、公儀御庭番の地位を奪われた伊賀一族は全国に四散、服部半蔵の末裔・柘植新八とその一群は八王子の山奥でひっそりと暮していた。新八の父は公儀隠密の長として幕府に仕えていたが、十年前に解任された。父は新八や伊賀一族を引き連れ、世の交わりをたち、八王子の山奥に仲間と隠れ住んでいたが、父は既に亡くなっていた。その頃江戸城では8代将軍吉宗が没し後継問題が生じていた。嫡男家重は言葉が不自由であり、その言動を理解できるのが側用人・大岡忠光のみだったため、自然と忠光が権力を握る構図になっていた。その一方で、幕閣の重鎮たちは、英明の誉れの高い次男の吉晴を立てようと画策するものの、両派の対立は平行線のまま半年もの月日が流れていた。
ある日、新八は日課である狩猟の最中に、知らぬ男から26人の手形とオランダ語で書かれた巻物を託される。これがそれまで平穏に暮していた新八と伊賀一族を、望まない戦いに巻き込むこととなった。巻物を手にしたことで、身に覚えのない罪をなすりつけられた新八と伊賀一族。新八は影の軍団を結成して、時に平賀源内やはやて小僧の助力を得て、忠光とその配下の26人衆、甲賀流椎名組との果てしなき戦いに挑んでゆく。
※ ( ) の数字は登場話数。無しは全話出演。1話のみの出演は#エピソードリストIIを参照。
+ おりん - 樹木希林 (1 - 3, 5 - 17, 20 - 26)
話数 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 監督 | ゲスト |
---|---|---|---|---|---|
第1話 | 1981年10月6日 | 眼には眼を! | 芦沢俊郎 深作欣二 | 深作欣二 | お霧:松坂慶子 (松竹) 本多伝九郎:原口剛 内藤淡路守:稲葉義男 久蔵:北村英三 板倉周防守:河合絃司 甚助:相馬剛三 徳川吉春:伊庭剛 栗原敏 笑福亭鶴志 西山清孝 池田謙治 戸米けい子 世羅豊 JAC:甲斐道夫、山本亨、卯木浩二 |
第2話 | 10月13日 | 姿なき吸血鬼 | 下飯坂菊馬 | 関本郁夫 | 三宅麦秋:峰岸徹 お万の方:佳那晃子 しま:谷口香 常盤:近江輝子 およう:飛鳥裕子 おまち:有明祥子 おこう:三崎奈美 勝野賢三 瀬賀敏之 佐名川えり 鈴木弘道 JAC:甲斐道夫、山本亨、卯木浩二 |
第3話 | 10月20日 | 恐怖! いけにえの館 | 石川孝人 | 千絵:佐藤万理 平沼多十郎:南原宏治 ミヤード:ハル・ゴールト 多田右近:五十嵐義弘 武田:丘路千 溝口真葉:小松政夫 梶山九郎太:鈴木瑞穂 壬生新太郎 タンクロー 藤沢徹夫 大村佳子 大川かつ子 JAC:甲斐道夫、山本亨、卯木浩二 | |
第4話 | 10月27日 | 白蛇の罠 | 芦沢俊郎 | 太田昭和 | お夕:根岸季衣 高貫兵部:内田稔 荒田源三郎:遠藤征慈 佐久間主膳:加藤和夫 須藤頼母:八名信夫 正源和尚:茂山千五郎 山田良樹 平河正雄 木谷邦臣 中島俊一 有島淳平 椿竜二 富永佳代子 紅かおる 高野洋子 淡路康 小峰隆司 JAC:甲斐道夫、山本亨、卯木浩二 |
第5話 | 11月3日 | お歯黒の秘図 | 中村努 | 西大路頼房:芦屋雁之助 孫市:谷崎弘一 椎名組の男:大月正太郎 JAC:甲斐道夫、山本亨、卯木浩二 | |
第6話 | 11月10日 | 魔界に消えた女 | 芦沢俊郎 | 黒田義之 | 春日井:野際陽子 宇之吉:にしきのあきら お稲:服部妙子 御台所増子:賀田裕子 松谷:志乃原良子 瀬川:松村康世 山野辺:鳳八千代 大月主膳:草薙幸二郎 有川正治 有島淳平 西田治子 富永佳代子 鈴木康弘 JAC:稲田龍雄、甲斐道夫、卯木浩二 |
第7話 | 11月17日 | 幻術! さそりの襲撃 | 牧口雄二 | 逆井蘭堂:石橋雅史 菊丸:矢吹二朗 おみね:田中綾 笹木俊志 宮城幸生 武井三二 JAC:甲斐道夫、山本亨、卯木浩二 | |
第8話 | 11月24日 | 戦慄! 尼僧の赤い唇 | 中村努 | 太田昭和 | 松屋おせい:桜町弘子 丸定屋助左衛門:菅貫太郎 千草:松岡明美 妙古堂:汐路章 大津屋:中村錦司 高橋美樹 疋田泰盛 有島淳平 島田秀雄 吉澤高明 美松艶子 前川恵美子 森源太郎 諏訪裕子 井上由美 安食文子 斎藤可奈江 JAC:稲田龍雄、甲斐道夫、猿渡幸太郎 |
第9話 | 12月1日 | 呪われた抱擁 | 下飯坂菊馬 | 関本郁夫 | おしの:マキノ佐代子 能勢甚四郎:蟹江敬三 お染:一柳みる 宗助:梅津栄 遠州屋嘉兵衛:福山象三 孫市:吉原正皓 越中屋:伊東亮英 大三郎:福本清三 阿波地大輔 タンクロー 勝野賢三 大矢敬典 丸山俊也 木下通博 小谷浩二 富永佳代子 小峰隆司 JAC:甲斐道夫、山本亨、卯木浩二 |
第10話 | 12月8日 | 幽霊が残した赤い椿 | 芦沢俊郎 | 君香/お糸(二役):土田早苗 浪花屋茂平:深江章喜 上州屋佐吉:河合絃司 三崎屋久造:千葉敏郎 お夕:水島美奈子 芸者:人見ゆかり 出歯亀:笑福亭鶴志 犬飼典膳:森次晃嗣 高谷舜二 波多野博 島田秀雄 森源太郎 西山清孝 大城泰 大川かつ子 木村佳子 JAC:甲斐道夫、山本亨、卯木浩二 | |
第11話 | 12月15日 | 真夜中に上る死の煙 | 池上金男 | 太田昭和 | お芳:竹井みどり 村上主水:宮内洋 芹沢兵部:田口計 三島左内:船戸順 野見山伝蔵:野口貴史 おぶん:近江輝子 藤沢徹夫 藤長照夫 JAC:甲斐道夫、山本亨、卯木浩二 |
第12話 | 12月22日 | あの女を逃がすな! | 志村正浩 | 牧口雄二 | 佐伯紫雲:浜田晃 ムササビのお光:五十嵐知子 巴屋徳兵衛:田中浩 お吉:井上真由美 白虎の半次:大葉健二 天狗の巳之吉:酒井努 赤鬼の丑松:井上清和 岩切軍兵衛:鈴木康弘 鬼六:池田謙治 田所:中島茂樹 小峰隆司 淡路康 矢部義章 松岡真由美 安喰文子 永野佳寿 JAC:甲斐道夫、山本亨、卯木浩二 |
第13話 | 12月29日 | 人妻は影におびえる! | 田中利世 太田昭和 | 太田昭和 | 野江:島村佳江 大黒屋惣兵衛:久富惟晴 市助:江幡高志 現世法師:江角英 岩城屋:玉生司朗 券住:井上博一 泉好太郎 峰蘭太郎 有島淳平 大月正太郎 JAC:甲斐道夫、山本亨、卯木浩二 |
第14話 | 1982年1月5日 | 闇にきらめく美女 | 高田宏治 | 関本郁夫 | 柴みゆき:高瀬春奈 雲井:北川恵 粟津泥舟:小沢象 松尾:山口朱美 近江の小弥太:岩尾正隆 宗春:明日香和泉 初瀬:吉田純子 横山:猪野美子 江田:愛田真千 柴静馬:西田健 関根大学 木谷邦臣 甲斐道夫 宮城幸生 JAC:山本亨、卯木浩二、稲田龍雄 |
第15話 | 1月12日 | 黒衣に汚された恋 | 飛鳥ひろし | 河村信二郎:荒木しげる 美代:三浦真弓 美代(幼少期):斉田真由美 七兵衛:松山照夫 大目付大八木喜右衛門:冨田浩太郎 老中丹羽備後守:永野辰弥 若年寄小出伊勢守:峰祐介 中谷久蔵:大竹修造 吉野弥太吉:丘路千 目付中山庄平:波多野博 太市:タンクロー 山崎浩介:小坂和之 信二郎(幼少期):漁野篤史 小船秋夫 向井弘明:織本順吉 JAC:甲斐道夫、山本亨、卯木浩二 | |
第16話 | 1月19日 | 牝蜂は二度刺す! | 下飯坂菊馬 | 太田昭和 | 鬼薊のお仙:李礼仙 城代小沼帯刀:中井啓輔 望月遼之進:原口剛 阿久里:朝比奈順子 不破伝八郎:有川正浩 真田信高:浜田雄史 為吉:矢口純 おみね:星野美穂子 斑次:小峰隆司 助三:小船秋夫 JAC:甲斐道夫、山本亨、卯木浩二 |
第17話 | 1月26日 | 伊賀忍法 火の鳥 | 芦沢俊郎 | 小野田嘉幹 | 霞の左源太:穂高稔 内藤兵馬:島英臣 峰蘭太郎 高谷舜二 小谷浩三 大月正太郎 宮城幸生 JAC:甲斐道夫、山本亨、卯木浩二 |
第18話 | 2月2日 | 夜霧に啼く黒い狼 | 中村努 | 音次郎:織田あきら おゆう:栗田洋子 宇之助:大木正司 城代石川長門守:相馬剛三 住職:山村弘三 天守番頭竹村庄左衛門:田中弘史 佐渡島兵衛:垂水悟郎 森源太郎 藤長照夫 疋田泰盛 島田秀雄 泉好太郎 斉木新吾 近藤健二 畑中伶一 JAC:甲斐道夫、山本亨、卯木浩二 | |
第19話 | 2月9日 | 大追跡! 雪は知っていた | 山田隆之 | 牧口雄二 | 諸田道元:阿藤海 お良:松岡真由 水上清四郎:誠吾大志 木瀬島次:酒井努 布引久羅:鈴木弘道 高原嘉門:甲斐道夫 仁科与蔵:稲田達雄 椎名組:卯木浩二 宮武義央:疋田泰盛 百姓亭主:有島淳平 百姓女房:星野美恵子 JAC:山本亨、釼持誠、佐藤浩 |
第20話 | 2月16日 | 女風呂異変・謎の手形 | 石川孝人 | 太田昭和 | 弥藤次:伊吹剛 右近:黒部進 井手右衛門:矢野宣 左近:関根大学 虚無僧:峰蘭太郎 お芳:前川恵美子 男客一:藤長照夫 男客二:高橋弘志 女客:三谷真理子 JAC:甲斐道夫、稲田龍雄、卯木浩二 |
第21話 | 2月23日 | 妖拳! 蛇皮線の女 | 高田宏治 | 里波:本阿弥周子 大城月海:亀石征一郎 玉名玄竜:伊達三郎 井手右衛門:矢野宣 可奈:司瑠美子 火盗与力矢部勘平:白川浩次郎 夜鷹:大川かつ子 夜泣きそば屋:和田昌也 藤八:大矢敬典 野次馬:山田良樹 母親:美松艶子 女客:紅かおる 淡路康 霞健二 甲斐純一郎 東父岡勇二 JAC:甲斐道夫、稲田龍雄、卯木浩二 | |
第22話 | 3月2日 | 甲賀忍法・必殺の賭け | 下飯坂菊馬 | 亀岡正人 | 筒井将監:睦五郎 辰巳屋安五郎:汐路章 おみよ:赤松由佳子 筧典膳:八名信夫 仙造:石倉英彦 梅吉:岩尾正隆 有島淳平 西山清孝 山本享 佐藤浩 平河正雄 雲助:島田紳助・松本竜介 JAC:甲斐道夫、稲田龍雄、卯木浩二 |
第23話 | 3月9日 | 魔の振袖御殿 | 山田隆之 | 牧口雄二 | 輪樹院覚子:大信田礼子 正法院武子:松村康世 阿波の局:一柳みる 神尾若狭守:柳川清 松平左近将監乗邑:永野辰弥 於容の方:田中綾 側室:岡本広美 側室:山口朱美 側室:安岡真智子 側室:岡嶋艶子 金:森永奈緒美 銀:丸山千絵子 銅:内田浩子 鉄:志村しのぶ 錫:鳶田久美 三谷真理子 沢田祥二 佐々木信 紅かおる JAC:甲斐道夫、稲田龍雄、卯木浩二 |
第24話 | 3月16日 | くノ一秘法“双面の術” | 飛鳥ひろし | 花袖太夫:風間舞子 井上図書:内田稔 白雪:千野弘美 玉屋半五郎:中田博久 豊前屋助左衛門:芦田鉄雄 細川純一 奔田陵 阿南忠幸 美松艶子 美柳陽子 和歌林三津江 松村真弓 尾崎俊子 JAC:甲斐道夫、稲田龍雄、卯木浩二 | |
第25話 | 3月23日 | 最終回前編 伊賀対甲賀・最大の激突! | 芦沢俊郎 関本郁夫 | 関本郁夫 | 猿:成瀬正 仁助:北原将光 太市:白井滋郎 椎名組:細川純一 椎名組:藤沢徹夫 主人:島田秀雄 役員:疋田泰盛 JAC:甲斐道夫、稲田龍雄、卯木浩二 |
第26話 | 3月30日 | 最終回後編 二十六人最後の首 | 芦沢俊郎 | 宝蔵院乱雪:南原宏治 小谷仙四郎:鹿内孝 大木晤郎 丘路千 大川かつ子 水島美奈子 木谷邦臣 泉好太郎 大月正太郎 有島淳平 矢部義章 栗原敏 岡本美登 淡路康 大城泰 JAC:甲斐道夫、稲田龍雄、卯木浩二 |
※クレジット順。( ) の数字は担当話数で無しは全話担当。監督・脚本は#エピソードリストIIを参照。
第1話は本編での主要キャラの静止画で、第2話以降は影の軍団、やまびこ、おりんが経営する風呂屋、源内らが市井で過ごす姿をスタッフロールと共に流している。
担当した渡辺茂樹の楽曲のほか、千葉真一主演映画『東京-ソウル-バンコック 実録麻薬地帯』(1973年)で荒木一郎の劇伴(ドラムロールをメインにした2つの楽曲)も流されている。本作から渡辺が担当した映画『仕掛人梅安』の音楽も使われるようになった。
メインテーマには「影の軍団 音楽篇」Aタイプ#1の音源が使用されており、OPや殺陣にも使われる。1-32「オープニングテーマ (未使用バージョンA型)」と、2-1「オープニングテーマ (未使用バージョンB型)」は元々はOP用として作曲されながらもOPで使われたことはなく、殺陣や次回予告で使用されている。CM前に挿入されるアイキャッチは音楽編の1-25「明日を駆ける!!」より『アイキャッチA型』である。
DVD『影の軍団II』の壱巻が2008年11月21日、弐巻が2009年2月21日にそれぞれ販売された。
影の軍団III Shadow Warriors III | |
---|---|
ジャンル | 時代劇 |
企画 |
巻幡展男 (KTV) 翁長孝雄(東映) |
脚本 | #エピソードリストIII |
監督 | #エピソードリストIII |
出演者 |
千葉真一 志穂美悦子 真田広之 中村晃子 蟹江敬三 立川光貴 河原崎建三 黒崎輝 誠吾大志 崎津隆介 樹木希林 秋野暢子 小沢栄太郎 岸田今日子 |
ナレーター | 橋爪功 |
音楽 |
渡辺茂樹 荒木一郎[注釈 10] |
オープニング | 真田広之「誓い (JACのテーマ)」 |
エンディング | 真田広之「砂漠の都会に」 |
国・地域 | 日本 |
言語 | 日本語 |
時代設定 | 明暦年間 |
製作 | |
プロデューサー |
栢原幹 (KTV) 松平乘道(東映) 亀岡正人(東映) 上阪久和(東映) 佐藤公彦 |
制作 | 東映 |
製作 | KTV / 東映 |
放送 | |
放送局 | FNS |
映像形式 | カラー16mmフィルム[19] |
音声形式 | モノラル |
放送期間 | 1982年4月6日 - 9月28日 |
放送時間 | 火曜 22:00 - 22:54 |
放送枠 | 関西テレビ制作火曜夜10時枠の連続ドラマ |
放送分 | 54分 |
回数 | 26 |
影の軍団III | |
特記事項: 制作協力 - サニ千葉エンタープライズ |
主演:千葉真一、制作:KTV・東映、カラー16mmフィルム作品[19]。FNSにて1982年4月6日 - 9月28日の火曜日22時から22時54分に全26話が放送された。『#影の軍団シリーズ』の第3作である。
本作から千葉真一扮する主人公が毎回の敵の首魁に対するとき「我が身既に鉄なり。我が心既に空なり。天魔伏滅[注釈 11]」という決め台詞を発するようになるが、プロデューサーの松平乘道は「シリーズを長丁場に持つものにしていくために、東映の伝統的な作劇方法を活かした」と説明している[21]。志穂美悦子と真田広之が軍団員として出演した[22]。オープニングテーマは千葉の作詞で、真田が歌っている[23]。
時は明暦3年。世に言う明暦の大火で江戸城本丸は消失。世間は混乱の渦に巻き込まれた。紀州藩主徳川光貞はこの機に乗じて現将軍徳川家綱に取って代わろうと野望を巡らし始める。一方、その火事に巻き込まれて死んだとされる前将軍家光の正室、本理院孝子は実は生きていた。孝子は光貞の野望に気づきそれを打ち砕かんとしたが、光貞に気づかれて命の危険を感じたため、死を偽装して逃れた。
名を千愁尼と改めた孝子は自ら動くことができなくなったため、光貞の野望を打ち砕くよう、伊賀の上忍である多羅尾半蔵を千両で専属に雇おうとする。半蔵はその時々の依頼内容によっては断ることを条件に承諾し、自ら影の軍団を率いて、光貞の野望を打ち砕こうと戦っていく。
話数 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 監督 | ゲスト |
---|---|---|---|---|---|
第1話 | 1982年 4月6日 | 二つの顔の男 | 高田宏治 | 松尾昭典 | 牧野兵部:伊吹吾郎 板倉周防守:佐竹明夫 土井大炊頭:伊沢一郎 江幡高志 飛鳥裕子 中村竜三郎 阿波地大輔 星野美恵子 岡嶋艶子 高橋利樹 峰蘭太郎 小野次郎右衛門:青木義朗 丸目正眼:若山富三郎 JAC:甲斐道夫、稲田龍雄、卯木浩二 |
第2話 | 4月13日 | 闇からの依頼人 | 小坂源之進:和崎俊哉 熊野屋:神田隆 吉田豊明 杉江廣太郎 飛鳥裕子 有川正治 林健樹 森章二 疋田泰盛 大城泰 高橋利樹 池田謙治 小峰隆司 新堂精一郎:近藤洋介 JAC:甲斐道夫、稲田龍雄、卯木浩二 | ||
第3話 | 4月20日 | 忍びの虫は掃除虫 | 原田雄一 | 坂崎外記:砂塚英夫 尾藤軍太夫:浜田晃 お蘭:中島葵 甲府宰相綱重:内田喜郎 草薙良一 村田みゆき 唐沢民賢 飛鳥裕子 池田直人 勝野賢三 壬生新太郎 藤長照夫 大月正太郎 福本清三 司裕介 藤川聡 尾崎俊子 松村真弓 三谷真理子 JAC:甲斐道夫、稲田龍雄、矢野和弘 | |
第4話 | 4月27日 | 尾張に消えた赤い影法師 | 石川孝人 | 柳生連也斎:久富惟晴 矢吹五郎太:大下哲矢 徳川綱誠:峰祐介 森源太郎 宮城幸生 高橋利樹 波多野博 淡路康 諏訪裕子 玉野玲子 大村由希子 山内勘兵衛:夏木勲 JAC:甲斐道夫、稲田龍雄、矢野和弘 | |
第5話 | 5月4日 | 影なき男の影 | 宮川一郎 | 関本郁夫 | 村上妙:一柳みる 扇屋多兵衛:北町嘉朗 中田博久 岡部正純 喜田晋平 松村康世 紀州藩江戸家老 榊原康政:溝田繁 中村錦司 疋田泰盛 高橋利樹 丘路千 有島淳平 岡本将 大矢敬典 島田秀雄 吉田信夫 山田克二 川上茜 竹内隆司 村上新八郎:天知茂 JAC:甲斐道夫、稲田龍雄、矢野和弘 |
第6話 | 5月11日 | 夜光る顔 | 中村努 | 九条大納言:藤木敬士 那智忍党 行部:宮口二郎 樋口少将信平:本郷直樹 朝宮顕子:里見和香 高橋利樹 富永佳代子 花柳陽要 的野真衣 細川純一 綾子:あべ静江 JAC:甲斐道夫、稲田龍雄、矢野和弘 | |
第7話 | 5月18日 | 南から来た女間者 | 佐藤繁子 | 原田雄一 | おこの:千野弘美 江並隆 白川浩二郎 出水憲司 笹木俊志 岡本美登 高橋利樹 白井滋郎 峰蘭太郎 壬生新太郎 神子上数馬:清水綋治 JAC:甲斐道夫、稲田龍雄、矢野和弘 |
第8話 | 5月25日 | おんな牢に潜入せよ | 石川孝人 | 茜:竹井みどり 志乃:遠藤真理子 藤江リカ 黒川淡路守:北原義郎 相馬剛三 木谷邦臣 秋山勝俊 岡嶋艶子 矢部義章 藤長照夫 高谷舜二 池田謙治 高橋利樹 永野佳寿江 小谷浩三 福中勢至郎 霞健二 司裕介 安岡真智子 藤林幻之助:長谷川明男 JAC:甲斐道夫、稲田龍雄、矢野和弘 | |
第9話 | 6月1日 | 仮面と毒薬 | 村尾昭 | 関本郁夫 | 裏熊野 天変丸:松橋登 三郎次:武見潤 うね:水島美奈子 丘路千 勝野賢三 滝譲二 益田哲夫 大矢敬典 星野美恵子 デヴィット・パトナム 泉好太郎 島田秀雄 武井雅文 JAC:甲斐道夫、稲田龍雄、矢野和弘 |
第10話 | 6月8日 | 死を呼ぶ子守唄 | 佐藤繁子 | 神坂碁右衛門:佐藤允 しずめ:谷口香 外山高志 大木正司 紀州藩江戸家老 赤間主典:剣持伴紀 由比正雪:浜田雄史 タンクロー 西山清孝 お蝶の母:富永佳代子 岩崎礼子 駒田真紀 近藤健二 JAC:甲斐道夫、稲田龍雄、矢野和弘 | |
第11話 | 6月15日 | 謎の牝豹 | 星川清司 | 小野田嘉幹 | 浪人:河原崎次郎 伴勇太郎 下元年世 きくち英一 秋山勝俊 栗原敏 小船秋夫 宮城幸生 武井三二 高橋弘志 川口映子 豊川信子 内田ツユミ 室井道鬼:綿引勝彦 お仙:松尾嘉代 JAC:甲斐道夫、稲田龍雄、矢野和弘 |
第12話 | 6月22日 | 標的は魔性の肌 | 中村努 | 刈屋代蔵:織田あきら 刈屋甚内:神田隆 内田勝正 藤長照夫 福中勢至郎 内田ツユミ 川口映子 豊川信子 じゃがたら仁左衛門:田崎潤 お仙:松尾嘉代 JAC:甲斐道夫、稲田龍雄、矢野和弘 | |
第13話 | 6月29日 | 女相続人の秘密 | 宮川一郎 | 牧口雄二 | お袖:甲にしき 仙吉:香山武彦 江角英 小沢象 細川俊夫 津山栄一 須永克彦 阿波地大輔 蓑和田良太 岩渕健 森源太郎 小峰隆司 池田謙治 遠山金次郎 木谷邦臣 峰蘭太郎 司裕介 西山清孝 白井滋郎 JAC:甲斐道夫、稲田龍雄、矢野和弘 |
第14話 | 7月6日 | 大奥魔女狩り | 山田隆之 | 綾の局:本阿弥周子 お延の方:佐藤万理 永野辰弥 御台所頼子:里見和香 安岡真智子 松村康世 疋田泰盛 波多野博 岩崎礼子 富永佳代子 萌子:尾崎俊子 志村しのぶ 内田浩子 近藤厚子 松村真弓 松村直美 滝沢扶美江 諏訪裕子 木下泰子 玉野玲子 鬼妙:石橋蓮司 JAC:甲斐道夫、稲田龍雄、矢野和弘 | |
第15話 | 7月13日 | 拾った女は夜を恐れる! | 芦沢俊郎 | お袖/雪姫:麻生えりか 山本昌平 松本朝生 松村康世 丸山千絵子 一の瀬玲奈 平河正雄 花柳陽要 的野真衣 高橋利樹 吉見荘三郎 木下道博 JAC:藤川聡、卯木浩二、渡辺洋 | |
第16話 | 7月20日 | 容疑者は三度消える | 飛鳥ひろし | 京春上 流喜太夫:田中浩 成瀬正 岩尾正隆 藤山律子 野口貴史 芦田鉄雄 高橋利樹 川端信司 有島淳平 疋田泰盛 藤沢撤夫 遠山金次郎 大城泰 丁字屋安兵:黒川弥太郎 JAC:藤川聡、卯木浩二、渡辺洋 | |
第17話 | 7月27日 | 満月の夜に鬼女が笑う | 林宏樹 | 正室 綾小路学子:松本留美 長谷川待子 遠藤征慈 大木晤郎 鈴木康弘 有川正治 高橋利樹 牧野恵美 小坂和之 泉好太郎 木谷邦臣 小峰隆司 前川恵美子 諏訪裕子 松村真弓 美松艶子 小幡城主 奥平玄蕃頭忠垣:土屋嘉男 JAC:藤川聡、卯木浩二、渡辺洋 | |
第18話 | 8月3日 | 生きていた怨霊 | 松本功 | お秋:明日香いづみ 北九州男 中村錦司 福本清三 高橋利樹 小船秋夫 三谷真理子 JAC:藤川聡、卯木浩二、渡辺洋 | |
第19話 | 8月10日 | 真夜中の復讐鬼 | 石川孝人 | 太田昭和 | 市之丞:坂東正之助 佐山壱岐守:佐原健二 石橋雅史 秀扇:清水めぐみ 中村錦司 五十嵐義弘 遠山金次郎 波多野博 疋田泰盛 畑中伶一 妹尾友信 武井三二 淡路康 和田昌也 北村明男 山下和哉 幾野美穂 岩戸風摩 斎藤リカ JAC:藤川聡、卯木浩二、渡辺洋 |
第20話 | 8月17日 | 尼僧は俳句で殺せ! | 松本功 芦沢俊郎 | 松井秋風:内田稔 高野真二 堀田真三 笹木俊志 国一太郎 有島淳平 藤沢徹夫 大城泰 池田謙治 西山清孝 星野美恵子 高谷舜二 峰蘭太郎 絹川真智子 JAC:藤川聡、卯木浩二、渡辺洋 | |
第21話 | 8月24日 | 忍者を狩る美女 | 飛鳥ひろし | 鷹森立一 | おみの:遠藤真理子 お艶の方:水原麻記 曽根晴美 中村孝雄 河合絃司 宮川珠季 大木晤郎 森源太郎 酒井努 井上清和 壬生新太郎 内田ツユミ 矢部義章 小坂和之 椿竜二 松原健司 玉野玲子 JAC:藤川聡、卯木浩二、渡辺洋 |
第22話 | 8月31日 | 地獄から来た赤ん坊 | 芦沢俊郎 | 南原宏治 木村弓美 宗方兵馬:南城竜也 黒部進 弘松三郎 北畠頼房:白井滋郎 峰祐介 美松艶子 桂登志子 小谷浩三 司裕介 JAC:藤川聡、卯木浩二、渡辺洋 | |
第23話 | 9月7日 | くノ一最後の挑戦 | 村尾昭 | 岡林可典 | さえ:岡本麗 山岡徹也 中田博久 川浪公次郎 勝野賢三 平沢彰 宮城幸生 遠山金次郎 永田登志雄 波多野博 浅井誠 岡田和範 井川孝 吉田信夫 太郎丸:三上真一郎 JAC:藤川聡、卯木浩二、渡辺洋 |
第24話 | 9月14日 | 影武者の罠 | 志村正浩 | 亀岡正人 | 白崎陣内:和崎俊哉 今泉左近:西沢利明 原口剛 大下哲矢 野口貴史 鈴木康弘 笹木俊志 森源太郎 大矢敬典 JAC:藤川聡、卯木浩二、渡辺洋 |
第25話 | 9月21日 | 尼御前の陰謀 | 山田隆之 関本郁夫 | 関本郁夫 | ゆき:太田あや子 深江章喜 船戸順 安岡真智子 近江輝子 丘路千 勝野賢三 木谷邦臣 泉好太郎 岡嶋艶子 大矢敬典 松村真弓 周防裕子 平野麻千子 JAC:藤川聡、卯木浩二、渡辺洋 |
第26話 | 9月28日 | さらば!影の軍団 | 高田宏治 小野竜之助 | 北町嘉朗 小沢象 大前均 林彰太郎 湖条千秋 高並功 阿波地大輔 疋田泰盛 森源太郎 波多野博 宮城幸生 藤沢徹夫 徳永まゆみ 司裕介 細川純一 松坂尚美 玉野玲子 美松艶子 藤長照夫 JAC:藤川聡、卯木浩二、渡辺洋 |
影の軍団、千愁尼と小笛、おりんとお君らの平素な姿をスタッフロールと共に流している。製作会社表記は千愁尼のカットとなっている。
担当した渡辺茂樹の楽曲のほか、千葉真一主演映画『東京-ソウル-バンコック 実録麻薬地帯』(1973年)で荒木一郎の劇伴(ドラムロールをメインにした2つの楽曲)も本シリーズで採用され、各シーズンで流されている。メインテーマにはAタイプとBタイプの2パターンがあり、テンポが遅め(M.M.=115)のロングバージョンがAタイプ。音源は「影の軍団 音楽編」の1-17「忍軍激突」における『オープニング1'44" #2』と、音楽編の1-20「オープニング・テーマ〜サブタイトル」における『(Ⅰ)オープニング1'44" #1』の2つに分けられる(以後それぞれ後者をAタイプ#1、前者をAタイプ#2と区別する)。テンポが速め(M.M.=123)のショートバージョンがBタイプ。音楽編の1-1「オープニングテーマ」における『オープニングM-2 #2』が該当する。殺陣でメインテーマが使用される際は、長めのシーンではAタイプ、短めのシーンではBタイプ、と使い分けられている。『影の軍団III』では専ら殺陣で使われることになる。
DVD『影の軍団III』の壱巻が2016年8月3日、弐巻が10月5日に販売された。
影の軍団IV Shadow Warriors IV | |
---|---|
ジャンル | 時代劇 |
企画 |
巻幡展男 (KTV) 泊懋(東映) |
脚本 | #エピソードリストIV |
監督 | #エピソードリストIV |
出演者 |
千葉真一 池上季実子 MIE 美保純 黒崎輝 橋爪功 石田純一 大葉健二 伊原剛 澄川真琴 千原麻里 志穂美悦子 樹木希林 亀石征一郎 范文雀 成田三樹夫 世良公則 真田広之 |
ナレーター | 久米明 |
音楽 | 渡辺茂樹 |
国・地域 | 日本 |
言語 | 日本語 |
時代設定 | 幕末 |
製作 | |
プロデューサー |
栢原幹 (KTV) 松平乘道(東映) 清水敬三(東映) 亀岡正人(東映) 佐藤公彦 |
制作 | 東映 |
製作 | KTV / 東映 |
放送 | |
放送局 | FNS |
音声形式 | モノラル |
放送期間 | 1985年4月2日 - 10月1日 |
放送時間 | 火曜 22:00 - 22:54 |
放送枠 | 関西テレビ制作火曜夜10時枠の連続ドラマ |
放送分 | 54分 |
回数 | 27 |
影の軍団IV | |
特記事項: 制作協力 - サニ千葉エンタープライズ |
主演:千葉真一、制作:KTV・東映。FNSにて1985年4月2日 - 10月1日の火曜日22時から22時54分に全27話構成で、第1話と第27話は90分スペシャルで放送された。『#影の軍団シリーズ』の第4作である。
3年ぶりの第四作は、当初『影の軍団 完結編』というタイトルで制作発表された。本作から軍団の忍装束には襟・袖のラインに複数の小さな円の金が連なり、頭領(おかしら)の十五代目服部半蔵には肩・袴・脛にも施されて手甲を加えた装束となっている。これは千葉真一がニューヨークで観たバンドのファッションをヒントにアイデアとして出したもの[24]。実際の忍装束には反しているデザインだが、暗闇での戦闘が多い本シリーズには絵的にいいということで取り入れられた[24]。
『#影の軍団III』から始まった頭領が敵の首魁と対峙するときの決め台詞は、本作では十五代目服部半蔵が「名もなく地位無く姿無し。されど、この世を照らす光あらば、この世を斬る影もあると知れ。天魔伏滅!」となった。
第2クールから登場する軍団員や「べんり屋」従業員など、出演者が増えたことで、千葉真一を除き、エピソードにより、軍団員と「べんり屋」従業員の出演が異なっている。
異国船が日本沿岸に続々現れる幕末の混乱の中、幕府は老中・堀田正睦を中心とする開国派と井伊直弼を主軸とする攘夷派に分かれていた。十五代目服部半蔵とその仲間は江戸の街中でそれぞれ暮らしていたが、開国派支持の青年・勝麟太郎を偶然助けたことがきっかけで、伊賀忍者「影の軍団」として、井伊の野望に立ち向かうこととなる。
話数 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 監督 | ゲスト |
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第1話 | 1985年4月2日 | 春一番! 燃えて半蔵いま発進 | 高田宏治 松本功 | 牧口雄二 | 三木文之進:遠藤憲一 金井達兵衛:武井三二 小林平馬:伊庭剛 有田勇吉:卯木浩二 浮丸:高橋利道 三鬼:誠吾大志 明日香尚 勇家寛子 仁禮美佐 舞踊振付:藤間紋蔵 岡田和範 笹木俊志 東父岡勇二 白井滋郎 有島淳平 遠山金次郎 森源太郎 徳田興人 牧野因幡守:中村錦司 丘路千 疋田泰盛 白川浩二郎 多聞院鉄山:小沢象 夢幻斉:日野道夫 伍平:岩城力也 JAC:稲田龍雄、藤川聰、甲斐道夫 |
第2話 | 4月9日 | 女の顔が夜光る | 本田英郎 | 原田雄一 | お島:山本みどり 徳永まゆみ 藤沢ふゆき 志茂山高也 司裕介 風見新八郎:南城竜也 森山主馬:内田勝正 浦路:小沢寿美恵 陶多左衛門:石山律 土井宗清:綿引勝彦 JAC:稲田龍雄、藤川聰、甲斐道夫 |
第3話 | 4月16日 | 微笑みが殺意を呼ぶ | 佐藤繁子 | 振付:藤間紋蔵 宮城健太郎 稲健二 益田哲夫 福本清三 野呂左文次:磯部勉 JAC:稲田龍雄、藤川聰、甲斐道夫 | |
第4話 | 4月23日 | 大奥からの依頼人 | 中村努 | 太田昭和 | 女房:山田スミ子 篤姫:賀田ゆう子 松岡明美 畑中のり子 春藤真澄 西山清孝 波多野博 大矢敬典 頬白兵衛:浜田晃 古泉万次郎:若尾哲平 滝川:奈月ひろ子 JAC:稲田龍雄、藤川聰、甲斐道夫 |
第5話 | 4月30日 | 妖精は三度殺られる | 本田英郎 | 大洲斉 | 近藤小弥太:岩尾正隆 筧蔵人:栗原敏 きくち英一 勝野賢三 白井哲也 タンクロー ルーク・ジョンソン 白井滋郎 福本清三 小坂和之 花柳陽要 舞踊振付:藤間紋蔵 権助:苅谷俊介 鬼島軍十郎:鹿内孝 JAC:稲田龍雄、藤川聰、甲斐道夫 |
第6話 | 5月7日 | 京の夜は血の香り | 中村努 | 雪:結木恵美 室町公春:堀光昭 山田:高並功 一条知範:小林芳宏 大月正太郎 小船秋夫 窪田弘和 世利ゆかり 壬生新太郎 宮崎博 小峰隆司 泉好太郎 樋ノ口少将:石橋蓮司 JAC:稲田龍雄、藤川聰、甲斐道夫 | |
第7話 | 5月14日 | 黒髪の処刑台 | 高田宏治 山本英明 | 松尾昭典 | 三田村志乃:神保美喜 土呂平:野口貴史 前島法玄:木谷邦臣 戸沢外記:福本清三 細川純一 大矢敬典 奔田陵 小谷浩三 疋田泰盛 加納みゆき 永井千裕 三田村源四郎:峰蘭太郎 おかね:丸平峯子 牧野因幡守:中村錦司 岡野左近:宮口二郎 お大尽:汐路章 奥村瑞竜軒:田中浩 山際栄之助:伊吹剛 お葉:風間舞子 JAC:稲田龍雄、藤川聰、甲斐道夫 |
第8話 | 5月21日 | 闇にきらめく遊女の群れ | 志村正浩 | 牧口雄二 | 豆六:小林勇治 平助:小林英治 お常:木島幸 お春:武藤裕子 お久:赤塚歩 お仙:島村美妃 お浜:有栖川淑子 お豊:松村直美 女郎:鈴木真由美 女郎:鈴川法子 下元年世 浜田隆広 木下通博 山田良樹 松野屋徳兵衛:石橋雅史 天六:広瀬義宣 地五郎:重久剛一 お里:芦川よしみ 闇の道鬼:峰岸徹 JAC:稲田龍雄、藤川聰、甲斐道夫 |
第9話 | 5月28日 | 拾った女に手を出すな | 本田英郎 | 牧口雄二 | 利助:小峰隆司 東次:福本清三 おこん:奈良富士子 奔田陵 矢部義章 森源太郎 三星東美 上総屋長五郎:山本弘 相模屋宗助:松田明 黒木勘四郎:有川正治 千田主税:川崎公明 水田直忠:西山辰夫 浅見兵太夫:曽根晴美 武蔵屋伝兵衛:川合伸旺 JAC:稲田龍雄、藤川聰、甲斐道夫 |
第10話 | 6月4日 | 葬式は俺がやる | 飛鳥ひろし | 太田昭和 | お美和:佐藤万理 酒井努 川浪公次郎 壬生新太郎 剣持頼母:北町嘉朗 篝伊吾平:黒沢拓 刀根陣十郎:黒部進 城戸白雲斎:長谷川明男 近藤勇:天知茂 JAC:稲田龍雄、藤川聰、甲斐道夫 |
第11話 | 6月11日 | 龍馬、麟太郎を襲う | 中村努 | 鷹森立一 | 宮川珠季 小船秋夫 細川純一 藤沢徹夫 益田哲夫 武井三二 奔田陵 富永佳代子 世利ゆかり 和田昌也 大矢敬典 下村多聞:和崎俊哉 町方役人:市川好郎 薬師寺丹波守:草薙幸二郎 坂本龍馬:世良公則 JAC:稲田龍雄、藤川聰、甲斐道夫、高良隆志、細目隆 |
第12話 | 6月18日 | 地中にうごめく夜の蜘蛛 | 白川浩二郎 有園文香 山田良樹 森源太郎 澤田祥二 井上清和 司裕介 窪田弘和 藤井忠勝 木下通博 石井洋充 夢屋道三:立川光貴 陣内:佐藤京一 坂本龍馬:世良公則 JAC:稲田龍雄、藤川聰、甲斐道夫、高良隆志、細目隆 | ||
第13話 | 6月25日 | 女の呪いは悪魔の業 | 本田英郎 | 太田昭和 | 才次:小池雄介 あざみ:小山みゆき 田中行雄 山川哲 谷村義雄 石山忠史 青山稔彦 志茂山高也 高谷舜二 泉好太郎 相馬剛三 西村陽一 新海なつ 弓:金沢碧 東介:久富惟晴 JAC:稲田龍雄、藤川聰、甲斐道夫、高良隆志、細目隆 |
第14話 | 7月2日 | くの一、殺しの罠 | 志村正浩 | 北村明男 平河正雄 小坂和之 白井滋郎 波多野博 タンクロー 大月正太郎 松平和泉守:永野辰弥 戸田采女正:牧冬吉 大久保山城守:近藤宏 日下鉄之助:原口剛 おつね:水原まき JAC:稲田龍雄、藤川聰、甲斐道夫、高良隆志、細目隆 | |
第15話 | 7月9日 | 狸と狐の嫁入り合戦 | 佐藤繁子 | 原田雄一 | 中島鹿野子
加藤由美 舞踊振付:藤間紋蔵 清水舞子 鈴木真由美 太田かずよ 勇家寛子 竹井広子 下川満子 清水美紀 堀田真三 矢部忠政 疋田泰盛 矢部但馬守:小沢象 伊庭:片岡五郎 JAC:稲田龍雄、藤川聰、甲斐道夫、高良隆志、細目隆 |
第16話 | 7月16日 | 女忍者、最後の涙 | 本田英郎 | 池田謙治 杉欣也 舞踊振付:藤間紋蔵 谷口孝史 壱岐愛香 峰蘭太郎 江原政一 岡田和範 入江武敏 鈴川法子 桑田範子 勇家寛子 井上正之:藤堂新二 井上いく:木村弓美 陶黒道:成瀬正 畑田源八:大下哲矢 大久保武教:有川博 井上孤舟:高松英郎 JAC:稲田龍雄、藤川聰、甲斐道夫、高良隆志、細目隆 | |
第17話 | 7月23日 | 魔女三人江戸を裂く | 和久田正明 | 牧口雄二 | お玉:三原じゅん子 牛若:木島幸 小萩:稲田弘子 千万:諏訪裕子 勇家寛子 前川恵美子 藤長照夫 小峰隆司 壬生新太郎 浅田裕二 左母次:岩尾正隆 今川左内:野口貴史 東映京都俳優養成所 楢屋円蔵:近藤洋介 JAC:稲田龍雄、藤川聰、甲斐道夫、高良隆志、細目隆 |
第18話 | 7月30日 | 半蔵の尻に火がついた | 本田英郎 | お咲:林佳子 五十嵐義弘 東山茂幸 矢部義章 宮崎博 福中勢至郎 大矢敬典 峰の炎:松村康世 雷太:伊藤高 東映京都俳優養成所 滝川:奈月ひろ子 榊原元成:睦五郎 JAC:稲田龍雄、藤川聰、甲斐道夫、高良隆志、細目隆 | |
第19話 | 8月6日 | 凄い女がやって来た | 山田隆之 中村努 | 大洲斉 | 峰蘭太郎 宮本充 徳田興人 森源太郎 有島淳平 世利ゆかり 富永佳代子 藤沢徹夫 壬生新太郎 小峰隆司 大月正太郎 松原健司 高谷舜二 藤山良 東映京都俳優養成所 蜘蛛太夫:誠吾大志 秀三郎:大木晤郎 薬売り:宮城健太郎 志賀宝生:内田勝正 村山たか女:本阿弥周子 高野長英:中野誠也 JAC:稲田龍雄、藤川聰、甲斐道夫、高良隆志、細目隆 |
第20話 | 8月13日 | 悪女の首が笑う | 大矢敬典 平河正雄 藤長照夫 池田謙治 小坂和之 小島利一 石川一行 東映京都俳優養成所 高野長英:中野誠也 蜘蛛太夫:誠吾大志 村山たか女:本阿弥周子 JAC:稲田龍雄、藤川聰、甲斐道夫、高良隆志、細目隆 | ||
第21話 | 8月20日 | 穴の向うの黄金仮面 | 志村正浩 | 太田昭和 | 笹木俊志 伴勇太郎 藤長照夫 川辺俊行 山本弘 江原政一 窪田弘和 有島淳平 和田昌也 平河正雄 東映京都俳優養成所 二階堂主膳:片桐竜次 義兵衛:長谷川弘 日乃本屋覚全:内田稔 夕子:山口美也子 JAC:稲田龍雄、藤川聰、甲斐道夫、高良隆志、細目隆 |
第22話 | 8月27日 | 金髪娘は拳銃で勝負 | 本田英郎 | 東映京都俳優養成所 疋田泰盛 山田良樹 西山清孝 岡嶋艶子 浅田裕二 司裕介 永田登志雄 鈴川法子 出水憲司 多賀勝 中嶋俊一 河合絃司 藤田知明:大場順 権十:柴田侊彦 黒木玄太夫:勝部演之 武田千枝:岡本舞 ローラ・ウィップル:ビクトリア・ハースト JAC:稲田龍雄、藤川聰、甲斐道夫、高良隆志、細目隆 | |
第23話 | 9月3日 | 男の中に女が棲む | 志村正浩 | 松尾昭典 | 中村錦司 湖条千秋 峰蘭太郎 中西宣夫 大月正太郎 波多野博 島田秀雄 有島淳平 白井滋郎 池田謙治 山田良樹 森源太郎 星野美恵子 東映京都俳優養成所 中村紋蔵・舞踊振付:藤間紋蔵 大谷監物:森章二 不矩:阿井美千子 由良典膳:大出俊 JAC:稲田龍雄、藤川聰、甲斐道夫、高良隆志、細目隆 |
第24話 | 9月10日 | 長崎帰りの整形美人 | 本田英郎 | 小柳圭子 鈴木真由美 井ノ下理恵 白井哲也 泉好太郎 志茂山高也 小谷浩三 小峰隆司 東映京都俳優養成所 周吉:神藤一弘 サエ:明日香尚 番頭:北見唯一 大目付 永井政計:小林勝彦 火盗改一番頭 村尾玄道:大木正司 京屋 お梶:二宮さよ子 JAC:稲田龍雄、藤川聰、甲斐道夫、高良隆志、細目隆 | |
第25話 | 9月17日 | 幻の少女・私を殺さないで | 志村正浩 | 原田雄一 | お炎:三原世司奈 月丸:友金敏雄 市川青虎 池田謙治 島田秀雄 増田再起 勝山純子 頼成裕理子 富永佳代子 西村陽一 東映京都俳優養成所 おゆみ:竹井みどり 松島:舞小雪 舞踊振付:藤間紋蔵 山倉玄安:藤木孝 大雪:遠藤征慈 お藤:中村明美 柴田了賢:織本順吉 JAC:稲田龍雄、藤川聰、甲斐道夫、高良隆志、細目隆 |
第26話 | 9月24日 | 消えた十三人の水夫 | 本田英郎 | 三浦徳子 西村陽一 司裕介 石井洋充 東映京都俳優養成所 重蔵:小野進也 お浜:北原佐和子 島田伝八郎:伊吹剛 風の幻斉:綿引勝彦 JAC:稲田龍雄、藤川聰、甲斐道夫、高良隆志、細目隆 | |
第27話 | 10月1日 | 大老暗殺! 桜田門の女たち | 山田隆之 | 太田昭和 | 佐輪:小山みゆき 和泉敬子 松村直美 諏訪裕子 鈴川法子 森源太郎 西村陽一 花柳陽要 酒井雅代 舞踊振付:藤間紋蔵 藤沢徹夫 大月正太郎 志茂山高也 藤長照夫 東映京都俳優養成所 安藤対馬守:鈴木智 大木晤郎 高橋仁 五十嵐義弘 有川正治 徳川斉昭:中山昭二 日下部伊三治:松本朝夫 高橋多一郎:剣持伴紀 松倉五百介:沖田峻一郎 霧女:風間舞子 有村次左衛門:平泉成 火走りの修羅:樋浦勉 島津斉彬:西沢利明 日下部静子:野際陽子 JAC:稲田龍雄、藤川聰、甲斐道夫、高良隆志、細目隆 |
DVD『影の軍団IV』の壱巻が2017年12月6日、弐巻が2018年2月7日にそれぞれ発売され、60分枠で再放送されていた第1話(壱巻)と第27話(弐巻)はノーカットの90分スペシャルで収められている。
影の軍団 幕末編 Shadow Warriors V | |
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ジャンル | 時代劇 |
企画 |
巻幡展男 (KTV) 泊懋(東映) |
脚本 | #エピソードリスト 幕末編 |
監督 | #エピソードリスト 幕末編 |
出演者 |
千葉真一 世良公則 MIE 黒崎輝 橋爪功 大葉健二 伊原剛 千原麻里 岩戸隼人 亀石征一郎 浅野ゆう子 樹木希林 志穂美悦子 夏八木勲 真田広之 |
ナレーター | 久米明 |
音楽 | 渡辺茂樹 |
国・地域 | 日本 |
言語 | 日本語 |
時代設定 | 幕末 |
製作 | |
プロデューサー |
栢原幹 (KTV) 松平乘道(東映) 清水敬三(東映) 亀岡正人(東映) 佐藤公彦 |
制作 | 東映 |
製作 | KTV / 東映 |
放送 | |
放送局 | FNS |
音声形式 | モノラル |
放送期間 | 1985年10月7日 - 12月30日 |
放送時間 | 月曜 22:00 - 22:54 |
放送枠 | 関西テレビ制作・月曜夜10時枠の連続ドラマ |
放送分 | 54分 |
回数 | 13 |
影の軍団 幕末編 |
主演:千葉真一、制作:KTV・東映。FNSにて1985年10月7日 - 12月30日の月曜日22時から22時54分に全13話で放送された。『#影の軍団シリーズ』の最終作である。
前作から登場人物と設定が継続しているシリーズ唯一の作品であるが、美保純・石田純一・范文雀は引き続き出演をせず、降板した。
井伊直弼を倒した十五代目服部半蔵と影の軍団だが、新たな敵が立ちふさがる。アメリカ視察から戻ってきた小栗上野介は幕府を守るため、邪忍となった楯岡道雪率いる甲賀組と手を組む。開国した日本の行く末を案じながら、影の軍団は将来に向けて、暗闘を繰り広げていく。
話数 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 監督 | ゲスト |
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第1話 | 1985年10月7日 | ヤンキー娘の大冒険 | 本田英郎 | 関本郁夫 | 疋田泰盛 西村陽一 有島淳平 タンクロー 有光豊 丘路千 入江武敏 岡田和範 酒井努 床尾賢一 甲賀の鬼道:宮口二朗 甲賀の左源太:野口貴史 西海屋藤助:永野辰弥 ヒュースケン:テリー・オブライエン オールコック:ウォルター・ニコルス ハリス:ジョー・グレース 渡海屋重兵衛:名和宏 ローラ・ウィップル:ヴィクトリア・ハースト JAC:甲斐道夫、稲田龍雄、高良隆志、得居寿 |
第2話 | 10月14日 | 影なきおんなに御用心 | 関本郁夫 | 孫三:澤田祥二 浜田隆広 井上清和 谷口孝史 長田知子 孫次:勝野賢三 茂丸:大念寺誠 源三:大矢敬典 孫市:佐藤京一 佐野屋:汐路章 万玄馬:和崎俊哉 お桐:芦川よしみ JAC:甲斐道夫、稲田龍雄、高良隆志、得居寿 | |
第3話 | 10月21日 | 女は二度燃える | 下飯坂菊馬 | 原田雄一 | 木谷邦臣 木下通博 福中勢至郎 小谷浩三 荒井真理 白川浩二郎 五十嵐義弘 新橋伸介 東映京都俳優養成所 河合為次郎:堀光昭 山南敬助:川浪公次郎 新見錦:岩尾正隆 おみね:岡幸恵 芹沢鴨:木村元 およし:岸田今日子 JAC:甲斐道夫、稲田龍雄、高良隆志、得居寿 |
第4話 | 10月28日 | 私が愛したカゲキ派 | 和久田正明 | 石井洋充 平河正雄 成枝三郎 土井健守 杉山幸晴 小坂和之 波多野博 笹木俊志 富永佳代子 星野美恵子 東映京都俳優養成所 夢幻堂夢次郎:堀内正美 お袖:野口早苗 三田村主計:藤岡重慶 高杉晋作:本田博太郎 おふじ:宮下順子 JAC:甲斐道夫、稲田龍雄、高良隆志、得居寿 | |
第5話 | 11月4日 | 江戸城を爆破せよ | 本田英郎 | 関本郁夫 | 女中:勝山純子 江原政一 佐々木信濃守:田井克幸 春藤真澄 山田良樹 東映京都俳優養成所 高並功 広瀬義宣 司裕介 中西宣夫 小松十郎太:堀田真三 井上河内守:柳川清 おみつ:仁和令子 伊集院範正:久富惟晴 日向屋徳兵衛:戸浦六宏 JAC:甲斐道夫、稲田龍雄、高良隆志、得居寿 |
第6話 | 11月11日 | 右も左もぶっ殺せ | 鈴木生朗 | 入江慎也 白井滋郎 志茂山高也 東映京都俳優養成所 宮川珠季 田中和子 清家三彦 窪田弘和 お妖:杉本こず江 お幻:三原世司奈 お弓:衣麻遼子 桜小路光房:吉田豊明 念仏堂利兵衛:田中浩 岡田以蔵:江藤潤 JAC:甲斐道夫、稲田龍雄、高良隆志、得居寿 | |
第7話 | 11月18日 | 危険な男の恋文 | 松本功 | 大洲斉 | 諸木淳郎 池田謙治 森源太郎 大矢敬典 美松艶子 山田良樹 小林弥之助:秋間登 田川鋭之進:田中正彦 針尾主膳:原口剛 佐々木唯三郎:宮内洋 清河八郎:寺田農 お蓮:志穂美悦子 JAC:甲斐道夫、稲田龍雄、高良隆志、得居寿 |
第8話 | 11月25日 | 殺しの鈴は闇に鳴る | 中村努 | 矢部義章 木下通博 小峰隆司 福本清三 伝法三千雄 宮川友成 頼成裕理子 窪田弘和 西村陽一 奔田陵 手品指導:堀たま美 東映京都俳優養成所 伊助:関時男 村上文蔵:野上哲也 石川拓馬:妹尾和夫 藤木平四郎:大木晤郎 山田精一郎:下元年世 小森又市:重久剛一 山中義信:遠藤征慈 羅門和上:北村総一朗 お春:安奈淳 JAC:甲斐道夫、稲田龍雄、高良隆志、得居寿 | |
第9話 | 12月2日 | 哀しき宿命女戦士たち | 本田英郎 | 太田昭和 | さえ:長谷川真砂美 宮城幸生 細川純一 森下鉄朗 泉好太郎 和田昌也 藤長照夫 東映京都俳優養成所 五郎太:村田雄浩 大原軍兵衛:浜田晃 甲賀の刀斎:三好鉄生 お蓮:志穂美悦子 JAC:甲斐道夫、稲田龍雄、高良隆志、得居寿 |
第10話 | 12月9日 | 逃がし屋は鬼の棲み家 | 鈴木生朗 | おもん:諏訪裕子 卯木浩二 東山茂幸 村上潤 東映京都俳優養成所 笹木俊志 大矢敬典 白井滋郎 小坂和之 川辺俊行 浜田隆広 川浪公次郎 田中弘史 五十嵐義弘 幾松:三浦リカ 玄阿弥:松橋登 桂小五郎:大橋吾郎 JAC:甲斐道夫、稲田龍雄、高良隆志、得居寿 | |
第11話 | 12月16日 | 密偵の愛・らあぶ・ゆう | 中村努 | 関本郁夫 | 坂本龍馬:世良公則 嘉平次:崎津隆介 諸角憲一 芝本正 荻原郁三 深水三章 宮川珠季 谷口孝史 友金敏雄 振付:藤間紋蔵 司裕介 福本清三 京都弁指導:勝山純子 薩摩弁指導:椿竜二 東映京都俳優養成所 蔵人:曽根晴美 おりょう:浅野ゆう子 花吉:原田美枝子 JAC:甲斐道夫、稲田龍雄、高良隆志、得居寿 |
第12話 | 12月23日 | サムライ、荒野の落日 | 本田英郎 | 蓑和田良太 有島淳平 藤沢徹夫 西村陽一 大須賀昭人 徳川慶喜:佐古雅誉 稲葉正邦:国一太郎 権十:白川浩二郎 板倉勝静:徳田興人 甲賀の玄太夫:八名信夫 園田大膳:中田博久 鈴鹿のたか:風祭ゆき 千賀:蜷川有紀 JAC:甲斐道夫、稲田龍雄、高良隆志、得居寿 | |
第13話 | 12月30日 | 影は永遠に! | 鈴木生朗 | 太田昭和 | 坂本龍馬:世良公則 振付:藤間紋蔵 土佐弁指導:宮川珠季 薩摩弁指導:椿竜二 京都弁指導:勝山純子 銅鬼:細川純一 盤鬼:木下通博 花魁:鈴川法子 東映京都俳優養成所 助左:関根大学 岩鬼:村上潤 油日甚三:西村陽一 源七:木谷邦臣 中岡慎太郎:水上保広 藤次:野口貴史 藤吉:五十嵐義弘 井筒屋:西田良 西郷隆盛:江夏豊 おりょう:浅野ゆう子 JAC:甲斐道夫、稲田龍雄、高良隆志、得居寿 |
DVD『影の軍団 幕末編』は2018年4月11日が発売された。
『服部半蔵 影の軍団』を皮切りに、1981年の『影の軍団II』(全26話)、1982年の『影の軍団III』(全26話)、1985年の『影の軍団IV』(全27話)、1985年の『影の軍団 幕末編』(全13話)とシリーズ化されたテレビ時代劇である。千葉真一を主演に迎えた全シリーズは、千葉と彼が率いるジャパンアクションクラブ(JAC)の躍動感あふれるダイナミックなアクションと質の高いドラマ構成により、社会現象を巻き起こすほどの熱狂的な人気を誇った[26]。作品ごとに時代・舞台設定や登場人物は異なるが、千葉演じる伊賀忍者の頭領(おかしら)率いる影の軍団が御庭番の甲賀組や様々な敵と戦い、権力にへつらうことなく対抗するモチーフは共通している。忍者を演じる必要上、JAC の俳優が多く配役された。千葉と同様に樹木希林はシリーズ通して登場し、一貫してお人好しの下ネタ好きで、千葉扮する主人公に片思いという役どころとなっている。
能村庸一は「1980年代の傑作シリーズ」[10]、春日太一は「千葉真一がその身体能力を存分に活かしたド迫力の殺陣を見せている[27]。千葉は海外からワイヤーアクションやトランポリンを導入し[28]、彼が率いるジャパンアクションクラブを東映京都撮影所に連れていった[27]。時代劇の殺陣にアクション・スタントを持ち込み、これまで表現できなかったアクロバティックな動きを表現している[27]。これらを前面に押し出した本シリーズは、ビジュアル面やドラマとしての描き方も含めて、『忍者もの』の完成形を作った[28]」と、それぞれ評している。
その要因を東映プロデューサーの翁長孝雄は「吹き替えのないスタントの魅力」と一言で表現している[10]。関西テレビプロデューサーの岩崎義は「現代の価値観とは異なり、他人のために死ぬことを表現できる時代劇で忍者という虐げられた人々の怒り、悲しみ、非情な権力への憤りがベースにあったから、抵抗なく感情移入されたのではないか」と振り返っている[10]。
国内ではプロゴルファー・尾崎将司[20]、海外ではクエンティン・タランティーノ[26]、アメリカの新聞王ウィリアム・ランドルフ・ハーストの孫娘でパトリシア・ハーストの妹であるビクトリア・ハーストが熱狂的なファンでいる。ハーストは『影の軍団IV』、『影の軍団 幕末編』に出演。タランティーノは2003年の映画『キル・ビル』に半蔵役の千葉真一とがま八役の大葉健二をキャスティングしている。
担当した渡辺茂樹の楽曲のほか、千葉真一主演映画『東京-ソウル-バンコック 実録麻薬地帯』(1973年)で荒木一郎の劇伴(ドラムロールをメインにした2つの楽曲)も本シリーズで採用され、各シーズンで流されている。『影の軍団II』から、渡辺が担当した映画『仕掛人梅安』の音楽も使われるようになった。
全シリーズのDVDボックスも販売された。主題歌はレコードとして発売されているが、劇中に使われた音源はアルバムとして発売されている。
2003年には千葉真一が初代服部半蔵を演じた映画『新・影の軍団シリーズ』が封切り公開された。
放送対象地域 | 放送局 | 系列 | ネット形態 | 備考 |
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近畿広域圏 | 関西テレビ | フジテレビ系列 | 制作局 | |
関東広域圏 | フジテレビ | 同時ネット | ||
北海道 | 北海道文化放送 | |||
青森県 | 青森テレビ | TBS系列 | 遅れネット | |
岩手県 | テレビ岩手 | 日本テレビ系列 | ||
宮城県 | 仙台放送 | フジテレビ系列 | 同時ネット | |
秋田県 | 秋田テレビ | フジテレビ系列 テレビ朝日系列 |
遅れネット | 1981年3月まではフジテレビ系単独加盟局 |
山形県 | 山形テレビ | フジテレビ系列 | 同時ネット | |
福島県 | 福島テレビ | 1983年3月まではTBS系列とのクロスネット局 | ||
新潟県 | 新潟放送 | TBS系列 | 遅れネット | 『服部半蔵 影の軍団』のみ |
新潟総合テレビ | フジテレビ系列 | 遅れネット →同時ネット |
1981年3月までは日本テレビ系列とのトリプルネット局 1983年9月まではテレビ朝日系列とのクロスネット局 『影の軍団II』・『…III』は遅れネット、『…IV』、『… 幕末編』は同時ネット | |
長野県 | 長野放送 | 同時ネット | ||
山梨県 | テレビ山梨 | TBS系列 | 遅れネット | |
静岡県 | テレビ静岡 | フジテレビ系列 | 同時ネット | |
富山県 | 富山テレビ | |||
石川県 | 石川テレビ | |||
福井県 | 福井テレビ | 同時ネット →遅れネット |
『…幕末編』も火曜22時からの放送で遅れネット。制作局での放送時間である月曜22時は、 毎日放送制作の『世界まるごとHOWマッチ』の遅れネットを行なっていた。 | |
中京広域圏 | 東海テレビ | 同時ネット | ||
島根県 鳥取県 |
山陰中央テレビ | |||
岡山県 香川県 |
岡山放送 | |||
広島県 | テレビ新広島 | |||
山口県 | テレビ山口 | TBS系列 フジテレビ系列 |
||
徳島県 | 四国放送 | 日本テレビ系列 | 遅れネット | |
愛媛県 | テレビ愛媛 | フジテレビ系列 | 同時ネット | |
高知県 | テレビ高知 | TBS系列 | 遅れネット | |
福岡県 | テレビ西日本 | フジテレビ系列 | 同時ネット | |
佐賀県 | サガテレビ | |||
長崎県 | テレビ長崎 | フジテレビ系列 日本テレビ系列 |
遅れネット | |
熊本県 | テレビ熊本 | フジテレビ系列 テレビ朝日系列 |
同時ネット | 1982年3月までは日本テレビ系列とのトリプルネット局 |
大分県 | テレビ大分 | フジテレビ系列 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 |
遅れネット | |
宮崎県 | テレビ宮崎 | |||
鹿児島県 | 鹿児島テレビ | フジテレビ系列 日本テレビ系列 |
1982年9月まではテレビ朝日とのトリプルネット局 | |
沖縄県 | 沖縄テレビ | フジテレビ系列 |
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