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日本の連載漫画(1976–1983)、アニメ(1987–1989)、テレビドラマ(2002) ウィキペディアから
『エスパー魔美』(エスパーまみ)は、藤子不二雄名義で発表された日本の漫画。
エスパー魔美 | |
---|---|
ジャンル | 少年漫画 |
漫画 | |
作者 | 藤子不二雄[注 1] |
出版社 | 小学館 |
掲載誌 | マンガくん→少年ビッグコミック |
巻数 | TC・FF:全9巻 文庫:全6巻 F全:全5巻 |
話数 | 全62話 |
アニメ | |
原作 | 藤子不二雄 →藤子不二雄Ⓕ →藤子・F・不二雄 |
監督 | 原恵一 |
シリーズ構成 | 桶谷顕 |
音楽 | 田中公平 |
製作 | テレビ朝日、旭通信社、 シンエイ動画 |
放送局 | テレビ朝日系列 |
放送期間 | 1987年4月7日 - 1989年10月26日 |
話数 | 119話+スペシャル1話 |
ドラマ | |
監督 | 田中健二 |
制作 | NHK名古屋放送局 |
放送局 | NHK教育テレビジョン |
放送期間 | 2002年1月5日 - 2002年3月23日 |
話数 | 12話 |
テンプレート - ノート |
漫画雑誌『マンガくん』の創刊号(1977年1月10日号。1976年12月発売。1976年は昭和51年)から1978年まで連載され、『マンガくん』が『少年ビッグコミック』に改題された後は不定期に掲載、1983年(昭和58年)に最終回を迎えた。漫画作品はすべて藤子不二雄名義で発表された。
1974年に発表された短編『赤毛のアン子』(後に『アン子 大いに怒る』に改題)は本作の原型である。
1990年の文章[1]にて藤本は、本作連載前の時期(1976年頃)を『オバケのQ太郎』から始まった生活ギャグ路線が曲がり角に来た時期としたうえで「このへんでちょっと目先を変えてみたいなと考えました」と語っている。また、本作のポイントとして以下の4つをあげている。
これらの試みは成功を収め、本作は藤本の代表作の一つとなった。
藤子不二雄のアシスタントを務めたえびはら武司は、藤本は魔美の裸シーンを描くためにSMクラブに通って勉強したと語っている[2](ただし、えびはらの発言には事実と異なるものも複数ある。えびはらは本作連載開始の前年の1975年に藤子スタジオを退社している)。
1987年(昭和62年)4月からテレビ朝日系列でアニメ化され、オリジナルストーリーを多数交え、約2年半にわたり放映された。アニメ映画も1本製作された。
アニメ化に伴い『月刊コロコロコミック』1987年4月号から1988年4月号まで再録連載[注 3][注 4]され、同誌の別冊と増刊号にも1回ずつ再録されている。
1995年盛夏に藤本は「『エスパー魔美』なんかもね。余力があれば、また描けたらいいななんて思うんだけども」[注 5]と語っていたが、1996年9月の死去により、その構想は謎のままとなった。
2002年(平成14年)には、NHK教育テレビジョン『ドラマ愛の詩』で実写ドラマ化された。
明月中学に通う中学生・佐倉魔美は、同じクラスの高畑和夫をピンチから助け出したことをきっかけに、自分の中に超能力が眠っていることに気づく。高畑は自分がエスパーだと誤解していたため、真実を知って気落ちするあまり魔美と距離を置いてしまうが、気を取り直してエスパーのコーチとして協力を申し出る。
高畑のサポートの元、自身の超能力に磨きをかけながら、魔美はごく普通の中学生と、人助けをする正義のエスパーとしての二重生活に奔走していく。
声 - はアニメの、演 - はドラマのキャスト
物語が進むにつれて魔美は様々な超能力に目覚め、その性能も強化されていった。
なお、魔美は超能力が使えることを秘密にしており、それを知っているのは高畑のほか、写真部員の篠山やアニメ第61話に登場した元刑事(声 - 石森達幸)など少人数しかいないが、ドラマでは最終回で両親にも知られる。また漫画やアニメでも、使い過ぎなどの原因から何度か発覚の危機に見舞われたが、そのたびに運よく回避されている。
「佐間丘陵」地帯[7]にある町で、「久摩川」[8]がしばしば登場し、世田谷区から走って40分[9]というセリフが登場する。またセリフで「青梅街道といえば目と鼻の先」と実在の場所も出てきている。また、魔美の自宅が空き巣の被害に遭ったとき駆けつけたのは警視庁所属の警察官である[10]ことから東京都内である。後述のように練馬区が舞台の『ドラえもん』のキャラクターが近所の住人として登場したこともある。
漫画と同じく、「佐間丘陵」。モデルは明示されていないが、以下のような描写と設定がある。
制作がNHK名古屋放送局のため、中学校は名古屋市立東星中学校を使用し、初回のリポートするシーンは平和公園であり、最終回の魔美が高畑と会うシーンは鶴舞公園であるように、名古屋市[注 10]が舞台である。
アニメでは私立と明記されているが、漫画やドラマでは表記がない。どの媒体でも作中に登場する生徒はほぼ学校の近辺で生活しているが、アニメ版には、隣県である山梨県からの通学も許可されていたり[12]、バスで通学している生徒がいる[13]といった描写がある。
少年院帰りの黒田赤太郎のようなOBも存在する。教師陣はそれぞれに生徒からあだ名をつけられている[14]。
漫画では生徒の制服が他話と異なっているような描写も1話だけあった[15]。
藤子・F・不二雄の漫画は『大全集』の発売前の単行本では未収録話がある作品が多いが、本作は初単行本化の時点で全話が収録されている。
ただし、単行本化の際には多数の加筆修正が行われているため、単行本未収録のコマは多数存在する。
30分1話完結をベースとするが、「学園暗黒地帯」のみ、原作漫画同様にアニメ版でも2話(前篇・後篇)で一つのエピソードを構成する形が取られた。このほか、第16話「魔女・魔美?」のラストは次話「地底からの声」の導入部へストーリーを繋げる形としている。
「藤子不二雄ワイド」枠時代は第27話の「星空のランデブー」を除き原作漫画にあるエピソードのみであったが、単独枠移行後から多くアニメオリジナルエピソードが使用されるようになる。原作漫画にあるエピソードでも、結末を丸く収めるような形に改変したり(第16話「魔女・魔美?」や第91話「リアリズム殺人事件!?」)、各話の季節感を放送時期に合わせたケース(例として第83話「生きがい」は原作漫画では夏の話を冬とした)がある。
原作漫画の中で、「黒い手」と「ずっこけお正月」、「サブローは鉄砲玉」はアニメ化されていない[注 15]。原作漫画からのストーリーは後述の映画を含めて1989年の放送枠移動までに消化している。最後の原作漫画アニメ化は「くたばれ評論家」(第94話)だった。漫画の最終回にあたる「パパの絵、最高!」はそれより早い第82話でアニメ化されている。
1989年春の放送枠移動以降はすべてアニメオリジナルストーリーで、最終回は魔美の父・十朗がフランスに絵画留学する話となった。
主要人物は#登場人物を参照。
レコード - コロムビアレコード
(参考:[16])
「原作タイトル」の欄に「オリジナル」と書かれているものは、アニメオリジナルストーリーである。
話数 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 原作タイトル[17] |
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第1話 | 1987年 4月7日 | エスパーは誰! | 富田祐弘 | 原恵一 | パクキョンスン | 富永貞義 | エスパーはだれ? |
第2話 | 4月14日 | 超能力をみがけ | もとひら了 | 須永司 | 超能力をみがけ | ||
第3話 | 4月21日 | エスパーへの扉 | 富田祐弘 | パクキョンスン | 勉強もあるのダ | ||
第4話 | 4月28日 | 友情はクシャミで消えた | もとひら了 | 高柳哲司 | 塚田庄英 | 友情はクシャミで消えた | |
第5話 | 5月5日 | どこかでだれかが | 富田祐弘 | 原恵一 | パクキョンスン | 富永貞義 堤規至 | どこかでだれかが |
第6話 | 5月12日 | 名画と鬼ババ | もとひら了 | 高柳哲司 | 塚田庄英 | 富永貞義 | 名画(?)と鬼ババ |
第7話 | 5月19日 | 未確認飛行少女 | 富田祐弘 | 須永司 | パクキョンスン | 富永貞義 堤規至 | 未確認飛行物体!? |
第8話 | 5月26日 | 一千万円・三時間 | もとひら了 | 井上修 | 塚田庄英 | 1千万円・3時間 | |
第9話 | 6月2日 | わが友コンポコ | 富田祐弘 | 望月智充 | パクキョンスン | わが友・コンポコ | |
第10話 | 6月9日 | 四つ葉のクローバー | もとひら了 | 原恵一 | 塚田庄英 | 春の嵐 | |
第11話 | 6月16日 | ただ今誘拐中 | 富田祐弘 | パクキョンスン | ただいま誘かい中 | ||
第12話 | 6月23日 | エスパーコック | もとひら了 | 塚田庄英 | エスパーコック | ||
第13話 | 6月30日 | 天才少女魔美 | 富田祐弘 | 高柳哲司 | 富永貞義 なかじまちゅうじ | 天才少女・魔美 | |
第14話 | 7月7日 | 大予言者銀河王 | もとひら了 | 須永司 | 塚田庄英 | 富永貞義 堤規至 | 大予言者あらわる |
第15話 | 7月14日 | 高畑くんの災難 | 富田祐弘 | 石井文子 | パクキョンスン | 高畑くんの災難 | |
第16話 | 7月21日 | 魔女・魔美? | もとひら了 | 塚田庄英 | 魔女・魔美? | ||
第17話 | 8月4日 | 地底からの声 | 富田祐弘 | 高柳哲司 | 地底からの声 | ||
第18話 | 8月11日 | サマードッグ | もとひら了 | 原恵一 | パクキョンスン | サマー・ドッグ | |
第19話 | 8月18日 | 弾丸[注 17]よりもはやく | 富田祐弘 | 高柳哲司 | 富永貞義 なかじまちゅうじ | 弾丸[注 17]よりもはやく | |
第20話 | 8月25日 | 覗かれた魔女 | もとひら了 | 井上修 | 高柳哲司 | 富永貞義 堤規至 | のぞかれた魔女 |
第21話 | 9月1日 | 電話魔は誰? | 富田祐弘 | 石井文子 | 電話魔は誰? | ||
第22話 | 9月8日 | ウソ×ウソ=パニック | もとひら了 | 原恵一 | 塚田庄英 | うそ×うそ=? | |
第23話 | 9月15日 | 彗星おばさん | パクキョンスン | 彗星おばさん | |||
第24話 | 9月22日 | 虫の知らせ | 富田祐弘 | 高柳哲司 | 虫のしらせ | ||
第25話 | 9月29日 | スランプ | 塚田庄英 | 富永貞義 なかじまちゅうじ | スランプ | ||
第26話 | 10月6日 | 占いとミステリー | 不明[注 18] | 井上修 | パクキョンスン | 富永貞義 堤規至 | 占いとミステリー |
第27話 | 10月13日 | 星空のランデブー | 富田祐弘 | 原恵一 | 塚田庄英 | オリジナル |
話数 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 原作タイトル[17] |
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第28話 | 1987年 10月20日 | 名犬コンポコポン[注 19] | もとひら了 | 本郷みつる | 堤規至 | 名犬コンポコポン | |
第29話 | 10月27日 | 魔美が主演女優? | 富田祐弘 | パクキョンスン | 富永貞義 | 魔美が主演女優!? | |
第30話 | 11月3日 | 初恋特急便 | もとひら了 | 高柳哲司 | 堤規至 | オリジナル | |
第31話 | 11月10日 | グランロボが飛んだ | 富田祐弘 | 塚田庄英 | 高倉佳彦 | グランロボが飛んだ | |
第32話 | 11月17日 | マミウォッチング | もとひら了 | 原恵一 | 高柳哲司 | なかじまちゅうじ | マミ・ウォッチング |
第33話 | 11月24日 | ラストレース | 井上修 | パクキョンスン | 富永貞義 | オリジナル | |
第34話 | 12月1日 | 地下道おじさん | 富田祐弘 | 本郷みつる | 堤規至 | 地下道おじさん | |
第35話 | 12月8日 | ちっちゃな目撃者 | 高柳哲司 | オリジナル | |||
第36話 | 12月15日 | 燃える疑惑 | もとひら了 | 塚田庄英 | 高倉佳彦 | ヤミに光る目 | |
第37話 | 12月22日 | 魔美を贈ります | 富田祐弘 | パクキョンスン | なかじまちゅうじ | マミを贈ります | |
第38話 | 12月29日 | 最終バスジャック | 桶谷顕 | 原恵一 | 高柳哲司 | 富永貞義 | オリジナル |
第39話 | 1988年 1月5日 | 雪の中の少女 | もとひら了 | 本郷みつる | 堤規至 | 雪の中の少女 | |
第40話 | 1月12日 | エスパー危機一髪 | 富田祐弘 | 高柳哲司 | 高倉佳彦 | エスパー危機一髪 | |
第41話 | 1月19日 | スズメのお宿 | 水出弘一 | 貞光紳也 | 後藤隆幸 | スズメのお宿 | |
第42話 | 1月26日 | 愛を叫んだピエロ | もとひら了 | 塚田庄英 | 堤規至 | オリジナル | |
第43話 | 2月2日 | 嘘つきフイルム | 富田祐弘 | パクキョンスン | 高倉佳彦 | ||
第44話 | 2月9日 | ハートブレイクバレンタイン | 桶谷顕 | 高柳哲司 | なかじまちゅうじ | ||
第45話 | 2月16日 | 最後の漁 | 塚田庄英 | 富永貞義 | |||
第46話 | 2月23日 | 雪の降る街を | もとひら了 | 貞光紳也 | 水村良男 | 雪の降る街を | |
第47話 | 3月1日 | 迷えるチャンピオン | 水出弘一 | 本郷みつる | 林桂子 | オリジナル | |
第48話 | 3月8日 | ここ掘れフャンフャン | 青山弘 | パクキョンスン | 富永貞義 | ここ掘れフヤンフヤン | |
第49話 | 3月15日 | エスパー誘拐さる | 富田祐弘 | 高柳哲司 | 高倉佳彦 | エスパーもさらわれる? | |
第50話 | 3月22日 | 雪原のコンポコギツネ | 貞光紳也 | 水村良男 | オリジナル | ||
第51話 | 3月29日 | 問題はカニ缶 | 塚田庄英 | なかじまちゅうじ | 問題はカニ罐!? | ||
第52話 | 4月12日 | さよならの肖像 | 桶谷顕 | 本郷みつる | 林桂子 | オリジナル | |
第53話 | 4月19日 | 恐怖のハイキング | もとひら了 | 望月智充 | 堤規至 | 恐怖のサンドイッチ | |
第54話 | 5月3日 | たんぽぽのコーヒー | 桶谷顕 | 原恵一 | 高倉佳彦 | オリジナル | |
第55話 | 5月10日 | 想い出さがし | 水出弘一 | パクキョンスン | 堤規至 | ||
第56話 | 5月17日 | 緑の森のコンサート | 富田祐弘 | 貞光紳也 | 水村良男 | ||
第57話 | 5月24日 | 学園暗黒地帯 前篇 | 桶谷顕 | 高柳哲司 | なかじまちゅうじ | 学園暗黒地帯(前編) | |
第58話 | 5月31日 | 学園暗黒地帯 後篇 | 塚田庄英 | 堤規至 | 学園暗黒地帯(後編) | ||
第59話 | 6月7日 | 夢行き夜汽車 | 富田祐弘 | 本郷みつる | 林桂子 | オリジナル | |
第60話 | 6月14日 | 猫とおばさん | もとひら了 | 貞光紳也 | 水村良男 | ||
第61話 | 6月21日 | 消えたエスパー日記 | 高柳哲司 | 高倉佳彦 | |||
第62話 | 7月5日 | オロチが夜くる | 富田祐弘 | 塚田庄英 | 富永貞義 | オロチが夜くる | |
第63話 | 7月19日 | 幻の42.195キロ | 水出弘一 | 原恵一 | 高柳哲司 | 堤規至 | オリジナル |
第64話 | 7月26日 | 傘の中の明日 | 桶谷顕 | パクキョンスン | なかじまちゅうじ | ||
第65話 | 8月2日 | ドキドキ土器 | もとひら了 | 原恵一 | 塚田庄英 | 堤規至 | ドキドキ土器 |
第66話 | 8月9日 | 恋人コレクター | 水出弘一 | 本郷みつる | 林桂子 | 恋人コレクター | |
第67話 | 8月16日 | 不快指数120% | 富田祐弘 | 貞光紳也 | 橋本とよ子 | カッときてグサ!! | |
第68話 | 8月23日 | コンポコ夏物語 | 桶谷顕 | 高柳哲司 | 高倉佳彦 | オリジナル | |
第69話 | 8月30日 | 魔美のサマークッキング | もとひら了 | 塚田庄英 | 富永貞義 | ||
第70話 | 9月6日 | 舞い戻った赤太郎 | 桶谷顕 | 高柳哲司 | 堤規至 | まいもどった赤太郎 | |
第71話 | 9月13日 | サスペンスゲーム | 本郷みつる | 林桂子 | オリジナル | ||
第72話 | 9月20日 | 感動しない名画 | もとひら了 | 貞光紳也 | 橋本とよ子 | 感動しない名画? | |
第73話 | 10月4日 | コスモスの仲間たち | 水出弘一 | 原恵一 | 高柳哲司 | なかじまちゅうじ | オリジナル |
第74話 | 10月11日 | いたずらの報酬 | 富田祐弘 | 塚田庄英 | 高倉佳彦 | いたずらの報酬 | |
第75話 | 10月18日 | アイドル志願 | 水出弘一 | 高柳哲司 | 富永貞義 | スター志願 | |
第76話 | 10月25日 | 過去からの手紙 | もとひら了 | 原恵一 | 塚田庄英 | 堤規至 | オリジナル |
第77話 | 11月1日 | センチメンタルテレパシー | 桶谷顕 | 本郷みつる | 林桂子 | ||
第78話 | 11月8日 | ノンちゃん失踪事件 | 貞光紳也 | 橋本とよ子 | |||
第79話 | 11月15日 | エスパー探偵団 | もとひら了 | 高柳哲司 | なかじまちゅうじ | ||
第80話 | 11月22日 | エスパーママ | 水出弘一 | 塚田庄英 | 高倉佳彦 | ||
第81話 | 11月29日 | 想い出を運ぶ鳩 | もとひら了 | 原恵一 | 高柳哲司 | 堤規至 | 思い出を運ぶハト |
第82話 | 12月6日 | パパの絵、最高! | 桶谷顕 | 貞光紳也 | 橋本とよ子 | パパの絵、最高!! | |
第83話 | 12月13日 | 生きがい | 水出弘一 | 高柳哲司 | 富永貞義 | 生きがい | |
第84話 | 12月20日 | エスパークリスマス | 本郷みつる | 林桂子 | エスパークリスマス | ||
SP | 12月27日 | マイエンジェル魔美ちゃん | 桶谷顕 | 塚田庄英 | 高倉佳彦 | オリジナル | |
第85話 | 1989年 1月10日 | いじわるお婆ちゃん | 富田祐弘 | 本郷みつる | 林桂子 | ||
第86話 | 1月17日 | 涙のハードパンチャー | 水出弘一 | 貞光紳也 | 橋本とよ子 | ||
第87話 | 1月24日 | 記者になった魔美 | 富田祐弘 | 原恵一 | 塚田庄英 | 堤規至 | |
第88話 | 1月31日 | ターニングポイント | 桶谷顕 | 高柳哲司 | |||
第89話 | 2月7日 | 凶銃ムラマサ | 貞光紳也 | 橋本とよ子 | 凶銃ムラマサ | ||
第90話 | 2月14日 | わたし応援します | 原恵一 | 堤規至 | オリジナル | ||
第91話 | 2月21日 | リアリズム殺人事件!? | もとひら了 | 塚田庄英 | リアリズム殺人事件 | ||
第92話 | 2月28日 | パパのヒナ人形 | 富田祐弘 | 本郷みつる | 林桂子 | オリジナル | |
第93話 | 3月7日 | 佐倉家のクルマ騒動 | 水出弘一 | 原恵一 | 高柳哲司 | 堤規至 | |
第94話 | 3月14日 | くたばれ評論家 | 富田祐弘 | 貞光紳也 | 橋本とよ子 | くたばれ評論家 | |
第95話 | 3月21日 | タダより高いものはない | 桶谷顕 | 塚田庄英 | 堤規至 | オリジナル | |
第96話 | 4月20日 | 俺たちTONBI | 原恵一 | ||||
第97話 | 4月27日 | 自転車ラプソディー | もとひら了 | 塚田庄英 | 高倉佳彦 | ||
第98話 | 5月4日 | 消えちゃった超能力 | 富田祐弘 | 本郷みつる | 林桂子 | ||
第99話 | 5月11日 | 狼になりたい | 桶谷顕 | 貞光紳也 | 川崎逸朗 | ||
第100話 | 5月25日 | 微笑のロングシュート | 水出弘一 | 塚田庄英 | 堤規至 | ||
第101話 | 6月1日 | 魔美に片思い | 桶谷顕 | 原恵一 | |||
第102話 | 6月8日 | 竜を釣る少年 | 富田祐弘 | 塚田庄英 | 高倉佳彦 | ||
第103話 | 6月15日 | 日曜日のトリック | もとひら了 | 本郷みつる | 林桂子 | ||
第104話 | 6月22日 | あぶないテレキネシス | 桶谷顕 | 貞光紳也 | 川崎逸朗 | ||
第105話 | 6月29日 | 六月の恐竜 | もとひら了 | 原恵一 | 塚田庄英 | 堤規至 | |
第106話 | 7月6日 | 魔美はペテン師? | 富田祐弘 | 高柳哲司 | 富永貞義 | ||
第107話 | 7月13日 | プラスチックの貝殻 | 桶谷顕 | 本郷みつる | 林桂子 | ||
第108話 | 7月20日 | 23時55分の反抗 | 水出弘一 | 原恵一 | 高柳哲司 | 堤規至 | |
第109話 | 7月27日 | こだわりの壁画 | 桶谷顕 | 塚田庄英 | 高倉佳彦 | ||
第110話 | 8月3日 | 恐怖のパーティー | もとひら了 | 高柳哲司 | |||
第111話 | 8月10日 | 樹のざわめき | 塚田庄英 | 堤規至 | |||
第112話 | 8月17日 | 夏のクリスマスツリー | 桶谷顕 | 貞光紳也 | 川崎逸朗 | ||
第113話 | 8月31日 | 奪われたデビュー | もとひら了 | 本郷みつる | 林桂子 | ||
第114話 | 9月7日 | オトメゴコロと腹の虫 | 桶谷顕 | 原恵一 | 高柳哲司 | 高倉佳彦 | |
第115話 | 9月14日 | 老人と化石 | 水出弘一 | 高柳哲司 | 堤規至 | ||
第116話 | 9月21日 | 最終戦 | 桶谷顕 | 塚田庄英 | 高倉佳彦 | ||
第117話 | 10月12日 | 恋愛のススメ | 本郷みつる | 堤規至 | |||
第118話 | 10月19日 | 嵐に消えたコンポコ | もとひら了 | 高柳哲司 | 富永貞義 | ||
第119話 | 10月26日 | 動き出した時間 | 桶谷顕 | 原恵一 | 堤規至 |
放送日時は個別に出典が掲示されてあるものを除き、1989年9月中旬 - 10月上旬時点、放送系列は放送当時のものとする[18]。なお『藤子不二雄ワイド』内で放送された『エスパー魔美』については藤子不二雄ワイド#放送局を参照。
放送地域 | 放送局 | 放送日時 | 放送系列 | 備考 |
---|---|---|---|---|
関東広域圏 | テレビ朝日 | 火曜 18:50 - 19:20(1987年10月20日 - 1989年3月21日)→ 木曜 19:30 - 20:00(1989年4月20日 - 10月26日) | テレビ朝日系列 | 制作局 |
北海道 | 北海道テレビ | |||
宮城県 | 東日本放送 | |||
福島県 | 福島放送 | |||
新潟県 | 新潟テレビ21 | |||
長野県 | テレビ信州 | 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 | ||
静岡県 | 静岡けんみんテレビ | テレビ朝日系列 | 現・静岡朝日テレビ。 | |
中京広域圏 | 名古屋テレビ | |||
近畿広域圏 | 朝日放送 | 現・朝日放送テレビ。 | ||
広島県 | 広島ホームテレビ | |||
香川県・岡山県 | 瀬戸内海放送 | |||
福岡県 | 九州朝日放送 | |||
鹿児島県 | 鹿児島放送 | |||
熊本県 | 熊本朝日放送 | 木曜 19:30 - 20:00(1989年10月12日 - 10月26日)[19] | 1989年10月開局のため、第117 - 119話のみ放送。 | |
青森県 | 青森放送 | 火曜 17:00 - 17:30(1989年3月中旬 - 4月上旬時点)[20] → 金曜 6:05 - 6:35 | 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 | |
岩手県 | 岩手放送 | 日曜 11:00 - 11:30 | TBS系列 | 現・IBC岩手放送。 |
秋田県 | 秋田放送 | 月曜 19:00 - 19:30(1988年2月中旬 - 3月上旬時点)[21] → 日曜 10:30 - 11:00 | 日本テレビ系列 | |
山形県 | 山形放送 | 火曜 17:00 - 17:30(1988年2月中旬 - 3月上旬時点)[21] → 金曜 19:00 - 19:30 | 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 | |
山梨県 | 山梨放送 | 木曜 17:00 - 17:30(1988年9月29日まで)[22] → 木曜 16:00 - 16:30(1988年10月6日から) | 日本テレビ系列 | |
石川県 | 北陸朝日放送 | 月曜 - 金曜 6:00 - 6:30[23] | テレビ朝日系列 | 本放送終了後、1994年頃に放送。本放送時は、石川県では未放送。 |
福井県 | 福井放送 | 月曜 17:30 - 18:00(1988年2月中旬 - 3月上旬時点)[24] → 月曜 17:00 - 17:30 | 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 | 1989年3月までは日本テレビ系列単独加盟局。 |
山口県 | 山口朝日放送 | 月曜 - 金曜 6:00 - 6:30[25] | テレビ朝日系列 | 本放送終了後、1995年頃に放送。本放送時は、山口県では未放送。 |
徳島県 | 四国放送 | 火曜 19:00 - 19:30(1988年2月中旬 - 3月上旬時点)[26] → 月曜 19:00 - 19:30 | 日本テレビ系列 | |
愛媛県 | 愛媛放送 | 水曜 16:30 - 17:00[27] | フジテレビ系列 | 現・テレビ愛媛。途中で打ち切り。 |
長崎県 | 長崎放送 | 月曜 17:20 - 17:50(1988年2月中旬 - 3月上旬時点)[26] → 月曜 17:30 - 18:00 | TBS系列 | |
大分県 | テレビ大分 | 水曜 19:30 - 20:00(1989年3月中旬 - 4月上旬時点)[27] → 水曜 19:00 - 19:30 | フジテレビ系列 日本テレビ系列 テレビ朝日系列 | |
宮崎県 | テレビ宮崎 | 火曜 16:30 - 17:00 | ||
沖縄県 | 沖縄テレビ | 月曜 - 金曜 17:30 - 18:00[28] | フジテレビ系列 |
『エスパー魔美 星空のダンシングドール』は、1988年3月12日に公開されたアニメーション映画。同時上映は「ドラえもん のび太のパラレル西遊記」、「ウルトラB ブラックホールからの独裁者B・B」。
原恵一の劇場作品初監督にして原点とも言うべき作品。子供受けはあまりよくなかったと言われており、原も『アニメーション監督 原恵一』(晶文社、2005年)に収録されたインタビューで、自分が見た際に観客の子供が外に出て行ったと語っている[注 20]。
原作漫画のエピソード「人形が泣いた?」をベースにしつつ、こけし座の座長を青年にしたり、人形をなくした少女・めぐみのエピソードといったオリジナル要素を交え、中編として再構成されている。当時、廃止を控えていた宇高連絡船が登場する場面がある。
ふとしたことから、人形劇団「こけし座」と知り合った魔美は子供たちに夢を与える彼らの姿に感動する。翌日、人形をなくして泣いている女の子・めぐみと出会った魔美は人形を探す約束をするが、それにはある秘密があった。魔美はこけし座の青年たちとめぐみに元気をとり戻そうとする。しかし、そのこけし座に危機が訪れる。
使用形態 | 曲名 | 唄 | 作詞 | 作曲 | 編曲 |
---|---|---|---|---|---|
オープニングテーマ | 不思議Angel | 橋本潮 | 松本一起 | 奥慶一 | |
エンディングテーマ | テレポーテーション–恋の未確認– |
1990年代に東宝からVHSがリリースされたが、現在は全巻、廃盤となっている。
アニメのDVD-BOXの上巻が2006年8月4日に、下巻が12月8日にフロンティアワークスより販売されている。
これまでにも「エスパー魔美の全話ソフト化を」という希望は多かったが、権利面や映像の状態などから長年にわたって実現しなかった。上巻では次回予告が未収録となったが、下巻分の次回予告は全話分発見され、下巻には収録。上巻の次回予告は、上下巻の連動応募特典DVDに収録された[注 21]。
また、2007年11月27日よりDVD単巻の1-5巻(各巻6話ずつ)の発売が開始され、以後翌年2月まで5巻ずつ計20巻が発売された。なお、連動応募特典として、1-10巻の購入でミニブックレット、11-20巻の購入で200頁超特製ブックレット、さらに全巻購入で非売品DVDをプレゼントとの趣旨だが、これらのものはすべてDVD-BOXの特典と同じものである。
2014年10月29日にもアニバーサリーDVD-BOXが発売され、劇場版『星空のダンシングドール』が初収録された。ただし、特典は付いていない。
2002年1月5日より3月23日まで毎週土曜日18:00 - 18:30に、NHK教育テレビジョンの『ドラマ愛の詩』で放送された。全12話。主演は笹岡莉紗。
製作がNHK名古屋放送局であることから舞台が東京近郊から名古屋へと変更されている。その他にも魔美がダンス部に所属しているなど[29]原作漫画と異なる設定が多く、原作漫画およびアニメでは事件に関わった人に超能力がばれてしまうことはあったが最後までばれることのなかった両親に最終回にて露見してしまう。
主要人物は#登場人物を参照。
参照:『宇宙船 YEAR BOOK 2003』[29]
各話 | 放送日 | サブタイトル | 脚本 | 演出 |
---|---|---|---|---|
第1話 | 2002年1月 | 5日エスパー誕生! | 寺田敏雄 | 田中健二 |
第2話 | 1月12日 | 超能力は友情の敵? | ||
第3話 | 1月19日 | 名画と鬼ババ | ||
第4話 | 1月26日 | UFOを呼び寄せろ | ||
第5話 | 2月 | 2日ラストシーンをもう一度 | 藤長野火子 | |
第6話 | 2月 | 9日バレンタインの冒険 | 下川博 | 今井洋一 |
第7話 | 2月16日 | カムバック大作戦 | 藤長野火子 | |
第8話 | 2月23日 | ママを救出せよ! | 下川博 | |
第9話 | 3月 | 2日宮内先生の恋人 | 寺田敏雄 | 濱田裕之 |
第10話 | 3月 | 9日決戦!ダンス大会 | 小松隆 | |
第11話 | 3月16日 | 高畑君のピンチを救え! | ||
最終話 | 3月23日 | 恋それとも魔法 |
もともと藤子・F・不二雄の作品は、他作品のキャラクターを出演させることが多い。特にドラえもんではその傾向が顕著である。
『ドラえもん』てんとう虫コミックス32巻の「なんでも空港」において、空を飛んでいる魔美が地上に降ろされるシーンがある。31巻には「エスパースネ夫」という話がある。また、ドラえもん『藤子・F・不二雄 生誕80周年記念 タイムマシンがなくなって大ピンチドラえもん冬の1時間スペシャル』(2013年12月6日)「超巨大どら焼き作り」ではドラえもんのどら焼き作りを他のFキャラたちと一緒に手伝っていた。
2006年3月6日公開の『ドラえもん のび太の恐竜2006』では人混みの中に魔美と高畑が紛れ込んでいる。
逆に本作の劇中でも『ドラえもん』の主要登場人物が出演しており、「うそ×うそ=?」(アニメ版第22話「ウソ×ウソ=パニック」)では近所の住民の中にスネ夫やのび太、ジャイアン、静香が登場している。またスネ夫のみ台詞がある。またアニメ版での該当シーンは『ドラえもん』のBGMがそのまま使われれており、スネ夫がカマイタチのことを話したシーンの直後におけるアニメオリジナルカットにドラえもんそのものが単独で追加登場している。数少ないアニメ化されなかったエピソードの「ずっこけお正月」でも近所の子供としてジャイアンとスネ夫が登場している。
2007年3月10日公開の映画『ドラえもん のび太の新魔界大冒険 〜7人の魔法使い〜』において、作中のテレビアニメ番組として「魔法少女マミ」(魔法の世界では「科学少女マミ」)が描かれ、その主人公として魔美をベースとしたキャラクターが登場した。マミの声を演じたのは瀬那歩美。明確に魔美をモチーフとしたキャラクターが藤子アニメに登場したのは、本編が終了して以来18年ぶりのこと。
2010年11月19日放送のアニメ、『ドラえもん』「あやとり世界の王様に」においてモブキャラクターとして登場。クラスメートのノンちゃんといっしょにのび太の活躍に賞賛の拍手を送っていた。
逆に他の漫画家にパロディ化された例として、吾妻ひでお『エスパー三蔵』があり、作中に魔美も1コマだけ登場している。
みのり書房の漫画雑誌『アニパロコミックス』では江口勇が本作品のアニパロを執筆している。扱いは高畑のほうが大きく、マイケル・ジャクソンのような外観で「マイケル高畑」と名乗っている。江口の作品集『本格探偵漫画かおり:江口勇作品集』(1990年、みのり書房)に一部収録。
2005年6月30日に刊行された古典部シリーズの第3作クドリャフカの順番において、登場人物の一人である伊原麻耶花が魔美のコスプレをしている(原作のみ。アニメでは別のキャラに変更されている)。
えびはら武司によると、えびはらのお色気漫画『まいっちんぐマチコ先生』(当時は藤子タッチのお色気漫画といわれた)のヒット後に藤本は影響を受けてエスパー魔美を描いたと述べている[2]が、『まいっちんぐマチコ先生』の連載開始は1980年で本作よりも後である。
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