株式会社静岡朝日テレビ(しずおかあさひテレビ、Shizuoka Asahi Television Co., Ltd.)は、静岡県を放送対象地域としたテレビジョン放送事業を行っている、特定地上基幹放送事業者。略称はSATV (Shizuoka Asahi TeleVision)。テレビ朝日系列フルネットの放送局。
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「けんみんテレビ」はこの項目へ転送されています。熊本県の日本テレビ系列局については「熊本県民テレビ」をご覧ください。 |
1978年(昭和53年)7月1日、弁護士の鈴木信雄を社長として、静岡県内で3局目(アナログUHFでは2局目)の民放テレビ局として開局[4]。系列新聞は朝日新聞と中日新聞。テレビ朝日をキー局とするANN系列に属する。
旧社名は静岡県民放送(愛称:静岡けんみんテレビ)で、1993年(平成5年)10月1日に現社名に変更された[注 1]。開局から1年間はANN系列と日本テレビ系列(NNN)のクロスネット局だったが、静岡第一テレビ(SDT)開局以降はANN系列に1本化。わずかながら、テレビ東京系列局の番組も現在でも番販扱いで放送されている。
コールサインはJOSI-DTV。リモコンキーIDは5である。本社所在地は静岡市葵区東町(あずまちょう)。在静の放送局では、浜松市中央区に本社・演奏所を置く静岡エフエム放送(K-MIX)[5]及びコミュニティーFM局(一部[6]を除く)以外は静岡市に本社・演奏所(NHKは局舎)を置いているが、その中でコミュニティーFM局を除くと唯一静岡市葵区に本社・演奏所を置く放送局である(他局は静岡市駿河区に本社・演奏所、局舎を置いている。
2018年(平成30年)に開局40周年を迎えた。キャッチコピーは「テレベンチャー!」。
1980年(昭和55年)に放送が開始された土曜早朝の情報ワイド番組『おはようしずおか』以来、地元密着の情報番組制作に力を入れている。この流れは2000年(平成12年)に放送を開始した夕方の情報ワイド番組『とびっきり!しずおか』に引き継がれ、現在に至っている。近年では『霜降り明星のあてみなげ』などのバラエティ番組の制作にも力を入れており、2023年(令和5年)現在では県内民放の中では自社制作番組の比率が1番多い。
『エンジョイDIY』に林マヤが出演していたことから、さわやか五郎(上々軍団)などアップフロント系列の芸人(元所属を含む)の起用が目立つ。
企業・団体の名称、個人の肩書は当時のもの。出典:[7][8][9][10][11]
2021年3月31日
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10億円 | 20,000株 | 17 |
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資本金 | 授権資本 | 1株 | 発行済株式総数 |
10億円 | 20億円 | 5000円 | 200,000株 |
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株主 | 株式数 | 比率 |
朝日新聞社 | 6,000株 | 3.0% |
読売新聞社 | 6,000株 | 3.0% |
中日新聞社 | 6,000株 | 3.0% |
日本経済新聞社 | 6,000株 | 3.0% |
産業経済新聞社 | 6,000株 | 3.0% |
鈴木信雄 [注 2] | 6,000株 | 3.0% |
上野次郎吉 [注 3] | 6,000株 | 3.0% |
近藤久一郎 [注 3] | 5,000株 | 2.5% |
望月喜多司 [注 3] | 5,000株 | 2.5% |
井上光一 | 5,000株 | 2.5% |
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資本金 | 授権資本 | 1株 | 発行済株式総数 | 株主数 |
10億円 | 20億円 | 5万円 | 20,000株 | 41 |
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10億円 | 20,000株 | 28 |
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- 当時はテレビ朝日系列と日本テレビ系列とのクロスネットで、ANNとNNN双方に加盟していた。また、この年に限り第1回となる『24時間テレビ』に参加。
- 1979年(昭和54年)
- 1980年(昭和55年)
- 1990年(平成2年)
- 1993年(平成5年)
- 10月1日 社名を、株式会社静岡朝日テレビ(SATV)に変更と同時に、当時のイメージキャラクターであった「アーサー」(ケツァールをイメージした鳥)を図案化(青い渦巻きに三つの青いノコギリ線(その内右上の線は赤色)したものをシンボルマークとして、使用開始した。
- 1998年(平成10年)
- 3月 データ放送を開始。
- 7月1日 静岡市(葵区)東町に新社屋が完成し、同市(葵区)七間町の旧社屋から移転。同時に主調整室(マスター)を更新。
- 9月 社史『明日へ翔ぶ 静岡朝日テレビ二十年史』(二十年史編集事務局 編集、395ページ)を刊行。
- 2005年(平成17年)
- 3月25日 デジタル放送の試験電波を初めて発射。
- 3月28日 エリア内視聴者向けに局の愛称を「あさひテレビ」に変更。新聞、テレビ情報誌の表記も同時に変更(なお、これはあくまで静岡県内の視聴者向け愛称であり、対外・全国向け表記及び同年11月1日に開始した地上デジタルテレビ放送のEPGは他の系列局との混同防止のため、従来通り正式社名の「静岡朝日テレビ」を使用している)。
- 9月12日 デジタル放送のサービス放送を開始。
- 11月1日 テレビ静岡(SUT)、静岡第一テレビ(SDT)と同時に、デジタル放送の本放送を開始。デジタル放送のウォーターマークは「あさひ」と表記。
- 2006年(平成18年)
- 2011年(平成23年)
- 2015年(平成27年)
- 2017年(平成29年)
- 2018年(平成30年)
- 2020年(令和2年)
- 2021年(令和3年)
- 4月1日、正式なロゴマークとしてシンボルマーク「□SATV」を制定。中心から左側寄りのブラウン管テレビの枠の上にマゼンタ色(キー局(テレビ朝日)と同じ色)のフォントで「SATV」と表記されたロゴマークとなっている。このうち「SA」は枠の中に入り、「T」は少し被った形で、「V」は枠の外となっている。
- 4月4日、『とびっきり!しずおか』の日曜版、「とびっきり!サンデー」(現在のタイトルは『とびっきり!しずおか日曜版』)が開始。全曜日で自社制作番組かつ、同一タイトルで放送されるのは全国でも異例である。
- 10月4日、終夜放送を開始(静岡民放では2番目)。
- 2022年(令和4年)
- 4月4日、ビデオリサーチが調査した2021年度の静岡地区の視聴率で、年度の全日帯(午前6時〜深夜0時)世帯平均視聴率と個人全体視聴率が開局以来初めて1位となる。(個人全体視聴率はDaiichi-TV、テレビ静岡と同率)プライム帯でも1位[19]。
- 2023年(令和5年)
- 4月3日、ビデオリサーチが調査した2022年度(令和4年度)の静岡地区の視聴率は個人・世帯ともに全日・ゴールデン・プライムタイムで1位となり、1978年(昭和53年)の開局以来初の三冠を獲得した[20]。
- 7月1日、開局45周年。
- 2024年(令和6年)
- 1月4日、ビデオリサーチが調査した2023年(令和5年)の静岡地区の年間視聴率で個人・世帯とも全日・ゴールデン・プライムタイムで1位となり開局以来年間視聴率ダブル3冠を達成した[21]。
- 4月1日、ビデオリサーチが調査した2023年度(令和4年度)の静岡地区の視聴率は個人・世帯ともに全日・ゴールデン・プライムタイムで単独1位となり、2年連続三冠を獲得した[22]。
- 七間町旧社屋
- 開局当時の社屋(静岡市葵区七間町13番地)は、興行会社静活が1972年(昭和47年)頃に建築所有していたとされている。 同局(当時は静岡県民放送)の開局準備として、1976年(昭和51年)当時は既に閉鎖され使用されていなかったこの建物を、土地込みで静活より購入。内部を改装し、1階に約75坪の制作スタジオ(開局当初はガラス張りのオープンスタジオ、情報番組の公開放送も行われた)と美術倉庫を設置、その他フロアも整備を進め、ビルの1階と2階及び4階を同社が使用。その他フロアと1階の一部はテナントに貸し出す形を取った。開局当時の本社社屋は「テレビ会館」と呼称、「街の中のテレビ局」とのキャッチフレーズも用いて、静岡市中心部にあることをアピールしていた。なお、本社移転後は「静岡朝日テレビ・青葉別館」と改称していた。
- 開局当初は1階に喫茶店(のちにレコード店 洋盤屋)、2階に多目的ホール、雑貨店(アメリカ村)、静岡コピーセンターなども入居していた。
- 1989年(平成元年)秋、報道専用スタジオを整備することとなり、社屋2階に「報道オープンスタジオ(Nスタジオ)」及び「報道副調整室(Nサブ)」を新設。これに併せて報道制作局をそれまでの4階から2階へ移転した。
- 旧社屋には、社名変更後にトリックアートを集めた美術館「アーサー美術館」が開館した。本社移転後もしばらく開館していたが、後に入館者数の伸び悩み等の事情により閉館している。映画「もののけ姫」のプロモーション活動中の宮崎駿監督が来訪したというエピソードも残されている。
- 本社移転理由のひとつに「同ビルの老朽化、耐震性がない」という問題もあったため、ビル解体の方向性が示されていたこともあり、テナントの退去が緩やかに続いた。ビル閉鎖直前にはほとんどのテナントが退去していた。
- 旧社屋は2003年(平成15年)に解体。跡地はコインパーキング(パーククラブ七間町)となっている。
- 東町現社屋
- 旧社屋の建物が耐震性がなかったこと、想定される東海地震も踏まえて現社屋は免震構造となっている。
- 本社社屋内には、同社メーンスタジオであるAスタジオ(255平方メートル=約77坪[23])と、報道専用のNスタジオの2つがある。
- 2018年(平成30年)に、本社東側の隣接地(旧:静岡三菱ふそう社屋)を取得し、新館が竣工。
- 静岡県内の放送局で唯一社員食堂が長年にわたって設置されていなかったが、2022年(令和4年)6月22日、増築された新館に開設した(一般客も利用可能)[注 8][24]。
クロスネットから単独ネットへ
1966年(昭和41年)以降、朝日新聞社は全国朝日系テレビネットワークを構築すべく、全国各地にUHF新局の開局申請を行い、その結果他系列と相乗り(クロスネット)となる形ながらも、一応全国に朝日系のテレビ局が開局した。しかしながら1970年(昭和45年)前後の大量開局時でも静岡県では朝日系のテレビ局を開局できず、取り残された者同士の朝日新聞社・テレビ朝日陣営(テレビ太平洋)と読売新聞社・日本テレビ陣営(静岡全県テレビ)が1975年(昭和50年)以降の新局開設申請に動く事となった。朝日は中日新聞社や浜松財界などを味方につけ、浜松市に本社を置く新局の開局を目指した。浜松財界がテレビ局の開局に動いた理由の1つに、テレビの父と呼ばれる高柳健次郎の出身地であることがあった。一方の読売陣営は地元静岡新聞社や県漁協連、林業団体などを味方につけて、静岡市に本社を置く新局の開局を目指した。
1973年(昭和48年)10月5日にチャンネルプランの修正案に静岡に新しいテレビ局を設置することが盛り込まれてからは、朝日、読売を応援する陣営が次々に開局の申請書を提出するなど、出口が見えない「泥仕合」の様相を呈したため、静岡県知事や県議会も介入せざるを得なくなり、結果として朝日陣営が静岡に本社を置き、読売陣営がこれに協力する形をひとまずとる事とした。1977年(昭和52年)10月6日には小宮山重四郎郵政大臣が朝日新聞・読売新聞社長と面談し静岡県民放送を朝日新聞主導で運営する方針をとること、県内テレビ第4局の早期開設を目指し第4局は読売新聞主導の運営とする裁定案を提示し合意に至り[12]、静岡県民放送がクロスネットの形で開局する事となった(第3局、第4局の開局の経緯は、『静岡朝日テレビ二十年史』、『静岡第一テレビ十年史』において詳細が記されている)。
なお、翌1979年(昭和54年)の静岡第一テレビ(日本テレビ系列)の開局により、このクロスネットは1年で終了する。
ちなみに、静岡第一テレビ開局までは静岡県民放送に「第2事業本部」という部署が存在した。名目上は「第3・第4局共通の問題に当たる」ための部署として設置された[26] が、実際には静岡第一テレビの開局準備が主な業務(静岡県民放送の運営は「第1事業本部」が担当)で、静岡第一テレビ開局と同時に廃止された。
この一件を契機として、まず相乗りで新局を開局させ、その局の経営が軌道に乗った所で別途新局を開局させて袂を分かつ開局手法が、以降開局の長野県のテレビ信州(TSB。現在は日本テレビ系列のフルネット局)をはじめとして、朝日・読売両グループ間で多く行われたが、その発端はこの静岡県民放送開局に至る一連の流れであり、この手法は「静岡方式」とも呼ばれていた。
(『静岡朝日テレビ二十年史』、『静岡第一テレビ十年史』などから抜粋し一部引用、一部要約)
クロスネット時代の番組編成
- ニュース番組
- 朝と夜についてはNNN、昼前と夕方についてはANN、21時前については水金はANN、その他はNNNと20時台の番組に準じて放送する形であった。
- 一般番組
- テレビ朝日系列、日本テレビ系列の両系列を完全な均等比率にて編成するところまではいかなかったようであるが、元来朝日系主導で開局した局であったこと、1年後に日本テレビ系列局の開局が内定していたこともあり、若干ANN系列に軸足が傾いた編成比率であったと言われている。
クロスネット末期の曜日別レギュラー番組
- テレビ朝日系列の番組、 日本テレビ系列の番組
- 無印 → 同時ネット
- ★ → 時差ネット
現在放送している番組
[字幕]は字幕放送(文字多重放送)対応番組。
自社制作番組
『とびっきり!しずおか』関連・姉妹・シリーズ番組
特別編成により放送時間の変動や番組休止等の詳細は「とびっきり!しずおか#放送中止・変更の備考」を参照。
- 去る2024年4月7日より13時55分開始の3時間35分番組に放送時間が拡大された(「サンデープレゼント」放送時は15:20 - )。
- とびっきり食堂 (平日深夜・土曜16:20 - 16:30、主に穴埋め番組として放送)
- 夜もとびっきり食堂(不定期深夜帯)
- とびっきり食堂サンデー(不定期日曜午後)
スポーツ
○は2020年9月からはサブチャンネル 052chにて放送。
- スポーツパラダイス(金曜 23:10 - 23:45)
- 静岡県中学1年生サッカー大会 WINNERSCUP
- しずぎんカップ 静岡県ユースU-11サッカー大会○
- 静岡マラソン(2014年、フルマラソン新設にともない、それまでの『静岡駿府マラソン』から改称)
- 2020年 - 2022年は新型コロナウイルス感染症の影響により大会自体が中止となった為、各年とも未放送。
- 2022年8月23日に新型コロナ、物価高の影響により実行委員会より大会の休止を発表。今後の影響が懸念される。
バラエティ
- 霜降り明星のあてみなげ(金曜 0:15 - 0:45〈木曜深夜〉)(再 月曜 0:25 - 0:55〈日曜深夜〉)※動画配信サービス『TVer』でも配信されている。
- ぐるっと静岡(2023年4月 - 当初は特番扱いでスタート、毎週日曜 11:00 - 11:50)※10月27日は休止
- 静岡くまなくリサーチ 噂のご近所グルメ
- どこ行く?しずおか旅
- 厳選!静岡ウマいもの遺産
- 仰天!静岡大盛りグルメ~名物店主に密着~
- 料理人が潜入! しずおか名店グルメ
- 静岡にハマった外国人〜広い世界でナゼココに〜
- しずおか映え珍グランプリ 発見!スマホの中のストーリー
- 静岡のおいしいパン屋さんがおススメ! 知る人ぞ知る絶品パン屋さん
- 知る人ぞ知る! 静岡のご当地絶品ラーメン
- 食彩県 しずおか旬便り~今月の自慢食材~(最終日曜)
その他
- しずおかSORAさんぽ(基本的に金曜・土曜・日曜深夜ほか)(放送枠調整及びフィラー)
- いろどりナビ(月曜 - 金曜 13:45 - 13:49、月曜 1:00 - 1:10〈日曜深夜〉)
- 買いドキ!マーケット(火曜 9:55 - 10:25 ※休止週あり・不定期 平日4:50 - 4:55)
- はたらく私の未来。〜地域企業とつなぐ夢〜(日曜 22:54 - 23:00)
- 池上彰の発掘!静岡のチカラ(不定期水曜 18:57 - 19:54)
- ご当地グルメ探偵団(毎年1月2日放送。メ〜テレ、abn、HAB、UXとの共同制作、幹事局は年により異なる)[注 10][注 11]
- 2021年以降は特番として制作されている。共同制作局は上記と同様。
- 『ハッピーをお届け♡ニュース中部SHOW』(2023年放送分)から無料見逃し配信サービス「TVer」でも配信開始されたほか制作局以外の一部テレビ朝日系列でも放送されている[27]。
- 東京一人暮らし(毎年2月放送。KFB、abn、HAB、UXとの共同制作、幹事局は年により異なる)
- この他、年に1回(毎年1月から2月頃)、日曜日の日中(13:55 - 15:20)に全国放送の特別番組を制作・放映している。2021年からはジャーナリストの池上彰司会によるリニア中央新幹線問題の特別番組を放送している[28][29]。
テレビ朝日系ローカルセールス
製作局の表記のないものはテレビ朝日製作。
太字は同時ネット。
再放送・傑作選
- 2024年11月13日から『相棒セレクション』を休止し『劇場版ドクターX FINAL(12月6日)公開に合わせ、第1期(第1シーズン)から再放送を実施。
過去の番組
静岡けんみんテレビ(SKT)時代に放送していたテレビ朝日系の番組
★の番組は現在の静岡朝日テレビ(SATV)になってからもしばらくネットしていたもの。また、☆の番組については現在も放送中。
テレビ東京系列の番組
製作局の表記のない番組はテレビ東京制作。
- アニメ
- ドラマ(特撮含む)
- その他
静岡第一テレビ開局まで放送していた日本テレビ系の番組
アナログ放送のチャンネル(参考)
2011年7月24日廃止時点
- 静岡市
- 静岡 JOSI-TV 33ch
- 静岡麻機 59ch
- 静岡賤機 42ch
- 静岡瀬名 50ch
- 静岡羽鳥 60ch(垂直偏波)
- 玉川 60ch
- 清沢 37ch
- 井川 59ch
- 静岡大原 59ch
- 静岡籠上 41ch
- 静岡丸子 26ch(垂直偏波)
- 清水興津 42ch
- 志太・榛原
- 藤枝 26ch
- 藤枝葉梨 57ch
- 藤枝堀之内 28ch
- 岡部 62ch(垂直偏波)
- 島田 50ch
- 島田伊太 32ch
- 島田川根 60ch
- 中川根 42ch
- 中川根徳山 51ch
- 本川根 60ch
- 相良 60ch(垂直偏波)
- 中東遠
- 御前崎浜岡 59ch
- 小笠 53ch
- 森 46ch
- 磐田見付 59ch
- 掛川桜木 59ch
- 浜松市・西遠
- 浜松 28ch
- 三ケ日 45ch
- 佐久間 53ch
- 東佐久間 39ch
- 天竜 38ch
- 天竜横山 58ch
- 天竜船明 39ch
- 浜松阿蔵 53ch
- 水窪 38ch
- 秋葉 59ch
- 春野 45ch
- 南春野 33ch
- 龍山 40ch
- 駿東・富士
- 富士宮 29ch
- 富士川 32ch
- 芝川柚野 57ch(垂直偏波)
- 芝川内房 36ch
- 御殿場 43ch
- 三島 57ch
- 伊豆
- 伊豆長岡 54ch
- 修善寺 42ch
- 伊豆茅野 54ch
- 中伊豆 26ch(垂直偏波)
- 伊豆小土肥 43ch
- 熱海 41ch
- 東伊豆 35ch
- 河津 42ch
- 下田 45ch
- 下田稲梓 23ch・55ch(55chはデジタル在京キー局混信対策)
- 下賀茂 45ch
男性
- 1991年 石田和外(静岡県民放送時代から在籍)〈エグゼクティブアナウンサー〉
- 1994年 伊地健治〈エグゼクティブアナウンサー〉
- 2018年 片山真人(文化放送から移籍)、須藤誠人
- 2019年 林輝彦(山梨放送から移籍)
- 2023年 能地優
- 2024年 齋藤諒
異動したアナウンサー
男性
- 1987年
- 杉本孝一(ディレクター採用で入社。1990年代[いつ?]から2017年4月まで制作部とアナウンス部を兼務)
- 2001年
- 伊地健治(2016年4月に現場復帰し、『とびっきり!しずおか』で全曜日コメンテーター兼情報局担当。編成部などを経て、アナウンス部長を務める。2022年3月からエグゼクティブアナウンサー)
女性
- 1986年
- 中野佳也子(2014年3月までアナウンス部担当部長。2014年4月に編成業務局編成部に異動。)
- 1990年
過去に在籍していたアナウンサー
男性
- 1983年
- 大長克哉(制作部門在籍時に『とびっきり!しずおか』の初代司会を務める。その後編成部長、制作部長、報道制作局長、役員待遇編成業務局長を経て、2018年6月より取締役、現:大道芸ワールドカップ事務局長、Cafe Soraniwa(静岡市)オーナー[32])
- 1989年
- 1998年
- 2010年
- 2011年
- 2013年
- 2015年
- 秋山修
- 高橋圭太(退社後IBC岩手放送、茨城放送を経て、2020年4月から2021年3月まで地元局秋田テレビで活動)
- 松下豊
- 森脇健仁(制作部への異動後に退社。その後は番組制作会社勤務を経てフリーのディレクターとなる)
- 渡邊哲夫(テレビ熊本から移籍。退社後、フリーアナウンサーへ転向)
女性
- 1992年
- 片川乃里子(フリーアナウンサー協同組合→株式会社舎鐘所属 )
- 1994年
- 原田裕見子( - 2006年。フリーアナウンサー協同組合→株式会社舎鐘所属)
- 1995年
- 1997年
- 1998年
- 2001年
- 川村綾(1月入社、 - 2010年1月。退社後はフリーアナウンサーへ転向し、その後稲城市議会議員に当選)
- 2004年
- 2009年
- 2010年
- 2012年
- 2014年
- 2016年
- 2019年
- 2020年
- 2021年
- 相川香(ボイスアルファ所属。ochaプランナー)
- 井上秀美
- 梅原克江
- 片倉利枝
- 加藤純子(アナウンスハウス所属)
- 小泉真紀子(クリエイションともだち静岡オフィス所属)
- 坂井仁美(退社後、フリーアナウンサーへ転向)
- 新貝雪子
- 武田川彩子(テレビ神奈川へ移籍)
- 松尾美歌(オフィスキイワード所属)
- 横山悦子
情報カメラ(お天気カメラ)を在静のテレビ局としては比較的早くから設置していた。『静岡朝日テレビ二十年史』によると、開局5周年記念事業の一つとして1983年(昭和58年)に静岡ターミナルホテル(当時。現在のホテルアソシア静岡)の屋上に設置された。同ホテルの開業に合わせて稼働できるよう、ホテル側と交渉を進めていたといい、同年9月12日に運用を開始した。
在静テレビ局としては静岡放送(本社屋上、1977年(昭和52年)12月設置[36])に次いで2例目(テレビ朝日系列でもテレビ朝日、朝日放送に次いで3例目)の設置となった。なお、比較的早い時期に情報カメラを設置したのは、東海地震対策であったという。この情報カメラはハイビジョン対応への改修を経て、2023年(令和5年)1月時点でも同じ場所で運用を続けている[37]。
- みんなのテレビ。けんみんテレビ (開局当時)
- 感動交響局(1993年(平成5年)。開局15周年記念)
- 新しい「朝日」です。(1993年(平成5年)。社名変更時)
- ヨッシャー!
- アッ!と言ったらあさひテレビ
- あさひる、バンバン
- 家族の中にあさひテレビ。30周年のありがとう。(2008年(平成20年)。開局30周年を記念して制定)
- 家族の中にあさひテレビ(2009年(平成21年) - 2012年(平成24年))
- (あさひテレビに)おまかせっ!(2012年(平成24年) - 2016年(平成28年))
- 39\サンキュー/→40\フォーオール/今年39周年、来年40周年。(2017年(平成29年))
- テレベンチャー!40thあさひテレビ(2018年(平成30年)。開局40周年記念)
2023年(令和5年)現在、制定されたものはなく、テレビ朝日系列では唯一、正式なマスコットキャラクターが存在しない。
以前のマスコットキャラクターは、初代がケツァールという鳥をモチーフにした「アーサー」で、1993年(平成5年)10月1日の社名変更時に制定した。アーサーのデザインはイラストレーターの坂井永年(静岡市葵区出身)[38]。
2代目はプライズ機(ガチャなど)の景品を入れるカプセル(カプセルトイ)をモチーフにした「ココマル」(2005年(平成17年)3月末、愛称「あさひテレビ」の制定時にデビューした)。2010年(平成22年)4月からは、黒いキャラクターの「デビマル」も登場した。この2体のキャラクターは2020年(令和2年)3月31日に使用を終了している。その後、社屋壁面(ドラえもんからの置き換え。2021年(令和3年)3月に撤去)や同局の報道取材ヘリコプターに掲示されていたもの、キャラクター紹介ページなども順次撤去・削除されていった。
若手社員発のインターネットテレビ局として、YouTubeチャンネルを開設。2015年(平成27年)1月30日に開始し、2020年(令和2年)3月31日終了[39] した。開設当時は、既存のテレビ局に対する「反逆」をキーワードとしていた[40]。
オリジナル番組を中心に配信し、一部番組は再編集されて同局で地上波放送された[41] 。また『霜降り明星のパパユパユパユ』は、『霜降り明星のあてみなげ』として、2019年(平成31年)4月より地上波レギュラー化された[42]。同番組は、現在TVer等でエリア外に向け配信されている。
早期より、お笑い第七世代の起用や有名YouTuberと共演するなど注目されてきたが、2020年(令和2年)3月31日をもって終了がアナウンスされた。終了後、同年7月に予告なく『LOOK』と名称変更されるも、目立った更新は見られていない。2021年(令和3年)4月、同局では「バズバラ!」(2021年4月 - 6月)が放送されるも、『SunSetTV』とは無関係と考えられる。
第一期(2015年1月 - 2015年7月)
若手社員がプロジェクトを担当。マルチクリエイターのスズムと同局アナウンサーの相場詩織(2014年 - 2016年2月退職)が共演する『SunSetTV』と、株式会社KADOKAWAと共同でショートアニメーション『BAR 嫌われ野菜』の配信を開始した。
第二期(2015年8月 - 2016年4月)
配信休止期間を経て、プロジェクトが再始動される。Twitter漫画家のアーノルズはせがわを迎え『SunSetTV動画』として再スタート。動画に加え、『BAR 嫌われ野菜』を中心とした漫画コラムコンテンツを配信。
第三期(2016年5月 - 2018年5月)
これまでの若手社員のプロジェクトから、担当者が変更となる。SunSetTVの中心となる番組が立ち上がり、若年層を中心に一定の支持を得られる。お笑い芸人の起用やYouTuberとの共演、他メディアとのコラボ企画が展開された。霜降り明星をはじめとしたお笑い第七世代の冠番組や、第二期より引き続き出演したアーノルズはせがわは、はじめしゃちょーをはじめとしたYouTuberと共演している。
- アーノルズはせがわの4コマ道中膝栗毛(2016年5月 - 2018年12月、主演:アーノルズはせがわ、ゲスト:おるたなchanel等)
- Aマッソのゲラニチョビ(2016年9月 - 2020年3月、2016年12月『マジカル・オオギリー・ツアー』地上波放送、主演:Aマッソ、ゲスト:フワちゃん、EXIT、ZAZY等)[43]
- はじめしゃちょーとアーノルズはせがわのしぞーかクエスト(2017年1月-2017年2月、2017年2月地上波放送、主演:はじめしゃちょー、アーノルズはせがわ)
- バッドナイスのドッキリレシピ(2017年5月 - 10月、2018年1月地上波放送、主演:バッドナイス)
- 霜降り明星のパパユパユパユ(2017年9月 - 2019年7月、2019年4月より「霜降り明星のあてみなげ」として地上波レギュラー、主演:霜降り明星)
- k-mix イケボラジオストーリーズ(2017年1月 - 4月、毎週金曜日22時55分からk-mixでも放送、出演:内田雄馬、細谷佳正、柿原徹也)
- LIG 旅と音楽(2016年10月 - 2017年3月、LIGブログにも掲載)
第四期(2018年6月 - 2020年6月)
担当者が変更。「Aマッソのゲラニチョビ」や「霜降り明星のパパユパユパユ」は継続されるも、新規番組は減少した。また、一部番組がDVD化された。
- トンツカタン森本とフワちゃんのBFF(2019年1月 - 2019年3月、主演:トンツカタン森本、フワちゃん)
- とびだせ!ゲーム人間(2019年3月 - 2019年6月、主演:アーノルズはせがわ)
- かが屋の最悪な予定(2019年11月 - 2020年1月、主演:かが屋)[44]
映像作品
- 霜降り明星のパパユパユパユDVDスペシャル(2019年6月12日、よしもとミュージック)
- Aマッソのゲラニチョビ マジカル・オオギリー・ツアー~ディレクターズカット版~(2019年11月27日、コンテンツリーグ)
- シンボルマークは、渦巻の周囲にギザギザの線が3箇所ついたもの。社名変更当時のキャラクターである「アーサー」(先述)のイメージを図案化したもの。
- 神奈川県の独立局、テレビ神奈川(tvk)と社業全般にわたり提携。ANN系列では名古屋テレビ(メ〜テレ)に次いで2局目。
- 本社が静岡市葵区七間町から移転した際、それを告知するCMを制作したが、そのCMには聖飢魔IIがノーギャラで出演している(「ふるさと総・世紀末計画」の一環)。
- 2008年(平成20年)頃から首都圏で行われるクリエティブマン主催のロックイベント(『サマーソニック』、『LOUD PARK』など)にテレビ朝日と共催(共同主催)することが多い。
- 2015年(平成27年)から静岡市清水区でクリエイティブマンと共催のロックイベント『マグロック』を開催も、2020年(令和2年)以降新型コロナウイルス感染症の影響で未開催[45]。
- 二十年史編集事務局編集『明日へ翔ぶ-静岡朝日テレビ二十年史-』静岡朝日テレビ、1998年9月。
- “静岡けんみんテレビクロスの時代”. 2014年6月8日閲覧。 - けんみんテレビ時代NNNとクロスネットしていた頃の事を扱ったページ
注釈
社名変更に当たり視聴者に名称を募集し、1番多かったのが「静岡朝日テレビ」であったとしている。
1979年(昭和54年)7月開局の静岡第一テレビが静岡初の実施となり、1982年(昭和57年)4月1日に静岡放送テレビ、1983年(昭和58年)にテレビ静岡が開始。
ANN系列では、1975年(昭和50年)開局の東日本放送が最も遅く、1991年(平成3年)9月23日の社屋移転に伴う機材更新により開始。
テレビ朝日系列局以外の企業ではかつて「NETニュース」を制作していた朝日テレビニュース社の合弁会社の一つである東映もテレビ朝日ホールディングスの持分法適用関連会社、かつ筆頭株主であると同時に、同社も東映の持分法適用関連会社、かつ第二位株主である[15]。
在静民放各社は以前より社屋内に社員食堂があり、新社屋移転後の静岡第一テレビやテレビ静岡でも後継となる社員食堂が設置されているほか、NHK静岡放送局も葵区の旧局舎から駿河区の現局舎移転に伴い食堂が設置された
日本テレビの『水曜ロードショー』を『金曜ロードショー』のタイトルで時差ネット。2021年現在日本テレビ系で放送されている『金曜ロードショー』とは異なる(開始は静岡第一テレビ開局後の1985年10月)。
2021年12月25日は『新発見!グッドニュース大賞2021』を放送(SATVが主体)。
2022年12月30日・2023年12月31日は『ハッピーをお届け♡ニュース中部SHOW』を放送(2022年はUX・2023年はabnが主体)。
2024年10月から平日5:59 - 6:00(「朝刊けさの注目見出し」部分)は番宣CMに差し替え(2024年9月までは差し替えられずにそのまま放送)
月曜 - 金曜 5:50 - 5:59、日曜 6:20 - 8:30は全国ネット、それ以外の曜日と時間帯はローカルセールス枠。
11:42 - 11:45は『SATVニュース』に差し替え
11:45 - 13:00(第2部・12:00 - 13:00)は全国ネット。
オリンピック中継などで制作局が番組休止となった場合や、放送時間内または静岡朝日テレビでの放送時間内、番組放送開始前で起きた災害や重大ニュースが入った場合は当番組を臨時にネット返上し、『グッド!モーニング・第1部』(5:50 - 6:20)を臨時に同時ネットする場合がある。
2022年7月23日までは日曜 10:00 - 10:55にレギュラー放送。
2023年12月24日までは日曜 10:00 - 10:55にレギュラー放送。
ゴールデンウィーク・お盆期間や特番などで13:45 - から別番組が編成される場合、14:38 - 15:43に短縮または後枠の『相棒セレクション』の放送枠を拡大する
タイトル通りSATV側がセレクトした内容を放送中。この時間の他、土曜や日曜の午後にも放送される場合がある。
2006年 - 2008年頃に静岡放送→静岡第一テレビで放送。
出典
中須幹夫「故鈴木社長の御冥福をお祈りする」『“世のため、人のため” 鈴木信雄伝』鈴木信雄先生追想録刊行委員会、1989年、549-550頁。 NCID BA87494683。
静岡エフエム放送が静岡市内に常設しているサテライトスタジオ「view-st.Shizuoka"NOA"」は葵区に所在。
日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑2021』コーケン出版、2021年12月10日、348頁。
日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑2016』コーケン出版、2016年11月25日、332頁。
日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑'92』コーケン出版、1992年11月、291頁。
日本民間放送連盟『日本民間放送年鑑2003』コーケン出版、2003年11月、312頁。
静岡朝日テレビ社史『明日へ翔ぶ 静岡朝日テレビ二十年史』(1998年)より引用
日本テレビ制作番組のうち、静岡放送やテレビ静岡に残存していた一部番組についても、両局とのネット調整により開局3か月後の同年10月改編をもって移行した。
NHKウィークリーステラ1998年6月26日号全国アナウンサー名鑑
静岡朝日テレビ社史『明日へ翔ぶ 静岡朝日テレビ二十年史』(1998年)より引用