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日本の女性声優 (1966-) ウィキペディアから
冬馬 由美(とうま ゆみ、1966年12月20日[9][10] - )は、日本の女性声優、ナレーター[6]である。東京都足立区千住出身、千葉県育ち[3]。ALLURE&Y所属・代表[7]。かつては青二プロダクションに所属していた。
東京都足立区千住で誕生してからすぐ両親と千葉県に移住[3]。
声優を志望するようになったのは高校生の頃であり、当時はアニメブーム真っ盛りで、アニメは好きだったが、好きなキャラクターの記事が掲載した時に、アニメ雑誌を買う程度で、熱烈なファンではなかったという[11]。熱中していたのは漫画のほうで、漫研などには所属していなかったが、持っている単行本は300〜400冊で原稿も描いていたという[11]。好きな作家は中垣慶、佐藤晴美、志水圭、あずみ椋[11]。描くほうはヒロイック・ファンタジー系が好きであり、設定だけは大量につくるものの、大長編は必ず最初の1〜2ページで挫折[11]。完成したものは長くても6ページということから、ほかの漫画少年少女とさほど変わりはなかったという[11]。締切りに追われて描くのって、つらいことなく、それだけはイヤで漫画家になろうとは全然思わなかったという[11]。
高校時代に舞台でも映像でも「演じる者」になりたいと思っていたが、その時は何が向いているのか分からなかった冬馬は偶々家でラジオをつけて勉強をしていたころ青二プロダクションの養成所のコマーシャルが放送されており、興味を持ったという[12][13]。「声優だったら全部できるかな」と思い、高校2年生(1984年)の時、青二塾に日曜生として入塾[12]。その後、青二塾東京校1部6期生として訓練を積み、1986年に青二プロダクションに所属する。『ドラゴンボール』第28話において、天下一武道会のガヤ(その他、大勢)役でデビュー[14]。また、同年放送開始の『聖闘士星矢』ではアキラ役などを担当、初めて名前のある役柄を担当した[5]。
当初は『トランスフォーマー 超神マスターフォース』の剛秀太役など少年役が多く、冬馬はこのまま少年役の声優でいくのかと思い、「野沢雅子さんや田中真弓さんみたいに少年役を極められたら」とも思っていたが、1990年にOVA『ロードス島戦記』のディードリット役を転機に[15]、少女役の経歴へと移り変わっていった。
近年では原作者や作家としての活動も行っており、自身が出演している『ああっ女神さまっ』の小説を書き下ろすなど、活動の幅を広げている。
2004年1月15日に小説執筆等、声優業以外の活動のため、ALLURE&Yを設立。2008年12月に青二プロダクションを退社。2009年1月にALLURE&Yに移籍。声優部門始動。2012年7月1日にナレーターのビジネスパートナーとして、ヤマダックスと連携。
父が東京都江東区深川、母が東京都台東区浅草で、ともに三代以上続いた下町育ち[3]。一人っ子である[16]。
『ああっ女神さまっ 歌唱指導座談会CD』では、猫の鳴き声の演じ分けを披露していた。本人も「動物の役を演じるのは好き」とも語っている[12]。
海外ドラマや洋画の吹き替えも多く、韓国映画ではキム・ハヌルの吹き替えを担当[5]、海外ドラマでは長寿番組となった『チャームド〜魔女3姉妹〜』で主役の1人パイパーの吹き替えを永きに渡り担当している。
実用英語技能検定3級、国際連合公用語検定英語部門C級、色彩検定3級を取得している[5]。父の仕事の関係で小学3〜4年生と、アメリカ合衆国に2年ほど住んでいたため、ECC(英会話クラブ)に入っていた[3][13]。夫は東映プロデューサーの吉田竜也。嫌いな食べ物は生姜。
太字はメインキャラクター。
※はインターネット配信。
発売日 | タイトル | 規格品番 | |
---|---|---|---|
1st | 1995年5月25日 | この夜のときめきを… | TKDA-70636 |
2nd | 1996年1月25日 | Kissin’ the sky | TKDA-70825 |
発売日 | タイトル | 規格品番 | |
---|---|---|---|
1st | 1994年5月25日 | 風のように | TKCA-70308 |
2nd | 1994年9月1日 | EQUUS | VPCG-84231 |
3rd | 1996年4月5日 | まほろば | TKCA-70855 |
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