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『怪盗セイント・テール』(かいとうセイント・テール)は、立川恵による日本の少女漫画。また同作に登場する怪盗(義賊)の名前。
怪盗セイント・テール | |||
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ジャンル | 少女漫画・奇術怪盗 | ||
漫画 | |||
作者 | 立川恵 | ||
出版社 | 講談社 | ||
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掲載誌 | なかよし | ||
レーベル | KCなかよし | ||
発表期間 | 1994年10月号 - 1996年10月号 | ||
巻数 | 全7巻、うち番外編1巻 | ||
話数 | 全24話+番外編3話 | ||
アニメ | |||
監督 | 鍋島修 | ||
シリーズ構成 | 飯岡順一(ストーリーエディター表記) | ||
キャラクターデザイン | 阿部純子 | ||
音楽 | 松尾早人 | ||
アニメーション制作 | 東京ムービー | ||
製作 | ABC キョクイチ東京ムービー | ||
放送局 | ABC・テレビ朝日系 Radio Philippine Network Inc | ||
放送期間 | 1995年10月12日 - 1996年9月12日 | ||
話数 | 全43話 + おまけ劇場 | ||
テンプレート - ノート | |||
プロジェクト | 漫画・アニメ | ||
ポータル | 漫画・アニメ |
連載期間は1994年10月号から1995年1月号までの短期連載と、続編である1995年3月号から1996年12月号までの長期連載がある。アニメ化されるなど人気を博し、立川の出世作となる。うち1996年11月号・12月号は番外編ストーリーを収録しているため、本編の連載終了は1996年10月号。コミックス7巻目には番外ストーリーを収録している。立川は影響を受けた作品として『ルパン三世』『キャッツ♥アイ』『魔法のスターマジカルエミ』『ピンクの豹』(松田聖子の楽曲)を挙げている。盗みを働く理由が盗難物の奪還や悪人の裁きを目的とした人助けであることもそれまでの怪盗漫画とは一線を画す内容だった。
各国語に翻訳出版され、日本国外でも人気を博した。特に韓国では『천사소녀 네티(天使少女 ネティ)』名でのアニメ放映もされた。他の翻訳出版地域は、北米域・台湾・香港・フィリピン・ シンガポール・タイなど。
1995年10月12日から1996年9月12日にかけてはテレビアニメが制作・放送された。
当時のセガグループによる最大のプッシュによって商業戦略が敷かれた作品である。原作では変装による主人公の怪盗姿は、アニメではスポンサーの都合上アイテムのペンダントで変身しており、変身ヒロインものの一種として位置づけられている。アニメ版ではアイテムとしてステッキも所持しており、玩具展開もされた。トミーからセガサターン用、セガからゲームギア用ゲームが発売された。また、同作品を原作にセガ主催のファミリーミュージカルが製作され、全国30か所で公演された。
2011年には新装版が発売された。全4巻。
2017年、『なかよし』編集部が原作者の立川以外の手による続編の製作を決定し、イラスト投稿サイトpixivにて一般のイラストレータから案の公募を行った(最終選考には立川本人も参加)[1]。審査の結果やもり四季。の案が最優秀賞を獲得し、同者の作画による新章が講談社の雑誌上にて連載・コミックス化されることが決定した[2]。その後、2018年6月からpixivと講談社が共同で運営する漫画アプリ「Palcy」にて、同者による新章『怪盗セイント・テール girls!』が連載されている[3]。
この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
西洋の雰囲気が漂う港町・聖華市のミッションスクール・聖(セント)ポーリア学院に通う羽丘芽美は、マジシャンを父に持つ中学2年生。しかしもう一つの姿は人並み外れた身体能力と華麗なマジックを操り、聖華市を騒がす怪盗セイント・テール。彼女は犯罪被害に遭った「迷える子羊」たちの救済のため、学院礼拝堂の見習いシスターにして情報アシスト役のパートナーである親友・深森聖良のサポートのもと、盗品を盗み返して悪人たちの罪を暴く怪盗活動に走り回っているのだった。
警察さえ手玉に取るセイント・テールを追うのは、刑事の息子で芽美のクラスメートの天才少年・アスカJr.こと飛鳥大貴。彼は市長より特命を受けた、セイント・テール専任捜査官なのだ。最初は生意気なアスカJr.に怒り心頭な芽美だったが、中学生と怪盗の二重生活を送る中で微妙な感情を抱くように。しかし、信念をもってセイント・テールに向き合おうとする彼の真摯さに心惹かれていく。
アスカJr.に自分を捕まえて欲しいと犯行の度に予告状を送りつける芽美だが、一方で正体を知られれば拒絶されるかもしれないと恐怖していた。セイント・テールと飛鳥Jr.の追いかけっこの結末は……?
聖ポーリア学院中等部2年A組に所属する、羽丘芽美と深森聖良によって仕立てられ、運用される怪盗チーム。芽美がマジックを駆使して物品を奪還する実動を、聖良が情報収集や撹乱を用いた芽美のサポートを担当する。実動者および変身を行うのが芽美ひとりのため「怪盗セイント・テール」とは芽美のみのことと思われがち[誰に?]だが、上述の通り「セイント・テール」の活動は芽美と聖良の双方がいないと成り立たないため、実質上は芽美と聖良のコンビによるチームとなっている。
元々は聖良が自身が近所の子どもに取られてしまった礼拝堂懺悔室のカギを取り戻すために、親の言いつけを破って学院内でマジックをしてしまった芽美の弱みにつけこんで、彼女に「黙っていることに対する取引」として、その奪還を依頼したのが始まりである。芽美は渋々その依頼をこなしたが、結果としてそれが世間で大きな騒ぎになった。そして結果として懺悔室の鍵を学院に無断で占有する機会を得た聖良は気を良くして、自らの元に懺悔にやってくる「迷える子羊」たちの自己救済を目論み、その結果として「セイント・テール」が誕生した。なお、この名前の発案者は聖良である。
上記の通りアニメ版においては、アニメオリジナルの設定として「変身ヒロインもの」としてのメソッドが組み入れられたことで変身バンクが用意された(原作はマジックによる早着替えの一種であるため、この限りではない)。
変身は、香水が入った卵型の変身アイテム「セイントコロンペンダント」を使用。「主よ、種も仕掛けもないことをお許しください」と唱え「ワン、トゥー、スリー!」と叫ぶことで変身する。
最後には、芽美と聖良によって「私たちに、神のご加護がありますように」と唱え、主に祈りをささげることで終わる。
講談社『KCなかよし』刊。
講談社『KCデラックス』刊。
話数 | サブタイトル | 掲載 | 収録巻 | 新装収録 |
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1 | 怪盗セイント・テール登場 | 1994年10月号 | 第1巻 | 新装1巻 |
2 | 予告状と挑戦状 | 1994年11月号 | ||
3 | 女の子の気持ち | 1994年12月号 | ||
4 | 約束 | 1995年 | 1月号||
5 | セイント・テールの初デート | 1995年 | 3月号第2巻 | |
6 | チェリー・ブラッサム | 1995年 | 4月号||
7 | 涙の秘宝展 | 1995年 | 5月号||
8 | 大好き | 1995年 | 6月号||
9 | ウエディング・リハーサル | 1995年 | 7月号新装2巻 | |
10 | アスカJr.のいちばん長い日 | 1995年 | 8月号第3巻 | |
11 | ダイヤと夜空とハリネズミ | 1995年 | 9月号||
12 | パートナーチェンジ | 1995年10月号 | ||
13 | 鏡の中の芽美 | 1995年11月号 | ||
14 | クリスマス・コメット | 1995年12月号 | 第4巻 | |
15 | スノー・ドロップの魔法 | 1996年 | 1月号新装3巻 | |
16 | 秘密のバレンタイン | 1996年 | 2月号||
17 | アイドルはだれだ!? | 1996年 | 3月号||
18 | ふたりの小夜曲[セレナーデ](前編) | 1996年 | 4月号第5巻 | |
19 | ふたりの小夜曲[セレナーデ](後編) | 1996年 | 5月号||
20 | 海に帰った真珠 | 1996年 | 6月号||
21 | 宝物は すぐそばに | 1996年 | 7月号新装4巻 | |
22 | パンドラの少女 | 1996年 | 8月号第6巻 | |
23 | 鏡の中の真実 | 1996年 | 9月号||
24 | ラスト・マジック | 1996年10月号 | ||
番外編 | セイント・テール誕生! | 1996年11月号 | 第7巻 | |
番外編 | クリスマスのおくりもの | 1996年12月号 | ||
番外編 | 聖良ちゃんと佐渡くん | 1997年 | 3月号||
1995年10月12日から1996年9月12日にかけて、テレビ朝日系列局(ただしフルネット局のみ)にて19:30〜20:00の時間帯で放映された。東京ムービー新社が「キョクイチ東京ムービー」と表記変更してから最初に制作された作品である。なお、24話までは東京ムービー新社以前の社名である「東京ムービー」名義で、現在の再放送(並びにデジタルリマスター版)は「トムス・エンタテインメント」名義でクレジットされている。2022年現在、テレビ朝日系列で全国放送された最後の東京ムービー単独制作アニメである。
掲載誌や制作会社など、スタッフは前年に読売テレビが制作・放送された『魔法騎士レイアース』から続投の会社が多く、制作幹事局も同じ大阪民放局の朝日放送(ABC)が請け負った。
初回放送は『やきいも大追跡』を含めた1時間スペシャルとして制作された。そのため、1話のサブタイトルには初回スペシャルのロゴが記載され、エンディングの『純心』は通常ではなくロング版(全楽曲に近い形)が使われた。以降、1話・2話の単独再放送ではこのフォーマットが踏襲されている。
6話・7話の初回放送ではOPおよびED主題歌をバックに次回放送のサブタイトルの後、主題歌のCDプレゼント告知が流れるが再放送では通常の予告映像に差し替えられた。
朝日放送(ABC)制作のアニメは1996年3月の木曜19時前半枠消滅に引き続き、本作を最後に同年10月以降からゴールデンタイムの放送から撤退した。テレビ朝日系列木曜19:00枠としても最後のアニメ番組となり、本作終了後は制作枠を2年ぶりにテレビ朝日に返上して3年ぶりにバラエティ枠となり、2022年現在もテレビ朝日制作によるバラエティ番組が継続している。以後、ABC制作の全国ネットアニメ枠は2020年10月に『ANiMAZiNG!!!』が新設されるまでは東映アニメーション制作による日曜8:30枠(2004年以降プリキュアシリーズ)のみとなり、それ以外では一部地域での散発的な深夜アニメの放送に留まっていた。
話数 | サブタイトル | 脚本 | 絵コンテ | 演出 | 作画監督 | 放送日 |
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1 | 登場! キュートな大泥棒!? あなたのハート盗みます。 | 柏原寛司 藤田伸三 | 鍋島修 | 山本泰一郎 | 佐々木恵子 | 1995年 10月12日 |
2 | 素敵なライバル! アスカJr. | 大川俊道 藤田伸三 | 佐藤真人 | 浜田勝 山本天志 | ||
- | やきいも大追跡 | - | 越智一裕 | |||
3 | 芽美の恋人はハリネズミ!? | 藤田伸三 | 山本泰一郎 | 酒井伸次 | 田中穣 | 10月19日 |
4 | ウエディングヴェールは大嫌い | 10月26日 | ||||
5 | 幸せ伝説!? 時計台の大騒動! | 米村正二 | 羽生頼仙 | 渡辺伸弘 | 11月2日 | |
6 | 強敵現わる! 噂の転校生リナ | 藤田伸三 | 山本泰一郎 | 佐々木恵子 | 11月9日 | |
7 | 涙! なみだの初ランデブー!? | 日暮裕一 | まついひとゆき | 山本天志 | 11月16日 | |
8 | ピンチ! 落し物にご用心 | 米村正二 | 神田直人 | 大竹紀子 | 11月23日 | |
9 | コンテスト会場は大混乱 | 大川俊道 | 酒井伸次 | 田中穣 渡辺伸弘 | 11月30日 | |
10 | 告白…しちゃった!? | 米村正二 | 棚橋一徳 | 岡崎ゆきお | 阿部純子 | 12月7日 |
11 | スクープ写真で学院祭大騒動 | 日暮裕一 | 大庭秀昭 | 浜田勝 | 12月14日 | |
12 | 仰天! 大トカゲのサンタ?! | 大川俊道 | 山本泰一郎 | 佐々木恵子 横手博人 | 12月21日 | |
13 | 神秘!ローザ王女の鏡 | 橋本裕志 | まついひとゆき | 山本天志 | 1996年 1月11日 | |
14 | 愛と涙のプラットホーム | 米村正二 | 倉井さとし | 酒井伸次 | 渡辺伸弘 | 1月18日 |
15 | 宝石泥棒を追え!迷犬リトル[14] | 藤田伸三 | 鍋島修 | 本橋秀之 宮崎なぎさ | 1月25日 | |
16 | 中華の鉄人を盗め! | 利波創造 | 大庭秀昭 | 浜田勝 | 2月1日 | |
17 | バレンタインのハート泥棒!? | 横谷昌宏 | 岡崎ゆきお | 山本天志 | 2月8日 | |
18 | さわると危険!超電流の罠 | 日暮裕一 | 山本泰一郎 | 佐々木恵子 横手博人 | 2月22日 | |
19 | 彗星大接近!地球最後の夜!? | いとうなおこ | 酒井伸次 | 田中穣 渡辺伸弘 | 2月29日 | |
20 | 幻の怪鳥の卵を取り戻せ! | まついひとゆき | 阿部純子 | 3月7日 | ||
21 | 思い出のハーモニカを盗め! | 藤田伸三 | 岡崎ゆきお | 山本天志 | 3月14日 | |
22 | UFO現る!?街は大さわぎ! | 米村正二 | 山本泰一郎 | 佐々木恵子 横手博人 | 3月21日 | |
23 | ニセ予告状!?秘密の香水の罠 | いとうなおこ | 佐藤真人 | 酒井伸次 | 渡辺伸弘 | 3月28日 |
24 | 許せない!家を壊す悪者たち | 鈴木やすゆき | まついひとゆき | 門之園恵美 | ||
25 | 強敵!エリート女刑事と対決 | 日暮裕一 | 岡崎ゆきお | 山本天志 | 4月11日 | |
26 | 芽美が大富豪の息子と婚約!? | いとうなおこ | 山本泰一郎 | 佐々木恵子 横手博人 | 4月18日 | |
27 | 美少女アイドルを救え! | 井上一弘 | 酒井伸次 | 渡辺伸弘 | 5月2日 | |
28 | 市長の陰謀!白鳥を盗め(前編) | 横谷昌宏 | 山本泰一郎 | 佐々木恵子 | 5月16日 | |
29 | 市長の陰謀!白鳥を盗め(後編) | 貞光紳也 | 門之園恵美 | 5月23日 | ||
30 | 正体がバレる!芽美危機一髪 | 利波創造 | 鍋島修 | 石野聡 | 6月6日 | |
31 | 月の宝石を盗め! | 橋本裕志 藤田伸三 | まついひとゆき | 平山まどか | 6月13日 | |
32 | 女子マラソン選手の靴を盗め | いとうなおこ | 山本天志 | 6月20日 | ||
33 | 少女剣士の願い!名刀を盗め | 藤田伸三 | 西澤晋 | 岡崎ゆきお | 阿部純子 | 6月27日 |
34 | サラブレッドを取り戻せ! | 鈴木やすゆき | 佐藤真人 | 酒井伸次 | 渡辺伸弘 | 7月4日 |
35 | “幸福の樹”を取り戻せ! | 井上一弘 | 山本泰一郎 | 佐々木恵子 | 7月11日 | |
36 | 自然の宝・美しき蝶を守れ! | 利波創造 | 貞光紳也 | 阿部純子 | 7月18日 | |
37 | 幻の名画!帰って来た女探偵 | 日暮裕一 | まついひとゆき | 山本天志 | 7月25日 | |
38 | 爆笑!ドタバタ探偵団大活躍 | 藤田伸三 | 鍋島修 | 酒井伸次 | 渡辺伸弘 | 8月1日 |
39 | “白いイルカ”を海へ帰せ! | 小沢俊介(採録) | 山本泰一郎 | 佐々木恵子 | 8月8日 | |
40 | 母の秘密!女怪盗の復しゅう | 貞光紳也 | 阿部純子 | 8月15日 | ||
41 | 強敵!?かわいい悪魔のワナ! | 桜井正明(採録) | 佐藤真人 | 岡崎ゆきお | 山本天志 | 8月22日 |
- | 怪盗セイント・テール ときめきスペシャル | 藤田伸三(構成) | - | 8月30日 | ||
42 | 母の敵!ローズマリーの陰謀 | 桜井正明 | まついひとゆき | 門之園恵美 | 9月5日 | |
43 | 最後の闘い!アスカを救え | 鍋島修 | 阿部純子 | 9月12日 |
ポリグラムよりVHSビデオおよびLDがセルビデオ14巻、レンタルビデオ・セルディスク11巻で発売されたが、現在は全巻、廃盤となっている。
2004年8月22日と11月28日にはバンダイビジュアルより、2008年4月25日と8月29日にはタキコーポレーションより、それぞれDVD-BOXが全2パック発売された。現在は、それぞれ廃盤となっている。
2014年11月にはHDネガテレシネを施したリマスター版としてNBCユニバーサル・エンターテイメントジャパンよりBlu-ray BOXが発売された。
『怪盗セイントテール セイント・テールとワン・ツー・スリー!』というタイトルで1996年にセガから発売されたキッズコンピュータ・ピコ用絵本ソフト。
1997年7月25日にトミーから発売されたセガサターン用ソフト。
1996年末(アニメ終了およびクリスマス商戦を見越して)の発売であったはずがプログラム上のトラブルが続出し、発売予定日が連続して遅延。開発当初からトラブル続きのプログラムというだけあり、場面転換やスクロール時におけるデータの読み込みが致命的なまでに遅く、読み込み中にサターン自体がフリーズするなどのトラブルも起こした。
基本は平面型のアドベンチャーRPG。ゲーム中、特定の人物に接触することでストーリーモードに突入する。また「学校の授業」という体裁でミニゲームもプレイできる。芽美の毎日を仮想体験することになる。そんな日常の中で突然事件が起こるといったオリジナルストーリーとなっている。収録されたシナリオは全6話で構成されており、要所のビジュアルシーンではアニメと同じ声優が担当している[15]。また、セガサターン用ソフトに入っている「CDプレイヤーにかけないで下さい」というCD音声向けの注釈メッセージが、出演声優の演じる漫才・コント風のミニドラマになっている。
この節にあるあらすじは作品内容に比して不十分です。 |
セイント・テールが活躍する聖華市。その経済に新たな企業が参入してきた。近年、急成長を遂げている宇崎コンツェルン。しかしこの企業、裏ではかなり強引な商いを行うことでも知られていた。
人の心を踏みにじり、成長を続ける宇崎コンツェルン。一方で人の心を守り、踏みにじられんとする思いを奪還するセイント・テール。そして彼女を捕まえんとするアスカJr.。
それぞれの戦いのはてにある物は果たして……。
原作をはじめとする各メディアに共通して登場する人物は除く。なお、プレイヤーキャラクターは芽美(セイント・テール)のみである。
セガ・ファミリーミュージカルとして1996年7月26日より桜井がメイン所属している劇団「朝倉薫演劇団」によって全国ツアー公演された。
内容は原作の1〜2話(アニメ放映1回目)の内容をアレンジしたもの。
映像メディア化はされていないが、ミュージカル音楽が収録されているサウンドトラックのCDは発売された。
他、朝倉薫演劇団 総出演
講談社のテレビ絵本シリーズにおいて『怪盗セイント・テール』のタイトルで発刊されたシリーズ。ページ数と低年齢対象の都合から、中身のストーリーおよびシチュエーションが非常に簡略化されている。メインタイトルは全巻『怪盗セイント・テール』で共通のため、ここでは巻数とサブタイトルのみ表記。
双方ともに講談社『なかよしメディアブックス』レーベルで刊行された。編者は「なかよし編集部」となっている。
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